JPH0220346A - 石版印刷機の版湿しシステム - Google Patents

石版印刷機の版湿しシステム

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JPH0220346A
JPH0220346A JP1120601A JP12060189A JPH0220346A JP H0220346 A JPH0220346 A JP H0220346A JP 1120601 A JP1120601 A JP 1120601A JP 12060189 A JP12060189 A JP 12060189A JP H0220346 A JPH0220346 A JP H0220346A
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JP
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dampening
water
ink
roller
rollers
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JP1120601A
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English (en)
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Thomas A Fadner
トーマス エイ.ファッドナー
Kanegan Eugene M Van
ユージン エム.バン カネガン
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Boeing North American Inc
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Rockwell International Corp
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    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F7/00Rotary lithographic machines
    • B41F7/20Details
    • B41F7/24Damping devices
    • B41F7/36Inking-rollers serving also to apply ink repellants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F7/00Rotary lithographic machines
    • B41F7/20Details
    • B41F7/24Damping devices
    • B41F7/26Damping devices using transfer rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F7/00Rotary lithographic machines
    • B41F7/20Details
    • B41F7/24Damping devices
    • B41F7/30Damping devices using spraying elements

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)
  • Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
  • Printing Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は石版印刷プロセスに対する湿しシステムにおい
て、二つまたはそれ以上の親油性おJ:び疎水性湿し装
置ローラの列から物即的に分離された湿し水供給部材を
使用し、前記ローラの一つが印刷版と接触するフオーム
 ローラ(肴はローラ)であり、湿し装置ローラの列が
、印刷作業中にインキが塗布され、かつその状態に止ま
るようになった湿しシステムに関する。
(従来の技術) 石版印刷を連続的に行なう技術においては、印刷版(単
数または複数)に印刷インキの他に水様湿し溶液を連続
的に供給することが重要である。
この湿し溶液は印刷版の全非画線区画(地)に水の層を
形成し、それによってローラに対する独立インキ供給シ
ステムから印刷版の所要の画線区画以外にはインキが移
されないようにされている。
石版印刷における湿し水は普通、印刷版に対し緩衝液、
ゴム、給湿剤、アルコール、防かび剤等の種々の組合せ
を含む薄い水溶液の形で供給され、これら添加剤の機能
は石版印刷を実加するために有用な種々の水供給および
湿し装置の組合せを効果的に利用し得るようにすること
である。前記塩および給湿剤はその濃度が鼻常に低く、
典型的には数%程度に過ぎないが、該印刷機の運転中に
