JPH0219396A - 新規ペプチドおよびそれを含有する脳機能改善剤 - Google Patents

新規ペプチドおよびそれを含有する脳機能改善剤

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JPH0219396A
JPH0219396A JP63169678A JP16967888A JPH0219396A JP H0219396 A JPH0219396 A JP H0219396A JP 63169678 A JP63169678 A JP 63169678A JP 16967888 A JP16967888 A JP 16967888A JP H0219396 A JPH0219396 A JP H0219396A
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JP
Japan
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peptide
resin
amino acid
asp
memory
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JP63169678A
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Shinji Ito
伊藤 真次
Takeshi Inoue
健 井上
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Shionogi and Co Ltd
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Shionogi and Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 星呈上五五月至1 本発明は次式: %式% で示される新規ペプチドまたはその製薬上許容される塩
(以下、本ペプチドと言う)および本ペプチドを有効成
分とする記憶力増強剤に関する。
疋困弦碧 コレシストキニン(以下、CCKと言う)には分子の大
きいものから小さいものまでいろいろあるが、脳には8
個のアミノ酸からなるペプチドが多く存在し、C−末端
から7番目のアミノ酸に硫酸基のついているのが特徴で
ある。これは略してCCK−8と呼ばれているが、本発
明者は各種の実験から、CCK−8には学習・記憶増進
効果がある事をつきとめている( Peptides 
7.105(10(L986);  Drug  De
vel、  Res、  7. 269−276  <
1986);Can、 J、 Ph1o1. Phar
macol 64.745−747 (1986);1
bid、 65.2280−2264 (1987);
 Drug Rev、 Res。
12、63−70 (1988) ) 、尚、CCK−
8とはH−Asp−Tyr(SOJ)−Met−Gly
−Trp−Met−Asp−Phe−NH,で示される
ペプチドである。
更に、本発明者は数種の公知ペプチドについてCCK−
8に比し約10倍の記憶力増進作用があるという事を見
出している(特願昭第63−103321号)、また、
特公昭第60−41052号にはセルレインの向精神薬
、特に分裂病に効果のあることが記載されている。
明が 決する゛課題 近年、平均寿命が年々のびるに従い、老人福祉が大きな
社会問題となっている。特に、老人の記憶力減退に伴っ
た問題が多く、記憶力増進剤または記憶力減退防止剤の
開発が強く望まれている。
課 を 決する手段 本発明者らは以上の点に鑑み、鋭意研究を重ねた結果、
本ペプチドが記憶力の保持を延長すると共に記憶の喪失
を防止する効果をもつことを見出し、本発明を完成した
0本発明者らの研究によれば、本ペプチドは同作用を有
するCCK−8と比較して、数十倍の効力を示し、特願
昭第63−103321号に具体的に開示きれたペプチ
ドより数倍効力が強い。
本発明において、アミノ酸、ペプチド、活性基等に関し
て略号で表示する場合、I UPACまたは当該分野の
慣用記号に従った。以下に主なものを例示する0本発明
において、異性体の存在するアミノ酸は全てL体を意味
する。
