JPH0220453B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0220453B2 JPH0220453B2 JP60033452A JP3345285A JPH0220453B2 JP H0220453 B2 JPH0220453 B2 JP H0220453B2 JP 60033452 A JP60033452 A JP 60033452A JP 3345285 A JP3345285 A JP 3345285A JP H0220453 B2 JPH0220453 B2 JP H0220453B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- machine wall
- cargo box
- main body
- wall
- downward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000004459 forage Substances 0.000 description 11
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 4
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01D—HARVESTING; MOWING
- A01D90/00—Vehicles for carrying harvested crops with means for selfloading or unloading
- A01D90/10—Unloading means
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、主として、飼料収穫機で収穫した飼
料作物の運搬に用いるワゴンに関する。
料作物の運搬に用いるワゴンに関する。
トラクタまたは自走式飼料収穫機に連結牽引せ
しめて、飼料収穫機に伴走させるか、または、自
走式飼料収穫機に追従走行させ、飼料収穫機また
は自走式飼料収穫機で収穫される飼料作物を荷箱
に受入れ収納して運搬するワゴンは、それの荷箱
内に収納した飼料作物の排出を、通常、ワゴンに
装備せしめた油圧ダンプ機構を用いて、荷箱をダ
ンプ回動させることで行なう。
しめて、飼料収穫機に伴走させるか、または、自
走式飼料収穫機に追従走行させ、飼料収穫機また
は自走式飼料収穫機で収穫される飼料作物を荷箱
に受入れ収納して運搬するワゴンは、それの荷箱
内に収納した飼料作物の排出を、通常、ワゴンに
装備せしめた油圧ダンプ機構を用いて、荷箱をダ
ンプ回動させることで行なう。
しかし、トラツクの荷台に積み替える場合のよ
うに、高い場所に荷箱内の飼料作物を排出せしめ
る場合には、エレベーターアタツチメントを装備
せしめて行なうか、または、人力により行なうよ
うにしているので、排出に時間を要する問題があ
る。
うに、高い場所に荷箱内の飼料作物を排出せしめ
る場合には、エレベーターアタツチメントを装備
せしめて行なうか、または、人力により行なうよ
うにしているので、排出に時間を要する問題があ
る。
このため、荷箱をダンプ回動させる油圧ダンプ
機構に、さらに荷箱を昇降させるリフト機構を組
合わせ、そのリフト機構により、まず、荷箱を高
い位置に上昇させ、次いで、その状態からダンプ
機構により荷箱をダンプ回動させるようにする試
みがなされているが、費用が嵩むことと、リフト
機構により高い位置に上昇させた荷箱を、その位
置において安全にダンプ回動させることがむづか
しい問題がある。
機構に、さらに荷箱を昇降させるリフト機構を組
合わせ、そのリフト機構により、まず、荷箱を高
い位置に上昇させ、次いで、その状態からダンプ
機構により荷箱をダンプ回動させるようにする試
みがなされているが、費用が嵩むことと、リフト
機構により高い位置に上昇させた荷箱を、その位
置において安全にダンプ回動させることがむづか
しい問題がある。
また、リフト機構により高い位置に上昇させた
荷箱を、その高い位置においてダンプ回動させる
ことによる危険性を回避するために、高い位置に
上昇させた荷箱からの飼料作物の排出を、排出口
