JPH02194982A - 記録紙の搬送制御装置 - Google Patents

記録紙の搬送制御装置

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JPH02194982A
JPH02194982A JP1378889A JP1378889A JPH02194982A JP H02194982 A JPH02194982 A JP H02194982A JP 1378889 A JP1378889 A JP 1378889A JP 1378889 A JP1378889 A JP 1378889A JP H02194982 A JPH02194982 A JP H02194982A
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JP
Japan
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recording paper
pressure roller
roller
platen roller
feeding
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JP1378889A
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Naoyuki Yokoyama
横山 尚幸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はプリンタ装置等において記録紙を正確に搬送さ
せる搬送制御装置に関する。
〈従来の技術〉 カラー画像を記録紙に転写するカラープリンタが知られ
ている。
熱転写式のカラープリンタは、インクフィルムに転写記
録紙を密着させてサーマルヘッドにより転写するという
工程を、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C
)についてそれぞれ順次行い、Y、 M、  Cの混色
によってカラー画像を記録紙に作像するものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 上記のようなカラープリンタは記録紙の搬送を特に正確
に行うことが要求される。すなわち、Y、M、  Cの
各色毎に重ね転写を行って所期の色彩の像を作像するた
め、記録紙の搬送において斜め送りが生ずると色ずれが
生じてしまう。
ここで、転写の数ドツト分も色ずれが生じてしまうよう
なことは従来においても十分防止されている。
しかしながら、転写の1ドツトの範囲以内でのきずれも
記録紙に作像された画像のカラーバランスを崩し、画質
を低下させる大きな要因であるため、特にカラープリン
タでは極力防止しなければならない。
本発明は上記従来の事情に鑑みなされたもので、記録紙
の搬送状態を微妙に制御し、カラープリンタにおいては
良質な画像の作像を実現することができる記録紙の搬送
制御装置を提供することを目的とする。
く課題を解決するための手段〉 本発明に係る記録紙の搬送制御装置は、プラテンローラ
とプレッシャローラとの間に記録紙を挟圧して搬送する
搬送手段と、プレッシャローラの長平方向両端部におい
てそれぞれ独立して当該プレッシャローラのプラテンロ
ーラへの圧接力を調整する調整手段と、これら調整手段
の作動を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする
〈作用〉 本発明では、プラテンローラへのプレッシャローラの圧
接力を調整することにより、記録紙の送り泄を調整する
。そして、プラテンローラへのプレッシャローラの圧接
力をその軸方向両端部でそれぞれ独立して調整すること
により、記録紙の送り量を左右独立して調整し当該記録
紙の斜め方向への送り量も調整する。
〈実施例〉 本発明に係る記録紙の搬送制御装置を実施例に基づいて
具体的に説明する。
まず、本発明を適用した転写式サーマルプリンタの印刷
部を第1図及び第2図に基づいて説明する。
ステッピングモータを備えた駆動装置(第9図に基づい
て後述する)によって正逆回転自在なプラテンローラ2
に転写記録紙lを巻掛ける一方、供給ローラ3と巻取ロ
ーラ4とにわたって張設したインクフィルム5をプラテ
