JPH02198461A - 複写機 - Google Patents

複写機

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JPH02198461A
JPH02198461A JP1018015A JP1801589A JPH02198461A JP H02198461 A JPH02198461 A JP H02198461A JP 1018015 A JP1018015 A JP 1018015A JP 1801589 A JP1801589 A JP 1801589A JP H02198461 A JPH02198461 A JP H02198461A
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JP
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original
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originals
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JP1018015A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Jiyoudai
明儀 上代
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02198461A publication Critical patent/JPH02198461A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真法による複写機、特に、片面のみに
画像が記録された文書の奇数頁の裏面に偶数頁の画像を
直接複写することのできる複写機に関する。
従来の技術とその課題 近年、両面複写機能を有する複写機が広く普及している
が、それ以前においては、複写物の大半が片面複写であ
った。
かかる片面複写の場合、複写物の裏面は白紙のままで残
され、無駄であるばかりか、書類の量が多くなると保管
のために当然大きなスペースが必要となり、空間の有効
利用の面で問題となっていた。
また、上記片面文書を従来の両面複写機を用いて両面複
写した場合、片面文書枚数と同数回の複写処理と、その
半分の新たな複写紙を必要とした。
そこで、本出願人は、特開昭63−157169号とし
て、片面複写物の奇数頁の裏面に偶数頁の画像を直接複
写できる複写機を提案した。
本発明はこのような複写機の改良に関し、その課題は、
上記複写機で片面複写物を両面複写物に変換した際、両
面に複写された原稿に対して不要になった露光済み原稿
が混同してしまうことを防止すると共に操作性の向上を
図ることにある。
課題を解決するための手段と作用 以上の課題を解決するため、本発明に係る複写機は、 (8)原稿両面複写モードの実行を選択する第1選択手
段と、 (b)原稿露光部の下流側に設置した露光済み原稿の後
処理手段と、 (c)上記後処理手段の動作を選択する第2選択手段と
、 (d)上記原稿両面複写モードが選択されると上記後処
理手段を優先的に動作させ、該モードが解除されると後
処理手段の動作を解除する制御手段と、 を備える。
即ち、本発明に係る複写機では、原稿両面複写モードが
選択されると、原稿保持部にセンl−妨れた片面に画像
を有する複数枚の原稿を、交互に原稿露光部又は作像部
に送り込み、作像部に送り込まれた原稿の裏面に、原稿
露光部に送り込まれた原稿の画像を複写する。そして、
原稿両面複写モトの選択と同時に原稿露光部から排出詐
れる原稿に対しては適宜後処理を施すモードが優先的に
選択される。ここでの後処理とは、両面に複写された原
稿に対して不要になった露光済み原稿が混同してしまう
ことを予め防止するためのもので、露光済み原稿に対す
るマーキング、裁断、パンチング等の各処理を行なう手
段を意味し、これらの各手段のうち少なくとも1種類の
ものが設置きれる。
上記後処理手段の動作は原稿両面複写モードの解除と共
に自動的に解除されるが、該モードの選択時であっても
解除可能である。また、2種以上の後処理手段が設置さ
れている場合には、上記モトの選択と同時にいずれかの
種類の後処理手段が優先的に選択され、かつ、他の後処
理手段へ切り換えることが可能とされている。
尖施側 以下、本発明に係る複写機の実施例を添付図面に従って
説明する。
[第1実施例、第1図〜第13図] 第1図は自動原稿搬送装置を備えた複写機システムの構
成を概略的に示し、まずこの図によって複写機の構成及
び動作を説明する。
複写機(100)の本体の略中央部に感光体ドラム(1
〉が矢印(a)方向に回転可能に支持きれており、その
周囲には、メインイレーザランプ(2)、帯電チャージ
ャ(3)、機端・像間イレーザ(4)、磁気ブラシ方式
による現像装置(6)、転写チャージャ(7)、紙分離
チャージャ(8)及びブレード方式によるクリーニング
装置(9)等が順次配設されている。感光体ドラム(1
)は表面に感光体層を設けたもので、この感光体層は上
記イレーザランプ(2)及び帯電チャージャ(3)を通
過することにより均一帯電きれ、走査光学系(10)か
らスリット部(5)を介して画像露光を受け、その表面
に静電潜像が形成される。上記機端・像間イレーザ(4
)は、画像幅方向に配列された複数の発光ダイオードを
有し、像形成時に感光体ドラム(1)の表面の不要な電
荷を除去する。
光学系(10)は原稿台ガラス(16〉の直下で原稿画
像を走査可能に設置したもので、露光ランプ(17〉と
、可動ミラー(11); (12)、 (13)と、結
像レンズ(14)と、固定ミラー(15)とから構成さ
れている。
上記露光ランプ(17)と可動ミラー(11)は、感光
体ドラム(1)の周速度(V)(等倍・変倍に拘わらず
一定)に対して(v/m、但しm:複写倍率)の速度で
一体的に矢印(b)方向に移動し、可動ミラー (12
)、 (13)は(v/2m)の速度で一体的に矢印(
b)方向に移動するように駆動される。