の開放作動で、自然流下により行なうようにする
と、飼料作物の排出作動が円滑を欠き、適確な排
出が行なわれず、排出作業に時間を要するように
なる問題が出てくるだけでなく、飼料作物を高い
位置から放出することで、飛散が多くなり、所定
の場所に集中して排出させることがむづかしくな
る別の問題が出てくる。
荷箱を、その高い位置においてダンプ回動させる
ことによる危険性を回避するために、高い位置に
上昇させた荷箱からの飼料作物の排出を、排出口
の開放作動で、自然流下により行なうようにする
と、飼料作物の排出作動が円滑を欠き、適確な排
出が行なわれず、排出作業に時間を要するように
なる問題が出てくるだけでなく、飼料作物を高い
位置から放出することで、飛散が多くなり、所定
の場所に集中して排出させることがむづかしくな
る別の問題が出てくる。
本発明は、従来手段に生じているこれらの問題
を解消せしめるためになされたものであつて、飼
料作物を収容せる荷箱を、高い位置に上昇せしめ
て、その高い位置から、自然流下により飼料作物
の排出が行なえるようにしながら、飼料作物を迅
速・適確に、かつ、飛散を少なくして所定の場所
に集中して放出していけるようにする新たな手段
を提供することを目的とする。
を解消せしめるためになされたものであつて、飼
料作物を収容せる荷箱を、高い位置に上昇せしめ
て、その高い位置から、自然流下により飼料作物
の排出が行なえるようにしながら、飼料作物を迅
速・適確に、かつ、飛散を少なくして所定の場所
に集中して放出していけるようにする新たな手段
を提供することを目的とする。
そして、本発明においては、この目的を達成す
るための手段として、荷箱を、それの前面側の機
壁が飼料作物を自然流下さす角度で後方に向け傾
斜下降して下降端部が後面側の機壁の下端部に突
き合わさる側面視で倒立した略三角形状に形成す
るとともに、前記後面側の機壁を、上端側に設け
た連結軸により荷箱主体部の後端側の上部に回動
自在に連結する上部機壁と、下縁側に設けた連結
軸により荷箱主体部の後端側の下部に回動自在に
連結する下部機壁とに2分し、それの上部機壁を
スプリングにより後方上方に向け開放回動するよ
う付勢し、下部機壁には、連結軸中心の後方下方
への回動により前記前面側の機壁の傾斜下降端を
延長する放出案内樋に変換さす規制具を具備せし
め、これら上部機壁および下部機壁を、荷箱主体
部に組付けた解除自在のロツク装置により荷箱主
体部の後面側を閉塞する位置にロツクし、この荷
箱を走行自在とした車体の上面に、昇降作動する
リフト機構を介して昇降自在に支架せしめてなる
ワゴンを提起するものである。
るための手段として、荷箱を、それの前面側の機
壁が飼料作物を自然流下さす角度で後方に向け傾
斜下降して下降端部が後面側の機壁の下端部に突
き合わさる側面視で倒立した略三角形状に形成す
るとともに、前記後面側の機壁を、上端側に設け
た連結軸により荷箱主体部の後端側の上部に回動
自在に連結する上部機壁と、下縁側に設けた連結
軸により荷箱主体部の後端側の下部に回動自在に
連結する下部機壁とに2分し、それの上部機壁を
スプリングにより後方上方に向け開放回動するよ
う付勢し、下部機壁には、連結軸中心の後方下方
への回動により前記前面側の機壁の傾斜下降端を
延長する放出案内樋に変換さす規制具を具備せし
め、これら上部機壁および下部機壁を、荷箱主体
部に組付けた解除自在のロツク装置により荷箱主
体部の後面側を閉塞する位置にロツクし、この荷
箱を走行自在とした車体の上面に、昇降作動する
リフト機構を介して昇降自在に支架せしめてなる
ワゴンを提起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。
第1図は、本発明を実施せるワゴンの使用状態
における概要側面図で、同図において、1は牽引
車たる自走式飼料収穫機、Aはその自走式飼料収
穫機1に牽引連結せしめた本発明によるワゴン、
2はそのワゴンAから飼料作物の積み替えを受け
るトラツクを示している。
における概要側面図で、同図において、1は牽引
車たる自走式飼料収穫機、Aはその自走式飼料収
穫機1に牽引連結せしめた本発明によるワゴン、
