JPH02192482A - セラミックカラー像形成方法およびそれに用いる転写記録媒体 - Google Patents

セラミックカラー像形成方法およびそれに用いる転写記録媒体

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JPH02192482A
JPH02192482A JP1012906A JP1290689A JPH02192482A JP H02192482 A JPH02192482 A JP H02192482A JP 1012906 A JP1012906 A JP 1012906A JP 1290689 A JP1290689 A JP 1290689A JP H02192482 A JPH02192482 A JP H02192482A
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JP
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color
ceramic
image
paint
ink
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JP1012906A
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Takumi Murazaki
巧 村崎
Minoru Yamano
稔 山野
Masaaki Shimada
島田 将昭
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Daiken Kagaku Kogyo KK
Fujicopian Co Ltd
Original Assignee
Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd
Daiken Kagaku Kogyo KK
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/4505Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements characterised by the method of application
    • C04B41/4511Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements characterised by the method of application using temporarily supports, e.g. decalcomania transfers or mould surfaces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、セラミックス材、たとえば陶磁器やガラス製
品などに任意のカラー印象を容易に形成するためのセラ
ミックカラー像形成方法とそれに用いる転写記録媒体に
関する。より詳しくは、コンピュータープリンターやタ
イプライタ−などの印像形成装置の制御にて転写媒体の
セラミック用絵の具含冑インクを受容体上に選択的に転
写して所望の印像を前記受容体上に形成し、当該受容体
がセラミックス部材のばあいはそのまま、そうでないば
あいにはセラミックス部材に前記受容体上の印像を転移
させた後、当該セラミックス部材を前記セラミック用絵
の具の焼成温度以上にて焼成して形成するセラミック印
像形成方法であって、焼成による色彩が相互に異なるイ
ンクを2種以上用いて前記印像を形成し、少なくともそ
れらインクのセラミック絵の具の減法混色による色彩に
より多色の印像を前記セラミックス部材に焼成形成する
セラミックカラー像形成方法とその形成方法に用いる転
写媒体に関する。
[従来の技術・発明が解決しようとする課題]この種の
セラミックカラーの形成方法では、従来スクリーン印刷
などの版材を用いて、多量に同一のパターンの像を形成
することが行なわれていた。
しかし、−品生産的な像の形成は、未だ人手による手書
きが主流であり、個別的なニーズに対応することはほと
んど不可欠であった。
他方、当該セラミック印像形成分野とは異なる技術分野
