JPH02199409A - 光ファイバ組込台 - Google Patents

光ファイバ組込台

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JPH02199409A
JPH02199409A JP2024389A JP2024389A JPH02199409A JP H02199409 A JPH02199409 A JP H02199409A JP 2024389 A JP2024389 A JP 2024389A JP 2024389 A JP2024389 A JP 2024389A JP H02199409 A JPH02199409 A JP H02199409A
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pedestal
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Hironori Shimoyama
下山 博徳
Takehisa Hirano
平野 健寿
Katsuhiko Nakayama
中山 捷彦
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コネクタ基板に載置固定された毛細管内で光
ファイバの端面同士を突合せ接続して、光ファイバコネ
クタを製造する際に用いる光ファイバ組込台に関する。
(従来の技術) 光ファイバ同士を接続するコネクタ基板として、上面の
長手方向中央部に毛細管の装着溝を、その両側に光ファ
イバの案内溝を、さらにその両側に光ファイバの被覆部
を装着する装着溝を形成した基板と、毛細管の装着溝に
固着され、長手方向の中央上部に開口部を有する毛細管
(キャピラリ)と、上記基板の上面に被せられる保護板
とを有するものが本出願人により提案されている。
そして、光ファイバの上記コネクタ基板への組込作業は
、例えば、作業テーブル上で行われ、装着溝に固着され
た毛細管内に被覆を除去した裸光ファイバ部を両側から
挿入し、毛細管の開口部で裸光ファイバ部の端面同士を
突き合わせ、その突き合わせ部に粘性を有する屈折率調
整側を塗着した後、基板上面にガラス製の保護板を被せ
て光ファイバコネクタが製造されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、コネクタ基板に光ファイバを組込んで光ファ
イバコネクタを製造する上記一連の工程においては、微
細な光ファイバを対象とし、しかも組込工程が複雑なこ
とから未だ機械化されておらず、光ファイバは顕微鏡下
で熟練者の手作業によって基板に組込まれている。しが
も、光ファイバは、通常リール等の巻取装置に巻き取ら
れており、巻取装置から巻出して使用される。このため
、毛細管内に挿入される光ファイバの先端側は、巻取装
置への巻回に伴う巻きクセによって若干湾曲した状態に
あり、作業者はこの湾曲を考慮しながら基板へ組込むた
め、組込作業が非常に煩雑であった。
したがって、かかる組込作業においては、コネクタ基板
や光ファイバを適当な治具に保持して作業をすると、熟
練者でなくとも容易に組込むことができ、生産性の見地
からも望ましいが、未だ適当な治具がないのが現状で、
コネクタ基板に光ファイバを簡単に組込むことができる
治具の提供が望まれていた。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、構造が簡単な
うえ、光ファイバのコネクタ基板への組込みが容易で、
光ファイバコネクタの生産性を高めることができる光フ
ァイバ組込台を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の光ファイバ組込台においては上記目的を達成す
るため、先端部の被覆が除去された光ファイバを一側か
ら延出させて挾持する一組のホルダと、コネクタ基板装
着用の基板台座を備えた基板取付台と、この基板取付台
の左右両側に夫々配置され、前記ホルダを、各ホルダが
挾持する光ファイバの端面を互いに対向させ、且つ、前
記基板取付台側が低くなるよう水平面に対して所定角度
傾斜させて載置・固定するホルダ台座を有し、該ホルダ
台座を前記基板取付台側へ摺動自在とする一組のホルダ
載置台と、前記基板取付台を昇降自在に載置し、ホルダ
台座上に載置したホルダの傾斜角度を維持しつつホルダ
台座を基板取付台に対して接近・後退作動させ、該接近
・後退作動に対応して前記基板取付台を昇降作動させる