インキ塗布および湿しシステムの制御に過度の、かつ実
際的でない注意を必要とすることなく、印刷機システム
により美しい、汚れのない背朔と、鼾鋭な画線とを有す
る印刷コピーを得んとする時に、欠くことのできないも
のであることが分った。
石版印刷を行う場合には、湿し溶液の種々の組成の最大
効用は湿しシステムの形態に応じて違ってくる。湿しシ
ステムにおいては湿し溶液内の特定材料に対する湿し効
果の見掛【プの依存性をかなり減らす必要がある。
湿しシステムの全体を説明する便利な方法は、工業上一
般的ではないが、作業を次のように二つの必要部分に分
けて考えることである、a、普通はクロムまたは布によ
って被覆されたピックアップ ローラ、螺旋ブラシー噴
霧システム、噴霧ノズル等、ならびにチューブ、タンク
J5よび制御I器よりなる水供給部分にして、これら部
材が共に、静止時には容積の大なる湿し溶液を連続的な
、指向的に配向された、比較的薄い溶液の膜または微細
な霧に変換するようになっている水供給部分と、 b、 湿し装置部分にして、単数または複数の[1−ラ
の列よりなり、該ローラが水供給部分から水の薄い膜ま
たは微細な霧を受は入れ、かつこれを印刷機の速度で回
転している印刷版に搬送するようになった湿し装置部分
湿しシステムはなお、印刷機の版胴に対する水の供給が
インキの供給前に行われるか、インキの供給後に行われ
るかによって区別される。
最良の印刷品質を得るためには水−最初方式の湿しの方
が、水−最後方式の湿しより優れていることが繰返し主
張されている。事実、在来技術による湿しシステムの大
部分はこれを水−最後位置において使用した時には、石
版印刷の場合に重要な印刷版上の画線差を維持し得ない
。前述のような意見の生じる実際的な理由は、水−最後
方式の湿し装置によって版に移される水の膜は、版の画
線区側に新しくイン4:が移された後に塗布されると言
う事実によるものである。この水の膜は、次に印刷版か
ら印刷ブランケットに、続いて印刷せんとする紙に移さ
れるインキと干渉し、品質の低い印刷コピーを形成し、
極端な場合には印刷機の印刷部分にインキを移し得ない
ようになる。水−最初方式を選択する他の理由は、水−
最後方式のシステムによる時はインキの停滞および浸水
を起す傾向があり、この水がゴムの湿しフオーム 口う
の上に残るようになるからである。これは印刷版の非画
線区画にインキを跳ね飛ばし、場合によってはインキを
写し、望ましからざる印刷マークを発生させる原因とな
る。本発明によれば在来の如く湿し装置の位置を水−最
初方式に制約する必要がなくなる。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は石版印刷の湿しシステムにして、印刷版
に対するインキ供給および水供給の順序とは関わりなく
、高品質の印刷コピーが得られるようになった湿しシス
テムを供することである。
本発明の他の目的は湿しシステムにして、印刷版におけ
る画線差を維持するために必要とされる給水量を、でき
るだけ少なくして作業を行ない得るような湿しシステム
を供することである。
さらに別の目的は石版印刷を行う時の、インキと水との
バランスに関する問題の数およびその発生頻度を最少限
に止めることである。
ざらに他の目的は効果的な、かつ高品質の石版印刷を行
うために、高レベルの界面活性添加剤を必要としないよ
うなインキ−バイアス分配ローラ列を使用する湿しシス
テムを供することである。
本発明の前述の、および他の目的と特色とは添付図面に
よって次に述べる説明によって明らかとなる。
(実施例) 第1図、第2図および第3図において、本発明の装置は
湿し溶液供給装置100および湿しローラの組101よ
りなっている。この湿しローラの組は親油性および疎水
性の面を有し、かつ受入れローラ102または102B
、湿しフオーム ロラ103、転送ローラ104および
単数または複数のライダーローラ105よりなっている
。親油性および疎水性の面を有することによって湿しロ
ーラの組101のすべてのローラは、大量の水が存在し
ているにも関わらず、印刷が行われる時にインキ膜を担
持することができる。湿しローラの組のすべてのローラ
の表面は実質的の印刷機と同じ速度で回転する。フオー
ム ローラ103、ライダーローラ105および受入れ
ローラ102Bは版l1ii106の表面および(また
は)別個に駆動される受は入れローラ102または転送
ローラ104との物理的干渉によって摩擦的に駆動され
る。前述の如く湿しシステムに使用されるすべてのロー
ラは親油性および疎水性の表面を有している。親油性お
よび疎水性の両方を有する0−ラは銅のごとき金属性の
もの、またはゴムあるいはプラスチックの如き非金属性
のものとなすことができる。
金属または重合ゴムまたはプラスチックローラの場合は
、該ローラが軟らかいものであっても、堅いものであっ
ても、その親油性/疎水性の作用は少なくともインキ油
または湿し水の小滴が金属または重合ゴムまたはプラス
チックの表面に広がる度合を測定することによって予想
することかできる。標準表面化学教本に記載されている
