JPH02201120A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH02201120A
JPH02201120A JP1769489A JP1769489A JPH02201120A JP H02201120 A JPH02201120 A JP H02201120A JP 1769489 A JP1769489 A JP 1769489A JP 1769489 A JP1769489 A JP 1769489A JP H02201120 A JPH02201120 A JP H02201120A
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JP
Japan
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excitation
circuit
signal
measuring tube
noise
Prior art date
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Pending
Application number
JP1769489A
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English (en)
Inventor
Toyofumi Tomita
冨田 豊文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、導電性流体の流量を測定する電磁流量計の
改良に関する。
(従来の技術) この種の電磁流量計の励磁方式としては、古くは商用電
源励磁方式が、現在では方形波励磁方式が主流となり、
実用に起用されている。
また、古くから三角波励磁方式も提案されてはいるもの
の、種々の問題により実用化が遅れている。
商用電源励磁方式は、検出器励磁コイルを駆動する電源
(励磁電源)として商用電源を用いることから、取扱い
が簡単であり最も早く実用化が行われた。
しかしながら、この商用電源励磁方式では、検出器励磁
コイルを商用電源で励磁することから、流体、検出器電
力、変換器増幅器入力線が形成する閉回路にその変化率
が一定でない交番磁束が叉交するため、所3190 ”
ノイズ、同相ノイズが発生し、それらノイズのため安定
度が悪いという大きな問題がある。
また、方形波励磁方式は検出器励磁コイルを低周波の2
値以上の値を持つ一定電流で駆動するもので、90’、
同相ノイズが発生しないことから、安定性、消電力性等
で優れ、現在主流となっている。
しかし、この方形波励磁方式にあっても、バルブ液等の
ようなスラリー液体の1測定にあっては、スラリー液体
に含まれる固形物の影響により、検出器1r1iの出力
中には多量の低周波ノイズ成分が含まれ、測定不可能と
なる場合があった。
即ち、スラリー液体の場合に発生するノイズは周波数が
低くなる程ノイズレベルが高くなる1/F型ノイズであ
り、励磁周波数(即ち流量信号周波数)が低い程そのS
/N値が悪くなり、またこれを回避するために励磁電流
を増加させ、流量信号を大きくすれば、消電力性が損な
われるばかりでなく、装置の大型化を招きその用途が著
しく制限される結果となる。
これに対して三角波励磁方式は励磁電源として電流が直
線的に増加あるいは減少する電源を用いるもので、励磁
tS流を徐々に変化させることから、検出器内部におけ
る電力損失が少なく、方形波励磁方式の励磁回路よりも
回路電圧を低く設定することができ、同一励磁周波数で
比較すれば方形波励磁方式よりも装置の小型化を図るこ
とかできる。
また、検出器電極からの信号中には、90°ノイズは含
まれるものの、同相ノイズについては励磁電流が増加(
減少)から減少(増加)へ切換わる時以外には現れない
ため、ノイズ除去処理は原理的には可能である。
しかしながら、90″ノイズが過大であること。
及び励磁電流切換時の処理が困難なこと等から今だ実用
に供されてはいない。
(発明が解決しようとする課題) スラリー液体を高安定に測定するためには、励磁周波数
を高めることが不可欠であるが、方形波励磁方式におい
て、励磁周波数を高めようとすると、励磁電源が大型化
してしまうという問題点がある。
即ち、方形波励磁方式においては、2値以上の安定した
磁束を素早く発生させる必要から、ある値の電流が流れ
ている状態でコイルに逆電圧を加え別の電流に切換える
ことを行っており、この場合安定した磁束を素早く得る
ためには高い逆電圧が必要となる。
従って、スラリー流体測定のために励磁周波数を上げよ
うとすると、磁束切換時間を更に短くしなければならな
いことから、加える電圧も一層増大せねばならず、磁束
の変化が大きいほど検出器内の渦電流による損失は大き
いため、このような損失を考慮すれば、切換時間の短縮
に必要とされる割合よりも一層変化電圧を増大させねば
ならない。
また、励磁電流を増加させる場合も同様であって、切換
時における検出器内部損失が増大することから、この損
失を考慮すれば、励磁周波数が同一の場合、本来必要な
電流増加分よりも更に多くの電力消費が必要となる。
一方、三角波励磁方式の場合にあっても、第7図に示さ
れるように、励磁電流20−1として三角波を、またそ
の状態で流量値20−2が変化すれば、真の流量信号2
0−3が得られるはずであるが、実際には過大な90°
ノイズ20−4が含まれることから、実際の信号20−
