JPH0220131Y2 - - Google Patents

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JPH0220131Y2
JPH0220131Y2 JP2695584U JP2695584U JPH0220131Y2 JP H0220131 Y2 JPH0220131 Y2 JP H0220131Y2 JP 2695584 U JP2695584 U JP 2695584U JP 2695584 U JP2695584 U JP 2695584U JP H0220131 Y2 JPH0220131 Y2 JP H0220131Y2
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JP
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vehicle
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plate
wall portion
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JP2695584U
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はクレーン車のような特種車に取付けら
れるアウトリガーを収納するアウトリガーボツク
スの改良に関する。
アウトリガーは作業用車両の作業時の安定性を
確保するため取付けられるもので、車両の車幅方
向の最外側に取付けられ、作業時には油圧シリン
ダ等を用いた足部が地面に伸び、車輪と共に、あ
るいは車輪に代つて車両の重量を受け、車両を安
定して支持する。ところで、第1図に示すよう
に、アウトリガー1は車幅方向Aに長く形成され
る筒状のアウトリガーボツクス2に収納(第1図
に2点鎖線で示した)され、作業時には第1図に
実線で示すようにビーム3が車幅方向Aに突出
し、アウトリガーボツクス2、ビーム3を介し足
部4に車重を伝える。この場合、ビーム3は曲げ
モーメントMを受けるが、その内側端(第3図に
破線で示した)301はアウトリガーボツクスの
筒状本体5の内壁に当接する。この時、筒状本体
5の上下の両壁部501,502に対し、偶力と
しての上下各押圧力F,Fが作用し、これら押圧
力は筒状本体5およびこれと一体のステー6の両
剛性体に分散される。このため、筒状本体5の開
口503の対向部は特に各種補強材が溶接され剛
性の強化が計られている。たとえば第3図に示す
ように、筒状本体5の側壁部504の内、押圧力
Fに基づく上下への引張力が加わる部分には上、
下各補強板7,8が溶接され、各引張力を側壁部
504に拡散させることを計つている。更に、筒
状本体の矩形の開口503との対向端には、上向
押圧力Fを受ける略への字形の一対の鍔板9が溶
接され、更にまた、ステー6の上向板601の端
部は鍔板9とも溶接される。これにより、鍔板9
および上壁部501側より伝わる上向押圧力Fを
ステー6で受けるよう計つている。しかも、アウ
トリガーボツクスの開口503との対向部には縦
向切込み部(第2図参照)10は形成されてお
り、これは車両側部より車両の中央側に向け切込
まれると共に上下に長く形成されている。この部
分は作業時の安定性をより強化するという目的で
張り出されたもので、車幅規制を考慮し、足部4
を囲う略u字形状を示す。このような縦向切込み
部10を形成した場合、特に、ステー6の開口対
向部の剛性強化を計る必要があり、たとえば、第
2図に破線で示すように、縦向の3枚の板11,
12,13を上向板部601と上壁部501間に
介装し、互いを溶接した構造とする必要がある。
このように、従来のアウトリガーボツクスは構
成部品の点数が多く、溶接箇所も多く、これを低
減させることが望まれている。
本考案は構成部品の点数を低減できるアウトリ
ガーボツクスを提供することを目的とする。
本考案によるアウトリガーボツクスは筒状本体
と、これと一体のステーとを有し、筒状本体の各
側壁部を1枚の傾斜板で補強し、しかも開口対向
部より上向に伸びる垂直部と、この垂直部の上端
で折曲し車両中央側に伸びる上向部とでステーの
上部外形板を形成したことを特徴としている。
以下、本考案を添付図面と共に説明する。
第5図乃至第7図に本考案の一実施例としての
アウトリガーボツクス20の要部を示した。この
アウトリガーボツクス20はその概略形状は第1
図に示したものと近似しており、特に同一のアウ
トリガー1を車幅方向Aに出入自在に収納でき
る。
アウトリガーボツクス20は第6図に示すよう
に、車幅方向に長い筒状本体21と、これと一体
のステー22とからなり、筒状本体21の両側端
(一方のみ図示した)の開口211よりビーム3
を出入させる。筒状本体21は前後一対の側壁部
212,212と、上下各壁部213,214と
で矩形のビーム3の収納部を形成する。筒状本体
21の開口211との対向部の内上下両壁部21
3,214には上下補強板23,24が重合さ
れ、溶接され、これらはビーム3の内側端301
が伝えてくる偶力としての上下への押圧力F,F
を分散させるよう働く。前後一対の側壁部212
の開口対向部にはそれぞれ傾斜板25が溶接され
る。この傾斜板の上側端は側壁部212の上側
端、即ち、上壁部213の後縁および開口端にわ
たつて重なり、下側端は上側端より車両中央寄り
に位置する側壁部212の下側端、即ち、下壁部
214の後縁に重なり、この傾斜板の周縁部と各
対向部分とは溶接される。ステー22は、筒状本
体の上壁部213およびこれと一体の上補強板2
3にわたり溶接された前後一対の直立板221
と、これら直立板221の両上端に溶接される上
部外形板222とで形成される。各直立板221
は両側端部を開口211の直上にまで伸ばし、中
