JPH02193814A - 余剰処理液の除去方法およびその装置 - Google Patents
余剰処理液の除去方法およびその装置Info
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- JPH02193814A JPH02193814A JP1210989A JP1210989A JPH02193814A JP H02193814 A JPH02193814 A JP H02193814A JP 1210989 A JP1210989 A JP 1210989A JP 1210989 A JP1210989 A JP 1210989A JP H02193814 A JPH02193814 A JP H02193814A
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Chain Conveyers (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、余剰処理液の除去方法およびその装置に関
する。
する。
各種部品類は、オーバーヘッドコンベアで搬送されなが
らスプレーあるいはデイツプ方式等で所定の処理を受け
るようになっている。同処理を受けた被処理物には、処
理の途上において付着する水や水溶液等が残留する。
らスプレーあるいはデイツプ方式等で所定の処理を受け
るようになっている。同処理を受けた被処理物には、処
理の途上において付着する水や水溶液等が残留する。
前記付着した水等の処理液は、通常の場合、自然乾燥方
式や同方式と組み合わされるエアーブロ一方式さらには
温風による強制乾燥方式等により除去し得る。しかし、
被処理物が、第6図(a)および(b)にみるように、
複雑な形状部分A・・・を有するエバポレーター(蒸発
器)50のようなものであると、これらの部分A・・・
に溜まる水等は、除去作用を受けにくくて乾燥後にむら
が出来たり、あるいは、乾燥に伴い濃度が高くなること
でコンタミが生じたりする。エアープロ一方式の場合で
も前記部分A・・・はエアーの流れに対して陰の部分と
なり前記溜まり部分を完全に除去することができない。
式や同方式と組み合わされるエアーブロ一方式さらには
温風による強制乾燥方式等により除去し得る。しかし、
被処理物が、第6図(a)および(b)にみるように、
複雑な形状部分A・・・を有するエバポレーター(蒸発
器)50のようなものであると、これらの部分A・・・
に溜まる水等は、除去作用を受けにくくて乾燥後にむら
が出来たり、あるいは、乾燥に伴い濃度が高くなること
でコンタミが生じたりする。エアープロ一方式の場合で
も前記部分A・・・はエアーの流れに対して陰の部分と
なり前記溜まり部分を完全に除去することができない。
前記乾燥方式によるものであると、乾燥ゾーンを別途設
置する必要があるので、システム全体としてコストが高
くつく等の不利もあった。
置する必要があるので、システム全体としてコストが高
くつく等の不利もあった。
前記事情に鑑みて、この発明の課題とするところは、複
雑な形状を有する被処理物であっても、付着する余剰の
処理液を有効に除去することができ、安いコストで実施
できるようにすることにある。
雑な形状を有する被処理物であっても、付着する余剰の
処理液を有効に除去することができ、安いコストで実施
できるようにすることにある。
前記課題を解決するため、請求項1記載の余剰処理液の
除去方法は、オーバーヘッドコンベアで搬送されながら
所定の処理を受ける被処理物に付着する余剰の処理液を
同被処理物から除去する方法であって、前記被処理物を
持ち上げたのち落下させて同落下を止めることで、その
際に発生する衝撃により余剰の処理液を除去するように
する。
除去方法は、オーバーヘッドコンベアで搬送されながら
所定の処理を受ける被処理物に付着する余剰の処理液を
同被処理物から除去する方法であって、前記被処理物を
持ち上げたのち落下させて同落下を止めることで、その
際に発生する衝撃により余剰の処理液を除去するように
する。
請求項2記載の余剰処理液の除去装置は、オーバーヘッ
ドコンベアで搬送されながら所定の処理を受ける被処理
物に付着する余剰の処理液を同被処理物から除去する装
置であって、前記オーバーヘッドコンベアに付帯されて
