JPH03231622A - 内視鏡装置 - Google Patents

内視鏡装置

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JPH03231622A
JPH03231622A JP2028108A JP2810890A JPH03231622A JP H03231622 A JPH03231622 A JP H03231622A JP 2028108 A JP2028108 A JP 2028108A JP 2810890 A JP2810890 A JP 2810890A JP H03231622 A JPH03231622 A JP H03231622A
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JP
Japan
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image
endoscope
objective optical
optical system
spot
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JP2028108A
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Katsunori Sakiyama
勝則 崎山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被写体上の任意の点の位置に関連した計測が
可能な内視鏡装置に関する。
[従来の技術] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、体
腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処置具チセンネル
内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内視
鏡が広く利用されている。
また、■業分野においても、ボイラー タービン、エン
ジン、化学プラント等の内部の傷、*蝕等の観察、検査
に工業用内視鏡が広く用いられている。
ところで、前記内視鏡を用いて被検査体上の任意の点ま
で距離等を測定づる手段が種々提案されている。例えば
、特開昭59−69721号公報には、副長用のビーム
光を放射する手段が示されている。また、特開昭62−
73223号公報には、1本のレーザ光線による測距手
段が示されている。
[発明が解決しようとする課題] 前記特開昭59−69721号公報に示される装置では
、内視鏡視野内の被検査体へビーム光線を照射し、内視
鏡視野内のビーム光線の位置が距離に応じて変化するこ
とを利用して内?J!鏡先端から被検体までの距離を求
めている。しかし、この方法では、内?!鏡先端と被検
査体が対向している必要がある。つまり、内視鏡先端に
対して傾斜した被検査体では正確な距離を求めることが
できない。
また、前記特開昭62−73223号公報に示される装
置では、内視鏡先端からレーザ光線を被検査体に照射し
、対物光学系中心からレーザ光線照射手段の基点までを
基準とした三角測量により距離を求める方法が示されて
いる。しかし、開示された方法では、レーザ光線の光軸
は内視鏡の対物光学系の光軸と交わることが条件であり
、任意の角度でレーザ光線を照射し、内視鏡先端から被
検査体までの距離を求める方法は何等示されていない。
この装置では、内視鏡の対物光学系の光軸とレーザ光線
等の光軸が交わる必要があるため、レーザ光線等の照射
部に光軸の調整手段が必要になる。よって、内視鏡先端
部の構造が複雑になり内視鏡外径が太くなる。また、光
軸の調整は煩雑であるため内視鏡が高価となる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、煩雑
な光軸調整を必要とけず、また、内視鏡先端に対して傾
斜した被写体でも、被写体上の任意の点の位置に関連し
た計測を、精度良く迅速に(jうことのできる内?U 
8M装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の内視鏡装置は、挿入部の先端部に、被写体の像
を結像する対物光学系を有するものにおいて、前記被写
体上に指標を発生させるように、前記挿入部の先端部か
ら前記被写体にビーム光線を照射するビーム光線照射手
段と、少なくとも、前記指標と前記対物光学系の入射瞳
位置を結ぶ直線が前記対物光学系の光軸となす角度に依
存する値を求め、この値を用いて、、前記指標の位置に
関連した計測演算を行う演算手段とを備えたちのである
[作用] 、本発明では、ビーム光線照射手段によって、被写体に
ビーム光線が照射され、被写体上に指標が発生する。そ
して、演算手段によって、前記指標と対物光学系の入射
瞳位置を結ぶ直線が前記対物光学系の光楯とな1角度に
依存Jる値が求められ、更に、この値を用いて、前記指
標の位置に関連した計測演算が行なわれる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第8図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は内視鏡先端部の断面図、第2図は第1図の8矢視図
、第3図は内視鏡装置の全体構成を示す説明図、第4図
ないし第7図は本実施例の測距の原理を示し、第4図は
第1図のA矢視図、第5図は第4図のC−C線断面を示
す説明図、第6図は測距原理を3次元で示す説明図、第
7図は内視鏡画像から求められる角度を示す説明図、第
8図は内視鏡画像と各種演算結果を合成した表示画面を
示す説明図である。
第3図に示すように、本実施例の内視鏡装置1は、電子
内祝1!I2と、この電子内視鏡2が接続される光源装
置3及びカメラコントロールユニット(以下、CCU 
ト記t。)4と、前記CCLI 4 ニ接続されるコン
ピュータ5と、前記コンビ1−タ5から出力される画像
信号を入力して画像を表示づるCRT6とを備えている
前記電子内視鏡2は、細長で可撓性の挿入部28を備え
、この挿入部28の後端に大径の操作部29が連設され
ている。前記操作部29からは、側方に可撓性のユニバ
ーサルコード24が延設され、このユニバーサルコード
24の端部に、前記光源装置3に接続される光源コネク
タ25が設けられている。前記光源コネクタ25からは
、CCUケーブル26が延設され、このCCUケーブル
26の端部に、前記CCLJ4に接続されるCCUコネ
クタ27が設けられている。前記挿入部28は、操作部
29側の軟性部61の先端に、湾曲可能な湾曲部62.
