JPH02201708A - ディスク装置の再生回路 - Google Patents
ディスク装置の再生回路Info
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- JPH02201708A JPH02201708A JP1021315A JP2131589A JPH02201708A JP H02201708 A JPH02201708 A JP H02201708A JP 1021315 A JP1021315 A JP 1021315A JP 2131589 A JP2131589 A JP 2131589A JP H02201708 A JPH02201708 A JP H02201708A
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 22
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- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 4
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[概要コ
ヘッドから読出された再生信号を等化補正を施した後に
矩形波信号に変換するディスク装置の再生回路に関し、 ピークシフトと振幅変動の両方を最適に補正して信号再
生の信頼性を向上することを目的とし、ピークシフトを
補正する等化回路と、振幅変動を補正する等化回路を個
別に設けてヘッドからの再生信号を並列的に入力し、各
等化回路に設けた加減算アンプの入力段の減衰器により
各回路固有の最適値に調整できるように構成する。
矩形波信号に変換するディスク装置の再生回路に関し、 ピークシフトと振幅変動の両方を最適に補正して信号再
生の信頼性を向上することを目的とし、ピークシフトを
補正する等化回路と、振幅変動を補正する等化回路を個
別に設けてヘッドからの再生信号を並列的に入力し、各
等化回路に設けた加減算アンプの入力段の減衰器により
各回路固有の最適値に調整できるように構成する。
[産業上の利用分野]
本発明は、ヘッドから読出された再生信号に等化補正を
施した後に矩形波信号に変換するディスク装置の再生回
路に関する。
施した後に矩形波信号に変換するディスク装置の再生回
路に関する。
磁気ディスク装置の再生回路にあっては、ヘッドから読
出された再生信号のピーク位置を検出すると共に所定ス
ライスレベルを越える振幅幅を検出し、検出されたピー
ク位置及び振幅幅に基づいて原信号にを忠実に表わす矩
形波信号を作り出すようにしている。
出された再生信号のピーク位置を検出すると共に所定ス
ライスレベルを越える振幅幅を検出し、検出されたピー
ク位置及び振幅幅に基づいて原信号にを忠実に表わす矩
形波信号を作り出すようにしている。
このようなディスク装置の再生回路にあっては、再生信
号のピーク位置が前後に隣接する他のピーク位置との相
関(時間間隔の大小)によりシフトすることから、この
ピークシフトを補正する等化回路が必要となる。また再
生周波数が相違すると再生信号の振幅が変動することか
ら、振幅変動を補正する等化回路が必要となる。
号のピーク位置が前後に隣接する他のピーク位置との相
関(時間間隔の大小)によりシフトすることから、この
ピークシフトを補正する等化回路が必要となる。また再
生周波数が相違すると再生信号の振幅が変動することか
ら、振幅変動を補正する等化回路が必要となる。
更に、ピークシフトを補正する等化回路と振幅変動を補
正する等化回路の最適値は一致しないことから、この点
を考慮した最適な等化特性の設定が望まれる。
正する等化回路の最適値は一致しないことから、この点
を考慮した最適な等化特性の設定が望まれる。
[従来技術]
第4図は従来の再生回路を示した構成図である。
第4図において、10はヘッドであり、ヘッド10から
読出された再生信号は一定ゲインをもつプリアンプ24
で増幅される。プリアンプ24の出力は抵抗26を介し
て電源電圧VCCにプルアップされ、2分岐された後に
デレィライン16−1と減衰器18−2のそれぞれに入
力される。デレィライン16−1の出力は更にデレィラ
イン162を介して加減算アンプ20のプラス入力に与
えられ、またデレィライン16−1の出力は分岐されて
減衰器18−1を介して加減算アンプ20のマイナス入
力に与えられ、更に減衰器18−2の出力は加減算アン
プ20のプラス入力に与えられる。その結果、加減算ア
ンプ20はデレィライン16−2の出力から減衰器18
−1の出力を減算すると共に減衰器18−2の出力を加
算した信号出力を生ずる。
読出された再生信号は一定ゲインをもつプリアンプ24
で増幅される。プリアンプ24の出力は抵抗26を介し
て電源電圧VCCにプルアップされ、2分岐された後に
デレィライン16−1と減衰器18−2のそれぞれに入
力される。デレィライン16−1の出力は更にデレィラ
イン162を介して加減算アンプ20のプラス入力に与
えられ、またデレィライン16−1の出力は分岐されて
