JPH0219597B2 - - Google Patents

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JPH0219597B2
JPH0219597B2 JP59104158A JP10415884A JPH0219597B2 JP H0219597 B2 JPH0219597 B2 JP H0219597B2 JP 59104158 A JP59104158 A JP 59104158A JP 10415884 A JP10415884 A JP 10415884A JP H0219597 B2 JPH0219597 B2 JP H0219597B2
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JP
Japan
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air guide
reflector
heater
infrared heater
vehicle
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Koichi Takeyama
Harunori Yasuda
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Nissan Shatai Co Ltd
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Nissan Shatai Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両用ヒータとして補助的に用いら
れるヒータに関する。
(従来の技術) 従来の車両用ヒータとしては、例えば、実公昭
57−37609号や、実開昭53−106950号及び実公昭
58−23687号に記載されたものが知られている。
この従来の車両用ヒータは、エンジン用冷却水
を利用した温水式ヒータに電熱線やサミスタを用
いた補助ヒータを設けた構成であつた。
従つて、エンジン始動時等、冷却水が冷えてお
り温水式ヒータによつて暖房ができないときには
補助ヒータを用いて即座に暖房運転させるもので
あつた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の車両用ヒータ
にあつては、空気を媒体として暖房するために、
熱交換効率が悪く、大きな熱量を必要とするもの
であり、また、補助ヒータに電熱線を用いた場合
には、大きな電力を必要とし、オルタネータやバ
ツテリの負担が大きく、バツテリ上がりが生じる
恐れがあるという問題点を有するものであつた。
(問題点を解決するための手段) そこで、上述のような問題点を解決するために
第1発明では、車両インストルメントパネルの下
側に設けられ、赤外線ヒータ管と、該赤外線ヒー
タ管とインストルメントパネルとの間に該インス
トルメントパネル側への照射および運転者のアイ
ポイント方向への照射を遮り、かつ、乗員の足元
に向けて前記赤外線ヒータ管の輻射熱を反射させ
るように設けられた反射板と、を備えたことと
し、また、第2発明では、車両インストルメント
パネルの下側に設けられ、赤外線ヒータ管と、該
赤外線ヒータ管とインストルメントパネルとの間
に乗員の足元に向けて前記赤外線ヒータ管の輻射
熱を反射させるように設けられた反射板と、該反
射板の裏面を覆つて設けられたヒータケースと、
該ヒータケースと反射板との間に形成され足元側
に開口された導風路と、前記ヒータケースに開口
され前記導風路と連通される導風口と、を備えた
こととし、また、第3発明では、車両インストル
メントパネルの下側に設けられ、赤外線ヒータ管
と、該赤外線ヒータ管とインストルメントパネル
との間に乗員の足元に向けて前記赤外線ヒータ管
の輻射熱を反射させるように設けられた反射板
と、該反射板の裏面を覆つて設けられたヒータケ
ースと、該ヒータケースと反射板との間に形成さ
れ足元側に開口された導風路と、前記ヒータケー
スに開口され前記導風路と連通される導風口と、
該導風口から車両空調装置のデイフロスタノズル
に温風が導かれるように連通された連通路と、を
備えたこととし、また、第4発明では、車両イン
ストルメントパネルの下側に設けられ、赤外線ヒ
ータ管と、該赤外線ヒータ管とインストルメント
パネルとの間に乗員の足元に向けて前記赤外線ヒ
ータ管の輻射熱を反射させるように設けられた反
射板と、該反射板の裏面を覆つて設けられたヒー
タケースと、該ヒータケースと反射板との間に形
成され足元側に開口された導風路と、前記ヒータ
ケースに開口され前記導風路と連通される導風口
と、該導風口から車両空調装置のデイフロスタノ
