JPH02195296A - 支持格子 - Google Patents
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- JPH02195296A JPH02195296A JP1015986A JP1598689A JPH02195296A JP H02195296 A JPH02195296 A JP H02195296A JP 1015986 A JP1015986 A JP 1015986A JP 1598689 A JP1598689 A JP 1598689A JP H02195296 A JPH02195296 A JP H02195296A
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- 239000000446 fuel Substances 0.000 abstract description 30
- 238000013459 approach Methods 0.000 abstract description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000003758 nuclear fuel Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000712 assembly Effects 0.000 description 1
- 238000000429 assembly Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000008188 pellet Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/30—Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
- G21C3/32—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
- G21C3/34—Spacer grids
- G21C3/356—Spacer grids being provided with fuel element supporting members
- G21C3/3563—Supporting members formed only by deformations in the strips
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Fuel Cell (AREA)
- Springs (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は核燃料集合体を構成する燃料棒を支持する支
持格子に係わり、特に、燃料棒に圧接して該燃料棒を支
持するスプリングの改良に関するものである。
持格子に係わり、特に、燃料棒に圧接して該燃料棒を支
持するスプリングの改良に関するものである。
「従来の技術」
原子炉に装荷される核燃料集合体は、多数の円柱状の燃
料ペレットを密封した多数の長尺の燃料棒を一定の間隔
をおいて互いに平行になるように配置して形成されてお
り、燃料棒をこのような位置関係に配置する手段として
支持格子が用いられている。
料ペレットを密封した多数の長尺の燃料棒を一定の間隔
をおいて互いに平行になるように配置して形成されてお
り、燃料棒をこのような位置関係に配置する手段として
支持格子が用いられている。
上記支持格子は、第5図乃至第7図に示すように、複数
の薄板帯状のストラップlを、その長手方向に等間隔で
形成されたスリット2を互いに嵌め合わすことにより互
(川こ直交させ格子状に組んで内部に多数の格子空間3
を形成したものであり、これら格子空間3を形成する壁
面には燃料棒4を支持するためのデインプル5とスプリ
ング6とが互いに対向して形成されている。そして、格
子空間3に挿通された燃料棒4はスプリング6によりデ
インプル5に押圧されて支持されている。 上記スプリ
ング6は、第5図に示すように、スプリング6となる部
分の両側に位置するストラップ!の壁部を打ち抜いて打
抜部7.7を形成し、この打抜部7.7の中央に残った
帯状の壁部を階段状に張り出させて形成したものであり
、その中央部に形成された平面部6aで燃料棒4を押圧
