JPH0542428Y2 - - Google Patents

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JPH0542428Y2
JPH0542428Y2 JP16936788U JP16936788U JPH0542428Y2 JP H0542428 Y2 JPH0542428 Y2 JP H0542428Y2 JP 16936788 U JP16936788 U JP 16936788U JP 16936788 U JP16936788 U JP 16936788U JP H0542428 Y2 JPH0542428 Y2 JP H0542428Y2
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Variable Magnification In Projection-Type Copying Machines (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は複写機等画像形成装置の倍率変換及び
ピント調節を低コストで且つ安定作動させるため
の改良に関する。
〔従来の技術〕
画像形成装置の倍率変換装置としてはズームレ
ンズを使う方式の他に全光路長を変化させる方式
があり、これは、ズームレンズ方式にくらべて高
い倍率変化が安価で得られるので多く採用されて
いる。この方式を使つた電子複写機について、第
3図、第4図及び第5図を用いて説明する。
この電子複写機には、原稿台80上の原稿画面
を照射する光源ランプ2とミラー4を搭載し、走
査速度uで走行する第1走行台Aと案内レール
(図示せず)、ミラー5、ミラー6(両ミラー5,
6を合わせて一般にVミラーと称す)を搭載し、
動滑車12に回転可能に軸止され前記走行台と同
方向に1/2uの速度で走行する第2走行台Bと案
内レール(図示せず)、倍率変換のため、前記走
行台と同方向に移動を可能としたVミラー位置変
更を行う移動滑車台70及び投影レンズ搭載のレ
ンズ移動台40と、ミラー8及び結像面として感
光体ドラム9が配設されている。
レンズ移動台40及び移動滑車台70を移動さ
せることによりVミラー5,6即ち、第2走行台
Bの初期位置及びレンズ7は、第3図に示すよう
に等倍縮小拡大の各位置に応じてそれぞれにセツ
トされる。
第5図に示すようにモータ10によつて駆動さ
れるプーリ11に巻回されたワイヤの前半部W1
は、動滑車12に巻回され、途中にプーリ13を
経て、移動滑車台70上のプーリ14に巻回され
該移動台上に固定される。又前記ワイヤの後半部
W2は途中にプーリ18,19の巻回を経て、前
記動滑車12にW1とは逆方向に巻回されて、途
中のプーリ21を経て移動滑車台70上のプーリ
22に巻回され、ワイヤW2の端部は該移動滑車
台70上のプーリ26に巻回され対象位置に張ら
れたワイヤと合流して、固定同様になる。以上は
第5図に示すように左右対称で行われる。
一方各倍率に応じて、レンズ移動台40上のレ
ンズ7はそれぞれ定位置に移動してセツトされる
が、その移動は第4図に示すように行われる。即
ちステツピングモータ58によつて駆動されるプ
ーリ28に巻回されたワイヤの後半は、プーリ3
2を経て、レンズ移動台40上に固定される。又
ワイヤの前半は、プーリ29,30,31に巻回
され、レンズ移動台40上に同様に固定される。
プーリ30の回転軸上にはカム85が枢止され
て、プーリ30と一体になつて回転可能にしてあ
る。従つて各倍率によつてステツピングモータが
作動しワイヤの駆動によつて、レンズ位置と、そ
れに対応したカム85が決まり、該カムに押圧さ
れて対応するカムフオロワ86が移動滑車台上に
取りつけられているので移動滑車位置が決まり従
つてVミラーの初期位置が各倍率のレンズ位置に
対応してセツトされることになる。
このようにして倍率変換が行われるようにして
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
倍率変換のための第2走行台B即ちVミラーの
初期位置の変化量に対して移動滑車台の移動量は
2倍になる。倍率変化が大きい程この量は大きく
なる。即ち例えばVミラー初期位置の差は倍率M
=0.5とM=1の間では約60mmであり,移動滑車
