JPH02204293A - エレベータドアの開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、エレベータドアの開閉装置に関する。

（従来の技術） 一般にエレベータドアの開閉装置は第３図に示すような
機械的構成を備えており、左右のエレベータドア１Ａ、
ＩＢを左右にスライド開閉するために、ドアリンク２Ａ
、２Ｂをドア１Ａ、１Ｂそれぞれに結合し、このドアリ
ンク２Ａ、２Ｂそれぞれの他端部を、ドアモータ３の駆
動により回転するドアマシン４と連結棒５Ａ、５Ｂによ
り連結している。

そして、ドアモータ３の回転によりドアマシン４が回転
すると、連結棒５Ａ、５Ｂを介してドアリンク２Ａ、２
’Ｂが回転軸部６Ａ、６Ｂの位置を中心にして往復回Ｗ
ＪＬ、、このドアリンク２Ａ、２Ｂそれぞれの下端側に
連結されているエレベータドアＩＡ、ＩＢが左右にスラ
イド開閉する。

そしてこのような−殻内なエレベータドアの同開装置に
４３いて、従来は、第４図に示す回路構成によりドアモ
ータ３を低速、高速切換え可能なようにしていた。

この従来のエレベータドアの開閉装置は、ドアモータ３
に対し開動用ドア抵抗７、開動用ドア抵抗８を設け、こ
れらのドア抵抗７．８それぞれに対しカムスイッチ９ａ
　、９ｂ　：　１０ａ　、１０ｂを接続し、これらのカ
ムスイッチ９ａ、９ｂ；１０ａ、１Ｑｂをドアマシン４
の回転に連動して回転りるカム（図示せず）によりオン
オフ切換え動作するようにし、ドア抵抗７．８の抵抗値
を大小切換えることによりドアモータ３への電流供給量
を大小切換え、これによりモータ速度を高速、低速１、
ＪＪ換え、ドアＩＡ、１Ｂの開閉位置に応じてドア開閉
速度をｔ、ＩＩ御づるようにしていた。

なお、第４図においてＯＰはドア間リレーにより駆動さ
れるリレー接点を示し、ＯＬはドア閉リレーにより駆動
されるリレー接点を示している。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来のエレベータドアの開閉
装置では、ドアモータの回転に連動して回転するドアマ
シンと共に回転するカム機構によりドアカムスイッチ９
ａ　、９ｂ　：１０ａ　、１０ｂの切換え接続を行うよ
うにしていたため、スイッチ９ａ　、９ｂ　：　１０ａ
　、１０ｂが機械的な力によりオンオフ切換えられるた
めに接触不良が発生しやり−り、ドアの開■１速度の制
御が正確に行えなくなる場合がある問題点があった。

この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、ドア開閉速度の高低切換えが正確に行え
るエレベータドアの１１４　ｆＪ）装置を提供すること
を目的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） この発明のエレベータドアの開Ｉ′１装置では、エレベ
ータドアの開閉駆動を行なうドアモータと、エレベータ
ドアの開ｒＡ移動に伴ってパルス信号を発生するパルス
発生手段と、このパルス発生手段からのパルス数をカウ
ントするパルスカウント手段と、低速及び高速用基準パ
ルスを発生する基準パルス発生手段と、前記パルスカウ
ント手段からのカウントパルス数を前記基準パルス発生
手段からの基準パルス数と比較する手段と、この比較手
段による比較結果に基き、実測パルス数が基準パルス数
と一致するようにドアモータに対する電源電圧をυ１陣
Ｊるドア七−タ制御Ｉｌ１手段と、エレベータドアの開
ｍ位置に応じて前記基準パルス発生手段に対するエレベ
ータドアの＃１ＲＪＪ速度指令を切換えるドア開閉速度
指令切換手段とを備えたものである。

（作用） この発明のエレベータドアの開閉装置では、ドア駆助手
段により開閉駆動されるエレベータドアの移動に伴なっ
てパルス発生手段からパルス信号を出力するようにし、
このパルス信号をパルスカウント手段によりカウントし
、カウントしたパルス数を基準パルス発生手段からの基
準パルス数と比較してその比較結果に基きドアモータに
対する回転速度を制御し、ドアを所定速度で開閉する。