作動機構とを備えた構成としたのである。
(作用) 基板台座にコネクタ基板を装着し、各ホルダ台座に、光
ファイバを挾持したホルダを各光ファイバの端面を互い
に対向させて載置・固定すると、被覆が除去された光フ
ァイバの先端が撓んでコネクタ基板上の所定位置に当接
する。ついで、作動機構を操作すると、両ホルダ載置台
が基板取付台側へ接近すると共に基板台座が上昇する。
このようなホルダ載置台及び基板台座の一連の動きによ
って、各ホルダが挾持した光ファイバの先端は、作動機
構のみの操作によりコネクタ基板内の所定位置へと円滑
に案内されていく。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図乃至第15図に基づい
て詳細に説明する。
光ファイバ組込台は、長方形状の組込台座1の上に設置
されており、組込台座1の長手方向中央に配置され、コ
ネクタ基板装着用の基板台座11を備えた基板取付台1
0、基板取付台10の両側に夫々配置され、ホルダ台座
21.31を有する一組のホルダ載置台20,30、前
記基板取付台10を昇降自在に載置し、ホルダ台座21
.31を基板取付台10に対して接近・後退作動させる
と共に該接近・後退作動に対応して前記基板取付台10
を昇降作動させる作動機構40及び先端部の被覆が除去
された2心のテープ光ファイバを挾持する一組のホルダ
50とを備えている。
基板取付台10は、第1図及び第2図に示すように、基
板台座11と、この台座11を支持する支持台I2とを
有している。基板台座IIの上面略中央位置には、コネ
クタ基板装着用の装着部13が長手方向に形成されてい
る。この装着部13は、後述するコネクタ基板60を載
置すべく台座11の表面を段状に切除して形成した段部
11aと、この段部11aの長手方向両側に配置され、
座面上方へ立上がり、コネクタ基板60の両端部を保持
するコ字型の保持部14aを有する保持部材1414と
からなり、保持部14aの内側上部にはコネクタ基板6
0の装着を案内するテーパ面が形成されている。
また、段部11aの幅方向−側には、押圧手段15が設
けられている。この押圧手段15は、装着部13に装着
されるコネクタ基板60を側面から押圧し、保持部14
aと共にこの基板60を装着部13に保持するものであ
る。押圧手段15は、第1図及び第3図に示すように、
基板台座11の上面に形成したガイド溝11b内に摺動
自在に嵌装され、コネクタ基板60を押圧する押圧板1
’5 aと、この押圧板15a内に形成したバネ穴15
bに縮設され、押圧板15aをコネクタ基板60側に常
に付勢する押圧スプリング15cと、押圧板15aの上
部に載置して押圧板15aをガイド溝11b内に摺動自
在に拘束しておくガイドカバー15dとを有している。
また、基板台座11には、装着部13に装着されたコネ
クタ基板60を取出す取出し手段16が設けられている
。この取出し手段16は、第3図に示すように、先端が
段部11aから突出してコネクタ基板60の下面を上方
へ押上げるエジェクタピン16a、このピン16aを操
作する操作レバー16b及びこの操作レバー16bを下
方へ付勢するリターンスプリング16cとを有しており
、操作レバー16bの基端は基板台座11に回動自在に
支持され、台座11の側面から外方へ延出した先端には
回動操作用の把手16dが設けられている。
更に、基板台座11上の装着部13を挟んで押圧手段1
5に対向する一側には、コネクタ押さえ17が配置され
ている。このコネクタ押さえ17は、第1図に示すよう
に、コネクタ基板60を押圧する透明なアクリル樹脂性
の押さえ板17a、この押さえ板17aと連結され、押
さえ板17aのコネクタ基板60への傾倒操作を行う把
手17b、この把手17bを傾倒自在に支持する支持軸
17c及び押さえ板17aを傾倒したときに支持軸17
cをロックするポールロック17dとを備えている。
一方、支持台12には、第2図に示すように、後述する
回動ダイアル41の上面に摺接し、回動ダイアル41の
回動に伴って回転する昇降ベアリング18が装着部13
の延長線上となる長手方向両端に配設されている。この
ベアリング18は、支持台12に取付けた皮付軸12a
に回転自在に軸支されている。また、この支持台12は
、組込台座1の下面中央に形成した凹部1a内に配置さ
れるエンドプレート1bと2本の連結シャフト2(一方
は図示せず)により連結されている。すなわち、連結シ
ャフト2は、台座1の中央に形成される円柱台1cにボ
ールベアリング3を介して上下動自在に支持されており