台70の動きはその2倍の約120mmになる。従つ
て移動滑車台の動き量は大きくカム85のストロ
ーク量も同様である。このようにストロークの大
きな滑車台を設けたり、又同じくストロークの大
きなリフトを有するカムを設けることは、その等
の部材が占めるスペースも大変大きく、装置を小
型化するためには重大な障害となつている。そし
てこのことは倍率変化を増大するほど著しくなつ
てくる。又変化量が大きいためカム軸駆動の負荷
もかかり、駆動部材の増強も必要になつてくる。
そして、ピント調節は、等倍時のカム85の位
相の位置でそれに接触する移動滑車台上のカムフ
オロワ86のブロツクの固定位置をX方向に移動
して最適位置を想定してクランプする試行錯誤の
作業を複雑な機構が錯綜した狭いところで何回か
繰り返さねばならないという大きな問題点があつ
た。
そして、ピント調節は原稿台ガラスを外して手
を装置内部に入れ等倍時のカム85の位相の位置
でそれに接触する移動滑車台上のカムフオロワ8
6のブロツクの固定位置をX方向に移動して最適
位置を想定してクランプし再び原稿台ガラス(ピ
ントグラスとして使う)をはめてピントを見る試
行錯誤の作業を複雑な機構が錯綜した狭いところ
で何回か繰り返さねばならないという問題点があ
つた。
本考案はこのような障害を除去するため、独立
した倍率変換用のカム機構や移動滑車台を不要と
し安定した作動をし、良質の画像を得ることので
きる小型簡易構造の倍率変換機構及び簡単確実な
ピント調節機構を有する画像形成装置を提供する
ことを目的にする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、原稿画面を走査するランプ及びミ
ラーを設けた第1走行台と、前記第1走行台の1/
2速度で同方向に移動し、前記第1走行台からの
反射光を再度反射するためのミラーを設けた第2
走行台と、前記原稿画面を前記ミラーを介し像担
持体に投影するレンズとからなる光学系におい
て、前記第1、第2の走行台の駆動ワイヤの両端
部を固定し、前記走行台の走行方向に移動可能に
した変倍プレートと、該方向に移動可能にしかつ
スライドカムを装着したレンズ移動台と、該移動
台を移動させる駆動手段と、該スライドカムで揺
動するフオロワ部材と、該部材上に設けられたプ
ーリを介して前記変倍プレート及び前記光学系の
本体フレームに両端を固定してかけられたワイヤ
と該ワイヤの途中に設けられたターンバツクル機
構とを有することを特徴とする倍率変換機構及び
ピント調節機構を有する画像形成装置によつて達
成される。
〔実施例〕
本考案の1実施例を第1図a,b及び第2図を
用いて説明する。図において従来例と同一の機構
をもつものは同一の番号を付してある。
第2図は本考案の倍率変換機構が組みこまれた
画像形成装置の関連部分を示す概略図である。
即ち、原稿台80上の原稿画像は第1走行台A
上のランプ2により照射されてその反射光はスリ
ツト3、ミラー4を経て、第1走行台Aの1/2の
速度で走行する第2走行台Bのミラー5,6を通
り、投影レンズ7、及びミラー8を経て感光体ド
ラム9の表面に結像する。
このような画像形成装置における画像投影機構
は原稿に対してその投影像の倍率Mが変更可能に
してあり各倍率に対して投影レンズ7の位置及び
ミラー5,6の位置をそれぞれ定めるようにして
ある。即ち、M=1の場合ミラー5,6の走査開
始時の位置とレンズ7の固定位置は、第2図の実
線で示すようになる。
そして、Mはほとんど無段階で細かく切り替え
が可能であるが、ここではM=1の他に拡大とし
てM=1.55、縮小としてM=0.5を例示する。こ
のM=1.55及びM=0.5におけるレンズ7、ミラ
ー5,6の配置はそれぞれ第2図の点線で示す位
置になる。この例ではミラー5,6の中心位置即
ち第2走行台Bの位置の差はM=1とM=0.5の
間では58.75mm、M=1とM=1.55の間では22.93
mmでり、投影レンズ7の固定位置の差はM=1,
M=0.5の間で117.5mm、M=1とM=1.55の間で
129.25mmになつている。
次に第1、第2の走行台の走査及び倍率変換毎
の第2走行台Bの初期位置及び投影レンズの設定
位置をどのように変換するかについての機構を説
明する。
第1図bにおいて走査系の駆動はステツピング
モータ10の軸に連結されたプーリ11に1本の
ワイヤが巻回してかけられ、そのワイヤの前半部