するようになっている。
の薄板帯状のストラップlを、その長手方向に等間隔で
形成されたスリット2を互いに嵌め合わすことにより互
(川こ直交させ格子状に組んで内部に多数の格子空間3
を形成したものであり、これら格子空間3を形成する壁
面には燃料棒4を支持するためのデインプル5とスプリ
ング6とが互いに対向して形成されている。そして、格
子空間3に挿通された燃料棒4はスプリング6によりデ
インプル5に押圧されて支持されている。 上記スプリ
ング6は、第5図に示すように、スプリング6となる部
分の両側に位置するストラップ!の壁部を打ち抜いて打
抜部7.7を形成し、この打抜部7.7の中央に残った
帯状の壁部を階段状に張り出させて形成したものであり
、その中央部に形成された平面部6aで燃料棒4を押圧
するようになっている。
このようなスプリング6のスプリング特性すなわち撓み
一荷重曲線は第8図に示すようになっており、このスプ
リング6においては、Aで示す範囲すなわち撓み量が変
化しても荷重が一定である範囲のときにスプリング6が
燃料棒4をデインプル5に押圧するようになっている。
一荷重曲線は第8図に示すようになっており、このスプ
リング6においては、Aで示す範囲すなわち撓み量が変
化しても荷重が一定である範囲のときにスプリング6が
燃料棒4をデインプル5に押圧するようになっている。
したがって、このようなスプリング6が形成された支持
格子にあっては、支持格子の組み立ての際にバラツキが
生じてスプリング6の位置に多少のバラツキが生じても
、このバラツキを吸収して、燃料棒4を一定の荷重で挾
持するようになっている。
格子にあっては、支持格子の組み立ての際にバラツキが
生じてスプリング6の位置に多少のバラツキが生じても
、このバラツキを吸収して、燃料棒4を一定の荷重で挾
持するようになっている。
「発明が解決しようとする課題」
ところが、上記のような支持格子においては、燃料棒4
を格子空間3に挿通する際に、燃料棒4の外周面がスプ
リング6およびデインプル5を摺動するため、燃料棒4
の外周面に軸方向に沿うスクラッチが発生する惧れがあ
る。このようなスクラッチ発生を完全に防止するには、
スプリング6に外力を加えて、燃料棒4にスプリング6
が接触しないように撓ませた後、燃料棒4を挿通し、上
記外力を解除してスプリング6を燃料棒4に圧接させれ
ばよい。しかしながら、このスプリング6に外力を加え
て撓ませ、その撓み量が一定以上になると、スプリング
6の一部分が塑性域に達し始め、外力を解除した際のス
プリング6の戻りが第8図の破線で示すようになってス
プリング特性が変化してしまう。
を格子空間3に挿通する際に、燃料棒4の外周面がスプ
リング6およびデインプル5を摺動するため、燃料棒4
の外周面に軸方向に沿うスクラッチが発生する惧れがあ
る。このようなスクラッチ発生を完全に防止するには、
スプリング6に外力を加えて、燃料棒4にスプリング6
が接触しないように撓ませた後、燃料棒4を挿通し、上
記外力を解除してスプリング6を燃料棒4に圧接させれ
ばよい。しかしながら、このスプリング6に外力を加え
て撓ませ、その撓み量が一定以上になると、スプリング
6の一部分が塑性域に達し始め、外力を解除した際のス
プリング6の戻りが第8図の破線で示すようになってス
プリング特性が変化してしまう。
そこで、上記のようにスプリングを撓ませても、弾性域
で撓み、スプリング特性が変化しないスプリング8が形
成された支持格子が提供されている。
で撓み、スプリング特性が変化しないスプリング8が形
成された支持格子が提供されている。
この支持格子は、第9図および第10図に示すように、
スプリング8となる部分の両側に位置するストラップ1
の壁部を打ち抜いて打抜部9,9を形成し、この打抜部
9,9の中央に残った帯状の壁部を三角形状に張り出さ
せて形成したものであり、その頂点部分には、燃料棒4
を押圧する凸部8aが形成されている。
スプリング8となる部分の両側に位置するストラップ1
の壁部を打ち抜いて打抜部9,9を形成し、この打抜部
9,9の中央に残った帯状の壁部を三角形状に張り出さ
せて形成したものであり、その頂点部分には、燃料棒4
を押圧する凸部8aが形成されている。
このようなスプリング8のスプリング特性は、第11図
に示すように、撓み量の増加に伴って、荷重が直線的に
増加し、しかも弾性域で撓むようになっている。したが