であるコンピュータプリンターなどの簡易ハードコピー
の技術分野では、短時間内の大量生産は不可能であるが
、コンピュータグラフィックスやプリンター技術の発展
により、任意の多色印像を容易にハードコピーとしてう
ろことができるようになってきた。
本発明は、このような異なる技術分野における成果を相
互の利点を生かすように組み合わせて少量多品種のセラ
ミックカラー像を人手によらずに形成することができる
ようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段] そして、このために本発明は、焼成による色彩が相互に
異なるセラミツクセ絵の具含有インクを2種以上用いて
前記印像を形成し、少なくともそれらインクのセラミッ
ク絵の具の減法混色による色彩により、さらに必要に応
じて、それら1種または2種以上のインクのセラミック
ス用絵の具の単独の色彩により多色の印像を前記セラミ
ックス部材に焼成形成するに当り、前記セラミック用絵
の具の当該減法混色の所期の色彩から外れないようにす
る手段を採用したものである。
[作用・発明の効果] このようにすることで、コンピュータプリンターによる
色彩制御にて受容体上に印像を形成すると、従来のプリ
ンターによるハードコピーをうるばあいと同様な色彩制
御をおこなうだけで、従来のハードコピーの多色印像と
同様な色彩の印像をセラミックカラー像としてうろこと
ができる。
したがって、コンピュータグラフィックスやスキャニン
グによってコンピュータ内に読み込んだ画像を、従来え
られたハードコピーと同様に良好なカラー画像としてセ
ラミックス材上にセラミックカラー像として形成しうる
にいたった。
その結果、たとえば、写真や絵画あるいはテレビジョン
画像などを数千年という極めて長時間に渡りその色彩と
ともに保存できるようになった。
また、従来は陶芸家以外には参画できなかった陶磁器へ
の芸術的な絵付は作業がそのような絵付は技能を全く有
さない者にでも簡単に行えるようになった。
[実施例] つぎに本発明を具体的に説明する。
本発明に用いる印像形成装置は、カラースキャニング装
置あるいはカラーグラフィック機能を有するコンピュー
タに接続されるカラーコンピュータプリンターであれば
通常のいずれのプリンターも使用可能である。
また、転写媒体を取り替えて使用可能なモノクロムプリ
ンターを用いても、手動制御などにより、色彩の異なる
パターンを一枚の受容体に重ねて形成することによって
、多色の印像を形成することができる。
前記転写媒体は、フィルム状の基材(たとえば樹脂フィ
ルム、布、高密度の紙など)や多孔質のロール状あるい
はマット状の基材(フェルト、あるいは樹脂または金属
のスポンジ)にインクを塗布または含浸させたもので、
基材側にインクを吸収保持する機能があるばあいは、イ
ンクは常温で固体もしくは液体のいずれであっもよいが
、そうでないばあいはインク全体として常温で固体のも
のを用いるのが適当である。
前記インクは、セラミック用絵の具とその絵の具の焼成
温度未満で揮散するベヒクルとにより構成されるもので
ある。ここで揮散とは、蒸発、分解燃焼などにより残渣
を残さないで消失することをいう。
前記ベヒクルとしては、タイプライタ−もしくはプリン
ターなどに使用されるインクリボン用転写インクのベヒ
クルと同一の成分が特別の制限なく使用することができ
る。ただし、当該ベヒクルには、セラミック用絵の具の
焼成温度以上で揮散しない不純物は含まないものとする
つまり、液状インクのばあいは、オイル、脂肪酸、低分
子量のオリゴマーなどの単独または混合物、固体インク
のばあいは、天然や合成のワックス類や熱可塑性の樹脂
などの単独または混合物などであり、さらに必要に応じ
て有機界面活性剤や粘度調整剤などを混合分散したもの
である。
固体インクは感圧転写性および感熱転写性のいずれであ
ってもよい。
簡便に良好な多色印像がえられやすい点からは感熱転写
インクが好ましい。
感熱転写インクについてより具体的に説明すると、ベヒ
クルとしてはワックス類や熱可塑性樹脂類などの単独ま
たは混合物が使用できる。
ワックス類としては、たとえば脂肪酸、天然ワックス、
合成ワックス、および微結晶性で融点以上になれば急速
に低粘度になる物質、たとえば低分子量ポリエチレン、
エポキシ樹脂ステアリン酸エステル、石油系樹脂と界面