W1はプーリ12に巻回され更にプーリ13,1
4a,16aを経て変倍プレート170上に止め
金具17によつて固定される。尚以上のプーリ
は、第2走行台Bに取り付けられたプーリ12を
除き、本体フレーム1に固定された軸の回りに回
転するプーリである。
又、プーリ11に巻回されたワイヤの後半部
W2は、プーリ18を経て前記プーリ12にワイ
ヤW1とは反対方向に巻回されてかけられプーリ
21,22aを経て変倍プレート170上にスプ
リング174aを介して固定される。そして該ワ
イヤW1,W2は閉ループを形成している。そし
て、前記各プーリと同じものが第1図bに示すよ
うにほぼ対称位置に反対側にも設けられ同様なワ
イヤW1,W2がかけられていて、両側で両持でバ
ランスよく駆動されるようにしてある。
又、ワイヤW1にはランプ2、スリツト3、ミ
ラー4を組み込んだ第1走行台Aが取り付けら
れ、プーリ12は、ミラー5,6よりなる第2走
行台Bに取り付けられた軸に回転可能に枢止され
ている。そして上記第1、第2の走行台は図示し
ていないが、各台の走行方向(矢印Xで示す)に
設けられたレールにガイドされて移動できるよう
にしてある。又、変倍プレート170も本体フレ
ーム1に取り付けられたガイド部材176に例え
ば第1図aに示すように変倍プレート170のガ
イド溝175がガイドされ矢印X方向に移動可能
にしてある。
一方、投影レンズを搭載したレンズ移動台40
は図示していないがそれに設けられたローラが本
体フレーム1に設けられたレールにガイドされる
ことによつてやはり矢印X方向に移動できるよう
にしてある。
又、レンズ移動台40の基台41上にはラツク
42が設けられ該ラツクに駆動モータ58によつ
て駆動されるギヤ51,52,53,54,5
5,56で構成される減速歯車列の最終段のピニ
オンギヤ56が噛合つて、該モータの回転量に比
例し前記移動台40がX方向に移動して該移動台
が位置決めできるようにしてある。
即ち、倍率Mの設定を変化させるごとに、本体
フレーム1に固定されたステツピングモータ58
が作動してそれに連結されたピニオン56がまわ
され、それに噛合したレンズ移動台40上のラツ
ク42によつてレンズ移動台がX方向に移動して
所定の位置に設定される。それとともにレンズ移
動台の移動方向でラツクと反対の側方に該移動台
と一体に設けられたスライドカム43によつてフ
オロワローラ46の位置が決まるようになつてい
る。該フオロワローラ46は支軸44のまわりに
揺動可能に設けられたフオロワ部材45上に取り
付けられ、更に該フオロワ部材45の他の部分に
はプーリ47が取り付けられている。そして前記
スライドカムの位置によつてフオロワローラ46
の位置が決まりプーリ47の位置も決まるように
なつている。そしてスライドカム43のストロー
ク量(リフト量)によつてプーリ47の位置は、
ほぼX方向に移動できるようになるわけである。
そして、プーリ47には変倍プレート170の
基台プレート171のフツク177に一端を固定
されたワイヤW3が本体フレーム1に設けられた
プーリ178,179を経て巻回され、他端は本
体フレーム1に設けられたフツク48にかけられ
て固定されている。
また、変倍プレート170の基台171には一
対のフツク172が設けられ本体フレーム1上に
設けられた一対のフツク173との間にスプリン
グ174が掛けられて変倍プレート170は常に
図の左方に付勢される状態にしてある。
そして、光学系本体フレーム1の側方に近くあ
るワイヤW3の中間の一部はターンバツクル60
が中継して接続された該ターンバツクル60のね
じ調節によりワイヤW3のターンバツクルを含め
た全長が可変されるようにしてある。それにより
Vミラーの位置が定められることにより、選定倍
率時(例えば等倍時)のVミラーの位置が定めら
れそれによつてピントが調節される。尚、ターン
バツクルには光学系の本体フレームの側方から充
分手が入れられるようにしてある。
このターンバツクル60による具体的な調節手
段を第6図の斜視図を用いて説明する。
ワイヤW3の中間部は切断され片方の端部は端
子65に固着されもう一方の端部は端子66に固
着され、前者はターンバツクルの右雄ねじ部61
のフツク61Cにかけられた後者は左雄ねじ部6
2のフツク62Cにかけられ,右雄ねじ部、左雄
