JPH02196293A - 表示監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、各種プラントの状態監視装置等に使用される
表示監視装置に関する。

（従来の技術） 従来、プロセスから取込んだデータの処理結果をＣＲＴ
デイスプレィ等の画面表示器に画面表示し、またプログ
ラムまたは外部からのマニュアル操作によって画面のハ
ードコピー要求指令があると画面表示器上に表示されて
いる画面情報をプリンタでプリントアウトさせるように
した表示監視装置は、各種プラントの状態監視装置等と
して広く利用されている。

さて、従来のこの種装置において、ノ）−トコビー処理
は次のように行なわれていた。すなわち、画面のハード
コピー要求があると、画面表示器に対する画面情報の更
新を停止し、コピー要求指令をバッファ装置に出力して
画面表示器に表示されている画面情報を内部バッファに
取込ませる。この画面情報の取込みが完了するとツク・
ソファ装置からプリンタに出力要求を行ない、プリンタ
を駆動して画面情報のプリントアウトを行なっていた。

なお、画面情報の更新停止に対する解除はツク・ソファ
装置が画面情報の取込みを完了した時点で行なわれる。

すなわち画面の７１−トコビー要求からバッファ装置が
画面情報を内部バッファへ取込むまでの間、画面表示器
に対する画面情報の更新が停止されており、これにより
コピ一対象の画面情報を破壊しないようにしている。、
■３、たがって、画面情報の更新停止期間中に新たな表
示要求があった場合、装置としてはこの要求を無視し２
ており、この間の画面情報が失われているのが実情であ
った。

このため、例えば高速の一定周期でデータをサンプリン
グして前回サンプル値と今回サンプル値とから所定のデ
ータ処理を行ない、その処理結果を画面表示させるよう
な監視装置として従来の表示監視装置を採用した場合、
画面の７１−トコビー要求が行なわれる毎に表示すべく
データが失われることになり、正確な状態監視が行なえ
なかった。

（発明が解決Ｉ７ようとする課題） 上述したように、従来のこの種の表示監視装置において
は、画面情報のハードコピー要求により画面情報の更新
が停止されている間は発生した画面表示要求が無視され
て表示データが失われるので、監視機能の低下を生じる
ことがあった。

そこで本発明は、画面情報のハードコピー要求により画
面情報の更新が停止されている期間中に発生した画面表
示要求を保持し、停止が解除された後にその保持された
画面表示要求を実行することにより表示データの喪失を
防止し得、監視機能の向上をはかり得る表示監視装置を
提供しようとするものである。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明は、画面表示要求指令に応動１．て画面表示器に
画面表示を行ない、画面コピー要求指令に応動（２て画
面表示器に表示されている画面情報をプリンタでプリン
トアウトさせる表示監視装置において、画面表示器に画
面表示が行なわれている状態で画面コピー要求指令を受
けると画面表示器に対する画面情報の更新を停止させる
手段と、この停止制御手段により画面情報の更新が停止
された状態で画面表示要求指令を受けるとその指令を保
持する手段と、停止制御手段による画面情報の更新停止
状態が解除されたとき外部からの指示により保持手段に
よって保持されていた画面表示要求指令に基いて画面表
示処理を実行させる手段とを備えたものである。

（作用） このような手段を講じた表示監視装置であれば、画面表
示要求指令があると、画面情報の更新が停止されていな
い状態では画面表示器に要求指令に応じた画面表示が行
なわれる。そして、画面表示が行なわれている状態で画
面コピー要求指令があると、画面情報の更新が停止され
、表示中の画面情報がプリンタでプリントアウトされる
。

一方、画面情報更新停止期間中に画面表示要求指令があ
ると、この指令が保持手段により保持される。そして、
停止状態が解除されると、外部からの肖示により保持さ
れていた画面表示要求指令に基いて画面表示処理が実行
される。したがって、画面情報更新期間中に発生した表
示データは失われない。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。