なお、複写倍率の変更に際しては、ステップモータ(M
4)によって結像レンズ(14)が光軸上で移動すると
共にミラー(15)が移動かつ揺動して光路を補正する
動作を伴うが、このような倍率変更機構については、原
理的に既に知られているところであり、詳細な説明を省
略する。また光学系(10)を駆動するDCモータ(M
3)に対して、倍率データに応じてその回転速度を変化
きせる制御が行なわれるが、上記と同様の理由により具
体的な制御方式等についての説明は省略する。
複写紙は、複写機(100)の第1図中左側に設けられ
た上下2段のカセット装着部を有する自動給紙機構(2
0)又はその上部に設けられた手差し給紙機構(30)
によって機内に給送され、タイミングローラ(21)に
より一旦停止された後に感光体ドラム(1)上に形成さ
れる像と同期をとって転写部へ送り込まれ、転写チャー
ジ+ <7>でトナー像の転写を受け、紙分離チャージ
ャ(8)によって感光体ドラム(1〉の表面から分離さ
れ、搬送ベルト(22)で定着装置く23)へ送り込ま
れ、像定着されて排紙トレイ(24)上に排出きれる。
転写後の感光体ドラム(1)は、クリーニング装置<9
)、メインイレーサランブ(2)によってその表面に残
留するトナー及び電荷を除去され、次の複写工程に備え
る。
自動給紙機構(20〉と手差し給紙機構(30)は、い
ずれか一方が選択的に使用される。
自動給紙の場合、複写機(100)の複写動作をスター
トさせるプリントキー(71)(第5図参照)の操作に
よって感光体ドラム(1)を含む作像系の動作がスター
トし、感光体ドラム(1〉に対する予備駆動時の処理が
終了すると給紙ローラ(25〉又は(26)が駆動きれ
、複写紙が給送される。一方、複写紙の給送に伴って出
力されるスキャン開始信号によって走査光学系(10)
の駆動が開始される。複写紙は2,3枚のものが給紙ロ
ーラ(25)、 (26)の回転によって送り出され、
次段のさばき機構(27)。
(27’)によって最上位の1枚だけが給送される。
さばき機構(27)、 (27’ )は上ローラが用紙
送り方向に、下ローラが用紙押戻し方向に、それぞれ第
1図に矢印で示すように回転駆動され、給紙ローラ(2
5)、 (26)によって最上位の複写紙と共に送り出
されてくる2枚目以降の複写紙を下ローラによって押し
戻し、最上位の複写紙のみを次段の中間ローラ(28)
、 (28’ )へ向けて送り出す。中間ローラ(28
)、(28’)は後述するように、次段のタイミングロ
ーラ〈21)と関連付けられてその駆動を制御される。
これに対して手差し給紙の場合は、複写紙が手差し挿入
口(32)から挿入されてスイッチ(SW30)がこれ
を検出すると、手差し給紙ローラ(33)が回転して複
写紙の給送を開始いこれと同時あるいは若干遅れて、上
述したプリントキー(71)の操作時と同様に、感光体
ドラム(1)の回転が開始される。
そして、手差しされた複写紙の先端がスイッチ(SW3
1)によって検出されると、手差し給紙ローラ(33)
の駆動が停止し、手差し給紙された複写紙はその位置で
一旦停止した状態で待機する。感光体ドラム(1)の回
転を含む予備駆動の処理が終了すると、手差し給紙ロー
ラ(33)が再び回転し、これによって待機状態にあっ
た複写紙が機内へ送り込まれる。
また、自動給紙機構(20)の各カセット装着部には、
サイズ検出スイッチ(SWII)〜(SW14)及び(
SW21)〜(SW24)が設けられ、装着されるカセ
ットに設けられた突起あるいは磁石(図示せず)等の配
列によってスイッチの作動状態を変化させ、装填された
複写紙のサイズを4ビツトの2進コードで判別するよう
になっている。このように、複写紙を収納したカセット
を用いて複写紙サイズを判別するものは既に多く知られ
ており、具体的説明は省略する。
次に自動原稿搬送装置(200) (以下、ADFと記
す)の構成と動作を説明する。
A D F (200)は、原稿保持部として機能する
原稿給紙トレイ(201) 、原稿の搬送方向切換え部
(501) 、原稿を原稿台ガラスフ16)へ送り込む
搬送部(601) 、複写後の原稿を排出する排出部(
701)を基本構成としている。より詳細には、原稿給
紙トレイ(201)をも支持する搬送方向切換え部(5
01)には原稿を順次給紙トレイ(201)から送り出
す給送ローラ(202) 、さばきローラ(203) 
、搬送ローラ(204)がそれぞれ設置されている。さ
ばきローラ(203)の上流には原稿検出用光学センサ
(SEL>が、搬送ローラ(204)の下流には原稿検
出用光学センサ(SE2)がそれぞれ配置されている。
切換え爪(206)は、図示しないソレノイドのオン、
オフにて第1図中実線位置と一点鎖線位置とにセット可
能とされ、原稿を原稿台ガラス(16)上へ送り込む第
1搬送経路と、複写機(100)の上記手差し挿入口(
32)を経て作像部へ送り込む第2搬送経路とに切り換
える切換え手段として機能する。第1搬送経路の入口部
には搬送ローラ(205)が、第2搬送経路の入口部に
は搬送ローラ(207)、 (208)が原稿の案内駆
動用に設けられている。また、搬送ローラ(205)の
直前には原稿検出用光学センサ(SE3)が配置されて
いる。
上記第1搬送経路と連通した原稿台ガラス(16)上へ
原稿を送り込む原稿搬送部(601)には、支持ローラ
(210)、(211) 、テンションローラ(213
)。
(214)、 (215)、 (216)、 (217
)で支持された無端状の搬送ベルト(212)が設置き
れている。第1搬送経路に沿って送られてきた原稿がこ
のベルh(212)により搬送きれ、原稿台ガラス(1
6)の右端部に設けたストッパ(218)に当接するこ
とによって原稿台ガラス(16)上の所定位置にセット
される。原稿搬送部(601)には複写後の原稿排出部
(701)が連接して形成されており、排出用の搬送ロ
ーラ(219’)。
(220)、排紙トレイ(221) 、以下に説明する
原稿両面複写モード時に選択的に使用きれるロールカッ
タ(225)及びダストトレイ(226)が設けられて
いる。搬送ローラ(219)、 (220)の間には切
換え爪<223)が設置され、第1図中実線位置にセッ