減衰器18−1を介して加減算アンプ20のマイナス入
力に与えられ、更に減衰器18−2の出力は加減算アン
プ20のプラス入力に与えられる。その結果、加減算ア
ンプ20はデレィライン16−2の出力から減衰器18
−1の出力を減算すると共に減衰器18−2の出力を加
算した信号出力を生ずる。
このような従来の再生回路は、磁気記録の再生時に生ず
る再生信号のピークシフトを補正する機能と、再生周波
数の相違による振幅変動を補正する機能との2つをもち
、減衰器18−1,182の値Z1.Z2を適当な値に
調整することでピクシフト及び振幅変動の最適補正特性
を得ることができる。
る再生信号のピークシフトを補正する機能と、再生周波
数の相違による振幅変動を補正する機能との2つをもち
、減衰器18−1,182の値Z1.Z2を適当な値に
調整することでピクシフト及び振幅変動の最適補正特性
を得ることができる。
ここでヘッド10からの再生信号は第5図に示すように
、メインの信号波形30の前後に逆極性の振幅成分とな
るネガティブエツジ32をもっている。そこで第4図の
従来回路にあっては、減衰器18−1により主にメイン
の信号波形30のピークシフトと振幅変動を補正するた
めの減衰量を設定し、減衰器18−2によりネガティブ
エツジ32によるピークシフトと振幅変動を補正するた
めの減衰量を設定している。
、メインの信号波形30の前後に逆極性の振幅成分とな
るネガティブエツジ32をもっている。そこで第4図の
従来回路にあっては、減衰器18−1により主にメイン
の信号波形30のピークシフトと振幅変動を補正するた
めの減衰量を設定し、減衰器18−2によりネガティブ
エツジ32によるピークシフトと振幅変動を補正するた
めの減衰量を設定している。
[発明が解決しようとする課題]
し・かじながら、このような従来の再生回路にあっては
、ピークシフトを補正するために減衰器18−1.18
−2で設定する最適値と、振幅変動を補正するために減
衰器18−1.18−2で設定する最適値とが必ずしも
一致せず、同じ減衰器18−1.18−2で両方の最適
値を設定することができないため、ピークシフト及び又
は振幅変動の補正が不十分であり、信号再生の信頼性が
悪化する問題があった。
、ピークシフトを補正するために減衰器18−1.18
−2で設定する最適値と、振幅変動を補正するために減
衰器18−1.18−2で設定する最適値とが必ずしも
一致せず、同じ減衰器18−1.18−2で両方の最適
値を設定することができないため、ピークシフト及び又
は振幅変動の補正が不十分であり、信号再生の信頼性が
悪化する問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、ピークシフトと振幅変動の両方を最適に補正して
信号再生の信頼性を向上するディスク装置の再生回路を
提供することを目的とする。
ので、ピークシフトと振幅変動の両方を最適に補正して
信号再生の信頼性を向上するディスク装置の再生回路を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
第1図は本発明の原理説明図である。
第1図において、まず本発明は、ヘッド10から読出さ
れた再生信号に等化補正を施して矩形波信号に変換する
ディスク装置の再生回路を対象とする。
れた再生信号に等化補正を施して矩形波信号に変換する
ディスク装置の再生回路を対象とする。
このような再生回路について本発明にあっては、ピーク
シフトを補正するための第1の等化回路12と振幅変動
を補正するための第2の等化回路14とを個別に設けて
ヘッド10からの読出信号を2分岐して各々に入力する
。
シフトを補正するための第1の等化回路12と振幅変動
を補正するための第2の等化回路14とを個別に設けて
ヘッド10からの読出信号を2分岐して各々に入力する
。
第1及び第2の等化回路12.14は、ヘッド10から
の再生信号を順次遅延する第1のデレィライン16i、
16−3と第2のデレィライン16−2.16−4を直
列接続すると共に第1のデレィライン16−1.16−
3の出力を減衰する第1の減衰器18−1.18−3と
ヘッド10からの再生信号を直接減衰する第1の減衰器
182.18−4を備え、加減算アンプ20−1゜20
−2により第2のデレィライン16−2.16−4の出
力から第1の減衰器18−1,183の出力を減算する
と共に第2の減衰器18−2゜18−4の出力を加算す
るように構成する。
の再生信号を順次遅延する第1のデレィライン16i、
16−3と第2のデレィライン16−2.16−4を直
列接続すると共に第1のデレィライン16−1.16−
3の出力を減衰する第1の減衰器18−1.18−3と
ヘッド10からの再生信号を直接減衰する第1の減衰器
182.18−4を備え、加減算アンプ20−1゜20
−2により第2のデレィライン16−2.16−4の出
力から第1の減衰器18−1,183の出力を減算する
と共に第2の減衰器18−2゜18−4の出力を加算す
るように構成する。
そして、第1の等化回路12に設けた減衰器18−1.