第１図はこの実施例における表示監視装置の全体構成を
示すブロック図である。同図において１は制御部本体と
してのマイクロプロセツサであって、このマイクロプロ
セツサ１にはハードコピー処理状態における両面情報更
新停止中に受けた表示要求指令を保持するためのト１／
−スバッファなどが形成されたＲＡＭ２、オペレータが
手動で画面のハードコピーを指示する場合、あるいは表
示要求命令の実行を指示する場合に使用する各種ファン
クシジンキーが配設されたキーボード３、監視対象のプ
ラントから各種プロセスデータを入力するための外部イ
ンタフェース４、文字や図形等の画面表示器としてのＣ
ＲＴデイスプレィ５を駆動制御する表示器コントローラ
６、ＣＲＴデイスプレィ５に画面表示された画面情報を
取込むためのバッファを内蔵したバッファ装置７がそれ
ぞれ接続されている。また、」―記バッファ装置７に取
込まれた画面情報をプリントアウトするためのプリンタ
８を駆動制御するプリンタコントローラ９が上記バッフ
ァ装置７に接続されている。

第２図は前記ＲＡＭ２に形成されたトレースバッファ２
０を示しており、図示するように、このバッファ２０は
表示要求指令の登録箇所を示す書込みポインタ、表示要
求指令の実行箇所を示す読出しポインタ、登録された表
示要求指令数を計数する登録数カウンタおよび表示要求
指令自体を登録するｎ（ｎ≧２）個の登録エリアから構
成されている。

しかして、前記マイクロプロセッサ１は、比較的高速の
一定周期で外部インタフェース４を介してプラントから
各種プロセスデータを取込み、前回値と今回値とから所
定精度の誤差を算出し、その結果を画面情報に編集して
ＣＲＴデイスプレィ５に順次表示させるようにプログラ
ム設定されている。

また、上記マイクロプロセッサ１．は、キーボード３の
キー操作により表示画面のハードコピーが指示されると
、次のような処理を実行するようにプログラム設定され
ている。すなわち、ハードコピー要求に応じてＣＲＴデ
イスプレィ５に画面表示が行なわれているか否かを判断
し、行なわれていなければキー操作を無効とする。これ
に対１７、画面表示が行なわれている場合には、画面情
報の更新を停止させるとともにバッファ装置７に対して
画面情報の取込み指令を出力し、バッファ装置７により
ＣＲＴデイスプレィ５に画面表示されている画面情報を
表示器コントローラ６を介して取込ませる。そして、こ
のバッファ装置７による画面情報の取込み完了を検知す
ると、バッファ装置７に対して画面情報のプリンタ８へ
の出力を指令するとともに、画面情報更新停止状態を解
除する。

なお、以上の動作は従来の表示監視装置と同様である。

さらに、上記マイクロプロセッサ１は、一定周期で行な
われるプロセスデータ処理にしたがって表示要求指令が
発生すると、第３図の流れ図に示す処理を実行するよう
にプログラム設定されている。すなわち、先ず画面情報
の更新停止中か否かを判断する。そして、更新停止中で
なければ該当する画面情報をＣＲＴデイスプレィ５に表
示させて、この終了する。

一方、画面情報の更新停止中にはトレースバッファ２０
の登録数カウンタがｎかｎ未満か、つまりは登録エリア
に空エリアが存在するか否かを調べる。そして、カウン
タがｎの場合には登録エリアに空エリアが存在しないの
で、この処理を終了する。これに対し、カウンタがｎ未
満の場合には登録数エリアに空エリアが存在するので、
書込みポインタが示す登録エリアにその表示要求指令を
書込む。そして、登録数カウンタを「＋１」だけ加算し
、書込みポインタを次ポインタへ更新して、この処理を
終了する。

また、上記マイクロプロセッサ１は、キーボード３のキ
ー操作により表示要求命令の実行が指示されると、第４
図の流れ図に示す処理を実行するようにプログラム設定
されている。すなわち、先ず画面情報の更新が可能か否
かを判断する。そして、更新停止中であれば画面情報の
更新が不可能なので何もせずに終了する。

一方、更新停止中でない場合には、トレースバッファ２
０の登録数カウンタが「０」か否かを調べる。そして、
同カウンタが「０」であれば登録エリアに表示要求指令
が登録されていないので、書込みポインタおよび読出し
ポインタをそれぞれ「１」に初期化して、この処理を終
了する。

これに対し、登録数カウンタが「０」以外の場合には、
読出しポインタが示す登録エリアから表示要求指令を読
出し、この指令に応じた表示要求処理を実行して該当す
る画面情報をＣＲＴデイスプレィ５に表示させる。そし
て、登録数カウンタを「−１」だけ減算するとともに読
出しポインタを次ポインタへ更新する。その後、登録数
カウン夕が「０」になるまで同様の処理を繰返し、「０
」になったならば書込みポインタおよび読出しポインタ
の初期化を行なって、この処理を終了する。