如く、固着小滴技術はこの品質を測定するに適している
普通親油性/疎水性ローラの材料はほぼOoなるインキ
油(Flint Oil Co、 )接触角と、はぼ9
0°またはそれ以上の蒸留水接触角とを有している。こ
れらの値は親油性/疎水性材料を決める時に役立つ。
この原理にしたがって材料を選択する場合には、たとえ
ば次に示す規則が推奨されるが、これは必ずしも制限的
ではない。
最適  水接触角 90’ またはこれ以上インキ油 
10°またはこれ以下およ 接触角  びスプレッディング発生 可能  水接触角 80’またはこれ以上許容  イン
キ油 10°ま°たはこれ以下およ接触角  びスプレ
ッディング発生 おそらく 水接触角  80°以下 許容不能 許容   インキ油  10°以上および(また接触角
   □は)スプレツデングを発生せず これに関連する別の試験は、試験せんとする材料の上に
インキの薄い膜を置き、次にこのインキ膜の上に湿し溶
液の小滴を置くことである。水溶液がインキと置換し、
すなわちインキを離すに要する時間が長ければ長い程、
かつこの置換程度が小さりれば小さい程材料の親油性/
疎水性は大である。
この親油性/疎水性を有する材料は、石版印刷機の場合
実際的には、その表面に石版印刷インキおよび水、すな
わち湿し溶液がある時またはこれを供給した時には、水
に優先してインキを受入れ、保持しかつ維持する。印刷
作業に水−最初方式または水−最後方式の何れを使用す
るにせよ、本発明の石版印刷機湿しローラ列内に使用さ
れるローラが、水タンクまたは給水システムから印刷版
に効果的に水を搬送し得るようにするのはこの親油性/
疎水性である。
第1図および第2図に示された配置においては、親油性
受入れローラ102の表面は銅またはカーボンの如き比
較的堅い非弾性物質を充填したR11sanのようなナ
イロン重合体または名目上非降伏的な他の任意な親油性
および疎水性材料となすことができる。これとは別に第
3図の転送ローラ102Bの表面は親油性および疎水性
を有する弾性ゴム状材料から選択される。ローラ102
および104はこれ等を印刷機駆動装置に歯車連結する
ことにより、または該ローラに装着された別のモータの
速度を印刷機駆動装置に電気的に接続することにより、
実質的に印刷機の速度で駆動される。なおローラ102
BはO−ラ104と表面的に干渉接触させることによっ
て摩擦的に駆動することができる。
第1図、第2図および第3図に示されたフオーム ロー
ラ103は石版湿しの技術を実施する時に典型的な弾性
カーボン充填ゴム製の湿し装置フオームローラとなすこ
とができ、したがって該ローラは親油性および疎水性を
有している。このローラ103は印刷版106および比
較的堅いローラ102または104と接触することによ
って摩擦的に駆動される。なおこれらローラは押圧駆動
または独立駆動式のものとなすことができる。
ライダー ローラ105も摩擦駆動式のものとなすこと
ができ、したがって親油性および疎水性を有する弾性ゴ
ム状材料によって形成された表面を有するものとなすべ
きである。
第4図は湿し装置フオーム ローラ103が、親油性お
よび疎水性ローラ102.102Aおよび107から1
10までよりなるインキング システムの1部分をなし
ている別のローラ配置を示す。他の形態はここに説明し
た原理により、前記部材とはあまり違わないものと考え
ることができる。
石版印刷の過去の経験および技術から、第1図に示した
湿しシステムを水−最初方式に使用した時には、前記疎
水性および親油性表面を有する口一う102の代りに、
クロムまたはニッケル等の疎水性ローラ表面を有するロ
ーラを使用しても石版湿しシステムとして満足に作動す
ることがわかった。しかしながら第1図の湿しローラシ
ステムに、親油性および疎水性ローラ102ではなく疎
水性ローラを設け、かつこれを水−最後位置に使用した
場合には、含有画線の少ない印刷機の横方向区画に許容
し難い結果が生じ、すなわちゴム湿しフオーム ローラ
の上に次第に盛り上がったがインキが、印刷版の水によ
って被覆された疎水性の、主として非画線区画と、普通
は疎水性の湿し装置ローラの、水によって被覆された表
面との間に遊離することが分かった。このような過剰イ
ンキを湿し装置フオーム ローラの前記区画から搬出す
る通路はない。このように遊離し、かつ停滞するインキ
は、これが変性してローラから周囲の面に跳ねと゛ばさ
れ、または印刷版に転送され、さらに紙に移されるよう
になるまで益々多量の水を含むようになり、したがって
印刷物の品質を低)させる。
さらに厳密な場合には、印刷版のすべての区画に幾分均
一に配分された水は、該印刷版の画線区画から、印刷せ
んとする基質に転送を行うための印刷ブランケットに対
する転送を妨げる。第1図の湿しシステム水−最後方式
を使用する時に、印刷版上の非画線区画をきれいな状態
に維持するために連続的に必要とされる湿し水の量は、
該印刷版の画線区画の表面に不可避的に転送される供給
水の部分を連続的に、かつ敏速に除去するに十分なイン
キの能力より大であると考えられる。すなわちフオーム
