JPH0219343A - 新規なエステル化合物、これを含む液晶組成物及び光スイッチング素子 - Google Patents

新規なエステル化合物、これを含む液晶組成物及び光スイッチング素子

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JPH0219343A
JPH0219343A JP16776788A JP16776788A JPH0219343A JP H0219343 A JPH0219343 A JP H0219343A JP 16776788 A JP16776788 A JP 16776788A JP 16776788 A JP16776788 A JP 16776788A JP H0219343 A JPH0219343 A JP H0219343A
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acid
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JP16776788A
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English (en)
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Toshihiro Hirai
平井 利弘
Atsushi Yoshizawa
吉沢 篤
Isa Nishiyama
伊佐 西山
Mitsuchika Fukumasa
福政 充睦
Akihisa Yokoyama
明久 横山
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Eneos Corp
Original Assignee
Nippon Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、安定なサーモトロピックな液晶状態をとり得
、例えば、液晶テレビ等のデイスプレィ用、光プリンタ
ーヘッド、光フーリエ変換、素子、ライトバルブ等、液
晶やエレクトロケミクロミズムを利用するオプトエレク
ロトニクス関連素子の素材として有用な液晶材料として
利用できる新規なエステル化合物並びにこの化合物責合
む液晶組成物及び光スイッチング素子に関するものであ
る。
(従来の技術) 現在、液晶化合物が、表示材料として種々の機器で応用
され、時計、電卓、小型テレビ等に実用化されている。
これらは、ネマチック液晶材料を主成分としたセルを用
い、TN型あるいはSTN型と呼ばれる表示方式のもの
が採用されている。
この場合のセルは、液晶化合物の誘電異方性Δεと電I
JIEとの弱い相互作用(ΔεE”/2)に基づく作動
であり、電場に対する応答速度が数m secと遅いこ
とが欠点としてあげられている。そのため、テレビに用
いた場合、駆動方式として画素ごとにスイッチング素子
を配置、付加したアクティブマトリクス方式が主として
用いられ、大画面化を図る上での障害の一つになってい
る。しかし、1975年R,B、Meyerらによって
合成された4−(4−n−デシルオキシベンジリデンア
ミノ)ケイ皮酸−2−メチルブチルエステル(DOBA
MBC)を代表例とする強誘電性液晶の出現と、それを
用いたN、A、C1arkらの提案した新しい表示方式
(AppliedPhys、Lett、1980.36
.899)により、μSeCオーダーの高速応答性及び
電場を切っても液晶分子の配向が変わらない特性(メモ
リー性)を有する液晶セルが可能となった。これらの材
料を用いた表示素子を使えば、スイッチング素子などを
用いないマルチプレックス駆動による単純マトリクス方
式による液晶テレビが可能となり、アクティブマトリク
スのものに比べ、生産性やコスト、信頼性さらに大画面
化などの面ではるかに有利なものとなる。
このため、現在まで多くの強誘電性液晶材料が合成され
、提案されてきた。これらの強誘電性液晶材料が表示材
料として用いられるためには、いくつかの物性が要求さ
れるが、その中でも基本的なものとしては、室温近傍の
広い温度範囲でスメクチックC相を示し、大きな自発分
極を有し、化学的に安定しているという点である。しか
しながら、初期の強誘電性液晶は、自発分極が10nC
/ cm”以下と小さく、また分子内にシッフ塩基をも
つものが多かったため、化学的に不安定であった。
ところで、最近、化学的に安定なエステル化合物による
大きな自発分極の発現が報告されている。
例えば、次式、 の化合物は、78.7°C〜103.3°Cの温度領域
でカイラルスメクチックC相の、また103.3〜12
0.8°Cの温度領域でコスレテリック相の液晶となる
が、この液晶の83°Cにおける自発分極は、89nC
/ crta”である(特開昭61−43号公報)。
一方、カイラルスメクチックC相を示す温度を低くする
ために、2環の化合物が合成されている。
例えば、次式、 のビフェニル化合物は、57〜38°Cの温度領域でス
メクチックA相の、また38〜28.5°Cの温度領域