いる被処理物保持手段と、同保持手段を持ち上げたのち
落下させる持上げ落下手段を備え、前記保持手段は、前
記オーバーヘッドコンベアに対して昇降可能に係止され
ているとともに、前記持上げ落下手段により持ち上げら
れて落下されることで、前記オーバーヘッドコンベアに
設けられた受部に係止されて被処理物に衝撃を発生させ
るようになっている。
ドコンベアで搬送されながら所定の処理を受ける被処理
物に付着する余剰の処理液を同被処理物から除去する装
置であって、前記オーバーヘッドコンベアに付帯されて
いる被処理物保持手段と、同保持手段を持ち上げたのち
落下させる持上げ落下手段を備え、前記保持手段は、前
記オーバーヘッドコンベアに対して昇降可能に係止され
ているとともに、前記持上げ落下手段により持ち上げら
れて落下されることで、前記オーバーヘッドコンベアに
設けられた受部に係止されて被処理物に衝撃を発生させ
るようになっている。
被処理物を持ち上げたのち落下させてその際に発生する
衝撃で同被処理物から余剰の処理液を除去するようにす
ると、複雑な形状部分に溜まった処理液でも前記衝撃で
より完全に除去し得る。
衝撃で同被処理物から余剰の処理液を除去するようにす
ると、複雑な形状部分に溜まった処理液でも前記衝撃で
より完全に除去し得る。
以下に、この発明を、その実施例をあられす図面を参照
しつつ詳しく説明する。
しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第5図は、この発明にかかる余剰処理液の
除去方法およびその装置の一実施例をあられしている。
除去方法およびその装置の一実施例をあられしている。
これらの図にみる余剰処理液の除去装置は、オーバーヘ
ッドコンベア1の長手方向の一部において構成されるよ
うになっている。同コンベア1は、上側部材2aと左右
1対の縦部材2b、2bおよび下側部材2c、2dを備
えた矩形の枠2を備えている。開枠2は、コンベア1の
長手方向に離間して多数配列されているとともに、この
−次ハンガー5は、コンベア1の長手方向に一定の間隔
を置いて2つ以上配列され、これらの間が連結されるこ
とで連鎖的に送られるようになっている。各−次ハンガ
ー5の下端部には屈曲状の上ハンガー6が取付けられ、
同ハンガー6の下端部は前記下側部材2c、2d間を通
過するようになっている。同下側部材2c、2dの対向
する部分には、第3図にみるように、前記長手方向に伸
びる方向が向けて左右1対のガイドバー7゜7が設けら
れている。これらのガイドバー7.7は端部7a、7a
が開いていて、前記上ハンガー6が同バー7.7の平行
な部分の間に入りやすくなるようにされている。前記上
ハンガー6の下端には、第4図にみるように、やや縮長
状の受枠10が設けられている。同受枠10は、上端の
基部10aと下端の丸棒状受部10bおよび左右1対の
側部10c、10cを備えていて、その枠の形成する面
が前記コンベア1の長手方向に向くようにして一定の高
さを保ちつつ前記上ハンガー6とともにコンベア1の長
手方向に送られるようになっている。この受枠10には
保持手段20が昇降し得るように吊り掛けられている。
ッドコンベア1の長手方向の一部において構成されるよ
うになっている。同コンベア1は、上側部材2aと左右
1対の縦部材2b、2bおよび下側部材2c、2dを備
えた矩形の枠2を備えている。開枠2は、コンベア1の
長手方向に離間して多数配列されているとともに、この
−次ハンガー5は、コンベア1の長手方向に一定の間隔
を置いて2つ以上配列され、これらの間が連結されるこ
とで連鎖的に送られるようになっている。各−次ハンガ
ー5の下端部には屈曲状の上ハンガー6が取付けられ、
同ハンガー6の下端部は前記下側部材2c、2d間を通
過するようになっている。同下側部材2c、2dの対向
する部分には、第3図にみるように、前記長手方向に伸
びる方向が向けて左右1対のガイドバー7゜7が設けら
れている。これらのガイドバー7.7は端部7a、7a
が開いていて、前記上ハンガー6が同バー7.7の平行
な部分の間に入りやすくなるようにされている。前記上
ハンガー6の下端には、第4図にみるように、やや縮長
状の受枠10が設けられている。同受枠10は、上端の
基部10aと下端の丸棒状受部10bおよび左右1対の
側部10c、10cを備えていて、その枠の形成する面
