JP2526796Y2 - テープレコーダ - Google Patents

テープレコーダ

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JP2526796Y2
JP2526796Y2 JP1989110937U JP11093789U JP2526796Y2 JP 2526796 Y2 JP2526796 Y2 JP 2526796Y2 JP 1989110937 U JP1989110937 U JP 1989110937U JP 11093789 U JP11093789 U JP 11093789U JP 2526796 Y2 JP2526796 Y2 JP 2526796Y2
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recording
signal
circuit
digital
analog
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荘授 後藤
裕司 山田
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Kenwood KK
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案はテープレコーダの記録再生に係り、特に、
デジタルソース信号をアナログテープレコーダに記録再
生するのに好適なテープレコーダに関する。
(ロ)従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来のテープレコーダは第2図のブロック図に示すも
のが多く提供されていた。
図において、5はテープに記録するアナログ信号にAC
バイアスを与えるためのバイアス発振回路、6はノイズ
リダクション回路などで処理された入力アナログ信号と
バイアス発振回路5からのACバイアスとを加算する加算
器、7は加算器6の出力信号を磁界に変換する磁気ヘッ
ド、8は信号を記録する磁気テープ、9は記録するテー
プの種類を判別して制御するテープセレクタ、10はアナ
ログ信号の入力端子、12はノイズを低減するノイズリダ
クション回路、13は記録周波数特性を設定する記録(RE
C)イコライザ回路である。
アナログ信号入力端子10に供給されたアナログ信号
は、ノイズリダクション回路12及び記録イコライザ回路
13を介してドルビーノイズリダクションの補正や、dBX
等の補正を施したり、更にテープセレクタ9からの制御
によって記録するテープの種類に合わせて記録用の周波
数特性補正などを施して加算器6に供給される。
この補正されたアナログ信号は加算器6でバイアス発
振回路5からACバイアスが付加され、記録用信号を作っ
て磁気ヘッド7に供給される。
磁気ヘッド7に供給された記録用信号は磁界に変換さ
れて磁気テープ8に記録される。
しかし、上記した従来のアナログテープレコーダは、
デジタルソース機器からの記録に関してはアナログ信号
に変換して入力しなければ記録できないという欠点があ
った。
また、デジタルソース機器からの情報もテープレコー
ダ内では記録イコライザ回路13やノイズリダクション回
路12などのアナログ回路を通過しなければ記録できない
という欠点があった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来例の欠点を解消し、デジタ
ルソース機器からの信号をデジタル処理をしてアナログ
回路による劣化を無くして記録再生することのできるテ
ープレコーダを提供するところにある。
(ハ)問題を解決するための手段 この考案のテープレコーダは、テープレコーダに記録
するアナログ記録ソース信号がノイズリダクション回路
やイコライザ回路で信号補正され、記録バイアス信号を
付加して磁気テープに記録されるテープレコーダにおい
て、デジタル記録ソースの入力信号に対してデジタルI/
Oフォーマットの受信回路と、受信したデジタル信号に
少なくともイコライジングの記録信号補正を行なうデジ
タル信号処理回路と、このデジタル処理回路の出力信号
をアナログ信号に変換するD/A変換回路とを備えて記録
する記録手段を設けたものである。
また、上記デジタル信号処理回路により記録磁気ヘッ
ドの歪をキャンセルする補正を行なって記録する記録手
段を設けたものである。
更に、上記デジタル信号処理回路によりノイズリダク
ションを施して記録する記録手段を設けたものである。
アナログ記録ソースの入力信号に対してアナログ信号
をデジタル信号に変換するA/D変換回路とを備えて構成
し、上記デジタル信号処理回路により記録信号補正を行
なって記録する記録手段を設けたものである。
(ニ)作用 この考案によれば、テープレコーダに記録するアナロ
グ記録ソース信号がノイズリダクション回路やイコライ
ザ回路で信号補正され、記録バイアス信号を付加して磁
気テープに記録されるテープレコーダにおいて、デジタ
ルデータの入力端子に光ケーブル等で供給されたデジタ
ル信号は、デジタルI/Oフォーマットの受信回路でシリ
アルに送られてくるデジタルデータに同期をかけてデコ
ードされ、デジタル信号処理回路に出力される。
このデジタル信号処理回路はテープセレクタからの情
報によってRECイコライザ特性、NAB特性等の周波数補正
を施し、更に歪キャンセル、ノイズリダクション特性を
付加して、アナログ信号に変換するD/A変換回路に供給
されて、アナログ信号に変換される。この変換されたア
ナログ信号は記録バイアス信号が付加されて磁気ヘッド
を介して磁気テープに記録される。
また、上記デジタル信号処理回路により記録磁気ヘッ
ドの歪をキャンセルする補正を行なって、上記と同様に
記録することができる。更に、上記デジタル信号処理回
路によりノイズリダクションを施して同様に記録するこ
とができる。
一方、アナログ記録ソースの入力信号に対してアナロ
グ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路とを備え
て、上記デジタル信号処理回路により各種記録周波数特
性の補正や歪キャンセルなどのデジタル処理を行なって
記録することもできる。
このように、各種の記録信号の補正をデジタル処理で
行なうので、記録ソースの音質劣化が無くなり、理想的
な音楽などの記録をすることができる。
(ホ)実施例 この考案に係るテープレコーダの実施例を第1図に基
づいて説明する。なお従来例と同一部分には同一符号を
付してその説明を省略する。
第1図はこの考案のテープレコーダのブロック図であ
