JPH02191563A - 静電塗装ヘッド洗浄方法及び洗浄装置 - Google Patents

静電塗装ヘッド洗浄方法及び洗浄装置

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JPH02191563A
JPH02191563A JP1007774A JP777489A JPH02191563A JP H02191563 A JPH02191563 A JP H02191563A JP 1007774 A JP1007774 A JP 1007774A JP 777489 A JP777489 A JP 777489A JP H02191563 A JPH02191563 A JP H02191563A
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    • B05B15/68Arrangements for adjusting the position of spray heads

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、静電塗装装置の静電塗装ヘッドの洗浄方法及
び洗浄装置1例えば、カップ状回転霧化頭を有し、該霧
化頭の回転放出縁より静電霧化し、被塗物を塗装する静
電塗装装置の洗浄方法及び洗浄装置に関し、さらに詳し
くは、特に水性塗料を用いる静電塗装装置において、該
霧化頭への高電圧の印加を中断することなく、該霧化頭
を安全かつ効率よく洗浄する方法に関するものである。
[発明の背景] 塗装を行うにあたって、有機溶剤を多量に使用する溶剤
型塗料は溶剤を大気中に大量に揮散させ、大気汚染や作
業環境の悪化の原因となるので、水性塗料の使用が検討
され、特に静電塗装への水性塗料の適用が行われるよう
になってきている。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]静電塗
装装置を継続使用していると、塗装液(特に水系)を霧
化するノズル、ベル、スプレーガン、ディスク等の静電
塗装ヘッドに該塗装液の固着物(半乾燥物ないし乾燥物
)が形成され成長する。成長した固着物は、塗装液の噴
霧化を妨げ塗膜にむらを生じさせ、あるいは被塗装体に
付着する等して塗膜に外観不良を引き起こし塗膜の品質
を著しく低下させる。そのため、前記固着物は、成長し
て塗膜に外観不良を引き起こす前に。
静電塗装ヘッドに水や温水や固着物を溶解する液を直接
供給して取り除かれていた。実公昭62−31174号
公報では被塗装物周辺に設けだ液膜形成板に水や温水を
流して固着物の成長を防ぐ噴霧塗装装置が提案されてい
る。
しかし、静電塗装ヘッドに水や温水や固着物を溶解する
液を直接供給する場合、短絡を防止するために静電塗装
ヘッドに印加する高電圧電源を切断しなければならず、
さらに水や温水による洗浄では大量の水が必要であるこ
と、洗浄速度が遅い等の問題があり、これらの結果静電
塗装へ・ノドの洗浄に時間がかかりすぎていた。
また、高電圧電源を切り忘れて静電塗装へ・ノドの洗浄
を行なうおそれもあり安全性の点で問題があった。
以下、静電塗装ヘッドとしてカップ状回転霧化頭を有す
る静電塗装装置の問題点及びその問題点に対する従来の
対策について詳述する。
カップ状(ミニベル型とも言う)回転霧化頭を有する静
電塗装装置において、塗料供給ノズルより塗料受部に供
給された塗料は上記カップ状回転霧化頭の回転によって
生ずる遠心力により薄膜状となり1回転放出縁より放出
霧化されている。このような静電塗装方法を用いて(揮
発性の溶媒に富み、しかも沸点のコントロールが困難な
)上述の水性塗料を霧化すると、従来次のような問題を
生ずるものであった。
すなわち回転霧化頭が約400Or、p、n+以上の速
度で回転する場合に、霧化頭内部空間に減圧状態が生じ
、空気が該霧化頭内部空間に巻き込まれる現象(エアボ
ンピング現象と呼ぶ)が起るが、この時回転放出縁より
放出された水性塗料の微粒化液滴の一部は該霧化頭内部
空間に巻き込まれる空気に同伴され、該霧化頭の内周面