2はそのワゴンAから飼料作物の積み替えを受け
るトラツクを示している。
ワゴンAは、第2図に示している如く、前後に
長く形成したフレーム30の前端部(同第2図で
右端側)に連結ヒツチ31を設けるとともに折畳
み自在の支脚32を設け、後端部には左右に走行
輪33,33を軸支して(図面上一方は明示して
いない)被牽引型の車体aを構成し、その車体a
の上面の、前端側に寄せた位置に座席34が装架
してある。
長く形成したフレーム30の前端部(同第2図で
右端側)に連結ヒツチ31を設けるとともに折畳
み自在の支脚32を設け、後端部には左右に走行
輪33,33を軸支して(図面上一方は明示して
いない)被牽引型の車体aを構成し、その車体a
の上面の、前端側に寄せた位置に座席34が装架
してある。
そして、その座席34の後方位置には、リフト
取付部材40を設け、それに前後に長く形成した
ビーム41を後端側が回動端となつて支軸41a
中心に上下に回動するよう軸支するとともに、該
ビーム41に平行するリンク杆42をそれの後端
側が回動端となつて支軸42a中心に上下に回動
するよう軸支し、そのリンク杆42およびビーム
41の回動端側に、荷箱支持部材43を連結軸4
1b,42bにより連結して平行リンク状に組立
て、ビーム41の前端側と車体aのフレーム30
との間に、手動操作により伸縮作動する油圧ジヤ
ツキ44を設けて、これらによりリフト機構bを
構成し、そのリフト機構bの昇降する回動端部と
なる前記荷箱支持部材43に、荷箱5の底部を支
架せしめてある。
取付部材40を設け、それに前後に長く形成した
ビーム41を後端側が回動端となつて支軸41a
中心に上下に回動するよう軸支するとともに、該
ビーム41に平行するリンク杆42をそれの後端
側が回動端となつて支軸42a中心に上下に回動
するよう軸支し、そのリンク杆42およびビーム
41の回動端側に、荷箱支持部材43を連結軸4
1b,42bにより連結して平行リンク状に組立
て、ビーム41の前端側と車体aのフレーム30
との間に、手動操作により伸縮作動する油圧ジヤ
ツキ44を設けて、これらによりリフト機構bを
構成し、そのリフト機構bの昇降する回動端部と
なる前記荷箱支持部材43に、荷箱5の底部を支
架せしめてある。
前記荷箱5は、同第2図および第3図にあるよ
うに、前面側の機壁50を荷箱5の前端側の上部
から後面側の機壁51の下端部に向けて下降傾斜
させて、その後面側の機壁51の下端部に突き合
わすことで、側面視において頂点が下方に位置す
る略三角形状をなす形状に形成してあつて、傾斜
する前面側の機壁50が実質的な底板となり水平
な底板のない形態としてある。そして、その実質
的な底板となる前面側の機壁50は、荷箱5内に
収容せる飼料作物を支承したときに自然に流下さ
せる角度に傾斜させてある。また、前記後面側の
機壁51は、前述の前面側の機壁50および左右
の機壁ならびに枠杆らで形成される荷箱主体部5
aとは別体に形成してあり、かつ、上縁側に設け
た連結軸52により荷箱主体部5aの後端側の上
部に連結することで、下端側が回動端となつて後
方に回動して、荷箱5の後面側を開放するドアと
なる上部機壁51aと、下縁部に設けた連結軸5
4により、荷箱主体部5aの後端側の下部に連結
することで、上端側が回動端となつて後方下方に
向け開放回動する下部機壁51bとに2分されて
いる。そして、それの上部機壁51aはスプリン
グ(ガススプリング)53により、上端縁に設け
た連結軸52中心に後方上方に向け開放回動する
よう付勢してあり、また、下部機壁51bには、
下端縁に設けた連結軸54中心に、後方下方に向
け開放回動したときに、第3図に示している如
く、荷箱5の実質的な底板となる前面側の機壁5
0の傾斜下降端を延長する延長壁となる角度位置
に保持されるよう規制具55を具備せしめてあ
り、これにより、後方下方に開放回動すること
で、底板となる前面側の機壁50を、それの傾斜
下方側に延長して突出する放出案内樋となるよう
にしてある。
うに、前面側の機壁50を荷箱5の前端側の上部
から後面側の機壁51の下端部に向けて下降傾斜
させて、その後面側の機壁51の下端部に突き合
わすことで、側面視において頂点が下方に位置す