トされているとき、原稿は排紙トレイ(221)上に排
出される。一方、切換え爪(223)が−点鎖線位置に
セットされると、原稿はロールカッタ(225)へ案内
され、ここで裁断されると共にダストトレイ(226)
へ捕集される。ダストトレイ(226)はこの複写機(
100)に対して着脱自在とされている。
また、上記切換え爪(223)と搬送ローラ(220)
との間にはマーカ(224)が設置されている。このマ
ーカ(224)は原稿が排出されてくると選択的に一点
鎖線位置へ移動し、原稿の裏面に例えは“済み°′の文
字を印字する。
以上の構成において、原稿給紙トレイ(201)上に画
像面を下向きに載置された原稿を光学センサ(SEI)
が検出すると、A D F (200)はスタンバイ状
態となる。オペレータによって片面複写動作のスタート
がかけられると、原稿給紙トレイ(201)に載置され
た原稿の最下位の原稿は給紙ローラ(202)の回転に
より右方向へ繰り出きれ、さばきローラ(203) (
上側ローラが搬送方向に対する逆転ローラあるいは静止
ローラ、下側ローラが搬送方向に対する正転ローラで構
成されている)によって最下位の原稿1枚に分離され、
次いで搬送ローラ(204)に挾持される。この場合、
切換え爪(206)が通常第1図中−点鎖線位置にある
ため、原稿は上記第1搬送経路に沿って右方向へ導かれ
る。搬送ベルト(212)は、ストッパ(218)に原
稿の先端が到達する時間プラスαの時間後駆動が停止さ
れる。その後所定回数の画像露光が終わった後、原稿排
出信号に基づいてストッパ(218)が第1図の一点鎖
線位置(原稿台ガラス(16)表面より下方に退避した
位置)に移動され、搬送ベルト(212)が再駆動され
る。これにより、原稿は搬送ローラ(219)、 (2
20)を経て排紙トレイ(221)上に排出される。こ
の場合、切換え爪(223)は図中実線位置に保持され
ている。
また、原稿両面複写のだめの搬送複写方法は次の通りで
あり、第2図を併用して説明する。
原稿両面複写モードは奇数頁の原稿の裏面に偶数頁の画
像を直接複写するものであり、第5図に示す複写機(1
00)の操作パネル(70)上に設けられているモード
選択キー(81)がオンされることによって選択される
。このモードが選択されると排紙トレイ(221)に排
出される原稿にマーキング処理を行なうモードが優先的
に選択される。また、第5図に示す操作パネル(70)
上のモード選択キー(83)をオンすることによって前
記マーキング処理に代えて原稿をロールカッタ(225
)で裁断するモードまたはこの種の処理を行なわずにス
トレートに排紙トレイ(221)上に排出するモードが
選択可能である。
上記裁断処理は裁断された原稿をそのまま廃棄処理でき
、機密事項が記載された原稿を処理する場合や複写機の
画像処理状態が良好な場合にはオペレータの廃棄手間が
簡略化され便利である。
方、上記マーキング処理は原稿が残されるため、両面文
書に変換された画像の状態が不良であれば再度コピーを
取り直すことが可能である。この点ヲ考慮してマーキン
グ処理においては、画像面側に印字する場合、画像範囲
を外れた個所に印字するとか、螢光インキ、淡いブルー
、イエロー等の電子写真では再現されにくい着色の印字
を行なうことが好ましい。なお、本実施例ではこれらの
後処理を行なわずにストレートに排紙トレイ(221)
に排出することも可能とされている。
ところで、給紙ローラ(202)で給紙された第1頁目
の原稿(Dl)は、さばきローラ(203)を経て搬送
ローラ(204)に達し、実線位置にセットされた切換
え爪(206)により第2搬送経路である下方の搬送路
に導かれ搬送ローラ(207)、 (208)を経て、
手差し給紙機構(30)の停止状態にある給紙ローラ(
33〉に先端を規制されて停止する。このときマイクロ
スイッチ(SW30)はオンした状態に保たれる。
第1負目の原稿(Dl)が第2搬送経路へ給紙された後
、切換え爪(206)は第1図の実線位置から一点鎖線
位置へ切り換えられる。引き続いて給送される第2負目
の原稿(Dl)は、A D F (200)の通常の動
作と同様に第1搬送経路に沿って原稿台ガラス(16)
上に送り込まれ、ストッパ(218)で先端を規制され
た状態で原稿台ガラス(16〉上の所定位置にセットさ
れる。原稿台ガラス(16)上での原稿のセットが完了
すると、上記給紙ローラ(33〉の駆動が開始きれ、所
定のタイミングで第1頁目の原稿(Dl)の裏面に第2
頁の原稿(Dl)の画像が複写される。複写終了後、第
2頁目の原稿(Dl)はマーキング処理モード時にはマ
ーカ(224’)で裏面に所定文字が印字きれ、排紙ト
レイ(221’)上に排出され、また裁断モード時には
ロールカッタ(225)で裁断されダストトレイ(22
6)に収容きれる。一方、第2頁の画像を複写された第
1頁目の原稿(Dl)は、複写機(100)の排紙トレ
イ(24)上に排出される。
続いて第3頁目の原稿(D3)は第2搬送経路へ、第4
負目の原稿(D4)は第1搬送経路に沿って原稿台ガラ
ス(16)上に搬送され、第1頁目と第2頁目の原稿(
Di)、 (Dl)と同様の関係で複写される。また、
原稿の最終頁が奇数頁であれば複写の工程を行なわずに
複写機(100)の排紙トレイ(24)上に排出される
ところで、本実施例の如く結像レンズ、ミラーとで構成
きれる光学系(10)で画像露光を行なうと、複写画像
は原稿画像に対して画像スキャン方向と直交方向に逆に
形成される。従って、上記原稿両面複写モードでは第2
頁目の原稿(Dl)の綴じ代が第1頁目の原稿(Dl)
の裏面にその綴じ代とは反対側に形成される。そこで、
本実施例では奇数頁原稿の裏面に複写される偶数頁原稿
の綴じ代を表面と同じ側にシフトきせるため、第13図
に示す如く、第2搬送経路を通過する奇数頁原稿を転写
部へ到る手前側で綴じ代(L)だけ矢印(X)方向に移
動きせる様にした。
具体的には、手差し給紙機構(30)の給紙ローラ(3
3)を軸方向にシフトさせることで搬送途中の原稿を矢
印(X)方向に移動させる。第4図に示すように、手差
し給紙ローラ(33)は平行な上下の軸(33c) 、
