JPH02196371A - 微分相関器 - Google Patents
微分相関器Info
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- JPH02196371A JPH02196371A JP1658389A JP1658389A JPH02196371A JP H02196371 A JPH02196371 A JP H02196371A JP 1658389 A JP1658389 A JP 1658389A JP 1658389 A JP1658389 A JP 1658389A JP H02196371 A JPH02196371 A JP H02196371A
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- RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N [(2s,3r,6r)-6-[5-[5-hydroxy-3-(4-hydroxyphenyl)-4-oxochromen-7-yl]oxypentoxy]-2-methyl-3,6-dihydro-2h-pyran-3-yl] acetate Chemical compound C1=C[C@@H](OC(C)=O)[C@H](C)O[C@H]1OCCCCCOC1=CC(O)=C2C(=O)C(C=3C=CC(O)=CC=3)=COC2=C1 RRLHMJHRFMHVNM-BQVXCWBNSA-N 0.000 description 5
- MHABMANUFPZXEB-UHFFFAOYSA-N O-demethyl-aloesaponarin I Natural products O=C1C2=CC=CC(O)=C2C(=O)C2=C1C=C(O)C(C(O)=O)=C2C MHABMANUFPZXEB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
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- Complex Calculations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、計測一般や画像処理等の分野において、信号
の時間的ずれを検出するための相関関数算出用として好
適な微分相関器に関する。
の時間的ずれを検出するための相関関数算出用として好
適な微分相関器に関する。
一般に、相関関数は、時間若しくは空間座標の信号から
情報を抽出する手段の一つとして、計測や信号処理に広
く利用されている。
情報を抽出する手段の一つとして、計測や信号処理に広
く利用されている。
−例として、第7図(1)ないしく2)に示す二つの信
号i+ (x)、i2 (x)から相互相関関数を用
いてずれ量d。を求める場合を考える。
号i+ (x)、i2 (x)から相互相関関数を用
いてずれ量d。を求める場合を考える。
信号i、(x)、i2 (x)の間には、12 (x
)=i、(x d、))・・・・・・・・・・・・■
の関係がある。相互相関関数 R,□(d) ・・・・・・・・・・・■ は、d=doで る。
)=i、(x d、))・・・・・・・・・・・・■
の関係がある。相互相関関数 R,□(d) ・・・・・・・・・・・■ は、d=doで る。
換言すれば、相互相関関数は、式■がら明らがなように
、一方の信号を移動し、二つの信号の積の区間平均を比
較する操作であり、d=d、で信号が重なった場合に最
大値を取る。
、一方の信号を移動し、二つの信号の積の区間平均を比
較する操作であり、d=d、で信号が重なった場合に最
大値を取る。
例えば、第7図に示ずX=X2では第8図(2)に示す
ように正しい位置にピークを得るが、X=X、では第8
図(1)に示すように正しい結果を与えない。
ように正しい位置にピークを得るが、X=X、では第8
図(1)に示すように正しい結果を与えない。
しかしながら、イメージセンサを用いた速度計のように
、イメージセンサの画素数から十分なデータ長を取れな
い場合があり、また、計算時間データサンプリングの時
間的制約からデータ長を短縮しなければならない場合が
ある。
、イメージセンサの画素数から十分なデータ長を取れな
い場合があり、また、計算時間データサンプリングの時
間的制約からデータ長を短縮しなければならない場合が
ある。
かかる場合に、従来の相関関数計算装置では、前述した
不都合が生じていた。
不都合が生じていた。
上述した従来例においては、信号が重なる場合の積i+
2(x)と信号が重ならない場合の積II (x)i
z (x十d)とを比較すれば、いがなるXにおいて
もit”(x)の方が大きいわけではない。十分長い区
間、つまりデータ長について平均をとれば、その平均値
