JPH02197882A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPH02197882A
JPH02197882A JP1245868A JP24586889A JPH02197882A JP H02197882 A JPH02197882 A JP H02197882A JP 1245868 A JP1245868 A JP 1245868A JP 24586889 A JP24586889 A JP 24586889A JP H02197882 A JPH02197882 A JP H02197882A
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JP
Japan
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toner
image
copying
ratio
density
Prior art date
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Pending
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JP1245868A
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Inventor
Tomoaki Yokoyama
横山 知明
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真プロセスを用いた複写装置に関し、
詳しくは、トナーの補給の改良に関する。
[従来の技術1 電子写真複写機において、静電潜像を現像する現像装置
に収納される現像剤中のトナー濃度には、一定の適正範
囲があり、例えばトナー濃度が低下し過ぎると画像濃度
が低下してしまう。そこで、従来トナー濃度や画像濃度
を検出し、この検出トナー濃度が常に適正なトナー濃度
範囲に収まるようにトナー補給を行っている。
例えば、現像装置内に磁気センサを設け、トナー濃度の
変化に伴う現像剤の透磁率の変化を検知して、あるいは
、感光体上に基準パターンの潜像を形成し、これを現像
して感光体上に形成されj;トナー画像の濃度を光セン
サにより検出し、トナー濃度を検出し、このトナー濃度
が基準値よりも低いか否かを一定周期のタイミングで判
定する。
そして、トナー濃度が基準値よりも低いとき、定量のト
ナー補給を行っている。
又、通常、上記トナー濃度の判断及び補給のタイミング
は原稿の種類やコピーのとられ方にかかわらず一定であ
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記トナー補給を一定周期のタイミングで一
定量ごとに行うのは、一定量のトナー補給に即応して現
像装置内のトナー濃度が均一にアップしないことが1つ
の原因である。そこで、トナーを1回補給しt;後、所
定時間経過後、現像剤を撹拌した後であった方がより正
確なトナー濃度検出に基づくトナー補給を行いうる。
しかし、トナーの撹拌を一定時間をある程度行なった上
でトナー補給がなされるよう上記トナー補給タイミング
を定めた場合、急速なトナー消費の条件では、トナー消
費が急速に進行中であるのにトナー補給が遅れたり、基
準トナー濃度より相当低くなってからトナー補給がかか
り、結果的にトナー濃度の変動幅が大きくなってしまう
場合がある。 本発明は、上記事情に鑑みて案出されt
;ものであり、例えば、急速なトナー消費の下において
も、トナー濃度の変動幅が小さい複写装置を提供するも
のである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る複写装置は、帯電した感光体上に光像を投
影して静電潜像を形成し、該形成された静電潜像を現像
装置により二成分現像剤で現像し、これを用紙上に転写
、定着させることにより作像する複写装置において、 原稿画像の明部と暗部の比率を検出する画像比率検出手
段と、 前記現像装置内の現像剤中のトナー濃度を直接又は間接
に検出するトナー濃度検出手段と、前記トナー濃度が基
準値以下であるか否かを所定周期で判定し、該判定の結
果、トナー濃度が基準値以下の場合には、トナーを現像
装置に補給するトナー補給手段と、 複写条件が予め定められた所定の条件に該当し、且つ前
