JPH02193167A - 倍率変換機構を有する画像形成装置 - Google Patents

倍率変換機構を有する画像形成装置

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JPH02193167A
JPH02193167A JP1286789A JP1286789A JPH02193167A JP H02193167 A JPH02193167 A JP H02193167A JP 1286789 A JP1286789 A JP 1286789A JP 1286789 A JP1286789 A JP 1286789A JP H02193167 A JPH02193167 A JP H02193167A
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JP
Japan
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mirror
magnification
traveling
plate
movable
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JP1286789A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hayashida
健 林田
Yozo Fujii
藤井 洋三
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複写機等画像形成装置の倍率変換装置を低コス
トで且つ安定作動させるための改良に関する。
〔従来の技術〕
画像形成装置の倍率変換装置としてはズームレンズを使
う方式の他に全光路長を変化させる方式があり、これは
、ズームレンズ方式にくらベテ高い倍率変化が安価で得
られるので多く採用されている。この方式を使った電子
複写機について、第3図、第4図及び第5図を用いて説
明する。
この電子複写機には、原稿台80上の原稿画面を照射す
る光源レンズ2とミラー4を搭載し、走査速度Uで走行
する第1の走行手段としての第1走行台Aと案内レール
(図示せず)、ミラー5、ミラー6(両ミラー5,6を
合わせて一般にVミラと称す)を搭載し、動滑車12に
回転可能に軸止され前記走行台と同方向に走行する第2
の走行手段としての第2走行台Bと案内レール(図示せ
ず)、倍率変換のため、前記走行台と同方向に移動を可
能としたVミラー位置変更を行う移動滑車台70及び投
影レンズ7搭載のレンズ移動台40と、ミラ8及び結像
面として感光体ドラム9が配設されている。
レンズ移動台40及び移動滑車台70を移動させること
によりVミラー5,6即ち、第2走行台Bの初期位置及
びレンズ7は、第3図に示すように等倍縮小拡大の各位
置に応じてそれぞれにセットされる。
第5図に示すようにモータlOによって駆動されるプー
リ11に巻回されたワイヤの前半部W1は、動滑車12
に巻回され、途中にプーリ13を経て、移動滑車台70
上のプーリ14に巻回され該移動台上に固定される。又
前記ワイヤの後半部W2は途中にプーリ18,19の巻
回を経て、前記動滑車12にWlとは逆方向に巻回され
て、途中のプーリ21を経て移動滑車台70上のプーリ
22に巻回され、ワイヤW2の端部は該移動滑車台70
上のプーリ26に巻回され対象位置に張られたワイヤと
合流して、固定同様になる。以上は第5図に示すように
左右対称で行われる。
方各倍率に応じて、レンズ移動台40上のレンズ7はそ
れぞれ定位置に移動してセットされるが、その移動は第
4図に示すように行われる。即ちステッピングモータ5
8によって駆動されるプーリ28に巻回されたワイヤの
後半は、プーリ32を経て、レンズ移動台40上に固定
される。又ワイヤの前半は、プーリ29,30.31に
巻回され、レンズ移動台40上に同様に固定される。プ
ーリ30の回転軸上にはカム85が枢止されて、プーリ
30と一体になって回転可能にしである。従って各倍率
によってステッピングモータが作動しワイヤの駆動によ
って、レンズ位置と、それに対応したカム85が決まり
、該カムに押圧されて対応するカムフォロワ86が移動
滑車台上に取りつけられているので移動滑車位置が決ま
り従ってVミラーの初期位置が各倍率のレンズ位置に対
応してセットされることになる。
このようにして倍率変換が行われるようにしである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
倍率変換のための第2走行台B即ち■ミラーの初期位置
の変化量に対して移動滑車台の移動量は2倍になる。倍
率変化が大きい程この量は大きくなる。即ち例えばvミ
ラーの初期位置の差は倍率M −0,5とM=1の間で
は約60mmであり、移動滑車台70の動きはその2倍