ンローラ2の一部分て転写記録紙1に密着させると共に
、プラテンローラ2とほぼ同幅のサーマルlベツド6を
当該密着部に圧着またはM隔自在に設けである。従って
、プラテンローラ2の駆動により転写記録紙1を第1図
中矢印a方向若しくはb方向へ搬送することができる一
方、密着部においてサーマルヘッド6による加熱でイン
クフィルム5の熱溶融性インクを転写記録紙1に転写す
ることができる。尚、転写記録紙1とインクフィルム5
とは密着部の下流側で剥離ローラ9により剥離される。
インクフィルム5にはイエロー(Y)、マゼンタ(M)
、シアン(C)のインクをそれぞれ所定の長さをもった
領域で順次付着させてあり、インクフィルム5のY領域
の先端を検出センサ7で検出した時にサーマルヘッド6
を圧着させると共に転写記録紙1を第1図中矢印a方向
へ搬送し、転写記録紙1に7画像を転写する。そして、
サーマルヘッド6を離隔させて転写記録紙lを第1図中
矢印す方向へ戻し、巻取ローラ4側へ送られてくるイン
クフィルム5のM領域の先端を検出センサ7て検出した
時にサーマルヘッド6を再び圧着させると共に転写記録
紙1を再び第1図中矢印a方向へ搬送し、先に7画像を
転写した転写記録紙1にM画像を重ねて転写する。そし
て、C画像についても上記を同様な操作を繰り返して行
い、7画像、M画像、C画像の重ね転写によりカラー画
像を転写記録紙1に作像する。
ここで、プラテンローラ2にはほぼ同じ幅のプレッシャ
ローラ8が付設されて搬送手段を構成しており、転写記
録紙1はプラテンローラ2とプレッシャローラ8との間
に挟圧されて搬送される。
プレッシャローラ8の左右両端部にはカム機構を備えた
調整手段10がそれぞれ独立して設けられており、これ
ら調整手段10はそれぞれ独立してプレッシャローラ8
の軸方向にわたるプラテンローラ2への圧接力を調整す
る。
圧接力調整手段lOを第3図及び第4図に基づいて説明
する。
プリンタ装置の機体ブラケット11に軸受12を介して
回転自在に取り付けであるプラテンローラ2に対し、プ
レッシャローラ8を回転自在に支持する軸受13をブラ
ケット11に長孔11aを介して取り付けることにより
、プレッシャローラ8を接近離隔方向へ移動自在に設け
である。そして、軸受13にはブラケット11に軸受を
介して回転自在に支持された偏心カム14が当接してお
り、このカム14の軸部14aに取り付けられた歯車1
5はブラケット11に取り付けられたモータ16の回転
軸に歯車17を介して連結している。
従って、モータ16を作動させて偏心カム14を回転変
位させることにより、プレッシャローラ8のプラテンロ
ーラ2への圧接力をその端部から調整することができる
。すなわち、第5図に示すように、プレッシャローラ8
の圧接力が大きいほどプラテンローラ2とプレッシャロ
ーラ8とのニップが広がってバルジが増え、両ローラ2
.8の外周の長さが増大して記録紙1の送りピッチが大
きくなるため、プレッシャローラ8の圧接力の調節によ
り記録紙1の送り量の調節が行える。
そして、第3図にはプレッシャローラ8の一端側のみを
示したが、プレッシャローラ8の他端側にも同一な調整
手段10が設けられており、プレッシャローラ8の両端
部で独立して圧接力を調節することにより単純な送り量
の他に記録紙1の斜行を調節することができる。すなわ
ち、カム140回転変位とプレッシャローラ8の軸方向
への圧接力の分布とを表す第6図に示すように、左右両
端に設けられている調整手段10による独立した調整を
行うことにより微妙な斜行調節を行うことができる。例
えば、第6図中Bで示すように、左側のカム14を(+
)側に回転変位させると共に右側のカム14を(−)側
に同量回転変位させると、ローラ2.8の軸方向中心点
を境に左側での圧接力の増加量と右側での圧接力の減少
量とが等しくなり、記録紙1をローラ2.8の軸方向中
心点を中心としてその向きを右方向へ変えながら送るこ
とができる。また、第6図中へて示すように、左側のカ
ム14を(十)側に回転変位させると共に右側のカム1
4を(−)側に左側より少ない量だけ回転変位させると
、ローラ2.8の軸方向中心点より右側にずれた点りを
境に左側での圧接力の増加量が右側での圧接力の減少量
より大きくなり、記録紙1を点りを中心としてその向き