ズルに温風が導かれるように連通された連通路
と、該連通路内に設けられた送風器と、を備えた
こととした。
(作用) 従つて、第1発明では、赤外線ヒータ管に通電
させると、該赤外線ヒータ管より輻射熱が発せら
れ、かつ、該輻射熱はインストルメントパネル側
及び運転者のアイポイント方向へ発せられた熱も
反射板によつて足元方向へ照り返され、通電とほ
とんど同時に足元暖房が行なわれるものである。
また、第2発明では、第1発明と同様にして足
元暖房が行なわれると共に、反射板それ自体が加
熱されて反射板が有している暖房には無効の熱量
を、反射板とヒータケースとの間に設けられた導
風路内の空気によつて吸収させ、その導風路内の
暖気を導風路に連通される導風口より熱対流によ
つて車室へ導かせ、導風路の足元側の開口より新
たに空気を吸入させるものである。
また、第3発明では、連通路が前記導風口から
デイフロスタノズルに温風を導くように連通され
ているので、第2発明と同様にして導風路で暖め
られた空気は、連通路及びデイフロスタノズルを
通つてフロントガラスに導かれフロントガラスを
暖めるものである。
また、第4の発明では、導風口からデイフロス
タノズルに温風を導く連通路に送風器を設けたの
で、導風路で暖められた空気は送風器によつてデ
イフロスタノズルもしくは足元側に効率良く送ら
れるものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
尚、この実施例を述べるにあたつて乗用車の運転
席を例にとり説明する。
まず、第1図及び第2図に示す第1発明の実施
例である車両用補助ヒータAについてその構成を
説明する。
1は赤外線ヒータ管であつて、インストルメン
トパネル2の下側に設けられているもので、反射
板3の両端に設けられた固定パネル4,4に挾持
固定されている。
反射板3は、運転者Mの足元に向けて赤外線ヒ
ータ管1の輻射熱を反射させるように設けられた
もので、この反射板3はブラケツト5,5によつ
てインストルメントパネル2の下側に固定されて
いる。
また、前記反射板3は運転者の目(アイポイン
ト)Eに向つて赤外線ヒータからの光が直接照射
されないように、かつ、インストルメントパネル
2に向つて直接照射されないように形成されてい
る。
さらに、インストルメントパネル2の下面と反
射板3との間に間隙Cが設けられ熱が直接インス
トルメントパネル2に伝わらないようになつてい
る。
尚、Dは運転者の視界を示すものでD1,D2
は夫々上方、下方の範囲を示す線、6はフロント
ガラス、28はグリル、7はペダルブラケツト、
8はペダル、9はダツシユロアパネル、10はス
テアリングコラムである。
次に車両用補助ヒータAの作用を説明する。
エンジン始動時等において、車両用ヒータの熱
交換器が暖まつておらず暖房運転ができない場
合、車両用補助ヒータAの赤外線ヒータ管1に通
電させると、該赤外線ヒータ管1より輻射熱が発
せられ、かつ、反射板3によつて乗員Mの足元と
反対方向に発せられた熱も足元方向へ反射され、
通電と殆んど同時に足元暖房が行なわれるもので
ある。
次に、第3図及び第4図に示す第2発明の実施
例である車両用補助ヒータBについて説明する。
11はヒータケースであつて、反射板の裏面を
覆つて設けられるもので、このヒータケース11
には赤外線ヒータ管1が固定されている。
12は導風路であつて、ヒータケース11と反
射板3との間に形成され、足元側に開口されてい
るもので、この導風路12は、赤外線ヒータ管1
からの熱が暖房には使われずに反射板3を加熱さ
せることに使われた反射板3が有している無効熱
量を、導風路12内の空気によつて吸収させるた
めのものである。
13は導風口であつて、前記ヒータケース11
の上部に開口され、前記導風路12で暖められた
空気を熱対流によつて導風路12の外部へ送り出
させると共に、導風路12内の空気を入替させる
ことによつて熱の有効利用を計るものである。
尚、反射板3には導風口13の付近に開口部1
4が設けられており、赤外線ヒータ管1の周辺の
無効熱量もまたその周辺の空気で吸収させ、その
暖められた空気を開口部14を通じ導風口13よ
り送り出すことによつて有効利用されるものであ
る。
また、15はノズルであつて、前記導風口13
に導かれた暖められた空気を運転者Mの方へ流す
ためのもので、導風口13に嵌合されている。
次に車両用補助ヒータBの作用を説明する。
赤外線ヒータ管1に通電させ加熱すると、第1
発明の実施例と同様にして通電とほとんど同時に
足元が暖房されると共に、反射板3の裏面や赤外
線ヒータ管1の周辺で暖められた空気は導風路1
2や反射板3の開口部14を通つて導風口13へ
導かれ、ノズル15より運転者Mの方へ流される
ものである。
