JPH02204505A - 舗装工法 - Google Patents

舗装工法

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JPH02204505A
JPH02204505A JP2355689A JP2355689A JPH02204505A JP H02204505 A JPH02204505 A JP H02204505A JP 2355689 A JP2355689 A JP 2355689A JP 2355689 A JP2355689 A JP 2355689A JP H02204505 A JPH02204505 A JP H02204505A
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asphalt
recovered aggregate
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Kenji Inoue
井上 賢志
Hiroyasu Kitazaki
北崎 博康
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Daito Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、既設のアスファルト舗装部から回収した骨材
を再利用する舗装工法に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の舗装工法では、既設のアスファルト舗装
部から回収した骨材(回収骨材)は、骨材に付着してい
るアスファルト分を分析しオイルやバージンアスファル
トを添加し、バージンアスファルト混合物の中に一部混
合して舗設することにより再利用を図っていた。
また、特公昭50−32934号公報や特公昭54−1
389号公報などで提案されている従来の舗装工法は、
開粒度アスファルト舗装体にセメントミルクを含浸させ
ることにより半剛性化を促進しようとしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、回収骨材を再利用する前者の方法で舗設された
アスファルト舗装部は、回収骨材の使用量が少量である
ため、余剰の回収骨材が大量に発生し、回収骨材の処理
対策として十分なものではないばかりか、分析などの手
間を要した。
また、上記特許公報によって提案されている舗装工法は
、セメントミルクの含浸状態が均一になりにくい上、十
分な厚みの含浸層を形成することには困難が伴うばかり
でなく、作業工程が一般舗装以上に多くなり、冷却や含
浸、硬化などに長時間を費やすため、交通遮断時間が長
くなり、迅速な交通解放を行いにくいという問題がある
。また、既設アスファルトの舗装の若返り方法としてア
スファルト乳剤などのエマルジョンに超速強セメントな
どを混入して乾燥を速めた場合には含浸性が一層悪くな
る。
本発明は以上の事情ないし問題に鑑みてなされたもので
、回収骨材の処理対策として十分に役立つものであり、
しかも理想的な半剛性化舗装を行うことが可能な舗装工
法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明による舗装工法は、既設のアスファルト舗装
部を掻きほぐすことにより砕石などの骨材にアスファル
トが付着した回収骨材を生産する工程と、回収骨材に反
応性締結剤を付着させる工程と、反応性締結剤が付着し
た回収骨材を舗設する工程とを有するものである。
第2の発明による舗装工法は、既設のアスファルト舗装
部を塊状に切削して回収する工程と、塊状に切削して回
収したアスファルト舗装部をほぐすことにより砕石など
の骨材にアスファルトが付着した回収骨材を生産する工
程と、主剤と硬化剤とよりなる反応性締結剤の主剤を回
収骨材に付着させる工程と、主剤が付着した回収骨材に
硬化剤を混ぜる工程と、反応性締結剤が付着した回収骨
材を舗設する工程とを有するものである。
〔作 用〕
第1および第2の発明の工法で舗設された舗装部は、ア
スファルトの付着した回収骨材同士が反応性締結剤によ
って結合しているため、砕石などの骨材の相互間に必ず
アスファルトよりなる可塑部が介在された構造になる。
そのため、回収骨材に付着しているアスファルトにより
舗装部の半剛性化が有効に促進される。また、反応性締
結剤を含浸させるものでなく、反応性締結剤が付着した
回収骨材に反応性締結剤を付着させて舗設するものであ