18−2によりピークシフトを補正するだめの最適値を
設定可能とし、また第2の等化回路14に設けた減衰器
18−3.18−4により振幅変動を補正するための最
適値を設定可能としたものである。
18−2によりピークシフトを補正するだめの最適値を
設定可能とし、また第2の等化回路14に設けた減衰器
18−3.18−4により振幅変動を補正するための最
適値を設定可能としたものである。
[作用]
このような構成を備えた本発明によるディスク装置の再
生回路にあっては、ピークシフトを補正する等化回路と
振幅変動を補正する等化回路を個別に設けていることか
ら、ピークシフトを補正する減衰器の値と、振幅変動を
補正する減衰器の値を相互に影響することなく固有の最
適値に設定でき、ピークシフト及び振幅変動の補正を最
適化することで信号再生時の信頼性を大幅に向上できる
。
生回路にあっては、ピークシフトを補正する等化回路と
振幅変動を補正する等化回路を個別に設けていることか
ら、ピークシフトを補正する減衰器の値と、振幅変動を
補正する減衰器の値を相互に影響することなく固有の最
適値に設定でき、ピークシフト及び振幅変動の補正を最
適化することで信号再生時の信頼性を大幅に向上できる
。
[実施例]
第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図である
。
。
第2図において、10はヘッドであり、磁気ディスク等
の記録媒体に記録された信号を読出す。
の記録媒体に記録された信号を読出す。
ヘッド10の出力はプリアンプ24に入力され、プリア
ンプ24で一定ゲインにより増幅される。
ンプ24で一定ゲインにより増幅される。
プリアンプ24の出力は2分岐され、プリアンプ24の
一方の出力は、ピークシフトを補正するための第1の等
化回路12に入力され、プリアンプ24の他方の出力は
、振幅変動を補正するための第2の等化回路14に入力
される。
一方の出力は、ピークシフトを補正するための第1の等
化回路12に入力され、プリアンプ24の他方の出力は
、振幅変動を補正するための第2の等化回路14に入力
される。
第1の等化回路12に対するプリアンプ24の出力ライ
ンは、抵抗26を介して電源電圧VCCにプルアップさ
れており、第1の等化回路12には、遅延時間τ1を持
った第1のデレィライン16−1、遅延時間τ2を持っ
た第2のデレィライン16−2、減衰器Z12を設定す
る第2の減衰器18−2、更に2つのプラス入力と1つ
のマイナス入力を備えた加減算アンプ20−1が設けら
れる。
ンは、抵抗26を介して電源電圧VCCにプルアップさ
れており、第1の等化回路12には、遅延時間τ1を持
った第1のデレィライン16−1、遅延時間τ2を持っ
た第2のデレィライン16−2、減衰器Z12を設定す
る第2の減衰器18−2、更に2つのプラス入力と1つ
のマイナス入力を備えた加減算アンプ20−1が設けら
れる。
即ち、第1の等化回路12は、プリアンプ24の出力に
対し、デレィライン16−1とデレィライン16−2を
順次、直列接続し、又、プレインイン16−1の出力を
分岐して、減衰器18−1に入力し、更にプリアンプ2
4の出力を直接、減衰器18−2に入力しており、デレ
ィライン16−2及び減衰器18−2の出力を加減算ア
ンプ20−1の各プラス入力に与えると共に減衰器18
1出力を加減算アンプ20−1のマイナス入力に与えて
いる。このため、加減算アンプ20−1は、デレィライ
ン16−2の出力から減衰器181の出力を減算すると
共に減算器18−2の出力を加算した結果を出力するよ
うになる。
対し、デレィライン16−1とデレィライン16−2を
順次、直列接続し、又、プレインイン16−1の出力を
分岐して、減衰器18−1に入力し、更にプリアンプ2
4の出力を直接、減衰器18−2に入力しており、デレ
ィライン16−2及び減衰器18−2の出力を加減算ア
ンプ20−1の各プラス入力に与えると共に減衰器18
1出力を加減算アンプ20−1のマイナス入力に与えて