記原稿画像の暗部の比率が所定値以上のときには、前記
ト“ナー濃度の判定の周期を通常より短くするタイミン
グ制御手段とを有することを特徴とする。
ここでいう複写条件とは、使用者が入力手段によって入
力し設定する複写枚数等の条件、自動原稿給紙装置等の
外部の装置から送信されてくる原稿サイズ等の条件、又
は複写装置が随時判別する連続複写時の残り枚数等の条
件である。
また、原稿画像の暗部とは、その外電潜像が現像装置に
よって現像されたときにトナーの゛付着によって黒、又
はその他の色で表される部分であって、必ずしも原稿上
の黒色部に該当しない。
[作  用] 上記の構成において、トナー補給手段はトナー・濃度検
出手段による検出結果に基づいて、トナー濃度が予め定
められI;基準値以下であるか否かを通常は所定周期で
判定し、トナー濃度が基準値以下であれば現像装置への
トナーの補給を行なう。
複写条件が予め定められI;所定の条件に該当し、且つ
画像比率検出手段によって検出された原稿画像の暗部の
比率が所定値以上のときには、タイミング制御手段が、
トナー濃度の判定の周期を前記所定周期よりも短くする
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図を参照しつつ説明する。
第1図は、本実施例に係る複写機の概略を示す。
複写機本体の略中央部には反時計回り方向にメインモー
タMlにより回転駆動可能な感光体ドラム1が配設され
、その周囲にはメインイレーザランプ32、メイン帯電
チャージャ35、像間イレーザ36、現像装置2、転写
チャージャ37、複写機の分離チャージャ38、ブレー
ド方式のクリーニング装置39が配設されている。感光
体ドラムlは表面に感光体層を設けたもので、この感光
体ハflJ 記イレーサランプ32、帯電チャージャ3
5を通過することにより一様に帯電され、光学系IOか
ら画像露光を受ける。
光学系10は原稿ガラス16の下方から、原稿を走査可
能に設置したもので、光源りと、可動ミラー41,42
.43と、レンズ44と、ミラー45とから構成されて
いる。前記光源り及び可動ミラー41は感光体ドラムl
の濁速度(等倍・変倍に拘らず一定、ここでは150 
mm/5ee) vに対してv/m(但し、m:複写倍
率)の速度で左方に移動し、可動ミラー42.43はv
 / 2 mの速度で左方に移動するように、DCモー
タM3で駆動される。かかる光学系の原稿像の走査によ
り、上記感光体ドラムlは、画像露光を受け、静電潜像
を形成する。又、該静電潜像には、上記現像装[2にお
いて、トナーが付着される。
又、上記像間イレーサ36は、感光体ドラムlの軸方向
に多数のLED素子を配列して構成したもので光照射に
より感光体ドラムl上の有効画像形成領域外の電荷を陳
去し、トナーの無駄な消費を防止する。
一方、複写機本体の左側には、それぞれ給紙ローラ51
.53を備えl;給紙部50.52が設置され、ローラ
対54,55、タイミングローラ対56、搬送ベルト5
7、定着装置58、排出ローラ対59にて複写機の搬送
路が構成される。
上記タイミングローラ対56は、感光体ドラムl上に形
成されt;トナー画像形成領域と先端を合せて給紙部か
ら給紙された複写紙を感光体ドラムl側へ送り出す、該
送り出された複写紙は、転写チャージャ37により、ト
ナー画像を転写され、分離チャージャ38により、感光
体ドラム1表面から引き剥されて、搬送ベルト57を経
て、定着装置58にて、トナーを溶融定着された後、排
出ローラ対59にて、機外に排出される。
82図は、上記現像装置及びトナー補給手段を示す一部
断面模式図である。
第2図に示すように、この現像装置2は、感光体ドラム
lに遠い方から順に配設された第1スクリュー羽根16
と、パケットローラ11と、現像スリーブ6と、を主構
成部材としており、これらはケーシング3とカバー4と
からなる空間内に保持されている。又、トナー補給手段
であるトナー補給槽60が、第1スクリユー16の一端
上部にあたる位置に配設されている。
第3図は、上記第1スクリュー羽根16とパケットロー
ラ11を示す透視斜視図である。
第3図に示すように第1スクリュー羽根16は半らせん
状をしており、図中手前において図示しないトナー補給
槽60から補給されたトナーを、反時計方向に回転する
ことにより図中手前から奥へと現像剤と混合、撹拌しつ
つ、搬送するものである。尚、本実施例において、現像