次に第5図に示す第3発明の実施例である車両
用補助ヒータCについて説明する。
16は連通路であつて、導風口13と、車両に
設けられた温水式暖房装置(または空調装置)か
らの温風をフロントガラスに向つて供給(吹出)
させるデイフロスタノズル22に接続されたデイ
フロスタダクト17とを連通させるものである。
この連通路16を有する車両用補助ヒータCは図
外のブラケツトによつてインストルメントパネル
2の下側に固定されるものである。
従つて、赤外線ヒータ管に通電された後に、導
風口13へ導かれた暖められた空気は、デイフロ
スタダクト17を通つてデイフロスタノズル22
からフロントガラス6に導かれるもので、エンジ
ン始動時等冷却水温が低くデイフロスタより吹出
される空気の温度が低い際にはこの温水式暖房装
置からの温風にかわつてフロントガラス6の霜取
りや曇り取りを行うものである。
尚、本実施例では連通路16端をデイフロスタ
ダクト1に接続したが、デイフロスタノズル22
あるいは温水式暖房装置の適宜位置に接続しても
良い。
また、第3発明の実施例に関し、他の構成及び
作用については、前述した第2発明の実施例に対
しノズル15が設けられておらず、このノズル1
5にかえて連通路16を設け暖められた空気をデ
イフロスタノズル22に導くことを除いては第2
発明の実施例と同様であるので説明を省略する。
次に、第6図に示す第4発明の実施例である車
両用補助ヒータDについて説明する。
18は送風器であつて、導風口13とデイフロ
スタダクト17とを連通させる連通路16に設け
られるもので、この送風器18はフアン19とモ
ータ20とケース21とから形成されている。
尚、モータ20は正逆転モータであつて、正転さ
せた場合は導風路12の空気をデイフロスタダク
ト17に導き、また、逆転させた場合には導風路
12の空気を足元側へ送り出させるものである。
また、第7図は車両用補助ヒータDの回路図で
あつて、電源側端子a1とアース側端子b1とを
切換えるスイツチ23および該スイツチ23と連
動し電源側端子a2とアース側端子b2とを切換
えるスイツチ24が設けられ該両スイツチ23,
24間にモータ20が設けられている。
1は赤外線ヒータ管、25は赤外線ヒータ管の
ON、OFF用スイツチ、26はメインスイツチ、
27は電源である。
尚、他の構成は前記第2発明の実施例、第3発
明の実施例と同様であるので説明を省略する。ま
た、送風器18の設けられる位置や連通路16端
の接続される位置はデイフロスタダクト17に限
定されない。
従つて、即座に暖房効果をあげたい場合には送
風器18のモータ20を逆転させ、赤外線ヒータ
管1の輻射熱のみならず、赤外線ヒータ管1の周
辺や導風路12の空気を媒体としても暖房させる
ことができるものである。
また、即座にデイフロスタの効果をあげたい場
合には、送風器18のモータ20を正転させ赤外
線ヒータ管1の周辺や導風路12の暖められた空
気をデイフロスタダクト17、デイフロスタノズ
ル22を通じてフロントガラス6へ導かせ、霜や
曇り等を取り視界を確保させることができるもの
である。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してき
たが具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における
設計変更等があつても本発明に含まれるものであ
る。
例えば、第1発明の実施例において、車両用補
助ヒータAを取付ける個所はインストルメントパ
ネル2の下側であればインストルメントパネル2
やステアリングコラム10やペダルブラケツト7
等どこでもよく、その取付けはこれらの固定部材
に取付けても良い等ブラケツト5に限られない。
また、一個の車両用補助ヒータAに設ける赤外線
ヒータ管1の数は複数であつてもよいし、実施例
では前記補助ヒータAを運転席側に設けたが、助
手席側にも設ける等補助ヒータAを車両に複数取
付けてもよい。
また、車両用補助ヒータAを取付ける車両は乗
用車に限られない。
また、車両用補助ヒータは温水式ヒータ以外に
も温風式ヒータと併用させてもよい。
また、第2発明の実施例において、ノズル15
の有無やノズル15の向きは自由である。
また、反射板3の開口部14は設けた方が熱の
有効利用上好ましいが、設けなくともよい。
また、第3発明の実施例において、車両用補助
ヒータCをデイフロスタダクト17やデイフロス
タノズル22の固定具によつて固定させて行なつ
てもよい。
また、第4発明の実施例において、フアン19
はどのような形のフアンでもよいし、モータ20
は正逆転モータに限られない。
尚、温水式のヒータに本発明の車両用補助ヒー
タを設けた場合の回路を第8図により参考までに
記載する。