、支持台12は円柱台lcの下面とエンドプレート1b
の上面との間に縮設されたコイルスプリング4により常
時下方へ付勢されている。
ここでコネクタ基板60は、この基板60内で光ファイ
バの端面同士を突き合わせて接続することにより光ファ
イバコネクタとするもので、例えば、プラスチックによ
り略四角柱形状に形成され、第4図及び第5図に示すよ
うに、上面中央部に基板60を横切る横溝61と、この
横溝61に直交し、被覆を除去した裸光ファイバ部70
aを案内する一対の平行な■溝62とが形成されている
そして、各V溝62の中央には、中央上部に開口部63
aを有し、挿入される裸光ファイバ部70aを内部へ案
内するテーバ面63b、63b (第14図参照)が両
端内壁に形成されたガラス製の毛細管63が固着されて
いる。また、■溝62の長手方向両端にはコネクタ基板
60の端部へ伸び、ホルダ50に挾持された光ファイバ
70の被覆部70b(第14図参照)を収容する凹溝6
4.64が設けられている。
ホルダ載置台20,30は、各ホルダ50が挾持した光
ファイバの端面同士を互いに対向させ、且つ、基板取付
台10側が低くなるように、水平面に対して所定角度傾
斜させてホルダ50を載置・固定するもので、その傾斜
角度は5″〜15″より好ましくは7.5°〜10″で
ある。各ホルダ50をこのように傾斜させて載置すると
、光ファイバ70を挾持したホルダ50をホルダ台座2
1゜31上に載置したときに、裸光ファイバ部70a7
0aが撓んでコネクタ基板60の■溝62.62内にそ
の先端が当接し、毛細管63.63内への挿入が円滑に
行われる。本実施例では、各ホルダ50の傾斜角度が7
.5°となるように設定した。
ホルダ載置台20は、第2図に示すように、ホルダ50
を載置・固定するホルダ台座21と、このホルダ台座2
1を摺動自在に載置する可動台22とを有している。そ
して、ホルダ台座21は組込台座1の後端壁1dとの間
に所定間隔d、を存して可動台22に載置され、一方可
動台22は、台座1上に長手方向へ摺動自在に載置され
ている。
ホルダ台座21は、載置するホルダ50の位置決めとし
て、レール21aが上面に形成されると共に幅方向両側
にはホルダ50を保持する保持片21bが適宜間隔を存
して立設され、基板取付台10例の端部には載置するホ
ルダ50を係止するストッパ21cが設けられている。
また、このホルダ台座21には、ホルダ50をこの台座
21に固定するクランプ部材23が配設されている。こ
のクランプ部材23は、第6図に示すように、台座本体
を幅方向に貫通し、押込みあるいは引出しが可能なりラ
ンプ操作用のクランプレバ−24と、このレバー24の
操作により起倒してホルダ50の固定と解放を行うクラ
ンプアーム25とを備えている。
クランプレバ−24は、第6図及び第7図に示すように
、一端にこのレバー24の押込みや引出し操作を行う把
手24aが設けられ、他端側には前記クランプアーム2
5を傾倒させる傾斜面24bが形成されている。そして
、長手方向略中夫には、台座21に植設したガイドビン
21dと係合してこのレバー24の押込み・引出し操作
を案内する長孔24cが穿設されている。
一方、クランプアーム25は、その略中央位置の屈曲部
25aにおいてホルダ台座21の上面に配設した支持部
材21e、21e間にピン25bにより回動自在に支持
されている。また、ホルダ50に当接する先端には、例
えばクロロプレンゴム等の弾性体25cが接着され、基
端にはクランプレバ−24の傾斜面24bと当接してこ
のアーム25を起倒させる円弧状のガイド面25dが形
成されている。
そして、このホルダ載置台21は、下面に形成した係合
溝21fを、リニアガイド26.26を介して、後述す
る可動台22の凸条22aに係合させて可動台22に載
置される。また、組込台座1の後端壁1dとホルダ台座
21との間には、載置するホルダ50の長手方向の中心
線と一致させて緩衝スプリング5が介装される。また、
後端壁1dの緩衝スプリング5の後部には、この緩衝ス
プリング5のハネ圧を光ファイハフ0の端面を損傷しな
い程度に調整する調整ネジ6が螺着されている。かかる
付勢力としては、好ましくは10g重以下、より好まし
くは4〜6g重である。
可動台22は、組込台座1の後端壁1d側に形成した傾
斜段部1e上に載置されており、この傾斜段部1eの傾
斜面は台座1の中央が低くなるように、水平面に対し7
.5°傾斜している。したがって、ホルダ台座21にホ
ルダ50を載置すると、このホルダ50も水平面に対し
