JPH02191501A - 真空濃縮乾燥方法 - Google Patents

真空濃縮乾燥方法

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JPH02191501A
JPH02191501A JP1011618A JP1161889A JPH02191501A JP H02191501 A JPH02191501 A JP H02191501A JP 1011618 A JP1011618 A JP 1011618A JP 1161889 A JP1161889 A JP 1161889A JP H02191501 A JPH02191501 A JP H02191501A
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polymer
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heating tube
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JP1011618A
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Kenji Naito
賢二 内藤
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Fuji Photo Film Co Ltd
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    • F26B5/04Drying solid materials or objects by processes not involving the application of heat by evaporation or sublimation of moisture under reduced pressure, e.g. in a vacuum
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    • Y10S430/001Electric or magnetic imagery, e.g., xerography, electrography, magnetography, etc. Process, composition, or product
    • Y10S430/105Polymer in developer

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は被乾燥物体の溶液から粉末状乾燥物体を得る方
法に関する。
(従来の技術) 被乾燥物体、例えば重合体の溶液から粉末状重合体を得
る方法としていくつかの方法が従来から提供されている
。例えば遠心式薄膜蒸発機を用い重合体を溶融状態で取
り出し冷却固化する方法やバンド乾燥機を用いベルト上
で板状に塗布して乾燥粉体を得る方法等がある。しかし
ながら、前者は急激な粘度上昇が起こり排出不可能にな
ったり、高温下で操作するため品質上好ましからぬ劣化
を生じる欠点を有する。後者は急激な粘度上昇により揮
発成分を十分蒸発できない欠点を有する。
その他、従来から公知の方法として、いわゆる再沈澱法
があり、重合体に対し貧溶媒であり且つ重合体を溶解し
ている溶媒に対し良溶媒である溶剤中に重合体溶液を滴
下し、重合体を析出せしめ、濾過後乾燥する方法が一般
的に知られている。しかしながら、この方法は膨天な溶
剤を用いるため、大きなタンクを必要とし生産性に劣る
。また、濾過した母液を処理する必要があり経済的に劣
る。
その他の方法として、特開昭58−79501、特開昭
60−90001号等により長管型加熱管を用いる方法
が挙げられる。この方法は、加熱蒸発器にて揮発成分と
j!揮発成分とを含む原液を蒸発させ、冷却粉砕機に連
続的に供給し、該冷却粉砕機にて難揮発成分を冷却固化
および粉砕しつつ更に該難揮発成分中の揮発成分を蒸発
させることをその原理としている。
しかしながら、長管型加熱管により重合体溶液を乾燥し
ようとすると種々の問題点が生じる。定量供給した重合
体溶液を該加熱管から真空容器内に噴出せしめると、多
くの場合、噴出したものは揮発成分が10〜20重量%
残留した飴状溶液であったり、飴状溶液を内部に一部含
