JPH0219867Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0219867Y2
JPH0219867Y2 JP10711384U JP10711384U JPH0219867Y2 JP H0219867 Y2 JPH0219867 Y2 JP H0219867Y2 JP 10711384 U JP10711384 U JP 10711384U JP 10711384 U JP10711384 U JP 10711384U JP H0219867 Y2 JPH0219867 Y2 JP H0219867Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microcomputer
program
circuit
output
logic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10711384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6125645U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10711384U priority Critical patent/JPS6125645U/ja
Publication of JPS6125645U publication Critical patent/JPS6125645U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0219867Y2 publication Critical patent/JPH0219867Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、プログラムに従つて所定のシステ
ム制御を行なうマイクロコンピユータシステムに
おけるマイクロコンピユータのプログラム暴走や
入出力端子の破壊を検出しシステムの誤動作を防
止するマイクロコンピユータシステムの誤動作防
止回路に関する。
〔従来の技術〕 従来から、マイクロコンピユータ(以下、マイ
コンと略称する)においてプログラム暴走が発生
した時、その異常を確実、かつ速やかに検出しマ
イコンに対して然るべき処理動作を指令する手段
として、マイコンの出力ポートから所定周期の発
振出力が発生している場合には正常動作と判断
し、一方一定時間以上出力ポートのレベル変化が
生じなければこれを異常と判断しマイコンのリセ
ツト端子にリセツト信号を与えるプログラム暴走
防止回路、いわゆるウオツチドツグタイマが知ら
れている。
第2図はかかるプログラム暴走防止回路の一実
施例で、図において1はマイコンで、プログラム
で作つた所定周波数のパルス信号を出力ポート1
1から取出し、発振検出回路2に供給している。
この発振検出回路2は、コンデンサC1及びダイ
オードD0,D1からなるデイスチヤージポンピン
グ回路21と、シユミツトトリガインバータS、
抵抗R0及びコンデンサC0からなる発振回路22
とで構成されており、この発振回路22の発振時
定数はマイコン1からの発振出力の周期より大き
くなるようになつている。更にこの発振検出回路
2の出力はマイコン1のリセツト端子12に接続
されている。
次に第2図の回路動作について以下に説明す
る。マイコン1のプログラムが正常に動作し、そ
の出力ポート11にレベル変化が発生している場
合には、その出力ポート11のレベルが“L”レ
ベルに立下つたときに発振回路22のコンデンサ
C0の電荷がデイスチヤージポンピング回路21
を介して放電されるため、インバータSの入力側
A点は“L”レベルになりインバータSの出力側
B点の電位は“H”レベルとなつたアクテイブロ
ウのリセツト端子12に対して逆の電位となりリ
セツトはかからない。一方、プログラム暴走が発
生した場合には、出力ポート11にレベル変化が
なくなりデイスチヤージポンピング回路21によ
るコンデンサC0の電荷の抜き取り動作が停止し
てしまうため、“H”レベルになつているインバ
ータSの出力側b′点から抵抗R0を介してコンデン
サC0に電荷が充電され前記A点が“H”レベル
となり結果としてB点は“L”レベルに切替わ
り、リセツト端子12にリセツト信号が与えられ
マイコン1はリセツトされる。
しかし、この様に構成された従来のプログラム
暴走防止回路、いわゆるウオツチドツグタイマに
あつてはマイコンをリセツトするための発振検出
回路のコンデンサのチヤージアツプのための発振
出力をプログラムを作成し、仮にプログラム暴走
が発生した時には出力ポートが“H”か“L”レ
ベルにロツクされることを前提とした論理回路を
構成していたため、暴走のモードによつてはプロ
グラムには無関係の発振信号が出力ポートから出
力されることがありプログラムが正常に動作して
ないにも拘らずマイコンにリセツトがかからない
という問題点があつた。また、プログラム上は暴
走してなくてもシステム上重要な働きを行なつて
いる入出力端子が破壊されると、システム全体と
しては誤動作につながつてしまうが、従来回路で
はその入出力端子の破壊を検出できずそのためシ
ステムの信頼性を向上できない等の問題点があつ
た。
〔考案の概要〕
この考案は、このような従来の問題点を解消す
べくなされたもので、マイコンのプログラム暴走
と入力又は出力端子の破壊とを検出してマイコン
のプログラムをリセツトする構成とすることによ
り、システムの誤動作を防止するようにしたマイ
クロコンピユータシステムの誤動作防止回路を提
供することを目的とするものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第
1図は、この考案の一実施例を示す図である。ま
ず構成を説明すると、マイコン1は所定のシステ
ム制御等を行なうためのプログラムが正常に実行
されているときに、複数の入出力端子13,14
のその時々の論理レベルに対応するビツトアレイ
に対して、ビツトの総和が偶数又は奇数にいずれ
か一方になるように付設されたパリテイビツトの
論理レベルをパリテイ出力端子15から出力する
プログラムを有する。また、マイコン1の全ての
(又は少なくとも重要な機能をもつ)入出力端子
13,14からの論理レベルを加算する加算器3
と、マイコン1のパリテイ出力端子15からの出
力と前記加算器3の最下位桁出力端子31からの
出力との排他的論理和をとるロジツク4及びその
出力からマイコン1をリセツト動作させるリセツ
ト信号を発生するリセツト信号発生回路5(RC
積分回路51,52、シユミツト回路53)から
成る。働きとしては、マイクロコンピユータシス
テムとして時々刻々変化する入出力端子13,1
4のレベルに対してビツトの総和が偶数又は奇数
となるようなパリテイビツトのレベル出力がパリ
テイ出力端子15より出力させる。このことによ
りシステムが暴走したり入出力端子が破壊された