この回路は、冷却水の温度を感知させ、冷却水
の温度が低く温水暖房が行なえない場合には自動
的に補助ヒータの赤外線ヒータ管1に通電させ、
即座に足元暖房を行うと共に、オルタネータ51
の発電量を感知させておき、オルタネータ51の
発電量の増減に応じて、赤外線ヒータ管1への通
電のON、OFFを自動的に切換させバツテリー上
がりを防止させることができるものである。
図において、52はイグニツシヨンスイツチ、
53,53はヒータスイツチ、54は整流回路、
55はチヤージランプリレースイツチ、56はチ
ヤージランプ、57は電圧リレー、58は電圧ス
イツチ、59は水温感知回路、60は水温リレ
ー、61は水温スイツチ、62はモニタランプ、
63はブロアモータ、64は可変抵抗、65は水
温センサである。
次に作用を説明する。
まず、イグニツシヨンスイツチ52を閉じ、ヒ
ータスイツチ53,53を閉じると、整流回路5
4から一定以上の電圧が発生されている場合に
は、チヤージランプリレースイツチ55のコイル
551が励磁され接点552に電流が導通され
て、電圧リレー57が励磁され電圧スイツチ58
が閉じられ赤外線ヒータ管1に通電され発熱され
る。
また、エンジン回転数が少ない等して、発電量
が少ない場合、電流はチヤージランプリレースイ
ツチ55の接点553に導通され、チヤージラン
プ56が点灯されるが、この場合、電圧リレー5
7には電流が流れないため電圧スイツチ58は開
かれ、赤外線ヒータ管1は発熱されない。
さらに、水温感知回路59に接続された水温リ
レー60は、水温スイツチ61を切換させるもの
で、冷却水の温度が低い場合には、水温スイツチ
61は赤外線ヒータ管1側の接点611に接続さ
れており、冷却水温度が上昇されると水温センサ
65によつて検知され水温リレー60が作動され
水温スイツチ61がブロアモータ63側の接点6
12に切換られて自動的に赤外線暖房から温水暖
房に切換られるものである。
尚、水温リレー60が作動される冷却水の温度
は、可変抵抗64を操作することによつて、自由
に選択することができるものである。
(発明の効果) 上述のように第1発明によれば、赤外線ヒータ
管を用い輻射熱によつて暖房させるので、エンジ
ン冷却水の水温が低く、温水式暖房装置が使えな
い場合でも暖房できるとともに、熱交換率がよく
大きな熱量を必要とせず、少ない電力消費で即座
に足元暖房をさせることができるものであり、か
つ、バツテリやオルタネータへの負担が軽く、ま
た、赤色に光るので心理的にも暖かく感じるとい
う効果が得られ、さらに、外気の温度が非常に低
くて、従来の温水式ヒータの水温が上がつていて
も熱量不足である場合には、本ヒータを併用させ
ることで暖房能力を向上させることができる。
また、反射板を設けてあるので輻射熱を暖めよ
うとする部分に有効に照射させることができると
ともに輻射熱がインストルメントパネルや運転者
の目あるいはウインドシルドガラス方向に照射さ
れないようにしてインストルメントパネルを熱す
るとか、運転視界を妨げるということがないとい
う効果が得られる。
さらに、インストルメントパネル下面に設けた
ので、運転席側のインストルメントパネル下面に
は各種ペタルが配置されており、助手席側でも足
のせ(フートレスト)が置かれる等して足の位置
が照射範囲から大きくずれることがないため輻射
熱による効果が有効に作用するとともに、通常、
運転姿勢においては足首部がズボンから露出する
ので他に比べ該部が寒く感じるが該部が暖められ
るので他より効果が大きい。
また、第2発明によれば、前記第1発明の効果
に加え、ヒータケースを設けたので反射板の裏面
に触れて火傷をすることがなく、ヒータケースと
反射板の間に導風路を設けたのでヒータケースが
熱せられ変形する恐れがなく、さらに、空気媒体
の暖房効果も加わり、熱交換率をさらに向上させ
ることができるという効果が得られる。
また、第2発明の実施例においては、ノズルを
設けたので、暖められた空気が運転者の方向へ流
れより暖房効果が向上され、かつ、インストルメ
ントパネルの周辺が熱せられることがない。
また、反射板に開口部を設けたので、赤外線ヒ
ータ管の周辺の暖められた空気も導風口及びノズ
ルに導かれ暖房効果が向上される。
また、第3発明によれば、前記第2発明の効果
に加えて、導風口とデイフロスタダクトとを連通
させたので、導風路で暖められた空気はデイフロ
スタダクトを通つてフロントガラスに導かれ、フ
ロントガラスの霜や曇りを除去させることがで
き、かつ、一般にインストルメントパネルの下面
にデイフロスタダクトが配設されているので、簡
易な連通路で、気流れや熱の損失が少ない合理的
な暖気の流れを得ることができるという効果が得
られるものであり、しかも、外気温度が非常に低
い場合には、従来の温水式等のヒータと併用させ