 (33d)に取り付けられたゴム材からなるローラ(
33a)、 (33b)にて構成されている。下ローラ
(33a)は軸(33c)に固定され、上ローラ(33
b)は軸(33d)に軸方向を位置決めして回転自在に
取り付けられ、下ローラ(33a)の回転に従って従動
回転する。軸(33c)、 (33d)は固定フレーム
(50a)。
(50b)に軸受(41)を介して回転かつ軸方向に移
動可能に支持され、奥方端部において軸受(42)、 
(43)を介してフレーム(44)で連結きれている。
軸<33d)は軸受(42)にてその回転を規制されて
いる。フレーム(44)は固定フレーム(50b)の折
曲げ部(50c)に固定したピン(46a)、 (46
b)によって移動を規制され、その範囲でローラ(33
a)、 (33b)が一体重に軸方向に移動可能である
。きらに、軸(33c)には固定フレーム(50b)と
軸受(43)との間に圧縮スプリング(45)が装着さ
れ、折曲げ部(50c)に取り付けたソレノイド(SL
3)のプランジャ(54)に連結したレバー(48)の
先端が軸受(43)に奥方から当接している。レバー(
48)はピン(54a)を介してプランジャ(54〉に
連結され、ブラケット(47)に設けたピン(49)を
支点として回動自在とされている。
以上の構成において、通常、ソレノイド(Sn2)はオ
ーy状態とぎれ、o−ラ(33a)、 (33b)は、
圧縮スプリング(45)のばね力でフレーム(44)が
ピン(46a)に当接した位置にセットされている。こ
の位置で通常の手差し給紙が行なわれる。ソレノイド(
Sn2)がオンされると、プランジャ(54)が後退す
ると共に、レバー(48)がピン(49)を支点とシテ
矢印(c)方向に回動し、先端が軸受(43)を押圧す
る。これにて、ローラ(33a)、 (33b)が矢印
(X)方向に移動する。ソレノイド(Sn2)がオンさ
れるのは、上記原稿両面複写モード実行時に奇数頁原稿
が第2搬送経路へ送り込まれ、ローラ(33a)、 (
33b)にて挟着されているときである。これにてロー
ラ(33a)、 (33b)と共に原稿も矢印(X)方
向にシフトする。シフト量はフレーム(44)がピン(
46b)に当接することにより規制され、第13図に示
す綴じ代(L)に等しく設定されている。なお、手差し
給紙ローラ(33)のシフトタイミング等の制御につい
ては後にフローチャートを参照して詳述する。
一方、軸(33c)の他端にはタイミングベルト(53
)が巻回されたタイミングプーリ(51)とクラッチ(
Cl3)が取り付けられている。軸(33c)はタイミ
ングプーリ(51)に対しては回転自在かつ軸方向に相
対移動可能とされ、タイミングプーリ(51)はクラッ
チ(Cl3)のアマチュアに固定され、該クラッチ(C
l3)をオンすることでタイミングベルト(53)の回
転を軸(33c)に伝達する。クラッチ(Cl3)はブ
ラケット(52)を介して固定フレーム(50a)に対
して固定され、そのロータと軸(33c)は回転方向に
連動し、軸方向には相対移動可能に連結きれている。
上記原稿両面複写モードにおいて、奇数頁原稿の裏面に
偶数頁原稿の画像を正しく複写するためには、原稿を給
紙トレイ(201)にセットする際、画像面を下に向け
ると共に画像の天地・を正しく、即ち、画像の天を給紙
方向に向けなければならない。そこで、本実施例では、
第3図に示す如く、原稿のセット方向を指示する表示部
(86)を給紙トレイ(201)近傍のA D F (
200)上に設けた。この表示部(86)は図示の如く
“原稿セット方向”′の文字と原稿の絵が表示され、原
稿両面複写モードが選択されたとき点滅表示される。
第5図は複写機(100)の操作パネル(7o)を示す
操作パネル(70)には、複写動作及びA D F (
200)を始動させるためのプリントキー(71)、割
込み複写を行なうための割込みキー(72)、マルチコ
ピー動作を停止許せたり置数を解除するだめのクリア・
ストップキー(73)、マルチコピー枚数を設定するた
めのテンキー(74)、コピー枚数や複写機の状態を表
示するための表示部(75)、複写濃度を設定するため
のアップダウンキー(76a)、(76b) 、複写紙
サイズを選択するための用紙選択キー(77)、選択き
れている複写紙サイズを表示するための用紙サイズ表示
部(78)、複写倍率を選択するための倍率選択キー(
79〉、選択されている倍率を表示するための倍率表示
部(80)、片面原稿を1枚ずつ画像転写部と原稿台ガ
ラス(16)上とに振り分けて両面コピーを作成する原
稿両面複写モードを選択するためのキー(81)、その
モードが選択されていることを表示するLED表示器(
82)、原稿両面複写モ一ドが選択された場合に原稿台
ガラス(16〉上から排出される原稿の後処理モード選
択キー(83)、後処理モードがマーキングモードであ
ることを表示するLED表示器(84)、裁断モードで
あることを表示するLED表示器(85)等が設けられ
ている。
LED表示器(84)、 (85)はキー(83)を1
回押圧操作するごとに順次選択表示され、この選択動作
はキー(81)にて原稿両面複写モードが選択されてい
る間で可能である。また、キー(81)で該モードを選
択した際には、マーキングモードが優先的に選択きれる
第4図に複写機(100)とA D F (200)の
制御回路を示す。
CP U(300)において、入力ポート(Pao)〜
(Pa7)には、プリントキー(71)、割込みキー(
72)、クリア・ストップキー(73)、テンキー(7
4)、a度アップダウンキー(76a)、(76b) 
、用紙選択キー(77)、倍率選択キー(79)、原稿
両面複写選択キー(81)、用に検出スイy チ(SW
30)、 (SW31) 、(! ンt(SEI)、 
(SE2)、 (SE3)等が接続されている。表示部
(75)Lま液晶あるいはLEDないし螢光表示管より
なる7セグメント方式の表示部であり、マルチコピーの
枚数等が表示され、デコーダ(303)を介して出力ポ
ート(Pb)に接続されている。出力ポート(Pct)
にはデコーダ(304)を介して用紙サイズ表示部(7
8)、倍率表示部(80)、原稿両面複写モード表示器