でカイラルスメチックC相の液晶となる(特開昭62−
72652号公報)。
さらに、室温近傍で安定にカイラルスメチツク相を示す
フェニルピリミジン系化合物が報告されている。例えば
、次式、 の化合物は、40.7〜82.8°Cの温度領域でカイ
ラルスメクチックC相の、82.8〜89.1°Cでス
メクチックA相の液晶となる(特開昭61−20097
3号公報)。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記エステル化合物は、カイラルスメク
チックC相の温度範囲が高いという欠点を有している。
また、上記ビフェニル化合物は、カイラルスメクチック
C相を示す温度は室温に近いが、その温度範囲は約10
°Cで十分広いとは言えない。また、上記フェニルピリ
ミジン系化合物は応答速度が43°Cで1500μse
cと遅く、自発分極がかなり小さいと推定される。
すなわち、高速応答性を要求される表示装置等の液晶材
料には、大きな自発分極を有すること、低粘性を有する
こと、あるいは室温近傍を含む広い温度範囲でカイラル
スメクチックC相を示すこと等の物性が要求されるが、
現在までのところこれらの物性を充分に満足する材料は
未だないのが実状である。
これに対し、本発明者らは、既に、α位に不斉炭素を有
し、ベンゼン環に直結したケトン基を分子内に有する化
合物が光等に対し安定であり、エナンチオトロピックで
液晶状態を取る温度範囲が広く、特に不斉炭素に光学活
性が付与されると、その液晶はカイラルスメクチックC
相を呈し、自発分極が大きく応答速度の速い強誘電性液
晶となることを見出している(国際出願番号JP 88
100334)。
本発明者らは前記の化合物の液晶物性をより向上させる
ため鋭意検討を進めた結果、前記の化合物は通常2つ以
上のベンゼン環を有しているが、そのうちいくつかのベ
ンゼン環を、より粘性を低くする効果を有するシクロヘ
キサン環に置換した化合物の合成に成功し、かつかかる
化合物は液晶組成物としても効果のあること等を見出し
た。
本発明は、このような知見に基いてなされたもので、本
発明の目的は、液晶組成物として有用な新規なエステル
化合物、これを含む液晶組成物を提供することにある。
また、本発明はその様な新規なエステル化合物あるいは
それを含む液晶組成物を用いて高速応答性を有する液晶
表示素子を提供しようきいうものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、下記の一般式(I)、 nはそれぞれ0または1であるがm+n=2となること
はなく、k及びlはそれぞれ1以上の整数でk<fであ
る)で表わされる新規なエステル化合物、このエステル
化合物の少なくとも1種を含存する液晶組成物、及びこ
のエステル化合物の少なくとも1種を構成要素とする光
スイッチング素子からなるものである。
上記式(I)中でRで示されるアルキル基の炭素数及び
2の整数には特に上限はないが、原材料の入手のし易さ
などの実用的な製造上の見地から、Rとしては炭素数1
8までのものが、また尼の数としては16までのものが
好ましい。
尚、特には上記式中、”IHtl、+が結合している炭
素を中心に光学活性が付与されると、単独あるいは他の
化合物との混合により強誘電性液晶となり、好ましいも
のとなる。
上記式の代表的化合物の例と、その理化学的性質を示す
と次ぎの通りである。
4′−2−メチルオフ ノイル)ビフェニルMHz): (n+)     δ7.15 2H(d、  J=9
)12)(d、  J=6.5Hz)  δ7.602
H(d、  J=9tlz)30H(m)  67.6
3 28  (d、  J=9Hz)(m)     
δB、02 2H(d、  J=9Hz): 2910
. 2B40. 1747. 1672゜1160.1
125 ■’H−N阿R(90 δ0.90 68 δ1.22 31( 61,2〜2.7 δ3.50 1H ■ IR(KBr、cm−’) 1600.1375゜ MHz): (m)     δ7.12 28 (d、 J=9)
1z)(d、 J=7Hz)  67.222H(d、
 J=911z)27H(m)  δ8.06 2H(
d、 J=9Hz)(m)      68.28 2
8 (d、 J=9Hz)(m) : 2910. 2B40. 1735. 167B。
1075.715 ■’H−NMR(90 δ0.89 611 δ1.23 3H δ1.2 〜2.1 δ2.49 1)1 δ3.49 1)1 ■IR(KBr、c+r’) 1270.1205゜ ル シクロヘキシル OC1+3 ニJし ■ ’H−NMR(90Mllz) :60.89 6
8  (m)       64.92  LH(ff
i)61.23 3H(d、  J=7Hz)  δ7
.99 2H(d、  J=9tlz)δ1.2〜2.
1 358  (a+)   δ8.11211  (
d、  J=9Hz)63.45  LH(+w) ■IR(KBr、cm−’)  :2910. 284
0. 1715. 1680゜12B0. 1110.