る略三角形状をなす形状に形成してあつて、傾斜
する前面側の機壁50が実質的な底板となり水平
な底板のない形態としてある。そして、その実質
的な底板となる前面側の機壁50は、荷箱5内に
収容せる飼料作物を支承したときに自然に流下さ
せる角度に傾斜させてある。また、前記後面側の
機壁51は、前述の前面側の機壁50および左右
の機壁ならびに枠杆らで形成される荷箱主体部5
aとは別体に形成してあり、かつ、上縁側に設け
た連結軸52により荷箱主体部5aの後端側の上
部に連結することで、下端側が回動端となつて後
方に回動して、荷箱5の後面側を開放するドアと
なる上部機壁51aと、下縁部に設けた連結軸5
4により、荷箱主体部5aの後端側の下部に連結
することで、上端側が回動端となつて後方下方に
向け開放回動する下部機壁51bとに2分されて
いる。そして、それの上部機壁51aはスプリン
グ(ガススプリング)53により、上端縁に設け
た連結軸52中心に後方上方に向け開放回動する
よう付勢してあり、また、下部機壁51bには、
下端縁に設けた連結軸54中心に、後方下方に向
け開放回動したときに、第3図に示している如
く、荷箱5の実質的な底板となる前面側の機壁5
0の傾斜下降端を延長する延長壁となる角度位置
に保持されるよう規制具55を具備せしめてあ
り、これにより、後方下方に開放回動すること
で、底板となる前面側の機壁50を、それの傾斜
下方側に延長して突出する放出案内樋となるよう
にしてある。
そして、これら、上部機壁51aおよび下部機
壁51bは、手動操作により解除が行なえるロツ
ク装置6によつて、放出口となる荷箱5の後面側
を閉塞する位置にロツクされている。
壁51bは、手動操作により解除が行なえるロツ
ク装置6によつて、放出口となる荷箱5の後面側
を閉塞する位置にロツクされている。
該ロツク装置6は、第4図に示している如く、
荷箱5の左右の機壁の後縁部で、前記後面側の機
壁51の上部機壁51aの下縁と下部機壁51b
の上縁とが突き合わされる部位の近傍位置に、支
軸60中心に上下に回動するハンドル61を軸支
し、それの支軸60の上方位置には、支軸62中
心に上方に回動することにより、上部ドアを形成
している上部機壁51aの下端部側縁に設けた係
合ピン63に係合する係合フツク64を軸支し、
前記支軸60の下方位置には、支軸65中心に下
方に回動することで、下部ドアを形成している下
部機壁51bの上端部側縁に設けた係合ピン66
に係合していく係合フツク67を軸支し、それら
係合フツク64,67の各支軸62,65を越し
た前端部に、それらを互いに引寄せるバネ68を
設けてロツク位置に保定せしめ、かつ、それら係
合フツク64,67には、係合フツク64にあつ
ては、前記ハンドル61の基端部に設けた衝合部
材61aが支軸60中心に上方に回動(第4図に
て反時計方向の回動)することで、その衝合部材
61aにより該係合フツク64が下方に回動する
よう押出される押圧部64aを設け、また、係合
フツク67にあつては、前記衝合部材61aが支
軸60中心に下方に回動(第4図にて時計方向の
回動)することで、その衝合部材61aにより該
係合フツク67が上方に回動するよう押出される
押圧部67aを設け、さらに、前述のハンドル6
1の回動端側には、第5図に示している如く係合
板61bを垂設し、その係合板61bには、前記
荷箱5の底板の下面側に設けたブラケツト69
に、左右に摺動自在でかつ回転自在に支架せるL
字型のロツクレバー69aと係脱自在に係合する
係合溝61cを設けて構成しているが、この例に
限るものではない。
荷箱5の左右の機壁の後縁部で、前記後面側の機
壁51の上部機壁51aの下縁と下部機壁51b
の上縁とが突き合わされる部位の近傍位置に、支
軸60中心に上下に回動するハンドル61を軸支
し、それの支軸60の上方位置には、支軸62中
心に上方に回動することにより、上部ドアを形成
している上部機壁51aの下端部側縁に設けた係
合ピン63に係合する係合フツク64を軸支し、
前記支軸60の下方位置には、支軸65中心に下
方に回動することで、下部ドアを形成している下
部機壁51bの上端部側縁に設けた係合ピン66
に係合していく係合フツク67を軸支し、それら