いる。このため、加減算アンプ20−1は、デレィライ
ン16−2の出力から減衰器181の出力を減算すると
共に減算器18−2の出力を加算した結果を出力するよ
うになる。
ここで、加減算アンプ20−1の入力インピーダンスは
十分に高いため、デレィライン16−1及びデレィライ
ン16−2の遅延を受けて加減算アンプ20−1のプラ
ス入力に達した再生信号は、高入力インピーダンスによ
る反射を受けて入力側に戻るようになる。この結果、減
衰器18−1対してはデレィライン16−1の通過によ
り11時間の遅延を受けた再生信号と加減算アンプ20
1の反則によりデレィライン16−2を介して戻ってき
た反射信号(合計遅延時間はτ1+2・τ2)との合成
信号の入力を受ける。
十分に高いため、デレィライン16−1及びデレィライ
ン16−2の遅延を受けて加減算アンプ20−1のプラ
ス入力に達した再生信号は、高入力インピーダンスによ
る反射を受けて入力側に戻るようになる。この結果、減
衰器18−1対してはデレィライン16−1の通過によ
り11時間の遅延を受けた再生信号と加減算アンプ20
1の反則によりデレィライン16−2を介して戻ってき
た反射信号(合計遅延時間はτ1+2・τ2)との合成
信号の入力を受ける。
また、減衰器18−2についても、プリアンプ24から
の再生信号に加減算アンプ20−1の反射によりデレィ
ライン16−1.16−2を介して戻ってきた反射信号
(合計遅延時間は2・(τ1+τ2))との合成信号の
入力を受けるようになる。
の再生信号に加減算アンプ20−1の反射によりデレィ
ライン16−1.16−2を介して戻ってきた反射信号
(合計遅延時間は2・(τ1+τ2))との合成信号の
入力を受けるようになる。
一方、振幅変動を補正するための第2の等化回路14に
ついては、プリアンプ24からの出力ラインが抵抗28
を介して電源VCCにプルアップされており、第1の等
化回路12と同様、遅延時間τ1を持つ第1のデレィラ
イン16−3、遅延時間τ2を持つ第2のデレィライン
16−4、減衰量Z21を設定する第1の減衰器18−
3、減衰量Z22を設定する第2の減衰器18−4及び
加減算アンプ20−2を備え、これらの接続構成も第1
の等化回路12と同じであり、加減算アンプ20−2に
対するデレィライン16−3,164からの再生信号の
高入力インピーダンスによる反射を受けた減衰器18−
3.18−4のそれぞれに対する合成信号入力も同じに
なる。
ついては、プリアンプ24からの出力ラインが抵抗28
を介して電源VCCにプルアップされており、第1の等
化回路12と同様、遅延時間τ1を持つ第1のデレィラ
イン16−3、遅延時間τ2を持つ第2のデレィライン
16−4、減衰量Z21を設定する第1の減衰器18−
3、減衰量Z22を設定する第2の減衰器18−4及び
加減算アンプ20−2を備え、これらの接続構成も第1
の等化回路12と同じであり、加減算アンプ20−2に
対するデレィライン16−3,164からの再生信号の
高入力インピーダンスによる反射を受けた減衰器18−
3.18−4のそれぞれに対する合成信号入力も同じに
なる。
尚、第1及び第2の等化回路12.14において、第1
の減衰器18−1.18−3はその減衰量Z11.Z2
1によりメインの信号波形に対するピークシフト及び振
幅変動の補正を行ない、第2の減衰器18−2.18−
4の減衰量Z12゜Z22によりネガティブエツジに対
するピークシフト及び振幅変動の補正を行なうものであ
る。
の減衰器18−1.18−3はその減衰量Z11.Z2
1によりメインの信号波形に対するピークシフト及び振
幅変動の補正を行ない、第2の減衰器18−2.18−
4の減衰量Z12゜Z22によりネガティブエツジに対
するピークシフト及び振幅変動の補正を行なうものであ
る。
ピークシフトを補正する第1の等化回路12の出力は、
ピーク位置検出回路34に与えられる。
ピーク位置検出回路34に与えられる。
