JPH02201730A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
- Publication number
- JPH02201730A JPH02201730A JP2118089A JP2118089A JPH02201730A JP H02201730 A JPH02201730 A JP H02201730A JP 2118089 A JP2118089 A JP 2118089A JP 2118089 A JP2118089 A JP 2118089A JP H02201730 A JPH02201730 A JP H02201730A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic head
- recording medium
- carbon layer
- magnetic recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims abstract description 24
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 22
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 20
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 20
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract description 7
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 7
- 230000003068 static effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000000151 deposition Methods 0.000 abstract 1
- -1 perfluoroalkyl carboxylic acid Chemical class 0.000 description 10
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 5
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 5
- 235000014113 dietary fatty acids Nutrition 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 150000002148 esters Chemical class 0.000 description 4
- 229930195729 fatty acid Natural products 0.000 description 4
- 239000000194 fatty acid Substances 0.000 description 4
- 150000004665 fatty acids Chemical class 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 3
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 150000003863 ammonium salts Chemical class 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 2
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 2
- ZZWPMWOTDZKVKK-UHFFFAOYSA-N 3,4,5-trifluorothiophene-2-carboxylic acid Chemical compound OC(=O)C=1SC(F)=C(F)C=1F ZZWPMWOTDZKVKK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- LSNNMFCWUKXFEE-UHFFFAOYSA-M Bisulfite Chemical compound OS([O-])=O LSNNMFCWUKXFEE-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N Dihydrogen sulfide Chemical class S RWSOTUBLDIXVET-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N Fluorine atom Chemical compound [F] YCKRFDGAMUMZLT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910019142 PO4 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920002396 Polyurea Polymers 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 150000004703 alkoxides Chemical class 0.000 description 1
