JPH02195929A - 電気掃除機の吸引ダクト - Google Patents

電気掃除機の吸引ダクト

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Publication number
JPH02195929A
JPH02195929A JP1017170A JP1717089A JPH02195929A JP H02195929 A JPH02195929 A JP H02195929A JP 1017170 A JP1017170 A JP 1017170A JP 1717089 A JP1717089 A JP 1717089A JP H02195929 A JPH02195929 A JP H02195929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner tube
suction duct
suction
tube
vacuum cleaner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1017170A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzo Okudaira
有三 奥平
Kazuaki Umeoka
一哲 梅岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH02195929A publication Critical patent/JPH02195929A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、モータの回転音や、空気を吸引するためのフ
ァンから発生する騒音、および吸い込みホース内を空気
が高速で流れる時に発生する騒音が外部にもれるのをお
さえる電気掃除機の吸引ダクトに関するものである。
〔背景技術〕
一般に電気掃除機は、第3図に示すように、本体のハウ
ジング1内に、駆動源であるモータおよびモータにより
回転駆動されるファンが内蔵されているがゴミを強力に
吸い込むためには、ファンの回転数を高めて、風量およ
び風圧を大きくする必要がある。しかし、ファンの回転
数が高くなるに従い、ファンおよびモータから発生ずる
騒音が増大するという問題が往じる。このような問題を
回避するために、ハウジングの肉厚を厚くすることによ
り、発生した騒音がハウジング外部に伝搬しない工夫が
されているが、吸い込みホース2内を通って吸い込み口
3から外部へ伝搬する騒音が大きく満足な結果を得るに
到っていない。また、吸い込みホース2内で空気の流れ
により発生し、吸い込み口3から外部へ伝搬する騒音も
無視できない。
〔発明の目的) 本発明は、上述の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、通路をふさぐことなく、吸い込み
ホースを伝搬する騒音を低減させた電気掃除機の吸引ダ
クトを提供することにある。
〔発明の開示] 本発明に係る電気掃除機の吸引ダクトは、粘弾性を有す
る材料よりなる内管と、内管の外周との間に空間部を介
して内管を囲む剛帯の外管とからなるもの、あるいはさ
らに上記内管と外管との間の空間部にグラスウール、ウ
レタン、フェルト等の多孔質吸音材を内管に接触するよ
うに配設したものであり、吸い込みホースの少なくとも
一部に配設して使用されるものであり、電気掃除機のハ
ウジング内および吸い込みホース内で発生した騒音が外
部へもれるのを低減させるものである。
本発明の吸引ダク1−10を以下に実施例に基づいて説
明する。吸引ダクト10は、第3図に示すように、粘弾
性材料よりなる内管11と、剛体よりなる外管12とを
空間部13を介して配設した二重管であって、内管11
は内部を通過する音波により容易に振動するようにスポ
ンジ、軟質塩化ビニル樹脂、ゴム等で薄肉に形成され、
外管12は通常の音圧の音波では容易に振動しないよう
に金属や硬質合成樹脂等により厚肉に形成されている。
また、吸引ダクトIOの軸方向の両端では、内筒11と
外筒12との間の空間部13に対応する部分が側板15
により閉塞されており、空間部13が密閉された構造と
なっているのが望ましい。このように構成された吸引ダ
クト10の内管11内を音波が通過すると、第4図に示
すように、内管11の各部には吸引ダクト10の共振周
波数付近の音波に励起された半径方向の振動が生じる。
内管11が円筒である場合には共振周波数frは、次式 %式% ここに、Eは内管の管壁材料のヤング率、ρ智は内管の
管壁材料の密度、rは内管の内周面の半径、ρaは空気
の密度、Cは空気中の音速、Lは内管の肉厚、dは内管
と外管との間に形成された空間部の厚みの平均値である
以上のようにして、吸引ダクト10の共振周波数付近の
音波が内管11内を通過すると、内管11の振動が生じ
るのである。したがって、内管11の形成材料としてゴ
ム等のような粘弾性材料を用い、かつ音圧により容易に
振動する程度の薄肉にしておけば、音波のエネルギが内
管11のヒステリシス損として消費され通過音波が減衰
するのである。
第3図は吸引ダクトlOの使用状態を示し、吸引ダクト
10が、吸い込みホース2の一部に配設されている。こ
の吸引ダクト10は、ファン、モータおよび吸い込みホ
ース2内で発生し、吸い込みポース2内を通過し吸い込
み口3から外部へ伝搬する騒音を低減する。
ここに、吸引ダクト10の共振周波数は対象とする騒音
源に含まれる音圧レベルのもっとも高い周波数成分に対
応するように設定するのはもちろんのことである。吸引
ダクト10は筒状であるから、内部を空気が自由に通過
するのであり、空気の流通を阻害することがないのであ
るが、この吸引ダクト10は吸い込みホース2の一部ま
たは全体として使用することができるものである。
従って吸引ダクト10を長尺のものにするときは硬質の
外管12を部分的に軟質とし、屈曲できるようにするの
が好ましい。
第4図に示す実施例の吸引ダクト10では、空間部13
内にグラスウール、ウレタン、あるいはフェルト等のい
わゆる多孔質吸音材14を配設しており、吸い込みホー
ス2の一部に配設されている。多孔質吸音材14は内管
11に接触するように配設される。したがって、内管1
1内を通過する高速の空気流により内管11にうねりが
生じることが防止されるのであり、そのうねりによる騒
音が発生したり、うねりによる流通抵抗の増加が防止さ
れる。
また、多孔質吸音材14は内管11の振動によって放射
される音波を吸収するので消音効果が大きくなる。
〔発明の効果〕 本発明による電気掃除機の吸引ダクトは、上述のように
、粘弾性を有する材料よりなる内管とこの内管の外周と
の間に空間部を介して内管を囲む剛体の外管とからなる
二重管であるから吸い込みホースの一部に配設すること
により、吸い込みホース内を伝搬し、外部に放射される
騒音を減衰する。しかも消音要素は内管内を通る空気の
流通を妨げないので、風量、風圧が低下しない。さらに
内管と外管の間の空間部に多孔質吸音材を配置するとそ
の相乗効果により一層の吸音硬化があるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示す図で第1図
は部分断面斜視図、第2図及び第3図は斜視図、第4図
(a)、(b)は本発明の異なる実施例を示す図で、(
a)は斜視図、(b)は断面図である。 ■・・・ハウジング、2・・・吸い込みホース、3・・
・吸い込み口、10・・・吸引ダクト、11・・・内管
、12・・・外管、13・・・空間部、14・・・多孔
質吸音材。 第1 第2図 第4図 (b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘弾性を有する材料よりなる内管と、内管の外周
    との間に空間部を介して、内管を囲む剛体の外管とから
    なる電気掃除機の吸引ダクト。
  2. (2)内管と外管との間の空間部にグラスウール、ウレ
    タン、フェルト等の多孔質吸音材を内管に接触するよう
    に配設したことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の電気掃除機の吸引ダクト。
JP1017170A 1989-01-26 1989-01-26 電気掃除機の吸引ダクト Pending JPH02195929A (ja)

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JP1017170A JPH02195929A (ja) 1989-01-26 1989-01-26 電気掃除機の吸引ダクト

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JPH02195929A true JPH02195929A (ja) 1990-08-02

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