の約120mmになる。従って移動滑車台の動き量は大
きくカム850ストローク量も同様である。このように
ストロークの大きな滑車台を設けたり、又同じくストロ
ークの大きなリフトを有するカムを設けることは、それ
等の部材が占めるスペースも大変大きく、装置を小型化
するためには重大な障害となっている。そしてこのこと
は倍率変化を増大するほど著しくなってくる。又変化量
が大きいためカム軸駆動の負荷もかかり、駆動部材の増
強も必要になってくる。
又、第4図に示すように移動滑車台70は移動方向(X
方向)に短く、該方向と直角方向に長大な辺をもつ細長
い長方形状の台であり、その短片部に取りつけた図示は
してないがガイドローラが本体フレーム1に設けられた
ガイドレールにガイドされて、談合70がX方向に移動
できるようにしである。そして、談合70が円滑に移動
するためには前記レールとガイドローラ間にはクリヤラ
ンスが設けられており、談合70は走行方向に直角にが
た量が存在し、第4図に示すワイヤW1用の両プリ14
も幾何学的な位置からかなり外れた運動軌跡を画くこと
になる。したがって■ミラーの傾き調整をして、更に全
域のピント調整を行っても走査中、移動滑車台の位置の
ばらつきにより、精密で正確なピント出しが走査中−様
に保たれない状況にある。
本発明はこのような障害を除去するため、独立した倍率
変換用のカム機構や移動滑車台を不要とし、安定した円
滑な作動をし簡単正確な調節機能をもち良質の画像を得
ることのできる小型簡易構造の高精度な倍率変換機構を
有する画像形成装置を提供することを目的にする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、下記構成装置のいずれかによって達成され
る。
(1) 原稿画面を走査するランプ及びミラーを設けた
第1走行台と、前記第1走行台の172の速度で同方向
に移動し、前記第1走行台からの反射光を再度反射する
だめのミラーを設けた第2走行台と、前記原稿画面を前
記ミラーを介し像担持体に投影するレンズとからなる光
学系において、前記第1.第2の走行台の一方の片側を
駆動する駆動ワイヤの両端部を固定し且つ前記走行台方
向の一方にスズリングで付勢した基台プレート及び対称
に他の片側を駆動する駆動ワイヤの両端部を固定した補
助プレートを相互に前記走行方向に移動可能で且つクラ
ンプ可能に結合して変倍プレートを構成し前記走行方向
に移動可能にした該変倍プレ−トと、該方向に移動可能
にしかつスライドカムを装着したレンズ移動台と、該移
動台を移動させる駆動手段と、該スライドカムで揺動す
るフォロワ部材と、該部材上に設けられたプーリを介し
て前記変倍プレート及び前記光学系の本体フレームに両
端を固定してかけられたワイヤとを有することを特徴と
する倍率変換機構を有する画像形成装置。
(2)原稿画面を走査するランプ及びミラーを設けた第
1走行台と、前記第1走行台の1/2の速度で同方向に
移動し、前記第1走行台からの反射光を再度反射するた
めのミラーを設けた第2走行台と、前記原稿画面を前記
ミラーを介し像担持体に投影するレンズとからなる光学
系において、前記第1.第2の走行台の各両側を駆動し
対称に配設された駆動ワイヤの各両端部を固定した補助
プレートを前記走行台の走行方向の一方にスプリングで
付勢された基台プレートに設けた支軸のまわりに回動且
つクランプ可能に重ねて設け前記走行方向と交わる方向
に回動可能にして構成され前記走行方向に移動可能にし
た変倍プレートと、該方向に移動可能にしかつスライド
カムを装着したレンズ移動台と、該移動台を移動させる
駆動手段と、該スライドカムで揺動するフォロワ部材と
、該部材上に設けられたブーりを介して前記変倍プレー
トの基台プレート及び前記光学系の本体フレームに両端
を固定してかけられたワイヤとを有することを特徴とす
る倍率変換機構を有する画像形成装置。
〔実施例〕
本発明の1実施例を第1図(a)、(b)及び第2図を
用いて説明する。図において従来例と同一の機能をもつ
ものは同一の番号を付しである。
第2図は本発明の倍率変換機構が組みこまれt;画像形
成装置の関連部分を示す概略図である。
即ち、原稿台80上の原稿画像は第1走行台A上のラン
プ2により照射されてその反射光はスリット3、ミラー
4を経て、第1走行台Aの172の速度で走行する第2
走行台Bのミラー5,6を通り、投影レンズ7、及びミ
ラー8を経て感光体ドラム9の表面に結像する。
このような画像形成装置における画像投影機構は原稿に
対してその投影像の倍率Mが変更可能にしてあり各倍率
に対して投影レンズ7の位置及びミラー5.6の位置を
それぞれ定めるようにしである。即ち、M=1の場合の
ミラー5,6の走査開始時の位置とレンズ7の固定位置
は、第2図の実線で示すようになる。
そして、Mはほとんど無段階で細かく切り替えが可能で
あるが、ここではM=1の他に拡大としてM = 1.
