JP2791391B2 - 舗装工法 - Google Patents
舗装工法Info
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
- Road Paving Machines (AREA)
- Road Repair (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、既設のアスファルト舗装部から回収した骨
材を再利用する舗装工法に関する。
材を再利用する舗装工法に関する。
従来、この種の舗装工法では、既設のアスファルト舗
装部から回収した骨材(回収骨材)は、骨材に付着して
いるアスファルト分を分析しオイルやバージンアスファ
ルトを添加し、バージンアスファルト混合物の中に一部
混合して舗設することにより再利用を図っていた。
装部から回収した骨材(回収骨材)は、骨材に付着して
いるアスファルト分を分析しオイルやバージンアスファ
ルトを添加し、バージンアスファルト混合物の中に一部
混合して舗設することにより再利用を図っていた。
また、特公昭50−32934号公報や特公昭54−1389号公
報などで提案されている従来の舗装工法は、開粒度アス
ファルト舗装体にセメントミルクを含浸させることによ
り半剛性化を促進しようとしたものである。
報などで提案されている従来の舗装工法は、開粒度アス
ファルト舗装体にセメントミルクを含浸させることによ
り半剛性化を促進しようとしたものである。
しかし、回収骨材を再利用する前者の方法で舗設され
たアスファルト舗装部は、回収骨材の使用量が少量であ
るため、余剰の回収骨材が大量に発生し、回収骨材の処
理対策として十分なものでないばかりか、分析などの手
間を要した。
たアスファルト舗装部は、回収骨材の使用量が少量であ
るため、余剰の回収骨材が大量に発生し、回収骨材の処
理対策として十分なものでないばかりか、分析などの手
間を要した。
また、上記特許公報によって提案されている舗装工法
は、セメントミルクの含浸状態が均一になりにくい上、
十分な厚みの含浸層を形成することには困難が伴うばか
りでなく、作業工程が一般舗装以上に多くなり、冷却や
含浸、硬化などに長時間を費やすため、交通遮断時間が
長くなり、迅速な交通解放を行いにくいという問題があ
る。また、既設アスファルトの舗装の若返り方法として
アスファルト乳剤などのエマルジョンに超速強セメント
などを混入して乾燥を速めた場合には含浸性が一層悪く
なる。
は、セメントミルクの含浸状態が均一になりにくい上、
十分な厚みの含浸層を形成することには困難が伴うばか
りでなく、作業工程が一般舗装以上に多くなり、冷却や
含浸、硬化などに長時間を費やすため、交通遮断時間が
長くなり、迅速な交通解放を行いにくいという問題があ
る。また、既設アスファルトの舗装の若返り方法として
アスファルト乳剤などのエマルジョンに超速強セメント
などを混入して乾燥を速めた場合には含浸性が一層悪く
なる。
本発明は以上の事情ないし問題に鑑みてなされたもの
で、回収骨材の処理対策として十分に役立つものであ
り、しかも理想的な半剛性化舗装を行うことが可能な舗
装工法を提供することを目的とする。
で、回収骨材の処理対策として十分に役立つものであ
り、しかも理想的な半剛性化舗装を行うことが可能な舗
装工法を提供することを目的とする。
本発明による舗装工法は、既設のアスファルト舗装部
を塊状に切削して回収する工程と、塊状に切削して回収
したアスファルト舗装部をほぐすことにより砕石などの
骨材にアスファルトが付着した回収骨材を生産する工程
と、主剤と硬化剤とよりなる反応性締結剤の主剤を回収
骨材に付着させる工程と、主剤が付着した回収骨材に硬
化剤を混ぜる工程と、反応性締結剤が付着した回収骨材
が舗設する工程とを有するものである。
を塊状に切削して回収する工程と、塊状に切削して回収
したアスファルト舗装部をほぐすことにより砕石などの
骨材にアスファルトが付着した回収骨材を生産する工程
と、主剤と硬化剤とよりなる反応性締結剤の主剤を回収
骨材に付着させる工程と、主剤が付着した回収骨材に硬
化剤を混ぜる工程と、反応性締結剤が付着した回収骨材
が舗設する工程とを有するものである。
この発明の工法で舗設された舗装部は、アスファルト
の付着した回収骨材同士が反応性締結剤によって結合し
ているため、砕石などの骨材の相互間に必ずアスファル
トよりなる可塑部が介在された構造になる。そのため、
回収骨材に付着しているアスファルトにより舗装部の半
剛性化が有効に促進される。また、反応性締結剤を含浸
させるものでなく、反応性締結剤が付着した回収骨材に
反応性締結剤を付着させて舗設するものであるため、ア
スファルトが舗装部の全体に均一に行き亘り、しかも反
応性締結剤の硬化後に速やかに交通解放を行える。
の付着した回収骨材同士が反応性締結剤によって結合し
ているため、砕石などの骨材の相互間に必ずアスファル