央側を第1図に示すような中央剛体部Bにまで伸
ばす。上部外形板222は上壁部213の開口端
に当接すると共にこれより上向に伸びる垂直部2
22aとこの垂直部の上端より折曲し、車両中央
側に伸びる上向部222bとからなり、一枚の長
板を折曲して形成してある。更に、ステー22お
よび筒状本体21の開口211との対向部には縦
向切込み部26が形成されており、これは車両側
部より車両の中央側に向け切込まれると共に上下
に長く形成される。即ち、平面視においてu字状
の切込みを上下各壁部213,214および上補
強板23に対し開口端側より切込み形成すること
により筒状本体21側の縦向切込み部26が形成
されている。ステー22側の縦向切込み部26に
は、平面視においてu字状の切込みを形成した上
部外形板222と上補強板23との間に介装され
ると共に、各当接部を溶接される湾曲板27を対
設している。なお、第5図に示すように、縦向切
込み部26は足部4を収納できる程度の大きさを
有し、これを囲む部材の一つである湾曲板27
は、その平断面が車外側より車両中央側に向けて
長い略u字状を示している。なお、ここで略u字
状とは通常のu字状の他にコ字状、略コ字状のよ
うに切欠部を有する長円状を含むものとする。
このようなアウトリガーボツクス20が作業時
にアウトリガーのビーム3より上下各押圧力Fを
受けると、まず、下向の押圧力Fは下壁部214
を介し側壁部212および傾斜板25の下端に伝
わり、これらを下方に引き下げる。一方、上向の
押圧力Fは上壁部213を介し、側壁部212お
よび傾斜板25の各上端と、ステー22とに伝わ
る。この場合、傾斜板25の上端には上向の押し
上げ力が作用し、この押し上げ力と、下端に加わ
る押し下げ力とは傾斜板上において両力の分力成
分が互いに引き合う方向で作用し、引張力が加わ
る。一方、ステー22側に加わる押し上げ力は一
対の直立板221と上部外形板の垂直部222a
との他に湾曲板27にも分散して伝えられること
になり、これらは傾斜した上部外形板の上向部2
22b側に伝達される。
このように、ビーム3よりの上下への押圧力F
はアウトリガーボツクス20に拡散して伝えら
れ、アウトリガーボツクス20の剛性は十分に確
保される。特に、傾斜板25の使用により開口2
11の側部となる側壁部212の剛性を確保し、
上部外形板の垂直部222aにより開口211の
上部となる上壁部213の剛性を確保したため、
従来のような鍔部9(第4図参照)を除去でき、
部品点数の低減を計れる。更に、傾斜板25を上
下各補強板7,8(第3図参照)に代えて用いた
ため、ここでも部品点数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はアウトリガーを取付けた車両の後面
図、第2図は従来のアウトリガーボツクスの要部
平面図、第3図は従来のアウトリガーボツクスの
要部後面図、第4図は従来のアウトリガーボツク
スの要部側面図、第5図は本考案の一実施例とし
てのアウトリガーボツクスの要部切欠平断面図、
第6図は同上アウトリガーボツクスの要部後面
図、第7図は同上アウトリガーボツクスの要部側
面図をそれぞれ示している。 21……筒状本体、22……ステー、25……
傾斜板、211……開口、212……側壁部、2
13……上壁部、214……下壁部、222……
上部外形板、222a……垂直部、222b……
上向部、A……車幅方向。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一組の側壁部および上下の両壁部により筒状に
    形成されると共に車幅方向の両端部に開口を形成
    された筒状本体と、上記開口より車両の中央側に
    伸びると共に上記上壁部に固着されるステーとを
    有し、上記側壁部の開口との対向部に対し、その
    対向部の上側端とこの上側端より車両中央寄りの
    下側端との間を結ぶ傾斜板を固着し、上記ステー
    は上記上壁部の開口との対向端より上向に伸びる
    垂直部と、この垂直部の上端より折曲し車両中央
    側に伸びる上向部とからなる上部外形板を備えた
    構成のアウトリガーボツクス。
JP2695584U 1984-02-27 1984-02-27 アウトリガ−ボツクス Granted JPS60138872U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2695584U JPS60138872U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 アウトリガ−ボツクス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2695584U JPS60138872U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 アウトリガ−ボツクス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60138872U JPS60138872U (ja) 1985-09-13
JPH0220131Y2 true JPH0220131Y2 (ja) 1990-06-01

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JP2695584U Granted JPS60138872U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 アウトリガ−ボツクス

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JPS60138872U (ja) 1985-09-13

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