ピーク位置検出回路34は、微分回路36とゼロクロス
コンパレータ38を備える。微分回路36は第1の等化
回路12でピークシフトで補正が施された再生信号を微
分することで再生信号のピーク位置でゼロクロスとなる
微分信号を作り出し、微分回路36からの微分信号のゼ
ロクロス位置をゼロクロスコンパレータ38で検出して
Hレベルに立上り、一定時間Hレベルを維持するピーク
位置検出信号を発生する。
コンパレータ38を備える。微分回路36は第1の等化
回路12でピークシフトで補正が施された再生信号を微
分することで再生信号のピーク位置でゼロクロスとなる
微分信号を作り出し、微分回路36からの微分信号のゼ
ロクロス位置をゼロクロスコンパレータ38で検出して
Hレベルに立上り、一定時間Hレベルを維持するピーク
位置検出信号を発生する。
また、振幅変動を補正する第2の等化回路14の出力は
、振幅検出回路40に与えられる。振幅検出回路40に
は、コンパレータ42と44で構成されたウィンドコン
パレータが設けられる。即ち、コンパレータ42,44
のプラス入力に第2の等化回路14・の出力を接続し、
マイナス入力側に基準電圧発生回路46に設けた基準電
圧源48゜51からの基準電圧+yr、−yrを与えて
いる。
、振幅検出回路40に与えられる。振幅検出回路40に
は、コンパレータ42と44で構成されたウィンドコン
パレータが設けられる。即ち、コンパレータ42,44
のプラス入力に第2の等化回路14・の出力を接続し、
マイナス入力側に基準電圧発生回路46に設けた基準電
圧源48゜51からの基準電圧+yr、−yrを与えて
いる。
従って、振幅検出回路40は、第2の等化回路14から
の再生信号が基準電圧子■rで決まるスライスレベルを
越える振幅幅を表わす振幅検出信号を出力する。
の再生信号が基準電圧子■rで決まるスライスレベルを
越える振幅幅を表わす振幅検出信号を出力する。
ピーク位置検出回路34及び振幅検出回140の出力は
、分別回路52に与えられる。分別回路52は、例えば
、ANDゲート54で構成され、ピーク位置検出信号と
振幅検出信号の論理積により、矩形波信号に変換された
リード信号を作り出す。
、分別回路52に与えられる。分別回路52は、例えば
、ANDゲート54で構成され、ピーク位置検出信号と
振幅検出信号の論理積により、矩形波信号に変換された
リード信号を作り出す。
ここで、ピークシフトを補正するための第1の等化回路
12における減衰器18−1.18−2による減衰量Z
11.Z12の最適値の決定方法としでは、ピーク位置
検出回路34に設けたゼロクロスコンパレータ38の出
力信号の立上がりの時間間隔が所定の値となるように決
定する。即ち、ゼロクロスコンパレータ38で検出され
るピーク位置検出信号の矩形パルス幅が最終的に分別回
路52から出力される矩形波信号を決めることから、こ
の分別回路52からの矩形波信号が後段の再生回路に必
要な規定のスライス幅を満足する必要があり、従って、
第1の等化回路12における減衰器18−1.18−2
の減衰量Z11.Z12はゼロクロスコンパレータ38
の出力信号の立上がり時間間隔が所定値となるように決
定する。
12における減衰器18−1.18−2による減衰量Z
11.Z12の最適値の決定方法としでは、ピーク位置
検出回路34に設けたゼロクロスコンパレータ38の出
力信号の立上がりの時間間隔が所定の値となるように決
定する。即ち、ゼロクロスコンパレータ38で検出され
るピーク位置検出信号の矩形パルス幅が最終的に分別回
路52から出力される矩形波信号を決めることから、こ
の分別回路52からの矩形波信号が後段の再生回路に必
要な規定のスライス幅を満足する必要があり、従って、
第1の等化回路12における減衰器18−1.18−2
の減衰量Z11.Z12はゼロクロスコンパレータ38
の出力信号の立上がり時間間隔が所定値となるように決
定する。
一方、振幅変動を補正するための第2の等化回路14に
設けた減衰器18−3.18−4による減衰量Z21.