剤はトナーと磁性キャリアから成る二成分現像剤を用い
ている。
パケットローラ11は、第2図に示すように、軸心部に
第2スクリュー羽根13を育し、外周部にL字型の羽根
14を半径方向に放射状に配設しである。第2スクリュ
ー羽根13とL主羽根14とは、軸方向の両端において
固定され、時計方向に一体的に回転する。尚、上記第1
スクリュー羽根16、パケットローラ11.現像スリー
ブ6はメインモータMlにより駆動回転される構成とな
っている。
上記り字羽根14は回転することによってL字部分です
くい上げたトナーをスリーブローラ6上部まで搬送し、
スリーブローラ6の上部の磁極(S3、N3)間におい
て現像剤の穂高を作ることを可能ならしめる。又、上記
パケットローラは上部において搬送を行うだけでなく、
下部において現像剤の撹拌をも行う。又、第2スクリュ
ー羽根13の回転により、現像剤は図中臭から手前へと
搬送される。又、パケットロー211の下方にあたるケ
ーシング3には磁性キャリア中のトナー濃度を検知する
ために、現像剤の透磁率を検出する磁気センサ15が配
設されている。
又、上記第1スクリュー羽根13とパケットローラ11
との間には、仕切り板5が配設してあり、この仕切り板
5には、パケットローラ11の軸方向の両端に対応する
位置に切欠きが形成されている。そして、この仕切り板
5の両端の切欠きを介して、第1スクリュー羽根16と
、パケットローラ11の第2スクリュー羽根とによって
現像剤の循環搬送経路が形成されている。
即ち、トナー補給槽60からトナーが第1スクリュー羽
根16の図中手前の一端に補給される。
一方、第2スクリュー羽根13の回転により、現像剤が
図中手前まで搬送され、仕切り板5の手前側の切欠きか
ら第1スクリュー羽根16に供給される。
このパケットローラ11から第1スクリュー羽根16に
供給される現像剤は、パケットローラ11において、軸
方向を搬送される間、順次、感光体ドラム1において消
費されるトナーを供給する。
そこで、第1スクリュー羽根16に、上記トナーが消費
されてトナー濃度が低くなった現像剤と、新たに補給さ
れたトナーが混合、撹拌されつつ、第1スクリュー羽根
16の奥まで搬送される。
次に、第1スクリュー羽根16の奥まで搬送された現像
剤は仕切り板5の奥側の切欠きから、パケットローラ1
1の図中の奥へと搬送される。
現象スリーブ6は、外周部に磁極を設けl;磁気ローラ
7を内蔵し、磁気ローラ7の磁力によって外周面上に現
像剤を保持し、パケットローラ11から供給された現像
剤を感光体ドラムlと対向する現像領域(A)に搬送し
、感光体ドラムlに形成されj;静電潜像と接触させて
現像するものである。磁気ローラ7は、外周部に磁極(
Nl−N3)、(Sl−34)を交互に、かつ、現像領
域(A)の背面側で、前記パケットローラ11と最も近
接する部分の上下には、同極の磁極(S2)、(S3)
が隣接して設けである。
このため、磁極(S2)と(S3)との間では磁力は零
となり、現像剤を現像スリーブ6上に保持することがで
きず、現像スリーブ6上の現像剤は、パケットローラ1
1下部の現像剤と入れ替る。
また、ケーシング3の上部には穂高規制部材8が形成さ
れており、この穂高規制部材8は、現像スリーブ6と対
向し、現象スリーブ6によって搬送される現像剤を穂切
りすることによって、現像剤搬送量を規制するようにし
である。
トナー補給槽60は、現像装置2にトナーを補給するも
のであり、中央部やや下にトナーの架橋現像、ブロッキ
ング等を防止するだめの撹拌棒61が回転可能に設置さ
れ、底部にトナー補給槽60内に収容されたトナーを落
下させる補給部62が設けられている。この補給M62
には支軸にスパイラル状の羽根63bを設けた回転可能
なトナー補給ローラ63を有し、羽根63bは中央部を
境に手前側と奥側とでねじり方向を逆として、トナーを
中央部に集める様に構成されている。そして、この中央
部の下には、トナー補給口62aが形成されている。ト
ナー補給ローラ63と前記撹拌棒61とは図示しないト
ナー補給モータに同期して回転駆動され、回転量に応じ
に量のトナーが、トナー補給口62aから落下して、第
1スクリュー羽根16にトナー補給される。
トナーの補給は、前記磁気センサ15が検出する透磁率
によって求められる現像剤中のトナー濃度が基準濃度よ
りも低下したことが判別されると、所定のタイミングで
上記トナー補給モータを所定時間作動させることによっ