このように構成された本実施例においては、比較的高速
な一定周期で監視対象のプラントから各種プロセスデー
タが取込まれ、前回値と今回値とから任意精度の誤差が
算出されてその結果が画面情報としてＣＲＴデイスプレ
ィ５に順次表示されるので、監視員（オペ１／−夕）は
ＣＲＴデイスプレィ５の画面でプラントを監視する。そ
して、ハードコピー１７て保存しておきたい画面が表示
された場合には、直ちにキーボード３のファンクシジン
キーを操作して表示画面のハードコピーを指示する。そ
うすると、ＣＲＴデイスプレィ５に対する画面情報の更
新が停止され、現在ＣＲＴデイスプレィ５に表示中の画
面情報がバッファ装置７の内部バッファに取込まれる。

そして、バッファへの取込みが完了するとプリンタ８に
よってその画面情報のプリントアウトが行なわれ、ＣＲ
Ｔデイスプレィ５に対する画面情報の更新停止が解除さ
れる。

なお、画面情報の更新停止中においても、一定周期で監
視対象のプラントから各種プロセスデータが取込まれて
おり、前回値と今回値とがら任意精度の誤差が算出され
てその結果が画面情報としてＣＲＴデイスプレィ５に表
示されるべく表示要求指令が発生されるが、この更新停
止中に発生した表示要求指令はトレースバッファ２ｏの
登録エリアに発生順に登録保持される。

そこで監視員はプリンタ８により画面情報のプリントア
ウトが開始され、画面情報の更新停止が解除されたこと
を検知すると、キーボード３のファンクションキーを操
作して表示要求指令の実行を指示する。そうすると、登
録エリアに登録保持された表示要求指令が発生順に実行
され、順次該当する画面情報がＣＲＴデイスプレィ５に
表示される。

したがって、本実施例によれば、ハードコピー要求によ
る画面情報の更新停止中に表示要求指令が発生してもそ
の指令がトレースバッファ２ｏの登録エリアに保持され
、更新停止解除後の指示によって保持された指令が実行
されるので、更新停止中に発生したデータを喪失してし
まうことがなくなる。その結果、プラント監視において
重要データをうしなって１．まうことがなくなり、監視
機能を向」−できる。

なお、トレースバッファ２０の登録エリア数はハードコ
ピー要求があってからバッファ装置７に画面情報が取込
まれるまでの時間に発生ずる表示要求指令数だけ必要と
なるが、その時間は短時間なのでメモリが大規模なもの
となるおそれはない。

なお、前記実施例ではハードコピー要求をマニュアルで
行なう場合を示したが、プログラムにより自動的に行な
われる場合であっても本発明を適用できるのは言うまで
もない。また、画面表示器としてＣＲＴデイスプレィを
示したが、これに限定されるものではなく、例えば液晶
表示器であってもよいのは言うまでもない。このほか、
本発明の要譬を逸脱しない範囲で種々変形実施可能であ
るのは勿論である。

［発明の効果］ 以上詳述したように、本発明によれば、画面情報のハー
ドコピー要求により画面情報の更新が停止されている期
間中に発生した画面表示要求を保持し、停止が解除され
た後にその保持された画面表示要求を実行することによ
り表示データの喪失を防止し得、監視機能の向上をはか
り得る表示監視装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す図であって、第１図は全体
構成を示すブロック図、第２図はトレースバッファの構
成を示す模式図、第３図および第４図は主要な動作を示
す流れ図である。 １・・・マイクロプロセッサ、３・・・キーボード、５
・・・ＣＲＴデイスプレィ、７・・・バッファ装置、８
・・・プリンタ、２０・・・トレースバッファ。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 第３図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画面表示要求指令に応動して画面表示器に画面表示を行
   ない、画面コピー要求指令に応動して前記画面表示器に
   表示されている画面情報をプリンタでプリントアウトさ
   せる表示監視装置において、前記画面表示器に画面表示
   が行なわれている状態で前記画面コピー要求指令を受け
   ると前記画面表示器に対する画面情報の更新を停止させ
   る手段と、この停止制御手段により画面情報の更新が停
   止された状態で前記画面表示要求指令を受けるとその指
   令を保持する手段と、前記停止制御手段による画面情報
   の更新停止状態が解除されたとき外部からの指示により
   前記保持手段によって保持されていた画面表示要求指令
   に基いて画面表示処理を実行させる手段とを具備したこ
   とを特徴とする表示監視装置。