トよりなる可塑部が介在された構造になる。そのため、
回収骨材に付着しているアスファルトにより舗装部の半
剛性化が有効に促進される。また、反応性締結剤を含浸
させるものでなく、反応性締結剤が付着した回収骨材に
反応性締結剤を付着させて舗設するものであるため、ア
スファルトが舗装部の全体に均一に行き亘り、しかも反
応性締結剤の硬化後に速やかに交通解放を行える。
そして、この発明の工法は、アスファルト舗装部から
回収した塊状物をたとえば工場などのプラントに集め、
そこで大量の回収骨材を生産し、その回収骨材を現場ま
で運んで舗装を施すといった作業に適するものである。
回収した塊状物をたとえば工場などのプラントに集め、
そこで大量の回収骨材を生産し、その回収骨材を現場ま
で運んで舗装を施すといった作業に適するものである。
第1図は本発明の工程図である。同図のように本発明
は、塊状物回収工程と、回収骨材生産工程と、主剤付着
工程と、硬化剤混合工程と、舗設工程とをこの順に行う
方法である。
は、塊状物回収工程と、回収骨材生産工程と、主剤付着
工程と、硬化剤混合工程と、舗設工程とをこの順に行う
方法である。
塊状物回収工程は、既設のアスファルト舗装部を塊状
に切断して回収する工程であり、アスファルト舗装部の
塊状物を得る工程である。この工程で得られた塊状物は
工場などのプラントに運ばれる。そして、上記塊状物を
ほぐすことにより回収骨材生産工程を行って第2a図や第
2b図に例示したような回収骨材Aを得る。第2a図や第2b
図に例示した回収骨材Aは、砂利、砕石、砂などの骨材
1にアスファルト2が付着したものである。既設のアス
ファルト舗装部を掻きほぐすことにより生産される回収
骨材Aとしては、第2a図や第2b図のように骨材1の全体
がアスファルト2により被覆されているものに限らず、
骨材1の一部がアスファルト2により被覆されているも
のも含まれる。
に切断して回収する工程であり、アスファルト舗装部の
塊状物を得る工程である。この工程で得られた塊状物は
工場などのプラントに運ばれる。そして、上記塊状物を
ほぐすことにより回収骨材生産工程を行って第2a図や第
2b図に例示したような回収骨材Aを得る。第2a図や第2b
図に例示した回収骨材Aは、砂利、砕石、砂などの骨材
1にアスファルト2が付着したものである。既設のアス
ファルト舗装部を掻きほぐすことにより生産される回収
骨材Aとしては、第2a図や第2b図のように骨材1の全体
がアスファルト2により被覆されているものに限らず、
骨材1の一部がアスファルト2により被覆されているも
のも含まれる。
主剤付着工程と硬化剤混合工程は、反応性締結剤3の
主剤と硬化剤とを回収骨材に別々の工程で回収骨材Aに
付着させる工程である。主剤付着工程は上記回収骨材A
を得たプラントで行っておくことが望ましく、主剤付着
工程を行った後に回収骨材Aを現場まで運び、現場で硬
化剤混合工程を行って舗設工程に移るといった手順をと
ることが望ましい。このようにすると、現場で主剤を回
収骨材Aに付着させる必要がないので、それだけ施工時
間が短縮され、迅速な交通解放を行える。
主剤と硬化剤とを回収骨材に別々の工程で回収骨材Aに
付着させる工程である。主剤付着工程は上記回収骨材A
を得たプラントで行っておくことが望ましく、主剤付着
工程を行った後に回収骨材Aを現場まで運び、現場で硬
化剤混合工程を行って舗設工程に移るといった手順をと
ることが望ましい。このようにすると、現場で主剤を回
収骨材Aに付着させる必要がないので、それだけ施工時
間が短縮され、迅速な交通解放を行える。
反応性締結剤3には超速強セメント系のものや熱硬化
性樹脂系が用いられる。超速強セメント系の反応性締結
剤としては、超速強セメントと水および混和剤などとの
混合物、超速強セメントと混和剤とスチールファイバー
などとの混合物などが好適に用いられる。上記混和剤と
してゴム系、アクリル系などの樹脂系、アスファルト乳
剤などを使用できる。また、強化剤としてスチールファ
イバーなどの繊維強化材を用いることが好ましい。その
他の添加剤としてAE剤や減水剤などがある。反応性締結
剤として超速強セメント系のものを用いる場合は、主剤
が超速強セメントであり、硬化剤が水である。混和剤な
どはあらかじめ水に溶解させておくとよい。スチールフ
ァイバーなどの繊維強化材は主剤とともにあらかじめ骨
材に混合しておくことが好ましい。熱硬化性樹脂系の反
応性締結剤としては、主剤と硬化剤とによりなる二液タ
イプのものが選ばれる。二液タイプの熱硬化性樹脂系の
反応性締結剤を主剤と硬化剤との組み合せとして示すと
次のものを挙げることができる。エポキシ樹脂−ポリア
ミン樹脂、エポキシ樹脂−ポリアミド樹脂、エポキシ樹
脂−メルカプタン、MMA−BPO、ポリエステル樹脂−BP
O、ビニルエステル樹脂−BPO、フラン樹脂−ルイス酸な
どである。
性樹脂系が用いられる。超速強セメント系の反応性締結
剤としては、超速強セメントと水および混和剤などとの