り、図において、1はデジタルI/Oフォーマットの規格
に基づくデジタルデータの入力端子、2はデジタルI/O
フォーマットの受信回路、3はデジタル信号を処理する
デジタル信号処理回路、4はデジタルデータをアナログ
信号に変換するD/A変換回路、11はアナログ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換回路11である。
デジタルデータの入力端子1に接続された光ケーブル
(又は同軸ケーブルでも良い)によってシリアルに伝送
されて来るデジタルデータは、デジタルI/Oフォーマッ
トの受信回路2で入力されたデジタルデータに同期をか
けデコードしてデジタル信号処理回路3に供給される。
デジタル信号処理回路3はテープセレクタ9の情報に
基づいてRECイコライザの特性を選択し、記録する磁気
テープ8を磁気ヘッド7の特性に合わせてデジタル処理
を行なって周波数特性を補正する。更に、このデジタル
信号処理回路3は、磁気ヘッド7のヒステリシス等によ
り発生する歪を逆特性のカーブでキャンセルする補償特
性を作って歪を補正する。また、このデジタル信号処理
回路3は、ノイズリダクションが選ばれている場合、デ
ジタル処理によりドルビーノイズリダクションの補正や
dBXなどの補正を施したノイズリダクション特性を付加
する。
このデジタル信号処理回路3は入力されたデジタル信
号のサンプリング周波数を加味して記録特性を変化させ
るよう動作する。
このようにデジタル処理をしたデジタルデータはD/A
変換回路4でアナログ信号に変換し、内蔵のローパスフ
ィルタを介して加算器6に供給される。
一方、テープセレクタ9は記録する磁気テープ8の種
類などによる情報をバイアス発振回路5に与え、バイア
ス発振回路5は記録するアナログ信号にACバイアスを付
加するため、上記テープセレクタ9の情報に基ずいたバ
イアス発振信号を発生して加算器6に供給し、従来例と
同様に記録すべきアナログ信号は、この記録バイアス用
信号を付加して磁気ヘッド7を介して磁気テープ8に記
録することができる。
デジタル信号処理回路3でデジタル処理されたデジタ
ルデータがD/A変換回路4でアナログ化される場合、こ
のD/A変換回路4にてパルス振幅変調を直接出力させ、
不要周波数帯域を除き、ACバイアスをも含めた波形とし
て出力させ、この信号を磁気ヘッド7に加えて磁気テー
プ8に記録することによって、上記のバイアス発振回路
5や加算器6等を省略することもできる。
また、アナログ信号を記録する場合、アナログ信号の
入力端子10にアナログ信号を供給し、A/D変換回路11で
デジタル信号に変換される。この変換されたデジタルデ
ータはデジタル信号処理回路3に送られ、前記と同様に
デジタル処理されて磁気テープ8に記録することができ
る。
この入力端子10に加えられたアナログソース信号と、
入力端子1に加えられたデジタルソース信号はデジタル
信号処理回路3に外部より与えられた情報によって選択
される。
また、磁気テープに記録された信号を再生する場合、
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路を
設け、この変換したデジタルデータを前記記録の場合と
同様に、デジタル信号処理回路で例えば、テープ再生信
号の歪をキャンセルする補正などのデジタル処理を行な
って再生することもできる。
このようにして記録再生ソースをデジタル処理して記
録再生することによって、従来のアナログテープレコー
ダでは実現不可能な劣化の無い音質を保持して記録再生
をすることができる。
(ヘ)考案の効果 この考案に係るテープレコーダは前述のように、記録
ソースをデジタル信号処理回路でデジタル処理をするこ
とにより、RECイコライジング特性、NAB特性や歪キャン
セル、更にノイズリダクション特性を付加してアナログ
信号に変換して記録再生することができるので、音質の
劣化を少なくすることができるという効果がある。
しかも、構造が簡単であって、また、安価に構成する
ことができるため実施も容易であるなどの優れた特長を
有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るテープ・レコーダの実施例を示
したブロック図である。第2図は従来例のブロック図で
ある。 主な符号の説明 1:デジタルデータの入力端子、2:デジタルI/Oフォーマ
ットの受信回路、3:デジタル信号処理回路、4:D/A変換
回路、5:バイアス発振回路、6:加算器、7:磁気ヘッド、
8:磁気テープ、9:テープセレクタ、10:アナログ信号の
入力端子、11:A/D変換回路、12:ノイズリダクション回
路、13:RECイコライザ回路。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープレコーダに記録するアナログ記録ソ
    ース信号がノイズリダクション回路やイコライザ回路で
    信号補正され、記録バイアス信号を付加して磁気テープ
    に記録されるテープレコーダにおいて、 デジタル記録ソースの入力信号に対してデジタルI/Oフ
    ォーマットの受信回路と、受信したデジタル信号に少な
    くともイコライジングの記録信号補正を行なうデジタル
    信号処理回路と、このデジタル信号処理回路の出力信号
    をアナログ信号に変換するD/A変換回路とを備えて記録
    する記録手段を設けたことを特徴とするテープレコー
    ダ。
  2. 【請求項2】上記デジタル信号処理回路により記録磁気
    ヘッドの歪をキャンセルする補正を行なって記録する記
    録手段を設けたことを特徴とする請求項1記載のテープ
    レコーダ。
  3. 【請求項3】上記デジタル信号処理回路によりノイズリ
    ダクションを施して記録する記録手段を設けたことを特
    徴とする請求項1記載のテープレコーダ。
  4. 【請求項4】アナログ記録ソースの入力信号に対してア
    ナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路とを
    備えて構成し、上記デジタル信号処理回路により記録信
    号補正を行なって記録する記録手段を設けたことを特徴
    とする請求項1又は2又は3記載のテープレコーダ。
JP1989110937U 1989-09-25 1989-09-25 テープレコーダ Expired - Lifetime JP2526796Y2 (ja)

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