に付着するが、水性塗料の薄膜が形成されていない内周
面においては、付着した液滴中の水分が蒸発し、該塗料
液滴が半乾燥ないし乾燥して該霧化頭に固着した固形成
分の固着物が析出する。このような状況で長時間連続的
に水性塗料を霧化し続けると、固形成分が次々と析出、
蓄積し法線方向に成長しついには薄膜状となり流出する
水性塗料の流れを妨げるようになる。さらに霧化を続け
ると、流れが阻害された内周面の放出縁側に同様に液滴
が付着し固形成分が析出するようになり、ついには放出
縁まで析出が成長する。従って薄膜状になりながら放出
縁に導かれる過程において水性塗料は均一な薄膜を形成
することができず塗装機に使用した場合には霧化された
水性塗料の粒径が大きくなり、塗装品質を低下させると
いう欠点を生じさせ、さらにエアモーターを使用する塗
装機の場合、析出した固形成分のため、霧化頭の回転数
が低下し、同様の欠点を生じさせていた。
また、該霧化頭の放出縁の裏側にも回転放出縁より放出
された水性塗料の微粒化液滴の一部が。
少なからず付着し、固形成分が法線方向に析出。
成長し時には被塗物に付着し、塗装品質を低下させると
いう欠点を生じさせている。
上記のごとき不都合を防止する目的で、特開昭57−2
4680号、特開昭57− 24861号、特開昭57
−24672号、特開昭57− 24673号、及び特
開昭57−24674号の各公報では回転放出縁より水
性塗料を静電霧化し、静電塗装するにあたって、カップ
状回転霧化頭に、水1加温水、水溶解性の溶剤、溶剤、
水と溶剤の混合液等を供給して回転カップの洗浄を行う
ことを特徴とする静電塗装装置及び方法が開示されてい
る。
また、特開昭54−154436号公報には1回転カッ
プの洗浄時に1回転カップに印加される印加電圧が遮断
されると同時にアース装置によって自動的にアースされ
るようにした洗浄方法及び装置を改良し1回転カップに
帯電した電荷を火花を発生させることなく放電させ、洗
浄する方法及び装置が開示されている。
さらに、カップ状回転霧化頭の洗浄方法及び装置につい
ては多数知られており、実開昭61−1.083GO号
、実開昭61−106381号、実開昭61−1083
62号等の各公報に開示されている。
しかしながら、このような方法は、塗装作業中に回転カ
ップに印加された高電圧を一度遮断する必要があり、洗
浄のトータル時間を長くするのろでなく、連続的に塗装
する場合や、連続的に走行する被塗物に塗装する場合に
は2時間当りの生産数量の低下あるいはロスの増大が起
り、非効率的である。
本発明は以上のごとき事情に基づいてなされたものであ
って、その目的は上記従来の技術の欠点を解消した静電
塗装ヘッドの洗浄方法及び洗浄装置を提供することにあ
る。すなわち1本発明の目的は、該霧化頭等の静電塗装
ヘッドの洗浄時間を短くシ、静電塗装装置における生産
効率の低下。
あるいは洗浄時に発生するロスの増大を防止する洗浄方
法及び洗浄装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] かかる本発明の目的は1次の静電塗装ヘッドの洗浄方法
及び洗浄装置により達成できる。
(1)静電塗装装置の静電塗装ヘッドに付着した塗装液
の固着物に対し加圧蒸気噴出流を吹付け、該塗装液の固
着物を除去する静電塗装ヘッド洗浄方法。
(2)静電塗装装置の静電塗装ヘッドに対し加圧蒸気噴
出流を供給する蒸気噴出流供給口を設けた静電塗装ヘッ
ド洗浄装置。
静電塗装装置の静電塗装ヘッドに付着した塗装液(特に
水系)の固着物に供給する加圧蒸気噴出流は、静電塗装
ヘッドに印加されている電圧を越えた絶縁破壊電圧を有
するので、静電塗装ヘッドに電圧が印加されている場合
でも該蒸気噴出流に電流が流れない。また、該蒸気噴出
流は、該塗装液(特に水系)の固着物より高温にできる
ので。
該蒸気流より低温の該塗装液の固着物に供給されると凝
縮し液化する。該液体は、該塗装液の固着物にしみ込み
、該塗装液の固着物は、湿潤し液状化し、静電塗装ヘッ
ドから除去され易い状態になり、蒸気噴出流の噴出エネ
ルギによって除去される。