ねじ部は各々そのねじ部61a及び62aをそれ
ぞれターンバツクルねじ63の右左の雌ねじ部6
3a,63bにねじ締結されている。
そしてそのねじ込み量の大小によりワイヤW3
の全長を調整し、変倍プレートの位置を動かしV
ミラーの位置を加減することによりピントが合う
ようになる。
しかしねじこみ作業に際してはこのままではワ
イヤW3はひねられることにより、ねじ込みずら
く調整しずらくなる。そこで、調整時には治具6
7をターンバツクル60の両雄ねじ部61,62
のガイド部61B,62Bを治具67のガイド部
67aに嵌合させるようにし,調節作業時の両雄
ねじ部のまわり止めを行う。
これは治具67の67bの面で両ねじ部の61
b,62bを誘導ガイドしながら行い、嵌合時に
は治具67の底面67cは本体フレーム1の底面
に接触載置された状態にする。この状態にしてタ
ーンバツクル60の雌ねじ部63に設けられたハ
ンドルデイスク63cを指でどちらかに廻すこと
によりワイヤの長さを増減させることが可能にし
てある。そしてピント調整終了後はその治具67
は撤去し、複写機の所定の場所に収納しておけば
よい。なお、左右のねじはお互いに逆ねじの関係
にしてあればよい。
このように例えば等倍時のピントのようにター
ンバツクル60をまわしてピントが調節される
と、これを基準にしてあとはスライドカムの移動
によつて各倍率が定まるとともに各倍率時のピン
トも自動的に定まり、ピントが狂うことはない。
また変倍プレート170は基台プレート171
と補助プレート171cが重ねられて設けられ、
基台プレート171には、ガイド壁171B、調
整ねじ171Fの通し孔をもつた壁171A、ば
ねかけ用の両フツク172、ワイヤW1の先端固
定用及びスプリング174aの端部固定用フツク
17、ワイヤW3の端部固定用フツク177及び
ガイド溝175が設けられ、補助プレート171
Cには調整ねじ171F用のねじ孔をもつた壁1
71D、反対側対象ワイヤW1の先端固定用及び
スプリング174aの端部固定用フツク17aが
設けられている。そして第1走行台及び第2走行
台(Vミラー)の傾き調整が調整ねじ171Fに
よつて行われるようにしてある。壁171Bは補
助プレート171CがスライドしてX方向に移動
するときの方向規正の役目をさせている。
尚、前記壁171Aと171Dの間にはスプリ
ング171Nが設けられ、基台プレート171と
補助プレート171Cがお互いに離れるように付
勢されておりまた、両プレートには両プレートの
クランプねじ171K用のねじ孔及び長孔が設け
られている。
又、倍率Mの変換動作中は、走査駆動モータ1
0の作動がとめられており、従つてプーリ11は
回転を停止しており第1走行台は動かされること
はなく、倍率Mが如何に変化しても倍率変換時の
移動はなく、常に一定位置のスタート点に待機し
ている。
このようにレンズ移動台40が設定された倍率
Mに応じて固定されると、スライドカム43、プ
ーリ47の位置がきまり更に変倍プレート170
の位置が決まり、それによつて第2走行台即ちミ
ラー5,6の位置が決まる。また、プーリ47の
ほぼX方向の動きdによつて変倍プレート170
はX方向に約2dの動きをすることができる。従
つて、プーリ47のX方向の動きdに対して、ワ
イヤW1,W2,W3の動きは、それぞれ約2dの大
きさになる。
従って例えば前述の倍率Mの変化M=0.5〜
1.55までの間のミラー5,6の中心位置の設定値
の差は最大58.75mmであり、それに対するW1
W2の動きは最大58.75×2=117.5mmであり、プー
リ47のX方向の動きは最大約58mmで済み、スラ
イドカム43もこの短い寸法のストロークを設定
することにより負荷の少ない円滑な作動が容易に
なる。
このようにして、任意の倍率設定に対して投影
レンズ、変倍プレート170及びミラー5,6の
位置が決まり、画像のピント合わせもきちんとで
きることになる。そして本実施例では第2走行台
B上のミラーは2つのものを例示したが、ミラー
の数はこれに限るものではない。
このように本考案の倍率変換機構及びピント調
節機構を有する画像形成装置では変倍プレートが
従来のような移動滑車台にくらべて小型軽量であ
るので、その移動範囲を作動する空間が小さく画
像形成装置の光化学系を従来のように大型化する
ことなく、コンパクトな構成に保持することがで