- 150000001408 amides Chemical class 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 150000001732 carboxylic acid derivatives Chemical class 0.000 description 1
- 238000003486 chemical etching Methods 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- ZBCBWPMODOFKDW-UHFFFAOYSA-N diethanolamine Chemical compound OCCNCCO ZBCBWPMODOFKDW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 150000002191 fatty alcohols Chemical class 0.000 description 1
- 229910052731 fluorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011737 fluorine Substances 0.000 description 1
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- BQPIYDUNTQHZBF-UHFFFAOYSA-N n,n-difluorocarbamoyl fluoride Chemical class FN(F)C(F)=O BQPIYDUNTQHZBF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 1
- YZERDTREOUSUHF-UHFFFAOYSA-N pentafluorobenzoic acid Chemical class OC(=O)C1=C(F)C(F)=C(F)C(F)=C1F YZERDTREOUSUHF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010702 perfluoropolyether Substances 0.000 description 1
- 235000021317 phosphate Nutrition 0.000 description 1
- 238000001020 plasma etching Methods 0.000 description 1
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 1
- 229920003226 polyurethane urea Polymers 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 150000005846 sugar alcohols Polymers 0.000 description 1
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気記録媒体、特に非磁性基板に形成された溝
内に磁性材が充填されて記録トラック部が構成されるよ
うにした磁気記録媒体に係わる。
内に磁性材が充填されて記録トラック部が構成されるよ
うにした磁気記録媒体に係わる。
本発明は、非磁性基板に形成された溝内に磁性材が充填
されて記録トラック部が構成されるようにした磁気記録
媒体において、磁気ヘッドとの対向面にカーボン層を被
着し、磁気ヘッドとの相対向的移行を安定に行い、また
耐久性、耐腐蝕性に優れた磁気記録媒体を得るものであ
る。
されて記録トラック部が構成されるようにした磁気記録
媒体において、磁気ヘッドとの対向面にカーボン層を被
着し、磁気ヘッドとの相対向的移行を安定に行い、また
耐久性、耐腐蝕性に優れた磁気記録媒体を得るものであ
る。
非磁性基板に形成された溝内に磁性材が充填されて記録
トラック部を構成するようにした磁気記録媒体(以下デ
ィスクリートメディアと言う)の提案がなされている(
例えば特開昭56−119934号公報参照)。
トラック部を構成するようにした磁気記録媒体(以下デ
ィスクリートメディアと言う)の提案がなされている(
例えば特開昭56−119934号公報参照)。
この種のディスクリートメディアは、記録トラック間を
充分小としても互いのトラック間の磁気的影響すなわち
クロストークを効果的に抑えられることから高密度記録
化が期待される。またこの種ディスクリートメディアに
おいては、磁気ヘッドの、目的とする磁気トラックへの
アクセスを正確に行い得るという利点がある。さらにま
たこの種メディアにおいては、その溝内に形成された磁
性層表面を媒体面から後退して設は得ることから、これ
をハードディスクとして用いる場合においてこのディス
クの回転開始及び停止時におけるこのハードディスクに
対する浮上型磁気ヘッドの磁性層に対する直接的接触を
回避し得ることによって耐久性の向上をはかることがで