 715 ニル 一ンスー 一 一へキシルシクロヘキサンカルポン −メチルオフ  イル  エニル ■’H−NMR(90MHz) : δ0.90 6H(m) δ1.23 3H(d) 61.2〜2.2  298  (m)δ2.50 1
H(m) 63.39 1tl  (m) ■IR(にBr、cta−リ : 1735,1675
δ7.15 2H(d) 67.98 2H(d) ■ ’H−NMR(90 δ0.90 6H δ1.23 3)1 δ1.2 〜2.1 δ2.50 1H δ3.50 1H ■ IR(にBr、cm−’) Mllz) : (3m+) (d) 27H(a+) (w) (#l) : 1735.1675 δ7.30 δ7.35 δ8.02 δ8.20 尚、上記一般式(I)で示した化合物中ORのアルキル
基の炭素数及び2の値は、その化合物が液晶状態を取り
得る温度域等の物性、あるいは応答速度等の特性に影響
をもつものであり、目的によって適宜選定され得るもの
である。この化合物は単独で用いることができることは
勿論、他の液晶材料と混合して用いることができるとい
うことはいうまでもない。
上記式(I)の化合物のうち、B=−COO化合物は次
のようにして得られる。
の (R’はアルキル基) エステル化反応 上記(I)の化合物のうち、鵬 様にして得られる。
次の様にして得られる。
のものは次の のものは、上記(4)の化合物を水添することにより得
られる。
次に、上記式(2)の化合物の製造方法について説明す
る。
上記式(2)の化合物のうちn=oのものについては、
2−アルキル−1−アルカノールを出発原料として得ら
れた酸ハロゲン化物をフェノールと反応させることによ
り容易に得ることができる。具体的には、2−アルキル
−1−アルカノールを、先ず、酸化剤で酸化する。酸化
剤としては、光学活性化合物の合成においてはラセミ化
が起こらずに酸化できるものが選定されるが、過マンガ
ン酸カリウムが、最も簡便で好ましい。この過マンガン
酸カリウムを用いる酸化反応は、酸性下で行うことが好
ましく、酸としては、硫酸を用いると良い。反応操作は
、2〜50%の硫酸水溶液に2−アルキル−1−アルカ
ノールを加え、このアルコールに対し1〜3倍モルの過
マンガン酸カリウムを20〜30°Cの温度に保ちなが
らゆっくり加えて反応させる。以上のようにして得られ
た反応混合物を亜硫酸水素ナトリウムの水溶液に加える
と、未反応の過マンガン酸カリウム及び二酸化マンガン
が水に溶け、エーテル等の有機溶媒で抽出することがで
きる。この抽出を繰返し、蒸留、カラムクロマトグラフ
ィー等の公知の手段で分離し、2−アルキルアルカン酸
を単離、精製することができる。
得られた2−アルキルアルカン酸を、無機ハロゲン化物
、例えば、塩化チオニル、五塩化リン、三塩化ホスホリ
ル等と反応させて酸ハロゲン化物とする。
この反応操作は、上記無機ハロゲン化物を20〜60°
Cの温度に保持し、撹拌しながら、上記2−アルキルア
ルカン酸を滴下し、50〜90’Cの温度で、1〜3時
間反応させることが好ましい。
このようにして得られた酸ハロゲン化物を無水塩化アル
ミニウムまたは三フフ化ホウ素等の触媒の存在下にフェ
ノールと反応させると、まず、エステル化反応が起こり
、次に転位反応により、光学活性を有する場合にはラセ
ミ化することなく、いわゆるフェノールがアシル化され
た4−(2アルキルアルカノイル)フェノールが生成す
る。
このアシル化操作は、上記フェノールを塩化メチレン等
の有機溶媒に溶解し、−20〜−10’Cの温度に保持
し、撹拌しながら、上記酸ハロゲン化物を滴下し、−1
0〜10°Cの温度で、1〜3時間反応させることによ
り、フェニル−2−メチルアルカン酸エステルを得るこ
とができる。このエステル化合物を、無水塩化アルミニ
ウム等の触媒の存在下に10〜40℃の温度で、2〜1
0時間反応させることによりアシル化された4−(2−
アルキルアルカノイル)フェノールを得ることができる
また、他の4−(2−アルキルアルカノイル)フェノー
ルの合成法としては、まず酸ハロゲン化物を無水塩化ア
ルミニウムまたは三フッ化ホウ素等の触媒の存在下にア
ニソールと反応させると、パラ位にアシル化された化合
物が生成する。これを蒸留、カラムクロマトグライー等
の単離操作に供した後、光学活性を有する場合はラセミ
化することなく1−(2−アルキルアルカノイル)アニ
ソールが得られる。
このアシル化操作は、酸塩化物、無水ハロゲン化アルミ
ニウムを塩化メチレン等の有機溶媒に溶解させ、これを
塩化メチレン等の有機溶媒にアニソールを溶解した混合
物に、−10〜10”Cの温度に保持しながら滴下し、
1〜10時間反応させることにより行う。更に、この様
にして得られた4−(2−アルキルアルカノイル)アニ
ソールをトルエン等の有機溶媒に溶解させ後、無水ハロ
ゲン化アルミニウムを加えて室温で1〜lO時間、更に
4゜°Cで1〜5時間反応させることにより、光学活性
のものはラセミ化することなく4−(2−アルキルアル
カノイル)フェノールを得ることができる。
次に、上記(2)式のうちn=1の化合物を得るには、