硬性の先端部12を順次連設して構成されている。前記
操作部29には、前記湾曲部62を上下/左右方向に湾
曲させる湾曲操作ノブ63が設けられている。
前記先端部12は、第1図及び第2図に示ずように構成
されている。
すなわち、先端部12は、硬性の先端部本体65を備え
ている。この先端部本体65には、被検査体を照明する
ための2つの照明レンズ部8と、被検査体の光学像を結
像する対物光学系を含む対物光学部9と、ビーム光線照
射部14とが設けられている。前記照明レンズ部8の後
端には、ライトカイトファイバ7が連設されている。こ
のライトガイドファイバ7は、挿入部28.操作部29
゜ユニバーサルコード24内を挿通されて、入射端部は
光源コネクタ25に接続されている。そして、このライ
トガイドファイバ7の入9A端部に、光源装置3から出
射される照明光が入射するようになっている。一方、前
記対物光学部9の結像位置には、固体撮像素子10が配
設されている。この固体搬像素子10に接続された信号
線11は、挿入部28.操作部29.ユニバーサルコー
ド24゜光源コネクタ25及びCCUケーブル26内を
挿通されてCCUコネクタ27に接続されている。
前記固体撮像素子10の出力信号は、前記信号線11を
介してCCl4に入力され、このCCl4にて映像信号
処即が行われるようになっている。
このCCl4から出力される画像信号は、コンピュータ
5に入力され、このコンピュータ5にて計測演算が行わ
れるようになっている。また、前記ビーム光線照射部1
4は、レーザダイオード15及びこのレープダイオード
15の出射光線を平行光線にするためのコリメータレン
ズ16より構成され、被検査体としてのパイプ39の壁
面に向かってビーム光線19を照射するように配置され
ている。前記レーザダイオード15には、電源を供給す
るためのケーブル18が接続されている。このケーブル
18は、挿入部28.操作部29.ユニバーサルコード
24.光源コネクタ25及rjCCUケーブル26内を
挿通されてCCUコネクタ27に接続され、このCCU
コネクタ27を介してCCl4内の電源に接続されるよ
うになっている。また、前記先端部本体65の先端側の
外周には、ねじ部17が設けられ、このねじ部17を介
して先端部本体65に、この先端部本体65をバイブ3
9′8の中心部に保持するヒシタリングデバイス13が
着脱自在に取り付けられている。
次に、第4図ないし第7図を参照して、本実施例の測距
の原理を説明する。
第5図に承りように、対物光学系の入射瞳位置をOとし
、対物光学系の光軸20に直交しビーム光線19の軸と
交わる軸をX軸とJる。また、対物光学系の光軸20を
Z軸とし、第4図に示すように、前記X軸及びZ軸に直
交する軸をY軸とする。
第4図に示すように、Y方向についての対物光学系の光
軸20とビーム光線19のなす角度をγとする。また、
第5図に示すように、ビーム光線19が被検査体に作る
指標としてのスポット21の位置をPとする。また、ビ
ーム光線19とX軸のなす角度をαとし、直線0−Pと
X軸のなす角度をβとする。また、ビーム光線19の軸
とX軸の交点をQとし、点0−Q間の距離をHとする。
第6図は、第4図及び第5図を3次元的に示したもので
ある。ここで、点PをX−Y平面に投影した点をRとづ
る。白線0−RとX軸のなり角度を02とし、直線〇−
Rと直線0−Pのなす角度を01とすると、入射瞳位置
からスポット光位置までの距離o−pは、以下の式で求
められる。
7 =  jan−1(sinθ2 /lanθt)=
11)β−5in−1(sinθ1 /CO37)  
 −(2)0−P=Hsinα/5in(β−(2)・
 (3)上記(1)、(2)、(3)式に示すように、
距離O−Pは、θ1.θ2.α、Hの関数で示される。
ここで、α及びHは予め求められる。第6図及び第7図
に示すように、電子内視鏡2のUP(上)方向と前記X
軸を一致させ、また、CRT6のUP方向と電子内視鏡
2のUP方向一致させておく。
よって、θ1及びθ2は内視鏡画像から求められる。ず
なわら、第7図に示づように、点Pに対する視野角2(