 ローラによって印刷版の画線区画に押し付けられる薄
いインキの膜は普通は敏速には吸収されず、したがって
該印刷版のインキ着けされた表面から、干渉する湿し水
の小滴、膜または層を除去する。したがって印刷版から
ブランケットおよび印刷せんとする紙に転送されるイン
キの量は著しく減少する。前記干渉水層は画線区画の上
に残り、次にインキ フオーム ローラと回転的に接触
する時に、この画線区画に対するインキの完全な転送が
行なわれないようにする。したかってまたフオーム ロ
ーラの上に未使用のインキが盛り上り、かつ印刷された
コピーの所期の光学的密度は不十分となり、場合によっ
ては所期の画線フオマットの部分が欠けるようになる。
第1図の方式を水−最後位置において使用し、しかも親
油性および疎水性ローラを前に説明したようなものとし
た場合には、インキと供給水のバランスに関して相当の
注意を払う必要はあるが、満足すべき画線差が得られる
。この時得られる印刷品質は、同じ湿しシステムを使用
した水−最初方式石版印刷の時に得られる品質とほぼ等
しい。
もちろん普通の水−最初位置において、本発明による第
1図の変型を使用しても良い結果が得られる。
操作可能および操作不能示しのこの差は、第2図の湿し
装置を使用して水−最初位置と水−最後位置とを比較し
た時にさらに明らかとなる。すなわちローラ102の表
面を疎水性のものとした時には、印刷システムは第1図
の湿しシステムを疎水性ローラと・共に使用した場合と
同程度にしか作動しない。ここで説明しているようにロ
ーラ102を親油性および疎水性のものとすれば、両方
の湿し位置を使用することによって優れた印刷結果が得
られ、しかも作業員の注意は少なくて済み、かつ水供給
の公差を普通の範囲に留めることができる。
さらに第3図の湿しシステムを疎水性および親油性ロー
ラと共に使用した時には、在来技術における水−最初湿
し位置と水−最後湿し位置との間の印刷品質および印刷
機安定性の差はなくなる。
インキ着けされた湿しローラを使用することによって、
湿し溶液を水−最後方式で供給する場合においても優れ
た印刷を行なうことができる。このことはコンパクトな
、効率的なかつ便利な多重印刷個所を有する印刷機を設
計する場合も有用である。在来においては優れた印刷品
質を得ようとすれば、湿しシステムを安全にするには、
これを回転方向に見てインキング ローラ列の前に置く
必要があった。
確実に言えることは、第1図、第2図および第3図に示
されたローラ ニップ内の多重液態は、本明細書によっ
て明らかにされているように、供給された湿し水が湿し
装置ローラ上のインキ膜に混入する多くの個所を発生せ
しめ、かつ実際の印刷版に対する水の搬送が主としてこ
れらインキ膜内において行なわれると言うことである。
これは在来広く行なわれていた湿しシステムの設計と著
しく異なる点であり、すなわち湿しシステム構成部材の
機能は、疎水性受は入れまたは転送ローラの上に水の薄
い膜を形成し、かっこの水膜をミリセカンド程度の短い
停滞時間で、インクド フオーム ローラと、前配水膜
を担持する疎水性ローラとによって形成される単一ニッ
プ内に転送することである。
本発明においては、複数のインクド ローラを使用し、
かつ湿し装置のすべての水担持ローラの上にインキ膜を
形成し、たとえば第1図の2−インクトローラ湿し装置
がインキ族に水を混入する機会を2度有するようにする
。この数は混入機会が1回または0回である在来の湿し
システムの何れよりも大である。したがって第2図の3
−インクド ローラ湿しシステムは在来技術よりは優れ
ており、かつ第3図の4−インクド ローラ湿しシステ
ムは在来技術のシステムよりさらに優れ、水−最初湿し
方式対水−最後湿し方式に関して一般に流布している誤
った考えを排除するものである。
キーレス石版印刷カップルに対して螺旋ブラシ水供給を
行う第5図のインキ列湿しシステムを使用して、1組の
典型的な印刷試験を行なった。この方式はいくつかのイ
ンキング ローラが、印刷版に水を供給する湿し装置ロ
ーラとして使用されているから、第4図に示された湿し
装置とほぼ等しい。キーレス印刷機においては、インキ
の供給は印刷機の幅に対して均一であり、実質的に米国
特許4,690.055に記載されているセル式調量ロ
ーうおよびこれと共働するドクターブレードによって制
御される。キーレスであると言うことは本例の場合と同
様であるが、理解を容易にするために簡単に説明する。
N、 J、のJ、 H,HuberInk Co、によ
って製造されている黒色のキーレスインキ組成と、N、
 J、、 CarlstadtのCand−無限責任会
社から発売されている消イオン水1ガロンに対し湿し溶
液800を1−1/2オンス加えたものとを使用した。
湿し溶液の供給はできるだ【プ少なくなるように調節し
、しかも印刷版の画線区画と非画線区画(地)との差が
完全に残るように、したがって優れた印刷コピー品質が
得られるようにした。60,000枚のコピーを印刷す
る試験を行なう時に湿し溶液を測定した。前記の如き状
態においてはコピー1枚の印刷に要する湿し溶液は0.