Asp :アスパラギン酸 Gin :グルタミン cxy ニゲリシン Leu :ロイシン Met :メチオニン Nle :ノルロイシン Pha :フェニルアラニン Pyr :ピログルタミン酸 Thr :スレオニン Trpニトリブトファン Tyr :チロシン 本ペプチドは溶液法(液相法)、固相法のいずれの方法
で製造しても容易に製造できる。例えば、C−末端のア
ミノ酸から出発してN一端側に順次−個ずつアミノ酸を
縮合させるステップワイズ法や、数個のフラグメントに
分けて合成したのち、それらをカップリングさせるフラ
グメント法、あるいは両法の組合わせによって製造すれ
ば良い。
以下には同相法での合成法について説明する。
固相法では液相法に比べて、短時間にかつ容易にペプチ
ド合成が可能である0例えば、アミノ酸のα−アミノ基
をtart−ブトキシカルボニル(以下、Boaと略す
)で保護したBoC−アミノ酸をベンズヒドリルアミン
型樹脂に順次導入したのち、例えば、フッ化水素(以下
、HFと表わす)処理を行なうことにより、脱保護と共
に樹脂を切り離して、C−末端がアミドであるペプチド
を取り出すことができる。
(アミノ酸の導入) 導入すべきアミノ酸のα−アミノ基の保護には通常、酸
処理により脱離可能なもの(例えば、シC)または塩基
処理により脱離可能なもの(例えば、9−フルオレニル
メトキシカルボニル(Fmoc) )が使用されるが、
ここでは、Bocを用いた場合について説明する。
合成しようとするペプチドのアミノ酸配列順序に従って
、α−アミノ基をBocで保護したアミノ酸をC−末端
側から順次カップリングきせる。 Bocは1M塩化水
素−酢酸や4M塩化水素−ジオキサンなどの塩化水素−
有機溶媒系やトリフロロ酢酸−ジクロルメタン(Ml、
以下、TFA−DCMと言う)の処理で効率よく脱保護
され、遊離したアミノ基は次のカップリング反応に供さ
れる。側鎖に官能基を有するアミノ酸、例えば、Trp
、 Asp、 Tyr等の導入に際しては、TFA−D
CHに安定で、その他の適当な処理により容易に脱保護
されるような保護基で側鎖を保護しておく。
これら側鎖の保護基としては文献公知のものを選択すれ
ば良いが、−例を挙げれば、Trpにはホルミル(以下
、CIOと記す)などが、Aspにはシクロヘキシル(
以下、 COXと略す)、シクロペンチルなどのシクロ
アルキルエステル、ベンジルエステルなどが、 ryr
には2.6−ジクロロベンジル(以下、Dabと略す)
などのハロゲン化ベンジルを使用できる。
カップリング反応は、カルボジイミド法、対称酸無水法
、活性エステル法など公知の何れの方法で行なっても良
い。
このようにC−末端側からアミノ酸を1残基ずつ導入す
るか、またはいくつかのアミノ酸残基からなるペプチド
をフラグメントとして導入するかして保護ペプチド樹脂
を合成し、最後にHF処理により樹脂を切り離し、目的
のアミノ酸配列を有するペプチドを得る。
この様にして得たペプチドを以下に示す反応に付して、
Tyrを選択的に硫酸エステル化して、本ペプチドを得
る。
(硫酸エステル化) この反応はTyrを選択的に硫酸エステル化する工程で
あり、水性溶媒中で無水硫酸・塩基複合体を反応させる
方法が好ましく例示される。塩基としてはピリジン、ト
リ低級アルキルアミン、N。
N−ジメチルアニリン、イミダゾールなどが使用され、
本反応をアルカリ水溶液中(約pn to〜13)で行
なうことにより、選択的にTyrを硫酸エステル化する
事ができる。本反応は数時間内に完了するが、所望なら
ば、HPLCやTLCなどで反応の進行を確認しながら
反応を行なっても良い。
得られたペプチドはHPLC,逆相HPLC。
イオン交換クロマトグラフィー、セファデックスなどで
容易に精製・脱塩できる。。
本ペプチドは製薬上許容される塩、例えばナトノウム、
カリウム等のアルカリ金属塩、カルシウム等のアルカリ
土類金属塩、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のア
ミン塩またはアンモニアとのアンモニウム塩としても良
い。
本ペプチドの製剤化にあたっては、非経口投与形態が好
ましく、常法に従って注射剤、瘍剤、貼布剤、鼻腔内ス
プレー等に製剤化すれば良く、要すれば、増量剤、賦形
剤、溶解助剤、安定化剤、防腐剤、局麻剤等を添加し得