(82)、原稿後処理モード表示器(84)、 (85
)が接続されている。また、出力ポート(PCl)には
パルス発生器(305)を介して原稿両面複写モード実
行時における原稿セット方向表示部(86)が接続され
ている。この表示部(86)は原稿両面複写モードが選
択されると点滅し、それ以外は消灯されている。
さらに、出力ポート(PdO)には、A D F (2
00)の各ローラやベルトを駆動するための搬送モータ
、その駆動力を選択的に給紙ローラ(202)に伝達す
る給紙クラッチ、同様にローラ(207)、 (208
)に伝達する下部ローラクラッチ、原稿給紙部に位置す
る切換え爪(206)を回動させるためのソレノイド(
SLI) 、ストッパ(218)を回動させるだめのソ
レノイド(Sl2> 、手差し給紙ローラ(33)を原
稿と共にシフトさせるためのソレノイド(Sl3) 、
原稿排出部に位置する切換え爪(223)を回動させる
ためのソレノイド(Sl4) 、マーカ(224)を選
択的に駆動するためのソレノイド(Sl5) 、手差し
給紙ローラ(33)に回転力を伝達するためのクラッチ
(CL3)、複写機(100)のメインモータ(Hl)
等が接続されている。また、入力ポート(Pe)に電池
でバックアップされたRAM(306)が接続されてい
る。その他、感光体ドラム(1)の周囲に配置された各
種作像エレメントもこのCPU(300)に接続されて
制御される。
次に、上記CPU(300)による複写機(100)、
A D F (200)の制御手順について第7図〜第
12図のフローチャートを参照して説明する。
ところで、以下の説明において、オンエツジとはスイッ
チ、センサ、信号等がオフ状態からオン状態に切り換わ
ることを意味し、オフエツジとはスイッチ、センサ、信
号等がオン状態からオフ状態に切り換わることを意味す
る。また、スイッチ、センサは複写紙、原稿の先端を検
出するとオンし、後端の検出でオフするものとする。
第7図はCP U(300)のメインルーチンを示す。
電源が投入されてCP U(300)にリセットが掛か
り、プログラムがスタートすると、まず、ステップ(S
l)でRAM(306)のクリア、各種レジスタのイニ
シャライズ及び各装置を初期モードにするための初期設
定を行なう。次に、ステップ(S2)で内部タイマをス
タートさせる。内部タイマは、このメインルーチンにお
ける1ルーチンの所要時間を定めるもので、その値は予
めステップ(Sl)で設定される。
次に、ステップ(53)、 (54)、 (S5)のサ
ブルーチンを順次コールする。ステップ(S3)は原稿
両面複写モードを選択するためのサブルーチン、ステッ
プ(S4)はA D F (200)による原稿搬送を
処理するサブルーチン、ステップ(S5)は複写動作を
処理するサブルーチンで、以下に詳述する。
各サブルーチンの処理後、ステップ(s6)で前記内部
タイマの終了を待ってステップ(S2)へ戻る。
この1ルーチンの時間の長さを使って各サブルーチンで
登場する各種タイマのカウントを行なう。
第8図はメインルーチンのステップ(S3)で実行され
るモード設定のザブルーチンを示す。
複写機がコピー動作中でない場合において(ステップ(
511)でYES)、原稿両面複写モード選択キー(8
1)のオンエツジが検出されると(ステップ(512)
でYES)、それ以前の状態が該モードでなかった場合
には(ステップ(513)でYES)、原稿両面複写モ
ードに設定しくステップ(514) )、他方それ以前
の状態が該モードであった場合には(ステップ(513
)でNO)、原稿両面複写モードを解除する(ステップ
(515) )。即ち、ステップ(514)では、原稿
両面複写の実行を指示するモードフラグを“1゛″にセ
ットし、マーキング処理を指示するモードCフラグを“
1″にセットし、裁断処理を指示するモードCフラグを
“Onにリセットする。また、原稿両面複写モードLE
D表示器(82〉及びマーキング処理モードLED表示
器(84)をオンし、裁断処理モードLED表示器(8
5〉をオフし、かつ、原稿セット方向表示部(86〉を
オンする。また、複写倍率を1.00(等倍)に設定す
る。一方、ステップ(515)では、各フラグを“0゛
にリセットし、各表示器(82)、 (83)、 (8
4>、表示部(86)をオフする。
次に、コピー動作中でない場合において(ステップ(5
16)でNo)、原稿後処理モード選択キー(83)の
オンエツジが検出されると(ステップ(517)でYE
S)、それ以前の状態がマーキング処理モードであれば
(ステップ(518)でYES)、裁断処理モードに設
定する(ステップ(519) )。即ち、モードCフラ
グを“0゛′にリセットし、モードDフラグを“1′に
セットし、LED表示器(84)をオフ、LED表示器
(85)をオンする。また、それ以前の状態が裁断処理
モードであれば(ステップ(520)でYES)、モー
ドDフラグを40″にリセットすると共にLED表示器
(85)をオフし、原稿をストレートに排紙トレイ(2
21)へ排出スルモトに設定する。このストレート排出
モードであれば(ステップ(520)でNo)、モード
Cフラグを“1”にセットすると共にLED表示器(8
4)をオンし、マーキング処理モードに設定する。
即ち、このサブルーチンでは、モード選択キ(81)が
オンされると、原稿両面複写モードが選択きれると共に
、マーキング処理モードが優先的に選択され、その後選
択キー(83)を1回オンするごとに裁断処理→ストレ
ート排出→マーキング処理の各モードが順次選択され、
選択キー(81)の再度のオンでこれらのモードは全て
解除される。
第9a図〜第9d図はメインルーチンのステップ(別)
で実行されるA D F (200)による原稿搬送の
サブルーチンを示す。
原稿両面複写モードが設定されていない場合には(ステ
ップ(531)でNo)、通常原稿を1枚ずつ原稿台ガ
ラス(16)上へ送り込むA D F (200)の一
般的な制御が実行される(ステップ(S36) )。
ここでの制御処理はよく知られており、その説明は省略
する。
原稿両面複写モードが設定されている場合において(ス
テップ(531)でYES)、プリントキ(71)のオ