活性剤との混合物、高級アルコール長鎖アルケニルコハ
ク酸無水物、低分子量エステル縮合物などがあげられる
。また熱可塑性樹脂としては、たとえばエチレン−エチ
ルアクリレート共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共
重合体樹脂、ポリアミド樹脂、熱可塑性ポリエステル樹
脂、各種のオリゴマーなどがあげられる。その他に、酸
化防止剤、防カビ剤、分散剤、各種界面活性剤、湿潤剤
、滑剤、レベリング剤などの適当な配合剤を必要に応じ
添加することができる。
これらのベヒクル成分にセラミック用絵の具を分散混合
して感熱転写インクを調製する。感熱転写インクにおけ
るセラミック用絵の具の含有量は5〜70重量%程度と
するのが転写性の点から好ましい。また感熱転写インク
の融点ないし軟化点は60〜150℃程度とされる。
本発明に用いるセラミック用絵の具はその粒径を、最大
20−以下で平均粒径2〜7刷の範囲内に調整しておけ
ば、インクベヒクルとの分散性が良好で、鮮明な印像の
形成をより良好におこなえる。
前記セラミック用絵の具は、印像形成時における受容体
上でのインクの位置関係によって以下の通りに調製する
のがよい。
(1)複数の異なる色彩のインクが小さなドツト(約1
00AII11以下の直径または1辺のもの)状になっ
て、相互に重なり合わずに近接して受容体(セラミック
ス部材)上に位置することで減法混色が生じるばあい。
このようなばあいには、従来使用されていたセラミック
用絵の具のいずれも使用しうる。
なお、焼成前と、焼成後において著しく色彩の変わるこ
との無いものであれば、焼成前の印像形成時に出来具合
いを検査するのが容易となる。
(′2J印像の減法混色部分が、複数の異なる色彩のイ
ンクが受容体(セラミックス部材)上で混合するかもし
くは層状に重なって位置するばあい。
このようなばあいは、焼成時におけるセラミック用絵の
具同士の混合によって、所期の減法混色以外の色に変色
しないようにする必要がある。そのためには、それぞれ
混ざり合うセラミック用絵の具相互の無機化学的反応に
よる変色を考慮する必要があるが、これらの無機化学的
反応による変色は未だ充分に解明されていない。
本発明者らは、実験的見地より、各色のセラミック絵の
具がつぎの条件を満たすものであれば、いずれのあいだ
の混合が生じても所期の減法混色以外の色に変色する惧
れのないことを見出した。
なお、つぎの条件を満さない組合わせであっても、実質
的に所期の減法混色以外の色彩に変化しない組合わせの
ものであれば用いることは可能である。
すなわち、このような異常変色を防止するには、それぞ
れの色彩ごとに以下に示す元素を3種以上含有すること
が必要である。
(1)黒のばあい Pb (鉛)、B (ホウ素) 、Zn (亜鉛)、N
1にニッケル)、Mn(マンガン)、CO(コバルト)
、Fe(鉄)およびCr(クロム)のうちの3種以上。
黒色のセラミック絵の具において、前記各元素を含有す
る絵の具成分としては具体的には、酸化鉄、酸化クロム
、酸化マンガンおよび酸化コバルトの何れかもしくはそ
れらの2種以上の混合物に石英および(または)カオリ
ンなどを混合溶融して粉砕しに物や、クロム酸鉄および
酸化コバルトの何れかもしくは両者の混合物にカオリン
を混合溶融して粉砕した物などが好適に使用できる。
(′2Jマゼンタのばあい Pb (鉛)、B (ホウ素)、Zn(亜鉛)、Nlに
ニッケル) 、Mn (マンガン) 、Co (コバル
ト)、Fe(鉄)、Au(金) 、Cr (クロム)、
Cd (カドミウム)、Cu(銅)およびSo (セレ
ン)のうちの3種以上。
マゼンタ色のセラミック絵の具において、前記各元素を
含有する絵の具成分としては具体的には、カドミウム単
体およびセレン単体の何れかもしくは両者の混合物に長
石、珪砂および硼砂の何れかもしくは2種以上の混合物
を混合溶融して粉砕した物などが好適に使用できる。
(3)シアンのばあい Pb (鉛)、B (ホウ素)、Zn(亜鉛)、N1に
ニッケル)、Mn(マンガン) 、Co (コバルト)
、Pe(鉄)、Cr(クロム)、Cu(銅)、■ (バ
ナジウム) 、Zr (ジルコニウム)およびSi (
系素)のうちの3種以上。
シアン色のセラミック絵の具において、前記各元素を含
