JPH0219775Y2 - - Google Patents

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JPH0219775Y2
JPH0219775Y2 JP1983058376U JP5837683U JPH0219775Y2 JP H0219775 Y2 JPH0219775 Y2 JP H0219775Y2 JP 1983058376 U JP1983058376 U JP 1983058376U JP 5837683 U JP5837683 U JP 5837683U JP H0219775 Y2 JPH0219775 Y2 JP H0219775Y2
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illumination
tube
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は管の内面の傷の有無及び内面状態を観
察し易い照明及び観察光学系とした管内面の照明
検査装置に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
近年医療用及び工業用に内視鏡が広く用いられ
ている。
例えば上記工業分野においては、ボイラ、化学
プラント類等の管の内面を検査するのに内視鏡が
用いられる。
即ち、細長の挿入部を挿入することによつて、
該挿入部内に挿通された照明光学系で管の内面を
照明し、照明された内面を挿入部の先端側に形成
された対物光学系で結像し、挿入部内を挿通され
たイメージガイド等の像伝達手段を介して手元側
の接眼部後方から直接あるいは工業用テレビカメ
ラ等を装着して観察可能になる観察光学系によつ
て観察することができる。
このようにして管の内面に損傷箇所の有無と
か、許容量以上の付着物が付着していないか等調
べることが行われる。この場合、例えば、き裂等
生じた損傷箇所を単なる付着物によるものである
と、見逃した場合後で大きな事故を招来したりす
るため、上記管の内面を調べることを、極めて重
要な検査項目となる。
しかしながら、フアイバスコープ等を使用して
管の内面を観察すると、照明光の当て方によつ
て、管内面の見え方が大きく異り、傷とか内面の
状態が観察しにくくなつたり、検査者の眼の疲れ
がひどかつた。
そのため、上記欠点を解消するものとして、実
開昭54−146282号公報に開示されている従来例が
ある。
この従来例は、筒体の先端側に、該筒体に形成
したスリツトを通して管内面を照明する照明用光
源を配設し、照明された管内面をプリズムを介し
て屈曲させて対物レンズで結像して観察するよう
に構成されている。
しかしながら、この従来例においては照明方向
と観察光学系の視野方向とが略同一方向となるた
め、管の内面に凹凸等の損傷箇所が存在しても、
観察される像にはコントラストが形成されにくい
ため、見分けることが難しいという欠点を有して
いた。
一方、実開昭56−95207号公報に開示された従
来例においては、内視鏡挿入部の先端側に複数の
照明口を設けて、観察対象物を側部側から照明で
きる構造になつている。しかしながら、内視鏡挿
入部における対物光学系周辺部に形成してあるた
め、視野方向と大きくずれた方向からの照明が難
しくなり、さらにライトガイド照明による広がり
のため、コントラストをはつきりさせることが難
しくなつてしまうという問題があつた。
このように、上記従来例は、複数の照明口から
照明できる構造にした割にその効果が少く、且つ
挿入部等の構造が複雑になるため製造コストが嵩
むという問題点を有していた。
又、従来例として特開昭56−13582号公報に記
載の管路用観察装置も知られているが、この従来
例においては、イメージフアイバを用いた観察検
出部を備えたケーブルと、このケーブルを且つ管
路内を案内しながら自走する車輪を有するケーブ
ルホルダとからなるが、照明手段については何ら
開示されていない。
本考案はこれら事情に鑑みてなされたもので、
照明手段の照明角度を可変可能にして照明範囲と
観察視野とを重ねることができ、種々の管経の管
状部材の管壁に対し、最も見やすいコントラスト
の状態に照明でき、その結果凹凸のある壁に対し
ては浅い角度でコントラストの高い像が得られ、
表面の滑らかな壁に対しては深い角度で明るい像
を得ることができ、しかも、照明手段の照明窓部
を内視鏡の観察窓の後方外周に配置することで小
型化できるようにした管内面の照明検査装置を提
供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため本考案は、少なくとも
観察光学系を有する内視鏡と、ライトガイドケー
ブルによる照明手段とを、管状部材内を移動可能
なスコープ固定部材に設けたものにおいて、管状
部材内に挿入したとき前記観察光学系が常に該管
状部材の略中心に位置するよう内視鏡をスコープ
固定部材に設けると共に、前記照明手段の出射端
を観察光学系の観察窓後方の内視鏡外周に位置さ
せ、且つ照明手段の照明角度を可変調整可能な角