を右方向へ変えながら送ることができる。尚、第6図中
のAとBとに示す状態ではその偏向中心が異なると共に
、Bでは圧接力の増減量が等しく全体として記録紙1の
送り量に変化がないのに対し、Aでは圧接力の増加量が
減少量を上回っていることから全体として記録紙1の送
り量も増加する。
上記のように記録紙の送り量及び斜行調整を司るカム1
4に回転変位を与えるモータ16の回転軸には、第3図
に示すように、回転角表示板1日が取り付けられ、この
表示板1日には回転変位を検出するセンサ19が付設さ
れており、カム140回転角すなわちプレッシャローラ
8のプラテンローラ2への圧接の度合を検知できるよう
になっている。尚、調整手段10の構成は上記以外にも
公知技術に基づいて種々のものを採用することができる
第1図及び第2図に示すように、プラテンローラ2の正
転送り方向(矢印a方向)の上流側近傍には左右一対の
フォトセンサ21L、21Rが設けられており、これら
センサ21L、21Rにより記録紙1の斜行等の不適正
な送りを検出する。
この送り状態の検出及び判定は、第7図及び第8図に示
すように、7画像を記録紙】に転写する際に画像領域2
5の送り方向先端に当該送り方向と直角に印字した認識
マーク26を検知手段たるセンサ21L、21Rて検知
することにより行う。
すなわち、第7図には記録紙1の搬送位置に従ったセン
サ21L、21Rと認識マーク26との相対的な位置関
係を示すが、同図中の■〜■の状態ではセンサ21L、
21Rの検出レベルは下表に示すようになる。
尚、表中のO印中に付した斜線部分はセンサによる認識
マークの検出領域を示す。
上記に対し、例えば、センサと認識マークとの位置関係
が第7図中の1にあるへきときにセンサ21L、21R
の検出レベルが表中のVの状態となる場合には、記録紙
1の送り方向右端側が左端側に対して先行して記録紙1
が左方向へ傾いてしまっていることを示す。また、セン
サと認識マークとの位置関係が第7図中のHにあるべき
ときにセンサ21L、21Rの検出レベルが表中の■の
状態となる場合には、記録紙1の送り方向左端側が右端
側に対して先行して記録紙1が右方向へ傾いてしまって
いることを示す。
また、プラテンローラ駆動装置のステッピングモータの
ステップ数管理から、例えば、センサ21L、21Rの
検出レベルが表中のIの状態となるへきにも拘らず■の
状態となる場合には、記録紙1の送りにおいて斜行はな
いが送りピッチが大きすぎることを示す。
本実施例のサーマルプリンタは第9図に示すような制御
系を備えでおり、この制御系により記録紙搬送の制御、
プリン機能の制御等を行っている。
尚、第9図中では、プレッシャローラの左端側にある偏
心カム駆動用モータ16を16L、右端側にある偏心カ
ム駆動用モータ16を16Rで示し、プレッシャローラ
の左端側にある回転変位検出センサ19を19L、右端
側にある回転変位検出センサ19を19Rで示しである
この制御系は中央演算処理装置(CPU)30を備えて
おり、このCPU30には入出力装置(110)31を
介してアナログ/デジタル変換器(A/D)32L、3
2R,モータ駆動回路33L、33R、サーマルヘッド
駆動装置34、プラテンローラ駆動装置35、センサ1
9L、19Rが接続されている。
A/D変換器32L、32Rにはそれぞれフォトセンサ
21L、21Rが接続されており、センサ21L、21
Rの検出レベル(電圧)はA/D変換器32L、32R
によりデジタル化されてCPU30で認識される。例え
ば、A/D変換器32L、32Hの分解能を8ヒツトと
すると、センサ21L、21Rの検出エリア内に認識マ
ーク26が全く無いときは「0」、検出エリア全域に認
識マーク26があるときはr255」をCPU30か認
識する。
モータ駆動回路33L、33Rにはそれぞれ偏心カム駆
動用のモータ19L、19Rが接続されており、CPU
30からの命令に従ってこれらモータ駆動回路:33L
、33Rがモータ19L、19Rを作動させて偏心カム
14L、14Rを任意の角度だけ回転変位させる。そし
て、これらモータ19L、19Rの作動状況はセンサ1
9L、19RからCPU30にフィードバックされ、偏
心カム14L、14Rの回転変位角を正確に制御してい
る。
サーマルヘッド駆動装置34はサーマルヘッド6の圧着