55、縮小としてM = 0.5を例示する。このM 
= 1.55及びM = 0.5におけるレンズ7、ミ
ラー5,6の配置はそれぞれ第2図の点線で示す位置に
なる。この例ではミラー5.6の中心位置即ち第2走行
台Bの位置の差はM=1とM = 0.5の間では58
.75mm、 M = 1とM = 1.55の間では
2’2.93mmであり、投影レンズ7の固定位置の差
はM=l、M = 0.5の間で117.5mm、 M
 = 1とM = 1.55の間で12’1.25mm
になっている。
次に第11第2の走行台の走査及び倍率変換毎の第2走
行台Bの初期位置及び投影レンズの設定位置をどのよう
に変換するかについての機構を説明する。
第1図(b)において走査系の駆動はステッピングモー
タ10の軸に連結されたプーリ11に1本のワイヤが巻
回してかけられ、そのワイヤの前半部W1はプーリ12
に巻回され更にプーリ13.14a、 16aを経て変
倍プレート170上に止め金具17によって固定される
。尚以上のプーリは、第2走行台Bに取り付けられたプ
ーリ12を除き、本体フレーム1に固定された軸のまわ
りに回転するプーリである。
又、プーリ11に巻回されたワイヤの後半部W2は、プ
ーリ18を経て前記プーリ12にワイヤW1とは反対方
向に巻回されてかけられプーリ21,22aを経て変倍
プレート170上にスプリング174aを介して固定さ
れる。そして該ワイヤW、、W2は閉ループを形成して
いる。そして、前記各プーリと同じものが第1図(b)
に示すようにほぼ対称位置に反対側にも設けられ同様な
ワイヤW r 、 W 2がかけられていて、両側で両
持でバランスよく駆動されるようにしである。
又、ワイヤW1にはランプ2、スリット3、ミラー4を
組み込んだ第1走行台Aが取り付けられ、プーリ12は
、ミラー5,6よりなる第2走行台Bに取り付けられた
軸に回転可能に枢止されている。
そして上記第1.第2の走行台は図示していないが、番
台の走行方向(矢印Xで示す)に設けられたレールにガ
イドされて移動できるようにしである。又、変倍プレー
ト170も本体フレームlに取り付けられたガイド部材
176に例えば第1図(a)に示すように変倍プレート
170の基台プレート171の案内部材としてのガイド
溝175がガイドされ矢印X方向に移動可能にしである
一方、投影レンズを搭載したレンズ移動台40は図示し
ていないがそれに設けられたローラが本体フレーム1に
設けられたレールにガイドされることによってやはり矢
印X方向に移動できるようにしである。
又、レンズ移動台40の基台41上にはラック42が設
けられ該ラックに駆動モータ(ステッピングモタ)58
によって駆動されるギヤ51,52,53,54.55
゜56で構成される減速歯車列の最終段のピニオンギヤ
56が噛合って、該モータの回転量に比例し前記移動台
40がX方向に移動して該移動台が位置決めできるよう
にしである。
即ち、倍率Mの設定を変化させるごとに、本体フレーム
lに固定されたステッピングモータ58が作動してそれ
に連結されたピニオン56かまわされ、それに噛合した
レンズ移動台40上のラック42によってレンズ移動台
がX方向に移動して所定の位置に設定される。それとと
もにレンズ移動台の移動方向でラックと反対の側方に該
移動台と一体に設けられたスライドカム43によってフ
ォロワローラ46の位置が決まるようになっている。該
7オロワローラ46は支軸44のまわりに揺動可能に設
けられたフォロワ部材45上に取り付けられ、更に該フ
ォロワ部材45の他の部分にはプーリ47が取り付けら
れている。そして前記スライドカムの位置によってフォ
ロワローラ46の位置か決まりプーリ47の位置も決ま
るようになっている。そしてスライドカム43のストロ
ーク量(リフト量)によってプーリ47の位置は、はぼ
X方向に移動できるようになるわけである。
そして、プーリ47には変倍プレート1700基台プレ
ート171のフック177に一端を固定されたワイヤW
、が本体フレームlに設けられたプーリ178、前記フ
レームに取り付けられたピント調節台180に設けられ
たプーリ179を経て巻回され、他端は本体フレーム1
に設けられたフック48にかけられて固定されている。
また、変倍プレート170の基台171には一対のフッ
ク172が設けられ本体フレームl上に設けられた一対
の7ツク173との間にスプリング174がかけられて
変倍プレート170は常に図の左方に付勢される状態に
しである。
尚、ピント調節台180にはスライド溝183A、18