が前記コンベア1の長手方向に向くようにして一定の高
さを保ちつつ前記上ハンガー6とともにコンベア1の長
手方向に送られるようになっている。この受枠10には
保持手段20が昇降し得るように吊り掛けられている。
同保持手段20は、下ハンガー21と受片22および被
処理物入れ23からなっている。下ハンガー21は、1
本の長いロンド部21aと、その上端の屈曲状係合部2
1bからU字状になるように下向きに伸びる抜は止め部
21cよりほぼ逆J字形に形成されている。受片22は
、この下ハンガー21の上端に基部が固定されていると
ともに水平方向の一方向に突出している。同受片22の
突出する部分の下面には、コンベア1の送り方向に少し
長く伸びるように2本の係合ロッド24,24が間隔を
置いて設けられている。前記被処理物入れ23は、ロッ
ド部21aの下端部が接合された中央部分23aと、同
部分23aの左右両側から上向きに傾斜して伸びていて
全体が逆への字状になっているかご部23b、23bを
備えている。同かご部23b、23bが上向きに傾斜し
ているのは、それに入れられる被処理物25.25が後
述する落下衝撃で外部に飛び出すのを防止するためと通
常に進行中自然滴下し易くするためである。前記コンヘ
ア1の枠2・・・のうち処理液の除去のための枠2には
、水平部分30aと垂直部分30bを有し゛ζL字形に
形成されたフレーム30が取付けられている。同フレー
ム30の垂直部分30bはコの字形チャンネル部材を用
いて形成されており、その溝底壁には、第5図にみるよ
うに、1対を1組とした長孔31,31が上下に2組と
なるように開けられているとともに、これらの長孔31
・・・により、取付具32・・・で止め付けられたブラ
ケット33.33が上下に移動調節され得るようになっ
ている。両ブラケット33.33によりエアーシリンダ
34が縦向きに取付けられており、シリンダ34の異な
る長さのものをも取付は得るようになっている。同シリ
ンダ34は持上げ落下手段であり、同シリンダ34から
下向きに伸びるロッド34aには水平面状の受板35が
取付けられている。陶板35は、前記送り方向にやや長
い板でなるとともに、その先端上面には、同じくやや長
めの係合ロッド36が同送り方向に伸びるように取付け
られている。同ロンド36は、前記一方の係合ロッド2
4にも係合し得るようにして他方の係合ロッド25に係
合して受板22を介して前記保持手段20を持ち上げ得
るようになっているとともに同持ち上げた状態を解除し
得るようになっている。同解除速度は保持手段20の落
下速度よりも大きくなっている。なお、前記枠2の一方
の縦部材2bには、−次ハンガー5の通過を検知して前
記シリンダ34の昇降を制御するためのセンサー37が
前記送り方向2個所に位置するように設けられる。2つ
のセンサー37.37はシリンダ34の上昇および図示
しないエアーブローをそれぞれ制御するために設けられ
る。シリンダ34の上昇限は図示しないリミットスイッ
チにより、また下降限は同スイッチあるいはタイマーに
より検知されるようになっている。
処理物入れ23からなっている。下ハンガー21は、1
本の長いロンド部21aと、その上端の屈曲状係合部2
1bからU字状になるように下向きに伸びる抜は止め部
21cよりほぼ逆J字形に形成されている。受片22は
、この下ハンガー21の上端に基部が固定されていると
ともに水平方向の一方向に突出している。同受片22の
突出する部分の下面には、コンベア1の送り方向に少し
長く伸びるように2本の係合ロッド24,24が間隔を
置いて設けられている。前記被処理物入れ23は、ロッ
ド部21aの下端部が接合された中央部分23aと、同
部分23aの左右両側から上向きに傾斜して伸びていて
全体が逆への字状になっているかご部23b、23bを
備えている。同かご部23b、23bが上向きに傾斜し
ているのは、それに入れられる被処理物25.25が後
述する落下衝撃で外部に飛び出すのを防止するためと通
常に進行中自然滴下し易くするためである。前記コンヘ
ア1の枠2・・・のうち処理液の除去のための枠2には
、水平部分30aと垂直部分30bを有し゛ζL字形に
形成されたフレーム30が取付けられている。同フレー
ム30の垂直部分30bはコの字形チャンネル部材を用
いて形成されており、その溝底壁には、第5図にみるよ