蒸気噴出流の噴出圧は好ましくは0.1〜10kgr/
c4 (ゲージ圧)とする。
また好ましくは、蒸気噴出流供給口から上流の蒸気流に
接する配管部分は電気絶縁性材料から成り、静電塗装ヘ
ッドの前面(端面)及び背面に対し加圧蒸気噴出流を夫
々別個に供給する2以上の蒸気噴出流供給口を設け、蒸
気噴出流供給口の移動手段を設ける。
さらに、好ましくは次のとおりである。静電塗装装置と
しては、高速度で回転可能な回転軸の前端部に具備され
るカップ状回転霧化頭に塗料を供給し、該霧化頭の回転
遠心力にて該霧化頭の内周面に該塗料の薄膜を形成する
と共に、該霧化頭に高電圧を印加して、薄膜状の該塗料
を該霧化頭の回転放出縁より霧状にして飛散させ、被塗
物に付着させる静電塗装装置を用いる。その前記霧化頭
に固着した固形成分に対して、加圧水蒸気を吹き付は前
記固形成分を前記霧化頭から除去する。より好ましくは
、さらに続いて、該加圧水蒸気を供給する導管に低湿空
気を供給して該霧化頭の洗浄を完了する。
以下、まず静電塗装装置に備えられるカップ状回転霧化
頭の一般的な構成と水性塗料を微粒液滴にし回転放出縁
より放出し被塗物に塗装する時に問題となる該霧化頭へ
の該微粒化液滴の付着及び固形成分の析出について第3
図で詳細に説明する。
第3図において、霧化頭本体41はコーン状内周面42
を有し、その端部43は円環状に開口している。霧化頭
本体4■はベルリムとも呼ばれ、霧化頭本体41の内部
には、一端を円環状に開口した管状部材からなる被噴霧
液体受部(ベルハブ)44が固定されている。
霧化頭本体41とベルハブ44とが接する部分にO−リ
ング(図示せず)を埋設すると共にベルハブ44の背面
には霧化頭本体41を固定するためのネジ(図示せず)
が数本膜けられ、これによって霧化頭本体41とベルハ
ブ44とは中心線を共通にして一体化されている。ベル
ハブ44は先端部45を支柱46で支え、−力先端部4
5は、その一部を固定用ボルト47で形成している。固
定用ボルト47は回転軸48とベルハブ44とを中心軸
上で固定している。
ベルハブ44の内周面49と先端部45との間には。
支柱48で支えられた円環形スリット流出口(図示せず
)が形成されている。
霧化頭本体41は回転軸48に駆動されて回転し塗料供
給ノズル50によりベルハブ44の内周面49に塗料が
供給されると、霧化頭本体41の回転によって生ずる遠
心力により、内周面49に沿って薄膜状塗料が形成され
る。次にこの薄膜状塗料は円環形スリット流出口を経て
流出し、霧化頭本体41のコーン状内周面42に至り、
更に薄膜化されて進み、その端部43(回転放出縁とも
言う)より霧化され放出される。
霧化頭本体41は高速で回転することにより霧化頭内部
空間に減圧が生じ、空気が霧化頭内部に巻き込まれる現
象すなわちエアポンピング現象が発生する。かかるエア
ボンピング現象は、霧化頭本体4工の端t443から霧
化されて放出された水性塗料の微粒化液滴の一部を同伴
して巻き戻し、ベルハブ44の先端部45の表面に付着
・蓄積を連続的に生じせしめる。このようにして付着・
蓄積した水性塗料の微粒化液滴は、該霧化頭の高速回転
により法線方向に成長しながら乾燥され、固形成分が析
出する。この固形成分の蓄積体は霧化頭の回転にとって
過負荷となる場合があり、その時は霧化頭の回転数低下
となり、塗装品質に悪影響を及ぼす。また該蓄積体の一
部が飛び出し被塗物に付着した時は同様に塗装品質に悪
影響を及ぼす。
固形成分の蓄積体がさらに成長すると、ついには円環形
スリット流出口から流出する薄膜状水性塗料の流れを阻
害するようになり、コーン状内周面に微粒化液滴の付着
が起り、該コーン状内周面においても同様のことが起こ
る。
また、微粒液滴の飛行範囲を規制するため、加圧空気を
円環状に吹き出し、放出された微粒液滴をその中に閉じ
込める(シェービングという)方法があるが、加圧空気
吹き出し方あるいは量によっては、端部43の裏面に微
粒液滴が付着し、固形成分が析出する。この時も同様に
法線方向に蓄積体は成長し、一部が飛び出したりするの
で、塗装品質に影響を与える。