るのは当然であるが、更に、本ペプチドの効力を低下さ
せない限り他の薬剤も添カロできる。
本ペプチドは非常に低毒性なので、かなりの大量使用が
可能である。人体への投与量は、性別、年齢、症状、病
歴、投与方法によって変化するので一概には規定できな
いが、通常、0.01〜10μg/kg体重、より好ま
しくは0.05〜5μg/kg体重を1〜3週に1回投
与すればよい。
本ペプチドは上記の使用方法で、例えば、脳外傷によっ
て生じた記憶喪失の治療、パーキンソン病やハンチント
ン病等の脳疾患や過度のストレス状態における記憶障害
の改善、老年期精神活動減退の改善、脳外科手術によっ
て生じる脳機能障害の予防等に臨床的効果が期待される
以下に実施例および実験例を示し本発明をさらに詳しく
説明するが、これらは何部本発明を限定するものではな
い。
(以下余白) 実施例 1 Boc−Phe  +  resin 喜 Boc−Phe−resin 桑 Boa−Asp(OcHx)−Phe−resinみ Boa−N 1e−Asp(OcHx )−Phe−r
esinBoa−Trp(CHO)−Nla−Asp(
OcHx)−Phe−resin集 Boa−G 1y−Trp (CHO) −Nla−A
sp (OcHx )−Phe−r@sin 桑 BoC−Lau−Guy−Trp(CIO)−Nla−
Asp(OcHx )8−PhQ−resin Boa−Tyr(Dcb )−Leu−Gly−Trp
(CIO)−Nle、 −Asp(OcHx)−Phi
−resinBoa−Asp(OcHx)−Tyr(D
Cb)−Leu−Gly−Trp(CIO)−Nle−
Asp(OcHx)−Phe−resin喜 Z−Pyr−Asp(OcHx )−Tyr(Dab)
−Leu−Gly−1rp(CIO)−Nla−Asp
(OcHx)−Phi−resin前記のペプチドの同
相合成を、下記プロトコルに従って行なった。尚、プロ
トコルはアミノ酸1残基を導入する操作である。
[プロトコルコ 〉脱保護基: TFA−DCM (1:1) 3分間〈1回)、20分
間(1回)。
i)洗浄ニ ジクロルメタン1分間(2回);2−プロパツール1分
聞く2回);ジクロルメタン1分間〈3回)。
i)中和ニ ジイソプロピルエチルアミン−ジクロルメタン(5:9
5)1分間(2回)。
■)洗浄:操作i)に同じ。
ν)カップリング反応: 保護アミノ酸、ジシクロへキシルカルボジイミド各3当
量、1時間。
vi)洗浄:操作i)に同じ。
ii)〜x):操作i)〜■)を繰り返す。
[調製コ 上記プロトコルに従い、p−メチルベンズヒドリルアミ
ンX1(2Xジビニルベンゼン、100〜200メツシ
ユ、 0.5mmol NHt/gx株式会社ペプチド
研究所)Igをペプチド自動合成装置の反応器にとり、
これにC−末端側アミノ酸から順次導入して目的の保護
ペプチド樹脂Z−Pyr−Asp(OcHx)−Tyr
(Dcb ) −Leu−G 1y−Trp (CHO
)−Nle−Asp (0cHx )−Phe−res
 inl、75 gを得た。尚、液量は何れも2 o 
ml/ gs4塵で行なった。使用したアミノ酸のα−
アミノ基はBoaで保護し、側鎖に官能基を有するアミ
ノ酸はそれぞれ、Boa−Trp(CHO)、Boc−
Asp(OcHx)、Boc−Tyr(Dcb)を用い
て導入した。尚、Pyrの導入にはZ−Pyr((旦し
、2はベンジルオキシカルボニルを意味する)を使用し
た。
得られた保護ペプチド樹脂1.75gをアニソール(2
ml)の存在下、HF(10ml)により、−15°C
で1時間処理する。HFを減圧留去し、残渣を酢酸エチ
ルで洗浄、次いで1Mアンモニア水で抽出する。アンモ
ニア抽出液を凍結乾燥して白色粉末として目的化合物3
60mgを得た。
実施例 2 P r−As −T r(SOsH)−Leu−Gl 
−T  −Nla−As  Phe−NH8の合成 実施例1で得た化合物150mgを0.5M次醋酸ナト
リウム101に溶解し、室温攪拌下にて無水硫酸ピリジ
ン複合体3gをHPLCで反応の進行を確認しながら少
量ずつ3時間かけて投入する。
この間1M水酸化ナトリウムを滴下しつつ、反応液をp
H10に保つ0反応液をクロロホルムで抽出、水層は水
冷下で一旦、pH2とした後4Mアンモニア水で中和す