・離間動並びに加熱動作を司る装置であり、CPU30
の命令に従ってこれら動作を制御する。
プラテンローラ駆動装置35はプラテンローラ2を正転
あるいは逆転動作させる装置であり、CPU30の命令
に従ってこれら動作を制御する。
次に、Y、 M、  Cの3邑を順次重ね転写すること
により行われるカラープリント動作を第10図に示すフ
ローチャートに沿って説明する。
まず、サーマルプリンタの操作パネルを操作者が操作し
てプリントを開始させると、CPU30がプリント命令
を発する(ステップSl)。
この結果、プラテンローラ駆動装置35によりプラテン
ローラ2が正転駆動されて記録紙1がプリンタの印刷部
に給紙される(ステップS2)。
次いで、サーマルヘッド駆動装置34によりサーマルヘ
ッド6がプラテンローラ2側へ圧着され、サーマルヘッ
ド6とプラテンローラ2とて互いに密着した記録紙1と
インクフィルム5とを挟圧する(ステップS3)。次い
て、第1色目(本実施例ではY)のプリント処理である
かをCPU30がフラグにより確認しくステップS4)
、第1色目のプリント処理であるときには、認識マーク
26を記録紙lに印字した後に(ステップS5)、プラ
テンローラ2の正転により記録紙1を送りながら第1色
目の7画像を画像プリント処理により記録紙1に印字す
る(ステップS6)。すなわち、第8図に示すように、
記録紙1には画像領域25の送り方向先端に当該送り方
向と直角に認識マーク26が印字される。尚、プラテン
ローラ駆動装置35に備えられたステッピングモータの
作動ステップ数Sを確認して、認識マーク26が印字さ
れたステップSはCPU30に記憶される。尚、M画像
及びC画像のプリント時における記録紙1の送り状態、
つまり一対の偏心カム14の回転変位は各々第if!!
、目の7画像のプリント時と同じである。
上記画像プリント処理(ステップ5.6)が完了したと
ころで、3色分の画像プリント処理がなされたかを確認
しくステップS7)、Y、 M、  Cの画像印字が完
了している場合にはサーマルヘッド駆動装置34により
サーマルヘッド6をプラテンローラ2から離隔させ(ス
テップS8)、画像をプリントした記録紙1を裁断して
排紙しくステップS9)、カラープリント動作を終了す
る。
上記ステップS7の判断において第1色目の画像プリン
トは終了しているが未だ3色の画像プリントが終了して
いない場合には、ステップs4からステップSIO以降
の一連の処理を行う。
まず、サーマルヘッド6をプラテンローラ2から離隔さ
せ(ステップ510)、プラテンローラ駆動装置35に
よりプラテンローラ2を逆転させ記録紙1を所定長さだ
けバックフィードさせる(ステップ511)。すなわち
、第8図に示すように、サーマルヘッド圧着後プリント
開始までの助走長ざ12と、画像領域25の長さ13と
、記録紙1とインクフィルム5とを完全に剥離させるた
めの空送り長さ14との合計12+13+1aだけ、記
録紙1を送り方向と逆方向(同図中左方)へ戻す。
尚、本実施例では、12はプラテンローラ駆動装置35
に備えられたステッピングモータの作動ステップ10個
分(s=100)に設定してあり、また、認識マーク2
6の幅はステップ10個分(s=10)に設定しである
次いで、サーマルヘッド6を圧着させると共に、プラテ
ンローラ駆動装置35に備えられているステッピングモ
ータの作動ステップ数Sを零にセット口(ステップ51
2)、マーク認識用のセンサ21L、21Rの検出レベ
ルが共に「0」であるかを確認する(ステップ513)
。ここで、上記ハックフィードによりセンサ21L、2
1Rは記録紙1の12間部分(余白部分)に対向してそ
れらの検出レベルは共に「0」のはずであるが、この検
出レベルが「0」でない場合にはパックフィード長さが
足りずにセンサ21L、21Rが既に認識マーク26若
しくは画像25に対向してしまっている状態であるので
、エラー処理を行ってエラー表示により操作者に警告す
る等の処置を行う(ステップ514)。
上記ステップS13においてセンサ21L、21Rの検
出レベルが共に「0」であることが確認された場合には
、プラテンローラ駆動装置35に備えられたステッピン
グモータを1ステツプづつ作動させて記録紙1を第8図
中矢印方向へ徐々に送り(ステップ515)、合計10