んだ未乾燥の塊状物質であったりする。操作条件、装置
条件を種々変化させても揮発成分が若干変化するだけで
粉体として扱える乾燥物は容易に得られない。噴出した
ものが飴状溶液であったり、飴状溶液を内部に含んだ塊
状物質である場合、真空容器から大気系へ取り出すこと
は非常に困難である。
即ち、長管型加熱管から粉末状重合体で噴出せしめるこ
とが重要な課題である。
また、該方法では冷却粉砕機の構造が複雑で且つ高価な
こと、更に単一装置で多品種の生産を行なおうとすると
冷却粉砕機が複雑な構造を有しているため、品種切替の
ための洗浄が困難である。
特に難揮発成分が目的物である場合上記問題は工業的に
大きな支障をきたすという欠点を有することが明らかと
なった。
また、従来の知見によれば長管型加熱管を加熱する場合
、熱媒として100°C以下ならば温水を用い、100
″C以上ならば加圧水蒸気を用いるのが慣例であった。
前者の例として特公昭61−14777号に記載されて
いる例がある。後者の例として特開昭58−79501
号、6〇−90001号等に記載されている例がある。
しかしながら、低軟化点重合体溶液を前述の方法で行な
うと、温水の場合熱容量が足りなく粘稠な飴状状態でし
か得られない。また後者の例のように100 ’C以上
の水蒸気を用いると、粉末状重合体として噴出されるが
軟化点が低いため軟らかく、粉末同士が互いに付着し塊
りとなったり、真空容器の壁面に付着したりして真空容
器からの排出ができないという大きな欠点を有していた
(発明が解決しようとする課題) 本発明は上記従来の欠点を解消するため成されたもので
、その目的とするところは写真用を機化合物、特に写真
有用基を有する重合体をその溶液から分離でき、単一装
置で多品種生産が容易であり、且つ装置コストが安価な
乾燥方法を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的は、 (1)1〜50センチポイズに調整された被乾燥物体溶
液を、長管型蒸気加熱管に供給し、該加熱管内で生じた
粉末状乾燥物体と気体との固気混合物を、減圧雰囲気下
に噴出せしめ、粉末状乾燥物体と気体とに分離すること
によって、粉末状乾燥物体を得ることを特徴とする被乾
燥物体溶液の真空′a縮乾燥方法、 (2)1〜20センチポイズに調整された被乾燥物体溶
液である上記(1)記載の被乾燥物体の溶液からの真空
濃縮乾燥方法 (3)長管型蒸気加熱管に供給する水蒸気が50〜10
0″Cである上記(2)記載の真空濃縮乾燥方法、(4
ン  被乾燥物体が写真有用基を有する重合体である上
記(2)又は(3)記載の真空濃縮乾燥方法により達成
された。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
一般に、翫贅!加熱管を使用する真空濃縮乾燥方法の作
用は次のように説明される。即ち、管内に供給された原
液は、■顕熱を受は沸点まで上昇する層流予熱域、■さ
らに蒸発潜熱を受けて揮発成分の蒸発が一部起こり微細
な気泡として発生する気泡域、■蒸発がさらに進み蒸気
量が増加して蒸気は管中心部を通り管壁では濃縮が進行
する薄膜蒸発域、そして■原液中の揮発成分のほとんど
が蒸気になり管壁のその莫大な体積膨張により濃縮物を
蒸気で掻き落とそうとする強力な同伴効果により固気二
相流を形成する晶出域、の4域が順次形成される。
本発明者は鋭意研究せる結果、被乾燥物体、例えば重合
体の溶液を溶液の粘性が1〜50cpsになるように、
好ましくは常圧での沸点が40〜160°Cの溶剤で希
釈調整し、長管型蒸気加熱管に定量供給することにより
、該加熱管から飴状物質を全く含まない粉末状被乾燥物
体を噴出せしめる事に成功した。このことは加熱管内部
で前述したような薄膜蒸発域、晶出域の状態を実現でき
た結果による。この事実は以下のように説明される。
供給する液の粘性が高い場合、薄膜蒸発域の管壁近傍で
の濃縮が進行し、壁面からの熱伝達が極端に低下し、そ
の結果として管中心部への蒸発が十分に行なわれず、噴
出した物が飴状溶液であったり、飴状物質を内部に含ん
だ塊状物質になったと考えられる。
供給する液の粘性が低い場合、溶剤の蒸発量が多くなり
、前述した掻き落し効果により薄膜蒸発域での熱伝達が
十分行なわれたことによると考えられる。
溶剤で希釈するということはエネルギー的にもまた、生
産性からも好ましい方向ではない。しかしながら、上記