きる。
また、大型の変倍カムを移動滑車台とレンズ移
動台との間に設ける必要がなくなり、レンズ移動
台そのものがスライドカムを形成してしまうの
で、光学系全体の機構が簡略化されコンパクトに
なる。
そしてこのようにレンズ移動台及び変倍プレー
トが小型軽量化されて負荷を大幅に減らせるよう
になつたので、光学系の作動をより円滑にするこ
とができ、装置の耐久性を大きく向上させること
が可能になつた。
更に、或る倍率(例えば等倍)のときに簡易化
された機構の広い空間においてワイヤW3の中間
に中継接続されたターンバツクルのねじをまわし
て楽に微調整して一度ピントを調節すると、あと
は倍率をどのように変化させてもその都度ピント
を調節することなくスライドカムのカーブのとお
りにフオロワ部材が作動することになりピントは
自動的に定まるようになつている。そし光学系全
体のスペースを大きくとることなく容易に調整作
業ができるようになる。
〔考案の効果〕
本考案により、画像形成装置の光学系が倍率変
換機構及びピント調節機構を作動させて特定倍率
時のピントを合わせることにより任意の倍率を設
定することが簡単な安定した機構によつて達成さ
れ、倍率変化率の高い画像形成装置の小型化、安
定化及びその製作コストの低減が実現できるよう
になつた。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の倍率変換機構及びピント調
節機構の1実施例の平面図。第1図bは本考案の
1実施例の駆動系統要部を示す斜視図。第2図は
本考案の1実施例の画像形成装置の光学系関連部
分を示す概略図。第3図は一般の光路長変化方式
変倍機構をもつた画像形成装置の概略図。第4図
は従来の倍率変換機構の概要図。第5図は従来の
露光走査を作動させるワイヤの巻回状態を示す斜
視図。第6図はターンバツクル機構とその調整治
具の斜視図。 1……本体フレーム、2……光源ランプ、3…
…スリツト、4,5,6,8……ミラー、7……
投影レンズ、9……感光体、10……走査駆動モ
ータ、11,13,14a,15,16a,1
8,21,22a,23……プーリ、12,1
4,22,25,26,47……プーリ、40…
…レンズ移動台、42……ラツク、43……スラ
イドカム、44……支軸、45……フオロワ部
材、46……フオロワローラ、47,178,1
79……プーリ、48,177……フツク、58
……ステツピングモータ、60……ターンバツク
ル、61……右雄ねじ部、61B,62B……ガ
イド部、62……左雄ねじ部、63……ターンバ
ツクルねじ、63C……ハンドルデイスク、67
……治具、67C……底面、70……移動滑車
台、85……カム、86……カムフオロワ、17
0……変倍プレート、171……基台プレート、
171A,171D……壁、171B……ガイド
壁、171C……補助プレート、171F,18
6……調整ねじ、172,173……ばねかけフ
ツク、174,174a……スプリング、175
……ガイド溝、176……ガイド部材、A……第
1走行台、B……第2走行台、W1,W2,W3
…ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 原稿画面を走査するランプ及びミラーを設けた
    第1走行台と、前記第1走行台の1/2の速度で同
    方向に移動し、前記第1走行台からの反射光を再
    度反射するためのミラーを設けた第2走行台と、
    前記原稿画面を前記ミラーを介し像担持体に投影
    するレンズとからなる光学系において、前記第
    1、第2の走行台の駆動ワイヤの両端部を固定
    し、前記走行台の走行方向に移動可能にした変倍
    プレートと、該方向に移動可能にしかつスライド
    カムを装着したレンズ移動台と、該移動台を移動
    させる駆動手段と、該スライドカムで揺動するフ
    オロワ部材と、該部材上に設けられたプーリを介
    して前記変倍プレート及び前記光学系の本体フレ
    ームに両端を固定してかけられたワイヤと該ワイ
    ヤの中継部材として設けたターンバツクル機構と
    を有することを特徴とする倍率変換機構及びピン
    ト調節機構を有する画像形成装置。
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