混合物、超速強セメントと混和剤とスチールファイバー
などとの混合物などが好適に用いられる。上記混和剤と
してゴム系、アクリル系などの樹脂系、アスファルト乳
剤などを使用できる。また、強化剤としてスチールファ
イバーなどの繊維強化材を用いることが好ましい。その
他の添加剤としてAE剤や減水剤などがある。反応性締結
剤として超速強セメント系のものを用いる場合は、主剤
が超速強セメントであり、硬化剤が水である。混和剤な
どはあらかじめ水に溶解させておくとよい。スチールフ
ァイバーなどの繊維強化材は主剤とともにあらかじめ骨
材に混合しておくことが好ましい。熱硬化性樹脂系の反
応性締結剤としては、主剤と硬化剤とによりなる二液タ
イプのものが選ばれる。二液タイプの熱硬化性樹脂系の
反応性締結剤を主剤と硬化剤との組み合せとして示すと
次のものを挙げることができる。エポキシ樹脂−ポリア
ミン樹脂、エポキシ樹脂−ポリアミド樹脂、エポキシ樹
脂−メルカプタン、MMA−BPO、ポリエステル樹脂−BP
O、ビニルエステル樹脂−BPO、フラン樹脂−ルイス酸な
どである。
舗設工程は反応性締結剤が付着した回収骨材を舗設す
る工程である。この舗設工程は、従来の舗装工法に採用
されている敷ならしや転圧などの工程に準じて行うこと
ができる。
る工程である。この舗設工程は、従来の舗装工法に採用
されている敷ならしや転圧などの工程に準じて行うこと
ができる。
塊状物回収工程、回収骨材生産工程、主剤付着工程、
硬化剤混合工程および舗設工程を経て舗設された舗装体
においては、第3図のように、アスファルト2の付着し
た回収骨材A,A同士が反応性締結剤3によって結合して
おり、砕石などの骨材1の相互間に必ずアスファルト2
よりなる可塑部が介在された構造になる。そのため、回
収骨材Aに付着しているアスファルト2により舗装部に
半剛性化が有効に促進され、しかも水などの使用量を必
要最小限度に抑えられるため、収縮がほとんどなくな
り、その結果、舗装体に目地を設ける必要性も少なくな
る。さらに、従来のようにセメントミルクなどを含浸さ
せるものでなく、アスファルト2が付着した回収骨材A
に反応性締結剤3を付着させて舗設するものであるた
め、アスファルト2が舗装部の全体に均一に行き亘って
上記半剛性化が安定したものになり、しかも反応性締結
剤3の硬化後に速やかに交通解放を行える。また、調査
の結果、上記各工程を経た塗装体は、従来の半剛性塗装
よりも強度に優れることを確認している。
硬化剤混合工程および舗設工程を経て舗設された舗装体
においては、第3図のように、アスファルト2の付着し
た回収骨材A,A同士が反応性締結剤3によって結合して
おり、砕石などの骨材1の相互間に必ずアスファルト2
よりなる可塑部が介在された構造になる。そのため、回
収骨材Aに付着しているアスファルト2により舗装部に
半剛性化が有効に促進され、しかも水などの使用量を必
要最小限度に抑えられるため、収縮がほとんどなくな
り、その結果、舗装体に目地を設ける必要性も少なくな
る。さらに、従来のようにセメントミルクなどを含浸さ
せるものでなく、アスファルト2が付着した回収骨材A
に反応性締結剤3を付着させて舗設するものであるた
め、アスファルト2が舗装部の全体に均一に行き亘って
上記半剛性化が安定したものになり、しかも反応性締結
剤3の硬化後に速やかに交通解放を行える。また、調査
の結果、上記各工程を経た塗装体は、従来の半剛性塗装
よりも強度に優れることを確認している。
以上説明した工法は、アスファルト舗装部から回収し
た塊状物を工場などのプラントに集め、そこで大量の回
収骨材Aを生産し、その回収骨材Aを現場まで運んで舗
装を施すといった作業に適するものであり、プラントミ
ックス法とも称し得るものである。
た塊状物を工場などのプラントに集め、そこで大量の回
収骨材Aを生産し、その回収骨材Aを現場まで運んで舗
装を施すといった作業に適するものであり、プラントミ
ックス法とも称し得るものである。
以上のように、本発明の舗装工法によると、回収骨材
に付着しているアスファルトが塗装部の全体に均一に行
き亘り、しかもそのアスファルトが理想的な半剛性化舗
装を作り出すのに有効に機能するため、高級塗装の施工
法として最適であり、強度的にも問題はない。しかも、
従来のようなアスファルトやセメントなどの含浸工程を
含まず、回収骨材に付着させた反応性締結剤によって回
収骨材同士を相互に結合させるものであるから、施工時
間が従来に比べて大幅に短縮され、速やかな交通解放が
可能になる。また、従来より問題となっていた廃材とし
ての回収骨材を大量に用いる舗装工法であるため、施工
費用が安価であることに加え、十分に回収骨材の処理対
策となり得るものであり、従来より懸案となっていた回
収骨材の処理についての問題を一挙に解決できるもので
ある。
に付着しているアスファルトが塗装部の全体に均一に行
き亘り、しかもそのアスファルトが理想的な半剛性化舗