は信号が重なる場合で最大となるのである。
2(x)と信号が重ならない場合の積II (x)i
z (x十d)とを比較すれば、いがなるXにおいて
もit”(x)の方が大きいわけではない。十分長い区
間、つまりデータ長について平均をとれば、その平均値
は信号が重なる場合で最大となるのである。
本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに、データ長が短い場合にあっても、信号のずれ
量を正確に検出せしめることが可能な微分相関器を提供
することにある。
、とくに、データ長が短い場合にあっても、信号のずれ
量を正確に検出せしめることが可能な微分相関器を提供
することにある。
本発明では、第1の入力信号と、この第1の入力信号に
対し時間的なずれを有する第2の入力信号とを入力して
それぞれの微分値を出力する信号微分手段と、この信号
微分手段の出力信号をアナログ・ディジタル変換するア
ナログ・ディジクル変換器と、このディジタル変換され
た信号データを一時的に記憶する記憶手段と、この信号
データに基づき所定の演算を行って相関関数を算出する
相関関数算出手段と、この相関関数の算出結果から前記
第1の入力信号と第2の入力信号とのずれ量を求める演
算制御手段とを備えている等の構成を採っている。これ
によって、前述した目的を達成しようとしたものである
。
対し時間的なずれを有する第2の入力信号とを入力して
それぞれの微分値を出力する信号微分手段と、この信号
微分手段の出力信号をアナログ・ディジタル変換するア
ナログ・ディジクル変換器と、このディジタル変換され
た信号データを一時的に記憶する記憶手段と、この信号
データに基づき所定の演算を行って相関関数を算出する
相関関数算出手段と、この相関関数の算出結果から前記
第1の入力信号と第2の入力信号とのずれ量を求める演
算制御手段とを備えている等の構成を採っている。これ
によって、前述した目的を達成しようとしたものである
。
[発明の第1実施例〕
以下、本発明の第1実施例を第1図、第4図および第5
図に基づいて説明する。
図に基づいて説明する。
この第1図に示す実施例は、第1の入力信号としてのi
、 (x)と、この信号i、 (x)に対し時間的
なずれを有する第2の入力信号としての1(x)とを入
力してそれぞれの微分値:を出力する信号微分手段とし
てのサンプリング回路1を備えている。このサンプリン
グ回路1には、サンプリング間隔に対応したクロックパ
ルスを出力するクロック回路2が併設されている。また
、このサンプリング回路1の出力段には、このサンプリ
ング回路1の出力信号をアナログ・ディジタル変換する
アナログ・ディジタル変換器(以下rA/D変換器」と
いう)3が併設されている。このA/D変換器3の出力
段にはダイレクト・メモリ・アクセスコントローラ(以
下rDMAcJという)4が併設されている。このDM
AC4によって、ディジタル変換された信号データが直
接、データバス50を介して次段に設けられた記憶手段
としてのランダム・アクセス・メモリ(以下rRAM、
という)5に転送され、−時的にRAM5に記憶される
ようになっている。
、 (x)と、この信号i、 (x)に対し時間的
なずれを有する第2の入力信号としての1(x)とを入
力してそれぞれの微分値:を出力する信号微分手段とし
てのサンプリング回路1を備えている。このサンプリン
グ回路1には、サンプリング間隔に対応したクロックパ
ルスを出力するクロック回路2が併設されている。また
、このサンプリング回路1の出力段には、このサンプリ
ング回路1の出力信号をアナログ・ディジタル変換する
アナログ・ディジタル変換器(以下rA/D変換器」と
いう)3が併設されている。このA/D変換器3の出力
段にはダイレクト・メモリ・アクセスコントローラ(以
下rDMAcJという)4が併設されている。このDM
AC4によって、ディジタル変換された信号データが直
接、データバス50を介して次段に設けられた記憶手段
としてのランダム・アクセス・メモリ(以下rRAM、
という)5に転送され、−時的にRAM5に記憶される
ようになっている。
このRAM5には、この記憶された信号データに基づき
予め記憶した数式に基づき所定の演算を行って相関関数
を具体的に算出する相関関数算出手段としてのディジタ
ル・シグナル・プロセッサ(以下rDsPJという)6
と、この相関関数の算出結果から信号i、(x)とi2
(X)とのずれ量を求める演算制御手段としてのマイ
クロ・コンピュータ・ユニット(以下rMCU、という
)■とが、データバス50を介して併設されている。
予め記憶した数式に基づき所定の演算を行って相関関数
を具体的に算出する相関関数算出手段としてのディジタ
ル・シグナル・プロセッサ(以下rDsPJという)6
と、この相関関数の算出結果から信号i、(x)とi2
(X)とのずれ量を求める演算制御手段としてのマイ