90−61)は、例えば内視鏡画像中の点Pの位置と内
視鏡画像の中心との距離から求められ、これによりθ1
も求められる。また、内視鏡画像中の点Pの位置と内視
鏡画像の中心とを結ぶ直線とX軸のなす角度が02とな
る。このθ2も、内視鏡画像中の点Pの位置と内視鏡画
像の中心の位置とから求められる。従って、スポツ!−
位置Pを例えば被検査体の傷に合わせることにより、入
射瞳位置から被検査体の傷までの距離OPが前記(1)
、<2)、<3)式により簡単に求められる。
次に、本実施例の作用について説明する。
第1図に示すように、本実施例の電子内視鏡装置1にて
例えばバイブ39内を検査して、このバイブ39内の傷
等の任意の点までの距離を測定する場合、ビーム光線照
射部14から出側されるビーム光線19を測距しようと
する点に合わせ、その位置にスポット21を形成する。
このスポット21の像を含む被検査体の像は、対物光学
部9によって固体撮像素子10上に結像され、この固体
搬像素子10によって撮像される。この固体搬像素子1
0からの信号は、信号線11を経由してCCU4に伝達
され、このCCU4にて映像信号処理される。このCC
U4からの映像出力は、]コンピュータに入力され、こ
のコンピュータ5にて画像処理を施すことにより、前記
θ1.θ2が求められる。また、コンピュータ5には、
予め前記α、ト1が記憶され、プログラムとして前記(
1)。
(2)、<3)式が入力されてあり、これらθ1゜θ2
.α、H及び(1)〜(3)式により、入射瞳位置から
被検査体の傷等の任意の位置までの距離0−Pが簡単に
求められる。
また、距離O−Pが分かると、撮像倍率を求めることが
できるため、傷等の大きさを測定することも容易にでき
る。更に、第8図に示すように、距離0−Pに応じたス
ケール22を、被検査体の像と共にCRT6上に表示し
、傷等と比較できるようにしても良い。また1、第8図
中符号68.69で示すように、距離0−P及び撮像倍
率をCRTG上に表示しても良い。
また、前記α、Hは、個々の内?J?鏡に固有の値とな
るため、例えば内視鏡に半尋体メモリを内蔵してこのメ
モリにα、Hの値を記憶させておいて、コンピュータ5
からCCU 4を経由して読み取るようにしても良い。
また、ビーム光線照剣手段として、発光ダイオード、電
球等を用いても良い。
また、前記θ1.θ2を求めるための第7図に示すX軸
、Y軸を、指標として対物光学系部9の内部に予め設け
ておいても良い。
また、距離0−P及びθ1.θ2から、スポット21の
3次元座標を求めることもできる。
このように本実施例によれば、ビーム光線と対物光学系
の光軸が交わる必要がなく、ビーム光線の角度は任意に
設定できるので、煩雑なビーム光線の光軸調整が不要に
なる。従って、光軸調整機構の必要がないため、内視鏡
の外径が太くなることがなく、安価に、測距、副長機能
を有する内視鏡を提供することができる。
また、内視鏡先端に対して傾斜した被写体でも、測距等
の計測を、精度良く迅速に行うことができる。
第9図ないし第11図は本発明の第2実施例に係り、第
9図は内視鏡先端部の断面図、第10図は第9図のD矢
祝図、第11図は内視鏡装置の全体構成を示す説明図で
ある。
本実施例は、第1実施例で示した測距の原理を側視型の
電子内視鏡に応用した例である。
第11図に示すように、本実施例の内視鏡装置71は、
側視型の電子内視鏡40と、この電子内視鏡40が接続
される光源装置3.CCU4及びビーム光線用光源33
と、前記CCU4に接続されるコンピュータ5と、前記
コンピュータ5から出力される画像信号を入力して画像
を表示するCRT6とを備えている。
前記電子内視鏡40の挿入部28の先端部41は、第9
図及び第10図に示づように構成されている。すなわち
、先端部41は、硬性の先端部本体45を備え、この先
端部本体45には、結像光学系72、ライトガイドファ
イバ7及びビーム光線用ライトガイドファイバ30が設
けられている。
前記結像光学系72の結像位置には、固体撮像素子10
が配設されている。
前記先端部本体45には、アダプタ取付ねじ38により
