JPH02192972A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、受信データを印字用紙に印字しページ毎に切
断して排出するファクシミリ装置に関する。

［従来の技術］ 従来、ファクシミリ装置では、受信データを受信し、こ
の受信データを印字用紙に印字するとともにページ毎に
切断して排出している。この受信データを印字した印字
用紙の長さは、はぼ送信原稿と同一であり、Ａ４版の原
稿を送信すれば、はぼＡ４版長さで印字され切断される
。そのため、ページ毎の印字用紙の長さはほぼ同じに揃
えられる。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、上述した従来のファクシミリ装置においては
、ファクシミリ装置１台で多人数の受信者光に随時多量
のファックスが受信される場合がある。この場合、多量
の受信済ファックスの印字用紙が積み重なり、何枚目か
ら何枚目までが宛先毎の一連のグループなのか識別しに
くく、そのため、後で、それぞれをより分け、各受信者
宛に仕分ける際に作業が煩雑になっているという問題が
あった。

そこで、本発明の課運は、多数の受信者宛の印字用紙が
積み重なって排出されても、宛先毎にそのグループを容
易に識別できるようにする点にあＱ＠ ［課題を解決するための手段］ このような課皿を解決するための本発明の技術的手段は
、受信した受信データを印字しページ毎に切断して該印
字用紙を排出するファクシミリ受信装置において、受信
した受信データが最初のページに印字する受信データで
あることを認識する認識手段と、この認識手段が最初の
ページに印字する受信データであることを認識したとき
、受信データの印字前に、未印字あるいは特定内容を印
字して特定され所定長さに定められた印字用紙の特定部
を送出させる送出平段と、送出した特定部の切断を禁止
して、受信した最初のページに印字する受信データから
印字させる印字制御手段とを有したものである。

［実施例コ 第１図は、本発明の実施例に係るファクシミリ装置の構
成を示したブロック図であり、−船釣ファクシミリ受信
部の機能ブロックに、本発明に係る処理手段を加えた構
成となっている。

１は受信制御部であり、電話の着信、ファクシミリ通信
の同期の確立等を行う、ｌａは、着信した最初のページ
に印字する受信データを認識する認識手段であり、受信
制御部１のファクシミリ通信の同期確立を認識すること
で最初のページ印字データを認識できる。１ｂは、印字
用紙のうち、例えば、１０ｃｍの所定長さに定められた
特定部１０（第２図）を空送りする送出手段であり、認
識手段１ａで最初のページが認識されると、印字に先立
ち、用紙送り制御部２を制御し、１０ｃｍ印字用紙を空
送りする。なお、印字用紙の空送りの長さは、１０ｃｍ
に限ることはなく、要は、他と区別のつく長さとすれば
よい。

用紙送り制御部２は、印字用紙を空送りする送出手段１
ｂや、印字制御部４によって制御される。３は、用紙送
り機構であり、用紙送り制御部２により、開田され、実
際に用紙を送る機能を備えている。４は、印字制御部て
あり、受信データに従って用紙送り制御部２と印字機ｔ
ｉ４５とを制御し、特に、送出した特定部１０の切断を
禁止して受信した最初のページに印字する受信データか
ら印字を行なわせる制御をする。印字機構５は、印字制
御部４の制御て実際に印字を行なう機能を備えている。

６は、用紙切断制御部であり、用紙切断機１’１７を制
御し、用紙を切断する。また、用紙切断制御部６は印字
制御部４による特定部１０の切断禁止を用紙切断機構７
に行なわせる。

従って、この実施例に係るファクシミリ装置によれば、
受信データを受信すると、まず、認識手段１ａは、受信
データが最初のページに印字する受信データである場合
には、これを認識する。次に、この認識手段が最初のペ
ージに印字する受信データであることを認識すると、送
出手段１ｂは、未印字の特定部１０を、用紙送り制御部
２を介して用紙送り機構３に送出させる。その後、印字
制御部４は、用紙切断制御部６を介して送出された特定
部１０の切断を禁止するとともに、受信した最初のペー
ジに印字する受信データから印字機構５を介して印字さ
せる。１ページ目の印字が終了すると、用紙切断機構７
によって印字用紙が切断され、１ページ目が切り離され
る。

そして、２ページ目からは通常の印字・切断動作が行な
われる。

第２図は、本実施例のファクシミリ装置の受信結果であ
り、第２図（ａ）は最初のページを示し、１０ｃｍ程長
くなった特定部１０を備えている。第２図（ｂ）は、２
ページ以降であり、切断された印字用紙の長さは通常の
長さになっている。第２図（ｃ）は、本ファクシミリ装
置で多量のファックスを受信した例であり、図かられか
る様に、−目で３回受信していることがわかる。即ち、
排出された印字用紙は順次情み重なってゆくが、多人数
の受信者宛に受信印字された多量の印字用紙かｆＪＩみ
重なると、第２図（Ｃ）に示すように、宛先毎のグルー
プの始めに特定部１０を有した１ページ目か存在するの
で、該特定部１０は２ページ以降の印字用紙よりも突出
することになり、そのため、宛先毎にそのグループの始
めと終りが一見して識別されることになる。その結果、
積み重なった印字用紙を特定部１０を目安にして宛先毎
に容易に仕分けることができるようになる。

尚、上記実施例においては特定部１０を未印字にしたが
、必ずしもこれに限定されるものではなく、識別が更に
容易に行なわれるように、目立つ特別な印字を行なった
ものにしても良く、適宜変更して差支えない。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明のファクシミリ装置によれ
ば、通常のファクシミリ受信に先立ち、未印字あるいは
、特定内容を印字した特定部を送出することにより、最
初のページの長さを長くできるので、宛先が異なる多数
の印字用紙が積み重なったとしても、長くなった特定部
により受信単位毎の区切りが一目でわかり、各グループ
を容易に識別できる。そのため、多量に受信したファッ
クスを各受信者宛にふり分ける手間が大幅に減少し煩雑
さを解消できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係るファクシミリ装置の構成
を示すブロック図、第２図（ａ）はこのファクシミリ装
置によって印字された最初のページを示す図、第２図（
ｂ）は２ページ以降の印字用紙を示す図、第２図（ｃ）
は宛先の異なる多数の印字用紙が積み重なった状態を示
す図である。 １：受信制御部 １ａ：認識手段 １ｂ：送出手段 ２：用紙送り制御部 ３：用紙送り機構 ４：印字制御部 ５：印字機構 ６：用紙切断制御部 ７：用紙切断機構 １０：特定部 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 受信した受信データを印字しページ毎に切断して該印字
   用紙を排出するファクシミリ受信装置において、受信し
   た受信データが最初のページに印字する受信データであ
   ることを認識する認識手段と、この認識手段が最初のペ
   ージに印字する受信データであることを認識したとき、
   受信データの印字前に、未印字あるいは特定内容を印字
   して特定され所定長さに定められた印字用紙の特定部を
   送出させる送出手段と、送出した特定部の切断を禁止し
   て、受信した最初のページに印字する受信データから印
   字させる印字制御手段とを有したことを特徴とするファ
   クシミリ装置。