クロ・コンピュータ・ユニット(以下rMCU、という
)■とが、データバス50を介して併設されている。
前述したクロック回路2は、図示しない水晶振動子等を
備えたクロック・ジェネレータの一種である。このクロ
ック回路2の出力であるクロックパルスはA/D変換器
3及びDMAC4にも送出されている。
備えたクロック・ジェネレータの一種である。このクロ
ック回路2の出力であるクロックパルスはA/D変換器
3及びDMAC4にも送出されている。
前記サンプリング回路1は、第F図に示すように直列接
続された二つのサンプルホールド回路(以下rSH回路
」という)10a、10bと。
続された二つのサンプルホールド回路(以下rSH回路
」という)10a、10bと。
これらのSH回路10a、10bの両出力を受けてこの
差分値(差向)を出力する減算回路10cとからなる第
1の信号微分回路10と、この第1の信号微分回路10
と同様に、SH回路20a。
差分値(差向)を出力する減算回路10cとからなる第
1の信号微分回路10と、この第1の信号微分回路10
と同様に、SH回路20a。
20b及び減算回路20cとからなる第2の信号微分回
路20とにより構成されている。
路20とにより構成されている。
次に上記実施例の作用動作を説明する。
信号i、(x)は、クロックパルスに同期して順次SH
回路10aに記憶される。ここで、n番目のクロックパ
ルスで当該SH回路10aに記憶されるデータを11
(X、、)とすれば、次のクロックパルスで該SH回路
10aにはデータi(X、、++)が記憶される。この
時、前のデータi(X、、)はSH回路10bに送られ
て記憶される。
回路10aに記憶される。ここで、n番目のクロックパ
ルスで当該SH回路10aに記憶されるデータを11
(X、、)とすれば、次のクロックパルスで該SH回路
10aにはデータi(X、、++)が記憶される。この
時、前のデータi(X、、)はSH回路10bに送られ
て記憶される。
この結果、減算回路10cでは、SH回路10a、10
bに記憶されたデータを受け、これらの差分データΔi
Iを出力する。ここに、ΔiI =[i、(x、、、)−it (x、)]/ΔX(但
し、Δx=x、□ −X□) である。同様にして、第2の微分回路20は、信号i2
(x)を入力して、差分データΔi2を出力する。
bに記憶されたデータを受け、これらの差分データΔi
Iを出力する。ここに、ΔiI =[i、(x、、、)−it (x、)]/ΔX(但
し、Δx=x、□ −X□) である。同様にして、第2の微分回路20は、信号i2
(x)を入力して、差分データΔi2を出力する。
Δ12
= [i2 (x、、、)−i−(I7)]/ΔXであ
る。
る。
しかるに、クロックパルスは非常に高い周波数で出力さ
れるので、減算回路10C2及び減算回路20cの出力
は信号+1+12の微分値と考えて差し支えない。
れるので、減算回路10C2及び減算回路20cの出力
は信号+1+12の微分値と考えて差し支えない。
次いで、これらの減産回路IQ、c、20Cから出力さ
れる差分データ(微分データ)Δil+ Δ12はA/
D変換器3により、ディジタルデータT1 (n)、1
2 (n)に変換される。そして、これらのディジタ
ルデータI+ (n)、I2 (n)は、DMAC
4により直接RAM5に転送され記憶される。次に、D
SP6は、このRAM5に記憶されたデータに基づき、
予め記憶している次式■の計算を行い具体的な相関関数
を算出する。
れる差分データ(微分データ)Δil+ Δ12はA/
D変換器3により、ディジタルデータT1 (n)、1
2 (n)に変換される。そして、これらのディジタ
ルデータI+ (n)、I2 (n)は、DMAC
4により直接RAM5に転送され記憶される。次に、D
SP6は、このRAM5に記憶されたデータに基づき、
予め記憶している次式■の計算を行い具体的な相関関数
を算出する。
R1□(m)
−(1/N) ΣI+ (n)12 (n+m)
・・・・・■ (ただし、0≦m) DSP6は、積和計算用の素子であり、相関計算を高速
で処理できる。
・・・・・■ (ただし、0≦m) DSP6は、積和計算用の素子であり、相関計算を高速
で処理できる。
DSP6による相関関数の計算結果R+z(m)は、R
AM5に戻され記憶される。
AM5に戻され記憶される。
最後に、MeO2では、相関関数の計算結果からずれ量
d。を求め出力する。
d。を求め出力する。
また、このMeO2では、必要に応じて、RAM5に記
憶された相関関数を適当な形に整えて出力する。この他
に、このMeO2では、DMAC4、DSP6等の制御
等も行っている。
憶された相関関数を適当な形に整えて出力する。この他
に、このMeO2では、DMAC4、DSP6等の制御
等も行っている。
第4図(1)ないしく2)に前述した第7図の信号i+
(x)、i2 (x)の微分値を示し、第5図はそ