まず2−アルキルアルカン酸をヒドロキシビフェニルと
縮合させてエステル化する。このエステル化反応は、鉱
酸触媒の存在下に、60−120’Cの温度で容易に進
行する。この場合、ベンゼン、トルエン、キシレン等の
有機溶媒の存在下、この溶媒の還流下に反応させると良
い。また、前記鉱酸触媒としては、塩酸”、硫酸、塩化
チオニル、フッ化ホウ素等を用いることができる。
次に、この2−アルキルアルカン酸ビフェニルエステル
を2−アルキルアルカン酸のハロゲン化物と反応させる
。すなわち、上記2−アルキルアルカン酸ビフェニルエ
ステルとこのハロゲン化物とを無水塩化アルミニウムま
たは三フッ化ホウ素等の触媒の存在下に反応させると、
前記ビフェニルエステルのビフェニルの4′位に、2−
アルキルアルカン酸ハライドが、光学活性を有する場合
Rす)OH はラセミ化することなく、2−アルキルアルカノ  次
に、上記式(I)の化合物のうちB−−OCO−イルと
して付加し、2−アルキルアルカン酸−4′ の化合物
は、次のようにして得られる。
(2−アルキルアルカノイル)ビフェニルが生成する。
この場合の2−アルキルアルカン酸は、上記酸ハロゲン
化に用いた2−アルキルアルカン酸と同じ化合物を用い
ても良く、また別の鎖長の化合物を用いても良いことは
言うまでもない。
この反応操作は、上記2−アルキルアルカン酸ビフェニ
ルエステル及び2−アルキルアルカン酸ハライドをニト
ロベンゼン、塩化メチレン等の有機溶媒に溶解し、−2
0〜50°Cの温度に保持し、1〜100時間撹拌する
と良い。
この2−アルキルアルカン酸−4’ −(2−アルキル
アルカノイル)ビフェニルを、アルコール/水等の溶媒
の存在下、炭酸水素す)+Jウム、炭酸水素カリウム等
のアルカリを用い、−20〜50°Cの温度で、加水分
解し、次いで塩酸、硫酸等の無機酸で中和することによ
り光学活性のものはラセミ化することなく、上記(2)
式のうちn=1の化合物を得ることができる。
上記(5)の化合物のうち、m=o  のものは次の様
にして得られる。
のは上記(3)の化合物から、次の様にして得られる。
のは上記(7)の化合物を水添することにより得られる
次に上記式(6)の化合物の製造方法について説明する
上記式(6)の化合物のうちn−0のものについては、
まス、市販の4−ハロペンシルアルコールをアルキルビ
ニルエーテルと反応させて4−ハロペンシル−(I−ア
ルコキシ)エチルエーテルとした後、前述の方法で得た
2−アルキルアルカン酸ハライドとグリニヤール反応に
よりカップリングさせ、酸性条件下で、保護基を外すこ
とにより、4−(2−アルキルアルカノイル)ベンジル
アルコールが光学活性を有する化合物の場合でも、ラセ
ミ化することなく得られる。
次に、上記の4−(2−アルキルアルカノイル)ベンジ
ルアルコールを過マンガン酸カリウム等によって酸化す
ることにより、上記式(6)の化合物のうちn=oのも
のが、光学活性を有する化合物の場合でも、ラセミ化す
ることなく得られる。
上記式(6)の化合物のうちn=1のものについては、
まず、市販の4−ハロビフェニルと塩化アセチルを反応
させて4−アセチル−4′−ハロビフェニルとし、ハロ
ホルム反応により、4′−ハロビフェニル−4−カルボ
ン酸とした後、水素化アルミニウムリチウムにより還元
して4′−ハロ4−ヒドロキシメチルビフェニルとする
。この化合物にアルキルビニルエーテルを反応させて、
4−(4−ハロフェニル)ベンジル−(I−アルコキシ
)エチルエーテルとし、グリニヤール反応により2−ア
ルキルアルカン酸クロリドとカップリングさせた後、酸
性条件下で保護基を外すことにより、4’ −(2−ア
ルキルアルカノイル)−4−ヒドロキシメチルビフェニ
ルが光学活性を有する化合物の場合でも、ラセミ化する
ことなく得られる。
次に上記の4’ −(2−アルキルアルカノイル)−4
−ヒドロキシメチルビフェニルを過マンガン酸カリウム
等の酸化剤によって酸化することによリ、上記式(6)
の化合物のうちn=1のものが光学活性を有する化合物
の場合でも、ラセミ化することなく得ることができる。
(実施例) 次に、本発明を実施例により具体的に説明する。
夫施勇土 トランス−4−へキシルシクロヘキサンカルボン()−
2−メチル−1−オクタツール21.2g(I47m 
mol)に水330iffiと濃硫酸46.4gの水溶
液を加え、撹拌してエマルジョンにした。これに、過マ
ンガン酸カリウム63.4g(401m mol)を7
時間かけて投入した。次に、この反応液に亜硫酸水素ナ
トリウム51.5gと氷水10m1、エーテル200d
を用いて、氷水270 mlに全て移した。二層を分離
後、水層からエーテルで反応生成物を抽出し、次いで、
10%水酸化ナトリウム水溶液で抽出し、氷を加えた後
、濃硫酸を加え、pHを1以下とした。この水層からク
ロロホルムで抽出し、水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、濾別後、濾液を濃縮、減圧蒸留して、無色
透明の液体である(+)−2−メチルオクタン酸16.