うに、1対を1組とした長孔31,31が上下に2組と
なるように開けられているとともに、これらの長孔31
・・・により、取付具32・・・で止め付けられたブラ
ケット33.33が上下に移動調節され得るようになっ
ている。両ブラケット33.33によりエアーシリンダ
34が縦向きに取付けられており、シリンダ34の異な
る長さのものをも取付は得るようになっている。同シリ
ンダ34は持上げ落下手段であり、同シリンダ34から
下向きに伸びるロッド34aには水平面状の受板35が
取付けられている。陶板35は、前記送り方向にやや長
い板でなるとともに、その先端上面には、同じくやや長
めの係合ロッド36が同送り方向に伸びるように取付け
られている。同ロンド36は、前記一方の係合ロッド2
4にも係合し得るようにして他方の係合ロッド25に係
合して受板22を介して前記保持手段20を持ち上げ得
るようになっているとともに同持ち上げた状態を解除し
得るようになっている。同解除速度は保持手段20の落
下速度よりも大きくなっている。なお、前記枠2の一方
の縦部材2bには、−次ハンガー5の通過を検知して前
記シリンダ34の昇降を制御するためのセンサー37が
前記送り方向2個所に位置するように設けられる。2つ
のセンサー37.37はシリンダ34の上昇および図示
しないエアーブローをそれぞれ制御するために設けられ
る。シリンダ34の上昇限は図示しないリミットスイッ
チにより、また下降限は同スイッチあるいはタイマーに
より検知されるようになっている。
前記保持手段20は、第1図および第4図にみるように
、係合部21bが受部10bに係合して吊り掛けられる
とともにガイドバー7.7により揺れ動きが抑えられる
ようにして1〜2.0m/min。
、係合部21bが受部10bに係合して吊り掛けられる
とともにガイドバー7.7により揺れ動きが抑えられる
ようにして1〜2.0m/min。
の速度で送られてくる。保持手段のがご部23b23b
には、前工程で処理された被処理物(エハホレーター)
25.25が載せられている。シリンダ34のロッド3
4aは下向きに伸びており、先行側のセンサー37が一
次ハンガー5の通過をキャッチすると、シリンダ34が
上昇動作を開始し、ロッド34aにより受板35が落下
距離分程上昇させられる。これにより、受枠1oに係合
する保持手段20が持ち上がり、被処理物25゜25も
持ち上げられる。その状態は第2図に示されている。そ
の間、コンベア1は搬送動作をしており、受板35上の
係合ロッド36が受片22の係合ロッド24.24間に
係合することで、保持手段20は受板35にずれずにス
ライドして案内されるとともに、保持手段20は、抜は
止め部21cが落下距離よりも長くなっていて常に受枠
10の下端に係合するので、その上昇限においても横に
抜けたりすることがない。なお、前記シリンダ34は、
受板35をフレーム30の垂直部分30bに案内させる
たり、あるいはシリンダ34自体を回り止め式のロッド
34aにしたりして、受板35が容易に回転しないよう
になっている。保持手段20が上昇限にくると、前記リ
ミットスイッチの検知機能又はタイマーによりシリンダ
34は下降動作をする。保持手段20は搬送されながら
つぎに落下動作に移る。シリンダ34は、保持手段20
側の落下速度よりもロッド34aが速く伸び動作するよ
うになっているので、保持手段および被処理物25.2
5は受板35に遅れて単独に落下する。これにより、受
片22上に受板35が載り掛かって作動不良を引き起こ
すようなおそれがなくなる。この落下により、係合部2
1bは受枠10の受部10bに案内されながら同受部1
0bに係合するようになる。この係合により、保持手段
20は急速に停止し、その際に発生する衝撃が被処理物
25.25にかかるようになる。その結果、被処理物2
5.25に付着残留する処理液は効果的にたれ切りされ
る。
には、前工程で処理された被処理物(エハホレーター)
25.25が載せられている。シリンダ34のロッド3
4aは下向きに伸びており、先行側のセンサー37が一
次ハンガー5の通過をキャッチすると、シリンダ34が
上昇動作を開始し、ロッド34aにより受板35が落下
距離分程上昇させられる。これにより、受枠1oに係合
する保持手段20が持ち上がり、被処理物25゜25も
持ち上げられる。その状態は第2図に示されている。そ
