JPH0220469Y2 - - Google Patents

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JPH0220469Y2
JPH0220469Y2 JP1980105383U JP10538380U JPH0220469Y2 JP H0220469 Y2 JPH0220469 Y2 JP H0220469Y2 JP 1980105383 U JP1980105383 U JP 1980105383U JP 10538380 U JP10538380 U JP 10538380U JP H0220469 Y2 JPH0220469 Y2 JP H0220469Y2
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JP
Japan
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ink
pressure
chamber
perforation
nozzle
Prior art date
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JP1980105383U
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JPS5729344U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、インクジエツトプリンタのインク噴
出装置等に使用するソレノイドポンプに関する。
インクジエツトプリンタにおけるインク噴出用
インク加圧装置は、従来、その安定した一定の圧
力状態によつてインクを噴出させるために、カー
トリツジ方式の圧縮空気を使用していた。しか
し、これらの方式は圧縮空気のボンベを人手によ
つて交換する面倒さを有していた。
本考案の目的は、上述のような圧縮空気の交換
を必要としないインク噴出装置等として使用出来
る、出力流体圧の十分に平滑化したソレノイドポ
ンプを提供することにある。
実施例に基づいて本考案を説明すると、第1図
は、本考案の一実施例として、インクジエツトプ
リンタのインク噴出装置としてのソレノイドポン
プを側断面図によつて示したものであり、合成樹
脂材からなるボデー2へ嵌着させたフツソ樹脂等
の合成樹脂からなるシリンダ2dおよび2eのそ
れぞれには、大径ピストン2aおよび小径ピスト
ン2bのそれぞれが、軸方向への摺動運動を可能
に嵌合し、大径ピストン2aと小径ピストン2b
のそれぞれは、ステンレス鋼の同一素材から一体
的に削設したものであり、ソレノイド1における
プランジヤ1aは大径ピストン2aに螺着してお
り、スプリング1dは、中間板2hと座1bとの
間に挾設して、プランジヤ1aに左方向への附勢
力を与えている。なお、1cはプランジヤ1aに
挾着したサークリツプであり、1fは押しのけ室
2iからもれるインクをシールしているダイアフ
ラムである。
小径ピストン2bとシリンダ2eによつて構成
している押しのけ室2cは、吐出弁31、穿孔3
a,3cおよび4aを介して、アキユームレータ
4における圧力室4bへ連結し、穿孔3cは穿孔
3bおよび安全弁32を介して、後述のリザーバ
へ連結している。なお、4cはブラダ、4dは気
体室、および4fは、気体室4dに気体を圧入す
る給気口である。
合成樹脂からなる弁体3は、ソレノイド1、中
間板2hおよびボデー2と一体的にボルトによつ
て締着されており、ステンレス鋼のボデーからな
るアキユームレータ4は、ボルトによつて、弁体
3と一体的に締着されている。
第1図に示したポンプをシステム図によつて示
すと、第2図のようになつており、第2図におい
て、ポンプ21は、第1図における小径ピストン
2b、押しのけ室2c、吐出弁31、穿孔3aお
よび押しのけ室2c用の図示していない吸入弁を
総称しているものであり、ポンプ22は大径ピス
トン2a、押しのけ室2i、第1図の紙面の垂直
方向へ穿設した穿孔2f,および押しのけ室2i
用の穿孔2fに介設させた吸入弁(図示せず)を
総称しているものであり、第1図および第2図を
使用して回路を説明すると、一方においてインク
ジエツトプリンタ用のインクを蓄えているリザー
バ7から、管路21a、図示していない吸入弁、
押しのけ室2c、吐出弁31、穿孔3a,3cお
よび4a、圧力室4bに形成した凹状の圧力通路
4g、第1図の紙面の垂直方向に穿設した穿孔4
e、管路5aおよびノズル5に連結する一方の回
路を構成している。
他方において、ノズル5から噴出して使用され
たインクの残余は、リザーバ6に受けているが、
このリザーバ6に蓄積しているインクは、管路2
2a、図示していない吸入弁、穿孔2f、押しの
け室2i、穿孔2g、吐出弁33および管路33
gを介して、リザーバ7へ回収される回路を構成
している。
なお、第1図と第2図における両面において、
同一符号は同一材を示している。
第3図は、第1図における座1bの詳細な側断
面図を示したものであり、円板状の鋼板からなる
補強板1gの両面には、布入りのゴム材からなる
クツシヨン板1hおよび1iが固着している。
この第3図の構成は、プランジヤ1aの往復運
動における行程距離を規定する端面1eに、クツ
シヨン板1iが当接しても、クツシヨン板1iに
は布入りのゴム材を使用しているために、その当
接による変形が微少であることより、プランジヤ
1aが正規の往復行程を規定され、且つ座1bが
端面1eに衝突する際の振動音は、クツシヨン板
1iのクツシヨン作用によつて小さくさせている
ものである。
以上の構成において、その作用を説明すると、
ソレノイド1に通電が行なわれると、鉄心1jが
励磁しているとき、その吸引力によつてプランジ
ヤ1aが右方へ作動し、該励磁が消滅したとき
は、スプリング1dの附勢力によつて、プランジ
ヤ1aを左方へ作動させるが、この運動によつて
小径ピストン2bおよび大径ピストン2aも往復
運動を行ない、押しのけ室2cおよび2iがポン
プ作用を行なう。
押しのけ室2cのポンプ作用における吸入行程
においては、リザーバ7におけるインクが、吸入
弁を介して、押しのけ室2cに吸入され、該吸入