25dから0.29−までであった。
前例の場合と同じ材料、印刷機構成部材および条件によ
って、別の試験を行なった。この試験が前例と異なる点
は、螺旋ブラシ水供給部分を、在来技術による湿し装置
ローラ部分と共に、第6図に示されたような、印刷版に
対して直接的な水−最初方式に使用したことである。湿
し溶液の使用量は相当大であり、コピー当り0.33−
から0.37mまでであった。
第1例におけるインクド ローラ列が印刷版に水をより
効果的に送ることは明らかであり、すなわちこのような
型では、誘過の印刷版に対して直接的な疎水性[1−ラ
湿しシステムに比し、印刷版によってより直接的に使用
し得るようになる。
したがって本発明の直接湿し装置においては特に効果的
に、インキおよび水の両方が存在する状態でインキを完
全に受入れ得る、すなわち親油性おにび疎水性の面を右
する一組の湿し装置ローラが使用される。したがってま
た本発明においては印刷版に水を運ぶためにはインキの
塗布された湿し装置ローラが使用され、かつ湿し装置ロ
ーラ部分に疎水性ローラを設けることは意識的に避けら
れる。言うまでもなく湿し装置列の中に疎水性ローラが
含まれていなければ、在来技術による石版印刷湿しシス
テムの水−供給部分におけると同様に、本発明の水−供
給部分に単数または複数の疎水性ローラを有利に使用す
ることができる。
ここに説明する湿しシステムによれば、業界で言われる
インキ−水のバランスに関する問題等、石版印刷におい
て生じる種々の問題の数および頻度は著しく減少する。
在来技術において、このインキ−水のバランスが問題と
なる主なる理由は、水およびインキの両方の薄い膜が印
刷版において利用されるようにする時には、該印刷版が
それぞれその非画線区画および画線区画だけに水および
インキを受は入れるものと期待しているためと考えられ
る。
在来の湿しシステムはその何れにおいても、印刷機が回
転する度にインキが、印刷版の画線区画に沈殿する過剰
の水を敏速に受入れねばならぬと言うことを考慮に入れ
ていない。このようにするためには、前記水は疎水性湿
し装置ローラ上の連続水膜よりも多く、インキ膜の中に
拡散し得るような形をなしている必要がある。本発明の
湿しシステムはこの拡散性を与え得るものであり、かつ
本システムによる時は実際に水は小滴として印刷版に導
入され、かつインキ膜の中に一時的に捕捉され、すなわ
ち乳化され、印刷品質を最良にするための大きさを有す
るようになる。水がインキの転送を妨げないようにする
ためには、一般に水滴の最大寸払が印刷時に生じるイン
キ膜の最小厚さJ:り小となるように、すなわちほぼ1
乃至5ミクロンとなるようにする。一つの不溶性材料が
他の不溶性材料の中において小滴を形成するようになづ
ための一つの方法は、これら二つの材料を反複して混合
することである。前述の如き二つまたはそれ以上のイン
キの塗布された湿し装置自−ラのニップにおいて、イン
キの中に水を繰返して混入すれば前記の如き特徴が得ら
れる。したがって本発明によれば、与えられた一組のイ
ンキおよび湿し溶液と印刷条件とに対して、広い水−供
給作動範囲が得られるものと考えられる。さらに在来の
湿しシステムを使用した場合におけるよりもインキJ5
よび湿し溶液組成の広い範囲に回る使用を期待すること
ができる。このように有利な両得性により、最良の印刷
品質を得るためのインキおよび水供給のバランスに関す
る印刷上の問題の数および厳正麿は軽減される。
印刷版に水を搬送するためにインキング )第−ム ロ
ーラの一つを使用する、在来″技術の疎水性ローラをベ
ースとする湿しシステムは、疎水性情量目−ラからイン
クド フオーム ローラに適当な速さで湿し水を転送し
得るようにするためには、イソプロパツールの如ぎ界面
活性剤を多量に、たとえば10%から25%まで追加す
る必要がある。アルコールは水からインキへの転送プロ
セスを助けるものであるが、このプロセスは前述の如く
、在来のシステムにおいては短い単一ニップ停滞時間内
でしか起り得ない。興味のあることは疎水性ローラを含
む湿しシステムは、一般に言われている所によれば、制
御が容易であり、インキ水のバランスに対して大きな許
容範囲を有し、かつ湿し溶液内に10%から25%まで
のイソプロパツールを使用した時、すなわち化学的添加
剤によってインキに水を入れるようにした時には、イン
キ−水バランスの問題が少なくなることである。
このアルコール活性結果の得られる理由は、明らかに在
来の湿しシステムにおいてはインキに水を十分に混入す