って、このようなスプリング8が形成された支持格子に
あっては、燃料棒4にスプリング8が接触しないように
撓ませても、スプリング特性が変化しないという利点が
ある。
に示すように、撓み量の増加に伴って、荷重が直線的に
増加し、しかも弾性域で撓むようになっている。したが
って、このようなスプリング8が形成された支持格子に
あっては、燃料棒4にスプリング8が接触しないように
撓ませても、スプリング特性が変化しないという利点が
ある。
ところが、上記スプリング8では、撓み量が変化しても
荷重が一定である範囲が存在しないため、支持格子の組
み立てのバ・ラツキにより、多数のスプリング8のそれ
ぞれの撓み量が異なってしまい、燃料棒4を一定の荷重
で挟持することが困難である。
荷重が一定である範囲が存在しないため、支持格子の組
み立てのバ・ラツキにより、多数のスプリング8のそれ
ぞれの撓み量が異なってしまい、燃料棒4を一定の荷重
で挟持することが困難である。
しかも、上記スプリング8は、撓ませた際に、第12図
に示すように、スプリング8の軸方向にスライドし易く
、このため支持格子を組み立てた状態でのスプリング8
の高さの維持が困難になるという欠点もある。
に示すように、スプリング8の軸方向にスライドし易く
、このため支持格子を組み立てた状態でのスプリング8
の高さの維持が困難になるという欠点もある。
「発明の目的」
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、永
久変形が生じにくく、しかも組み立て時や使用時にスプ
リング特性の変化がなく安定したスプリング力が得られ
るスプリングを有する支持格子を提供することを目的と
している。
久変形が生じにくく、しかも組み立て時や使用時にスプ
リング特性の変化がなく安定したスプリング力が得られ
るスプリングを有する支持格子を提供することを目的と
している。
「課題を解決するための手段」
上記目的を達成するために、この発明の支持格子は、複
数の帯状をなすストラップを互いに交差させて多数の格
子空間を画成し、各格子空間を画成する壁部に一対の打
抜部を互いに離間して形成し、この打抜部間の壁部を張
り出すことにより上記格子空間に突出させかつ上記壁部
に接近する方向に撓み可能な帯状のスプリングが形成さ
れ、このスプリングの両端側の壁部に、これらの壁部を
張り出してなる突出部を形成し、これらの突出部にはそ
れぞれ上記スプリングの両端部が連接されているもので
ある。
数の帯状をなすストラップを互いに交差させて多数の格
子空間を画成し、各格子空間を画成する壁部に一対の打
抜部を互いに離間して形成し、この打抜部間の壁部を張
り出すことにより上記格子空間に突出させかつ上記壁部
に接近する方向に撓み可能な帯状のスプリングが形成さ
れ、このスプリングの両端側の壁部に、これらの壁部を
張り出してなる突出部を形成し、これらの突出部にはそ
れぞれ上記スプリングの両端部が連接されているもので
ある。
また、上記スプリングの両側に、ストラップの壁部から
上記打抜部に突出し、かつスプリングの両端部間に延び
るリブを形成したものである。
上記打抜部に突出し、かつスプリングの両端部間に延び
るリブを形成したものである。
「作用」
この発明の支持格子にあっては、突出部とスプリングと
の連接部分が、該突出部の外側の縁部を軸としてストラ
ップの壁面側に回転するように傾むいて撓むとともに、
スプリングがストラップの壁面側に接近するように撓み
、このスプリングによる曲げ剛性と突出部による回転剛
性と1こより、スプリング特性に、撓み量が変化しても
荷重が一定である範囲を存在させるとともに、第5図に
示す従来のスプリングに比べて局部的な集中応力が発生
しにくい形状であるので、スプリングの撓みをほぼ弾性
域で行なわせしめる。
の連接部分が、該突出部の外側の縁部を軸としてストラ
ップの壁面側に回転するように傾むいて撓むとともに、
スプリングがストラップの壁面側に接近するように撓み
、このスプリングによる曲げ剛性と突出部による回転剛
性と1こより、スプリング特性に、撓み量が変化しても
荷重が一定である範囲を存在させるとともに、第5図に
示す従来のスプリングに比べて局部的な集中応力が発生
しにくい形状であるので、スプリングの撓みをほぼ弾性
域で行なわせしめる。
したがって、撓み量が変化しても荷重が一定である範囲
のときにスプリングが燃料棒を押圧するようにすれば、
