JPH1099767A - ワーク取付用ハンガー - Google Patents
ワーク取付用ハンガーInfo
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- JPH1099767A JPH1099767A JP25351996A JP25351996A JPH1099767A JP H1099767 A JPH1099767 A JP H1099767A JP 25351996 A JP25351996 A JP 25351996A JP 25351996 A JP25351996 A JP 25351996A JP H1099767 A JPH1099767 A JP H1099767A
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Abstract
生ずることなくきれいな表面処理が行なえるワーク取付
用ハンガーを提供する。 【解決手段】 ワーク取付用ハンガー20は、枠体21
の上部部材26と平行としてフック22が固着され、両
端部が枠体21の縦部材25に枢着される複数の横部材
28と、所定の複数のフック22の基部側に上下方向に
挿通されるレバー部材24と、横部材28の一つに一端
部が固着されるとともに他端部には当接部材36を備え
たリンク部材23とを有している。
Description
装、電気メッキ及びアルマイト処理等の表面処理、及び
ワークの洗浄等を行なうときに使用するワーク取付用ハ
ンガーに関する。
6に示すようなものが知られている。ワーク取付用ハン
ガー1は、枠体2と、フック3と、吊下棒4とを備えて
いる。枠体2は、ステンレスパイプ等よりなり上部管材
5、下部管材6及び2本の側部管材7によりほぼ正方形
形状に形成されており、側部管材7と側部管材7との間
には3本の垂直管材8が側部管材7と平行に等間隔を形
成して設けられている。また、上部管材5と下部管材6
との間には3本の水平管材9が上部管材5と平行に等間
隔を形成して設けられている。そして、垂直管材8と水
平管材9との交点にはステンレス棒等よりなり先端の尖
ったフック3が枠体2で作られる平面に対して垂直とな
るように固着されている。
棒等よりなるステッキ形状の吊下棒4が固着されてい
る。
されているので、例えば、図6〜図8に示すようにコッ
プ状で中心に孔部10が形成されているワーク11をフ
ック3に突き刺すようにして取付け、吊下棒4を例えば
チェインブロックに掛けて図示しない処理槽の処理液に
浸漬することによりワーク11の表面処理が行なわれる
ようになっている。
取付用ハンガー1において、ワーク11が図8のAに示
すようにフック3の軸線とワーク11の軸線とが一致、
もしくは、平行としてワーク11がフック3に取付けら
れている場合は問題はないが、図8のBあるいはCに示
すようにフック3の軸線とワーク11の軸線とが角度を
形成してワーク11がフック3に取付けられると問題が
生じる。即ち、Bの状態でワーク11を処理槽の処理液
へ浸漬すると、Pの部分のエアーが処理液に押されてと
じ込められエアーポケットを生じるのでPの部分はエア
ーポケットが邪魔をして処理液による表面処理が行なわ
れない未処理部が生じる。一方、Cの状態でワーク11
を処理槽から出すと、Qの部分に処理液がたまって残留
し、表面処理にむらが生じる。したがってワーク11の
フック3への取付けが少し傾いただけでワーク11が不
良になる等の問題があった。
ーにワークを取付けて処理液に浸漬し、表面処理を行な
う場合、ワークに未処理部あるいは処理液の残留が生ず
ることのないワーク取付用ハンガーを提供することを目
的としてなされたものである。
決するため本発明のワーク取付用ハンガーは、枠体にワ
ークを取付ける複数のフックを設け、枠体の上部部材の
中央部に枠体を吊下げる吊下部材を設けたワーク取付用
ハンガーにおいて、前記枠体の上部部材に平行としてフ
ックが固着され両端部が枠体の縦部材に枢着される複数
の横部材と、所定の複数のフックの基部側に上下方向に
挿通されるレバー部材と、前記横部材の一つに一端部が
固着されるとともに他端部には当接部材を備えたリンク
部材とを有し、当接部材に枠体外に設けられる部材を当
接させることによりリンク部材とレバー部材とを介して
前記フックを所定の角度傾動させるように構成されてい
る。
〜図5を参照して説明する。ワーク取付用ハンガー20
は、枠体21と、フック22と、リンク部材23と、レ
バー部材24とを有している。
2本の縦部材25及び上部部材26、下部部材27によ
りほぼ正方形形状に形成されており、縦部材25間には
ステンレスパイプ等よりなる3本の横部材28が上部部
材26と平行に等間隔を形成して回動自在に枢着されて
いる。そして、これらの横部材28にはステンレス棒等
よりなり先端の尖ったフック22が等間隔を形成して横
方向に3本、先端部を枠体21で形成される平面に対し
