JPH02200420A - Frp接着面の形成方法 - Google Patents
Frp接着面の形成方法Info
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- JPH02200420A JPH02200420A JP1017552A JP1755289A JPH02200420A JP H02200420 A JPH02200420 A JP H02200420A JP 1017552 A JP1017552 A JP 1017552A JP 1755289 A JP1755289 A JP 1755289A JP H02200420 A JPH02200420 A JP H02200420A
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Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の属する分野)
本発明は、ハンドイレアップ(以下、HLという)又は
、シートモールデイングコンパウンド(以下、SMCと
いう)などによって成形したF RPを、研磨などの表
面処理することなく、#tI着可能なI” RP表面を
、フィルムを用いることによって形成することにある。
、シートモールデイングコンパウンド(以下、SMCと
いう)などによって成形したF RPを、研磨などの表
面処理することなく、#tI着可能なI” RP表面を
、フィルムを用いることによって形成することにある。
(従来技術の説明)
従来、IIL−FRPを成形する場合、不飽和ポリエス
テル樹脂(以下、UPレジンという)及びコンパウンド
は、空気中の酸素による硬化11ff杏を防止するため
ワックス類を配合している。
テル樹脂(以下、UPレジンという)及びコンパウンド
は、空気中の酸素による硬化11ff杏を防止するため
ワックス類を配合している。
また、SMCを成形する場合、UPレジン及びコンパウ
ンドは。
ンドは。
金型からのl1tI!!性を付与するため脂肪酸及びそ
の金属塩を配合している。しかし、これらの配合材料は
、表面張力を低下させ、その結合力が脆弱なため接着に
対して重大な欠陥を生じさせ、研磨などの表面処理する
ことなく、成形した状態で接着すると、FRPと接着剤
との界面で容易に剥離してしまう、このことを避けるた
め、従来は種々の表面処理を行ない、接着力の確保を行
なって来た0例えばIIL−FRPの場合 ■有機溶剤で脱脂して表面のワックス層を除去する方法
とか。
の金属塩を配合している。しかし、これらの配合材料は
、表面張力を低下させ、その結合力が脆弱なため接着に
対して重大な欠陥を生じさせ、研磨などの表面処理する
ことなく、成形した状態で接着すると、FRPと接着剤
との界面で容易に剥離してしまう、このことを避けるた
め、従来は種々の表面処理を行ない、接着力の確保を行
なって来た0例えばIIL−FRPの場合 ■有機溶剤で脱脂して表面のワックス層を除去する方法
とか。
■サンドペーパーで研磨して、接着面を改質する方法が
採られている。
採られている。
SMCの場合、■サンドペーパーで研磨する方法が多く
行なわれ一部で、 ■UPレジンコンパウンドに可溶性
物資を配合して、成形後に可溶性物資を溶出させてSM
C表面に凹凸をつける方法が行なわれている。
行なわれ一部で、 ■UPレジンコンパウンドに可溶性
物資を配合して、成形後に可溶性物資を溶出させてSM
C表面に凹凸をつける方法が行なわれている。
以上に述べたFRPの表面処理法は、作業環境を著しく
低下させている。すなわち有機溶剤を使うことは、労働
安全衛生面から局所排気装置を設けて作業上の換気を十
分行なわなくてはならず。
低下させている。すなわち有機溶剤を使うことは、労働
安全衛生面から局所排気装置を設けて作業上の換気を十
分行なわなくてはならず。
消防面から火気に対して厳重な注意を必要とする。当然
作業者に対しては、保護具をつけさせて作業することに
なり1円滑な作業は期待できない、また、サンドペーパ
ーによる研磨作業は研磨粉が作業場を汚し、FRPのガ
ラス繊維の粉が環境を著しく悪化させている。また、過
剰の研磨作業はFRP本来の物性を損ねるため熟練作業
が要求されている。
作業者に対しては、保護具をつけさせて作業することに
なり1円滑な作業は期待できない、また、サンドペーパ
ーによる研磨作業は研磨粉が作業場を汚し、FRPのガ
ラス繊維の粉が環境を著しく悪化させている。また、過
剰の研磨作業はFRP本来の物性を損ねるため熟練作業
が要求されている。
以上に示す様に、作業環境を悪化させるだけでなく表面
処理作業時間が費やされ、生産性の低下が余儀なくされ
ている。