の微分値のデータ長X=X、での相関関数を示す。この
第5図から明らかなように、従来例の通常の相関関数で
は正しいずれ量が得られないデータ長X=X、でも、本
実施例の微分値の相関関数では正しいずれ量を得ること
ができる。
(x)、i2 (x)の微分値を示し、第5図はそ
の微分値のデータ長X=X、での相関関数を示す。この
第5図から明らかなように、従来例の通常の相関関数で
は正しいずれ量が得られないデータ長X=X、でも、本
実施例の微分値の相関関数では正しいずれ量を得ること
ができる。
微分操作は、信号の微少変化を取り出すことができるの
で、信号の持つ情報をより多く取り出すことができる。
で、信号の持つ情報をより多く取り出すことができる。
従って、微分値の相関関数は従来例における通常の相関
関数より少ないデータ長で信号のずれ量を求めることが
できるという利点がある。
関数より少ないデータ長で信号のずれ量を求めることが
できるという利点がある。
尚、相関関数の2回微分は、微分値の相関関数に等しい
、即ち R12(a) ・・・・・・・・・・・・■ が成り立つ。従って、相関関数を求めてから、微分操作
を行う方法も考えられる。
、即ち R12(a) ・・・・・・・・・・・・■ が成り立つ。従って、相関関数を求めてから、微分操作
を行う方法も考えられる。
この場合の構成例を第3図に示す。この第3図の構成例
は、第1実施例のサンプリング回路1を省略し、DSP
6に換えてDSP26を用いている。その他の構成は第
1実施例と同一となっている。この第3図の構成例の場
合は、DSP26にて相関関数の計算及びその微分を行
うようになっている。
は、第1実施例のサンプリング回路1を省略し、DSP
6に換えてDSP26を用いている。その他の構成は第
1実施例と同一となっている。この第3図の構成例の場
合は、DSP26にて相関関数の計算及びその微分を行
うようになっている。
〔発明の第2実施例〕
次に、本発明の第2実施例を第2図および第6図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
ここで前述した第1実施例と同一の構成要素については
同一の符号を用いるものとした。
同一の符号を用いるものとした。
この第2図に示す実施例は、第1の入力信号としてのi
、(x)と、この信号i、(x)に対し時間的なずれを
有する第2の入力信号としての1(X)とを入力してそ
れぞれの微分値の極性データを出力する微分極性データ
出力手段としてのサンプリング回路11を備えている。
、(x)と、この信号i、(x)に対し時間的なずれを
有する第2の入力信号としての1(X)とを入力してそ
れぞれの微分値の極性データを出力する微分極性データ
出力手段としてのサンプリング回路11を備えている。
このサンプリング回路11は、第2図に示すように直列
接続された二つのSH回路10a、10bと これらの
SH回路10a、10bの創出力を比較するコンパレー
タ10dとからなる第1の微分極性データ出力回路30
と、この第1の微分極性データ出力回路30と同様に、
SH回路20a、20b及びコンパレータ20dとから
なる第2の微分極性データ出力回路40とにより構成さ
れている。
接続された二つのSH回路10a、10bと これらの
SH回路10a、10bの創出力を比較するコンパレー
タ10dとからなる第1の微分極性データ出力回路30
と、この第1の微分極性データ出力回路30と同様に、
SH回路20a、20b及びコンパレータ20dとから
なる第2の微分極性データ出力回路40とにより構成さ
れている。
この内、コンパレータ10dは、SH回路10aの出力
がSH回路10bの出力より大きいか等しい場合には1
”°を出力し、反対にSH回路10aの出力がSH回路
10bの出力より小さい場合には“′0゛を出力する。
がSH回路10bの出力より大きいか等しい場合には1
”°を出力し、反対にSH回路10aの出力がSH回路
10bの出力より小さい場合には“′0゛を出力する。
コンパレータ20dも同様の機能をもっている。即ち、
コンパレータ10d、20dは微分値ではなく各信号の
増減を求めて符号化することにより、各信号の微分値の
極性データを出力するようになっている。
コンパレータ10d、20dは微分値ではなく各信号の
増減を求めて符号化することにより、各信号の微分値の
極性データを出力するようになっている。
このサンプリング回路11には、サンプリング間隔に対
応したクロックパルスを出力するクロック回路2が併設
されている。このサンプリング回路11の出力段には、
各コンパレータ10d及び20dの出力データをそれぞ
れ一時的に記憶するRAM15a及び15bとからなる
記憶手段としてのメモリ15が併設されている。このメ
モリ15には、DMA回路13が併設され、当該メモリ
15を構成する各RAM 15 a及び15bは直接制