有する絵具成分としては具体的には、酸化コバルトおよ
び酸化ニッケルの何れかもしくは両者の混合物にカオリ
ン、石英および亜鉛華の何れかもしくは2種以上の混合
物を混合溶融して粉砕した物などが好適に使用できる。
(4)イー″エローのばあい Pb (鉛)、B (ホウ素)、Zn(亜鉛)、旧にニ
ッケル) 、、Fe (鉄)、!1lb(アンチモン)
、Sn (スズ)、K (カリウム)、Zr(ジルコニ
ウム) 、Ti (チタン)V(バナジウム) 、Cd
(カドミウム)およびSi (ケイ素)のうちの3種以
上。
イエロー色のセラミック絵の具において、前記各元素を
含有する絵の具成分としては具体的には、酸化錫を石英
および酸化チタンに混合溶融して粉砕した物、酸化鉛、
酸化鉄および酸化アンチモンの何れかもしくはこれらの
2種以上の混合物にカリ硝石を混合溶融して粉砕した物
、硫化カドミウムに酸化鉛、珪砂および硼砂の何れかも
しくはこれらの2種以上の混合物を混合溶融して粉砕し
た物が好適に使用できる。
前記の元素のなかで各色間で共通する元素についての具
体化合物は、色の異なるインクのセラミック用絵の具の
成分として使用可能であり、そのばあい他の元素成分と
の混合やその他の添加物の種類、配合量によって所望の
色に調整すればよい。
また、セラミック絵の具の色彩については、減法混色法
の三原色を代表例と、して例示したが、パントーンカラ
ーなどの別の色彩による減法混色法によるばあいも前記
原則に基づき色彩を調整した絵の具を用いれば、減法混
色以外の色彩に変色する惧れなく絵の具の混合による色
彩をうろことが可能でる。
さらに、前記セラミック用絵の具の融点を6×102℃
〜9.5×102℃、より好ましくは8×102℃〜9
 X 102℃の範囲に調整しておくことで、減法混色
以外の色彩の変化をより完べきに防止することができる
ようになった。
印象をセラミックス部材に直接形成できないばあいは、
−旦画像を紙製などの薄手の受容体に形成し、この画像
を適当な手段でセラミックス部材に転移させるのもよい
その受容体としては、紙あるいはプラスチックスシート
などのベースに水性の糊剤をコートして、その表面に印
像を形成しうるようにしたものなどがある。このばあい
、当該印像形成後に表面に前記印像を保持する非水溶性
樹脂をオーバーコートしたのち、水に浸して前記ベース
を除去し、樹脂層を画像と共にセラミックス部材に糊剤
などにより仮固定する。
前記糊剤としては、デキストリンやアラビアゴムなどが
適当に使用可能である。また、前記オーバーコート用樹
脂としては、アクリル系、ニトロセルロース系などの樹
脂が適当であるが、とくに前記インクベヒクルの分解燃
焼温度以下の温度で分解燃焼する樹脂が、セラミックス
像がより鮮明に形成しうるので良好である。
本発明においては、各色の転写インクを別々の支持体上
に設けて、これらを組合せて使用するようにしてもよく
、あるいは各色の転写インクを同一の支持体上に設けて
もよい。
つぎに本発明を実施例をあげて説明する。
実施例1 本実施例では熱転写方式によるものを説明する。
まず、転写媒体としては、厚さ5μIのポリエステルフ
ィルムの表面に、つぎのベヒクル成分8重量部に対して
2重量部の割合でセラミック用絵の具を混合して調製し
たイエロー シアン、マゼンタ、ブラックの各インクを
8μ■の厚さで第1図に示すパターンにて塗布して熱転
写用カラーインクリボンを製造した。
ベヒクル カルナウバワックス      2重量部パラフィンワ
ックス      6重量部エチレン−酢酸ビニル共重
合体 2重量部セラミック用絵の具 [シアン色用絵の具] 酸化コバルトと酸化ニッケルとを主成分とし、これらに
石英と亜鉛華との混合物を混合溶融し、平均粒径が6μ
mとなるように粉砕した物を使用した。その融点は83
0℃であった。
[マゼンタ色用絵の具] カドミウムとセレンを主成分とし、これらに長石と珪砂
と硼砂との混合物を混合溶融し、平均粒径が6μ飄とな
るように粉砕した物を使用した。その融点は830℃で
あった。
[イエロー色用絵の具] 硫化カドミウムを主成分とし、これらに酸化鉛と珪砂と
硼砂との混合物を混合溶融し、平均粒径が6μ−となる
ように粉砕した物を使用した。その融点は830℃であ
った。
[ブラック用絵の具] 酸化クロムと酸化コバルトを主成分とし、これらに石英