きるとされ実用上大きな利点を有すると考えられる。
充分小としても互いのトラック間の磁気的影響すなわち
クロストークを効果的に抑えられることから高密度記録
化が期待される。またこの種ディスクリートメディアに
おいては、磁気ヘッドの、目的とする磁気トラックへの
アクセスを正確に行い得るという利点がある。さらにま
たこの種メディアにおいては、その溝内に形成された磁
性層表面を媒体面から後退して設は得ることから、これ
をハードディスクとして用いる場合においてこのディス
クの回転開始及び停止時におけるこのハードディスクに
対する浮上型磁気ヘッドの磁性層に対する直接的接触を
回避し得ることによって耐久性の向上をはかることがで
きるとされ実用上大きな利点を有すると考えられる。
上述したようにディスクリートメディアによるハードデ
ィスクは、多くの利点を有するものの実際上これに対し
て浮上型磁気ヘッドを動作させる場合、このディスクの
回転開始及び停止時の磁気ヘッドのディスクすなわち媒
体との直接接触に際して“はりつき″(スティ7クショ
ン〉が生じ、これによってディスクの回転すなわち磁気
ヘッドとの相対的移行が円滑に行われない場合が生じる
。
ィスクは、多くの利点を有するものの実際上これに対し
て浮上型磁気ヘッドを動作させる場合、このディスクの
回転開始及び停止時の磁気ヘッドのディスクすなわち媒
体との直接接触に際して“はりつき″(スティ7クショ
ン〉が生じ、これによってディスクの回転すなわち磁気
ヘッドとの相対的移行が円滑に行われない場合が生じる
。
これは媒体表面に露出している非磁性基板表面の磁気ヘ
ッドとの静摩擦係数μsが大きいことに因ることが究明
された。
ッドとの静摩擦係数μsが大きいことに因ることが究明
された。
通常、このディスクリートメディアによるハードディス
クに用いられる非磁性基板は、ガラス基板あるいは表面
に20μm程度の厚さのN1−Pメ・ツキが施されたへ
l基板、あるいはアルマイト処理がなされたAA基板等
が用いられ、これらの表面平均粗度すなわち表面におけ
る凹凸の差の平均は10Å以下で比較的鏡面であること
に因る。
クに用いられる非磁性基板は、ガラス基板あるいは表面
に20μm程度の厚さのN1−Pメ・ツキが施されたへ
l基板、あるいはアルマイト処理がなされたAA基板等
が用いられ、これらの表面平均粗度すなわち表面におけ
る凹凸の差の平均は10Å以下で比較的鏡面であること
に因る。
本発明においては、上述した磁気記録媒体、すなわちデ
ィスクリートメディアによるハードディスク等における
浮上型磁気ヘッドとの相対的移行の開始および停止時に
おけるはりつきの問題の解決、耐久性、耐腐蝕性の向上
をはかることを目的とする。
ィスクリートメディアによるハードディスク等における
浮上型磁気ヘッドとの相対的移行の開始および停止時に
おけるはりつきの問題の解決、耐久性、耐腐蝕性の向上
をはかることを目的とする。
本発明においては、例えば第1図に示すよう非磁性基板
(1)に形成した溝(2)内に磁性材(3)が充填され
て記録トラック部を構成するようにした磁気記録媒体に
おいて、その磁気ヘッドとの対向面(1a)に、カーボ
ン層(4)を例えば50〜500人の厚さに塗布する。
(1)に形成した溝(2)内に磁性材(3)が充填され
て記録トラック部を構成するようにした磁気記録媒体に
おいて、その磁気ヘッドとの対向面(1a)に、カーボ
ン層(4)を例えば50〜500人の厚さに塗布する。
(22)は本発明による磁気記録媒体を全体として示す
。
。
上述の本発明による磁気記録媒体、すなわちディスクリ
ートメディアによれば、非磁性基板(1)が直接的に外
部に露呈することなく、これにカーボン層(4)が被覆
されていることによって磁気ヘッドとの静摩擦係数μs
の低減化をはかることができ、浮上型磁気ヘッドを用い
た場合におけるその磁気記録媒体との相対的移行の開始
すなわち回転開始及び停止時における磁気ヘッドとの直
接的接触時におけるはりつきに基づく円滑な動作の阻害
を効果的に回避でき動作の開始と同時に、また停止まで
の間で安定した動作を行わすことができる。
ートメディアによれば、非磁性基板(1)が直接的に外
部に露呈することなく、これにカーボン層(4)が被覆
されていることによって磁気ヘッドとの静摩擦係数μs
の低減化をはかることができ、浮上型磁気ヘッドを用い
た場合におけるその磁気記録媒体との相対的移行の開始
すなわち回転開始及び停止時における磁気ヘッドとの直
接的接触時におけるはりつきに基づく円滑な動作の阻害
を効果的に回避でき動作の開始と同時に、また停止まで
の間で安定した動作を行わすことができる。
第1図に示す本発明による磁気記録媒体を、その理解を
容易にするために第2図を参照して製造方法の一例と共
に説明する。先ず第2図Aに示すように非磁性基板(1
)を設ける。この非磁性基板(1)は、例えばガラス基
板、あるいは表面に20μm程度の厚さをもってN1−
Pメツキが施されたAj2基板、または表面がアルマイ
ト処理されたAβ基板よりなり、これの上にホトレジス
ト等のマスク(11)を最終的に記録トラック部を形成
する溝パターンを除いて他部を覆うようなパターンをも
って被着する。このマスク(11)は例えば周知の技術
のすなわちホトレジストの塗布、パターン露光、現像に
よって形成し得る。そしてこのマスク(11)が被着さ