Z22の最適値の決定方法は、ヘッド10の読出し信号
の最高周波数f maxの信号振幅と最低周波数f m
inの信号振幅が加減算アンプ20−2の出力において
等しくなるように決定する。
設けた減衰器18−3.18−4による減衰量Z21.
Z22の最適値の決定方法は、ヘッド10の読出し信号
の最高周波数f maxの信号振幅と最低周波数f m
inの信号振幅が加減算アンプ20−2の出力において
等しくなるように決定する。
次に第3,4図の動作信号波形図を参照して第2図の実
施例の動作を説明する。尚、第3,4図の信号波形図は
、説明を簡単にするため、第1の等化回路12と第2の
等化回路14に設けた減衰器18−1と18−3及び減
衰器18−2と184の減衰量を等しくした場合、即ち
、Z11=Z21.Z12=Z22とした場合を例にと
っており、従って、第1及び第2の等化回路12,14
における各部の信号波形を同じものとして取扱っている
。
施例の動作を説明する。尚、第3,4図の信号波形図は
、説明を簡単にするため、第1の等化回路12と第2の
等化回路14に設けた減衰器18−1と18−3及び減
衰器18−2と184の減衰量を等しくした場合、即ち
、Z11=Z21.Z12=Z22とした場合を例にと
っており、従って、第1及び第2の等化回路12,14
における各部の信号波形を同じものとして取扱っている
。
今、第3図(A>に示すヘッド10からの読出し信号が
プリアンプ24より出力されたとする。
プリアンプ24より出力されたとする。
このヘッド10の出力において、P1〜P6はピーク位
置を示し、又、ピーク位置P2の後ろ、ピーク位置P3
の前後、ピーク位置P4の前後、更にピーク位置P5の
前部のそれぞれにネガティブエツジ32を生じた場合を
示している。このようなヘッド10からの再生信号は、
プリアンプ24で2分岐されて第1の等化回路12及び
第2の等化回路14のそれぞれに入力される。
置を示し、又、ピーク位置P2の後ろ、ピーク位置P3
の前後、ピーク位置P4の前後、更にピーク位置P5の
前部のそれぞれにネガティブエツジ32を生じた場合を
示している。このようなヘッド10からの再生信号は、
プリアンプ24で2分岐されて第1の等化回路12及び
第2の等化回路14のそれぞれに入力される。
ここで、第3図(A>の前後にネガティブエラジ32を
持つピーク位置P3を持つ孤立波形を示した第4図を参
照して第1図の等化回路12の動作を説明すると、ヘッ
ド10からの再生信号(第4図(A))は、デレィライ
ン16−1で11時間による遅延を受け、第4図(B)
に示す信号波形となる。更にデレィライン16−1の出
力は、デレィライン16−2でて2時間による遅延を受
け、デレィライン16−2の出力は第4図(C)に示す
信号波形となる。
持つピーク位置P3を持つ孤立波形を示した第4図を参
照して第1図の等化回路12の動作を説明すると、ヘッ
ド10からの再生信号(第4図(A))は、デレィライ
ン16−1で11時間による遅延を受け、第4図(B)
に示す信号波形となる。更にデレィライン16−1の出
力は、デレィライン16−2でて2時間による遅延を受
け、デレィライン16−2の出力は第4図(C)に示す
信号波形となる。
一方、減衰器18−1対しては、第4図(B)に示すτ
1時間遅延された再生信号と、加減算アンプ20−1で
反射されてデレィライン16−2を介して戻ってきた反
射信号の合成信号が入力し、減衰器18−1の出力は第
4図(D>の信号波形となる。
1時間遅延された再生信号と、加減算アンプ20−1で
反射されてデレィライン16−2を介して戻ってきた反
射信号の合成信号が入力し、減衰器18−1の出力は第
4図(D>の信号波形となる。
更に、減衰器18−2に対しては、第4図(A>に示す
ヘッド10からの再生信号と加減算アンプ20−1で反
射されてデレィライン16−2.16−1を介して戻っ
てぎた反射信@(ヘッド10の出力信号に対しくτ1+
τ2)の遅延時間を持つ信号)の合成信号が入力し、そ
の結果、減衰器18−2の出力は第4図(E)の信号波
形となる。
ヘッド10からの再生信号と加減算アンプ20−1で反
射されてデレィライン16−2.16−1を介して戻っ
てぎた反射信@(ヘッド10の出力信号に対しくτ1+
τ2)の遅延時間を持つ信号)の合成信号が入力し、そ
の結果、減衰器18−2の出力は第4図(E)の信号波
形となる。
加減算アンプ20−1は、デレィライン16−2の出力
(第4図(C))から減衰器18−1の出力(第4図(
D))を減算すると共に、減衰器18−2の出力(第4
図(E))を加算し、その結果、加減算アンプ20−1
の出力は、第4図(F)に示すようになる。
(第4図(C))から減衰器18−1の出力(第4図(
D))を減算すると共に、減衰器18−2の出力(第4
図(E))を加算し、その結果、加減算アンプ20−1
の出力は、第4図(F)に示すようになる。