7.5°傾斜することになる。また、可動台22と組込
台座1の後端壁1dとの間には押出しバネ7が縮設され
、このバネ7により可動台22はホルダ台座21と共に
基板取付台10側へ常時付勢されている。
方、可動台22の基板取付台10側には、ホルダ台座2
1へ延び、ホルダ台座21の可動台22より前方への進
出を規制する前ストッパ22bが取付けられている。更
に、可動台22の基板取付台10側の幅方向中央には、
基板台座11に形成した段部11aの延長線上に、取付
腕22aに取付けられた垂直軸周りに回転するベアリン
グ27が配設されている。尚、1fは、傾斜段部1eの
後端壁1d側に設けた後ストッパで、可動台22の後退
位置を規制するものである。
一方、ホルダ載置台30も、ホルダ50を載置・固定す
るホルダ台座31と、この台座31を摺動自在に載置す
る可動台32とを有すると共に、ホルダ台座31にはク
ランプ部材33が、また可動台32にはベアリング37
が、夫々設けられており、ホルダ載置台20と略同様の
構成である。
したがって、以下の説明においてはホルダ載置台20と
同一の構成部材には対応する符号を付してその詳細な説
明を省略する。但し、このホルダ載置台30においては
、ホルダ載置台20と異なり、前ストッパ22bに対応
するものはなく、これに代えてコネクタ基板60内で光
ファイバの端面同士を最終的に当接させると共に前スト
ッパ22bと同様に機能する回動ストッパ38が配設さ
れている。
このストッパ38は、路上下方向に延びる回動アーム3
8aと、この下端部に接続され略水平方向に延びる従動
アーム38bとにより、第2図に示すように、略コ字状
に形成され、可動台32の基板取付台10側に突設した
支持腕32cにより回動アーム33aの中央部を回動自
在に支持することにより、可動台32に取付けられる。
回動アーム38aの上端にはホルダ台座31の前面に当
接して基板取付台10側への動きを規制するストッパ部
38cが、また従動アーム38bの先端には、上方に向
かって延び、後述するカム部材42の下面に当接する当
接部38dが夫々形成されている。そして、回動アーム
38aの下端には、可動台32との間にリターンスプリ
ング39が介装されている。
作動機構40は、回動ダイアル41と、このダイアル4
1を外周に嵌着し、これに一体にネジ止めされるリング
状のカム部材42とを有しており、組込台座lの中央に
上方に向けて突設した円柱台1cを被冠するように、且
つ、円柱台ICの外周に配置した適数個のベアリング9
を介して回動自在に取付けられている。
回動ダイアル41は、第2図及び第8図に示すように、
円筒部41aの上部に内方へ張出すフランジ部41bを
一体に形成したもので、フランジ部41b上面には、昇
降ベアリング18に対応する半径方向位置に、フランジ
部41b上面から周方向に向けてなだらかに上昇し、終
端側が水平となる2つの上面カム部41c、41cが、
このダイアル41の中心に関して対称位置に形成されて
いる。この上面カム部41cは、回動ダイアル41の回
動操作により、ベアリング18を上方に押上げ、これに
伴って基板取付台lOを上方に移動させる。
一方、カム部材42は、第2図及び第9図乃至第11図
に示すように、円筒体42aの下半部外周面に夫々半径
方向外方へフランジ状に張出し、ホルダ載置台20,3
0のベアリング27.37と夫々当接する側面カム部4
2b、42bを形成したもので、側面カム部42b、4
2bは円筒中心に対して対称位置に配設されている。そ
して、各側面カム部42b外周のカム面42cは、カム
部材42が所定量回動した後に、ホルダ載置台20゜3
0が基板取付台10側へ押出されてくるように、略前半
部は同一半径で、後半部が半径方向に向かって縮径する
ように形成されており、回動ダイアル41を嵌着すると
、その外周面とカム面42cの最外側の面とは面一とな
る。また、円筒体42aの下面には、一方の側面カム部
42bに隣接し、ストッパ38の当接部38dが当接す
る下面カム部42dが下方に向かって突出形成されてい
る。この下面カム部42dは、当接部38dと当接して
これを押下げ、ストッパ38を反時計方向に回動させる
ものである。
ホルダ50は、第12図及び第13図に示すように、ホ
ルダ台座21.31のレール21a、31aと係合する
凹部51aが下面に形成された下板51と、この下板5
1に開閉自在にヒンジ連結される2分割タイプの上板5
2.52とから構成されている。下板51には、外側縁
51bの上板52゜52に対応する位置に、画板52.