て垂直とし、全長のほぼ2/3の点で固着されている。
そして、フック22の後端部にはフック22の先端に取
付けられるワーク11の重量よりも10〜15%重い重
量とされるおもり29が棒材30を介して横部材28に
固着されている。また、上部部材26の中央部にはステ
ンレス棒等よりなるステッキ形状の吊下部材31が固着
されている。
りなり、取付部材32と、第1リンク部材33と、第2
リンク部材34と、第3リンク部材35と、ステンレス
棒等よりなる当接部材36とを備えている。
枠体21の上部部材26の中央部において水平方向に突
出するように固着されている。
り部の近傍で取付部材32にピン37を介して軸支され
一端部には後述の当接部材36が固着されている。そし
て、他端部には後述の第2リンク部材34がピン38を
介して軸支されている。
第1リンク部材33に軸支され他端部には第3リンク部
材35がピン39を介して軸支されている。
第2リンク部材34に軸支され、他端部は図1に示すよ
うに一番上の横部材28に固着されている。
りコ字状に形成され中央部は第1リンク部材33に固着
されている。なお、軸支部分にはテフロン加工が施こさ
れている。
りなり、一番上の孔部40が図1に示す中央一番上のフ
ック22に挿通され、中央の孔部40は中央上から二番
目のフック22に、一番下の孔部40は中央一番下のフ
ック22にそれぞれ挿通されている。
制限するストッパーを示している。次に、このワーク取
付用ハンガー20の作用をトロリーコンベア43を用い
処理槽44の処理液45に浸漬する場合について、図4
〜図5を参照して説明する。
4の配設関係を示し、図5は、トロリーコンベア43に
吊り下げたワーク取付用ハンガー20と当接部材36に
当接させる部材としての当て棒46の取付け状態を示し
ている。なお、47は当て棒46に固着されているスプ
リングを示している。
尖った先端に、例えば、底部に孔部10があいているコ
ップ状のワーク11の孔部10を挿入してフック22に
ワーク11を取付け、吊下部材31をトロリーコンベア
43に懸吊する。この場合、フック22の端部にはおも
り29が固着されているので、フック22に取付けられ
ているワークは、図4の左(あるいは図2)に示すよう
におもり29よりも上方に位置している。
の上部へ来るとトロリーコンベア43は、取付けられた
ワーク取付用ハンガー20のワーク11が処理槽44の
処理液45へ浸漬するようにスロープが形成されている
ので、ワーク取付用ハンガー20は、スロープに沿って
下降しワーク11は処理液45に浸漬し始めると図4の
中央(あるいは図3)に示すようにトロリーコンベア4
3の側方に設けられている当て棒46にリンク部材23
の当接部材36が当接し図4の中央(あるいは図3)に
示すようにリンク部材23とレバー部材24が作動して
フック22が傾動しフック22に取付けられているワー
ク11の開口部は上向きとなりワーク11内のエアーは
処理液45に押されて開口部48へ押し出されエアーが
閉じと込められることはなく処理液45に充分浸漬され
るので未処理部の生じることはない。なお、この場合、
当て棒46にはスプリング47が設けられているので当
て棒46の当接部材36への当接はスプリング47の反
発力によって瞬間ではなく少時持続されるのでワーク1
1の開口部48の上向きも処理槽44内にある間持続さ
れる。
ワーク11が処理液45から出てくると当接部材36へ
の当て棒46の当接は解除されているので、図4の右に
示すようにワーク11はおもり29によってワーク11
の開口部48が下向きとなり、ワーク11の内部にたま
っていた処理液45は開口部48から処理槽44へ落下
するので処理液45がワーク11の内部に残留すること
はなく、均一な表面処理が行なわれる。
ーク取付用ハンガーは、枠体の上部部材に平行としてフ
ックが固着され両端部が枠体の縦部材に枢着される複数
の横部材と、所定の複数のフックの基部側に上下方向に
挿通されるレバー部材と、前記横部材の一つに一端部が
固着されるとともに他端部には当接部材を備えたリンク
部材とを有しているので、処理液内ではフックは傾斜し
てワークも傾斜し、ワーク内のエアーは処理液に押され
て排出され、ワーク内にエアーポケットが生ずることは
ない。一方、処理液からワークを取出すとおもりの重さ
によってワークは傾斜するので処理液はワークから流出
し、ワークにたまることはない。したがって、ワークの
表面処理はきれいに行なわれ不良品の発生することが防
止できる。そして、本発明のワーク取付用ハンガーは、
簡単な機構なので故障することはなく安価に目的が達成
できる等の効果を奏する。
形態を示す斜視図。
を示す側面図。
正面図。
ワークの取付け状態を示す説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】枠体にワークを取付ける複数のフックを設