係合フツク64,67の各支軸62,65を越し
た前端部に、それらを互いに引寄せるバネ68を
設けてロツク位置に保定せしめ、かつ、それら係
合フツク64,67には、係合フツク64にあつ
ては、前記ハンドル61の基端部に設けた衝合部
材61aが支軸60中心に上方に回動(第4図に
て反時計方向の回動)することで、その衝合部材
61aにより該係合フツク64が下方に回動する
よう押出される押圧部64aを設け、また、係合
フツク67にあつては、前記衝合部材61aが支
軸60中心に下方に回動(第4図にて時計方向の
回動)することで、その衝合部材61aにより該
係合フツク67が上方に回動するよう押出される
押圧部67aを設け、さらに、前述のハンドル6
1の回動端側には、第5図に示している如く係合
板61bを垂設し、その係合板61bには、前記
荷箱5の底板の下面側に設けたブラケツト69
に、左右に摺動自在でかつ回転自在に支架せるL
字型のロツクレバー69aと係脱自在に係合する
係合溝61cを設けて構成しているが、この例に
限るものではない。
上述の如く構成してある実施例装置は次のよう
に作用する。
に作用する。
車体aにリフト機構bを介して支架せしめた荷
箱5は、油圧ジヤツキ44を操作してリフト機構
bを上昇作動させることにより、第3図に示して
いる如く高い位置に一定の姿勢を保持して上昇す
る(リンク杆42の長さを変えることで、幾分後
方に傾斜回動しながら上昇していくようにする場
合がある。) 次にこの状態において、ロツクレバー69a
を、第4図にて鎖線に示す姿勢に回動させ、その
状態で左右方向に沿い荷箱5の底板を兼ねる前面
側の機壁50の下面側に向け押し込めば、ハンド
ル61が支軸60中心に自由に上下に回動する状
態となる。
箱5は、油圧ジヤツキ44を操作してリフト機構
bを上昇作動させることにより、第3図に示して
いる如く高い位置に一定の姿勢を保持して上昇す
る(リンク杆42の長さを変えることで、幾分後
方に傾斜回動しながら上昇していくようにする場
合がある。) 次にこの状態において、ロツクレバー69a
を、第4図にて鎖線に示す姿勢に回動させ、その
状態で左右方向に沿い荷箱5の底板を兼ねる前面
側の機壁50の下面側に向け押し込めば、ハンド
ル61が支軸60中心に自由に上下に回動する状
態となる。
この状態において、ハンドル61を上方に回動
させれば、上方の係合フツク64が支軸62中心
に下方に回動して、荷箱5の放出口の上部ドアを
形成している上部機壁51aが、ガススプリング
53により後方上方に回動し(第3図)、荷箱5
の後面側の大半を開放する。
させれば、上方の係合フツク64が支軸62中心
に下方に回動して、荷箱5の放出口の上部ドアを
形成している上部機壁51aが、ガススプリング
53により後方上方に回動し(第3図)、荷箱5
の後面側の大半を開放する。
次に、ハンドル61を下方に回動させれば、下
部ドアを形成している下部機壁51bが、連結軸
54中心に後方下方に回動して、規制具55によ
り、荷箱5の実質的な底板となる後方に向け下降
傾斜する前面側の機壁50を、傾斜方向に延長し
て放出案内樋となる状態に転換する(第3図)。
部ドアを形成している下部機壁51bが、連結軸
54中心に後方下方に回動して、規制具55によ
り、荷箱5の実質的な底板となる後方に向け下降
傾斜する前面側の機壁50を、傾斜方向に延長し
て放出案内樋となる状態に転換する(第3図)。
これにより、荷箱5をダンプ回動させることな
く、その荷箱5内の飼料作物が、それを自然流下
さす角度に傾斜させた傾斜壁になつている前面側
の機壁50の上面に沿い、開放した荷箱5の後面
側から第1図に示している如く一度に排出され、
かつ、放出案内樋に転換した下部ドアたる下部機
壁51bによつて、飛散を少なく抑えた状態で、
所定の場所に集中して放出されていくようにな
る。
く、その荷箱5内の飼料作物が、それを自然流下
さす角度に傾斜させた傾斜壁になつている前面側
の機壁50の上面に沿い、開放した荷箱5の後面
側から第1図に示している如く一度に排出され、
かつ、放出案内樋に転換した下部ドアたる下部機
壁51bによつて、飛散を少なく抑えた状態で、
所定の場所に集中して放出されていくようにな
