JP2016156679A - 雌ねじ検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじ山裏面を短時間で検査することのできる雌ねじ検査装置を提供する。【解決手段】雌ねじ検査装置10は、光源1と、導光体3と、円錐ミラー5と、カメラ7とを備える。導光体3は、光源1から出射された光が入射する一端面31、及び、一端面31から入射した光が出射する他端面32を有する。円錐ミラー5は、導光体3の他端面32側に設けられており、雌ねじ9に挿入されたとき、導光体3の他端面32から出射された光を鏡面反射させてねじ山裏面97に入射させ、かつ、ねじ山裏面97で反射された光を中心軸C1に平行な方向に鏡面反射させて導光体3の他端面32に入射させる側面51を有する。カメラ7は、導光体3の一端面31側に設けられており、円錐ミラー5の中心軸C1と同軸の光軸C2を有する。これにより、カメラ7は、雌ねじ9の全周におけるねじ山裏面97の像を撮像可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、雌ねじ検査装置に関する。
従来、雌ねじについて、その内周面における鋳巣等の形状欠陥の有無を確認するために、作業者が目視検査することが行われている。また、投光素子及び受光素子を有するプローブを雌ねじに挿入することによって雌ねじの内周面の画像を取得し、得られた画像に基づいて雌ねじの形状を検査する方法が知られている(例えば特許文献1を参照)。
特開2009−14347号公報
従来の目視検査では、作業者が雌ねじを開口側から覗いて検査を行うが、有底の雌ねじの場合、開口側とは反対側に面するねじ山のフランク面(ねじ山裏面と称する)について検査を行うことができない。
また、特許文献1などに用いられるプローブによる視野は狭いため、雌ねじの内周面を検査するために、雌ねじを相対的に360度回転させることが必要であり、検査に時間がかかる。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、ねじ山裏面を短時間で検査することのできる雌ねじ検査装置を提供することを目的とする。
本発明は、雌ねじを検査する雌ねじ検査装置であって、光源と、導光体と、円錐ミラーと、撮像部と、を備える。ここで、雌ねじのねじ山を成すフランク面のうち、軸方向の一方側に面するフランク面を第1フランク面とし、他方側に面するフランク面を第2フランク面とする。
導光体は、柱状であって、光源から出射された光が入射する一端面、及び、当該一端面から入射した光を出射する他端面を有する。
円錐ミラーは、導光体の他端面側に設けられている。また、円錐ミラーは、雌ねじに第1フランク面側から挿入されたとき、導光体の他端面から出射された光を鏡面反射させて第2フランク面に入射させ、かつ、第2フランク面で反射した光を中心軸に平行な方向に鏡面反射させて導光体の他端面に入射させる側面を有する。
撮像部は、導光体の一端面側に設けられており、円錐ミラーの中心軸と同軸の光軸を有する。
ここで、第2フランク面は、円錐ミラーが挿入される雌ねじの開口側とは反対側に面しており、雌ねじが有底の場合、従来の目視検査では検査できないねじ山裏面に相当する。
本発明の雌ねじ検査装置を用いて雌ねじを検査するとき、円錐ミラーは雌ねじに挿入される。このとき、光源から出射された光は、導光体に導かれ、円錐ミラーの側面で鏡面反射することによって、円錐ミラーの中心軸を中心とする放射状に進み、第2フランク面に照射される。また、第2フランク面で反射した光の一部は、再び円錐ミラーの側面で鏡面反射することによって光軸に平行な方向に進み、導光体を介して、撮像部に入射する。これによって、撮像部は、円錐ミラーの側面に写る像、すなわち雌ねじの全周における第2フランク面の像を、一度に撮像可能である。
よって、本発明によれば、雌ねじの全周における第2フランク面を一度に検査することができるため、従来技術のように雌ねじを相対的に360度回転させる工程が必要なく、検査に要する時間を短縮することができる。
したがって、本発明の雌ねじ検査装置は、従来の目視検査では検査できない第2フランク面を短時間で検査することができる。