本願発明者は、該霧化頭に発生する固形成分の蓄積を安
全かつ効率よく除去する方法を鋭意検討した結果、水性
塗料を用いる該霧化頭に加圧水蒸気を吹き付は洗浄し9
次いで該加圧水蒸気を導管で供給する場合には好ましく
は該導管に低湿空気を供給する方法を見い出し2本発明
を完成するに至った。
本発明の最大の特徴は、前述の洗浄プロセスにおいて、
該霧化頭に印加されている高電圧を中断することなく、
該蓄積体の除去を可能にしたことを見い出した点にある
[好適な実施態様] 前記蒸気噴出流の噴出圧は、噴出/加熱加湿洗浄に十分
な程度の圧力でよ<、「噴出」効果上0.1kgf’/
c♂以上あればよい。上限は特にないが。
実用上10kgf’/cd程度以下でよい。
前記蒸気噴出流の温度は、前記塗装液の固着物が剥離又
は溶解し易い温度であれば良い(通例100℃以上)。
(100℃以上、さらには120’C以上にすることは
好ましい。) 前記蒸気噴出流は通常飽和蒸気で足りるが蒸気噴出流供
給口を出た後過飽和状態の蒸気噴出流や若干の水分を混
合している飽和蒸気(湿り蒸気)となっても良い。本発
明の洗浄装置においては、少なくとも蒸気噴出流供給口
より上流の配管を流れる時に絶縁性があれば良い。
前記蒸気噴出流は2通例、空気を巻き込むが。
強制的に気体を混合することもできる。
本発明の洗浄装置における蒸気噴出流供給口は、ノズル
にでき、また、蒸気噴出流供給口から上流の蒸気流に接
する配管部分の電気絶縁性材料としては、所定の電気絶
縁性及び耐熱性を有する材料であれば良く2例えば、ポ
リエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ
化エチレン系樹脂(テフロン)、ブチルゴム、シリコン
ゴム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム等の電気絶
縁性樹脂又はアルミナ、フォルステライト。
ベリリア、ムライト等の絶縁性セラミックが挙げられる
本発明の洗浄方法及び洗浄装置は塗装液(特に水系)を
霧化するために静電塗装装置に備えられている静電塗装
ヘッドに適用でき1例えばノズル、ベル、スプレーガン
、ディスク等の種々の形態のものを挙げることができる
以下図面により本発明の好適な実施態様を説明する。
(実施態様1) 第1図は、静電塗装装置の静電塗装ヘッドであるカップ
状回転霧化頭6(回転軸方向の断面は第3図に示されて
いる)及びその近傍(二点鎖線で示された部分)と1本
発明の洗浄装置の一態様(実線で示された部分)を示す
概略図である。
蒸気噴出流供給口である蒸気噴出ノズル1及び2は、L
E略略角角柱状蒸気噴出ノズルアッセンブリ3の、前記
霧化頭6に対応する一端に設けられている。蒸気噴出ノ
ズル1及び2は、夫々球関節継手を有す゛るので、任意
の方向に蒸気噴出ノズル1及び2の噴出口を保ち蒸気噴
出流Sを供給することができる。
ノズルアッセンブリ3は、接合部材すを介して1円筒状
のロッドレスエアシリンダ4のピストンと結合する部材
Cに接合している。ロッドレスエアシリンダ4のピスト
ンと結合する部材Cは。
ピストンの移動方向と平行に該シリンダ4の側壁に穿た
れた長平方向が少なくとも4001以上のスリットから
シリンダ4の外部に突出しており、このスリットに沿っ
て往復運動する。従って、ノズルアッセンブリ3は、第
1図の矢印りの方向に例えばストローク 400 mm
で往復平行移動できる。そのため、後述のように静電塗
装装置と一体化して本発明の洗浄装置を設けることがで
き、静電塗装時に邪魔にならない。ノズルアッセンブリ
3を案内する概略円筒状の案内ローラaは1回転軸で固
定され、ノズルアッセンブリ3は往復運動を正確かつ確
実に行なうことができる。
霧化頭6の洗浄時に、蒸気噴出ノズル1の噴出中心軸が
霧化頭6の塗装液噴出中心軸と洗浄性の良い角度例えば
50度で交わるように、また蒸気噴出ノズル2が霧化頭
6の背面に蒸気流を噴出するように、前記ノズルアッセ
ンブリのストローク及び蒸気噴出ノズル1及び2の噴出
口を調節する。
蒸気噴出ノズル1及び2は、0.1〜10kgf’/c