、光学アダプタ34が着脱自在に取り付けられでいる。
本実施例では、前記光学アダプタ34に対してセンタリ
ングデバイス13が着脱自在に取り付けられるようにな
っている。第10図に小すように、この光学アダプタ3
4の側面には、観察窓と、この観察窓より先端側に配置
された2つの照明窓と、この2つの照明窓の間に配置さ
れたど一ム光線照射窓とが設けられている。前記観察窓
の内側には、対物光学系37及びプリズム42が設けら
れ、これらと先端部本体45内の結像光学系72とによ
り側?!l像が得られるようになっている。また、前記
照明窓の内側には、前記先端部本体45内のライトガイ
ドファイバ7がらの光を前記照明窓に導く照明光学系4
3が設けられている。
また、前記ビーム光線照射窓の内側には、内視鏡視野内
の被検査体へ向けてビーム光線19が照射されるように
、ビーム光線照射部44が設けられている。このビーム
光線照射部44は、前記先端部本体45内のビーム光線
用ライトガイドファイバ30からの光をビーム光線照射
窓側へ導くビーム光線用ライトガイドファイバ73と、
このライトガイドファイバ73から出鋼された光を平行
光にしてビーム光線1つを得るためのコリメータレンズ
36により構成されている。また、先端部本体45と光
学アダプタ34の間における、先端部本体45内のビー
ム光線用ライトガイドファイバ30喘而と光学アダプタ
34内のビーム光線用ライトガイドファイバ73の端面
には、それぞれ、ロッドレンズ35が設けられており、
このロッドレンズ35を介して光線の伝達が行われるよ
うになっている。第11図に示すように、前記先端部本
体45内のビーム光線用ライトガイドファイバ30は、
挿入部28.操作部29.ユニバーサルコード24.光
源コネクタ31.ビーム光線用ライトガイドケーブル3
2を経由して、ビーム光線用光源33に接続されるよう
になっている。このビーム光線用光源33には、レーザ
、キセノンランプ、ハロゲンランプ等を用いる。前記キ
セノンランプ、ハロゲンランプ等の白色光に近い光源で
は、色フィルタを用いてビーム光線に色付けを行う。ビ
ーム光線に色付けを行うことにより、被検査体に照射さ
れたスポット46に色が付き、光源装置3による照明と
区別がつくようになる。また、前記色フィルタの色を変
更可能にしておけば、被検査体の色に応じて最も視認性
の良いスポット46を得ることが可能となる。
また、シングルモードファイバによりレーザ光を導いて
、ビーム光線としても良い。
その他の構成2作用及び効果は第1実施例と同様である
第12図は本発明の第3実施例における内視鏡先端部の
断面図である。
本実施例の内視鏡装置は、第2実施例と略同様の構成で
あるが、ビーム光線の光源として被検査体の照明に用い
る光源装置3を用いたところが異なっている。
第12図に示すように、先端部本体45側のビーム光線
用ライトガイドファイバ48は、被検査体照明用のライ
トガイドファイバ7の一部を分割して用いている。また
、前記ビーム光線用ライトガイドファイバ48と光学ア
ダプタ34との接続部には、色フィルタ47を設け、被
検査体上のスポット46に色付けを行うようにしている
。尚、前記色フィルタ47は、@脱自在に設けても良い
また、色フィルタ47は、光学アダプタ34内に設けて
も良い。
その他の構成は、第2実施例と同様である。
本実施例によれば、ビーム光線用の光源と被検査体照明
用の光源装置とを兼用にしたことにより、特別なビーム
光線用の光源を必要としないため、内視鏡@置をコンパ
クト、安価にできる。
その他の作用及び効果は、第2実施例と同様である。
第13図ないし第16図は本発明の第4実施例に係り、
第13図は内視鏡装置の全体構成を示す説明図、第14
図は内視鏡先端部の断面図、第15図は本実施例の動作
を説明するためのタイミングチャート、第16図はスポ
ット像と内視鏡画像の合成を示す説明図である。
本実施例は、第1実施例で示した測距の原理をイメージ
ガイドファイバを用いた内視鏡に応用した例である。
第13図に示すように、本実施例の内視鏡装置81は、
第1実施例の電子内視鏡2の代りに、イメージガイドフ