れず外部に露呈した部分の非磁性基板(1)をその面(
1a)側から例えば化学的エツチング、反応性イオンエ
ツチング、逆スパツタリング等によって溝加工し、例え
ば深さが100〜10000人、好ましくは500〜2
00OAの深さdを有し、幅Wが15〜17μm1間隔
りが5μm程度の溝(2)を形成する。
容易にするために第2図を参照して製造方法の一例と共
に説明する。先ず第2図Aに示すように非磁性基板(1
)を設ける。この非磁性基板(1)は、例えばガラス基
板、あるいは表面に20μm程度の厚さをもってN1−
Pメツキが施されたAj2基板、または表面がアルマイ
ト処理されたAβ基板よりなり、これの上にホトレジス
ト等のマスク(11)を最終的に記録トラック部を形成
する溝パターンを除いて他部を覆うようなパターンをも
って被着する。このマスク(11)は例えば周知の技術
のすなわちホトレジストの塗布、パターン露光、現像に
よって形成し得る。そしてこのマスク(11)が被着さ
れず外部に露呈した部分の非磁性基板(1)をその面(
1a)側から例えば化学的エツチング、反応性イオンエ
ツチング、逆スパツタリング等によって溝加工し、例え
ば深さが100〜10000人、好ましくは500〜2
00OAの深さdを有し、幅Wが15〜17μm1間隔
りが5μm程度の溝(2)を形成する。
第2図Bに示すように、基板(1)上に全面的に蒸着、
スパッタリング等をもって磁性材(3)を溝〔2)内を
含んで被着形成する。この磁性材(3)は、例えば金属
磁性材、あるいは酸化物磁性材のバインダと混合した塗
料の塗布によって形成することもできる。例えば磁性材
(3)を金属磁性材によって構成する場合は、先ず例え
ばBi を下地層として100人程次の厚さにスパッタ
リングし、その後Niが35重量%、COが65重量%
の合金磁性材を500〜600人の厚さにスパッタリン
グすることによって形成し得る。
スパッタリング等をもって磁性材(3)を溝〔2)内を
含んで被着形成する。この磁性材(3)は、例えば金属
磁性材、あるいは酸化物磁性材のバインダと混合した塗
料の塗布によって形成することもできる。例えば磁性材
(3)を金属磁性材によって構成する場合は、先ず例え
ばBi を下地層として100人程次の厚さにスパッタ
リングし、その後Niが35重量%、COが65重量%
の合金磁性材を500〜600人の厚さにスパッタリン
グすることによって形成し得る。
次に第2図Cに示すように、マスク(11)を除去しこ
れの上に形成された磁性材(3)を除去して溝〔2〕内
のみに選択的に磁性材(3)が充填された媒体基体(1
2)を得る。そしてこの媒体基体(12)上にカーボン
層(4)を50〜500への厚さにスパッタリング、塗
布等によって被着被覆して第1図に示す本発明による磁
気記録媒体(22)を得る。
れの上に形成された磁性材(3)を除去して溝〔2〕内
のみに選択的に磁性材(3)が充填された媒体基体(1
2)を得る。そしてこの媒体基体(12)上にカーボン
層(4)を50〜500への厚さにスパッタリング、塗
布等によって被着被覆して第1図に示す本発明による磁
気記録媒体(22)を得る。
この磁気記録媒体(22)のその磁性材(3)としてC
065N135の合金磁性材を用いた場合、その磁気特
性は、作製直後において保磁力Hcが800 (Oe)
最大磁束密度Bmが2000 G、角型比Rsが90%
であったものに対して、カーボン層(4)を300Aの
厚さにスパッタリングした磁気記録媒体(22)を80
℃、湿度80%で一週間保持した場合、カーボン層(4
)を被覆した本発明の媒体(22)ではほとんど特性変
化が見られなかった。これに比しカーボン層(4)が設
けられなかったものにおいては、同条件下でHcが75
0 (Oe) 、Bm が1800 G 、 Rsが
85%に低下した。
065N135の合金磁性材を用いた場合、その磁気特
性は、作製直後において保磁力Hcが800 (Oe)
最大磁束密度Bmが2000 G、角型比Rsが90%
であったものに対して、カーボン層(4)を300Aの
厚さにスパッタリングした磁気記録媒体(22)を80
℃、湿度80%で一週間保持した場合、カーボン層(4
)を被覆した本発明の媒体(22)ではほとんど特性変
化が見られなかった。これに比しカーボン層(4)が設
けられなかったものにおいては、同条件下でHcが75
0 (Oe) 、Bm が1800 G 、 Rsが
85%に低下した。
尚、上述のカーボン層(4)は、50μm未満の厚さで
は−様なスパッタができず、カーボン層(4)の被覆の
効果が不足であり、また500人を超えると磁気ヘッド
とのスペーシング損が大となって特性低下を招来するこ
とから、その厚さは50〜500人、好ましくは100
〜500人とする。
は−様なスパッタができず、カーボン層(4)の被覆の
効果が不足であり、また500人を超えると磁気ヘッド
とのスペーシング損が大となって特性低下を招来するこ
とから、その厚さは50〜500人、好ましくは100
〜500人とする。
カーボン層(4)の被着は、非磁性基板(11)の溝(
2)の形成部以外の表面、すなわち磁性材(3)の充填
部以外の表面にのみ、選択的に形成することもできるが
、磁性材(3)上を含んで全面的に形成する場合は、そ
の接水性から、非磁性材基板(1)と共に磁性材(3〕
の耐蝕性、耐久性の向上をはかることができる。