ンエツジが検出され(ステップ(532)でYES)、
かつ、スタートフラグが未だ“1”にセットされていな
い場合(ステップ(533)でNo)には、スタートフ
ラグを“1′′にセットすると共に、原稿の給紙枚数を
カウントするカウンタ(A)をリセットする(ステップ
(534) )。なお、プリントキー(71)のオンエ
ツジが検知されず(ステップ(532)でNo)、かつ
、スタートフラグが“0′”にリセットされている場合
(ステップ(535)でNO)は、メインルーチンへ戻
る。一方、スタートフラグが“1″にセットされている
場合は(ステップ(533)、 (535)でYES、
ステップ(534) )、センサ(SEL )のオン、
オフにて給紙トレイ(201)上の原稿の有無を判定す
る(ステップ(537) )。
センサ(SEL)により原稿が検知きれると(ステップ
(537)でYES)、給紙禁止フラグが“0″にリセ
ットされている場合には(ステップ(538)でYES
)、上記カウンタ(A)をインクリメントし、かつ、給
紙禁止フラグを“1′にセットする(ステップ(539
) )。なお、給紙トレイ(201)上で原稿が検出さ
れない場合(ステップ(537)でNo)、ステップ(
565)以下へ進む。
次に、カウンタ(A)が奇数である場合には(ステップ
(540)でYES)、給紙された原稿を作像部へ送る
べく、まず、ステップ(541)を実行する。
即ち、搬送モータ、給紙クラッチ、下部ローラクラッチ
及びソレノイド(SLI)をオンし、奇数頁原稿の搬送
を表示するモード八フラグを“1゛にセットし、タイマ
(A)をスタートさせる。なお、カウンタ(A>が偶数
である場合は(ステップ(540)でNo)、給紙され
た原稿を作像部ではなく原稿台ガラス(16)上へ送る
べく、後述するステップ(571)以下を実行する。
また、給紙禁止フラグが“1″にセットされている場合
は(ステップ(538)でNo)、モード八フラグの状
態、さらに偶数頁原稿の搬送を表示するモードCフラグ
の状態を判定する(ステップ(542)、(543) 
)。モードAの場合は後述するステップ(544)へ、
またモードBの場合は後述するステップ(S72)へそ
れぞれ進む。
モードAを処理する場合には(ステップ(540)。
(S42)でYES)、タイマ(A)のカウント終了タ
イミングで(ステップ(544)でYES)、給紙クラ
ッチをオフしくステップ(545) )、原稿先端が手
差し給紙ローラ(33)へ到達したことがスイッチ(S
W30)によって検出きれると(ステップ(546)で
YES)、搬送モーフ、下部ローラクラッチ、ソレノイ
ド(SLI )をオフし、モードAフラグ、給紙禁止フ
ラグを“0゛′にリセットし、かつ、奇数頁の原稿の裏
面への複写を実行し得るように、手差し給紙フラグを“
1゛′にセットする(ステップ(547) )。また、
上記ステップ(540)において、カウンタ(A)の値
が偶数である場合は、原稿を原稿台ガラス(16)上に
送るべく、ステップ(571)以下が実行される。即ち
、搬送モータ、給紙クラッチをオンし、モードBフラグ
を“1″にセットし、タイマ(B)及び(C)をスター
トさせる(ステップ<571) )。次に、タイマ(B
)のカウント終了タイミングにより(ステップ(572
)でYES)、給紙クラッチをオフしくステップ(57
3) )、また、タイマ(C)のカウント終了タイミン
グにより(ステップ(574)でYES)、搬送モータ
をオフし、かつ、モードBフラグを“0゛ゝにリセット
しくステップ(575) )、上記ステップ(548)
へ進む。かかる状態でコピー動作の終了が確認きれると
(ステップ(548)でYES)、ソレノイド(SL2
)をオンしてストッパ(218)を退避させ、次回の作
像動作等に備えてコピー終了フラグを“0“′にリセッ
トし、さらに、A D F (200)の動作を終了さ
せるタイマ(D)をスタートきせる(ステップ(549
) )。
次に、マーキング処理モードが選択されていると(ステ
ップ(550)でYES)、搬送モータをオンし、マー
カ(224)を動作させるタイマ(G)をスタトさせる
。一方、裁断処理モードであれば搬送モータをオンし、
ソレノイド(SL4)をオンして切換え爪(223)を
−点鎖線位置ヘセットする。
次に、マーキング処理モードで給紙禁止フラグが1″に
セットされている場合(ステップ(553)。
(554)でYES)、タイマ(G)のカウント終了タ
イミングで(ステップ(555)でYES)、ソレノ一
32= イド(SL5’)をオンしてマーカ(224)を動作さ
せ、排出きれる原稿に処理済みの印字を行なうと共にタ
イマ(G)をリセットする(ステップ(556) )。
また、給紙禁止フラグが“1′″にセットされていると
(ステップ(S57)でYES)、タイマ(D)のカウ
ント終了タイミングで(ステップ(558)でYES)
、搬送モータ、ソレノイド(SL2)、 (SL4)。
(SL5)をオフし、給紙禁止フラグを“0′′にリセ
ットすると共にタイマ(D)をリセットしくステップ(
S59))、メインルーチンへ戻る。
上記ステップ<537)において、センサ(SEI)に
より原稿が検知きれていない場合、即ち、最終原稿が給
紙トレイ(201)から給紙された場合は、ステップ(
565)以下が実行される。即ち、スタートフラグを“
O”にリセットしくステップ(565) )、手差し給
紙フラグが1′′にセットきれているかどうか(手差し
給紙口のみ原稿が存在しているかどうか否か)を判断し
くステップ(566) )、手差し給紙フラグが“1゛
′にセットされていれば、その原稿の裏面に複写すべき
画像が存在しないので、複写機(100)の用紙搬送動
作のみを行なう素通しコピーフラグを“1”にセットす
る(ステップ(S67) )。続いて、原稿両面複写モ
ードを解除してモード表示器(82)、原稿の後処理モ
ード表示器(84)、(85) 、及び原稿セット方向
表示部(86〉をオフする(ステップ(568) )。
以上のようにして、奇数枚目の原稿を作像部へ送り、偶
数枚目の原稿を原稿台ガラス上に送り、奇数枚目の原稿
の裏面に偶数枚目の原稿画像を複写する処理が実行され