本発明の一実施形態による雌ねじ検査装置を示す模式図である。 図1の雌ねじ検査装置の構成例、及び、撮像される画像の例を示す模式図である。 図1の雌ねじ検査装置の他の構成例、及び、撮像される画像の他の例を示す模式図である。 他の実施形態による雌ねじ検査装置を示す模式図である。
(一実施形態)
以下、本発明の一実施形態による雌ねじ検査装置について、図面に基づいて説明する。本実施形態による雌ねじ検査装置は、雌ねじを検査するために用いる雌ねじの内周面の画像を取得することができる。また、本実施形態による雌ねじ検査装置は、例えばダイカストなどにより製造される雌ねじについて、鋳巣等の形状欠陥の有無を確認するために用いることができる。
まず、図1を参照し、雌ねじ検査装置10の概略構成について説明する。図1は、雌ねじ検査装置10が雌ねじ9の内周面の画像を取得するときの様子を示している。
なお、本実施形態の検査対象である雌ねじ9は、工業用ねじとして一般的に用いられるメートルねじ等であり、その内周面にねじ山91が形成されている。ねじ山91の角度は60度である。
また、雌ねじ9は、軸方向の一方側に開口92を有している。図1では、雌ねじ9の軸方向の他方側の図示を省略しているが、雌ねじ9は、軸方向の他方側に開口を有していてもよいし、有していなくてもよい。
以下では、雌ねじ9のねじ山91を構成するフランク面について、雌ねじ9の開口92側に面するフランク面(第1フランク面)をねじ山表面96と称し、ねじ山表面96の反対側のフランク面(第2フランク面)をねじ山裏面97と称する。
図1に示すように、雌ねじ検査装置10は、光源1、ホルダ2、導光体3、位置調整ねじ4、円錐ミラー5、ミラー保持部6、及び、カメラ7等を備える。
光源1は、例えばLED等であり、導光体3に向かって光を出射する。
ホルダ2は、径の異なる大径部21及び小径部22、並びに、これらの間を繋ぐテーパ部23を備えており、全体として筒状の部材である。本実施形態では、ホルダ2の大径部21の内側に複数の光源1が周方向に沿って均等に配置されている。
また、ホルダ2は、テーパ部23の内側に光拡散面24を有している。光拡散面24は、細かな凹凸を有する面であり、光源1から出射された光を拡散反射させる。
導光体3は、例えば円柱状であり、一端面31から入射した光を他端面32から出射することが可能な透明部材である。導光体3の一端面31は、ホルダ2の小径部22の内側に挿入されており、導光体3の他端面32は、ホルダ2の外側に露出している。
位置調整ねじ4は、ホルダ2の小径部22の外側から内側に向かってねじ込まれており、導光体3の側面33に当接することにより、小径部22における導光体3の位置を保持している。
円錐ミラー5は、導光体3の他端面32側に配置されており、円錐面を成す側面51を有している。雌ねじ9を検査するとき、円錐ミラー5は、雌ねじ9に開口92から挿入される。
本実施形態において、円錐ミラー5は円錐台形状である。また、本実施形態において、円錐ミラー5の中心軸C1は、導光体3の中心軸と同軸であり、円錐ミラー5の底面53の直径Dは導光体3の直径と略等しい。
円錐ミラー5の側面51には、鏡面加工が施されている。円錐ミラー5の側面51は、導光体3の他端面32から出射した光を鏡面反射させてねじ山裏面97に入射させ、かつ、ねじ山裏面97で反射した光を中心軸C1に平行な方向に鏡面反射させて導光体3の他端面32に入射させることが可能である。
具体的には、本実施形態において、円錐ミラー5のテーパ角αは、60度よりも大きく120度以下に設定されている。
また、円錐ミラー5の高さHは、ねじ山91のピッチに合わせて、側面51が少なくとも3山分のねじ山裏面97に対面可能であるように設定されている。すなわち、側面51は、少なくとも3山分のねじ山裏面97で反射した光を鏡面反射させることができる。
ミラー保持部6は、例えば円柱状であり、その一端は、円錐ミラー5の上面52に固定されている。また、ミラー保持部6は、導光体3の他端面32の中央に形成された凹部35に嵌合している。これにより、円錐ミラー5は、ミラー保持部6を介して、導光体3に保持されている。
カメラ7は、ホルダ2の大径部21側に配置されている。カメラ7の光軸C2は、円錐ミラー5の中心軸C1と同軸である。また、カメラ7と大径部21の端部215との間には、光を遮断可能なマスクプレート29が配置されている。
なお、図1では、カメラ7のレンズ部分を模式的に示している。