2)の形成部以外の表面、すなわち磁性材(3)の充填
部以外の表面にのみ、選択的に形成することもできるが
、磁性材(3)上を含んで全面的に形成する場合は、そ
の接水性から、非磁性材基板(1)と共に磁性材(3〕
の耐蝕性、耐久性の向上をはかることができる。
また、カーボン層(4)による被覆によって耐蝕性、耐
久性の向上がはかられるが、成る場合は、更にこれの上
に第4図に示すように、滑剤層(5)を例えば全面的に
被着して摩擦係数の、より低減化ないしは安定化をはか
るようにすることもできる。この場合、滑剤層(5)は
、その厚さを例えば5〜50A形成し得る。
久性の向上がはかられるが、成る場合は、更にこれの上
に第4図に示すように、滑剤層(5)を例えば全面的に
被着して摩擦係数の、より低減化ないしは安定化をはか
るようにすることもできる。この場合、滑剤層(5)は
、その厚さを例えば5〜50A形成し得る。
この滑剤層(5)としては種々の材料を用いることがで
き、例えばフッ素系潤滑剤として、パーフルオロアルキ
ルカルボン酸またはその金属塩、パーフルオロアルキル
カルボン酸エステル、パーフルオロアルキルエチレンオ
キシド、パーフルオロポリエーテル類、パーフルオロア
ルキルスルホン酸またはそのアンモニウム塩あるいはそ
の金属塩、カルホン酸バーフルオロアルキルエステル、
パーフルオロチオールカルボン酸エステル、ジカルボン
酸パーフルオロアルキルエステル、パーフルオロジカル
ボン酸エステル、カルボン酸パーフルオロアルコキシア
ルキルエステル、パーフルオロカルボン酸パーフルオロ
アルキルエステル、フルオロ炭素鋼を含むポリウレタン
またはポリウレア、パーフルオロカルボン酸アミド、ス
ルホン酸パーフルオロエステル、N−パーフルオロフェ
ニルカルボン酸アミド、パーフルオロ安息香酸エステル
、スルホン化されたN−アルキルパーフルオロアルカン
アミド、N−アルキルパーフルオロアルカンアミド、パ
ーフルオロアルキルスルホン酸テトラアルキルアンモニ
ウム塩、N−パーフルオロアルキルアルカンアミドまた
はアルケンアミド、ポリパーフルオロアルカンアミド化
合物、ポリ (Nパーフルオロアルキルカルバモイル”
)、J導体、パーフルオロアルキルチオフェノール、脂
肪酸またはその金属塩、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル
、脂肪族アルコールまたはそのアルコキシド、脂肪族ア
ミン、多価アルコール、ソルビクンエステル、マンニラ
タンエステル、硫黄化脂肪酸、脂肪族メルカプタン、変
性シリコーンオイル、高級アルキルスルホン酸またはそ
の金属塩リン酸エステルを用い得る。
き、例えばフッ素系潤滑剤として、パーフルオロアルキ
ルカルボン酸またはその金属塩、パーフルオロアルキル
カルボン酸エステル、パーフルオロアルキルエチレンオ
キシド、パーフルオロポリエーテル類、パーフルオロア
ルキルスルホン酸またはそのアンモニウム塩あるいはそ
の金属塩、カルホン酸バーフルオロアルキルエステル、
パーフルオロチオールカルボン酸エステル、ジカルボン
酸パーフルオロアルキルエステル、パーフルオロジカル
ボン酸エステル、カルボン酸パーフルオロアルコキシア
ルキルエステル、パーフルオロカルボン酸パーフルオロ
アルキルエステル、フルオロ炭素鋼を含むポリウレタン
またはポリウレア、パーフルオロカルボン酸アミド、ス
ルホン酸パーフルオロエステル、N−パーフルオロフェ
ニルカルボン酸アミド、パーフルオロ安息香酸エステル
、スルホン化されたN−アルキルパーフルオロアルカン
アミド、N−アルキルパーフルオロアルカンアミド、パ
ーフルオロアルキルスルホン酸テトラアルキルアンモニ
ウム塩、N−パーフルオロアルキルアルカンアミドまた
はアルケンアミド、ポリパーフルオロアルカンアミド化
合物、ポリ (Nパーフルオロアルキルカルバモイル”
)、J導体、パーフルオロアルキルチオフェノール、脂
肪酸またはその金属塩、脂肪酸アミド、脂肪酸エステル
、脂肪族アルコールまたはそのアルコキシド、脂肪族ア
ミン、多価アルコール、ソルビクンエステル、マンニラ
タンエステル、硫黄化脂肪酸、脂肪族メルカプタン、変
性シリコーンオイル、高級アルキルスルホン酸またはそ
の金属塩リン酸エステルを用い得る。
そして、このようにカーボン層(4)を介して滑剤層(
5)を塗布した場合、カーボン層(4)が滑剤層(5)
の機械的強度の補強、また緩衝材として緩衝効果を得る
ことができる。そして、第4図で説明したカーボン層(
4)を介して滑剤層(5)を設けた磁気記録媒体(22
)のC8S特性すなわち記録媒体すなわちハードディス
クの浮上型磁気ヘッドに対する回転量始および停止の繰
り返し回数に対する静摩擦係数μsは、第3図中曲線(
31)に示すように、20000回以上においてほとん
ど摩擦係数μsの変化が見られていない。これに対しカ
ーボン層(4)及び滑剤層(5)を設けないディスクリ
ートメディアの同様のC8S特性は、曲線(32)に示
すように急激にその摩擦係数μsが増大しこれによって
安定な動作を阻害することが分る。
5)を塗布した場合、カーボン層(4)が滑剤層(5)
の機械的強度の補強、また緩衝材として緩衝効果を得る
ことができる。そして、第4図で説明したカーボン層(
4)を介して滑剤層(5)を設けた磁気記録媒体(22