5は過大な丸状パルスを含んだものとなり、そのため変
換器側増幅器においてダイナミックレンジ制限され、高
精度測定の妨げとなるという問題点がある。
この発明は上述の問題点に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、スラリー液体を高精度に測定す
ることができるようにした三角波励磁方式による電磁流
量計を提供することにある。
[発明の購成] (課題を解決するための手段) この発明は、上記の目的を達成するために、流体が流れ
る測定管と、前記測定管の直径方向に相対峙してその内
壁に取付けられた電極と、前記測定管の管軸方向に磁束
を加える励磁コイルと、前記励磁コイルに対して三角波
乃は至略三角波励磁を行なう励磁回路と、前記電極から
の起電力信号から磁束極性切換時の前後一定期間分の信
号を除去する除去回路と、前記除去回路の出力信号にz
ナシて励磁半周期に対応する期間の積分値が零となるよ
うな補正を加える補正回路と、前記補正回路の出力信号
を整流平滑して流量信号を生成する整流平滑回路と、か
らなることを特徴とするものである。
(作用) このような構成によれば、検出器電極の誘起電圧信号中
より過大な90°ノイズ成分を除去し、また比較的簡単
な回路構成によって、高安定、高精度な流量信号を生成
することができる。
(実施例) 第1図は本発明に係わる電磁流量計の一実施例を示す回
路図である。
同図において、検出器1は、流体が流れる測定管3と、
この測定管3の直径方向に相対峙してその内壁に取付け
られた電極4.4′と、測定管3の管軸方向に磁界を加
える励磁コイル22゛とから構成されている。
一方、変換器5は励磁回路15.増幅器6 スイッチ8
.増幅器9.補正回路12.13.スイッチ10.10
−.11.11”、整流回路14゜出力回路16とから
構成されている。
励磁回路15は、検出器1内の励磁コイル2゜2′に対
して三角波励磁を行うようになっている。
増幅器6は、検出器1内の電I5!4.4−から送られ
てくる誘起電圧信号を増幅するものである。
スイッチ8は、増幅器6の出力信号7から、磁束極性切
換時の前後一定期間分の信号を除去する除去回路として
機能するものである。
増幅器9は除去回路の出力を増幅するものであり、補正
回路12.13及びスイッチ10.if’)11.11
−は増幅器9の出力信号に対して励磁半周期に対応する
期間の積分値が零となるような補正を加える補正回路と
して機能するものである。
整流回路14は、この増幅器9の出力信号を平滑して流
量信号を生成するものである。
出力回路16は、整流回路14から得られる出力信号を
適宜レベル変換して外部へ出力するものである。
第3図は変換器5の更に具体的な一例を示す回路図であ
る。
同図に示されるように、励磁回路15は、2個の基準電
圧源31,32.スイッチ33.演算増幅器34.抵抗
器35.コンデンサ36.電流出力回路37により構成
されている また、増幅器9は、抵抗器40.演算増幅器41により
構成されている。
また、補正回路12は、抵抗器42.コンデンサ43.
演算増幅器44により構成されている。
また、補正回路13は、抵抗器45.コンデサ46、演
算増幅器47により構成されている。
そして、演算増幅器44.47の各出力は、スイッチ1
0’、11−を経由した後、反転増幅器4つ、抵抗器3
9を介して演算増幅器41の入力側へと帰還されている
また、整流回路14は、スイッチ50.反転増幅器51
1時定数回路52により構成されている。
そして、上述した各回路に含まれるスイッチ8゜10.
10−.11.ll”、33.50は、クロック回路3
0から出力されるクロック信号5354.55 (詳細
は第4図に示す)によりオン・オフ制御される。
次に、以上の構成よりなる電磁流量計の動作を第2図及
び第4図のタイミングチャートを参照しながら系統的に
説明する。
励磁回路15内においては、スイッチ33の切換により
方形波が作られ、これが演算増幅器34を介して三角波
に変換され、更に、電流出力回路37を介して電圧/電
流変換が行われ、これにより検出器1内の励磁コイル2
,2′には三角波電流が流れる(第2図21−1参照)
また、測定管3内の流体の流量は適宜変動しているもの
と想定する(第2図2l−2)。
すると、増幅器6の出力側には、パルス状を有する過大
な90@ノイズ及び同相ノイズを含んだ出力信号7が現
れる(第2図21−3参照)。
この状態で、スイッチ8がクロック信号55(第4図参
照)に同期してスイッチングを繰返すと、スイッチ8の
出力側には、磁束極性切換時の前後一定期間分の信号を
除去された信号が現れる(第2図21−4参照)。
一方、スイッチ10.10−及びスイッチ11゜11′
は励磁半周期に対応して交互にオン・オフを繰返すため
(第2図22−5.22−6参照)、増幅器9の出力側
には、励磁半周期に対応する期間の積分値が零となるよ
うな補正が加えられた信号が現れる(第2図22−7参
!ff1)。
次いで、増幅器9の出力信号は整流回路14において整
流、平滑がなされ、その結果整流回路14の出力側には
流量21−2に対応した直流信号が出力される(第2図
22−8点線参照)。
このように、本実施例によれば、90″ノイズ成分及び
同ト目ノイズ成分が除去された高精度、高安定な流量信
号を比較的簡単な回路構成で得ることができる。
、即ち、除去回路を構成するスイッチ8においては、過
大なノイズ電圧が除かれるため、後段の回路等で飽和現
象等が発生することを防止することができる。