次に、図1を参照し、雌ねじ検査装置10を用いて雌ねじ9を検査するときの光の経路について説明する。なお、図1では、中心軸C1(光軸C2)の右側に、光源1から出射された光が雌ねじ9に照射されるまでの経路L1を実線で示しており、中心軸C1(光軸C2)の左側に、雌ねじ9で反射した光がカメラ7に入射するまでの経路L2を点線で示している。
まず、図1の右側に示すように、光源1から出射された光が、ホルダ2内の光拡散面24で拡散反射し、導光体3の一端面31から導光体3に入射する。導光体3に入射した光は、導光体3の内側で内面反射を繰り返しながら導光体3の内部を進み、導光体3の他端面32から出射される。導光体3の他端面32から出射された光は、円錐ミラー5の側面51で鏡面反射することにより、中心軸C1を中心とする放射状に進んで、雌ねじ9のねじ山裏面97(及びねじ山表面96)に照射される。
また、図1の左側に示すように、ねじ山裏面97(及びねじ山表面96)で反射した光のうち、一部の光は、再び円錐ミラー5の側面51で鏡面反射することにより、光軸C2に平行な方向に向かって進み、導光体3を介してカメラ7に入射する。
これにより、カメラ7は、円錐ミラー5の側面51に写るねじ山裏面97(及びねじ山表面96)の像を、導光体3を介して撮像することができる。
次に、円錐ミラー5の構成例及びカメラ7に撮像される画像について、図2及び図3を参照して説明する。なお、図2及び図3では、説明のために、片側に配置される3山分のねじ山91の断面のみを示している。
例えば、円錐ミラー5のテーパ角αが60度よりも大きく、かつ、120度より小さい場合を図2に示す。なお、図2では、例としてテーパ角αは68度である。
この場合、ねじ山表面96で反射した光、及び、ねじ山裏面97で反射した光は、それぞれ円錐ミラー5の側面51で鏡面反射して光軸C2に平行な方向に向かうことができる。これにより、カメラ7は、画像81を撮像する。画像81では、円錐ミラー5の上面52の像810を中心として、ねじ山表面96の像816とねじ山裏面97の像817とが渦巻状に配置されている。
画像81における像816、817の渦巻1周分は、それぞれ、ねじ山表面96の1山分、ねじ山裏面97の1山分に対応する。すなわち、画像81では、3山分のねじ山表面96の像816、及び、3山分のねじ山裏面97の像817が撮像されている。
また、円錐ミラー5のテーパ角αが120度である場合を図3に示す。
この場合、ねじ山裏面97で反射した光のみが、円錐ミラー5の側面51で鏡面反射して光軸C2に平行な方向に向かうことができる。これにより、カメラ7は、画像82を撮像する。画像82では、円錐ミラー5の上面52の像820を中心として、ねじ山裏面97の像827が渦巻状に配置されている。
画像82における像827の渦巻1周分は、ねじ山裏面97の1山分に対応する。すなわち、画像82では、3山分のねじ山裏面97の像827が撮像されている。
カメラ7によって撮像された画像81、82は、例えばカメラ7に接続されたモニターに映し出されて使用者にチェックされたり、カメラ7に接続されたパソコンによって解析されたりする。これにより、雌ねじ9の3山分のねじ山裏面97(及びねじ山表面96)について、一度に検査することができる。
なお、円錐ミラー5のテーパ角αが120度よりも小さくなるほど、撮像されるねじ山裏面97の像は圧縮される。このため、撮像された画像81に対して、円錐ミラー5のテーパ角αに合わせた補正を行ってもよい。
本実施形態は、特に、工業製品の部品として最も使用頻度の高い規格であるM5又はM6の雌ねじ9を検査対象とすることが可能である。
なお、M5の雌ねじ9について、内径は4.134mmであり、ピッチは0.8mmである。M6の雌ねじ9について、内径は4.917mmであり、ピッチは1.0mmである。
M5又はM6の雌ねじ9を検査対象とする場合、円錐ミラー5の底面53の直径Dを雌ねじ9に干渉しない径(例えば約4.10mm)に設定した上で、上述の条件を満たすようにテーパ角αおよび高さHを設定するとよい。すなわち、テーパ角αは、60度よりも大きく、かつ、68度以下に設定され、高さHは、3.0〜3.6mm程度に設定される。最も好ましい設定は、テーパ角αが68度であり、高さHが3.0mmである。
(効果)