る(pH8)、これに水を加えて300n+1に希釈し
たのち、DEAE−セファデックスA−25カラム(2
,4x30cm、 0.3M炭酸水素アンモニウムで平
衡化)に沈船して吸着させ、0.3〜IM炭酸水素アン
モニウム(2000ml)の直線濃度勾配で溶出、試験
管番号110〜152(各々12m1ずつ)を集めて凍
結乾燥し、白色粉末61mgを得る。この一部(15m
g>を取り、逆相HP L C(YMC−Pack A
−3420DSカラム、20mmX150mm:和光紬
薬工業)で精製し、次いでセファデックスG−10カラ
ム(lx40cm、 50mM炭酸水素アンモニウム)
で脱塩して、目的の本ペプチド4 、5 mgを得た。
HPLC条件 カラム:ヌクレオシル5C0φ4.6mmx15mm(
ナーゲル社製) 流動相:25xアセトニトリルを含む50mMリン酸ナ
トリウム暖衝液(pH7,1) 流速:1ml/分 検出波長:220nm 目的物は72分で溶出する。
乙主Z厘士亙1(5xデオグリコール酸共存下。
6M塩酸により110℃、20時間加水分解):Asp
 1.97(2)、 Glu 1.02(1)、 Gl
y 1.00(L)。
Leu 1.01(1)、 Nle O,94(1)、
 Tyr O,98(1)。
Trp O,98(1)、 Phe O,99(1)実
施例 3 本ペプチドのジエチルアミン塩   0.3%塩化ナト
リウム          90  ■注射用蒸留水を
加えて全量を10m1とする。
上記組成物を完全に溶解したのち、無菌濾過してアンプ
ル10本に分注して注射剤とする。
実施例 4 本ペプチドのトリエチルアミン塩  6  mgキシロ
カイン          250  鴫ノン酸緩衝液
          100  ml上記組成物を完全
に溶解したのち、実施例3と同様に処理して注射剤10
0アンプルを得る。
実施例 5 本ペプチドのトリス・ジエデルアミン塩(50mg)を
流動パラフィン(25g)に攪拌溶解して、これに加温
溶解したカカオ脂(500g)を加えて攪拌分散させた
後、瘍剤500個に成形する。
(以下余白) 実験例 1 (受動的回避反応) ウィスター系雄性ラット(体重約2zog)を25±1
°C112時間毎の明暗条件(点灯:午前7時)の下で
飼育し、その間摂食(標準ラット用ビスケット)および
水は自由に与えた。以下の実験は午前9時〜午後3時の
間に行なった。
受動的回避行動は一回試行学習法によって調べた。うす
暗い防音室内で実験を行なった。装置は黒色壁の暗い箱
と、その−面に明るい走路をつけたものである。暗箱の
床にはラットの足に電気ショック(Foot 5hoc
k:以下、FSという)を与えられるようにグリッドを
配した。グリッドを配した部屋を暗箱とし、走路の中央
部60cm上方に60W(7)を球を取り付けた0以上
の装置を用いて、受動的回避反応学習の一回試行をニー
ダ−とド’7−ウイード(Ader and da W
ted [1972])の方法に従って観察した。ラッ
トを暗箱に背を向けるように走路上に置き、そのまま暗
箱に入れるという順応訓練を実験の第1日に一回、同訓
練を翌日に3回行なった。3回目の訓練終了後直ちに、
床面のグリッドに電流(0,2mA、2秒間)を通じ、
ラットに強制的にショックを一回与えた。この学゛習訓
練の後、ラットを装置から取出した。学習訓練終了後2
4時間目に記憶保持をテストした。
ランドを走路上に置き、ラットが暗室に入るまでの時間
(反応潜時)を最大300秒まで測定した。 ラットの
記憶を喪失させるために、FS直後、両耳に取り付けた
金属クリップを介して電流を通じ(60mA、 0.4
秒間)、電気連単ショック(Electroconvu
lsive 5hock ;以下、EC8と言う)を与
えた。
薬剤は生理食塩水に溶解して0.1ml/ 100g体
重宛でECS直後に皮下投与した。対照群にも同量の生
理食塩水を皮下投与した1反応潜時の値は秒で示し、平
均反応潮時と共にカッコ内に25%〜75%の分布値を
表1に示した。尚、実験動物は一回のみ、実験に使用し
た。
尚、諸実験例で用いた対照化合物は以下の通りである。
対照化合物1 (セルレイン): Pyr−G 1 n−Asp−Tyr (So s H
)−Thr−Gl y(rp−Met−Asp−Phe
−NHを対照化合物2: Pyr−Asp−Tyr(So s H)−Thr−G