方法によって重合体溶液から一挙に粉体化が可能になっ
たことを総合的に見ればその効果は経済的に大きい。
本発明者は低軟化点物質を含む重合体溶液に対しても粉
末状重合物を得る好ましい条件を見いだした。本発明者
は、1〜20cpsの重合体溶液を、50〜100°C
に制御された水蒸気(以下減圧スチームと略す)を長管
型加熱管に通蒸することによって噴出された粉末状重合
体同士の付着を防止できることを見いだした。減圧スチ
ームとは例えば特開昭60−64108号に記載の方法
で作られた100℃以下の、好ましくは50°〜lOO
°Cの水蒸気をいう。しかし、その他アナログ計器を使
って減圧スチーム発生させることも可能でその発注方法
はこの限りではない。
かくして、被乾燥物体溶液を1〜50cpsに、好まし
くは1〜21)cpsに、さらに好ましくは2〜10c
psに調整することにより、長管型蒸気加熱管に供給し
、好ましくは定量供給し、該加熱管内で生じた粉末状被
乾燥物体と気体との固気混合物を減圧下界囲気下に(以
下「真空容器内に」ともいう)噴出せしめ、粉末状被乾
燥物体と気体とに分離することによって、乾燥された粉
末状被乾燥物体を得ることが可能になり、また1〜20
cpsの重合体溶液の場合は50〜100″Cの減圧ス
チームを該加熱管に通蒸することにより、真空容器内で
の噴出粉体の付着が防止でき、装置を作動不良させるこ
となく連続的に又は間けつ的に乾燥された粉末状被乾燥
物体を得ることが可能になった。ここで被乾燥物体とし
て、重合体好ましくはポリマー(定義後述)を使用する
と特に顕著な効果が得られる。
上記処理に使用する装置やその他の操作条件、例えば長
管型蒸気加熱管の内径、長さ、供給速度、真空容器内の
減圧度等の装置条件、操作条件は、公知の範囲から適宜
選択することによって達成される。
本発明の長管型蒸気加熱管としては公知の二重管を使用
しうる。例えば、実用新案登録122208B(オリエ
ント化学工業■実公昭52−28862号)に記載のも
のが挙げられる。
被乾燥物体の溶液の通る内管は、好ましくは、長さの内
径に対する比率が100ないし、】帆000、特に好ま
しくは500〜2.OQ’0のものである。長管型蒸気
加熱管の内管の内径は3〜50ミリメートル好ましくは
10ないし25ミリメートルである。
一方この内管を覆う外管は、加熱蒸気を通せる形態であ
れば任意のものが使用でき、円筒が典型的である。
内管の材質としては、5US−304,3)6などのス
テンレスが耐腐蝕性の点で好ましい。外管にはSGPな
どのガス管が使用しうる。
長管型蒸気加熱管の内管の一端は減圧された容器(以下
、真空容器ともいう。)の上部に接続されている。この
容器の形状は好ましくは下部が円8!(コーン〕状とな
った円筒である。乾燥された粉体の排出を容易とするた
めに、下部は円錐状が採られる。
容器の内容量は単時間当りの処理量によって任意の量と
することができる。また、被乾燥物体の嵩密度や、−時
貯蔵させようとする量の大小によっても変化させうるが
、一般には100〜10.000βの範囲が代表的であ
り、好ましくは500〜2、000 fとすることがで
きる。
容器全体を外温から保温するために適宜保温のための手
段を付加してもよく、好ましくは温度自動制御できる機
構を付加する。
被乾燥物体としては、有機化合物が好適であり、低分子
化合物は勿論高分子化合物にも適用できる。
特に低融点、具体的には40°ないし100°Cの融点
を有する有機化合物、及び低ガラス転移温度例えば30
°〜100″C1特に好ましくは35゜〜80°Cの重
合体等に好適に使用しうる。
このような低融点又は低ガラス転移温度を有する物質を
被乾燥物体として使用する場合、減圧スチームを使用す
ることが好ましい。
本発明において、重合体とは、付加重合体、重縮合体の
両者を含み、分子11 、000〜100万のものを含
む、広義概念である。また、本発明においてポリマーと
は、付加重合体、特にビニルポリマーで分子量1万以上
のものをいい、ポリマーカプラーというときのポリマー
も同義である。また、本発明においてテロマーとは、付
加重合体、特にビニルポリマーで分子ff11,000
〜10.00017) モ(7) ヲいい、テロマーカ
プラーというときのテロマーも同義である。
また、ガラス転移温度は示差熱分析法などにより容易に
決定できる。
ガラス転移温度の低い重合体としては、重縮合体、付カ