支持格子の組み立ての際にスプリングの位置に多少のバ
ラツキが生じてスプリングの撓み量が若干具なっても、
燃料棒を一定の荷重で押圧して挟持することができる。
のときにスプリングが燃料棒を押圧するようにすれば、
支持格子の組み立ての際にスプリングの位置に多少のバ
ラツキが生じてスプリングの撓み量が若干具なっても、
燃料棒を一定の荷重で押圧して挟持することができる。
また、スプリングに過変位を加えて撓ませても、第5図
に示したスプリングに比べて局部的な集中応力が小さく
なるので塑性しにく(なり、したがってスプリング特性
の変化はほとんどない。
に示したスプリングに比べて局部的な集中応力が小さく
なるので塑性しにく(なり、したがってスプリング特性
の変化はほとんどない。
さらに、スプリングをストラップの壁面側に撓ませた際
に、スプリングの両端の間隔が伸びてスプリングがその
長手方向にスライドするのをスプリングの両側に設けた
リブにより防止して、支持格子を組み立てた状態でのス
プリングのストラップの壁面からの高さを一定に維持し
て、スプリングの変形を防止する。
に、スプリングの両端の間隔が伸びてスプリングがその
長手方向にスライドするのをスプリングの両側に設けた
リブにより防止して、支持格子を組み立てた状態でのス
プリングのストラップの壁面からの高さを一定に維持し
て、スプリングの変形を防止する。
「実施例」
以下、第1図乃至第4図を参照してこの発明の支持格子
の一実施例を説明する。
の一実施例を説明する。
これらの図に示す支持格子のストラップlには、多数の
スプリング10がスプリングlの長手方向に沿って等間
隔で形成されている。このスプリングIOは、スプリン
グ10となる部分の両側に位置するストラップlの壁部
を打ち抜いて打抜部11.11を形成し、この打抜部1
1,11の中央に・残った帯状の壁部を三角形状に張り
出させて形成したものであり、その頂点部分には、燃料
棒4を押圧する凸部10aが形成されている。
スプリング10がスプリングlの長手方向に沿って等間
隔で形成されている。このスプリングIOは、スプリン
グ10となる部分の両側に位置するストラップlの壁部
を打ち抜いて打抜部11.11を形成し、この打抜部1
1,11の中央に・残った帯状の壁部を三角形状に張り
出させて形成したものであり、その頂点部分には、燃料
棒4を押圧する凸部10aが形成されている。
また、上記スプリング!0の両端側には、上記打抜部1
1と直交する方向に直線状に延びる打抜部12.12が
、スプリングlOの両端から所定間隔離間して形成され
ている。この打抜部12の長さは上記打抜部11,11
の間隔より長く設定されており、これら打抜部11,1
1の両端には、この部分からストラップlの長手方向外
側に向けて突出する打抜部i 3,13が形成されてい
る。
1と直交する方向に直線状に延びる打抜部12.12が
、スプリングlOの両端から所定間隔離間して形成され
ている。この打抜部12の長さは上記打抜部11,11
の間隔より長く設定されており、これら打抜部11,1
1の両端には、この部分からストラップlの長手方向外
側に向けて突出する打抜部i 3,13が形成されてい
る。
この打抜部13,13と上記打抜部12との間には、こ
の部分の壁部を台形状に張り出してなる突出部14が形
成されており、この突出部14の上面に上記スプリング
14の端部が連接されている。
の部分の壁部を台形状に張り出してなる突出部14が形
成されており、この突出部14の上面に上記スプリング
14の端部が連接されている。
また、上記打抜部13,13を形成することにより、ス
プリング10の両側にその長手方向に延びるリブ15,
15が形成されており、このリブ15.15により、ス
プリングIOをストラップlの壁面側に撓ませた際に、
スプリングlOの両端の間隔りが伸びて9、第12図に
示したように、スプリングが軸方向(長手方向)にスラ
イドするのを防止するようになっている。
プリング10の両側にその長手方向に延びるリブ15,
15が形成されており、このリブ15.15により、ス
プリングIOをストラップlの壁面側に撓ませた際に、
スプリングlOの両端の間隔りが伸びて9、第12図に
示したように、スプリングが軸方向(長手方向)にスラ
イドするのを防止するようになっている。
上記のようなスプリングIOを、その凸部10aに過変
位を加えて、ストラップ!の壁面側に向けて撓ませると