て行なわれる。本実施例では、光源し、可動ミラー41
.42.43で構成される走査系が原稿ガラス16の横
に設けられI;スイッチSWlをオンしたときをトナー
補給タイミングとしており、トナー補給の機会は、通常
は1回の原稿走査につき1回である。このトナー補給タ
イミングの回数及びその条件は本実施例の限りではなく
、自由に定めることができる。また、トナー濃度の低下
が判別されたときのトナーの補給量は、本実施例では1
回の補給につき200mgに設定している。
第4図は原稿画像を感光体上に投影する光学系の模式図
である。レンズ44の横、すなわちレンズ44を通過す
る光の光路外にはフォトダイオード20が設置されてい
る。本実施例においては、複写動作を開始するためのプ
リントボタン(後述)が操作されると、複写動作を行な
う前に原稿画像の予備走査を行ない、上記フォトダイオ
ード20によって、ミラー41,42.43を介して原
稿面からの光量を測定し、この情報が後述するマイクロ
プロセッサ(以下CPUと称す)200に送られて累積
画像の明部と暗部の比率が判定される。
複写機の上部には、第5図に示す操作パネル100が装
備されており、この操作パネル100には、複写開始を
指令するプリントスタートスイッチ101.複写開始直
後又はマルチコピー(同一原稿に基づく複数枚の連続複
写)の途中で複写を中止させるとともに、設定された複
写枚数をクリアして標準モードrlJに戻すクリア・ス
トップスイッチ(C/Sキー)102、割込みコピー用
スイッチ103、同一画像の複写枚数を置数するための
テンキー104、複写倍率を設定するアップスイッチ1
05及びダウンスイッチlO6、画像濃度を調整するt
;めの濃度ダウンスイッチ107、同じく濃度アップス
イッチ108、濃度オート調整スイッチ109、上絵紙
部20又は下絵紙部22のいずれかを選択する給紙部選
択スイッチ111、選択され!;給紙部の用紙サイズを
表示する給紙部サイズ表示LED l 12〜115、
複写条件や複写機の状態を表示する表示部110等が配
設されている。
本実施例では、上記操作パネル100上にて、オペレー
タが操作したスイッチにより形成された複写条件から、
急速なトナー消費が生じるか否かを判定するものである
以下、トナーの急速な消費が行われる複写条件について
説明する。
(1)連続複写 ここで、連続複写とは、1枚の原稿から複数枚のコピー
を連続してとる場合をいう。例えば100枚のコピーを
とるときに、1枚づつある程度の時間間隔をあけてとる
場合に比べて、連続複写の場合には単位時間当たりのト
ナー消費量は多くなる。本実施例では、5枚以上の連続
複写を行うときに、トナー補給タイミング濁期を短縮す
る制御を行う。
まI;、自動原稿給紙装置を備えた複写機においては、
これを用いて複数の原稿に対して複写を行うときにも1
枚の原稿に対する連続複写時とは異なる、あるいは同じ
所定枚数を設定し、この所定枚数以上のコピーをとると
きに、これを急速なトナーの消費が行われる複写条件で
あるとして、トナー補給タイミング濁期を短縮する制御
を行うようにしてもよい。
(2)大サイズ用紙への複写 同一の画像比率で作像を行う場合、第1表に示すように
用紙サイズが大きくなればトナー消費量も多くなる。本
実施例ではA3サイズの用紙を使用するときにトナー補
給タイミング周期を短縮する制御を行うようにしている
。使用する用紙のサイズは使用者によって入力される場
合と、原稿サイズや複写倍率等の情報により自動的に選
択される場合とがある。また、原稿サイズまたは複写倍
率の条件によって、例えば拡大複写の際にトナー補給タ
イミング周期短縮の制御を行うようにしてもよい。
第1表 (3)高画像濃度の指定 画像濃度の調整を高濃度に設定すると、通常の場合より
、1枚当りのトナー消費量は多くなる。
本実施例では、操作パネル100上の濃度アップスイッ
チ108が操作されて標準濃度よりも濃い濃度が設定さ
れると、トナー補給タイミング周期を短縮する制御を行
う0本実施例のように画像濃度を多段階に調整できる複
写機においては、例えば標準濃度よりも3段階以上濃い
濃度が設定されたときにトナー補給タイミング周期短縮
の制御を行うというようにしてもよい、また、自動濃度
調整機能を有している複写機であれば使用者によって設
定された画像濃度が自動濃度調整機能によって自動設定
すべき濃度よりも濃い場合に、トナー補給タイミング周