j(ゲージ圧)の飽和蒸気流を、ミニベル形の霧化頭6
に付着した水系塗装液の固着物に供給し、該固着物を液
状化して流下ないし吹き飛ばして除去する。その後、噴
出ノズル1及び2は後述する蒸気・エア切替三方弁によ
り霧化頭6にエアを供給して霧化頭6ならびに絶縁配管
内を乾燥・冷却する。
上記洗浄装置は、静電塗装装置の霧化頭6を前後に移動
させる円筒状の前後移動機構部7に、該機構部7の表面
に沿って密着して設けられている固定部材d及びeを介
してつり下げられ固定されている。概略円筒状のノズル
回転用モータ5は。
送液管を内蔵し霧化頭6の回転軸を回転させる。
霧化頭6を洗浄するに際し、霧化頭6が塗装液を被塗装
体に噴霧する所定の位置で行なうこともできるが、被塗
装体に何ら影響を及ぼさないように被塗装体から霧化頭
6を離して洗浄を行なうこともできる。
蒸気噴出ノズル1,2の配管、及びロッドレスエアシリ
ンダ4の駆動用配管は、夫々電気絶縁性のポリフッ化エ
チレン系樹脂(テフロン)チューブ配管である。
第2図は、蒸気噴出ノズル1.2及びロッドレスエアシ
リンダ4に接続する蒸気・エア配管フロー図である。バ
ルブ21.蒸気ストレーナ22゜圧力計23及び蓄圧ボ
ックス24を蒸気源上流から順に直列に有する配管Aは
、蒸気・エア切替三方弁(Lポー1−)25に接続する
。配管Aは蒸気源からの蒸気を供給する。蓄圧ボックス
24には、スチームトラップ26.及び該トラップ2B
と並列に接続するドレーン除去ブローバルブ27を有す
る屋外ドレーン配管りが接続する。
バルブ28.フィルタ29.減圧弁30.圧力計31゜
エア入切二方弁32.レマンドライフィルタ33及び蒸
気逆流防止チエツキ弁34をエア源上流から順に直列に
有する配管Bは、蒸気・エア切替三方弁25に接続する
。配管Bはエア源からのエアを供給する。
蒸気・エア切替三方弁25を適宜切替えることにより、
蒸気噴出ノズル1及び2と接続する配管Cに洗浄用蒸気
又は乾燥用エアを供給できる。洗浄完了後に、配管Cか
ら蒸気噴出ノズル1及び2の内部にドレーンがたまらな
いように、好ましくは配管C以下の下流に乾燥除湿エア
を通す。
フィルタ29の下流で配管Bと分岐する配管Eにはエア
源からのエアが分割して流入する。配管F及びGは、ロ
ッドレスエアシリンダ4に接続する。配管Eは二位置四
方向制御弁35に接続しているので、配管Eのエアは該
制御弁35を適宜切替えることにより配管F又はGを経
て該エアシリンダ4に供給され、該エアシリンダ駆動用
に用いられ、その後配管F又はGを通って排出される。
(実施態様2) 第4図には静電塗装ヘッドとして前述の霧化頭(回転軸
方向の断面は第3図に示されている)を具備した静電塗
装装置の概略及び本発明の洗浄方法の実施に好適な洗浄
装置の概略を示す。
61はアルミニウムのような金属製のカップ状回転霧化
頭であって、第3図に示すように霧化頭本体41及びベ
ルハブ44から構成され、エアモータ62の回転軸48
の先端に具備されている。エアモータ62に霧化頭6I
が具備された塗装ヘッド部63は支持部材64によって
固定されている。エアモータ62は、高圧エア発生装置
(図示せず)からの高圧エアをエアホース65aを通じ
、エアモータ62の供給口6Bに供給すると共にエアホ
ース85bから排気することにより回転させられる。ま
たエアモータ62には、シェービング用に1円環状吹き
出し孔67及びエア供給口68が設けられると共に塗料
を霧化頭に供給するための塗料供給ノズルB9が設けら
れている。
塗料は塗料供給装置(図示せず)からペイントホース7
0を通して塗料供給ノズル69に供給され。
霧化頭61へと導かれる。エアモータ62には、高電圧
発生装置(図示せず)からの高電圧ケーブル71によっ
て高電圧が印加され、エアモータ62の回転軸48を通
して霧化頭61に高電圧が印加される。塗装ヘッド部6
3からのリークを防止するため、エアホース85a、 
85c、ペイントホース70及び支持部材64は、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリアセタール、ポリエ