る。また、本実施例では作像部へ搬送きれる奇数枚目の
原稿を幅方向にシフトさせ、綴じ代を表裏の画像で一致
させる。このような処理は以下の給紙処理サブルーチン
(ステップ(5101)、(5117) )で実行され
る。
第10図はメインルーチンのステップ(S5〉で実行さ
れる複写動作のサブルーチンを示す。
このサブルーチンは以下のステップ(5101)〜(5
105)に区分けされたサブルーチンにて構成されてい
る。ステップ(5101)では給紙方式を選定して給紙
を行ない、ステップ(5102)では感光体ドラム(1
)上へ画像を形成し、ステップ(5103)では用紙上
にトナー像を転写し、ステップ(5104)では用紙上
のトナーを定着し、ステップ(5105)でトラブル発
生時等その他の処理を行なう。
なお、ステップ(S、102)〜(5105)での各処
理は従来周知であり、その詳細は省略する。
第11図は上記ステップ(Slot)で実行される給紙
処理のサブルーチンを示す。
まず、自動給紙カセットからの給紙方式が選択されてい
れば(ステップ(5111)でYES)、自動給紙のサ
ブルーチン(Slls)を実行する。手差し給紙口から
の給紙を指示する手差し給紙フラグまたは原稿両面複写
モードの選択を指示するモードフラグが“1゛′にセッ
トされていれば(ステップ(5112)でNO)、直ち
に手差し給紙のサブルーチンを実行する(ステップ(5
117) )。
一方、手差し受付禁止フラグが“1”′にセットされて
いれば(ステップ(5114)でNO)、このサブルー
チンを終了し、該フラグが“0パにリセットきれている
場合、用紙の先端がスイッチ(sw3m)で検出きれる
と(ステップ(5115>でYES)、手差し給紙フラ
グを“1′”にセットしくステップ(5116))、手
差し給紙のサブルーチンを実行する(ステップ(511
7) )。
第12図は上記ステップ(5117)で実行される手差
し給紙口からの給紙処理のサブルーチンを示す。
まず、手差し給紙フラグのオンエツジが検知されると(
ステップ(5121)テY E S 、 (546)、
 (S47)参照)、メインモータ、手差し給紙ローラ
クラッチをオンし、手差し給紙ローラ(33)をシフト
させるタイミングを決めるタイマ(E)をスタートさせ
、同時に手差し受付禁止フラグを“1パにセットする(
ステップ(5122) )。これにて、手差し給紙ロー
ラ(33)で−旦待機していた奇数頁原稿又は複写紙が
作像部へ向かって再度搬送を開始きれる。次に、タイマ
(E)のカウント終了タイミングにて(ステップ(51
23)でYES)、手差し給紙フラグ及び原稿両面複写
モードフラグが“1′にセットされていれば(ステップ
(5124)、 (5125) −tc’ Y E S
 )、ソレノイド(SL3)をオンして手差し給紙ロー
ラ(33)を原稿と共に矢印(X)方向にシフトさせる
(ステップ(5126) )。同時に、手差し給紙フラ
グを“0゛′にリセットする(ステップ(5127) 
)。
方、原稿両面複写モードではなく単なる手差し給紙であ
れば(ステップ(5125)でNo)、ステップ(51
26)でのローラシフトは実行せず、ステップ(512
7)で手差し給紙フラグを“0”にリセットする。
次に、スイッチ(SW30)のオフエツジ(原稿又は複
写紙の後端通過)が検知きれると(ステップ(5128
)でYES)、タイマ(F)をスタートさせ(ステップ
(5129) ) 、このタイマ(F)のカウント終了
タイミングが検知されると(ステップ(5130)でY
ES)、手差し給紙ローラクラッチ、ソレノイド(SL
3)をオフすると共に、手差し受付禁止フラグを“0”
′にリセットし、このサブルーチンを終了する。
[第2実施例、第14図〜第17図] 本第2実施例は、第14図に示す如く、原稿両面複写モ
ードを実行時に偶数頁原稿(D2〉を綴じ代(L)だけ
矢印(X)方向に移動妨せるようにしたものである。
具体的には、第15図に示すように、ADF(200)
の原稿給紙トレイ(201)を手前側にシフト可能とし
た。第15図は給紙トレイ(201)の底面図であり、
給紙トレイ(201)は搬送方向切換え部(501)の
フレーム(502)に固定された支持板(5(13>上
に支持され、ガイドブロック(230)がフレーム(5
02)に固定されたガイドレール(504)に係合し、
幅方向にスライド自在とされている。支持板(503)
ニハヒン(506)を支点としてレバー(5o5)カ回
動自在に装着詐れ、該レバー(505)の先端部に形成
したスリット(505a)には給紙トレイ(201>の
裏面に固定したピン(231)が係合している。レバー
(505)はソレノイド(SL3 ’ >(7)プラン
ジ+(507)と引張りスプリング(508)とが引き
合う状態で連結され、その回動範囲は支持板(503)
に固定したピン(510)、 (511)にて規制され
る。
従って、ソレノイド(SL3 ’ )がオフ状態にある
とき、レバー(505)は引張りスプリング(508)
にて矢印(d)方向に付勢されてビン(510)で位置
規制され、通常はこの状態で原稿の給紙が行なわれる。
一方、原稿両面複写モード時に偶数頁の原稿を給紙する
際には、ソレノイド(SL3’)がオンされ、プランジ
〜(507)が後退すると共に、レバー(505)がビ
ン(506)を支点として矢印(d)とは逆方向に回動
し、同時に給紙トレイ(201)も矢印(X)方向にシ
フトする。このシフトはレバー(505)がビン(51
1)に当接することで規制され、シフト量は第14図に
示した綴じ代(L)に等しい。
また、給紙ローラ(202)は給紙トレイ(201)の
開口(201a)からトレイ表面に僅かに突出しており
、この開口(201a)は給紙トレイ(201)の上記
シフト動作を干渉しないように大きく形成きれている。
さらに、給紙ローラ(202)の軸(232)は支持板
(503)の折曲げ片(503a)、 (503a)に
軸受(233)。
(233)を介して回転自在に支持されている。この軸
(232)の他端にはタイミングプーリ(236)と給
紙クラッチ(CLI)が取り付けられ、タイミングブー
1バ236)はクラッチ(CLI)のアマチュアに固定