52を閉鎖状態にする適数個のマグネット53が埋設さ
れると共に、上面中央には長手方向に湾曲する光ファイ
バ70の挾持面51cと、その中央にファイバ溝51d
が形成され、ファイバ溝51dに沿う3箇所にファイバ
溝51dを挟んで3対のガイドピン54が植設されてい
る。更に、下板51には、クランプアーム25の弾性体
25cを圧接してホルダ台座21.31に固定する係合
段部51eが形成されている。また、上板52の下面に
は、挾持面51cの形状に対応させて形成した挾持面5
2aと、両板51,52を閉したときに各対のガイドピ
ン54を収容するビン孔52bがガイドピン54の位置
に対応させて設けられている。
以上のように構成される光ファイバ組込台を用いたコネ
クタ基板60への光ファイバ7oの組込みを以下に説明
する。
先ず、基板取付台10上のコネクタ押さえ17を持上げ
、基板台座11の装着部13にコネクタ基板60を装着
する。次いで、ホルダ5oに光ファイバ70の先端側を
突出させて挾持させる。この光ファイバ70の被覆を、
ホルダ5oの端部がら所定長さb (=12. 3mm
)だけ残して先の部分除去し、更に被覆を除去して現れ
た裸光ファイバ部70a、70aを所定長さa (=1
0. 5mm)だけ残して切断する(第13図)。
このような光ファイハフ0を挾持したホルダ5゜を−組
用意し、第2図に示すように、一方のホルダ50をホル
ダ台座21に、他方のホルダ50をホルダ台座31に、
夫々載置・固定する。このとき、各ホルダ50が挾持し
た光ファイバ70の端面同士が互いに対向するように、
各ホルダ50の裸光ファイバ部70a側の端面をストッ
パ21c31cに当接させて夫々載置し、クランプ部材
23゜33で固定する。ここで、回動ストッパ38の従
動アーム38bは、組込台座1上面との間の高さに相当
する分下方へ回動しうるので、回動ストッパ38のスト
ッパ部38cはこの従動アーム38bの回動量に相当す
る距離d2だけホルダ台座31から離間する。このため
、クランプ部材33によるホルダ50の固定操作の際に
、ホルダ台座31が基板取付台10側へ回動に伴う距離
d2だけ前進するので、回動ダイアル41と回動ストッ
パ38との間に、例えば係止ピン等のストッパSを介装
してこの前進を規制しておく。
ここで、ホルダ台座21.31は水平面に対して7.5
°傾斜しているので、ホルダ台座2131上の各ホルダ
50も水平面に対して7.5゜傾斜して載置・固定され
る。このように、ボルダ50が7.5°傾斜した状態に
おいては、各裸光ファイバ部70aは、第14図に示す
ように、先端がコネクタ基板60のV溝62内で撓んで
おり、先端と毛細管63との間は距離j2+(’;1m
m)だけ離間し、また各裸光ファイバ部70aの先端は
長さI!t (’i 1 mm)だけ■溝62内に押圧
されている。このため、各裸光ファイバ部70aが湾曲
し、光ファイバ70に巻きクセがあったとしても、コネ
クタ基板60への組込操作を円滑に行うことができる。
次に、回動ダイアル41を回して作動機構40を作動さ
せる。すると、先ず、ダイアル41の回動により回動ス
トッパ38との間に介装したストッパSが脱落する。そ
して、可動台22.32のベアリング1日がカム部材4
2の回動に伴って回動を始めるが、可動台22.32の
ベアリング2737が当接するカム面42cの略後半部
が半径方向に向かって縮径するように形成されているた
め、カム部材42が所定量回動した後、可動台22゜3
2が両押出しバネ7.7により基板取付台10側へ押出
され、前進を開始する。これによりホルダ台座21.3
1は、傾斜角度を変えることなく、可動台22.32と
一体に摺動しながら基板取付台10に接近し、各裸光フ
ァイバ部70aは■溝62に案内されながら毛細管63
.63内に挿入されてゆく。ここで、かかる可動台22
.32の押出作動が円滑に行われるように、各押出しバ
ネ7は、付勢力が500g重以下、より好ましくは15
0〜50g重のものを使用する。尚、かかる付勢力の調
整のため、各押出しバネ7を設けた後端壁1dに調整ネ