0ステツプSすなわち12分だけ記録紙1を送る(ステ
ップ816)。
この1ステツプ毎の送り動作において、12部分(余白
部分)での送りではセンサ21L、21Rの検出レベル
は「0」のはずであるので、センサ21L、21Rの検
出レベルから記録紙1の送りにおいて斜行がないかある
いは送りピッチが大きすぎないかを確認しくステップS
17.18)、不具合があるときにはこれを矯正する制
御CL、  CRを行う(ステップS19.20)。す
なわち、センサ21L、21Rが「0」でない等しい検
出レベルを示したときには斜行は生じていないが送りピ
ッチが大きすぎるので、制御CL、CRを行ってプレッ
シャローラ8の圧接力を軸方向両端で等しく小さくする
ようにモータ18L、16Rを作動させ、偏心カム14
L、14Rを等量だけ回転変位させる。また、センサ2
1L、21Rのいずれか一方だけが「0」でない検出レ
ベルを示したときには記録紙1が斜行して送られている
ので、当該「0」でないセンサがある側・(すなわちプ
レッシャローラの軸方向の左端側または右端側)におけ
るプレッシャローラ8の圧接力を小さくするように制御
CLまたはCRを独立して行ってモータ16I−または
16Rを作動させ、偏心カム14Lまたは14Rを少し
回転変位させる。また、センサ2]L、21Rが共に「
0」でない検出レベルを示し且つこれら検出レベルに差
があるときには送りピッチが大きすぎ且つ斜行が生じて
しまっているので、検出レベルの大きいセンサがある側
におけるプレッシャローラ8の圧接力がより小さくなる
ように制御CL、CRを独立して行ってモータ16L、
16Rを作動させ、偏心カム14L、14Rを回転変位
させて左右で差を設けた形でプレッシャローラ8の圧接
力を全体にわたって小さくする。
上記のような送り制御を行いながら100ステツプの送
りを行うと、記録紙Iは認識マーク2日がちょうどセン
サ21L、21Rにより検出され始める位置まで送られ
ることとなる。次いて、認識マーク26の幅分(10ス
テ、ツブ分)だけ更に送りを行って画像領域25の頭出
しを行う。
まず、画像領域250頭出し操作が再施行であるかを示
すフラグERをクリアにしくステップ521)、更に、
プラテンローラを駆動するステッピングモータの作動ス
テップのカウント数S及び画像領域25の頭出し操作の
信頼性を示すカウント数Gを「0」にセットする(ステ
ップ522)。
次いて、プラテンローラ駆動共#3δのステッピングモ
ータを1ステツプづつ作動させて合計10ステツプ(s
=IO)の送りを行い(ステップS23.24)、画像
領域25を頭出しする。
上記頭出し送りにおいて1ステツプ毎にセンサ21L、
21Rの検出レベルを確認する(ステップ525)。す
なわち、正常な送りピッチで記録紙1が送られていると
きに認識マーク26を認識したセンサ21L、21Rが
出力すべき検出レベルは認識マーク2Gの送りステップ
S毎にCP [730に予め記憶されており、送りステ
ップ毎のセンサ21L、21Rの検出レベルが正常な送
りピッチ時のものと等しいか、更には、センサ21L1
21Rの検出レベルが互いに等しいかを確認して、各ス
テップ毎の送り状態を確認する。
この結果、センサ21L、21Rの検出レベルが正常な
送り時のもので且つ互いに等しいときには(すなわち、
上記表のI〜■に示した状態)、カウントlaGを1つ
づつ増やす(ステップ526)一方、センサ21L、2
1Rの検出レベルが等しくないときくすなわち、上記表
のV、■に示した状態)あるいは正常な送り時のもので
はないときには、記録紙1に斜行あるいは送りピッチの
ずれが生じている状態であるので、上記した制御CL及
び/またはCRを行って斜行あるいは送りピッチを矯正
する(ステップ527)。
従って、画像領域250頭出し送りの10ステツプの間
に1度も矯正制御CL、CRを行わなけれはG=10で
、矯正制御Cし、CRを施行する旬にGは小さいものと
なる。すなわち、Gが大きいほど頭出し送りの信頼法が
高く、本実施例ではGが7以上の場合を正確に画像領域
25が頭出しされたものとして(ステップ528)、こ
の画像領域25に第2f!!、目(M)あるいは第3色
目(C)の画像をプリントする処理を行う(ステップ5
8)。
一方、Gが7に満たない場合にはフラグERを確認しく