る作用がなかったためである。したがってここで説明す
る湿しシステムは表面活性剤としてのアルコールの添加
は不要である。このような添加剤の代りに機械的混合に
よって改良が行なわれる。これは費用を著しく低減する
ばかりでなく、イソパノールの使用に伴なう健康上の危
険および安全性の低下を阻止する。
インクド ローラを有するインキ列湿しシステムの有利
な特色は以前から認められていたものであり、本発明の
背景をなしている。このインキ列湿しシステムはある種
の不利な特性を有しているが、これは本発明の直接イン
クド ローラ湿しシステムを使用することにより回避し
得ることに注意すべきである。
円周的画線含有率の低い、印刷機横方向位置を有するフ
オマットを印刷する時には、紙に転送されるインキの量
は非常に少ない。さらに紙に移される水の主な通路は転
送されるインキによるものであるから、このことによっ
ても紙に写される水の量は非常に少ない。供給される湿
し水の量は印刷機の横方向には均一であるから、低画線
含有率に対応する区域にあるインキング ローラ上の水
含有量はインキの吸収能力よりは大となる。したがって
自由水層が表れることによって、インキング ローラか
ら散発的にインキが釈放され、それによって印刷機の種
々の部分に、インキの局部的な盛り上りおよび跳ね返り
を発生させるようになる。ここに説明するような直接的
なインクド湿しを使用することによって水の蒸発に対す
る追加的な通路、すなわちインクド湿し装置ローラが得
られる。面積が増加することによって、印刷機の横方向
区域におけるこの大量の過剰水を、その種々の含水量に
対応して蒸発せしめ得るようになる。
これは画線フオマットの差によって生じる水の盛り上り
の悪影響を少なくする。
さらに重要なことは、本発明の湿し水はインキング列に
水を直接導入するのではなく、インキング システムに
間接的に入れられることである。
すでに印刷版に供給され、したがってインキングフオー
ム ローラによって摩擦的に除去された水だけがインキ
ング システムに入る。この時湿し装置ローラ列に入る
イン4:内に含まれる水はインキ列湿しの場合の水に比
して相当少ないものと考えられる。したがってインキお
よび水供給のバランスに関する調節の問題も少なくなる
特別の印刷機横方向位置においてインキが印刷されない
時は、普通は物理的な障壁または水止めを使用し、ある
いは払拭を行い、該位置において印刷版に達する湿し水
の量がごく少量となるように、すなわち印刷版のこれら
非画線区画にイン4−が生じないようにする程度の水だ
けが届くようにする。水止めの使用が困難であるような
低インキ被覆区域に適合させるために使用される他の典
型的な方法は、単数または複数の湿しローラを振動せし
め、それによって過剰水の部分を横方向に分散させるこ
とである。したがって第1図、第2図、第3図および第
4図に湿され単数または複数の湿し装置ローラ列は同じ
理由によって軸線方向に振動するものとなすことができ
る。
キーレス石版印刷機においては、印刷版に対して使用し
得るインキの相当の部分を掻き取り、かつインカーのイ
ンキ供給部分に循環せしめる必要がある。これは過剰の
水を印刷版から搬出して、これを印刷機の横方向に再分
配することとなるから、一般に水止めは不要であり、か
つ印刷機横方向水分配装置の如き振動装置も不要となる
本発明の構成要素はすべて、前記湿し装置を装着した印
刷機を、印刷版の画線区域から、または第4図の変型の
場合はインキング フオーム ローラからインキのある
部分を敏速に除去し、すべての湿し装置ローラの上に速
やかにインキの薄膜が形成されるようになすことによっ
て印刷機を始動した時に作動するようになる。噴霧とし
て受は入れローうに供給された水は、湿し装置の組の各
ローラ間ニップにおいて剪断作用により、湿し装置ロー
ラ上の前記インキ膜の中に混入され、かつ乳化される。
したがって供給される水の、最初は大きな滴または霧は
湿し装置ローラを通って印刷版に移動する時に連続的に
精練され、フオームローラおよび印刷版に達するまでに
インキの中にミクロンおよびサブミクロンの大きさの小
滴として懸濁するようになる。このように水滴の寸法は
印刷版上のインキの膜厚よりは小さく、この小滴は版の
インキ面および非インキ面の間を容易に、かつ敏速に往
復し、それによって必要とされる非画線区域に水を供給
する。したがって本発明の湿し装置は版の画線区域に、
次に行われるインキング フオーム ローラから版へ、