そして、ドアが全開状態或は全開状態になる直前ではド
ア局υ１速度を低くし、中１ｍ位置で１．１高速で開閉
を行なうようにドア開閉速度指令手段が基準パルス発生
手段に基準パルス信号を高低切換える指令を与え、基準
パルス発生手段からの基準パルス信号に一致Ｊるように
ドアモータの回転制御を行なうことにより、ドア８閏速
度を高低切換える。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図に基づい′Ｃ詳説する。

第１図はこの発明の一実施例の機械的な構成を示し、第
２図は上記実施例の回路構成を示しでいる。

第１図のエレベータドアの聞ｌり装置の橢械的な構成に
おいて、第３図に示した一般的なエレベータドアの開閉
装置と共通の要素に対しては共通の符号を付して示して
あり、左右のエレベータドアＩＡ、ＩＢそれぞれは、開
閉リンク（第３図における２Δ、２Ｂ）に連結され、こ
のリンクの他端とドアマシン４の回転板４ａとの間に連
結棒５Ａ。

５Ｂが連結されている。そして、ドア開閉制御ユニット
１１により回転速度のｔ、１Ｉ１１１されるドアモータ
３の回転出力によりドアマシン４の回転板４ａが回転し
、連結棒５Ａ、５Ｂを介してリンクを左右に回動させ、
エレベータドア１Ａ、ＩＢを左右にスライド開閉動作１
にとができるのである。

そして、左右のエレベータドアＩＡ、ＩＢの開閉速度を
検出するだめのパルス発生手段としてスリット円板１２
がドアマシン４の回転板４ａと連動して回転するように
設けられており、パルスセンサ１３がスリット円板１２
の回転により発生するパルス信号を受信し、これをドア
開閉制御ユニット１１にパルス信号として入力するよう
になっている。

第２図はドア開け１制御ユニツト１１の回路構成を示し
ており、コネクタ１４，１５．１６により外部人力１７
、制御ユニット電源１８、ドアモータ電源１９の入力と
、ドアモータ３に対する電源出力２０及びパルスセンサ
１３からのパルス信号人力２１が与えられるようになっ
ている。

υ１１１１１ユニット１１の回路構成は、パルスセンサ
１３からのパルス信号人力２１のパルス数をカウントす
るパルスカウント装置２２と、このパルスカウント［１
１２２からの力ｒクントバルス数をｌｉパルス格納装置
２３から与えられる基準パルス数と比較するコンパレー
タ２４と、このコンパレータ２４の出力によりドアモー
タ３に対するドアモータ電［２０の電圧の高低切換えを
行なうドアモータ制御ユニット２５と、外部人力１７に
よりドア制御に関する信号を取入れるドア闇陽１条件選
択装置２６により構成されている。

上記の構成のエレベータドアの開閉装置の動作について
、次に説明する。

外部人力１７によりドア開閉条件選択装置２６にドア間
指令が入力されると、ドア開閉条件選択１ｉｉ！２６は
基準パルス格納装置２３に対し基準パルスの出力指令を
与える。

基準パルス格納装置２３はコンパレータ２４に対し基準
パルス信号の出力を行なう。

またドア１ｌｆＩ開条件選択ｉ置２６が外部入力１７に
よりオーブン指令を受けると、基準パルス格納装置２３
はオーブン基準パルス信号をコンパレータ２４に出力づ
る。

コンパレータ２４は、その基準パルス信号を受けてドア
モータユニット２５内のベースコントロールユニット（
図示せず）に出力している。

ドアモータユニット２５にはドアモータ電源１８が与え
られでおり、前記ベースコントコントロールニＬニット
がこのドアモータ［ｉ１８の電圧制御を行なうことによ
りドアモータ３に対するドア［−夕電圧２０をＵＡ整し
、ドアモータ回転速度をＬｉ　ＩＩＩづる。