5g(収率71%)を得た。
上記で得た(+)−2−メチルオクタン酸2.02g、
4−ヒドロキシビフェニル2.02g及びトルエン10
m1をフラスコに入れ、撹拌しながら塩化チオニル1、
Omffi(I4m mol)を加え、70〜80°C
の温度に保持し、8時間反応させた。室温まだ冷却し、
水を加えて過剰の塩化チオニルを分解した後、水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥させた。溶媒留去後シ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、油状の比
旋光度(cx ) ”(cocz 3中、C,3,9g
/IOM)が+16.8’の(+)−2−メチルオクタ
ン酸ビフェニル3.43gを得た。
次に、フラスコに入れた塩化チオニル2.38g(I9
,Ore mol)を36〜38゛Cの温度に保持し、
撹拌しながら、これに上記で得られた(+)−2−メチ
ルオクタン酸2.51g(I5,911Imol)を7
分間で滴 下した。40分間室温で撹拌、反応させた後
、80°Cの温度で30分間撹拌、反応させた。次に、
過剰の塩化チオニルを留去して無色透明の(+)−2−
メチルオクタン酸クロリド 2.81g(I5,9m 
mol 、収率ioo%)を得た。
次に、この(+)−2−メチルオクタン酸クロリド2.
02g(I1,4m mol)とニトロベンゼン3−を
フラスコに入れ0°Cまで冷却し、撹拌しながら、無水
塩化アルミニウム3.06g(22,9m l1ol)
を加えた後、室温で30分間撹拌した。これにニトロベ
ンゼン3−に溶解した、上記で得た(+)−2−メチル
オクタン酸ビフェニル2.89ge 7 rs mol
)を加えた後、室温で140時間撹拌し、反応させた。
反応終了後、2規定の塩酸と氷を加えた後、クロロホル
ムで抽出し、水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒を留去した後、シリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製し、油状の2−メチルオクタン酸−4−(
2−メチルオクタノイル)ビフェニル1.55g(収率
49%)を得た。
上記で得られた2−メチルオクタン酸−4−(2−メチ
ルオクタノイル)ビフェニル0.85g(I,9ta 
mol)、メチルアルコール10m1l及び水5滅を入
れ、撹拌しながら炭酸水素ナトリウム0.98g(Il
jm mol)を加え、室温で46時間反応させた。反
応終了後、メタノールを留去し7た後、■規定の塩酸を
加えてpHを1以下とし、ジクロロメタンで抽出した。
この液を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を留去して、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製したところ、下記の理化学的性質を有する淡黄色
結晶の(+)−4−ヒドロキシ−4’ =(2−メチル
オクタノイル)ビフェニル0.54g (収率92%)
を得た。
■’H−NMR(CDCj!、中、Tl’lS基準、δ
値pplI):8.10〜8.00(d、 2H)、 
 7.64 (d、 2H)、 7.58(d、 2H
)、 6.92(d、 2H)、  3.82 (s、
 3H)、 3.50(m、 IH)、 1.90〜0
.80(m、 16B)■IR(KBr、  cm−’
) : 2920.2700.1600■金底 上記で得た4−ヒドロキシ−4’ −(2−メチルオク
タノイル)ビフェニル98.0mg (0,32m n
+ol)、市販のトランス−4−ヘキシルシクロヘキサ
ンカルボン酸72.0■(0,34m mol)、ジシ
クロへキシルカルボジイミド74.3■(0,36s+
 1lot)、4−ジメチルアミノピリジン6.8■(
0,06m +mol)及び乾燥ジクロロメタン6dを
とり、室温で12時間撹拌した。
生じた固体を濾過で除き、溶媒を留去して得られた粗結
晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製後、エ