け、枠体の上部部材の中央部に枠体を吊下げる吊下部材
を設けたワーク取付用ハンガーにおいて、前記枠体の上
部部材に平行としてフックが固着され両端部が枠体の縦
部材に枢着される複数の横部材と、所定の複数のフック
の基部側に上下方向に挿通されるレバー部材と、前記横
部材の一つに一端部が固着されるとともに他端部には当
接部材を備えたリンク部材とを有し、当接部材に枠体外
に設けられる部材を当接させることによりリンク部材と
レバー部材とを介して前記フックを所定の角度傾動させ
るようにしたことを特徴とするワーク取付用ハンガー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25351996A JP3715043B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | ワーク取付用ハンガー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25351996A JP3715043B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | ワーク取付用ハンガー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1099767A true JPH1099767A (ja) | 1998-04-21 |
JP3715043B2 JP3715043B2 (ja) | 2005-11-09 |
Family
ID=17252505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25351996A Expired - Lifetime JP3715043B2 (ja) | 1996-09-25 | 1996-09-25 | ワーク取付用ハンガー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3715043B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2359843A1 (fr) * | 1976-07-29 | 1978-02-24 | Hoechst Ag | Derives de cepheme, leur procede de preparation et leur application en therapeutique |
KR100820745B1 (ko) | 2007-08-29 | 2008-04-11 | (주)제이스 | 소형 가공물 표면 처리용 지그 유니트 |
CN103194785A (zh) * | 2013-04-09 | 2013-07-10 | 合肥汇通汽车零部件有限公司 | 电镀用挂具 |
KR101885989B1 (ko) * | 2017-02-21 | 2018-08-06 | (주)진일테크 | 도금용 래크 |
KR102449453B1 (ko) * | 2022-02-11 | 2022-09-29 | 조준명 | 간소한 마킹 기능을 갖는 도금용 지그 장치 |
-
1996
- 1996-09-25 JP JP25351996A patent/JP3715043B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2359843A1 (fr) * | 1976-07-29 | 1978-02-24 | Hoechst Ag | Derives de cepheme, leur procede de preparation et leur application en therapeutique |
KR100820745B1 (ko) | 2007-08-29 | 2008-04-11 | (주)제이스 | 소형 가공물 표면 처리용 지그 유니트 |
CN103194785A (zh) * | 2013-04-09 | 2013-07-10 | 合肥汇通汽车零部件有限公司 | 电镀用挂具 |
CN103194785B (zh) * | 2013-04-09 | 2015-07-08 | 合肥汇通控股股份有限公司 | 电镀用挂具 |
KR101885989B1 (ko) * | 2017-02-21 | 2018-08-06 | (주)진일테크 | 도금용 래크 |
KR102449453B1 (ko) * | 2022-02-11 | 2022-09-29 | 조준명 | 간소한 마킹 기능을 갖는 도금용 지그 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3715043B2 (ja) | 2005-11-09 |
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