ly−Trp−Met−Asp−Phe−NH*対照化
合物3: Pyr−G 1 n−Asp−Tyr (So s H
)−Leu−Gly−Trp−Nla−Asp−Phe
−NH。
対照化合物4 : CCK−8 支床 表1の結果から明らかな様に、本ペプチドは対照群と比
較して、顕著な記憶力減退を妨止する効果が確認された
。また、統計結果を表1(附)に示した。
実験例 2 実験例1と同様の実験を表2に示す各種ペプチドについ
て、同一投与量(0,01mcg/kg )での効果を
比較した。結果を表2に示す。
表2の結果から明らかな様に、本ペプチドは他のペプチ
ドと比較しても、極低用量でより高い記憶力減退藺止効
果を発現させる事が確認きれた。
表 (りJレスカル・つ才りx (FFruskal−Wa
llis)法による。
表 注)中I P<0.05゜ 串申申 P< 0.01 実験例 3 (能動的回避反応) ウィスター系雄性ラット(体重的220g)を25±1
℃、12時間毎の明暗条件(点灯:午前7時)の下で飼
育し、その間摂食(標準ラット用ビスケット)および水
は自由に与えた。以下の実験は午前9時〜午後3時の間
に行なった。
受動的回避行動はガムズ(Gamzu、 1985 )
の方法に準じたプラットボーム型による実験を行なった
。一連の試行を開始する10分前にラットを実験箱に入
れて慣らし、その後プラットホーム上に質いた。プラッ
トホーム(18X Loam )は実験箱(40x 3
5x 40cm )の床上11cTnにあり、箱の隅に
取り付けられた。各試行の開始毎に条件刺激(Con−
ditioning stimulus:以下CSとい
う)の為にブザーを鳴らし、う・ントをプラントホーム
からグノッドを配した床に降した。C8は15秒間行な
い、次いで2mAの電流を15秒間通じてFSを与えた
。ラットはプラットホームへ飛び乗る事によりこれを回
避し得た。ショック終了から次ぎの試行までの15秒間
を安全期間とした。これを1試行として、5試行を1セ
ツシヨンとした。各セッンヨンは約4時間の間隔をあけ
、午前と午後に各−回ずつ行なった。第2セツシヨン終
了後(訓練臼)直ちに全てのラットに、所定量の薬剤ま
たは生理食塩水を皮下投与した。被検群には薬剤を生理
食塩水に溶解してO,1ml/ 100g体重宛を、対
照群には同量の生理食塩水を投与した。
FSを除いた以外は同様の2セツシヨンを翌日(第1日
)、第5日、10日、15日、20日目上も繰り返し行
なった。各セツション毎に回避行動を取った回数を数え
、5日間に取った回避行動の平均値を表3に記した。統
計処理はダンネット(Dunnett )の方法で行な
った。
旦 表3の結果から明らかな様に、本ペプチドは、o 、 
01 mcg/ kgという極低用量でも20日間とい
う長期間にわたって記憶力増強効果を発揮する事が確認
された。これは本ペプチドを3週間に1回の極少量投与
で、所期の効果を持続させうる事を示唆しており、本ペ
プチドが低毒性である事を合わせで考えれば、極めて有
用な薬剤であると言える。
(以下余白)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式: 【遺伝子配列があります】 で示されるペプチドまたはその製薬上許容される塩。
  2. (2)式: 【遺伝子配列があります】 で示されるペプチドまたはその製薬上許容される塩の有
    効量を含有する脳機能改善剤。
JP63169678A 1988-07-06 1988-07-06 新規ペプチドおよびそれを含有する脳機能改善剤 Pending JPH0219396A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62228100A (ja) * 1985-12-19 1987-10-06 アストラ・アーベー 硫酸エステル基を有するペプチド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62228100A (ja) * 1985-12-19 1987-10-06 アストラ・アーベー 硫酸エステル基を有するペプチド

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