る。
以上説明したように、本発明によるワゴンは、
荷箱5を、それの前面側の機壁50が飼料作物を
自然流下さす角度で後方に向け傾斜下降して下降
端部が後面側の機壁51の下端部に突き合わさる
側面視で倒立した略三角形状に形成するととも
に、前記後面側の機壁51を、上端側に設けた連
結軸52により荷箱主体部5aの後端側の上部に
回動自在に連結する上部機壁51aと、下縁側に
設けた連結軸54により荷箱主体部5aの後端側
の下部に回動自在に連結する下部機壁51bとに
2分し、それの上部機壁51aをスプリング53
により後方上方に向け開放回動するよう付勢し、
下部機壁51bには、連結軸54中心の後方下方
への回動により前記前面側の機壁50の傾斜下降
端を延長する放出案内樋に変換さす規制具55を
具備せしめ、これら上部機壁51aおよび下部機
壁51bを、荷箱主体部5aに組付けた解除自在
のロツク装置6により荷箱主体部5aの後面側を
閉塞する位置にロツクし、この荷箱5を走行自在
とした車体aの上面に、昇降作動するリフト機構
bを介して昇降自在に支架せしめて構成してある
のだから、リフト機構bにより荷箱5を上昇さ
せ、その状態でロツク装置6を解除すれば、荷箱
5の放出口たる後面側の開放口を閉塞している後
面側の機壁51を構成している上部機壁51aと
下部機壁51bとが、上部機壁51aにあつて
は、スプリング53の付勢で連結軸52中心に後
方上方に回動し、下部機壁51bにあつては、連
結軸54中心に後方下方に回動して、荷箱5の後
面側を放出口としてそつくり後方に開放する状態
となり、同時に後方下方に向け回動した下部機壁
51bが、規制具55の規制により、荷箱5の実
質的な底板となる後方に向け下降傾斜する前面側
の機壁50の傾斜下降端から、後方下方に傾斜し
て突出する放出案内樋となる状態に切換わつてく
る。このため、荷箱5内に収容していた飼料作物
の全てが、底板を兼ねている傾斜する前面側の機
壁50の上面および、放出案内樋となる状態とな
つた下部機壁51bの内面に沿い、残らず滑り落
ちて、開放した荷箱5の後面側から、放出案内樋
となる下部機壁51bの誘導方向に放出されるよ
うになる。
荷箱5を、それの前面側の機壁50が飼料作物を
自然流下さす角度で後方に向け傾斜下降して下降
端部が後面側の機壁51の下端部に突き合わさる
側面視で倒立した略三角形状に形成するととも
に、前記後面側の機壁51を、上端側に設けた連
結軸52により荷箱主体部5aの後端側の上部に
回動自在に連結する上部機壁51aと、下縁側に
設けた連結軸54により荷箱主体部5aの後端側
の下部に回動自在に連結する下部機壁51bとに
2分し、それの上部機壁51aをスプリング53
により後方上方に向け開放回動するよう付勢し、
下部機壁51bには、連結軸54中心の後方下方
への回動により前記前面側の機壁50の傾斜下降
端を延長する放出案内樋に変換さす規制具55を
具備せしめ、これら上部機壁51aおよび下部機
壁51bを、荷箱主体部5aに組付けた解除自在
のロツク装置6により荷箱主体部5aの後面側を
閉塞する位置にロツクし、この荷箱5を走行自在
とした車体aの上面に、昇降作動するリフト機構
bを介して昇降自在に支架せしめて構成してある
のだから、リフト機構bにより荷箱5を上昇さ
せ、その状態でロツク装置6を解除すれば、荷箱
5の放出口たる後面側の開放口を閉塞している後
面側の機壁51を構成している上部機壁51aと
下部機壁51bとが、上部機壁51aにあつて
は、スプリング53の付勢で連結軸52中心に後
方上方に回動し、下部機壁51bにあつては、連
結軸54中心に後方下方に回動して、荷箱5の後
面側を放出口としてそつくり後方に開放する状態
となり、同時に後方下方に向け回動した下部機壁
51bが、規制具55の規制により、荷箱5の実
質的な底板となる後方に向け下降傾斜する前面側
の機壁50の傾斜下降端から、後方下方に傾斜し
て突出する放出案内樋となる状態に切換わつてく
る。このため、荷箱5内に収容していた飼料作物
の全てが、底板を兼ねている傾斜する前面側の機
壁50の上面および、放出案内樋となる状態とな
つた下部機壁51bの内面に沿い、残らず滑り落