時には加算器からの最下位レベルとパリテイ出力
端子の論理に矛盾が生じシステムにリセツトがか
かる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、
その構成を所定のシステム制御等を行なうための
プログラムが正常に実行されているときに、複数
の入出力端子13,14のその時々の論理レベル
に対応するビツトアレイに対して、ビツトの総和
が偶数又は奇数のいずれか一方になるように付設
されたパリテイビツトの論理レベルをパリテイ出
力端子15から出力するプログラムを有するマイ
クロコンピユータ1と、該マイクロコンピユータ
1の複数の入出力端子13,14のその時々の論
理レベルの総和をとる加算器3と、該加算器3の
最下位桁出力端子31の論理レベルと前記マイク
ロコンピユータ1のパリテイ出力端子15の論理
レベルとの排他的論理和をとる論理回路4と、該
排他的論理回路4の出力により制御され前記マイ
クロコンピユータ1にそのプログラムをリセツト
せしめるリセツト信号を供給するリセツト信号発
生回路5とを備えてなることを特徴とするマイク
ロコンピユータシステムの誤動作防止回路とした
ため、マイクロコンピユータの暴走が入出力端子
の破壊によりCPU内動作は正常であるがシステ
ム動作として致命的な動作を防止できるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第
2図は従来のプログラム暴走防止回路の一例を示
す回路図である。 1……マイコン、3……加算器、4……排他的
論理和回路、5……リセツト信号発生回路。な
お、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定のシステム制御等を行なうためのプログラ
    ムが正常に実行されているときに、複数の入出力
    端子13,14のその時々の論理レベルに対応す
    るビツトアレイに対して、ビツトの総和が偶数又
    は奇数のいずれか一方になるように付設されたパ
    リテイビツトの論理レベルをパリテイ出力端子1
    5から出力するプログラムを有するマイクロコン
    ピユータ1と、該マイクロコンピユータ1の複数
    の入出力端子13,14のその時々の論理レベル
    の総和をとる加算器3と、該加算器3の最下位桁
    出力端子31の論理レベルと前記マイクロコンピ
    ユータ1のパリテイ出力端子15の論理レベルと
    の排他的論理和をとる論理回路4と、該排他的論
    理回路4の出力により制御され前記マイクロコン
    ピユータ1にそのプログラムをリセツトせしめる
    リセツト信号を供給するリセツト信号発生回路5
    とを備えてなることを特徴とするマイクロコンピ
    ユータシステムの誤動作防止回路。
JP10711384U 1984-07-17 1984-07-17 マイクロコンピユ−タシステムの誤動作防止回路 Granted JPS6125645U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10711384U JPS6125645U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 マイクロコンピユ−タシステムの誤動作防止回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10711384U JPS6125645U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 マイクロコンピユ−タシステムの誤動作防止回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6125645U JPS6125645U (ja) 1986-02-15
JPH0219867Y2 true JPH0219867Y2 (ja) 1990-05-31

Family

ID=30666377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10711384U Granted JPS6125645U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 マイクロコンピユ−タシステムの誤動作防止回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6125645U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4734484B2 (ja) * 2000-10-19 2011-07-27 新世代株式会社 情報処理装置およびメモリカートリッジシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6125645U (ja) 1986-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4956807A (en) Watchdog timer
CA1165877A (en) Supervisory control apparatus
US5040178A (en) Method of fault protection for a microcomputer system
JPH0219867Y2 (ja)
JPH10105422A (ja) 保護装置の制御回路
JP2659067B2 (ja) マイクロコンピュータのリセット回路
JP2870250B2 (ja) マイクロプロセッサの暴走監視装置
JPS62293441A (ja) デ−タ出力方式
JPH0426915Y2 (ja)
JPS62106552A (ja) ル−プ検出装置
JPS5814204A (ja) マイクロコンピユ−タ制御装置
KR940005703Y1 (ko) 시스템 보호를 위한 감시회로
JPS61278953A (ja) Ramのエラ−チエツク方法
JPS6362776B2 (ja)
JPS5855535B2 (ja) 車両用マルチコンピユ−タ装置
JPH04369740A (ja) ウォッチドグタイマ付制御装置
JPS63644A (ja) ウオツチドツグタイマ回路
KR0155045B1 (ko) 무인경비시스템의 워치독 타이머 구현 방법
JPS63268036A (ja) 信号処理プロセッサにおける異常動作の検出方法
JPS6133551A (ja) マイクロプロセツサ監視装置
KR970008509B1 (ko) 마이크로 프로세서를 리세트하는 장치
KR920008354Y1 (ko) 워치독 회로
JPS61275939A (ja) マイクロコンピユ−タシステムの誤動作防止回路
JPH02113348A (ja) マイクロコンピュータ
JPH06131218A (ja) Cpu制御方式