ロt&4などが含まれ、代表的にはいわゆるビニルモノ
マーの重合で得られる綿状のポリマーがある。典型的な
重量平均分子量は、1. OOO〜500.000であ
る。
本発明において、被乾燥物体は、1〜50センチポイズ
(cps)に調整した溶液として、長管型蒸気加熱管に
定量供給される。本発明で用いる粘度は、25゛Cでの
絶対粘度である。
また重合体等の被乾燥物体を溶解するための溶剤として
は常圧での沸点が40〜160°Cの範囲である溶剤で
あれば何でも良く、被乾燥物体に対する良溶媒の使用が
好ましい。特に好ましくは40〜120”Cの範囲の沸
点を有する溶剤が良い。
溶剤の沸点が常圧で160°Cを超えると長管型蒸気加
熱管に180°C以上の熱媒を必要とし、このため粉末
状被乾燥物体は得られず一部溶融された状態になったり
、粉末状被乾燥物体が得られたとしても真空容器内で粉
体同士または粉体と壁面との付着が生じスムーズな運転
ができない。また、40°C以下では蒸発した溶剤を凝
縮器等で回収する際非常に大きな凝縮器を必要とし、工
業的な価値がなくなる。
重合体溶液を1〜50cpsに調整する方法について述
べる。重合反応液が上記範囲にあれば何の調整をする必
要もない。しかし、50cpsを超えれば適当な溶剤で
適宜に希釈し均一溶液にする必要がある。溶剤は重合体
に対する良溶剤が80容量%以上であることが好ましい
。どの程度希釈するかは重合体の分子量、濃度、軟化点
等が複雑にからみ合うが、一般に0.1〜40重景%の
濃度範囲となる。
定量供給は、適当な定量送液装置によればよく、脈動が
あっても無脈動送液でもよい。好ましい送液量は、二重
管の加熱部の内径および長さで規定される伝熱面積に依
存する。送液量が多すぎると、被乾燥物体があめ状とな
り、また少なすぎると管内で閉塞が起ってしまう。あら
かじめ予備実験により最適量を決定できる。
送液量を適当に選択することにより、加熱管内で、粉末
状乾燥物体と気体との固気混合物を生じせしめることが
できる。またこれは減圧下の容器内に噴出させると粉末
状の乾燥物体と溶剤気体とに分離する。ここで適当な減
圧度は3〜500Torrであり、特に好ましくは30
〜200Torrである。
本発明に適用しうる重合体としては、写真有用基を有す
る重合体が挙げられる。
そのような重合体として典型的な油溶性ポリマーカプラ
ーが挙げられる。これを合成するために使用される単量
体カプラー(モノマーカプラー)、ポリマーカプラーの
重合開始剤は、八木源らの特開昭59−42543II
I(特潮昭57−153452号)に記載されている。
好ましく使用されるモノマーカプラー(単量体カプラー
)は同公報(3)頁右上欄5行目〜(13)頁右上欄に
記載され、その製法例は続いて(1)〜(25)として
(18)真人下欄にかけて記載されている。
これらはビニル基を有するカプラー(単量体カプラー)
と、写真有用基を有しないビニル系モノマーとの共重合
で得られる。本発明に用いることができる重合体の写真
有用基としては、紫外線吸収剤(例えば特公昭63−5
3541、特開昭58−178351)、色素、酸化還
元性基、媒染用カチオン残基等当業者に周知のものが挙
げられる。
油溶性ポリマーカプラーの具体例は下記の公知にも記載
されている。
ピラゾロン系マゼンタポリマーカプラーは例えば、U 
S 3,767.412、US 3,623,871、
US4.207,109 、US 3,424,583
、U S 3,370,952、特開昭57−9474
2、同58−28745、同5B−120252、同5
7−94752に記載されている。
ピラゾロアゾール系アゼンタボリマーカブラーは例えば
、特開昭59−228252、同59−171956、
同60−220346、リサーチ・デイスロージャー2
5724に記載されている。
その信性用な油溶性ポリマーカプラーは例えば、U S
3,451,820 、特開昭60−46555、同5
8−145944、同60−158365に記載され、
また平均分子量が1000〜io、oo。
である比較的低分子量のポリマーカプラー(テロマーカ
プラーともいう。)は特開昭62−276548及び同
62−278547に記載されており、本発明に従って
乾燥できる。
本発明に用いることができる親油性ポリマーカプラーの
具体例を第1表に、テロマーカプラーの具体例を第2表
に示す。
また、本発明に用いることができる重合体の製造に用い