3Bが設けられ、該調整台は本体フレームlに固定され
たピン184A、184Bに前記スライド溝がガイドさ
れて移動可能にされ、本体フレームlに固定されたブラ
ケット185と前記調節台180との間の調整ねじ18
6により前記調節台180即ちプーリ179の位置が調
節され、■ミラーの位置が定められそれによって例えば
等倍時のピントが調節される。
このように例えば等倍時のピントのようにピント調整台
180によるピントが調節されると、これを基準にして
あとはスライドカムの移動によって各倍率が定まるとと
もに各倍率時のピントも自動的に定まり、ピントが狂う
ことはない。
また変倍プレート170は基台プレート171と補助プ
レート171Cが重ねられて設けられ、基台プレート1
71には、ガイド壁171B、調整ねじ171Fの通し
孔をもった壁171A、ばねかけ用の両フック172、
ワイヤW1の先端固定用及びスズリング174aの端部
固定用フック17、ワイヤW、の端部固定用フック17
7及びガイド溝175が設けられ、補助プレート171
Cには調整ねじ171F用のねじ孔をもった壁171D
反対側対象ワイヤWlの先端固定用及びスプリング17
4aの端部固定用フック17aが設けられている。
そして第1走行台及び第2走行台(Vミラー)の傾き調
整が調整ねじ171Fによって行われるようにしである
。壁171Bは補助プレート171GがスライドしてX
方向に移動するときの方向規正の役目をさせている。
方、前述のように成る倍率、例えば等倍のときに簡易化
された機構の広い空間においてピント調節台180上の
アイドラプーリ179の位置を楽に位置調整してピント
を調節するが、そのときVミラーが傾いているとピント
を全域に合わすことができないのでVミラーの傾き補正
が必要になる。これを前記調整ねじ171Fによって簡
単に行うことができるのである。即ち実際には、■ミラ
ーの傾き補正とピント補正をそれぞれ補間し合いながら
行うようにしである。本実施例ではがなり簡単にできる
ようにしであるがVミラー補正が、対称な駆動ワイヤW
1のうち一方のワイヤだけを動かしVミラーの一方の端
部を動がして補正するのでVミラーの中心位置がずれる
。即ち一度中心位置でピント補正をしてあったものを傾
き補正後再びピント補正をしなくてはならないことにな
り、ややまわりみちをすることになる。
しかしいずれにしても従来の技術にくらべればはるかに
高精度なピント出しができる。更に簡単な構造と操作に
よりピント調整と■ミラーの傾き補正をマツチさせた調
整手段を施したのが第2の発明であり、その実施例を第
1図(c)によって説明する。
第1図(c)では、前述の第1図(a)、(b)で説明
した第1の発明の実施例において170で示した変倍プ
レートを190で表して区別している。
しかし、それ以外の他の機構は第1の発明の実施例と同
じにしである。
即ち、変倍プレート190は基台プレート191と補助
プレー1−191Kが重ねられて設けられ、基台プレー
ト191には、ばね掛は用の両フック192、ワイヤW
、の端部固定用7ツク197、ガイド溝175及び補助
プレート191にの回動支軸191Lとクランプねじ1
91Mのねじ孔が設けられ、補助プレー) 191Kに
は対称に張られた両ワイヤW1及び両ワイヤW2の先端
にかけられたスプリングの7ツク17a、前記回転支軸
に嵌合する孔及び前記クランプねし191M用のガイド
孔191Gが設けられている。
尚、本体フレームlには前記ガイド部材176が取り付
けられており前記ガイド溝175が案内されて変倍プレ
ート190がX方向に移動可能となる。
このように構成した変倍プレート190では、補助プレ
ート191には基台プレート191に対して■ミラー幅
方向中央で回転支軸191Lのまわりに振れるようにな
りVミラー傾き調整の際ミラー中央は動かず前後端部が
お互いに反対方向に振れて調節されることになる。そし
て、■ミラーの傾きが補正された状態でクランプねじ1
91Mを締めつけて調整を終了する。
このようにピント調節とVミラー調節の両方をお互いに
補関し合って行う光学系の調整にはミラー中央を中心に
規正する方が、調整の工数はやや小さくなる。
尚、−変成る倍率のところでピント及びVミラーの傾き
を調節するとあとは倍率をどのように変化させてもその
都度ピントやVミラーの傾きを調節することなくスライ
ドカムのカーブのとおりに7才ロワ部材が作動すること
になり以後の調節は原則として不要になる。そしてたと
え調整が崩れることがときたまあったとしても再調整が