チレン、ポリテトラフロロエチレン、等の絶縁材料が用
いられるが、支持部材64を絶縁材料にすることが不可
能な時には、支持部材64を固定する架台(図示せず)
を絶縁材料とし、支持部材64の周囲に絶縁空間距離を
とる方法がある。塗装ヘッド部B3の周囲に絶縁空間距
離をとることは言うまでもない。
このようにして塗装ヘッド部63に水性塗料を供給し、
静電塗装を行うと、前述のように霧化頭61に水性塗料
の固形成分が析出し、蓄積する。
次にこの析出・蓄積した固形成分を除去する方法につい
て説明する。第4図に示すように、72は加圧水蒸気を
吹き付けるだめのステンレスなどの金属製スプレーノズ
ル(即ち、蒸気噴出流供給口)であって、スプレーノズ
ル72には加圧水蒸気及び低湿空気を供給するためのホ
ース73が連結されている。ホース73はポリエステル
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフロロエ
チレン、ポリ四フッ化エチレン、ブチルゴム、シリコン
ゴム、フッ素ゴム、エチレンプロピレンゴム等の絶縁材
料が用いられるが、加圧水蒸気を供給することを考える
と、 it熱性の点からポリ四フッ化エチレン、ポリテ
トラフロロエチレン、フッ素ゴム等が望ましい。スプレ
ーノズル72は霧化頭61の内周面及び端部43の裏面
に同時に加圧水蒸気を吹き付けられるように2ケ所に設
けられており、それぞれアーム74に固定されている。
スプレーノズル72の吹き出し方向はそれぞれ霧化頭6
1の内周面の中心及び端部43の裏面に向けられている
スプレーノズル72が設けられたアーム74はエアシリ
ンダー(図示せず)の作動により洗浄時には前進、終了
時には後退ができる。
なお、アーム74が前進した時にはスプレーノズル72
はそれぞれ上述のような方向となり、後退した時は静電
塗装に影響を及ぼさない位置となる。
アーム74が前進し停止する位置は、常に同じであるこ
とが、スブ!ノーノズル72の方向を固定でき。
それによって設備のシンプル化が可能となるので好まし
い。
連続した静電塗装の途中で、霧化頭61に析出・蓄積し
た水性塗料の固形成分を除去し再び塗装を続けるにはま
ず水性塗料の供給を停止し、アーム74を前進させる。
次いで加圧水蒸気をホース73に供給し、スプレーノズ
ル72より吹き出させ、固形成分を除去し、ただちに低
湿空気を該ホース73に供給し該ホース73内の水分を
除去すると同時にアーム74を後退させる。最後に再び
水性塗料を供給すれば塗装は開始される。これらの一連
の操作は自動的に行われるのが好ましい。
この固形分除去操作で、水性塗料の供給を続けても特に
支障がない場合は2時間短縮の点から。
連続して供給する方が好ましい。また塗装ヘッド部63
に印加している高電圧については、この一連の操作中リ
ークは起らないので、高電圧の印加を中断する必要はな
く、高電圧を連続して印加できる。従って1時間短縮の
点で極めて有利である。
霧化頭61に吹きつける時の加圧水蒸気の圧力は好まし
くは0,1〜4kgf/cdゲージ圧(より好ましくは
0.2〜2kgf/cdゲージ圧)であり、圧力が低す
ぎると固形成分の除去効率は著しく低下し。
また圧力が高すぎてもそれほどの効果は期待できず、危
険をともなうのみである。
固形成分が析出・蓄積した霧化頭61に加圧水蒸気を吹
きつけると、固形成分が除去されるのは。
固形成分は本来水に可溶であり、一般に例えば水蒸気が
凝縮してできた高温の水に対してはさらに可溶化される
こと、高速で回転している霧化頭61に水蒸気を吹きつ
けることにより物理的な固形成分の剥離が起ること等の
相乗効果によるものと考えられる。そのため2本発明の
方法は、非水性塗料の固形成分に対しても適用できる場
合があると考えられる。
一方、約−30〜−120KVの高電圧が印加されてい
る塗装ヘッド部63に加圧水蒸気をスプレーノズル72
より吹きつけている時のホース73は、その中に蒸気が
満たされているが、このホース73からリークは起らな
い。これは、スプレーノズル72は、高電圧が印加され
ている霧化頭6エとの間にある程度距離が保たれている