るため、アスファルトが舗装部の全体に均一に行き亘り
、しかも反応性締結剤の硬化後に速やかに交通解放を行
える。
そして、第1の発明の工法は、大面積のアスファルト舗
装部から回収骨材を大量に現場生産し、その回収骨材を
大量に用いて大面積に舗装を施すといった作業に適する
ものであり、第2の発明の工法は、アスファルト舗装部
から回収した塊状物をたとえば工場などのプラントに集
め、そこで大量の回収骨材を生産し、その回収骨材を現
場まで運んで舗装を施すといった作業に適するものであ
る。
〔実施例〕
第1図は第1の発明の工程図である。同図のように第1
の発明は、回収骨材生産工程と、締結剤付着工程と、舗
設工程とをこの順に行う方法である。
回収骨材生産工程は、既設のアスファルト舗装部を掻き
ほぐすことにより第3a図または第3b図に例示したよ
うな砂利、砕石、砂などの骨材1にアスファルト2が付
着した回収骨材Aを生産する工程である。既設のアスフ
ァルト舗装部を掻きほぐすことにより生産される回収骨
材Aとしては、同図のように骨材1の全体がアスファル
ト2により被覆されているものに限らず、骨材1の一部
がアスファルト2により被覆されているものも含まれる
締結剤付着工程は、回収骨材Aに第4図のように反応性
締結剤3を付着させる工程である。反応性締結剤3には
超速強セメント系のものや熱硬化性樹脂系が用いられる
。超速強セメント系の反応性締結剤としては、超速強セ
メントと水および混和剤などとの混合物、超速強セメン
トと混和剤とスチールファイバーなどとの混合物などが
好適に用いられる。上記混和剤としてゴム系、アクリル
系などの樹脂系、アスファルト乳剤などを使用できる。
また、強化剤としてスチールファイバーなどの繊維強化
材を用いることが好ましい。その他の添加剤としてAE
剤や減水剤などがある。熱硬化性樹脂系の反応性締結剤
としては、主剤と硬化剤とよりなる二液タイプのものが
選ばれる。二液タイプの熱硬化性樹脂系の反応性締結剤
を主剤と硬化剤との組み合せとして示すと次のものを挙
げることができる。エポキシ樹脂−ポリアミン樹脂、エ
ポキシ樹脂−ボリアミド樹脂、エポキシ樹脂−メルカプ
タン、MMA−BPO、ポリエステル樹脂−BPO、ビ
ニルエステル樹脂−BPO、フラン樹脂−ルイス酸など
である。
この締結剤付着工程は、撹拌されている回収骨材Aに超
速強セメント系の反応性締結剤または熱硬化性樹脂系の
反応性締結剤をスプレーすることにより行うと、回収骨
材Aと反応性締結剤3とが均一に混合し、良好な混合状
態が得られる。
なお、回収骨材の生産において加熱により高温(60°
C以上)で生産した場合は一般の反応性締結剤では舗設
時間が確保できない場合もある。そのときは中温硬化型
の反応性締結剤の選定が必要である。
舗設工程は反応性締結剤3が付着した回収骨材Aを舗設
する工程である。この舗設工程は、従来の舗装工法に採
用されている敷ならしゃ転圧などの工程に準じて行うこ
とができる。
回収骨材生産工程、締結剤付着工程および舗設工程を経
て舗設された舗装体においては、第5図のように、アス
ファルト2の付着した回収骨材A。
A同士が反応性締結剤3によって結合しており、砕石な
どの骨材1の相互間に必ずアスファルト2よりなる可塑
部が介在された構造になる。そのため、回収骨材Aに付
着しているアスファルト2により舗装部の半剛性化が有
効に促進され、しかも水などの使用量を必要最小限度に
抑えられるため、収縮がほとんどなくなり、その結果、
舗装体に目地を設ける必要性も少なくなる。さらに、従
来のようにセメントミルクなどを含浸させるものでなく
、アスファルト2が付着した回収骨材Aに反応性締結剤
3を付着させて舗設するものであるため、アスファルト
2が舗装部の全体に均一に行き亘って上記半剛性化が安
定したものになり、しかも反応性締結剤3の硬化後に速
やかに交通解放を行える。また、調査の結果、上記各工
程を経た舗装体は、従来の半剛性舗装よりも強度に優れ
ることを確認している。
以上説明した第1の発明に基づく舗装工法は、大面積の
アスファルト舗装部から回収骨材を大量に現場生産し、
その回収骨材を大量に用いて大面積に舗装を施すといっ
た作業に適するものであり、現場ミックス法とも称し得
るものである。
第2図は第2の発明の工程図である。同図のように第2
の発明は、塊状物回収工程と、回収骨材生産工程と、主
剤付着工程と、硬化剤混合工程と、舗設工程とをこの順
に行う方法である。
塊状物回収工程は、既設のアスファルト舗装部を塊状に
切削して回収する工程であり、アスファルト舗装部の塊