または版から印刷ブランケットへ、次いで印刷せんとす
る基質へのインキの転送を妨げるような自由水の膜が形
成されるのを阻止する。
【図面の簡単な説明】
第1図は印刷機版胴に使用される湿しシステムを示ず略
側面図、第2図は第1図に示された型の湿しシステムの
変型、第3図は第1図および第2図に示されたものと同
様な湿しシステムの変型、第4図は湿しロールをインキ
ング システムに組入れた別の配置を示す図、第5図は
本発明と比較する時に有用なインキ列湿し印刷システム
を示す図、第6図は本発明の装置および方法によって置
き換えられた普通の湿しシステムを示す図。 100・・・湿し溶液供給装置、101・・・湿しロー
ラの列、102・・・受は入れローラ、103・・・湿
しフオーム ローラ、104・・・転送ローラ、105
・・・ライダーローラ、106・・・版胴。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)石版印刷機の版湿しシステムにおいて、湿し水供
    給部分と、この湿し水供給部分から物理的に分離された
    湿し装置部分とを有し、前記湿し装置部分が二つまたは
    それ以上の同軸的接触ローラよりなり、該ローラの少な
    くとも一つが印刷版と接触しかつこれと同軸をなし、こ
    の印刷版に水を配送するようになつており、前記ローラ
    が親油性および疎水性の外表面を有していることを特徴
    とする湿しシステム。
  2. (2)前記湿し装置ローラが少なくとも80°の水接触
    角度と、10°以下のインキオイル接触角度とを有しか
    つスプレツデングを伴う請求項1記載の湿しシステム。
  3. (3)前記水接触角度が少なくとも90°である請求項
    2記載の湿しシステム。
  4. (4)石版印刷機において、その版を湿すための印刷機
    湿しシステムの組合せが湿し水供給部分と、この湿し水
    供給部分から物理的に分離された湿し装置部分とを有し
    、前記湿し装置部分が二つまたはそれ以上の同軸的接触
    ローラよりなり、該ローラの少なくとも一つが印刷版と
    接触しかつこれと同軸をなし、該印刷版に水を配送する
    ようになつており、前記ローラが親油性および疎水性の
    外表面を有している石版印刷機。
  5. (5)石版印刷プロセスにおいて、印刷版に対する湿し
    水の塗布が湿し水供給部分と、該湿し水供給部分から物
    理的に分離された湿し装置部分とによつて行われ、前記
    湿し装置部分が二つまたはそれ以上の同軸的接触ローラ
    よりなり、該ローラの少なくとも一つが印刷版と接触し
    かつこれと同軸をなし、該印刷版に水を配送するように
    なつており、前記ローラが親油性および疎水性の外表面
    を有している石版印刷プロセス。
JP1120601A 1988-06-16 1989-05-16 石版印刷機の版湿しシステム Pending JPH0220346A (ja)

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JP1120601A Pending JPH0220346A (ja) 1988-06-16 1989-05-16 石版印刷機の版湿しシステム

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JP (1) JPH0220346A (ja)
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CA (1) CA1332318C (ja)
DE (1) DE68915340T2 (ja)

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AU3257489A (en) 1989-12-21
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EP0346573A2 (en) 1989-12-20
EP0346573B1 (en) 1994-05-18
CA1332318C (en) 1994-10-11
EP0346573A3 (en) 1990-08-22
DE68915340T2 (de) 1994-08-25
AU620387B2 (en) 1992-02-20

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