、第3図に破線で示すような形状に撓む。すなわち、突
出部14.14の内側の縁部(スプリング10との連接
部分)が外側の縁部を軸としてストラップ1の壁面側に
回転するように傾むいて撓むとともζ二、スプリングl
Oがストラップlの壁面側に接近するように撓む。
位を加えて、ストラップ!の壁面側に向けて撓ませると
、第3図に破線で示すような形状に撓む。すなわち、突
出部14.14の内側の縁部(スプリング10との連接
部分)が外側の縁部を軸としてストラップ1の壁面側に
回転するように傾むいて撓むとともζ二、スプリングl
Oがストラップlの壁面側に接近するように撓む。
このようなスプリング10のスプリング特性は、第4図
に示すように、撓み量が変化しても荷重が一定である範
囲Bが存在するとともに、スプリングlOに過変位を加
えてスプリング10が燃料棒4に接触しないように撓ま
せても、この撓みがはぼ弾性域で行なわれ、過変位を解
除した際のスプリング10の戻りが破線で示すようにな
ってスプリング特性の変化はほとんどない。
に示すように、撓み量が変化しても荷重が一定である範
囲Bが存在するとともに、スプリングlOに過変位を加
えてスプリング10が燃料棒4に接触しないように撓ま
せても、この撓みがはぼ弾性域で行なわれ、過変位を解
除した際のスプリング10の戻りが破線で示すようにな
ってスプリング特性の変化はほとんどない。
したがって、撓み量が変化しても荷重が一定である範囲
BのときにスプリングlOが燃料棒4を押圧するように
すれば、支持格子の組み立ての際にバラツキが生じてス
プリング10の位置に多少のバラツキが生じても、この
バラツキを吸収して、燃料棒4を一定の荷重で押圧して
挾持することができる。
BのときにスプリングlOが燃料棒4を押圧するように
すれば、支持格子の組み立ての際にバラツキが生じてス
プリング10の位置に多少のバラツキが生じても、この
バラツキを吸収して、燃料棒4を一定の荷重で押圧して
挾持することができる。
さらに、スプリング10の両側1こリブ15.15を設
け、このリブ15,15により、スプリング10をスト
ラップlの壁面側に撓ませた際に、ストラップ10の両
端の間隔りが伸びて、第12図に示したように、スプリ
ングが軸方向(長手方向)にスライドするのを防止する
ようにしたので、支持格子を組み立てた状態でのスプリ
ング10の高さ(ストラップlの壁面からの高さ)を一
定に維持することができる。
け、このリブ15,15により、スプリング10をスト
ラップlの壁面側に撓ませた際に、ストラップ10の両
端の間隔りが伸びて、第12図に示したように、スプリ
ングが軸方向(長手方向)にスライドするのを防止する
ようにしたので、支持格子を組み立てた状態でのスプリ
ング10の高さ(ストラップlの壁面からの高さ)を一
定に維持することができる。
「発明の効果」
以上説明したように、この発明の支持格子によれば、突
出部とスプリングとの連接部分が、該突出部の外側の縁
部を軸としてストラップの壁面側に回転するように傾む
いて撓むとともに、スプリングがストラップの壁面側に
接近するように撓み、このスプリングによる曲げ剛性と
突出部による回転剛性とにより、スプリング特性に撓み
量が変化しても荷重が一定である範囲を存在させるとと
もに、局部的な集中応力が発生しにくい形状であるので
、スプリングの撓みをほぼ弾性域で行なわせしめる。
出部とスプリングとの連接部分が、該突出部の外側の縁
部を軸としてストラップの壁面側に回転するように傾む
いて撓むとともに、スプリングがストラップの壁面側に
接近するように撓み、このスプリングによる曲げ剛性と
突出部による回転剛性とにより、スプリング特性に撓み
量が変化しても荷重が一定である範囲を存在させるとと
もに、局部的な集中応力が発生しにくい形状であるので
、スプリングの撓みをほぼ弾性域で行なわせしめる。
したがって、撓み量が変化しても荷重が一定である範囲
のときにスプリングにより燃料棒を押圧するようにすれ
ば、支持格子の組み立ての際にバラツキが生じてスプリ
ングの位置に多少のバラツキが生じても、このバラツキ
を吸収して、燃料棒を一定の荷重で押圧して挟持するこ
とができ、安定したスプリング力を得ることができる。
のときにスプリングにより燃料棒を押圧するようにすれ
ば、支持格子の組み立ての際にバラツキが生じてスプリ
ングの位置に多少のバラツキが生じても、このバラツキ
を吸収して、燃料棒を一定の荷重で押圧して挟持するこ