装を作り出すのに有効に機能するため、高級塗装の施工
法として最適であり、強度的にも問題はない。しかも、
従来のようなアスファルトやセメントなどの含浸工程を
含まず、回収骨材に付着させた反応性締結剤によって回
収骨材同士を相互に結合させるものであるから、施工時
間が従来に比べて大幅に短縮され、速やかな交通解放が
可能になる。また、従来より問題となっていた廃材とし
ての回収骨材を大量に用いる舗装工法であるため、施工
費用が安価であることに加え、十分に回収骨材の処理対
策となり得るものであり、従来より懸案となっていた回
収骨材の処理についての問題を一挙に解決できるもので
ある。
さらに、新設道路への舗装のように交通解放を急がな
い場合にはポルトランドセメントのような十分な可使時
間のとれる材料を用い、プラントですべて混合した物を
現場に運んで舗設する方法を採用することも可能であ
る。
い場合にはポルトランドセメントのような十分な可使時
間のとれる材料を用い、プラントですべて混合した物を
現場に運んで舗設する方法を採用することも可能であ
る。
第1図は本発明の工程図、第2a図および第2b図は回収骨
材を例示した説明図、第3図は舗装体の構造説明図であ
る。 A……回収骨材、1……骨材、2……アスファルト、3
……反応性締結剤。
材を例示した説明図、第3図は舗装体の構造説明図であ
る。 A……回収骨材、1……骨材、2……アスファルト、3
……反応性締結剤。
Claims (1)
- 【請求項1】既設のアスファルト舗装部を塊状に切削し
て回収する工程と、塊状に切削して回収したアスファル
ト舗装部をほぐすことにより砕石などの骨材にアスファ
ルトが付着した回収骨材を生産する工程と、主剤と硬化
剤とよりなる反応性締結剤の主剤を回収骨材に付着させ
る工程と、主剤が付着した回収骨材に硬化剤を混ぜる工
程と、反応性締結剤が付着した回収骨材を舗設する工程
とを有する舗装工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1023556A JP2791391B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 舗装工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1023556A JP2791391B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 舗装工法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2086098A Division JPH10176307A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 舗装工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02204505A JPH02204505A (ja) | 1990-08-14 |
JP2791391B2 true JP2791391B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=12113780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1023556A Expired - Lifetime JP2791391B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 舗装工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2791391B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103290757B (zh) * | 2013-06-18 | 2015-08-05 | 苏州市第二市政景观工程有限公司 | 一种厂拌热再生沥青混合料的拌合方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5359234A (en) * | 1976-11-09 | 1978-05-27 | Nichireki Chem Ind Co | Paving method by asphalt pavement scrap wood |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1023556A patent/JP2791391B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02204505A (ja) | 1990-08-14 |
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