ため、スプレーノズル72の先端と霧化頭61の間には
蒸気のみでなく、絶縁体である空気が存在すること、ホ
ース73を絶縁材料にしていること、スプレーノズル7
2を設けているアーム74も同様に絶縁材料にしている
こと加圧水蒸気は体積抵抗率が約LO7Ω・CII+の
蒸溜水が気体になったものであると考えられること1等
の相乗効果により、絶縁破壊以下になっているためと考
えられる。
スプレーノズル72から加圧水蒸気をスプレーしたのち
、ホース73に水蒸気が凝縮するのを防止するため、た
だちに低湿空気を供給して水分を除去する。低湿空気の
露点としてはθ℃以下、好ましくはマイナス4℃以下が
望ましく、供給時の圧力は0.1〜5 kgf/c+#
ゲージ圧、好ましくは04〜3kg f/ c4ゲージ
圧が望ましい。
スプレーノズル72に供給する加圧水蒸気と低湿空気を
切換える方法の概略を第5図に示すフローを用いて説明
する。
蒸気源75から供給された加圧水蒸気は圧力調整バルブ
76aを通り、ドレインエリミネータ77に入る。また
ドレインエリミネータ77を保温するための加圧水蒸気
は、蒸気源75から圧力調整バルブ78bを通り、保温
ジャケット78に入り、ドレインエリミネータ77を保
温する。この時それぞれの加圧水蒸気は圧力調整バルブ
78a、 78b、圧力計79a、、79bにより適正
に圧力が調整されるが、保温ジャケット78に供給され
る加圧水蒸気の圧力は0.5〜5 kg f/ cJゲ
ージ圧が好ましい。
ドレインエリミネータ77の中に供給された加圧水蒸気
はそこでドレインが分離され、3方切換バルブ80及び
ホース74を通り、スプレーノズル72から吹き出され
る。
ドレインエリミネータ77及び保温ジャケット78で発
生したドレインはドレインバルブ81a、  81bに
より系外へ排出される。
一方、低湿空気源82から供給された低湿空気は、圧力
調整バルブ78c及び圧力計79cにより適正に圧力が
調整され、フィルター83及び逆止バルブ84を通り、
3方切換バルブ8oに至る。この3方切換バルブ80に
より、加圧水蒸気または低湿空気の選択を行い、ホース
74及びそれに続くスプレーノズル72に供給される。
加圧水蒸気の後に3方切換バルブ80を切換え、低湿空
気をスプレーノズル72に供給すると1ホース中の水分
は除去される。
以上本発明の洗浄方法及び装置について詳細に説明して
きたが本発明の効果を一層明瞭にするために、以下にそ
の実施例を掲げる。この実施例は何ら本発明の範囲を制
限するものではない。
[実施例] (実施例1) 前記第1図に示された洗浄装置(蒸気噴出ノズル口径0
.05cm、流m 8.6kg/hr)によりカップ状
回転霧化頭形(ベル型)の水系塗装液塗装ヘッド(直径
5cm、印加電圧−80kV)の洗浄を行なった。洗浄
用の蒸気噴出流は、飽和蒸気、圧力3kgf’/cd(
ゲージ圧)、温度132℃であった。
従来高電圧電源を切断して作業者が水や温水で直接洗浄
した場合2〜3分要したが、前記自動洗浄装置によれば
20秒で洗浄できた。
また洗浄直後のカップ状回転霧化頭内面をストロボスコ
ープで観察したところ、析出蓄積した固形成分は完全に
除去されていることが分かった。
また洗浄完了後の霧化液滴の平均スポットサイズは、塗
装開始時と変わらない。
さらに洗浄中におけるリーク電流も洗浄前後でほとんど
同じであった。
(実施例2) 第3図及び第4図に示す霧化頭を有する静電塗装装置を
用い、下記の条件で静電塗装を実施した。
水性塗料 メチルメタアクリレート−エチルアクリレー
ト−アクリル酸ソーダ (重量比as: 2o: 12 (仕込量比))共重合
体ポリマー水性液 (固形分濃度IO%) 水性塗料の送液量 毎分50ミリリツトル 静電塗装ヘッドへの印加電圧 一90キロボルト 霧化頭回転数 毎分30,000回転 塗装の開始直後の霧化液滴の平均スポットサイズは約3
0ミクロンであったが、ただちに固形成分の析出(霧化
頭へ付着した塗料の乾燥による霧化頭への塗料成分の固
着)がみられ、約1時間後には霧化頭内周面に水性塗料
の薄膜′を形成するのは困難となると同時に霧化頭の回