期短縮の制御を行うようにしてもよい。
本実施例は、以上のようなトナー消費が急速に行われる
複写条件のうち、少なくともひとつに、コピーを行うと
きの条件が該当するときに、トナー補給タイミング周期
を短縮する制御を行うものである。
ただし、例えば原稿画像の暗部の比率が極めて低い場合
には、1枚あたりのトナー消費lが少なく、連続コピー
や大サイズの用紙への複写1”Fった場合でも、トナー
が急速に消費されることはない。したがってこのような
場合にもトナー補給タイミングの周期を短縮すると、ト
ナーの補給が行われた後に、現像剤の撹拌が十分に行わ
れて現像剤中のトナー濃度が安定する前に、次のトナー
補給が行われるという事態が発生する。その結果、トナ
ー濃度が必要以上に高くなって帯電不良のトナーが発生
し、いわゆる“カブリ”が生じたり、トナーが装置内に
飛散したりする。そこで、本発明では、前記フォトダイ
オード20等の検出手段によって原稿画像の明部と暗部
の比率を検出して、上記のようなトナー消費が急速に行
われる条件に該当し、且つフォトセンサ20によって検
出された原稿画像の暗部の比率が所定の基準値以上のと
きに、トナー補給タイミング周期を短縮するよう制御す
る。
本実施例においては、通常は原稿の走査を行う毎に一回
の割合でトナー補給の制御が行われるようトナー補給タ
イミングが設定されており、このタイミングにおいて現
像剤中のトナー濃度が基準値以下であると、トナー補給
を行う。トナー消費が急速に行われる条件に該当し、原
稿画像の暗部比率が4%以上のときには、−回の厘稿走
査につきトナー補給タイミングを二回とするよう制御す
る。
wC6図は、上記複写機の制御回路の概略を示す構成図
である。第6図に示すように、この制御回路は、CPU
200を主体として構成され、上記磁気センサ15の出
力信号、操作パネル100上のキー操作信号、7オトダ
イオード20の出力信号、その他複写機各部に配設され
たセンサ及びスイッチ等の信号は、CPU200の入力
ボートに入力される。又、その出力ポートからは、トナ
ー補給モータのドライバ走査系の動作制御を行うスキャ
ンコントロールプロセッサ(以下SCPと称す)、その
他の制御装置に対し制御信号を出力する。なお、SCP
からはその制御状態等の情報がCPUに送信され入力さ
れる。
第7図は、上記CPU200のメインルーチンを示すフ
ローチャートである。
70−チャートの説明の前に、オンエツジという用語を
定義する。
オンエツジとは、スイッチ、センナ、信号等の状態がオ
フ状態からオン状態へ変化したときの状態変化をいうも
のとする。
電源が投入されてプログラムがスタートすると、各種レ
ジスタ、複写モード等を初期状態に設定する(ステップ
S1)。
次に、lルーチンの長さを一定にするための内部タイマ
をスタートさせ(ステップS2)、後述するコピー制御
用サブルーチン(ステップ33)、画像比率計測サブル
ーチン(ステップS4)、トナー消費予測サブルーチン
(ステップS5)、その他の処理用サブルーチン(ステ
ップS6)を順次実行して、内部タイマの終了を待って
(ステップ37)ステップS2に戻る。
第8図は、上記コピー制御用サブルーチンの詳細を示す
フローチャートである。
まず、プリントキー101がオンされたかどうかを判定
しくステップ5301)、オンされたときにはプレスキ
ャンをスタートさせるためのプレスキャンスタートフラ
グを′lnにセットする(ステップ5302)。ステッ
プ5303でコピーフラグの判定を行い“0”であれば
リターンする。
このコピーフラグは複写処理中を示すフラグで、後述す
るようにプレスキャンが終了してそのときの複写条件と
原稿画像の暗部の比率とからトナー補給制御に関する判
断がなされた後“1”にセットされる。コピーフラグが
1″であれば、ステップ5304で後述するトナー補給
制御(第12図)の処理が行われ、その後、給紙、通紙
、光学系、作像プロセス等の複写処理の制御が行われる
(ステップ5305)。そして最終のコピーが終了しに
ときに(ステップ5306)コピーフラグ0“に戻され
る(ステップ5307)。
第1O図は画像比率計測サブルーチンの処理を示す70
−チャートである。ここで、各処理の説明の前に画像比
率(画像の暗部の比率)の計測方法について述べる。本
実施例では原稿に所定量の光を照射し、その反射光量の
平均値を上述のフォトダイオード20によって計測し、