状物を得る工程である。この工程で得られた塊状物は工
場などのプラントに運ばれる。そして、上記塊状物をほ
ぐすことにより回収骨材生産工程を行って上述した回収
骨材Aを得る。
主剤付着工程と硬化剤混合工程は、上述した反応性締結
剤3の主剤と硬化剤とを回収骨材に別々の工程で回収骨
材Aに付着させる工程である。主剤付着工程は上記回収
骨材Aを得たプラントで行っておくことが望ましく、主
剤付着工程を行った後に回収骨材Aを現場まで運び、現
場で硬化剤混合工程を行って舗設工程に移るといった手
順をとることが望ましい。このようにすると、現場で主
剤を回収骨材Aに付着させる必要がないので、それだけ
施工時間が短縮され、迅速な交通解放を行える。
反応性締結剤として超速強セメント系のものを用いる場
合は、主剤が超速強セメントであり、硬化剤が水である
。混和剤などはあらかじめ水に溶解させておくとよい。
スチールファイバーなどの繊維強化材は主剤とともにあ
らかじめ骨材に混合しておくことが好ましい。また、反
応性締結剤として熱硬化性樹脂系のものを用いる場合は
、主剤および硬化剤のいずれも1掲したものを好適に用
いることができる。
塊状物回収工程、回収骨材生産工程、主剤付着工程、硬
化剤混合工程および舗設工程を経て舗設された舗装体に
おいても第5図で説明したものと同様の構造になり、か
つ同様の作用効果が発揮される。
第2の発明の工法は、アスファルト舗装部から回収した
塊状物を工場などのプラントに集め、そこで大量の回収
骨材Aを生産し、その回収骨材Aを現場まで運んで舗装
を施すといった作業に適するものであり、プラントミッ
クス法とも称し得るものである。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の舗装工法によると、回収骨材に
付着しているアスファルトが舗装部の全体に均一に行き
亘り、しかもそのアスファルトが理想的な半剛性化舗装
を作り出すのに有効に機能するため、高級舗装の施工法
として最適であり、強度的にも問題はない。しかも、従
来のようにアスファルトやセメントなどの含浸工程を含
まず、回収骨材に付着させた反応性締結剤によって回収
骨材同士を相互に結合させるものであるから、施工時間
が従来に比べて大幅に短縮され、速やかな交通解放が可
能になる。また、従来より問題となっていた廃材として
の回収骨材を大量に用いる舗装工法であるため、施工費
用が安価であることに加え、十分に回収骨材の処理対策
となり得るものであり、従来より懸案となっていた回収
骨材の処理についての問題を一挙に解決できるものであ
る。
さらに、新設道路への舗装のように交通解放を急がない
場合にはポルトランドセメントのような十分な可使時間
のとれる材料を用い、プラントですべて混合した物を現
場に運んで舗設する方法を採用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明の工程図、第2図は第2の発明の工
程図、第3a図および第3b図は回収骨材を例示した説
明図、第4図は反応性締結材が付着した回収骨材を示す
説明図、第5図は舗装体の構造説明図である。 A・・・回収骨材、1・・・骨材、2・・・アスファル
ト、3・・・反応性締結剤。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、既設のアスファルト舗装部を掻きほぐすことにより
    砕石などの骨材にアスファルトが付着した回収骨材を生
    産する工程と、回収骨材に反応性締結剤を付着させる工
    程と、反応性締結剤が付着した回収骨材を舗設する工程
    とを有する舗装工法。 2、既設のアスファルト舗装部を塊状に切削して回収す
    る工程と、塊状に切削して回収したアスファルト舗装部
    をほぐすことにより砕石などの骨材にアスファルトが付
    着した回収骨材を生産する工程と、主剤と硬化剤とより
    なる反応性締結剤の主剤を回収骨材に付着させる工程と
    、主剤が付着した回収骨材に硬化剤を混ぜる工程と、反
    応性締結剤が付着した回収骨材を舗設する工程とを有す
    る舗装工法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103290757A (zh) * 2013-06-18 2013-09-11 苏州市第二市政景观工程有限公司 一种厂拌热再生沥青混合料的拌合方法

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