ちて、開放した荷箱5の後面側から、放出案内樋
となる下部機壁51bの誘導方向に放出されるよ
うになる。
従つて、飼料作物を収容せる荷箱を、高い位置
に上昇せしめて、その高い位置から、自然流下に
より飼料作物の排出が行なえるようにしながら、
飼料作物を迅速・適確に、かつ、飛散を少なくし
て所定の場所に集中して放出していけるようにな
る。
に上昇せしめて、その高い位置から、自然流下に
より飼料作物の排出が行なえるようにしながら、
飼料作物を迅速・適確に、かつ、飛散を少なくし
て所定の場所に集中して放出していけるようにな
る。
第1図は本発明を実施せるワゴンの使用状態の
概要側面図、第2図は同上ワゴンの一部縦断した
側面図、第3図は同上ワゴンのリフト機構を上昇
作動させた状態の一部破断した側面図、第4図は
同上ワゴンのロツク装置部分の側面図、第5図は
同上部分の斜視図である。 図面符号の説明、A……ワゴン、a……車体、
b……リフト機構、1……自走式飼料収穫機、2
……トラツク、30……フレーム、31……連結
ヒツチ、32……支脚、33……走行輪、34…
…座席、40……リフト取付部材、41……ビー
ム、41a……支軸、41b……連結軸、42…
…リンク杆、42a……支軸、42b……連結
軸、43……荷箱支持部材、44……油圧ジヤツ
キ、5……荷箱、5a……荷箱主体部、50……
前面側の機壁、51……後面側の機壁、51a…
…上部機壁、51b……下部機壁、52……連結
軸、53……スプリング(ガススプリング)、5
4……連結軸、55……規制具、6……ロツク装
置、60……支軸、61……ハンドル、61a…
…衝合部材、61b……係合板、61c……係合
溝、62……支軸、63……係合ピン、64……
係合フツク、64a……押圧部、65……支軸、
66……係合ピン、67……係合フツク、67a
……押圧部、68……バネ、69……ブラケツ
ト、69a……ロツクレバー。
概要側面図、第2図は同上ワゴンの一部縦断した
側面図、第3図は同上ワゴンのリフト機構を上昇
作動させた状態の一部破断した側面図、第4図は
同上ワゴンのロツク装置部分の側面図、第5図は
同上部分の斜視図である。 図面符号の説明、A……ワゴン、a……車体、
b……リフト機構、1……自走式飼料収穫機、2
……トラツク、30……フレーム、31……連結
ヒツチ、32……支脚、33……走行輪、34…
…座席、40……リフト取付部材、41……ビー
ム、41a……支軸、41b……連結軸、42…
…リンク杆、42a……支軸、42b……連結
軸、43……荷箱支持部材、44……油圧ジヤツ
キ、5……荷箱、5a……荷箱主体部、50……
前面側の機壁、51……後面側の機壁、51a…
…上部機壁、51b……下部機壁、52……連結
軸、53……スプリング(ガススプリング)、5
4……連結軸、55……規制具、6……ロツク装
置、60……支軸、61……ハンドル、61a…
…衝合部材、61b……係合板、61c……係合
溝、62……支軸、63……係合ピン、64……
係合フツク、64a……押圧部、65……支軸、
66……係合ピン、67……係合フツク、67a
……押圧部、68……バネ、69……ブラケツ
ト、69a……ロツクレバー。
Claims (1)
- 1 荷箱5を、それの前面側の機壁50が飼料作
物を自然流下さす角度で後方に向け傾斜下降して
下降端部が後面側の機壁51の下端部に突き合わ
さる側面視で倒立した略三角形状に形成するとと
もに、前記後面側の機壁51を、上端側に設けた
連結軸52により荷箱主体部5aの後端側の上部
に回動自在に連結する上部機壁51aと、下縁側
に設けた連結軸54により荷箱主体部5aの後端
側の下部に回動自在に連結する下部機壁51bと
に2分し、それの上部機壁51aをスプリング5
3により後方上方に向け開放回動するよう付勢
し、下部機壁51bには、連結軸54中心の後方
下方への回動により前記前面側の機壁50の傾斜
下降端を延長する放出案内樋に変換さす規制具5
5を具備せしめ、これら上部機壁51aおよび下
部機壁51bを、荷箱主体部5aに組付けた解除
自在のロツク装置6により荷箱主体部5aの後面
側を閉塞する位置にロツクし、この荷箱5を走行
自在とした車体aの上面に、昇降作動するリフト