第1の等化回路12の出力は、ピーク位置検出回路34
に与えられ、微分回路36による微分でピーク位置でゼ
ロクロスとなる微分信号に変換され、第3図(C)のよ
うにゼロクロスコンパレータ38により微分信号のゼロ
クロスでHレベルに立上がって所定時間Hレベル状態を
維持するピーク位置検出信号に変換されて分別回路52
に出力される。
に与えられ、微分回路36による微分でピーク位置でゼ
ロクロスとなる微分信号に変換され、第3図(C)のよ
うにゼロクロスコンパレータ38により微分信号のゼロ
クロスでHレベルに立上がって所定時間Hレベル状態を
維持するピーク位置検出信号に変換されて分別回路52
に出力される。
一方、振幅変動を補正する第2の等化回路14について
も、第1の等化回路12と同じ減衰量とした場合を想定
していることから、第4図(A)〜(F)に示す各部の
信号波形は同じ波形となり、第3図(B)に示す加減算
アンプ20−2の出力が第2の等化回路14の出力信号
として振幅検出回路40に与えられる。振幅検出回路4
0にあっては、第2の等化回路14からの出力信号をコ
ンパレータ42.44に入力し、再生信号が基準電圧発
生回路46からの基準電圧±Vrで定まるスライスレベ
ルを越えている間、第3図(D>に示すようにHレベル
となる振幅検出信号を分別回路52に出力する。従って
、分別回路52に設けたANDゲート54により第3図
(C)に示すピーク位置検出回路34の出力、即ち、ゼ
ロクロスコンパレータ38の出力と、同図(D>に示す
振幅検出回路40の出力との論理積をとることでピーク
シフト及び振幅変動の補正が施された後に矩形波信号に
変換されたリード信号を作り出すことができる。
も、第1の等化回路12と同じ減衰量とした場合を想定
していることから、第4図(A)〜(F)に示す各部の
信号波形は同じ波形となり、第3図(B)に示す加減算
アンプ20−2の出力が第2の等化回路14の出力信号
として振幅検出回路40に与えられる。振幅検出回路4
0にあっては、第2の等化回路14からの出力信号をコ
ンパレータ42.44に入力し、再生信号が基準電圧発
生回路46からの基準電圧±Vrで定まるスライスレベ
ルを越えている間、第3図(D>に示すようにHレベル
となる振幅検出信号を分別回路52に出力する。従って
、分別回路52に設けたANDゲート54により第3図
(C)に示すピーク位置検出回路34の出力、即ち、ゼ
ロクロスコンパレータ38の出力と、同図(D>に示す
振幅検出回路40の出力との論理積をとることでピーク
シフト及び振幅変動の補正が施された後に矩形波信号に
変換されたリード信号を作り出すことができる。
[発明の効果]
以上説明してきたように本発明によれば、磁気記録の再
生時に発生するピークシフトと再生周波数の相違による
振幅変動のそれぞれについて最適な補正が可能であり、
信号再生の信頼性を大幅に向上することができる。
生時に発生するピークシフトと再生周波数の相違による
振幅変動のそれぞれについて最適な補正が可能であり、
信号再生の信頼性を大幅に向上することができる。
また、加減算アンプを用いることによる加算アンプ及び
減算アンプを個別に用いた場合に比べ、回路構成を簡略
化して部品点数を減らし、コストダウンを図ることがで
きる。
減算アンプを個別に用いた場合に比べ、回路構成を簡略
化して部品点数を減らし、コストダウンを図ることがで
きる。
第1図は本発明の原理説明図;
第4図は従来回路の構成図;
第6図はネガティブエツジをもつヘッド再生波形図であ
る。 図中、 10:ヘッド 12:第1の等化回路(ピークシフト補正用)14:第
2の等化回路(振幅変動補正用)16−1〜16−4
:デレイライン 18−1〜18−4:減衰器 20−1.20−2:加減算アンプ 24:プリアンプ 26.28ニブルアツプ抵抗 30:メインの波形 32:ネガティブエツジ 34:ピーク位置検出回路 36:微分回路 38:ゼロクロスコンパレータ 40:振幅検出回路 42.44:コンパレータ 46二基準電圧発生回路 48.50:基準電圧源 52:分別回路 54 :ANDゲート
る。 図中、 10:ヘッド 12:第1の等化回路(ピークシフト補正用)14:第
2の等化回路(振幅変動補正用)16−1〜16−4
:デレイライン 18−1〜18−4:減衰器 20−1.20−2:加減算アンプ 24:プリアンプ 26.28ニブルアツプ抵抗 30:メインの波形 32:ネガティブエツジ 34:ピーク位置検出回路 36:微分回路 38:ゼロクロスコンパレータ 40:振幅検出回路 42.44:コンパレータ 46二基準電圧発生回路 48.50:基準電圧源 52:分別回路 54 :ANDゲート
Claims (1)
- (1)ヘッド(10)から読出された再生信号に等化補
正を施した後に矩形波信号に変換するディスク装置の再
生回路に於いて、 再生信号のピークシフトを補正する第1の等化回路(1
2)と振幅変動を補正する第2の等化回路(14)を個