の間、コンベア1は搬送動作をしており、受板35上の
係合ロッド36が受片22の係合ロッド24.24間に
係合することで、保持手段20は受板35にずれずにス
ライドして案内されるとともに、保持手段20は、抜は
止め部21cが落下距離よりも長くなっていて常に受枠
10の下端に係合するので、その上昇限においても横に
抜けたりすることがない。なお、前記シリンダ34は、
受板35をフレーム30の垂直部分30bに案内させる
たり、あるいはシリンダ34自体を回り止め式のロッド
34aにしたりして、受板35が容易に回転しないよう
になっている。保持手段20が上昇限にくると、前記リ
ミットスイッチの検知機能又はタイマーによりシリンダ
34は下降動作をする。保持手段20は搬送されながら
つぎに落下動作に移る。シリンダ34は、保持手段20
側の落下速度よりもロッド34aが速く伸び動作するよ
うになっているので、保持手段および被処理物25.2
5は受板35に遅れて単独に落下する。これにより、受
片22上に受板35が載り掛かって作動不良を引き起こ
すようなおそれがなくなる。この落下により、係合部2
1bは受枠10の受部10bに案内されながら同受部1
0bに係合するようになる。この係合により、保持手段
20は急速に停止し、その際に発生する衝撃が被処理物
25.25にかかるようになる。その結果、被処理物2
5.25に付着残留する処理液は効果的にたれ切りされ
る。
なお、前記被処理物25.25に孔があるときは、輪投
げの受棒のようなものをかご部23b。
げの受棒のようなものをかご部23b。
23bに設けておき、同受棒に孔を貫通させるようにし
て被処理物25.25を保持させるようにすることがで
きる。
て被処理物25.25を保持させるようにすることがで
きる。
前記実施例では、持ち上げて落下させる方式だけについ
て説明したが、持ち上げ(落下)距離や持ち上げと落下
の繰り返し方法等により処理液の除去効果がかなり異な
り、また、前記実施例のほかに、エアーブローを併用し
た場合も除去効果に異なるものがあった。これら諸条件
を変えて水切リテストをした結果を以下の表に示す。
て説明したが、持ち上げ(落下)距離や持ち上げと落下
の繰り返し方法等により処理液の除去効果がかなり異な
り、また、前記実施例のほかに、エアーブローを併用し
た場合も除去効果に異なるものがあった。これら諸条件
を変えて水切リテストをした結果を以下の表に示す。
水切りテスト結果V
落下方式のみによる場合、上記表の水切り子ストIのN
o5.6にみるように、落下距離が1501宵で5回落
下させるようにしたとき、130〜150g程水切りが
でき、水切りが最も効果的であった。
o5.6にみるように、落下距離が1501宵で5回落
下させるようにしたとき、130〜150g程水切りが
でき、水切りが最も効果的であった。
落下方式にエアープロ一方式を併用した場合、表の水切
りテスト■にみるように、エアープロー時間10sec
、で落下距離が150鶴の条件のもとに、これを約5分
間隔で3回繰り返すと、水除去量が160〜180gで
水残存量が47.5で、最も有効な結果が得られた。
りテスト■にみるように、エアープロー時間10sec
、で落下距離が150鶴の条件のもとに、これを約5分
間隔で3回繰り返すと、水除去量が160〜180gで
水残存量が47.5で、最も有効な結果が得られた。
この発明にかかる余剰処理液の除去方法およびその装置
は、以上のように構成されているため、複雑な形状を有
する被処理物であっても、付着する余剰の処理液を有効
に除去することができ、安いコストで実施できるように
なった。
は、以上のように構成されているため、複雑な形状を有
する被処理物であっても、付着する余剰の処理液を有効
に除去することができ、安いコストで実施できるように
なった。
第1図はこの発明にかかる余剰処理液の除去装置の一実
施例を正面からみてあられす断面図、第2図は保持手段
および被処理物が持ち上げられて落下される直前の様子
をあられす断面図、第3図は第1図の11線断面図、第
4図は第1図の■方向からみた矢視図、第5図は第1図
の■方向からみた正面図、第6図はエバポレーターをあ
られし、同図(a)はその正面図、同図fb)はその平
面図である。 1・・・オーバーヘッドコンベア 20・・・保持手段