窓の霜取りを行なわせることができる。
また、第4発明によれば、前記第3発明の効果
に加えて、連通路に送風器を設けたので、導風路
の暖気を熱対流によらずに強制的にフロントガラ
スもしくは足元の少なくともどちらか一方へ送る
ことができ、フロントガラスの霜や曇り取りまた
は足元暖房をより効果的に行わせることができる
という効果が得られる。
また、第4発明の実施例によれば、送風器のモ
ータに正逆転モータを用いたので、モータのスイ
ツチの切換によつて導風路及び赤外線ヒータ管周
辺の暖気をデイフロスタと足元のどちらかへ選択
的に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1発明の実施例を示す斜視図、第2
図は第1発明の実施例の取付状態を示す説明図、
第3図は第2発明の実施例を示す斜視図、第4図
は第2発明の実施例を示す断面図、第5図は第3
発明の実施例を示す斜視図、第6図は第4発明の
実施例を示す斜視図、第7図は正逆転モータの回
路図、第8図は本発明の車両用補助ヒータを組込
んだ回路の参考例を示す回路図。 1……赤外線ヒータ管、2……インストルメン
トパネル、3……反射板、11……ヒータケー
ス、12……導風路、13……導風口、16……
連通路、17……デイフロスタダクト、18……
送風器、A……第1発明の実施例、B……第2発
明の実施例、C……第3発明の実施例、D……第
4発明の実施例、M……運転者(乗員)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両インストルメントパネルの下側に設けら
    れ、赤外線ヒータ管と、該赤外線ヒータ管とイン
    ストルメントパネルとの間に該インストルメント
    パネル側への照射および運転者のアイポイント方
    向への照射を遮り、かつ、乗員の足元に向けて前
    記赤外線ヒータ管の輻射熱を反射させるように設
    けられた反射板と、を備えたことを特徴とする車
    両用ヒータ。 2 車両インストルメントパネルの下側に設けら
    れ、赤外線ヒータ管と、該赤外線ヒータ管とイン
    ストルメントパネルとの間に乗員の足元に向けて
    前記赤外線ヒータ管の輻射熱を反射させるように
    設けられた反射板と、該反射板の裏面を覆つて設
    けられたヒータケースと、該ヒータケースと反射
    板との間に形成され足元側に開口された導風路
    と、前記ヒータケースに開口され前記導風路と連
    通される導風口と、を備えたことを特徴とする車
    両用ヒータ。 3 車両インストルメントパネルの下側に設けら
    れ、赤外線ヒータ管と、該赤外線ヒータ管とイン
    ストルメントパネルとの間に乗員の足元に向けて
    前記赤外線ヒータ管の輻射熱を反射させるように
    設けられた反射板と、該反射板の裏面を覆つて設
    けられたヒータケースと、該ヒータケースと反射
    板との間に形成され足元側に開口された導風路
    と、前記ヒータケースに開口され前記導風路と連
    通される導風口と、該導風口から車両空調装置の
    デイフロスタノズルに温風が導かれるように連通
    された連通路と、を備えたことを特徴とする車両
    用ヒータ。 4 車両インストルメントパネルの下側に設けら
    れ、赤外線ヒータ管と、該赤外線ヒータ管とイン
    ストルメントパネルとの間に乗員の足元に向けて
    前記赤外線ヒータ管の輻射熱を反射させるように
    設けられた反射板と、該反射板の裏面を覆つて設
    けられたヒータケースと、該ヒータケースと反射
    板との間に形成され足元側に開口された導風路
    と、前記ヒータケースに開口され前記導風路と連
    通される導風口と、該導風口から車両空調装置の
    デイフロスタノズルに温風が導かれるように連通
    された連通路と、該連通路内に設けられた送風器
    と、を備えたことを特徴とする車両用ヒータ。
JP59104158A 1984-05-23 1984-05-23 車両用ヒ−タ Granted JPS60249280A (ja)

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WO2016017067A1 (ja) * 2014-07-29 2016-02-04 株式会社デンソー 輻射ヒータ装置

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JPS60249280A (ja) 1985-12-09

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