タノールから再結晶して前述した理化学的性質を有する
白色結晶のトランス−4−へキシルシクロヘキサンカル
ボン酸−4’ −(2−メチルオクタノイル)ビフェニ
ル116.1■(収率73%)を得た。
爪益住Ω且盪 上記化合物を、ポリイミドを塗布しラビング処理を施し
たガラスからなる厚さ4μ翔のセルに注入し、そのセル
をホットステージにて温度制御し、クロスニコルの偏光
顕微鏡にてセル内の化合物の状態を観察した。ホットス
テージ内の温度を1分間に2°Cの割合で変化させ、そ
の化合物の状態の変化を観察したところ、降温過程にお
いて121.7℃でスメクチック人相になり、88.6
°Cで、より高次のスメクチック相に変り、76.6°
Cで強誘電性を示すスメクチック相になり、64.0°
Cで結晶した。
また、昇温過程では92.6°Cで結晶が融解した。
1施1 4−(2−メチルオクタノイル)安息香酸−4(トラン
ス−4−ペンチルシクロへキシル)フェニル 4−2−メチルオクタノイル 4−ブロモベンジルアルコール6、15g (32.9
m mol)、乾燥ジクロロメタン50戚、エチルビニ
ルエーテル4 rtdl (41.8m mol)とピ
リジニウム−p−トルエンスルホネート0.20g(0
.8m mol)をとり、室温で20時間撹拌、反応さ
せた。これを水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を留去して油状の4−ブロモベンジル−(I−
エトキシ)エチルエーテル8.51gを得た。
次に、フラスコに金属マグネシウム323mg(I3.
3vh mol)をとり、50°Cに加温しながら、乾
燥テトラヒドロフラン10 aftに溶解した。上記で
得られた4−ブロモベンジル−(I−エトキシ)エチル
エーテル2.61g(I0.1m mol)を40分間
かけて滴下した。
滴下終了後1時間加熱還流した後、−78°Cに冷却し
、これにテトラヒドロフラン20mに溶解した(+)−
2−メチルオクタン酸クロリド1.70g(9。
6s+ mol)を40分かけて滴下した。−78°C
で3時間撹拌し、その後徐々に室温にもどした。これに
、0゛C,に冷却したl規定の塩酸10m2を加え、1
時間撹拌した.エーテルで抽出し、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液及び飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去することに
より得られた油状物をシリカゲルカラムクマドグラフィ
ーで精製することにより無色油状の4−(2−メチルオ
クタノイル)ベンジルアルコール323■(収率14%
)を得た。
■’H−NMR (CDCll中、7MS基準、δ値9
11m)ニア、92(d. 2H)、  7.40 (
d. 211)、 4.68 (s, 2H)。
3、43(m. 18)、  2.0〜1.1 (m,
 IOH)、 1.15(d.  3H)、  0.8
5  (t,  3H)■ TR(にBr,  cm−
’)  :  3400,  2910,  2840
,  1675。
1605、   1461,1375.1225上記で
得た4−(2−メチルオクタノイル)ヘンシルアルコー
ル32.30g(I.3m mol)、アセトン20m
!及び過マンガン酸カリウム0.30g(I.9 ta
…ol)をとり、室温で3時間撹拌した。これに亜硫酸
水素ナトリウム水溶液と1規定の塩酸を加えてマンガン
を2価に還元した後、減圧下アセトンを留去し、クロロ
ホルムで抽出し、水で洗浄した。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留去し、得られ
た油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
することにより無色油状の4−(2メチルオクタノイル
)安息香酸327.2 mg (収率92%)を得た。
■’H−NMR (CDCj2 3中、7MS基準、δ
値pp.):10、50(broad s. LH)、
8.18(d. 28)、 7.96(d。
28)、  3.4Hm. IH)、 1.8〜1.1
(m.1011)  1.13(d, 38) 、0.