本実施形態の雌ねじ検査装置10の効果について説明する。
(1)上述したように、本実施形態の雌ねじ検査装置10を用いて雌ねじ9を検査するとき、円錐ミラー5は雌ねじ9に挿入される。このとき、光源1から出射された光は、導光体3に導かれ、円錐ミラー5の側面51で鏡面反射することによって、円錐ミラー5の中心軸C1を中心とする放射状に進み、ねじ山裏面97に照射される。また、ねじ山裏面97で反射した光の一部は、再び円錐ミラー5の側面51で鏡面反射することによって、光軸C2に平行な方向に進み、導光体3を介して、カメラ7に入射する。これによって、カメラ7は、円錐ミラー5の側面51に写る像、すなわち雌ねじ9の全周におけるねじ山裏面97の像を、一度に撮像可能である。
よって、本実施形態によれば、雌ねじ9の全周におけるねじ山裏面97を一度に検査することができるため、従来技術のように雌ねじ9を相対的に360度回転させる工程が必要なく、検査に要する時間を短縮することができる。
また、ねじ山裏面97は、雌ねじ9の開口92側とは反対側に面しており、雌ねじ9が有底の場合、従来の目視検査ではねじ山裏面97を検査することができない。
本実施形態の雌ねじ検査装置10は、従来の目視検査では検査できないねじ山裏面97を短時間で検査することができる。
また、雌ねじ9が長孔の奥側に形成されている場合などには、円錐ミラー5だけでなく柱状の導光体3を当該長孔に挿入することにより、円錐ミラー5を雌ねじ9の付近にまで到達させ、雌ねじ9を検査することができる。
(2)本実施形態において、円錐ミラー5の側面51は、少なくとも3山分のねじ山裏面97に対面可能である。
一般に、雄ねじが挿入される雌ねじの開口側の第1山から第3山までの3山のねじ山が、ねじ締結時の荷重の過半を受けることが知られている。すなわち、ねじの締め付け力は、この最初の3山のねじ山に集中する。このため、一般的な雌ねじの検査では、少なくとも、この最初の3山について検査が行われる。
本実施形態の雌ねじ検査装置10によれば、雌ねじ9の開口92側の第1山から第3山までの3山のねじ山91について、ねじ山裏面97の画像を一度に撮像することができる。よって、雌ねじ9の検査をより短時間で行うことが可能である。
(3)本実施形態において、円錐ミラー5のテーパ角αは、60度より大きく、かつ、120度以下である。
上記構成によれば、工業用ねじとして一般的に用いられるメートルねじ等、ねじ山91の角度が60度である雌ねじ9について、ねじ山裏面97を検査することができる。
なお、テーパ角αが60度より大きく、かつ、120度よりも小さい場合には、ねじ山裏面97だけでなく、ねじ山表面96についても検査することができる。
(4)また、本実施形態において、円錐ミラー5のテーパ角αは、60度より大きく、かつ、68度以下であることが好ましい。
上記構成によれば、工業用ねじとして最も使用頻度の高い規格であるM5又はM6のメートルねじについて好適に検査を行うことができる。
(5)本実施形態の雌ねじ検査装置10は、導光体3の一端面31が内側に、他端面32が外側に配置されるように、導光体3を保持している筒状のホルダ2をさらに備えている。ホルダ2は、光源1から出射された光を拡散反射させるテーパ状の光拡散面24を内側に有する。
上記構成によれば、光源1から出射された光を効率よく導光体3の一端面31に入射させることができる。
(6)本実施形態の雌ねじ検査装置10は、ホルダ2の外側から内側に向かってねじ込まれており、導光体3の側面に当接することによりホルダ2における導光体3の位置を保持している位置調整ねじ4をさらに備える。
上記構成によれば、ホルダ2に対する導光体3の位置を調整することができるため、雌ねじ9が長孔の奥側に形成されている場合であっても、円錐ミラー5を雌ねじ9の付近に位置させることが容易になる。
[他の実施形態]
(ア)他の実施形態において、導光体3の他端面32の外周部分には、図4に示すような切り欠き37、38が形成されていてもよい。なお、図4の右側には、段差状の切り欠き37を例示しており、図4の左側には、段差を面取りした形状の切り欠き38を例示しているが、実際には、切り欠き37又は38が他端面32の外周に一周形成されている。