処理作業時間が費やされ、生産性の低下が余儀なくされ
ている。
本発明は鋭意努力し研究を重ねた結果、このようなFR
Pの本質から生ずる数多くの問題点を全て解決し極めて
煩雑且つコストの高い表面処理作業の必要を皆無にした
画期的な方法を見出し提供するものである。
Pの本質から生ずる数多くの問題点を全て解決し極めて
煩雑且つコストの高い表面処理作業の必要を皆無にした
画期的な方法を見出し提供するものである。
(発明の構成)
本発明はガラス繊維強化プラスチックス(以下、F R
Pという)の成形時にフィルムを接着しようとする而に
r&い、成形後にフィルムを剥がすことによって1表面
処理することなく接着可能なF■り1)表面の形成方法
に関する。
Pという)の成形時にフィルムを接着しようとする而に
r&い、成形後にフィルムを剥がすことによって1表面
処理することなく接着可能なF■り1)表面の形成方法
に関する。
フィルムの種類としては、ポリビニルアルコール、ビニ
ロン、セロファン、ナイロン、トリアセチルセルロース
、ポリアクリロニトリルメチルアクリレートとブタジェ
ンとのグラフト共重合体、ポリアミドイミド、ポリイミ
ド及びアルキッド表面処理前型tt(。
ロン、セロファン、ナイロン、トリアセチルセルロース
、ポリアクリロニトリルメチルアクリレートとブタジェ
ンとのグラフト共重合体、ポリアミドイミド、ポリイミ
ド及びアルキッド表面処理前型tt(。
ポリエチレンラミネート紙などがある。
HL −F RPの場合、UPレジンが未硬化の状mの
時にフィルムを貼合せ、成形し、成形後の接着作業時に
フィルムをはがせば良好な接着性を1する接着面ができ
ている。SMCの場合、平板状の形状は、フィルムを金
型とコンパウンドとの間にはさんで成形すればよい。し
かし、SMCの多くは曲面がある複雑な形状の金型を使
用しているため、フィルムをそのままの状態では使えず
。
時にフィルムを貼合せ、成形し、成形後の接着作業時に
フィルムをはがせば良好な接着性を1する接着面ができ
ている。SMCの場合、平板状の形状は、フィルムを金
型とコンパウンドとの間にはさんで成形すればよい。し
かし、SMCの多くは曲面がある複雑な形状の金型を使
用しているため、フィルムをそのままの状態では使えず
。
エマレジ3ンとか有機溶剤に溶解して、金型に刷毛又は
スプレーで塗布してから成形すると良い、フィルムは手
などで機械的に剥がせば良いが、刷毛又はスプレーで塗
布したものは機械的に処理できない場合があり水洗又は
、超音波洗浄器などを使用し、て有機溶剤で溶解除去す
ることによって接着面を得ることができる。
スプレーで塗布してから成形すると良い、フィルムは手
などで機械的に剥がせば良いが、刷毛又はスプレーで塗
布したものは機械的に処理できない場合があり水洗又は
、超音波洗浄器などを使用し、て有機溶剤で溶解除去す
ることによって接着面を得ることができる。
フィルムをF RP表面に貼合オ〕せることによってえ
られる上述の状態は、 ■フィルムの形状をFRP表面に転写し、FRP表面を
研磨した状態のようにしたり ■UPレジンの硬化時にフィルムの極性に対してUPレ
ジンとそのコンパウンド中の極性成分の配向が起りFR
Pの表面張力が変化したものと考えられる。
られる上述の状態は、 ■フィルムの形状をFRP表面に転写し、FRP表面を
研磨した状態のようにしたり ■UPレジンの硬化時にフィルムの極性に対してUPレ
ジンとそのコンパウンド中の極性成分の配向が起りFR
Pの表面張力が変化したものと考えられる。
すなわち、接触角法などで表面張力を測定すると無処理
のFRP表面が32dyn/c++以下であるのに対し
て、フィルムを用いたFRP表面は32dyn/cmを
越え「濡れ」易くなり、接着剤を用いて接着したFRP
は、むしろ母材破壊を起すまでに至る。
のFRP表面が32dyn/c++以下であるのに対し
て、フィルムを用いたFRP表面は32dyn/cmを
越え「濡れ」易くなり、接着剤を用いて接着したFRP
は、むしろ母材破壊を起すまでに至る。
以上のことから、FRPの表面にフィルムを設けて成形
すると、F RP而が改質され、従来行なわれている脱
脂作業とか研磨作業を排除した。良好な接着性を示すF
RP接着面を得ることとなる。
すると、F RP而が改質され、従来行なわれている脱
脂作業とか研磨作業を排除した。良好な接着性を示すF
RP接着面を得ることとなる。
(実施例および比較例の説明)
次に実施例および比較例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
する。
実施例1.) 400g/rn’のガラスマットFE
MGK400 (富士ファイバーグラスKK製)を敷き
、その上に脱気しながら、1重置“X、のMEKパーオ