別に設けて前記ヘッド(10)からの再生信号を2分岐
して各々に入力し、 前記第1及び第2の等化回路(12,14)の各々は、
前記ヘッド(10)からの再生信号を順次遅延する第1
のデレィライン(16−1,16−3)と第2のデレィ
ライン(16−2,16−4)を直列接続すると共に前
記第1のデレィライン(16−1,16−3)の出力を
減衰する第1の減衰器(18−1,18−3)と前記ヘ
ッド(10)からの再生信号を減衰する第2の減衰器(
18−2,18−4)を備え、加減算アンプ(20−1
,20−2)により前記第2のデレィライン(16−2
,16−4)の出力から前記第1の減衰器(18−1,
18−3)の出力を減算すると共に前記第2の減衰器(
18−2,18−4)の出力を加算するように構成し、
前記第1及び第2の等化回路(12,14)の各々に設
けた第1の減衰器(18−1,18−3)及び第2の減
衰器(18−2,18−4)の値を各回路固有の最適値
に調整可能としたことを特徴するディスク装置の再生回
路。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1021315A JPH02201708A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | ディスク装置の再生回路 |
US07/468,541 US5120985A (en) | 1989-01-31 | 1990-01-23 | Data reproducing circuit for correcting amplitude variation and peak shift |
EP90101682A EP0381095B1 (en) | 1989-01-31 | 1990-01-28 | Data reproducing circuit for memory system |
DE69018107T DE69018107T2 (de) | 1989-01-31 | 1990-01-28 | Daten-Wiedergabeschaltung für ein Speichersystem. |
AU48914/90A AU611604B2 (en) | 1989-01-31 | 1990-01-30 | Data reproducing circuit for memory system |
KR9001097A KR930001148B1 (en) | 1989-01-31 | 1990-01-31 | Data producing circuit for memory system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1021315A JPH02201708A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | ディスク装置の再生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02201708A true JPH02201708A (ja) | 1990-08-09 |
Family
ID=12051719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1021315A Pending JPH02201708A (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | ディスク装置の再生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02201708A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5163003A (en) * | 1989-03-31 | 1992-11-10 | Fujitsu Limited | Apparatus and method for reading from and writing to a magnetic recording medium |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1021315A patent/JPH02201708A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5163003A (en) * | 1989-03-31 | 1992-11-10 | Fujitsu Limited | Apparatus and method for reading from and writing to a magnetic recording medium |
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