ることができるカプラー単量体の具体例を後掲の第3表
に示す。
第1表および第2表のカプラー単量体の欄の化合物番号
は、第3表に示した化合物の番号である。
実施例1 第1図に示す構成の装置を用いて被乾燥物体溶液からの
乾燥を行なった。第1の真空容器4の上面にガラス製の
覗窓を設け、粉体の噴出状態及び第1の真空容器の内部
をTll認できるようにした。
被乾燥試料は、重量平均分子量が30 X 1.0 ’
(単分散ポリスチレンを基準としたGPC測定)であり
、ガラス転移温度がTg 70’c (DSC測定)で
ある、油溶性ポリマーマゼンタカプラーである。そのく
り返し単位及び重量%で示した共重合比を下に示す。
H3 一+CH2C5゜       CHzCH−hr−−
l 被乾燥試料30重量%含むトルエン/n  −BuOH
(9: I W/iy)均一溶液250 kgを、酢酸
エチルで被乾燥試料10重量%になるよう希釈し、均一
溶液とした。この溶液の粘度は3cpsであった(B型
粘度計で25℃で測定した)、この溶液を希釈液タンク
1より定量ポンプ2を用い501/hrで、121℃の
加圧水蒸気を通蒸した長管型蒸気加熱管3に定量供給し
、第1の真空容器4に噴出せしめた。第1の真空容器は
、予め第1の真空発生装置9により20〜40Torr
 (トール)に保たれ、且つ溶剤蒸気が凝縮しないよう
ジャケット16に40℃の温水を循環させておいた。
上記加熱管の他端からは定量供給した上記の溶液が、粉
末状態の固気混合物となって連続的に噴出していること
が確認された。一方溶剤蒸気は凝縮器7によって凝縮さ
せ溶剤受タンク8に貯留した。
希釈液タンクエの液が無くなった時点で、同タンクに酢
酸エチルを100β投入し、同一条件下運転し長管型蒸
気加熱管内の液を酢酸エチル蒸気で押し出した。
第1の真空容器4の粉体容量は約70%であった。そし
て、第1の弁11を開き停止状態にあったPjl、拌機
5を運転しながら予め第2の真空発生装置15によって
20〜40Torrに保たれた第2の真空容器12に、
粉体を移送させ、第2の真空容器への粉体移送が終った
時点で第1の弁を閉じ攪拌機5を停止させた。
次に第2の真空容器を大気圧下にした後、第2の弁13
を開は粉体を系外に取出した。
結果として、第1の真空容器から第2の真空容器への粉
体移送の際の第1の弁の開閉操作や攪拌機の回転操作も
スムーズで全量、第2の真空容器に移送できた。第1の
真空容器を上記覗窓より確認した所、壁面や攪拌機への
粉体の付着は全く無かった。更に取り出した粉体は、揮
発成分が2.〇−L%で粉末状乾燥体として得られた。
比較例(実施例1に対して) 前記の被乾燥試料を30重量%含むトルエン/n−Bu
OH(9: I W/W)均一溶液を希釈せず実施例1
と同じ操作で行なった。この液の絶対粘度は70 cP
s  であった。
長管型蒸気加熱管の他端から噴出したものは飴状状態で
あった。
実施例2 実施例1の被乾燥試料の5−ピラゾロン含有上ツマ−/
ブチルアクリレートの共重合比を45755(重量)に
変化させて重合し、重量平均分子量MW=7Xi、0’
、ガラス転移温度Tg=35℃である油溶性ポリマーカ
プラーを得た。このポリマーカプラーを30重ffi%
含乙4>Lチル/IPAC70: 30w/w)均一溶
液250 kgを酢酸エチルで12wt%になるよう希
釈し均一溶液とした。この時の粘度は2cpSCセンチ
ポイズ)(B型粘度計で25℃測定)であった。
減圧スチーム発生装置17により、95℃の減圧スチー
ムを通した長管型蒸気加熱管に上記希釈溶液をSol/
hrで定量供給した。又、第1の真空容器のジャケット
には、18°Cの井水を循環させた。その他は実施例1
と同じ操作を行なった。
結果として、実施例1と同様第1の真空容器から第2の
真空容器への粉体移送もスムーズであった。第1の真空
容器の内部も粉体付着は全く無かった。更に取り出した
粉体の揮発成分は2.5wt%で粉末状乾燥体として得
られた。
比較例 減圧スチームの代わりにizi’cの加圧蒸気を通蒸し
、実施例2と同じ操作を行なった。
噴出状態は良好な粉末状であった。しかしながら第1の
真空容器より第2の真空容器へ粉体移送する際、粉体同
士が付着したり、第1の真空容器の壁面や攪拌機や第1
の弁等に付着し、第1の弁の開閉動作も出来ず、結果と
して第1の真空容器の粉体を系外に取り出すことが出来
なかった。
実施例3 下記の油溶性ポリマーカプラー(B)を30重量%含む