とカオリンと酸化鉛との混合物を溶解し、平均粒径が6
μ麿となるように粉砕した物を使用した。その融点は8
30℃であった。
以上のようにして構成した転写媒体を用いてCX−50
00(シャープ■製の熱転写カラー複写機)により、受
容体として下記のものを使用して、カラーグラビア印刷
の画像を原画として前記受容体にカラー複写像を形成し
た。
受容体としては紙ベース上に水性の糊剤をコートシたも
のを用い、前記水性糊剤層の表面に画像を形成した。
つぎに、前記受容体表面に耐水性の樹脂を塗布してオー
バーコートし、その検水に浸して前記紙ベースを除去し
、板状のセラミック部材に前記樹脂コートに付着した画
像を前記糊剤にて張り付けて、焼成炉内にて焼成した。
焼成温度は870℃であった。
以上のようにして焼成したセラミックス部材の表面には
、−見したところ原画とほとんど相違しないカラー画像
が形成されていた。
実施例2 前記ベヒクルとして、エチレン−酢酸ビニル共重合体(
溶融点70℃)を用い、このベヒクル3重量部に対して
1重量部の前記実施例1に示したセラミック用絵の具を
混合してなるインクを用い、かつ使用する感熱転写プリ
ンターのサーマルヘッドをエツジタイプのものにした他
は前記実施例1と同様にしてセラミックカラー印像を形
成した。
前記実施例1のばあいよりも高濃度の画像かえられると
共に、画像中にむらなどのない鮮明な印像がえられた。
牙1 図
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で用いた転写記録媒体における色の異な
る複数のインクの配列パターンを示す説明図である。 (図面の符号) (B):黒色インク (C)ニジアン色インク (M):マゼンタ色インク (Y):イエロー色インク 特許出願人  富士化学紙工業株式会社はか1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 印像形成装置の制御にて支持体に保持されたセラミ
    ック用絵の具含有インクを受容体上に選択的に転写して
    所望の印像を前記受容体上に形成し、当該受容体がセラ
    ミックス部材のばあいはそのまま、そうでないばあいに
    は前記受容体上の印像をセラミックス部材に転移させた
    のち、当該セラミックス部材を前記セラミック用絵の具
    の焼成温度以上にて焼成して形成するセラミック印像形
    成方法であって、焼成による色彩が相互に異なるインク
    を2種以上用いて前記印像を形成し、少なくともそれら
    インクのセラミック用絵の具の減法混色による色彩によ
    り多色の印像を前記セラミックス部材に焼成形成するに
    当り、前記セラミック用絵の具の減法混色による色彩が
    当該減法混色の所期の色彩から外れないようにすること
    を特徴とするセラミックカラー像形成方法。 2 前記インクのベヒクルが、常温で固体で、前記焼成
    温度よりも低温度にて溶融もしくは軟化して、支持体か
    ら受容体に転写せしめうるものである請求項1記載のセ
    ラミックカラー像形成方法。 3 前記セラミック用絵の具が、下記の各色彩ごとに以
    下に示す元素を3種以上含有する請求項1または2記載
    のセラミックカラー像形成方法。 (1)黒のばあい、 Pb(鉛)、B(ホウ素)、Zn(亜鉛)、Ni(ニッ
    ケル)、Mn(マンガン)、Co(コバルト)、Fe(
    鉄)およびCr(クロム)よりなる群から選ばれた元素
    の3種以上。 (2)マゼンタのばあい、 Pb(鉛)、B(ホウ素)、Zn(亜鉛)、Ni(ニッ
    ケル)、Mn(マンガン)、Co(コバルト)、Fe(
    鉄)、Au(金)、Cr(クロム)、Cd(カドミウム
    )Cu(銅)およびSe(セレン)よりなる群から選ば
    れた元素の3種以上。 (3)シアンのばあい、 Pb(鉛)、B(ホウ素)Zn(亜鉛)、Ni(ニッケ
    ル)、Mn(マンガン)、Co(コバルト)、Fe(鉄
    )、Cr(クロム)、Cu(銅)、V(バナジウム)、
    Zr(ジルコニウム)およびSi(ケイ素)よりなる群
    から選ばれた元素の3種以上。 (4)イエローのばあい、 Pb(鉛)、B(ホウ素)、Zn(亜鉛)、Ni(ニッ