82(t, 3)1)■IRCcm−’> : 330
0〜2600, 2910. 2840. 1705。
1680、 1425. 1285. 1225.71
5■〔α〕”(3,5g/100戒CHCl 3中) 
: + 7.9゜市販の4−()ランス−4−ペンチル
シクロヘキシル)フェノール121.61mg (0,
49m IIIol)、上記で得た4−(2−メチルオ
クタノイル)安息香酸123.4mg (0,47m 
mol)、ジシクロへキシルカルボジイミド104.5
mg (0,51m mol)、4−ジメチルアミノピ
リジン10.1mg (0,08n+ n+ol)及び
乾燥ジクロロメタン4 mlをとり、室温で2時間撹拌
した。生じた固体を濾過で除き、溶媒を留去して得られ
た粗結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
後、エタノールから再結晶して前述した理化学的性質を
有する白色結晶の4−(2−メチルオクタノイル)安息
香酸4−(トランス−4−ペンチルシクロヘキシル)フ
ェニル99.1 mg (収率43%)を得た。
液雪辻す堪l僅 上記化合物を実施例1に記載の方法で観察したところ降
温過程では、98.2°CでスメクチックA相になり、
95.2°Cで、より高次の層になり、31.8°Cで
結晶化した。昇温過程では69.8°Cで結晶が融解し
た。
ル)シクロヘキシル 4−トランス−(4−トランス−ブチルシクロヘキシル
)シクロヘキサノール120.8mg (0,51mm
ol)、実施例2に記載の方法で得た4−(2−メチル
オクタノイル)安息香酸121.5mg (0,46m
 m。
l)、ジシクロへキシルカルボジイミド108.4mg
(0,53m mol)、4−ジメチルアミノピリジン
7.5mg (0,06n+ mol)及び乾燥ジクロ
ロメタン4 mlをとり、室温で1時間撹拌した。生じ
た固体を濾過で除き、溶媒を留去して得られた粗結晶を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製後、エタノ
ールから再結晶して前述した理化学的性質を有する白色
結晶の4−(2−メチルオクタノイル)安息香酸4−ト
ランス−(4−トランス−ブチルシクロへキシル)シク
ロヘキシル62.1 mg (収率28%)を得た。
L閘1悲昆負 上記化合物を実施例1に記載の方法で観察したところ、
降温過程では、92.6°Cで結晶化し、昇温過程では
94.0°Cで結晶が融解した。
ニル 実施例1に記載の方法で得られた2−メチルオクタン酸
クロリド2.03g  (I1,5m mol)と乾燥
塩化メチレン3 、0 mlをとり、室温で撹拌しなが
ら無水塩化アルミニウム1.75gを加えた後、さらに
撹拌を続けてこれを溶解させた。次いで、この内容物を
乾燥アニソール1.23g(I1,3m mol)と乾
燥塩化メチレン3 、0 mlの混合物中に、撹拌しな
がら水冷下、6°C以下の反応温度に保ちつつ滴下し、
30分間撹拌した。その後、室温で一晩撹拌し続けた。
次に、この反応混合物を氷水100mに移し、塩化メチ
レンで抽出した後、有機層を水で洗い、次いで無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。その後、濾過、濃縮後、シリ
カゲルを用いたカラムクロマトグラフィーで分離し、淡
黄褐色の油状生成物(+)−4−(2−メチルオクタノ
イル)アニソール1.84g(7,4m mol、収率
65%)を得た。
次に、上記(+)−4−(2−メチルオクタノイル)ア
ニソール1.84g (7,4mmol)と乾燥トルエ
ン35dとを加え、水冷下、撹拌しながら無水臭化アル
ミニウム8.68gを加え、更に室温で一晩撹拌し続け
た。その後、40°Cで4時間撹拌した後、放冷し、こ
の反応混合物を氷水100rdに移した。次いで、トル
エンで抽出後、有機層を水で洗浄し、次いで硫酸マグネ
シウムで乾燥した。その後、濾過、濃縮、減圧乾燥して
下記の理化学的性質を有する赤褐色の油状生成物(+)
−1−(2−メチルオクタノイル)フェノール1.70
g(7,3m mol、収率98%)を得た。
■’)I−NMR(CDCffii中、7MS基準、δ
値ppa):8.25〜7.90(broad IH)
、8.0 (ABq、 28)、 7.0(^Bq+ 
214)、  3.4 (m、 1it)、 1.9〜
1.2(m、1711)。
0.9 (t、 3H) ■IR(/KBr、cm−’) : 3250.165
0.1580塩化メチレン5 mlに市販の4−(トラ
ンス−4=ペンチルシクロキシル)安息香酸270■(
I,0m mol)と、上記で得た4−(2−メチルオ
クタノイル)フェノール230mg (I,0m mo
l)とを加えた後、4−ジメチルアミノピリジン10■
を加え、更に、N、N’−ジシクロへキシルカルボジイ
ミド210mg(I,0m mol)を加えた。その後
室温で一晩放置後、生じた固体を濾別し、濾液を濃縮し
た。カラムクロマトグラフィー、再結晶で精製した後、
前述した理化学的性質を有する白色固体の4(トランス
−4−ペンチルシクロヘキシル)安息香酸−4−(2−
メチルオクタノイル)フェニル150mg  (0,3
h+ mol、収率30%)を得た。
邦且仄卦囁 上記化合物を実施例1に記載の方法で観察したところ、
降温過程では、84.3°CでスメクチックA相になり
、77.1″Cで結晶化した。
側1殊i トランス−4−へキシルシクロヘキサンカルボン酸−4
−(2−メチルオクタノイル)フェニル立爪 塩化メチレン10m1に市販のトランス−4−ヘキシル
シクロヘキサンカルボン酸700mg (3,3m m
ol)と、実施例4に記載の方法で得た4−(2−メチ
ルオクタノイル)フェノール520mg (2,2m 
mol)を加えた後、4−ジメチルアミノピリジン20
mgを加え、更にN、N’ −ジシクロへキシルカルボ