アセトン溶液250 kgを実施例1と同様の操作によ
って乾燥した。この溶液の粘度は2cpsであった。
結果として、実施例1と同様第1の真空容器から第2の
真空容器への粉体移送もスムーズであった。第1の真空
容器の内部も粉体付着は全く無かった。更に取り出した
粉体の揮発分は2.0wt%で粉末状乾燥体として得ら
れた。
5−  (2−(2+4−di−Lert−amylp
henoxy)hexanamido  )−2−[3
−(4−cyanophenyl)ureido) p
henol実施例4 実施例1に準じて下記の油溶性ポリマーカプラー(13
〜(3)を真空濃縮乾燥した。揮発分が2.0wt%以
下の粉末状乾燥体として得られた。
H3 CI! (発明の効果) 本発明の真空濃縮乾燥方法によると、発色現像用の低分
子油溶性カプラー又はカプラー残基、レドックス性残基
若くは紫外線吸収残基等を含有するテロマー又はポリマ
ー等をその溶液から残留溶剤の少ない粉末状乾燥体とし
て容易に得ることができる。特に、ガラス転移温度が3
0°〜100℃の油溶性ポリマーに適用しても粉末状乾
燥体が得られる。さらに、従来から公知のいわゆる再沈
澱法により乾燥するよりも、カラー写真感光材料として
使用したときに、背景のかぶりが少なくかつ発色性に優
れたポリマーカプラーが得られる。
第 表 (C−4) 本発明で使用できるカプラー単量体の具体例CH。
(C−1) 0M CIl、CH,SCH,C00H (C−2) (C−5) (C−6) 11+1 (C (C−7) (C 1l (C−11) (C (C−9) (C−12) H H (C−14) 0H (C Ht H Ci! (C−19) (C−20) (C−16) (C−47) (C−18) CM−1) Ils CM−2) CIl、CF。
(M−4) C10゜ (M−5) C(1゜ しy (M−8) (M−9) lb (M−6) (M−7) 5UzL;Ifゴ (M−10) C11゜ (M−11) (M−12) (M−13) C11゜ しy (M−1,6) OCII。
(M−17) l (M−14) (M−15) (M−18) (M−19) l l (J (M−20) (M (M−24) (M−25) H3 H3 l l (M−22) (M−23) (M−26) (M−27) H3 CI。
H3 (M (M−29) (M−32) (M−33) CH3 CH3 QC)I ff C! (M−30) (M−3)) (M−34) (M−35) CH。
CH。
(M−36) ■ (M−41) (M−42 (M CI!。
(M−38) (M−39) (M−40) (M−44) (Y−1) H3 ■ (Y−2) (Y−3) (Y−4) (Y (Y しttlSυ し113 (Y−5) (Y−6) (Y−9) (Y−10) CI。
H3 (Y−11) (Y−13) (Y−12) (Y−14) NHCOCH−CHz NHCOCH−CI(z (Y−15) の真空容器、13・・・第2の弁、14由第2のバック
フィルター 15・・・第2の真空発生装置、16・・
・ジャケット、17・・・減圧スチーム発生装置。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の真空濃縮乾燥に使用する装置の概略
図である。 主要な部分の名称は、以下に列記した通りである:

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1〜50センチポイズに調整された被乾燥物体溶
    液を、長管型蒸気加熱管に供給し、該加熱管内で生じた
    粉末状乾燥物体と気体との固気混合物を、減圧雰囲気下
    に噴出せしめ、粉末状乾燥物体と気体とに分離すること
    によって、粉末状乾燥物体を得ることを特徴とする被乾
    燥物体溶液の真空濃縮乾燥方法。
  2. (2)1〜20センチポイズに調整された被乾燥物体溶
    液である請求項(1)記載の被乾燥物体の溶液からの真
    空濃縮乾燥方法。
  3. (3)長管型蒸気加熱管に供給する水蒸気が50〜10
    0℃である請求項(2)記載の真空濃縮乾燥方法。
  4. (4)被乾燥物体が写真有用基を有する重合体である請
    求項(2)又は(3)記載の真空濃縮乾燥方法。
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