御されるようになっている。これらのRAMl5a及び
15bの出力段には、当該RAM15a及び15bに記
憶された信号データに基づき所定の演算を行って相関関
数を算出する相関関数算出手段12が設けられている。
応したクロックパルスを出力するクロック回路2が併設
されている。このサンプリング回路11の出力段には、
各コンパレータ10d及び20dの出力データをそれぞ
れ一時的に記憶するRAM15a及び15bとからなる
記憶手段としてのメモリ15が併設されている。このメ
モリ15には、DMA回路13が併設され、当該メモリ
15を構成する各RAM 15 a及び15bは直接制
御されるようになっている。これらのRAMl5a及び
15bの出力段には、当該RAM15a及び15bに記
憶された信号データに基づき所定の演算を行って相関関
数を算出する相関関数算出手段12が設けられている。
この相関関数算出手段12は、DMA回路13によりR
AM15a及び15bから転送されるデータを入力する
EXNOR回路14と、このEX−NOR回路14の出
力段に設けられたアップダウンカウンタ16とから構成
されている。この相関関数算出手段12には、この相関
関数の算出結果から信号i+ (X)とi2 (x)
とのずれ量を求める演算制御手段としてのMCU7と、
別のRAM17とがデータバス60を介して併設されて
いる。
AM15a及び15bから転送されるデータを入力する
EXNOR回路14と、このEX−NOR回路14の出
力段に設けられたアップダウンカウンタ16とから構成
されている。この相関関数算出手段12には、この相関
関数の算出結果から信号i+ (X)とi2 (x)
とのずれ量を求める演算制御手段としてのMCU7と、
別のRAM17とがデータバス60を介して併設されて
いる。
次に上記実施例の作用動作を説明する。
前述した第1実施例と同様に、信号i、(x)は、クロ
ックパルスに同期して順次SH回路10aに記憶される
。ここで、n番目のクロックパルスで当該S H回路1
0aに記憶されるデータをi(X、l)とすれば、次の
クロックパルスで該SH回路10aにはデータIt
(Xn++ )が記憶される。この時、前のデータi、
(xn)はSH回路10bに送られて記憶される。
ックパルスに同期して順次SH回路10aに記憶される
。ここで、n番目のクロックパルスで当該S H回路1
0aに記憶されるデータをi(X、l)とすれば、次の
クロックパルスで該SH回路10aにはデータIt
(Xn++ )が記憶される。この時、前のデータi、
(xn)はSH回路10bに送られて記憶される。
この結果、コンパレーク10dでは、SH回路10a、
10bに記憶されたデータを受け、これらの比較を行い
前述したように、i、 (x、。1)≧11(Xfi
)の時はパ1”′を出力し、この反対にi+ (Xn
−+ )<1+ (Xn )の時は” o ”を出力
する。同様にして、第2の微分極性データ出力回路40
を構成するコンパレータ20dでは、信号i2 (x)
を入力して、“′l′′若しくは“0゛を出力する。
10bに記憶されたデータを受け、これらの比較を行い
前述したように、i、 (x、。1)≧11(Xfi
)の時はパ1”′を出力し、この反対にi+ (Xn
−+ )<1+ (Xn )の時は” o ”を出力
する。同様にして、第2の微分極性データ出力回路40
を構成するコンパレータ20dでは、信号i2 (x)
を入力して、“′l′′若しくは“0゛を出力する。
次いで、これらの符号化された信号は、RAM15a、
15bにそれぞれ送出され、DMA回路13によりEX
−NOR回路14に転送される。
15bにそれぞれ送出され、DMA回路13によりEX
−NOR回路14に転送される。
EX−NOR回路14では、入力が両方とも′“1″若
しくは“0”″の時゛1″“をアップダウンカウンタ1
6に出力し、その他の場合は“0“を出力する。アップ
ダウンカウンタ16では、1″が入力されればアップカ
ウント、“0゛の時にはダウンカウントを行う。この結
果は、信号の増減を求めて、増加、一定の場合は「1」
、減少なら「−1」に符号化して前述した0式と同様の
積和計算を行うのと等価である。即ち、アップダウンカ
ウンタ16はこの場合の相関関数(微分値の極性相関関
数)を求めることになる。
しくは“0”″の時゛1″“をアップダウンカウンタ1
6に出力し、その他の場合は“0“を出力する。アップ
ダウンカウンタ16では、1″が入力されればアップカ
ウント、“0゛の時にはダウンカウントを行う。この結
果は、信号の増減を求めて、増加、一定の場合は「1」
、減少なら「−1」に符号化して前述した0式と同様の
積和計算を行うのと等価である。即ち、アップダウンカ
ウンタ16はこの場合の相関関数(微分値の極性相関関
数)を求めることになる。
この相関関数の算出結果は、RAM17に転送され記憶
される。最後に、M C’U 7では、相関関数の計算