機構bを介して昇降自在に支架せしめてなるワゴ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3345285A JPS61193939A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | ワゴン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3345285A JPS61193939A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | ワゴン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61193939A JPS61193939A (ja) | 1986-08-28 |
JPH0220453B2 true JPH0220453B2 (ja) | 1990-05-09 |
Family
ID=12386923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3345285A Granted JPS61193939A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | ワゴン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61193939A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479817A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-13 | Wacoal Corp | 植物の水耕栽培方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5125050U (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-24 | ||
JPS5526323U (ja) * | 1978-08-09 | 1980-02-20 | ||
JPS5561600A (en) * | 1978-11-02 | 1980-05-09 | Nikken Sangyo Kk | Vehicle with vertically moving pedestal |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4963050U (ja) * | 1972-09-14 | 1974-06-03 | ||
JPS4991008U (ja) * | 1972-11-30 | 1974-08-07 |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP3345285A patent/JPS61193939A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5125050U (ja) * | 1974-08-14 | 1976-02-24 | ||
JPS5526323U (ja) * | 1978-08-09 | 1980-02-20 | ||
JPS5561600A (en) * | 1978-11-02 | 1980-05-09 | Nikken Sangyo Kk | Vehicle with vertically moving pedestal |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0479817A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-13 | Wacoal Corp | 植物の水耕栽培方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61193939A (ja) | 1986-08-28 |
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