)のC8S特性すなわち記録媒体すなわちハードディス
クの浮上型磁気ヘッドに対する回転量始および停止の繰
り返し回数に対する静摩擦係数μsは、第3図中曲線(
31)に示すように、20000回以上においてほとん
ど摩擦係数μsの変化が見られていない。これに対しカ
ーボン層(4)及び滑剤層(5)を設けないディスクリ
ートメディアの同様のC8S特性は、曲線(32)に示
すように急激にその摩擦係数μsが増大しこれによって
安定な動作を阻害することが分る。
線的断面図、第2図A−Cはその製造方法の一例の各工
程における断面図、第3図はcss特性の測定曲線図で
ある。
程における断面図、第3図はcss特性の測定曲線図で
ある。
(1)は非磁性基板、(2)は溝、(3)は磁性材、(
4)はカーボン層である。
4)はカーボン層である。
上述したように本発明によれば、カーボン層(4)を設
けたことによって磁気記録媒体の、磁気ヘッド例えば浮
上型磁気ヘッドにおける相対的移行の初期と停止時の接
触時のいわゆるはりつきを防止でき、これによって円滑
な磁気記録媒体の磁気ヘッドとの相対的移行を行うこと
ができる。また耐腐性、耐久性の向上をはかることがで
き信頼性の高いディスクリートメディア型の磁気記録媒
体を得ることができる。
けたことによって磁気記録媒体の、磁気ヘッド例えば浮
上型磁気ヘッドにおける相対的移行の初期と停止時の接
触時のいわゆるはりつきを防止でき、これによって円滑
な磁気記録媒体の磁気ヘッドとの相対的移行を行うこと
ができる。また耐腐性、耐久性の向上をはかることがで
き信頼性の高いディスクリートメディア型の磁気記録媒
体を得ることができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 非磁性基板に形成された溝内に磁性材が充填されて記録
トラック部が構成される磁気記録媒体において、 磁気ヘッドとの対向面にカーボン層が被着されてなるこ
とを特徴とする磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2118089A JPH02201730A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2118089A JPH02201730A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02201730A true JPH02201730A (ja) | 1990-08-09 |
Family
ID=12047740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2118089A Pending JPH02201730A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02201730A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04134626A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-05-08 | Sharp Corp | 磁気メモリ素子の製造方法 |
US6014296A (en) * | 1995-07-24 | 2000-01-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic disk, method of manufacturing magnetic disk and magnetic recording apparatus |
US6055139A (en) * | 1995-12-14 | 2000-04-25 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium and method of forming the same and magnetic disk drive |
EP1975704A2 (en) | 2007-03-30 | 2008-10-01 | Fujifilm Corporation | Mold structure, imprinting method using the same, magnetic recording medium and production method thereof |
EP1975703A2 (en) | 2007-03-30 | 2008-10-01 | Fujifilm Corporation | Mold structure, imprinting method using the same, magnetic recording medium and production method thereof |
US7850441B2 (en) | 2006-12-05 | 2010-12-14 | Fujifilm Corporation | Mold structure |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP2118089A patent/JPH02201730A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04134626A (ja) * | 1990-09-21 | 1992-05-08 | Sharp Corp | 磁気メモリ素子の製造方法 |