簡単にできるので装置としての信頼度や活用度が高い。
ガイド部材176は第1図(a)又は第1図(C)の平
面図及び第1図(d)の側面図に示すように本体フレー
ムlにビス1763で締付けて固定される。
そして該部材176のガイドプロッタ部176aが前記
変倍プレート170又は190の基台プレート171又
は191のガイド溝175に嵌合し該変倍プレートがX
方向にスライド可能になる。尚、ガイド部材176から
変倍プレートの基台プレート171又は191が上方に
外れないように、第1図(d)及びそのx−x’断面図
第1図(e)に示すようにガイド部材176のねじ孔1
91Uに蓋部176bをねじ176cでクランプして外
れどめとすることができる。
このように第1.第2の発明では変倍プレートが小型で
あり、ガイド溝とガイド部材間のがた量も小さくするこ
とができるのでVミラーの傾き及びピント調節が済んだ
あと、光学系の走査中の全域のピントの−様な正確性が
従来のものよりはるかに安定して保たれるという大きな
利点が生まれる。
また、第1.第2の発明において、ピント調節台180
のかわりにワイヤW、の途中にターンバックル機構を接
続して行うことも可能である。
又、倍率Mの変換動作中は、走査駆動モータ1゜の作動
がとめられており、従ってプーリ11は回転を停止して
おり第1走行台は動かされることはなく、倍率Mが如何
に変化しても倍率変換時の移動はなく、常に一定位置の
スタート点に待機している。
このようにレンズ移動台40が設定された倍率Mに応じ
て固定されると、スライドカム43、プーリ47の位置
がきまり更に変倍プレート170又は190の位置が決
まり、それによって第2走行台即ちミラー5.6の位置
が決まる。また、プーリ47のほぼX方向の動きdによ
って変倍プレート170又は190はX方向に約2dの
動きをすることができる。従って、プーリ47のX方向
の動きdに対して、ワイヤW l、 W ! 、 W 
sの動きは、それぞれ約2dの大きさになる。
従って例えば前述の倍率Mの変化M = 0.5〜1〜
1.55までの間のミラー5.6の中心位置の設定値の
差は最大58.75mmであり、それに対するWl。
W2の動きは最大58.75X 2−117.5mmて
あり、プーリ47のX方向の動きは最大的58mmで済
み、スライドカム43もこの短い寸法のストロークを設
定することにより負荷の少ない円滑な作動が容易になる
このようにして、任意の倍率設定に対して投影レンズ、
変倍プレート170又は190及びミラー5゜6の位置
が決まる。そして本実施例では第2走行台B上のミラー
は2つのものを例示したが、ミラーの数はこれに限るも
のではない。
このように本発明の倍率変換機構を有する画像形成装置
では変倍プレートが従来のような移動滑車台にくらべて
小型軽量であるので、その移動範囲を作動する空間が小
さく画像形成装置の光学系を従来のように大型化するこ
となく、コンパクトな構成に保持することもできるので
ある。
また、大型の変倍カムを移動滑車台とレンズ移動台との
間に設ける必要がなくなり、レンズ移動台そのものがス
ライドカムを形成してしまうので、光学系全体の機構が
簡略化されコンパクトになる。
そしてこのようにレンズ移動台及び変倍プレートが小型
軽量化されて負荷を大幅に減らせるようになったので、
光学系の作動をより円滑にすることができ、装置の耐久
性を大きく向上させることが可能になった。
〔発明の効果〕
本発明により、画像形成装置の光学系が倍率変換機構を
作動させて任意の倍率における走査幅全域のピントを簡
便正確に調整できるようになり、それがまた簡単な安定
した機構によって達成され、倍率変化率の高い画像形成
装置の小型化、精度の安定化及びその製作コストの低減
が実現できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図(ホ)は第1の発明の倍率変換機構の1実施例の
平面図。第1図(b)は本発明の1実施例の駆動系統要
部を示す斜視図。第1図(c)は第2の発明の倍率変換
機構の1実施例の平面図。 第1図(d)は変倍プレート部の側面図。第1図(e)
は第1図(d)のx−x ’断面図。 第2図は本発明の1実施例の画像形成装置の光学系関連
部分を示す概略図。 第3図は一般の光路長変化方式変倍機構をもった画像形
成装置の概略図。 第4図は従来の倍率変換機構の概要図。 第5図は従来の露光走査を作動させるワイヤの巻回状態
を示す斜視図。 1・・・本体フレーム  2・・・光源ランプ3・・・