上記のように外部人力１７によりドア開閉条件選択ｖ装
置２６から基準パルス格納装誼２３に基準パルス出力指
令が与えられ、コンパレータ２４が基準パルス格納装置
２３から基準パルス信号の入力を°受けると、ドアモー
タユニット２５はその内蔵するベースコント［１−ルユ
ニットにドア開動開始信号が与えられ、ベースコントロ
ールユニットがモータ電圧２０をコントロールし、ドア
モータ３に与える。

ドアモータ３はドアモータユニット２５からのドアモー
タ電圧２０の入力により回転を始める。

そし”Ｃドアモータ３が回転を始めると、ドアマシン４
の回転Ｆｉ４ａが回転し、連結棒５Ａ、５Ｂを介してド
アリンクを回動させ、エレベータドア１Ａ、１Ｂを左右
に開き始めさせる。

これと同時に、ドアマシン４の回転板４ａと連動してス
リット円板１２も回転し、パルスセンサ１３はこのスリ
ット円板１２の回転に伴ないパルス信号を受信し、その
パルス信号２１をドアυ制御ユニット１１のパルスカウ
ント装置２２に与え、カウントパルス数をコンパレータ
２４に出力する。

コンパレータ２４は、基準パルス格納装置２３からの基
準パルス信号のカウント数とパルスカウント装置２２か
らの実測パルスカウント数との比較を行ない、その差信
号をドアモータユニット２５に与える。そこでドアモー
タユニット２５では実測パルスカウント数が基準パルス
カウント数よりも大きい場合にはドア開閉速度が速すぎ
るとしてドアモータ電［１圧２０を低下させ、逆に基準
パルスカウント数の方が実測パルスカウント数よりも大
きい場合にはドアｌ？ｔｌｌＷ１速度が遅いものとし、
ドアモータ３に対するｍｍ電圧２０を上昇させるコント
ロールを行ない゛、ドアモータ３の回転速度を一定に保
つのである。

ドアＩＡ、１Ｂが全開状態に近づいてきた場合に、ドア
を低速開動作に切換えるために外部人力１７からドア全
開近接信号が入力され、ドア開閉条件選択装置２６は基
準パルス格納装置ｔ２３に対し低速開動作指令を与え、
基準パルス格納装置２３はこの低速ｒｐ１動作指令に対
応した基準パルス信号をコンパレータ２４に出力する。

そこでコンパレータ２４は、エレベータドアＩＡ、１Ｂ
の開動作に対するパルス信号をパルスセンサ１３からパ
ルスカウンタ８１２２を通して取り込み、そのパルスカ
ウント数を切換えられた後の低速用基準パルスカウント
数と比較し、比較結果からドアモータユニット２５によ
り実測パルスカウント数を更に低くするための電源電圧
制御が行なわれ、ドアモータユニット２５によりｗ制御
された電源電圧２０がドアモータ３に与えられるように
なり、こうしてドアモータ３の回転速度が低速に切換え
られ、エレベータドアＩＡ、１Ｂの開園速度を高速及び
低速それぞれにおいてほぼ一定のものになるようにフィ
ードバックｔｉ１ｍされるのである。

ドアＩＡ、ＩＢを閉動させるときの動作もほぼ同様であ
り、外部人力１７からドア開閉条件選択装置２６にドア
用指令信号が入力されると、基準パルス格納装置２３に
対しドア用指令信号が与えられ、基準パルス格納装置２
３はコンパレータ２４に対し高速用基準パルス信号を与
える。

そしてコンパレータ２４はドアモータユニット２５にこ
の基準パルス信号を与え、ドアモータ３に対するモータ
電源電圧２０を高速閉動作に必要な電圧にして与え、ド
アモータ３は高速回転してニレ−ベータドアＩＡ、１Ｂ
を左右から高速で閉じ始めさせる。

エレベータドアＩＡ、ＩＢがこうして愕１じ始めると、
パルスセンサ１３はエレベータドアＩＡ。

１Ｂの閉動作により発生プるパルス信号をパルスカウン
ト装Ｗ１２２に与え、パルスカウント装置２２はコンパ
レータ２４に対しそのパルスカウント数を出力して基準
パルスカウント数と比較し、その比較結果をドアモータ
ユニット２５に与える。