キサイド、バーメックN(日本油脂KK製)を調合した
tJPレジン、ポリセット2128APT−M (11
立化成工業KK製)を脱気しながら300g/rn’含
浸させ、ガラスマット3枚重ねのl1l−FRPを作成
した。フィルム°としてポリビニルアルコールを用い、
HL−FRPが硬化する前に貼合せた。HL−FRPの
硬化条件として、20℃に7日間放置した。このHL−
ドRPを25開はばに切断してからフィルムを剥し、試
験片とした。
MGK400 (富士ファイバーグラスKK製)を敷き
、その上に脱気しながら、1重置“X、のMEKパーオ
キサイド、バーメックN(日本油脂KK製)を調合した
tJPレジン、ポリセット2128APT−M (11
立化成工業KK製)を脱気しながら300g/rn’含
浸させ、ガラスマット3枚重ねのl1l−FRPを作成
した。フィルム°としてポリビニルアルコールを用い、
HL−FRPが硬化する前に貼合せた。HL−FRPの
硬化条件として、20℃に7日間放置した。このHL−
ドRPを25開はばに切断してからフィルムを剥し、試
験片とした。
用いた接着剤は、過酸化ベンゾイルで硬化させるUPレ
ジン系接着剤ハイボンXP533 (日立化成ポリマー
KK製)を用い。
ジン系接着剤ハイボンXP533 (日立化成ポリマー
KK製)を用い。
せん断接着強さを調べた。試験柔性は、5℃雰囲気内で
、試験片に接着剤X I) 533を塗布し、張合わせ
、3日間放置した。その後20℃雰囲気中、引張速Jτ
5IIIIII/分でせん断接看強さと破壊状態を調べ
た。その結果を表1に示す。
、試験片に接着剤X I) 533を塗布し、張合わせ
、3日間放置した。その後20℃雰囲気中、引張速Jτ
5IIIIII/分でせん断接看強さと破壊状態を調べ
た。その結果を表1に示す。
実施例2.)実施例1と同様にして、HL−FRPを作
成し、接着試験を行なった。尚、ポリビニルアルコール
フィルムの代りに、ツヤを消したビニロンフィルムを用
いて試験片を作成した。その結果を表1に示す。
成し、接着試験を行なった。尚、ポリビニルアルコール
フィルムの代りに、ツヤを消したビニロンフィルムを用
いて試験片を作成した。その結果を表1に示す。
実施例3.)実施例1と同様にしてHL−FRPを作成
し、接着試験を行なった。尚、ポリビニルアルコールフ
ィルムの代りに、トリアセチルセルロースフィルムを用
いて試験片を作成した。
し、接着試験を行なった。尚、ポリビニルアルコールフ
ィルムの代りに、トリアセチルセルロースフィルムを用
いて試験片を作成した。
その結果を表1に示す。
実施例4.)実施例1と同様にしてI−I L −F
RPを作成し、接着試験を行なった。尚、ポリビニルア
ルコールフィルムの代りにアルキッド表面処理離型紙を
用いて試験片を作成した。その結果を表1に示す。
RPを作成し、接着試験を行なった。尚、ポリビニルア
ルコールフィルムの代りにアルキッド表面処理離型紙を
用いて試験片を作成した。その結果を表1に示す。
実施例5.) SMCコンパウンド(日立化成工業K
K製)を160℃に加熱した金型で5分間積層し、SM
Cを作成した。
K製)を160℃に加熱した金型で5分間積層し、SM
Cを作成した。
金型は、あらかじめ、ポリビニルアルコールの水溶液を
スプレー塗布、乾燥してあり、成形後はSMCの表面に
フィルム状に形成されていた。SMCを251巾に切断
後水洗いしてポリビニルアルコールを除去して試験片と
した。尚、試験方法は実施例1と同様にして実施した。
スプレー塗布、乾燥してあり、成形後はSMCの表面に
フィルム状に形成されていた。SMCを251巾に切断
後水洗いしてポリビニルアルコールを除去して試験片と
した。尚、試験方法は実施例1と同様にして実施した。
その結果を表1に示す。
実施例6.)実施例5と同様にしてSMCを作成し、接
着:i験を行なった。尚、ポリビニルアルコールの代り
に金型面とSMCコンパウンドの間に#280サンドペ
ーパーで表面を荒したポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを介在させてSMCを作成した。
着:i験を行なった。尚、ポリビニルアルコールの代り
に金型面とSMCコンパウンドの間に#280サンドペ
ーパーで表面を荒したポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを介在させてSMCを作成した。
フィルムは、手で容易に剥すことができた。尚、試験方
法は、実施例1と同様にして実施した。その結果を表1
に示す。
法は、実施例1と同様にして実施した。その結果を表1
に示す。
比較例1.)実施例1と同様にしてI−1L −F R
Pを作成し、接着試験を行なった。ただし、フィルムは