この情報をもとに画像の暗部比率を判断している。詳し
くは、原稿に対して180ma+のプレスキャンを行い
、それを5mmずつの区間に分割してそれぞれの区間に
おける反射光量を測定してその平均値を求める。
すなわち、各区間における反射光量をXI、X2、・・
・ 、x36とすると、その平均光量Xaはである。そ
して、CPU200は、この平均光量Xaのデータに対
応する、画像の暗部比率のデータを図示しないROMか
ら読み出し、後述するトナー消費予測サブルーチンの処
理において、この暗部比率データと基準値(本実施例で
は暗部比率4%に対応)とを比較してその結果に基づい
てトナー補給の制御を行う。
第9図において、まずプレスキャンフラグに“l ”が
セットされているかどうかを判定しくステップ5401
)、′l″がセットされているならば、露光ランプの光
量がプレスキャンのt;めの所定の光量になるようにそ
の露光量をセット(ステップ3402)した後、タイマ
Tをスタートさせる(ステップ5403)。このタイマ
Tはプレスキャン時に走査系が5■移動するのに要する
時間が設定されている。そしてプレスキャンスタートフ
ラグを“0″に、プレスキャン中であることを示すプレ
スキャンフラグを1″にそれぞれセットする(ステップ
5404)、このプレスキャンフラグの状態を表す信号
は、走査系の動作制御を行うSCP (第7図参照)に
送信され、プレスキャンフラグが“l”になったときに
プレスキャン動作をスタートさせる。プレスキャンフラ
グが1′″であって(ステップ5405)タイマTが終
了すると(ステップ5406)フォトダイオード20に
よる検出データXiのサンプリングを行い(ステップ5
407)、プレスキャンが180!1mにわたって行わ
れたかどうかを判別しくステップ9408)、まだであ
ればタイマTを再スタートさせる(ステップ5409)
、プレスキャンが180mm行われると、上述したよう
にサンプリングデータの計算を行って画像の暗部の比率
を求め(ステップ541O)、走査系をリターンさせる
ための信号をSCPに送信(ステップ5411)した後
、プレスキャンフラグをMO#に戻し、トナー消費予測
フラグを立てる(ステップ5412)。
上記のプレスキャンのスキャン距離の判断はSCPが直
接行っており、180+amに達するとSCPからその
情報が送信されてくる。このステップ5408の判定は
、例えば原稿台の横にマイクロスイッチを設けて走査系
がこれをオンすることにより行ってもよい、また本実施
例ではプレスキャンの走査距離を180+m+mに設定
しているが、例えば原稿のサイズを検知する手段を有す
る複写装置では、随時原稿サイズに対応してその全域を
走査してその暗部比率を求めるようにすると、さらに精
度の高い測定が行なえる。また、使用する用紙のサイズ
と複写倍率とから複写される原稿画像のサイズを求め、
これに対応させてプレスキャンを行うようにしてもよい
第1O図はトナー消費予測サブルーチンの詳細を示すフ
ローチャートである。トナー消費予測フラグが1″であ
れば(ステップ5501)、連続複写の枚数が5枚以上
かどうか(ステップ5502)、使用する用紙のサイズ
がA3かどうか(ステップ5503)、画像濃度は標準
濃度よりも高く設定されているかどうか(ステップ55
04)を順次判定し、どの条件にも該当しない場合には
トナーが急速に消費される複写条件であることを示すフ
ラグ″A#を0#にセットする(ステップ5505)、
ステップ5502〜ステツプ5504において、何れか
の条件に該当するときにはステップ5506で、画像比
率の計測地理において求めた原稿画像の暗部比率が4%
以上であるかどうかを判定し、4%以上であれば、上記
のフラグAを1″にセットしくステップ5507)、又
4%以下であればフラグAを110 Hにセットする(
ステップ5505)。このようにしてトナー消費予測を
行った後ステップ5508でトナー消費予測フラグを“
0”に戻し、コピーフラグを1″にセットする。この後
、第9図ステップ5304、ステップ5305の処理を
実行し、走査系がホームボジシ■ンに復帰するのを待っ
て複写処理を開始する。
第11図は、第8図のステップ5304のトナー補給制
御の詳細を示すフローチャートである。
まず、ステップS31でスイッチSWIがオンされたか
どうかを判定する。このスイッチSWlは原稿ガラス1
6の側部に設けられており、光源り、可動ミラー41.