転数も毎分的24.000回転まで低下し、霧化液滴の
平均スポットサイズが約60ミクロンと大きくなると共
に約300ミクロンのスポットも発見され塗装品質の低
下をもたらした。そこで、第5図に示すようなフローを
用い1次の条件で霧化頭の洗浄を実施した。
加圧水蒸気圧力  0.5kgf/cdゲージ圧吹きつ
け時間   10秒 低湿空気供給時間 10秒(空気量約ノルマルリットル
) ドレインエリミネータ保温蒸気圧 2.0kgf/c−ゲージ圧 スプレーノズル−霧化頭間距離 約 100ミリメートル なお、水性塗料の供給及び高電圧の印加は中断すること
なく連続して実施した。
洗浄直後の霧化頭内周面をストロボで観察したところ、
析出・蓄積した固形成分は完全に除去されていることが
わかった。また洗浄完了後の霧化液滴の平均スポットサ
イズは約30ミクロンであった。さらに洗浄中における
リーク電流も洗浄前後とほとんど同じであった。
(実施例3) 実施例2における加圧水蒸気圧力を1.5kgf/cJ
ゲージ圧にした以外は実施例2と同様の塗装及び洗浄を
実施したところ実施例2と同様の結果が得られた。
(実施例4) 実施例2における加圧水蒸気圧力、吹きつけ時間をそれ
ぞれQ 、 l kg f/ cdゲージ圧、20秒に
した以外は、実施例2と同様の塗装及び洗浄を実施した
ところ、霧化頭内周面には一部固形成分の蓄積が残って
いたが、洗浄完了後の霧化液滴の平均スポットサイズ及
び洗浄中におけるリーク電流は実施例2と同じであった
[発明の効果] 本発明の静電塗装ヘッド洗浄方法及び洗浄装置は、静電
塗装装置の静電塗装ヘッドに印加する高電圧電源を切断
しなくとも短絡なしに静電塗装ヘッドの洗浄(霧化液滴
が霧化頭に付着し析出・蓄積した固形成分の固着物の除
去)ができるので、洗浄を短時間で行なうことができる
。即ち。
前記高電圧電源の切断が不要であるから、つまみを回し
て電圧を再設定する高圧再投入、及び電圧の安定化が不
要となり短時間でかつ安全に(高電圧電源を切断しない
にもかかわらず)静電塗装ヘッドを洗浄できる。特に、
連続走行する長尺帯状体を塗装するヘッドの場合、該ヘ
ッドを洗浄すると該帯状体は塗装されずロスになるが1
本発明はこのロスを最小にとどめることができる。この
ように、静電塗装装置の稼働率を向上させることができ
る。また1本発明の洗浄装置は、容易に自動装置化でき
るので1人身の安全をより一層図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の洗浄装置の一態様を示す概略図である
。第2図は第1図の洗浄装置の蒸気・エア配管フロー図
である。第3図は静電塗装装置の霧化頭6.61の回転
軸方向の断面図である。 第4図は静電塗装装置の塗装ヘッド近傍及び本発明の洗
浄装置の一態様を表す概略図、第5図は第4図に示され
た洗浄装置のための加圧水蒸気及び低湿空気のフローの
概略図である。 1.2・・・蒸気噴出ノズル 3・・・ノズルアッセンブリ 4・・・ロッドレスエアシリンダ 41・・・霧化頭本体   42・・・コーン状内周面
44・・・ベルハブ    45・・・先端部6.61
・・・霧化頭   82・・・エアモータ63・・・塗
装ヘッド   71・・・高電圧ケーブル72・・・ス
プレーノズル 73・・・ホース75・・・蒸気源 77・・・ドレインエリミネータ 80・・・3方切換バルブ 82・・・低湿空気源第3
図 第4図 手 続 補 正 書 (自発) 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電塗装装置の静電塗装ヘッドに付着した塗装液
    の固着物に対し加圧蒸気噴出流を吹付け、該塗装液の固
    着物を除去することを特徴とする静電塗装ヘッド洗浄方
    法。
  2. (2)静電塗装装置の静電塗装ヘッドに対し加圧蒸気噴
    出流を供給する蒸気噴出流供給口を設けたことを特徴と
    する静電塗装ヘッド洗浄装置。
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