されたインクは次の吐出行程において、吐出弁3
1を介して、一たん圧力室4bに解放され、続い
て該インクは穿孔4eから管路5aおよびノズル
5を介して噴出し、印字操作が行なわれる。
この作用において、押しのけ室2cから吐出さ
れる脈動流は、一たん圧力室4bの広大な室に直
接解放され、且つ該脈動流は気体室4dのクツシ
ヨン作用によつて、十分にその脈動を減衰した
後、ノズル5側へ圧送されるため、ノズル5から
の噴出圧は十分に平滑化されることとなり、ノズ
ル5から噴出されるインクによる印字が正確に行
なわれる。
この場合において、押しのけ室2cからの管路
としての穿孔4aが、圧力室4bの壁面に開孔し
ている部分と、ノズル5側へ開孔している穿孔4
eの位置とは隣接した位置に穿設し、且つその位
置の間は短凹状の圧力通路4gによつて連通して
いる。これは、相対的に気体室4dの圧力が高く
なつているとき、ブラダ4cが壁面に押し下げら
れていても、ブラダ4cは凹状の圧力通路4g内
までも押しさげられる柔軟性はないため、この圧
力通路4gは常に押しのけ室2cとノズル5側と
連通しうるようになつている。その結果、ブラダ
4cが該連通を閉じるような幣害を生じないよう
になつている。
なお、圧力通路4gが欠除している構成になつ
ている場合において、ブラダ4cが完全に下へ押
し下げられているときは、押しのけ室2cからの
インク圧がブラダ4cを持ち上げる圧力に達した
とき、急激に該圧力がノズル5側へ伝達すること
となつて、圧力平滑化の観点から不都合なる結果
を生ずる。
また、該ポンプ作用において、圧力室4bにお
ける作動圧力が所定の値以上に増大したときは、
該増大した過分のインクが安全弁32を介してリ
ザーバ7に排出される。
以上のインク噴出作用において、ノズル5から
印字に使用された残余のインクは、一たんリザー
バ6に受け、リザーバ6におけるインクは管路2
2aから吸入弁を介して、吸入行程の押しのけ室
2iに吸入され、押しのけ室2iが圧縮行程に入
ると、該吸入されたインクは穿孔2g、吐出弁3
3および管路33gを介してリザーバ7に回収さ
れる。
以上の説明から明らかなように、本考案におけ
るソレノイドポンプは、従来のようにポンプの吐
出管路における枝管にアキユームレータを設ける
ものでなく、吐出弁31の出口管路およびノズル
5等の負荷側の管路(穿孔4e)を凹状の圧力通
路4gに連通することにより、アキユームレータ
4における圧力室4bへ直接に開放したものであ
るから、押しのけ室における圧力変動が直接的に
アキユームレータにおいて減衰されるので、その
負荷回路における流体圧は、インクジエツトプリ
ンタ等の噴出装置等に使用出来る十分平滑化され
たものとなつた。
また、前記のとおり吐出弁2cと負荷側とは凹
状の圧力通路4gにおいて連通したので、ブラダ
4cによつて、吐出弁2cと負荷側とが一時的に
閉じることも防止できた。
更に、本ソレノイドポンプをインクジエツトプ
リンタに使用した場合は、従来のように、圧縮空
気の交換を行なうような人手を省略することが可
能となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案における一実施例として、イ
ンクジエツトプリンタ用として使用する場合のソ
レノイドポンプを側断面図によつて示したもので
あり、第2図は、第1図における該ポンプをシス
テム図によつて示し、第3図は、第1図における
座1bの詳細な側断面図を示したものである。 実施例に使用した符号は下記のとおりである。
1……ソレノイド、1a……プランジヤ、1b…
…座、1c……サークリツプ、1d……スプリン
グ、1e……端面、1f……ダイアフラム、1g
……補強板、1hおよび1i……クツシヨン板、
1j……鉄心、2……ボデー、2a……大径ピス
トン、2b……小径ピストン、2cおよび2i…
…押しのけ室、2dおよび2e……シリンダ、2
fおよび2g……穿孔、2h……中間板、3……
弁体、3a,3bおよび3c……穿孔、31およ
び33……吐出弁、32……安全弁、33g……
管路、4……アキユームレータ、4aおよび4e
……穿孔、4b……圧力室、4c……ダイアフラ
ム、4d……気体室、4f……給気口、4g……
圧力通路、5……ノズル、5a……管路、6およ
び7……リザーバ、21および22……ポンプ、
21aおよび22a……管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アキユームレータにおける圧力室を形成してい
    る内壁面に、凹状の圧力通路を設け、該凹状の圧
    力通路に、ピストンとシリンダによつて形成され
    る押しのけ室を吐出弁を介して連通すると共に負
    荷部分への管路を連通したことを特徴とするソレ
    ノイドポンプ。
JP1980105383U 1980-07-25 1980-07-25 Expired JPH0220469Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980105383U JPH0220469Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25

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JP1980105383U JPH0220469Y2 (ja) 1980-07-25 1980-07-25

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JPS5729344U JPS5729344U (ja) 1982-02-16
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JPS54144411U (ja) * 1978-03-31 1979-10-06

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JPS5729344U (ja) 1982-02-16

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