ステップ529)、フラグERが立ってないときにはこ
れを立てると共にステッピングモータの10ステップ分
だけ記録紙1をバックフィードさせ(ステップ530)
、前記ステップS22から再度頭出し送りを行う。これ
に対し、フラグERが既に立っているときには、再施行
の頭出し送りであり、これ以上頭出し送りを繰り返して
も矯正が不可能なものと判断してエラー処理を行ってエ
ラー表示により操作者に警告する等の処置を行う(ステ
ップ531)。
尚、上記実施例では第1色目のプリント時に認識マーク
を印字するようにしたが、予め記録紙に認識マークを印
字しておいてもよく、この場合には第1色目のプリント
時に画像領域の先端縁が記録紙の幅方向で認識マークに
平行となるようにし、第2色目以降の送り制御をこの認
識マークを基準どじて行えばよい。但し、実際には、予
め設けられている認識マークへの位置合わせの煩雑さや
認識マーク印字用の特別のエレメント及び工程を解消で
きることから、上記実施例のように第1色目のプリント
時に認識マークを印字するのが好ましい。
また、上記実施例ではプラテンローラとほぼ同長の1本
のプレッシャローラを設けたが、プレッシャローラの長
さをプラテンローラより短くすることも可能であり、ま
た、特に紙厚の大きいものに対してはプレッシャローラ
を分割して両端部に位置するローラの圧接力を調整する
ようにしてもよい。
〈効果〉 本発明に係る記録紙の搬送制御装置によれば、プレッシ
ャローラのプラテンローラへの圧接力をプレッシャロー
ラの長手方向両端部でそれぞれ独立して調整できるよう
にしたため、記録紙の搬送において斜行及び送りピッチ
をきめ細かく矯正することができ、精度の高い記録紙搬
送を実現することができる。また、プレッシャローラの
プラテンローラへの圧接力をその両端から均等に調整す
るようにすれば記録紙の厚さが変更されても一定の送り
ピッチによる搬送を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用したサーマルヘッドプ
リンタの転写部を示す概略構成図、第2図はそのサーマ
ルヘッドプリンタの転写部を示す斜視図、第3図は本発
明の一実施例に係る調整手段の一部断面正面図、第4図
は調整手段のカムの作動説明図、第6図はプレッシャロ
ーラとプラテンローラとの関係の説明図、第6図はカム
位置とローラ圧接力との関係の説明図、第7図はセンサ
と認識マークとの関係の説明図、第8図は記録紙の送り
動作の説明図、第9図は本発明の一実施例に係る制御手
段の構成図、第10図は本発明の一実施例を適用したサ
ーマルヘッドプリンタの動作を説明するフローチャート
である。 lは記録紙、 2はプラテンローラ、 8はプレッシャローラ、 14は偏心カム、 16はモータ、 19は回転角センサ、 21L、21Rはフォトセンサ、 30はCPUである。 第1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. プラテンローラとプレッシャローラとの間に記録紙を挟
    圧して搬送する搬送手段と、プレッシャローラの長手方
    向両端部においてそれぞれ独立して当該プレッシャロー
    ラのプラテンローラへの圧接力を調整する調整手段と、
    これら調整手段の作動を制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする記録紙の搬送制御装置。
JP1378889A 1989-01-23 1989-01-23 記録紙の搬送制御装置 Pending JPH02194982A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013028004A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Canon Inc 記録装置および記録媒体の搬送制御方法

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JP2013028004A (ja) * 2011-07-27 2013-02-07 Canon Inc 記録装置および記録媒体の搬送制御方法

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