ドアモータユニット２５では、ドアモータ回動時と同様
に実測パルスカウント数が基準パルスカウント数と番よ
ぼ一致１“るようなドア速度を得るようにドアモータ３
に対するモータ電源電圧２０をｌｊｌ　ＩＩＩし、エレ
ベータドアＩＡ、１Ｂが所定の速度で閉動作するように
フィードバック制御を行なう。

そして、ドアＩＡ、１Ｂが全開状態近くまで移＃ｉＩＪ
すると、外部人力１７はドアの低速閑切換え指令をドア
開１ｒＩ条件選択装置２６に与え、ドア開閉条件選択装
置２６は基準パルス格納Ｖ装置２３に対し低速開動作用
の基準パルス信号を出力するように指令し、コンパレー
タ２４に低速閉動作用の基準パルス信号を入力する。

コンパレータ２４では、エレベータドアＩＡ。

１Ｂの実測パルスカウント数をこの低速に切換えられた
基準パルスカウント数と比較し、その比較結果をドアモ
ータユニット２５に与え、ドアモータユニット２５は基
準パルスカウント数に一致するような実測パルスカウン
ト数が得られるようにドアモータ３に対するモータ電１
ｆｆｉ圧２０をコント［１−ルし、こうして低速閉動作
時においてもほぼ所定の速度でエレベータドアＩＡ、Ｉ
Ｂが閏じるように１ｉｌｌｔｌｌｌする。

このようにして、エレベータドアＩＡ、ＩＢの開閉動作
に伴なって回転するスリット円板１２に対しパルスセン
サ１３がパルス信号を検出し、これをドア制御ユニット
１１に実測パルス信号として入力し、高速用または低速
用基準パルス信号とのパルスカウント数比較によりドア
モータ３の回転速度のフィードバック制御を行なうよう
にし、正確なエレベータドアの開閉制御を実現すること
ができるのである。

［発明の効果１ 以上のようにこの発明によれば、エレベータドアの開閉
に伴なってパルス信号を発生するパルス発生手段を設け
、このパルス発生手段からのパルス数をカウントし、高
速用または低速用基準パルス信号のカウント数との比較
によりドアモータの回転速度制御を行なうようにしてい
るため、ドアモータの回転υ制御が従来のように機械的
なものではなく、電子的に行なえ、ドア開閏初作の信頼
性の向上及びドア開閉回路の軽量、小形化が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例の機械構成図、第２図は上
記実施例の回路ブロック図、第３図は一般的なエレベー
タドアの開閉装置の機械構成図、第４図は従来例の回路
ブロック図である。 ＩＡ、１Ｂ・・・ドア ２Ａ、２Ｂ・・・ドアリンク ３・・・ドアモータ　　　　４・・・ドアマシン５Ａ、
５Ｂ・・・連結棒 １１・・・ドア開閉ｔａｉ　ｍユニット１２・・・スリ
ット円板　　１３・・・パルスセンサ１７・・・外部人
力　　　　２０・・・モータ電圧２１・・・パルス信号 ２２・・・パルスカウント装置 ２３・・・基準パルス格納装置 ２４・・・コンパレータ ２５・・・ドアモータユニット ２６・・・ドア開閉条件選択装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エレベータドアの開閉駆動を行なうドアモータと、エレ
   ベータドアの開閉移動に伴つてパルス信号を発生するパ
   ルス発生手段と、このパルス発生手段からのパルス数を
   カウントするパルスカウント手段と、低速及び高速用基
   準パルスを発生する基準パルス発生手段と、前記パルス
   カウント手段からのカウントパルス数を前記基準パルス
   発生手段からの基準パルス数と比較する手段と、この比
   較手段による比較結果に基き、実測パルス数が基準パル
   ス数と一致するようにドアモータに対する電源電圧を制
   御するドアモータ制御手段と、エレベータドアの開閉位
   置に応じて前記基準パルス発生手段に対するエレベータ
   ドアの開閉速度指令を切換えるドア開閉速度指令切換手
   段とを備えて成るエレベータドアの開閉装置。