ジ8が螺着されている。
そして、第15図に示すように、各裸光ファイバ部70
aの先端が毛細管63内に所定長さ!3(41m+n)
挿入されると、回動ダイアル41の上面カム部41c、
41cに昇降ベアリング18゜18が乗上げ、ホルダ載
置台20,30の接近作動に対応して、基板取付台10
が少しずつ上昇を開始する。
ホルダ載置台20,30が、水平方向に所定距離(’;
5mm)移動すると、可動台22.32のヘアリング1
8がカム面42cの終端部に移行すると共に、昇降ベア
リング18.18は上面カム部41cの水平部に移行す
るので、ホルダ載置台20゜30の移動及び基板取付台
10の上昇が停止する。
この取付台10の上昇量は、例えば1mm程度であれば
よいが、ゼロであっても、またこれ以上であっても、裸
光ファイバ部70aの毛細管63内への円滑な挿入のた
めには好ましくない。
このとき、顕微鏡でコネクタ基板60を観察すると、コ
ネクタ基板60の各毛細管63内では、裸光ファイバ部
70a、70aは、第16図に示すように、その端面同
士が所定間隔ff1(’=;100μm)を存して対向
している。また、コネクタ基板60上の領域では、毛細
管63内に左右から挿入された各裸光ファイバ部70a
及びこれに連なる被覆部70bは、第17図に示すよう
に、基板60の板面に対して水平になっている。この領
域内で両光ファイバ70.70が水平になっていないと
、突合わされた裸光ファイバ部70aの端面同士を接着
すべくガラス板(保護カバー)を被せたときに、各光フ
ァイバ部70が互いに離間する方向に引張られ、裸光フ
ァイバ部70a、70aの間に再度隙間が形成されてし
まう。
ついで、裸光ファイバ部70a、70aの切断面に異常
がないか顕微鏡観察により端面の検査をし、必要に応じ
てゴミ等を除去する端面清掃を行った後、屈折率調整剤
を各毛細管63の開口部63aから注入し、裸光ファイ
バ部70a、70aの突合わせ部に塗着する。
しかる後、回動ダイアル41を更に回すと、カム部材4
2の下面カム部42dが回動ストッパ38の当接部38
dに当接し、当接部38dが下方へ押下げられて回動ス
トッパ38が回動する。これにより、ストッパ部38c
がホルダ台座31から離れ、回動ストッパ38によるホ
ルダ台座31の前進方向への規制が解除される。すると
、緩衝スプリング5の付勢力によりホルダ台座31が前
方へスライドし、裸光ファイバ部70a、70aの端面
同士が突合わされる。かかる突合わせに際し、このスプ
リング5は、上記前進方向の付勢力をホルダ台座31に
付与するが、また突合わせに伴う各光ファイバ70.7
0を介してホルダ台座21゜31へ伝わる反力を緩衝す
る。
次に、コネクタ基板60の上に紫外線硬化性の接着剤を
塗布した後、その上にガラス板を載置する。ここで、コ
ネクタ基板60上では裸光ファイバ部70a及びこれに
連なる被覆部70bは基板60の板面に対して水平にな
っているので、裸光ファイバ部70a、70aの突合わ
せ部に隙間が生ずることはない。そして、この上にコネ
クタ押さえ17を被せて押圧しながら、紫外線を所定時
間、例えば、3分間照射し、接着剤を硬化させることに
より、両ホルダ50.50に挾持された光ファイバ70
.70の端面同士が光学的に接続される。
しかる後、各ホルダ50の上板52.52を持上げて、
挾持している光ファイバ70.70を解・放すると共に
、取出し手段16の把手16dを上方へ持上げ、基板台
座11の装着部13に装着されたコネクタ基板60を取
出す。また、この光ファイバ組込台を組込開始状態に復
帰させるときは、組込の場合とは逆に回動ダイアル41
を逆に回せばよい。
尚、本実施例においては光ファイバ70が2心のものに
ついて説明したが、本発明の光ファイバ組込台はこれに
限定されるものではな(、単心あるいは多心の光ファイ
バであっても使用できることはいうまでもない。また、
カム部材42は、組込台座1の円柱台1cとの間の適宜
位置に、例えばポールロック等の回動位置確認手段(図