図4では、光源1から出射された光が導光体3から出射するまでの経路L3を実線で示している。図4に示す構成によれば、光が導光体3の切り欠き37、38部分から出射されるため、雌ねじ9の開口92付近を照らすことができる。これにより、円錐ミラー5の挿入時、雌ねじ9の開口92位置を確認し易くなるため、円錐ミラー5が雌ねじ9の開口92の縁部分に接触することを避けることができる。
(イ)上記実施形態は3山分のねじ山裏面97を一度に検査可能であるように構成されているが、本発明はこれに限られず、一度に検査可能なねじ山裏面97の数は、3山分よりも少なくてもよいし、多くてもよい。
(ウ)上記実施形態では、メートルねじ等、ねじ山91の角度が60度である雌ねじ9を検査対象とすることを前提としているが、本発明はこれに限られず、ねじ山91の角度が60度以外であってもよい。この場合、円錐ミラー5のテーパ角αは、ねじ山91の角度βに基づいて、β<α≦2βの範囲に設定されることが好ましい。
(エ)本発明の雌ねじ検査装置は、ダイカストに限らず、樹脂成型など他の製造方法によって製造された雌ねじについても検査可能である。
以上、本発明は上述の各実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・光源
3 ・・・導光体
31・・・一端面
32・・・他端面
5 ・・・円錐ミラー
51・・・側面
7 ・・・カメラ(撮像部)
9 ・・・雌ねじ
91・・・ねじ山
96・・・ねじ山表面(第1フランク面)
97・・・ねじ山裏面(第2フランク面)

Claims (7)

  1. 雌ねじ(9)を検査する雌ねじ検査装置(10)であって、
    前記雌ねじのねじ山(91)を構成する2つのフランク面のうち、軸方向の一方側に面するフランク面を第1フランク面(96)とし、他方側に面するフランク面を第2フランク面(97)とすると、
    光源(1)と、
    前記光源から出射された光が入射する一端面(31)、及び、当該一端面から入射した光が出射する他端面(32)を有する柱状の導光体(3)と、
    前記導光体の前記他端面側に設けられており、前記雌ねじに前記第1フランク面側から挿入されたとき、前記導光体の前記他端面から出射された光を鏡面反射させて前記第2フランク面に入射させ、かつ、当該第2フランク面で反射した光を中心軸(C1)に平行な方向に鏡面反射させて前記導光体の前記他端面に入射させる側面(51)を有する円錐ミラー(5)と、
    前記導光体の前記一端面側に設けられており、前記円錐ミラーの前記中心軸と同軸の光軸(C2)を有する撮像部(7)と、
    を備えることを特徴とする雌ねじ検査装置。
  2. 前記円錐ミラーの前記側面は、少なくとも3山分の前記ねじ山の前記第2フランク面に対面可能であることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記円錐ミラーのテーパ角(α)は、60度より大きく、かつ、120度以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の雌ねじ検査装置。
  4. 前記円錐ミラーのテーパ角は、60度より大きく、かつ、68度以下であることを特徴とする請求項3に記載の雌ねじ検査装置。
  5. 前記導光体の前記一端面が内側に、前記他端面が外側に配置されるように、前記導光体を保持している筒状のホルダ(2)をさらに備え、
    前記ホルダは、前記光源から出射された光を拡散反射させるテーパ状の光拡散面(24)を内側に有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の雌ねじ検査装置。
  6. 前記ホルダの外側から内側に向かってねじ込まれており、前記導光体の側面(33)に当接することにより前記ホルダにおける前記導光体の位置を保持している位置調整ねじ(4)をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の雌ねじ検査装置。
  7. 前記導光体の前記他端面の外周部分には、切り欠き(37、38)が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の雌ねじ検査装置。
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