25・・・被処理物 34・・・シリンダ(持上げ落下
手段) 10b・・・受部 代理人 弁理士 松 本 武 彦
施例を正面からみてあられす断面図、第2図は保持手段
および被処理物が持ち上げられて落下される直前の様子
をあられす断面図、第3図は第1図の11線断面図、第
4図は第1図の■方向からみた矢視図、第5図は第1図
の■方向からみた正面図、第6図はエバポレーターをあ
られし、同図(a)はその正面図、同図fb)はその平
面図である。 1・・・オーバーヘッドコンベア 20・・・保持手段
25・・・被処理物 34・・・シリンダ(持上げ落下
手段) 10b・・・受部 代理人 弁理士 松 本 武 彦
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 オーバーヘッドコンベアで搬送されながら所定の処
理を受ける被処理物に付着する余剰の処理液を同被処理
物から除去する方法であって、前記被処理物を持ち上げ
たのち落下させて同落下を止めることで、その際に発生
する衝撃により余剰の処理液を除去するようにすること
を特徴とする余剰処理液の除去方法。 2 オーバーヘッドコンベアで搬送されながら所定の処
理を受ける被処理物に付着する余剰の処理液を同被処理
物から除去する装置であって、前記オーバーヘッドコン
ベアに付帯されている被処理物保持手段と、同保持手段
を持ち上げたのち落下させる持上げ落下手段を備え、前
記保持手段は、前記オーバーヘッドコンベアに対して昇
降可能に係止されているとともに、前記持上げ落下手段
により持ち上げられて落下されることで、前記オーバー
ヘッドコンベアに設けられた受部に係止されて被処理物
に衝撃を発生させるようになっていることを特徴とする
余剰処理液の除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1210989A JPH02193814A (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 余剰処理液の除去方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1210989A JPH02193814A (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 余剰処理液の除去方法およびその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02193814A true JPH02193814A (ja) | 1990-07-31 |
Family
ID=11796398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1210989A Pending JPH02193814A (ja) | 1989-01-21 | 1989-01-21 | 余剰処理液の除去方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02193814A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106224555A (zh) * | 2016-09-18 | 2016-12-14 | 扬州华联涂装机械有限公司 | 一种喷淋轨道吊具水封装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63386U (ja) * | 1986-02-26 | 1988-01-05 |
-
1989
- 1989-01-21 JP JP1210989A patent/JPH02193814A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63386U (ja) * | 1986-02-26 | 1988-01-05 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106224555A (zh) * | 2016-09-18 | 2016-12-14 | 扬州华联涂装机械有限公司 | 一种喷淋轨道吊具水封装置 |
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