スリット     4.5.6.8・・・ミラー7・・
・投影レンズ   9・・・感光体10・・・走査駆動
モータ 11 、13.14a、 15.16a、 18.21
.22a、23−プーリ12.14.22.25.26
.47・・・プーリ17.17a、48.177.19
7・・・フック40・・・レンズ移動台  42・・・
ラック43・・・スライドカム  44・・・支軸45
・・・フォロワ部材 47.178,179・・・プーリ 70・・・移動滑車台 86・・・カムフォロワ 171.191・・・基台プレート 171A、171D・・・壁    171B・・・ガ
イド壁171c、191K・・・補助プレート171F
、186・・・調整ねじ 172 、173 、192・・・ばねかけフック17
4.174a・・・スプリング 175・・・ガイド溝 180・・・ピント調節台 184A、184B・・・ピン 191G・・・ガイド孔 191M・・・クランプねじ B・・・第2走行台 176・・・ガイド部材 183A、183B・・・スライド溝 185・・・ブラケット 191L・・・回転支軸 A・・・第1走行台 W 、、W 2.W 、・・・ワイヤ 46・・・フォロワローラ 58・・・ステッピングモータ 85・・・カム 170.190・・・変倍プレート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)原稿画面を走査するランプ及びミラーを設けた第
    1走行台と、前記第1走行台の1/2の速度で同方向に
    移動し、前記第1走行台からの反射光を再度反射するた
    めのミラーを設けた第2走行台と、前記原稿画面を前記
    ミラーを介し像担持体に投影するレンズとからなる光学
    系において、前記第1、第2の走行台の一方の片側を駆
    動する駆動ワイヤの両端部を固定し且つ前記走行台方向
    の一方にスプリングで付勢した基台プレート及び対称に
    他の片側を駆動する駆動ワイヤの両端部を固定した補助
    プレートを相互に前記走行方向に移動可能で且つクラン
    プ可能に結合して変倍プレートを構成し前記走行方向に
    移動可能にした該変倍プレートと、該方向に移動可能に
    しかつスライドカムを装着したレンズ移動台と、該移動
    台を移動させる駆動手段と、該スライドカムで揺動する
    フォロワ部材と、該部材上に設けられたプーリを介して
    前記変倍プレート及び前記光学系の本体フレームに両端
    を固定してかけられたワイヤとを有することを特徴とす
    る倍率変換機構を有する画像形成装置。
  2. (2)原稿画面を走査するランプ及びミラーを設けた第
    1走行台と、前記第1走行台の1/2の速度で同方向に
    移動し、前記第1走行台からの反射光を再度反射するた
    めのミラーを設けた第2走行台と、前記原稿画面を前記
    ミラーを介し像担持体に投影するレンズとからなる光学
    系において、前記第1、第2の走行台の各両側を駆動し
    対称に配設された駆動ワイヤの各両端部を固定した補助
    プレートを前記走行台の走行方向の一方にスプリングで
    付勢された基台プレートに設けた支軸のまわりに回動可
    能に重ねて設け前記走行方向と交わる方向に回動且つク
    ランプ可能にして構成され前記走行方向に移動可能にし
    た変倍プレートと、該方向に移動可能にしかつスライド
    カムを装着したレンズ移動台と、該移動台を移動させる
    駆動手段と、該スライドカムで揺動するフォロワ部材と
    、該部材上に設けられたプーリを介して前記変倍プレー
    トの基台プレート及び前記光学系の本体フレームに両端
    を固定してかけられたワイヤとを有することを特徴とす
    る倍率変換機構を有する画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5450175A (en) * 1993-07-27 1995-09-12 Konica Corporation Image forming apparatus having optical means for image magnification change

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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