US6014296A (en) * | 1995-07-24 | 2000-01-11 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic disk, method of manufacturing magnetic disk and magnetic recording apparatus |
US6055139A (en) * | 1995-12-14 | 2000-04-25 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium and method of forming the same and magnetic disk drive |
US6324032B1 (en) | 1995-12-14 | 2001-11-27 | Fujitsu Limited | Magnetic recording medium having linear or curved tracking servo patterns formed obliquely relative to direction of tracks, and magnetic recording apparatus using the same |
US7850441B2 (en) | 2006-12-05 | 2010-12-14 | Fujifilm Corporation | Mold structure |
EP1975704A2 (en) | 2007-03-30 | 2008-10-01 | Fujifilm Corporation | Mold structure, imprinting method using the same, magnetic recording medium and production method thereof |
EP1975703A2 (en) | 2007-03-30 | 2008-10-01 | Fujifilm Corporation | Mold structure, imprinting method using the same, magnetic recording medium and production method thereof |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0148842B1 (ko) | 자기기록매체 및 그의 제조방법과 자기기록 시스템 | |
KR920005000B1 (ko) | 기록매체 및 그의 제조방법 | |
JPH02201730A (ja) | 磁気記録媒体 | |
US4871582A (en) | Method of manufacturing magnetic recording medium | |
US7974028B2 (en) | Magnetic transfer master carrier and magnetic transfer method | |
JP2975220B2 (ja) | 磁気記録媒体及び磁気ヘッド及び磁気記録装置 | |
JP2748454B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH02201731A (ja) | 磁気記録媒体 | |
US4400444A (en) | Magnetic recording media and process of producing them | |
JPS61120340A (ja) | 磁気記録媒体及びその製造方法 | |
JP2546383B2 (ja) | 磁気ディスク | |
JPS61208620A (ja) | 磁気デイスク | |
JP2961787B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH02201732A (ja) | 磁気記録媒体の製造方法 | |
JPH0442433A (ja) | 薄膜磁気記録ディスクおよび薄膜磁気記録ディスク駆動装置 | |
JPS6085427A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JP2666430B2 (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS59157842A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPH0358302A (ja) | 磁気記録再生方法および磁気記録媒体 | |
JPH05258290A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS62164206A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS6052918A (ja) | 磁気記憶体 | |
JPH0475572B2 (ja) | ||
JPS6174129A (ja) | 磁気記録媒体 | |
JPS62231427A (ja) | 磁気記録媒体 |