ァイバを用いた内?JH149と、この内視鏡49の接
眼部82に取り付けられたテレビカメラ50とを備えて
いる。また、第1実施例におけるCCU4の代りに、前
記テレビカメラ50からの信号をテレビ信号に変換する
CCU 5 iが設けられている。前記テレビカメラ5
0は、CCUケーブル84を有し、このCCUケーブル
84の端部に設けられたCCUコネクタ27を介して前
記CCtJ51に接続されるようになっている。
このCCU31はコンピュータ5に接続されている。ま
た、前記内視149の操作部29からは、ライトガイド
ケーブル83が延設され、このライトガイドケーブル8
3が光源装置3に接続されるようになっている。この光
源装@3の点灯/消灯を制御するため、コンピュータ5
と光源装置3とは光源制御ケーブル52によって接続さ
れている。
前記内視鏡4つの先端部は、第14図に示すように構成
されている。すなわち、第1実施例の固体泥像素子10
の代りに、対物光学部9の結像面にイメージガイドファ
イバ53の先端面が配置されている。このイメージガイ
ドファイバ53は、挿入部28.操作部29内を挿通さ
れ、操作部29の後端に設けられた接眼部82まで延設
されている。そして、前記対物光学部9によって結像さ
れた光学像は、イメージガイドファイバ53によって接
眼部82に伝達され、この接眼部82から観察されるよ
うになっている。また、この接眼部82にテレビカメラ
50を装着することにより、前記接眼部82から観察さ
れる像を撮像することができるようになっている。この
テレビカメラ50からの信号はCCtJ51に伝達され
、このCCU31にて映像信号処理され、このCCU3
1からの映像用りは、コンピュータ5に入力されるよう
になっている。
尚、ライトガイドファイバ7及びケーブル18は、挿入
部28.操作部29.ライトガイドケーブル83内を挿
通されて、光源装置3に接続されるようになっている。
すなわち、レーザダイオード15の′ai源は光源装置
3内に設けられている。
その他の構成は、第1実施例と同様である。
次に、第15図及び第16図を参照して本実施例の動作
について説明する。
テレビカメラ50によって被検査体の像が撮像され、C
CU31から、第15図(a)に示すようなビデオ信号
が出力される。コンピュータ5は、任意のタイミングで
前記ビデオ信号の1フレ一ム期間を検知して、第15図
(b)に示すように光源装置3を制御して1フイールド
の期間だけ照明月光線を消灯させる。また、コンピュー
タ5は、第15図(C)に示すように、その消灯期間の
1フイ一ルド分の画像を図示しないフレームメモリへ取
り込む。レーザダイオード15は常に発光しているので
、フレームメモリにはビーム光線19によるスポット2
1の像のみが記憶されることになる。そして、コンピュ
ータ5は、第16図に示すように、前記フレームメモリ
へ取り込んだ画像、すなわちスポット画像を、照明用光
源を点灯しているM間の内視鏡画像と合成してCRT6
へ表示する。
一般に、内視鏡により被検査体を検査する場合は、明る
い光源装置を用いて被検査体を照明する。
これに対し、ビーム光線用のレーザダイオード等の出力
は照明光に比較して弱いため、スポット21が見えない
場合が多い。そこで、本実施例のように、周期的に照明
光を消灯し、その消灯期間の画像をフレームメモリへ取
り込み内視鏡画像と合成すれば、明るい光源装置を用い
た場合でもスポット21を識別でき、第1実施例に示す
原理を用いて測距することが可能となる。
尚、スポット画像と内視鏡画像の合成の際、単に両画像
を重ね合わせても良いし、スポット画像を輝度を上げて
合成しても良い。また、測距の演算のためにスポット2
1の位置を求める際には、スポット画像のみを用いても
良い。
その他の作用及び効果は、第1実施例と同様である。
第17図及び第18図は本発明の第5実施例に係り、第
17図は内視鏡画像から求められる角度を示す説明図、
第18図は縦方向に良い傷の長さの測定方法を示す説明
図である。
本実施例は、第1実施例に示す測距方法をより簡略化し
たものである。