結果からずれ量d。を求め出力する。
される。最後に、M C’U 7では、相関関数の計算
結果からずれ量d。を求め出力する。
第6図に前述した第7図の信号if (X)l 4
2 (X)のデータ長X=X、部分に微分値の極性相関
を用いた場合を示す。この第6図から明らかなように、
本実施例においても、従来の相関関数では正しいずれ量
が得られないデータ長X=X。
2 (X)のデータ長X=X、部分に微分値の極性相関
を用いた場合を示す。この第6図から明らかなように、
本実施例においても、従来の相関関数では正しいずれ量
が得られないデータ長X=X。
で正しいずれ量を得ることができる。
相関関数に関してはA/D変換の精度の影響は小さいの
で、微分値の極性相関でも従来の相関関数に比して短い
データ長で信号のずれ量を求めることができ、極性相関
関数は複雑な数値演算を行う必要がないので計算時間の
短縮と回路の簡略化を図ることができるという利点があ
る。
で、微分値の極性相関でも従来の相関関数に比して短い
データ長で信号のずれ量を求めることができ、極性相関
関数は複雑な数値演算を行う必要がないので計算時間の
短縮と回路の簡略化を図ることができるという利点があ
る。
〔発明の効果]
本発明は、以上のように構成され機能するので、これに
よると、信号微分手段と相関関数算出手段の作用により
第1の入力信号と第2の入力信号との微分値の相関関数
を算出することができ、この算出された相関関数のピー
ク値から演算制御手段が第1の入力信号と第2の入力信
号のずれを求めることができ、これがため、データ長が
短くても二つの信号のずれ量を正確に求めることができ
、データ長の短縮化により計算時間とサンプリング時間
とを短縮することができるという従来にない優れた微分
相関器を提供することができる。
よると、信号微分手段と相関関数算出手段の作用により
第1の入力信号と第2の入力信号との微分値の相関関数
を算出することができ、この算出された相関関数のピー
ク値から演算制御手段が第1の入力信号と第2の入力信
号のずれを求めることができ、これがため、データ長が
短くても二つの信号のずれ量を正確に求めることができ
、データ長の短縮化により計算時間とサンプリング時間
とを短縮することができるという従来にない優れた微分
相関器を提供することができる。
なお、請求項2記載の発明にあっては、信号微分手段に
換えて微分極性データ出力手段を備えているため複雑な
計算を要しないので一層計算時間の短縮化及び回路の簡
略化を図ることができるという効果がある。
換えて微分極性データ出力手段を備えているため複雑な
計算を要しないので一層計算時間の短縮化及び回路の簡
略化を図ることができるという効果がある。
第1図は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図、
第2図は本発明の第2実施例の構成を示すブロック図、
第3図は第1図の応用例の構成を示すブロック図、第4
図(1)ないしく2)は第1図の実施例における入力信
号の微分値を示す図、第5図は第1図の実施例における
算出された相関関数を示す図、第6図は第2図の実施例
における算出された相関関数を示す図、第7図(1)な
いしく2)は入力信号を示す図、第8図(1)ないしく
2)は従来例及びその問題点を説明するための図である
。 1・・・・・・信号微分手段としてのサンプリング回路
、3・・・・・・アナログ・ディジタル変換器、5・・
・・・・記憶手段としてのRAM、6・・・・・・相関
関数算出手段としてのDSP、7・・・・・・演算制御
手段としてのMCU、i、・・・・・・第1の入力信号
、12・・・・・・第2の入力信号。
第2図は本発明の第2実施例の構成を示すブロック図、
第3図は第1図の応用例の構成を示すブロック図、第4
図(1)ないしく2)は第1図の実施例における入力信
号の微分値を示す図、第5図は第1図の実施例における
算出された相関関数を示す図、第6図は第2図の実施例
における算出された相関関数を示す図、第7図(1)な
いしく2)は入力信号を示す図、第8図(1)ないしく
2)は従来例及びその問題点を説明するための図である
。 1・・・・・・信号微分手段としてのサンプリング回路
、3・・・・・・アナログ・ディジタル変換器、5・・
・・・・記憶手段としてのRAM、6・・・・・・相関
関数算出手段としてのDSP、7・・・・・・演算制御
手段としてのMCU、i、・・・・・・第1の入力信号
、12・・・・・・第2の入力信号。
Claims (2)
- (1)、第1の入力信号と、この第1の入力信号に対し
時間的なずれを有する第2の入力信号とを入力してそれ
ぞれの微分値を出力する信号微分手段と、この信号微分
手段の出力信号をアナログ・ディジタル変換するアナロ
グ・ディジタル変換器と、このディジタル変換された信
号データを一時的に記憶する記憶手段と、この信号デー