ジイミド600mg (2,9m mol)を加えた。
その後、室温で一晩放置後、生じた固体を濾別し、濾液
を濃縮した。カラムクロマトグラフィーにて単離し、エ
タノールから再結晶して、前述した理化学的性質を有す
るトランス−4−へキシルシクロヘキサンカルボン酸−
4−(2−メチルオクタノイル)フェニル 52011
1g(I,2m mo、収率55%)を得た。
痰箭牲■用伍 上記化合物を実施例1に記載の方法で観察したところ、
降温過程では、11.5°Cで結晶化し、昇温過程では
26.5°Cで結晶が融解した。
実施例5で得られたトランス−4−ヘキシルシクロヘキ
サンカルボン酸−4−(2−メチルオクタノイル)フェ
ニルと、公知の化合物であり強誘電性ではないがスメク
チックC相を示すことが分かっている4−オクチルオキ
シフェニル−4−オクチルオキシ安息香酸エステルとを
10モル:90モルの比で混合し、液晶組成物を作成し
た。
上記液晶組成物を、実施例1に記載の方法で観察したと
ころ、85.5°Cでコレステリック相に、73.7°
CでスメクチックA相に、また70.1°Cでカイラル
スメチックC相になり、44.2°Cで結晶化した。
この様に、混合によりカイラルスメクチックC相を示す
液晶組成物が作成できた。
叉籐開ユ 光スイッチング素子の作成 実施例6で得られた液晶組成物を、ポリイミドを塗布し
、ラビング処理を施した透明電極付ガラス板からなる厚
さ3.8μmのセルに注入し、等方性液体の状態からゆ
るやかに降温し、コレステリック相、スメチック人相を
配向させた。さらに温度を下げ、カイラルスメクチック
C相の状態にし、そのセルをクロスニコルの偏光顕微鏡
で観察しながらセルに電界を印加すると、明瞭なスイッ
チング動作が観察された。
上記セルに、60°Cで38 VpI、の矩形波を印加
し、透過光量をフォトダイオードで測定し、光スイッチ
ング動作を検出したところ、その応答速度は82μse
cと高速であった。
(発明の効果) 本発明の化合物は、安定なサーモトロピックの液晶状態
を取り得、自発分極が大きくて応答速度が速い強誘電性
液晶となる等、オプトエレクトロニクス関連素子の素材
として極めて優れた効果を奏するものである。
従って本発明は、例えば、液晶テレビ等のデイスプレィ
用、プリンターヘッド、光フーリエ変換素子、ライトバ
ルブ等、液晶やエレクトロケミクロミズムを利用するオ
プトエレクトロニクス関連素子の素材として有用な液晶
材料といえる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の一般式( I )、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 1式中、Rはアルキル基、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼は▲数式、化学式、表等があります▼ または▲数式、化学式、表等があります▼、Bは−CO
    O−または−OCO−、m及びnはそれぞれ0または1
    であるがm+n=2となることはなく、k及びlはそれ
    ぞれ1以上の整数でk<lである)で表わされる新規な
    エステル化合物。 2、請求項1に記載の一般式( I )で表わされるエス
    テル化合物の少なくとも1種を含有することを特徴とす
    る液晶組成物。 3、請求項1に記載の一般式( I )で表わされるエス
    テル化合物の少なくとも一種を構成要素とすることを特
    徴とする光スイッチング素子。
JP16776788A 1988-07-07 1988-07-07 新規なエステル化合物、これを含む液晶組成物及び光スイッチング素子 Pending JPH0219343A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0861462A (ja) * 1994-06-23 1996-03-08 Hyundai Motor Co 車両用自動変速機のパワートレーン
WO1999001419A1 (fr) * 1997-07-03 1999-01-14 Taito Co., Ltd. Procedes de production de derives d'acide 2-aminomalonique et de derives de 2-amino-1,3-propanediol, et des intermediaires permettant la production de ces derives

Cited By (3)

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JPH0861462A (ja) * 1994-06-23 1996-03-08 Hyundai Motor Co 車両用自動変速機のパワートレーン
WO1999001419A1 (fr) * 1997-07-03 1999-01-14 Taito Co., Ltd. Procedes de production de derives d'acide 2-aminomalonique et de derives de 2-amino-1,3-propanediol, et des intermediaires permettant la production de ces derives
US6284915B2 (en) 1997-07-03 2001-09-04 Taito Co., Ltd Process for preparing 2-amino malonic acid derivatives and 2-amino-1,3-propanediol derivatives, and intermediates for preparing the same

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