とができ、安定したスプリング力を得ることができる。
さらに、スプリングの両側にリブを設け、このリブによ
り、スプリングをストラップの壁面側に撓ませた際に、
ストラップの両端の間隔が伸びて、スプリングがその長
手方向にスライドするのを防止するようにしたので、支
持格子を組み立てた状態でのスプリングのストラップの
壁面からの高さを一定に維持することができ、組み立て
時のスプリングの変形を防止することができる。
り、スプリングをストラップの壁面側に撓ませた際に、
ストラップの両端の間隔が伸びて、スプリングがその長
手方向にスライドするのを防止するようにしたので、支
持格子を組み立てた状態でのスプリングのストラップの
壁面からの高さを一定に維持することができ、組み立て
時のスプリングの変形を防止することができる。
第1図乃至第4図はこの発明の支持格子の一実施例を示
すものであり、第1図はストラップの要部の側面図、第
2図は第1図における■−■線視線面断面図3図はスプ
リングの変形状態を示すストラップの要部の断面図、第
4図はスプリングのスプリング特性を示すグラフ、 第5図乃至第8図は従来の支持格子の一例を示すもので
あり、第5図はストラップの要部の側面図、第6図は第
5図におけるVl−Vll線断断面図第7図は支持格子
の要部の概略平面図、第8図はスプリングのスプリング
特性を示すグラフ、第9図乃至第12図は従来の支持格
子の他の例を示すものであり、第9図はストラップの要
部の側面図、第10図は第9図におけるX−X線面断面
図、第11図はスプリングのスプリング特性を示すグラ
フ、第12図はスプリングの変形状態を示すストラップ
の断面図である。 l・・・・・・ストラップ、lO・・・・・・スプリン
グ、11・・・・・・打抜部、14・・・・・・突出部
、15・・・・・・リブ。
すものであり、第1図はストラップの要部の側面図、第
2図は第1図における■−■線視線面断面図3図はスプ
リングの変形状態を示すストラップの要部の断面図、第
4図はスプリングのスプリング特性を示すグラフ、 第5図乃至第8図は従来の支持格子の一例を示すもので
あり、第5図はストラップの要部の側面図、第6図は第
5図におけるVl−Vll線断断面図第7図は支持格子
の要部の概略平面図、第8図はスプリングのスプリング
特性を示すグラフ、第9図乃至第12図は従来の支持格
子の他の例を示すものであり、第9図はストラップの要
部の側面図、第10図は第9図におけるX−X線面断面
図、第11図はスプリングのスプリング特性を示すグラ
フ、第12図はスプリングの変形状態を示すストラップ
の断面図である。 l・・・・・・ストラップ、lO・・・・・・スプリン
グ、11・・・・・・打抜部、14・・・・・・突出部
、15・・・・・・リブ。
Claims (2)
- (1)複数の帯状をなすストラップを互いに交差させて
多数の格子空間を画成し、各格子空間を画成する壁部に
一対の打抜部を互いに離間して形成し、この打抜部間の
壁部を張り出すことにより上記格子空間に突出させかつ
上記壁部に接近する方向に撓み可能な帯状のスプリング
が形成された支持格子において、 上記スプリングの両端側の壁部に、これらの壁部を張り
出してなる突出部を形成し、これらの突出部にはそれぞ
れ上記スプリングの両端部が連接されていることを特徴
とする支持格子。 - (2)スプリングの両側に、上記ストラップの壁部から
上記打抜部に突出し、かつ上記スプリングの両端部間に
延びるリブを形成したことを特徴とする請求項1に記載
の支持格子。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1015986A JPH0776795B2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 支持格子 |
DE4001757A DE4001757A1 (de) | 1989-01-25 | 1990-01-22 | Gitter fuer eine kernbrennstoffanordnung |
US07/469,014 US5114668A (en) | 1989-01-25 | 1990-01-23 | Grid in a nuclear fuel assembly |
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