第4図に示す角度γは個々の内視鏡に固有の値である。
よって、前記角度γを予め測定し、第17図に示1よう
に内視鏡画像から01を求め、以下の(4)、(5)式
を用いて入射瞳位置からスポット位置までの距離0−P
を求める。
β−5in−1(sinθ1/cos7)   −<4
)o−p=Hsinα/5in(β−α)−(5>この
ように、本実施例によれば、内視鏡画像から1つの角度
θ1のみを求めることにより、より迅速且つ簡単に測距
することができる。
また、第18図に示すように縦方向(挿入部長手方向)
に長い傷54の長さを測定する場合には、前記傷54の
一端A部にビーム光線1つのスポットを合わせ、次に前
記傷54の他端8部にビーム光線1つのスポットを合わ
せ、A部からB部までの内視鏡挿入部28の移動吊しよ
り前記傷54の長さρを測定しても良い。このようにす
ると、内視鏡の撮像倍率の影響を受(プずに傷の大きさ
を測定することができる。
その他の構成1作用及び効果は第1実施例と同様である
尚、本発明は、上記各実施例に限定されず、例えば、ビ
ーム光線の出射角度を変更できるようにすると共に、こ
の出射角度の検知手段を設け、被検査体上の任意の位置
にスポットを形成できるようにして、内視鏡先端部の位
置を変えることなく、複数の点の座標、距離等を測定で
きるようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ビーム光線と対物
光学系の光軸が交わる必要がなくビーム光線の角度は任
意に設定できるので、煩雑な光軸調整が必要なくなり、
また、内視鏡先端に対して傾斜した被写体で6、被写体
上の任意の点の位置に関連した計測を精度良く迅速に行
うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は内視鏡先端部の断面図、第2図は第1図のB矢視図
、第3図は内視鏡装置の全体構成を示す説明図、第4図
ないし第7図は本実施例の測距の原理を示し、第4図は
第1図のA矢視図、第5図は第4図のC−C線断面を示
す説明図、第6図は測距原理を3次元で示す説明図、第
7図は内視鏡画像から求められる角度を示す説明図、第
8図は内視鏡画像と各種演算結果を合成した表示画面を
示す説明図、第9図ないし第11図は本発明の第2実施
例に係り、第9図は内視鏡先端部の断面図、第10図は
第9図のD矢視図、第11図は内視鏡装置の全体構成を
示す説明図、第12図は本発明の第3実施例における内
視鏡先端部の断面図、第13図ないし第16図は本発明
の第4実施例に係り、第13図は内視鏡装置の全体構成
を示す説明図、第14図は内視鏡先端部の断面図、第1
5図は本実施例の動作を説明するためのタイミングチャ
ート、第16図はスポット像と内視鏡画像の合成を示】
説明図、第17図及び第18図は本発明の第5実施例に
係り、第17図は内視鏡画像から求められる角度を示す
説明図、第18図は縦方向に長い傷の長さの測定方法を
示す説明図である。 1・・・内視鏡装置   2・・・電子内視鏡4・・・
カメラコントロールユニット 5・・・]ンピュータ  9・・・対物光学部10・・
・固体搬像素子 14・・・ビーム光線照射部 19・・・ビーム光線  20・・・光軸21・・・ス
ポット 第3図 第4図 第5 図 第6図 第7 図 第8 図 第13図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 挿入部の先端部に、被写体の像を結像する対物光学系を
    有する内視鏡装置において、 前記被写体上に指標を発生させるように、前記挿入部の
    先端部から前記被写体にビーム光線を照射するビーム光
    線照射手段と、 少なくとも、前記指標と前記対物光学系の入射瞳位置を
    結ぶ直線が前記対物光学系の光軸となす角度に依存する
    値を求め、この値を用いて、前記指標の位置に関連した
    計測演算を行う演算手段とを備えたことを特徴とする内
    視鏡装置。
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