度調整手段を設けている。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例に係
り、第1図は全体を示す概略断面図、第2図は第
1図の先端側のスコープ固定部材周辺部を示す拡
大正面図、第3図は第2図の側面図、第4図はラ
イトガイドケーブルによつて照明される様子を示
す説明図である。
第1図に示すように管内面の照明検査装置(以
下単に照明検査装置という)1は、観察用のフア
イバスコープ(内視鏡)2と、光源装置15を光
源とする照明用のライトガイドケーブル3と、こ
れらフアイバスコープ2及びライトガイドケーブ
ル3との少くとも先端側を固定可能とするスコー
プ固定部材4とから構成されている。
上記スコープ固定部材4は、検査されるべき管
5の内径より小さく、管5内を該管5の軸方向に
前後に移動可能となる短い柱形状であつて、第2
図(及び第3図)に示すように該スコープ固定部
材4の略中央に形成した直線状の透孔にフアイバ
スコープ2の挿入部先端側を適当な長さ挿通し、
側部側から止めねじ6にて挿入部外皮7を押圧し
て固定できるようになつている。
上記フアイバスコープ2には、図示はしないが
その挿入部の先端部に形成した凹部に一方の面が
側部外周に露呈するようにしてプリズムを収容
し、該プリズムの他方の面に対向して対象物結像
用の対物レンズ系が配設され、さらに該対物レン
ズ系で結像される位置にその前端面が臨むように
して可撓性挿入部内を像伝達用のイメージガイド
が配設され、このイメージガイドによつて、側部
の前端面に結像された光学像は手元側となる後端
面に伝達され、接眼部12内に収容された接眼レ
ンズ13を経て拡大して観察できる観察光学系が
形成されている。
しかして、上記スコープ固定部材4には、フア
イバスコープ2を挿通する透孔に隣接して可撓性
のライトガイドケーブル3を挿通して、その出射
端を内視鏡の観察窓後方の外周に位置させ、且つ
照明角度を調整可能に固定する角度調整手段が設
けられている。
即ち、スコープ固定部材4にはフアイバスコー
プ2用の透孔に隣接するように管の軸方向に沿つ
て、且つこの透孔に隣接する部分が底となる径方
向に深い溝32が形成されている。
この溝32は、ライトガイドケーブル3の出射
端近傍の外周に嵌着されたリング状止め具33が
摺動移動できる幅を有する。この止め具33には
ねじ34が突設され、該ねじ34はスコープ固定
部材4における溝32両端における一方の側部の
前部側を適当な肉厚で切欠いた側面に形成した、
例えば孤状の長孔35(外周面に開口する溝でも
よい。)内を通して長孔35内を移動可能であつ
て、座金36を介装した手回し可能なナツト37
で適宜位置にて止め具33と共にライトガイドケ
ーブル3の出射端近傍を固定できるような構造に
なつている。
即ち、第4図に示すように、ライトガイドケー
ブル3の出射端近傍の外周に嵌着された止め具3
3を長孔35における適当な位置で、(突出しな
いように切欠いた部分の側面に露呈する)ナツト
37を締めつけて固定することによつて、ライト
ガイドケーブル3の出射端側を適宜角度(そのラ
イトガイドケーブル3の出射端近傍より後方部分
側より)傾斜させて固定でき、矢符Cで示すよう
にさらに長孔33の外周寄りの位置で固定すれ
ば、より起立させるような傾斜角度で固定できる
ようになつている。
尚、ライトガイドケーブル3は、第1図に示す
ようにテープ16等でフアイバスコープ2と一体
化することによつて、管5内への挿入操作等が扱
い易いようにしてある。
この構成によれば、ライトガイドケーブル3の
照明方向を自由に設定して固定できるため、種々
の管径の管5の壁に対し、最も見やすい照明角度
とすることができる。
すなわち、種々の管径の管5に対し、ライトガ
イドケーブル3の照明角度を調整することで、照
明範囲と観察視野とを動かすことができ、その
為、管壁に凹凸のあるものは浅い角度としてコン
トラストの高い像を得ることができ、表面の滑ら
かな管壁には深い角度として明るい像を得ること
ができ、各種の管内面検査を効率よく行うことが
できる。
前記コントラストの高い状態で照射するには、
ライトガイドケーブル3を管5の内面に近い部位
から該内面に対し略平行となる方向に近い方向B
で出射する。そうすると、管5の内壁面に凹凸や
損傷箇所が存在すると、上記照明方向Bと略直角
方向となるフアイバスコープ2による観察方向か
らは、凸部やき裂に応じて影が生じるので、その
部分の凹凸の状態の識別が容易にできる。従つ
て、損傷箇所あるいは凹凸の状態等、管5の内壁
面の状態を観察し易くなり、検査者の眼の疲れも
少くて済む。
又、フアイバスコープ2は、スコープ固定部材
4の略中心を挿通するように取付けてあるため、
スコープ固定部材4を回転することによつて、管
5の周面を観察できると共に、管5の軸方向に移
動することによつて、管5の内面全体を簡単に検
査できる。
又、実施例によれば、通常のフアイバスコープ
2に、ライトガイドケーブル3及び簡単な構造の
スコープ固定部材4を用いることによつて実現で
きるので、低コストで製造できると共に、通常の
フアイバスコープとしても利用でき、且つ従来の
フアイバスコープその他の内視鏡を利用すること
もできる。