示せず)を配置し、これにより回動ダイアル41の回動
操作に伴う回動位W確認手段からの、例えば振動等の感
覚により、回動操作の際に上記した各回動位置を確認す
るようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明の光ファイバ組込台は、先端部の被覆が除去され
た光ファイバを一側から延出させて挾持する一組のホル
ダと、コネクタ基板装着用の基板台座を備えた基板取付
台と、この基板取付台の左4゜ 右両側に夫々配置され、前記ホルダを、各ホルダが挾持
する光ファイバの端面を互いに対向させ、且つ、前記基
板取付台側が低くなるよう水平面に対して所定角度傾斜
させて載置・固定するホルダ台座を有し、該ホルダ台座
を前記基板取付台側へ摺動自在とする一組のホルダ載置
台と、前記基板取付台を昇降自在に載置し、ホルダ台座
上に載置したホルダの傾斜角度を維持しつつホルダ台座
を基板取付台に対して接近・後退作動させ、該接近・後
退作動に対応して前記基板取付台を昇降作動させる作動
機構とを備えた構成としたので、構造が簡単で、常に顕
微鏡で目視しなから組込作業をする必要がなく、特別の
技術がなくとも作動機構を操作するだけで簡単にコネク
タ基板に光ファイバを組込むことができ、光ファイバコ
ネクタの生産性を飛躍的に高めることができる等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第15図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は光ファイバ組込台の平面図、第2図は光ファイ
バ組込台の部分断面正面図、第3図は光ファイバ組込台
の基板取付台を示す断面側面図、第4図は本発明の光フ
ァイバ組込台に用いるコネクタ基板を示す平面図、第5
図は第4図の■−■断面図、第6図はホルダ載置台の要
部を示す断面側面図、第7図はクランプレバ−の平面図
、第8図は回動ダイアルの斜視図、第9図はカム部材の
斜視図、第10図は同部材の底面図、第11図は同部材
の正面図、第12図はホルダの斜視図、第13図は光フ
ァイバを挾持したホルダの平面図、第14図はコネクタ
基板と光ファイバとの関係を示す要部拡大図、第15図
は裸光ファイバ部が毛細管内に111Iln挿入された
ときのコネクタ基板と光ファイバとの関係を示す要部拡
大図、第16図はコネクタ基板内の裸光ファイバ部の端
面を示す要部拡大図、第17図は光ファイバがコネクタ
基板上において状態を示す要部拡大図である。 1・・・組込台座、5・・・緩衝スプリング、7・・・
押出しバネ、10・・・基板取付台、11・・・基板台
座、lla・・・段部、20.30・・・ホルダ載置台
、21.31・・・ホルダ台座、22.32・・・可動
台、40・・・作動機構、41・・・回動ダイアル、4
2・・・カム部材、50・・・ホルダ、60・・・コネ
クタ基板、70・・・光ファイバ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 先端部の被覆が除去された光ファイバを一側から延出さ
    せて挾持する一組のホルダと、コネクタ基板装着用の基
    板台座を備えた基板取付台と、この基板取付台の左右両
    側に夫々配置され、前記ホルダを、各ホルダが挾持する
    光ファイバの端面を互いに対向させ、且つ、前記基板取
    付台側が低くなるよう水平面に対して所定角度傾斜させ
    て載置・固定するホルダ台座を有し、該ホルダ台座を前
    記基板取付台側へ摺動自在とする一組のホルダ載置台と
    、前記基板取付台を昇降自在に載置し、ホルダ台座上に
    載置したホルダの傾斜角度を維持しつつホルダ台座を基
    板取付台に対して接近・後退作動させ、該接近・後退作
    動に対応して前記基板取付台を昇降作動させる作動機構
    とを備えていることを特徴とする光ファイバ組込台。
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