用いないで成形した。その結果を表1に示す。
Pを作成し、接着試験を行なった。ただし、フィルムは
用いないで成形した。その結果を表1に示す。
比較例2.)実施例5と同様にしてSMCを作成し、接
着試験を行なった。ただし、フィルム成分は使用せず通
常通りのSMCの成形を行なった。その結果を表1に示
す。
着試験を行なった。ただし、フィルム成分は使用せず通
常通りのSMCの成形を行なった。その結果を表1に示
す。
比較例3.)比較例2で得た試験片を#100サンドペ
ーパーで研磨して試験に供した。尚、試験方法は、実施
例1と同様にして実施した。その結果を表1に示す。
ーパーで研磨して試験に供した。尚、試験方法は、実施
例1と同様にして実施した。その結果を表1に示す。
(本発明の効果)
以上のように、本発明のFRP#着面の形成方法により
本件に関する従来技術の問題点が解決され、極めて良好
な接着性を得ることが始めて可能になるという画期的な
技術が提供されることになる。
本件に関する従来技術の問題点が解決され、極めて良好
な接着性を得ることが始めて可能になるという画期的な
技術が提供されることになる。
以 上
Claims (1)
- ガラス繊維強化プラスチックス(以下、FRPという)
の成形時にフィルムを、接着しようとする面に覆い、成
形後にフィルムを剥すことによって、表面処理すること
なく接着可能なFRP表面の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1017552A JPH0626859B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | Frp接着面の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1017552A JPH0626859B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | Frp接着面の形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02200420A true JPH02200420A (ja) | 1990-08-08 |
JPH0626859B2 JPH0626859B2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=11947080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1017552A Expired - Fee Related JPH0626859B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | Frp接着面の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0626859B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102015217310A1 (de) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | Tesa Se | Verfahren zum Verbinden zweier faserverstärkter Kunststoffbauteile |
US10696872B2 (en) | 2015-09-10 | 2020-06-30 | Tesa Se | Method for connecting two fiber-reinforced plastic components |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4910969A (ja) * | 1972-05-29 | 1974-01-30 |
-
1989
- 1989-01-30 JP JP1017552A patent/JPH0626859B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4910969A (ja) * | 1972-05-29 | 1974-01-30 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Publication date |
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JPH0626859B2 (ja) | 1994-04-13 |
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