尚、この第4実施例において、上記止め具33
にワイヤ等を接続し、検査者が手元側にて該ワイ
ヤを索引したり弛緩することによつて、ライトガ
イドケーブル3の出射端の方向を可変操作できる
ような構造とすることもできる。このようにすれ
ば、検査者は、管内を検査しながら、ワイヤの操
作でもつて、最も良好な照明状態に設定して検査
を行うことがてきる。
尚、上記各実施例においては像伝達手段とし
て、イメージガイド11を使用しているが、電荷
結合デバイス(CCD)とかバケツリレーデバイ
ス(BBD)、MOS型のイメージセンサ等用いた
小型のテレビカメラでも同様に適用できる。
又、照明手段としてライトガイドケーブル3を
用いないで、上記ライトガイドケーブル3の出射
端側が取付けられる位置に照明ランプとか高輝度
の発光ダイオード等を単数又は複数設け、その照
明方向が上述したように可変となるように取付け
るようにして使用することもできる。
尚、本考案は、内径あるいは幅が一定の管のみ
ならず、中空部分を有する部材(管状部材とい
う)に対して、広く適用できるものであり、又、
スコープ固定部材4は(短い又は長い)柱形状に
限らずその他の形状でも良い。
尚又、本考案は、上述の構造のフアイバスコー
プのみならず、照明光学系を有するフアイバスコ
ープその他の内視鏡を利用できることは明らかで
ある。これらの場合外径が異る場合にはスコープ
固定部材4に異る透孔のものを多数用意したり、
リング状部材を介装させることによつて、多数用
意することなく着脱自在で使用することができ
る。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、照明手段の
照明角度を可変可能にして照明範囲と観察視野と
を重ねることができ、種々の管経の管状部材の管
壁に対し、最も見やすいコントラストの状態に照
明でき、その結果凹凸のある壁に対しては浅い角
度でコントラストの高い像が得られ、表面の滑ら
かな壁に対しては深い角度で明るい像を得ること
ができ、しかも、照明手段の照明窓部を内視鏡の
観察窓の後方外周に配置することで小型化できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例に係
り、第1図は全体を示す概略断面図、第2図は第
1図の先端側のスコープ固定部材周辺部を示す拡
大正面図、第3図は第2図の側面図、第4図はラ
イトガイドケーブルによつて照明される様子を示
す説明図である。 1……内視鏡、1……内視鏡、3……ライトガ
イドケーブル、4……スコープ固定部材、5……
管、32……溝、33……リング状止め具、34
……ねじ、35……長孔、37……ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少なくとも観察光学系を有する内視鏡と、ライ
    トガイドケーブルによる照明手段とを、管状部材
    内を移動可能なスコープ固定部材に設けたものに
    おいて、 管状部材内に挿入したとき前記観察光学系が常
    に該管状部材の略中心に位置するよう内視鏡をス
    コープ固定部材に設けると共に、前記照明手段の
    出射端を観察光学系の観察窓後方の内視鏡外周に
    位置させ、且つ照明手段の照明角度を可変調整可
    能な角度調整手段を設けたことを特徴とする管内
    面の照明検査装置。
JP5837683U 1983-04-18 1983-04-18 管内面の照明検査装置 Granted JPS59164024U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5837683U JPS59164024U (ja) 1983-04-18 1983-04-18 管内面の照明検査装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5837683U JPS59164024U (ja) 1983-04-18 1983-04-18 管内面の照明検査装置

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Publication Number Publication Date
JPS59164024U JPS59164024U (ja) 1984-11-02
JPH0219775Y2 true JPH0219775Y2 (ja) 1990-05-31

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ID=30188656

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JP5837683U Granted JPS59164024U (ja) 1983-04-18 1983-04-18 管内面の照明検査装置

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JPS59164024U (ja) 1984-11-02

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