また、同を目ノイズが発生している。励磁電流の極性変
化直後の期間のみを除くと後に施される補正。
処理に支障を来すので、直前の信号も直後の期間を同じ
期間除かれる。
極性変化直後の期間では、信号から同相ノイズ。
90″ノイズそして流量信号が取除かれ、直前の期間で
は90″ノイズと流量信号が除かれる。この2期間の除
去により除かれるのは同−半周期内では906ノイズは
同一極性で同量1流量信号は極性が異なるが同量である
また、補正回路12.13における補正においては、補
正回路の時定数は励磁周期に比較して充分長いものとし
ており、また90°ノイズは流体の電気型導度や検出器
の構造により決まり、流量により変化しないものとして
いる。90″ノイズの変化は補正回路の時定数よりも充
分遅いものとする。これは実用上全く問題のない仮定あ
る。
励磁半周期のみ注目すれば、90’ノイズは直流ノイズ
である。補正回路は増幅器の出力が0になるよう働くの
で補正回路の時定数を考慮すれば、増幅器の出力には直
流分が除去された。即ち906が除去された磁束変化に
比例した流量信号が現れることがわかる。
流量信号の変化は半周期積分することにより必ず零とな
る。
即ち正負の電流値は絶対値が等しいのでその電流に比例
する磁束及び流量信号は同様に極性が異なり、絶対値が
等しいのでその区間の積分は零である。前段で取除かれ
た流量信号骨は正負同量なのでこの結果に影響はない。
そのため、補正回路の出力は安定した状態では90°ノ
イズ(半周期骨)を保持することになる。
半周期毎に90@ノイズは異なるので、当然2個の補正
回路は相異る補正値を保持する。
このように、補正回路の働きで90″ノイズは除去され
、過大ノイズが含まれないので、増幅等が極めて容易と
なるのである。
従って、この実施例によれば、信号を短い時間のサンプ
リングにより取込み信号処理を行うということをしてい
ないので高い動作安定性を得ることができる。
また、スラリー液体によるノイズは1/Fノイズである
が高い周波数成分のノイズも多くあるのが通常であり、
信号を略全周期に亘って取込み、平均化できる本方式は
高周波数成分を容易に除去できる。
また、補正も略全周期に亘ってこおなわれているので、
外来ノイズによる誤補正の可能性もサンプリング方式に
比較して低いという効果がある。
補正回路12.13の主な誤差要因は演算増幅器の入力
オフセットであるが、これは整流回路14によって除去
される。このことは、変換器内の前段に補正回路を配置
することができることであり(流量信号は低いレベルの
状態で補正が行えること、補正後のノイズの少い信号を
出力レベルまで増幅できること)、変換器を構成する演
算増幅器等の電子部品に関する要求が緩かになり、また
回路電圧等の設計が容易となる。
第5図は励磁回路15の他の一例を示す回路図である。
第3図に示した励磁回路によると、三角形の頂点の部分
では磁束変化の方向が急変するため同相ノイズ成分が多
く発生する。
このノイズはスイッチ8の効果により除去されるが、除
去する分を減らすため同を目ノイズの発生を演算増幅器
62によって軽減するものである。
即ち、抵抗器60.コンデンサ61.演算増幅器62か
らなる遅れ要素の追加により三角形の頂点は丸くなり(
第6図参照)、磁束の変化は断続から連続になるため、
渦電流の発生、同相ノイズの発生が更に少なくなる。
[発明の効果] 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、三角波
励磁方式で発生するノイズを除去するので励磁周波数を
高くしてスラリー流体測定用の電磁流量計を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係わる電磁流量計の一実施例を概略
的に示すブロック図、第2図は第1図における各部の信
号状態を示すタイミングチャート、第3図は変換器5の
具体的な一例を示す回路図、第4図は第3図におけるク
ロック信号の状態を示すタイミングチャート、第5図は
励磁回路の他の一例を示す回路図、第6図は第5図にお
ける各部の信号状態を示す波形図、第7図は従来の三角
波励磁方式の問題点を説明するためのタイミングチャー
トである。 1・・・検出器    2,2′・・・励磁コイル3・
・・Apl定管    4,4′・・・電極5・・・変
換器    6・・・増幅器8・・・スイッチ   9
・・・増幅器10.10’、11.11=・・・・・・
スイッチ12.13・・・補正回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流体が流れる測定管と、前記測定管の直径方向に相対峙
    してその内壁に取付けられた電極と、前記測定管の管軸
    方向に磁束を加える励磁コイルと、前記励磁コイルに対
    して三角波乃至略三角波励磁を行なう励磁回路と、前記
    電極からの起電力信号から磁束極性切換時の前後一定期
    間分の信号を除去する除去回路と、前記除去回路の出力
    信号に対して励磁半周期に対応する期間の積分値が零と
    なるような補正を加える補正回路と、前記補正回路の出
    力信号を整流平滑して流量信号を生成する整流平滑回路
    と、からなることを特徴とする電磁流量計。
JP1769489A 1989-01-30 1989-01-30 電磁流量計 Pending JPH02201120A (ja)

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