42.43で構成される走査系の移動に伴って、原稿走
査時及びリターン時にそれぞれ一回づつオンされる。ス
イッチSWlがオンされるとステップS32でタイミン
グフラグが“0”かどうかを判定する。このタイミング
フラグはスイッチSWIがオンされる毎に′l″からO
#又は′0”からl”に変化する。ステップS32にお
いて、タイミングフラグが“0−のとき、すなわち原稿
走査中であればステップS33でタイミングフラグを1
″にしてステップS34へと進む。ステップS32でタ
イミングフラグが“1′、すなわちリターン中にスイッ
チSWlがオンされt二のであればステップS35でタ
イミングフラグを“0″にしてステップS36でフラグ
Aの判定を行い、フラグAが“l”であればステップS
34の処理を行い、フラグ八が0″のときにはステップ
S39へ進む。
ステップS34において、磁気センサ151;よって検
出された現像剤中のトナー濃度Tcと基準トナー濃度T
eaとを比較し、トナー濃度Tcが基準トナー濃度Te
aよりも小さいときステップS37でトナー補給モータ
を作動させてトナーの補給を開始すると共に、ステップ
S38でタイマTMlをスタートさせる。タイマTMI
はトナー補給モータの作動時間を規定するもので、この
タイマTMIが終了するまでの時間、トナー補給モータ
が作動することによって200mgのトナーが補給され
る。ステップS39でタイマTMIの終了を判定し、終
了すると、゛ステップ540でトナー補給モータを停止
する。
上述のように本実施例では、通常は原稿走査毎に一回づ
つ、又7ラグAが“l″にときには原稿走査時と走査系
のリターン時とにそれぞれ一回づつトナー濃度の判定を
行われる。シt;がってトナーが急速に消費されるとき
には1回の原稿走査につき、2回トナー補給の制御が行
われるので、トナー濃度が極端に低下することを防止す
ることができる。
なお、本実施例では、複写枚数、用紙サイズ、画像濃度
のうち、一つでも所定の条件を満tユしているときに、
画像の暗部の比率が所定値以上であるとトナー補給タイ
ミングの周期を短縮するようにしたが、トナー補給を行
う条件は、装置の性能や使用状況に応じて適宜設定され
ることが望ましい。例えば、複写枚数については1枚コ
ピーする毎に残りの複写枚数を計算し、この枚数が所定
枚数以上のときにトナー補給タイミング側期を短縮する
ようにしてもよい。また、種々の複写条件について、ト
ナー消費量を多段階的に評価して、例えばA4サイズの
用紙を使用して画像濃度が標準に設定されていても、連
続複写枚数が3枚以上であれば、原稿の暗部比率を見て
トナー補給タイミング周期を短縮するというように、ト
ナーの消費量を総合的に判断するようにすると、トナー
消費の予測がより正確に行なえる。また、画像の暗部比
率の基準値も、その他の条件によって変化させるように
するとさらに精密な制御を行なえる。
また、本実施例では、複写動作の前にプレスキャンを行
って画像の暗部比率を計測するようにしたが、例えばプ
レスキャンを行わずに、複写と同時に画像の暗部比率の
計測を行い、その時の複写条件が多量のトナーを消費す
る条件であって、かつ画像の暗部比率が所定値以上のと
きには、直ちにトナー補給タイミングの周期を短縮する
ようにしてもよい。また、トナー補給の条件を2枚以上
の連続複写を行うときとし、1枚目の複写時に暗部比率
の計測を行うようにしてもよい。これらの例は、プレス
キャンを行う必要がないため、複写時間を短縮すること
ができるものである。
また、暗部比率計測用のセンサ及びその測定方法は、本
実施例に示したものに限られるものではなく、例えば原
稿画像の濃度を検出して自動的に画像濃度を調整する機
能をもつ複写装置に8いては、この原稿画像濃度検出用
のセンサを暗部比率計測用のセンサと兼用すると、セン
サを増やす必要がなく、コストダウンになる。
CCD等の光電素子を用いて原稿画像を電気的に読取る
、いわゆるデジタル式の複写装置においては、この光電
素子によって読み込まれた画像情報より、暗部の比率を
判定するようにしてもよい。
また、本実施においては、現像装置内の現像剤の透磁率
を磁気センサによって検出することによってトナー濃度
を判定したが、原稿ガラス付近等に設けられた基準濃度
パターンを露光してその潜像を感光体上に形成し、これ
を現像した後、その画像濃度を光学的に検出し、この検
出値が基準値以下のときにトナー補給を行う、いわゆる