され、クラッチ(CLl)のロータは軸(232)に固
定されている。従って、給紙クラッチ(CLI)がオン
されると、タイミングブー1バ236〉と軸(232〉
とが連結され、タイミングベルト(237)の回転が給
紙ローラ(202)へ伝達されることになる。
次に、本第2実施例の制御手順を説明する。ここでの制
御手順は前記第1実施例での制御手順と基本的には同様
であり、第16図に示すようにADF(200)での原
稿搬送を処理するサブルーチンの一部、第17図に示す
ように手差し給紙処理のサブルーチンを変更する。
即ち、ADF搬送処理において、カウンタ(A)の値が
偶数で原稿を原稿台ガラス(16)上に搬送する場合に
は、第16図に示す如く、ソレノイド(SL3 ’ )
をオンしくステップ(570) )、給紙トレイ(20
1> を矢印(X)方向にシフトさせる。この状態で搬
送モータ、給紙クラッチ(CLI)がオンされ(ステッ
プ(571) )、偶数頁原稿がシフトされた状態で給
紙される。給紙終了と判断すると(ステップ(S72)
でYES)、給紙クラッチ(CLl)、ソ=39 レノイド(SL3 ’ )をオフする(ステップ(57
3’ ) )。
これにて、給紙トレイ(201)が元の状態に復帰する
。奇数頁原稿は給紙トレイ(201)が元状に復帰して
いるとき手差し給紙口へ搬送され、第1実施例の如く途
中でシフトされることなく作像部へ搬送される。
第17図に示す手差し給紙のサブルーチンにおいては、
手差し給紙ローラ(33)をシフトさせるための制御が
省略される。上記第12図のフローチャートと比較すれ
ば明らかなように、手差し給紙ローラ(33)をオンす
るためのステップ(5125)。
(5126)が省略され、ステップ(5131’)では
ソレノイド(SL3>をオフする制御が省略される。ま
た、ステップ(5122’)ではソレノイド(SL3)
のオン時間を制御するタイマ(E)の制御も外され、ス
テップ(5123)でのタイマ(E)の状態を判断する
処理も外される。
[他の実施例] なお、本発明に係る複写機は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することが
できる。
例えば、第1実施例において第2搬送経路へ給紙された
奇数頁原稿をシフトさせる手段は、原稿のサイズが長い
場合には、手差し給紙ローラ(33)のみならずその上
流側の搬送ローラ(208)をも同時にシフトきせる構
成としてもよい。
また、原稿両面複写モードにおいて原稿台ガラス(16
)から排出される原稿の後処理としては、上記マーキン
グ処理、裁断処理以外に、パンチング処理あるいはロー
ルカッタ(225)による処理なしで原稿を直接ダスト
トレイ(226)へ収納する処理を採用することもでき
る。あるいは、原稿後処理として必ずしもマーキング処
理を優先させる必要はない。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、半数の
片面原稿の裏面に他の半数の片面原稿の画像を直接複写
処理できることは勿論、原稿露光部の下流側に露光済み
原稿の後処理手段を設けたため、不要になった露光済み
原稿にマーキング、裁断等の後処理を施し、両面に複写
された原稿との混同を未然に防止でき、しかも、原稿両
面複写モードが選択されると後処理手段を優先的に動作
許せ、該モードが解除されると後処理手段の動作を解除
するようにしたため、モードの設定操作が簡略化され、
使い勝手が良好である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第13図は本発明に係る複写機の第1実施例を
示し、第1図は複写機全体の構成図、第2図は原稿両面
複写モードでの原稿搬送状態の説明図、第3図は原稿セ
ット方向表示部の平面図、第4図は手差し給紙ローラと
その移動手段を示す側面図、第5図は操作パネルの平面
図、第6図は制御回路のブロック図、第7図、第8図、
第9a図、第9b図、第9C図、第9d図、第10図、
第11図、第12図は制御手順を示すフローチャート図
、第13図は第1実施例における原稿シフトの説明用斜
視図である。第14図〜第17図は第2実施例を示し、
第14図はこの第2実施例における原稿シフトの説明用
斜視図、第15図は原稿給紙トレイの底面図、第16図
、第17図は制御手順の一部を示すフローチヘ・−ト図
である。 (1)・・・感光体ドラム、(10)・・・光学系、(
81)・・・原稿両面複写モード選択キー、(83)・
・・後処理モード選択キー、(100)・・・複写機、
(200)・・・ADF(自動原稿搬送装置)、(20
1)・・・原稿給紙トレイ、(202)・・・給紙ロー
ラ、(206)・・・原稿搬送方向切換え爪、(221
)・・・排紙トレイ、(223)・・・切換え爪、(2
24)・・・マーカ、(225)・・・ロールカッタ、
(226)・・・ダストトレイ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、原稿保持部に積載された原稿を原稿露光部と作像部
    へ交互に搬送し、作像部へ搬送された原稿に原稿露光部
    へ搬送された他の原稿の画像を形成する原稿両面複写モ
    ードを有する複写機において、 上記原稿両面複写モードの実行を選択する第1選択手段
    と、 上記原稿露光部の下流側に設置した露光済み原稿の後処
    理手段と、 上記後処理手段の動作を選択する第2選択手段と、 上記原稿両面複写モードが選択されると上記後処理手段
    を優先的に動作させ、該モードが解除されると後処理手
    段の動作を解除する制御手段と、を備えたことを特徴と
    する複写機。
JP1018015A 1989-01-27 1989-01-27 複写機 Pending JPH02198461A (ja)

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JP (1) JPH02198461A (ja)

Cited By (1)

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