    ケル)、Fe(鉄)、Sb(アンチモン)、Sn(スズ
    )、K(カリウム)、Zr(ジルコニウム)、Ti(チ
    タン)、V(バナジウム)、Cd(カドミウム)および
    Si(ケイ素)よりなる群から選ばれた元素の3種以上
    。 4 印像形成装置の制御にてセラミック用絵の具含有イ
    ンクの色彩の異なる2種以上を選択的に受容体上に転写
    して、当該受容体上に所望の印像を形成し、前記受容体
    がセラミックス部材のばあいはそのまま、そうでないば
    あいは前記受容体上の印像をセラミックス部材に転移さ
    せたのち、当該セラミックス部材を焼成して、少なくと
    も前記セラミック絵の具の減法混色による色彩による多
    色の印像をセラミックス部材上に焼成形成するセラミッ
    ク印象形成方法に用いられる前記印像形成装置用転写媒
    体であって、非転写支持体に前記セラミック用絵の具の
    焼成温度よりも低温度にて揮散するベヒクル中に前記セ
    ラミック用絵の具が分散混合されている転写インクが保
    持されていて、前記各色のインクのセラミック用絵の具
    として、他の色のインクとの減法混色において当該減法
    混色の所期の色彩から外れないものが用いられているこ
    とを特徴とするセラミックカラー像形成方法に用いる転
    写記録媒体。 5 前記ベヒクルが、常温では固体であって、前記焼成
    温度より低温度の印像形成加熱温度にて溶融もしくは軟
    化するものである請求項4記載の転写記録媒体。 6 前記支持体がフィルム状であって、その片面に前記
    インクが層状に形成され、前記印像形成装置による制御
    にて前記層状インクが選択的に受容体に転写される構成
    を有する請求項4または5記載の転写記録媒体。 7 前記セラミックス用絵の具は、下記の各色彩ごとに
    以下に示す元素を3種以上含有する請求項4、5または
    6記載のセラミックスカラー像形成方法に用い転写記録
    媒体。 (1)黒のばあい、 Pb(鉛)、B(ホウ素)、Zn(亜鉛)、Ni(ニッ
    ケル)、Mn(マンガン)、Co(コバルト)、Fe(
    鉄)およびCr(クロム)よりなる群から選ばれた元素
    の3種以上。 (2)マゼタンのばあい、 Pb(鉛)、B(ホウ素)、Zn(亜鉛)、Ni(ニッ
    ケル)、Mn(マンガン)、Co(コバルト)、Fe(
    鉄)、Au(金)、Cr(クロム)、Cd(カドミウム
    )、Cu(銅)およびSe(セレン)よりなる群から選
    ばれた元素の3種以上。 (3)シアンのばあい、 Pb(鉛)、B(ホウ素)Zn(亜鉛)、Ni(ニッケ
    ル)、Mn(マンガン)、Co(コバルト)、Fe(鉄
    )、Cr(クロム)、Cu(銅)、V(バナジウム)、
    Zr(ジルコニウム)およびSi(ケイ素)よりなる群
    から選ばれた元素の3種以上。 (4)イエローのばあい、 Pb(鉛)、B(ホウ素)、Zn(亜鉛)、Ni(ニッ
    ケル)、Fe(鉄)、Sb(アンチモン)、Sn(スズ
    )、K(カリウム)、Zr(ジルコニウム)、Ti(チ
    タン)、V(バナジウム)、Cd(カドミウム)および
    Si(ケイ素)よりなる群から選ばれた元素の3種以上
    。 8 前記セラミックス用絵の具が、最大粒径20μm以
    下で、平均粒径2〜7μmの範囲である請求項4、5、
    6または7記載の転写記録媒体。 9 前記セラミック用絵の具の融点が、6×10^2℃
    〜9.5×10^2℃の範囲に調整されている請求項4
    、5、6、7または8記載の転写記録媒体。 10 前記セラミック用絵の具の融点が、8×10^2
    ℃〜9×10^2℃の範囲に調整されている請求項4、
    5、6、7または8記載の転写記録媒体。
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JP1012906A Pending JPH02192482A (ja) 1989-01-20 1989-01-20 セラミックカラー像形成方法およびそれに用いる転写記録媒体

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