タに基づき所定の演算を行って相関関数を算出する相関
関数算出手段と、この相関関数の算出結果から前記第1
の入力信号と第2の入力信号とのずれ量を求める演算制
御手段とを備えていることを特徴とした微分相関器。 - (2)、前記信号微分手段に換えて、前記第1の入力信
号と第2の入力信号とを入力してそれぞれの微分値の極
性データを出力する微分極性データ出力手段を備えてい
ることを特徴とした請求項1記載の微分相関器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1658389A JP2694663B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 微分相関器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1658389A JP2694663B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 微分相関器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02196371A true JPH02196371A (ja) | 1990-08-02 |
JP2694663B2 JP2694663B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=11920301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1658389A Expired - Lifetime JP2694663B2 (ja) | 1989-01-26 | 1989-01-26 | 微分相関器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2694663B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5066553A (en) * | 1989-04-12 | 1991-11-19 | Mitsubishi Metal Corporation | Surface-coated tool member of tungsten carbide based cemented carbide |
US5068148A (en) * | 1988-12-21 | 1991-11-26 | Mitsubishi Metal Corporation | Diamond-coated tool member, substrate thereof and method for producing same |
US5126206A (en) * | 1990-03-20 | 1992-06-30 | Diamonex, Incorporated | Diamond-on-a-substrate for electronic applications |
JPH04184661A (ja) * | 1990-11-20 | 1992-07-01 | Pfu Ltd | データ処理機能の呼出処理方式 |
-
1989
- 1989-01-26 JP JP1658389A patent/JP2694663B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5068148A (en) * | 1988-12-21 | 1991-11-26 | Mitsubishi Metal Corporation | Diamond-coated tool member, substrate thereof and method for producing same |
US5066553A (en) * | 1989-04-12 | 1991-11-19 | Mitsubishi Metal Corporation | Surface-coated tool member of tungsten carbide based cemented carbide |
US5126206A (en) * | 1990-03-20 | 1992-06-30 | Diamonex, Incorporated | Diamond-on-a-substrate for electronic applications |
JPH04184661A (ja) * | 1990-11-20 | 1992-07-01 | Pfu Ltd | データ処理機能の呼出処理方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2694663B2 (ja) | 1997-12-24 |
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