AIDC方式の複写機にも本発明を適用することができ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、一定量のトナーを
現像装置に補給するか否かの基準となるトナー濃度の判
定周期を急速なトナー消費が行われる場合であるか否か
によって異ならしめている。
即ち、本発明によれば、急速なトナー消費が行われる場
合には、トナー補給要否の判定周期をより短く、通常の
場合には、より長く判定周期を有するものである。
このため、急速にトナー消費が進む場合には、より短い
周期でトナー濃度が判定され、トナー補給が行われる。
このため、トナー消費に対応するトナー補給の追随性が
高くなる。従って、トナー濃度の基準値に対する変動幅
は小さくなる。
又、急速にトナー諸費量が進まない通常の場合には、よ
り長い周期でトナー濃度が判定される。このため、現像
剤が十分撹拌された上でトナー濃度が検出されるため、
より正確なトナー濃度検出に基づいたトナー補給を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る複写機を示す断面模
式図、第2図は、実施例1コ係る現像装置及びトナー補
給手段を示す断面模式図、第3図は、第1スクリュー羽
根16とパケットローラ11の透視斜視図1.第4rg
Jは、上記複写機の光学系の模式図、第5図は、上記複
写機の操作パネル100第3図 制御回路のCPUにおける処理手順を示すフローチャー
トである。 1 ・・・感光体ドラム 6 ・・・現像スリーブ 11  ・・・パケットローラ 16 ・・・$1スクリュー羽根 60 ・・・ トナー補給槽 7pす 特許出願人 ミノルタカメラ株式会社 i4 図 第7 図 WJ10図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)帯電した感光体上に光像を投影して静電潜像を形
    成し、該形成された静電潜像を現像装置により二成分現
    像剤で現像し、これを用紙上に転写、定着させることに
    より作像する複写装置において、原稿画像の明部と暗部
    の比率を検出する画像比率検出手段と、 前記現像装置内の現像剤中のトナー濃度を直接又は間接
    に検出するトナー濃度検出手段と、前記トナー濃度が基
    準値以下であるか否かを所定周期で判定し、該判定の結
    果、トナー濃度が基準値以下の場合には、トナーを現像
    装置に補給するトナー補給手段と、 複写条件が、予め定められた所定の条件に該当し、且つ
    前記原稿画像の暗部の比率が所定値以上のときには、前
    記トナー濃度の判定の周期を通常より短くするタイミン
    グ制御手段とを有することを特徴とする複写装置。
  2. (2)前記所定の条件が所定枚数以上の連続複写、所定
    サイズ以上のサイズの用紙への複写、所定濃度よりも濃
    い画像濃度の指定のうちの少なくとも1つの条件である
    特許請求の範囲第1項記載の複写装置。
JP1245868A 1988-10-27 1989-09-20 複写装置 Pending JPH02197882A (ja)

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JP1245868A JPH02197882A (ja) 1988-10-27 1989-09-20 複写装置

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JP63-272748 1988-10-27
JP27274888 1988-10-27
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006154582A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006308941A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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JP4606859B2 (ja) * 2004-11-30 2011-01-05 株式会社リコー 画像形成装置
JP2006308941A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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