JPH06505490A - 低分子量生成物を製造するための原料物質の解重合制御法 - Google Patents

低分子量生成物を製造するための原料物質の解重合制御法

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JPH06505490A JP4507850A JP50785092A JPH06505490A JP H06505490 A JPH06505490 A JP H06505490A JP 4507850 A JP4507850 A JP 4507850A JP 50785092 A JP50785092 A JP 50785092A JP H06505490 A JPH06505490 A JP H06505490A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 低分子量生成物を製造するための原料物質の解重合制御性本発明は原料物質より も低分子量の製品を製造するための解重合方法に関するものである。より詳しく は、本発明は直鎖、分岐あるいは高分子量環状ポリエステル、特にジカルボン酸 とジオールとからまたはモノヒドロキシモノカルボン酸の重合から得られる高分 子量環状ポリエステルからの環状エステル類の合成に関するものである。更に、 本発明は香水に於いて特に有用である環状エチレンブラシル酸エステル(“エチ レントリデカンニ酸エステル”とも呼ばれる)、環状エチレンドデカンニ酸エス テル、および環状ペンタデカノリド(ω−ペンタデカラクトンとも呼ばれる)を 合成するための方法に関するものである。
従来の技術 解重合の一般的な方法は[マークら(編者)、エンサイクロビープイア・オブ・ ポリマー・サイエンス・アンド・エンジニアリング(Mark et al、、 (editors)、Encyclopedea of polymer 5c ience and Engineering)、第4巻、第719−745頁 (ジョーン・ウィリー・アンド・サンズ、ニューヨークCJohn Wi le y & S。
ns、New York))1986年」に記載されている。解重合による環状 化合物の合成に関する、数点の参考文献を引用した簡単な文がこの本の第740 頁の下段に見られる。
本発明は、特に、解重合によって先ず得られた生成物また生成物群が更に化学反 応を起こして最終的に望んでいる生成物、特に環状エステル、即ちラクトンを生 成する方法に関するものである。
キャヒルジュニアーらによって1987年11月24日に出願された米国特許第 4.709,058号明細書にはそれに基づいて本発明のひとつの特定の態様に 於いて改良を意図しているところの一般的基本技術が教示されている。米国特許 第4,709.058号明細書全体は、その中のいかなる明白な記述とも一致し ない部分を除いて、本発明の一部である。より以前の先行技術もこのキャヒル特 許にまとめられている。
総括的にいえば、キャヒルの特許ではつぎのことを教示している:直鎖ポリエス テルを、液体ではあるが反応温度では沸騰せず、直鎖ポリエステル原料物質およ び環状生成物に対して反応温度で化学的に不活性であるポリオレフィンの存在下 で行うことにより、直鎖ポリエステルを、8から20個の炭素を環中に有する環 状化合物に変え得る既知の反応を、実用的な目的のために大幅に改良できること を教示している。
キャヒルの教示の大部分は、反応中ポリオレフィンの存在によって得られる利点 に向けられており、機械的な反応条件については比較的少ししか教示していない 。キャヒルは一般的な記述として、バッチ反応か連続反応かのどちらかの可能性 を教示しており、おのおのについて少なくともひとつの例を挙げている、しかし すべての場合にキャヒルが教示しているリアクターは撹拌されているバ・ソチリ アクターである。
キャヒルによって教示されたプロセスを、そこで明確に教示されている反応時間 よりも長い反応時間に拡張しようと試みた結果、相当量の残留物がリアクターに 蓄積され、反応時間が長くなった間にリアクターを掃除するためのダウン時間が 必要になり、その時間は、必要な運転時間の少な(とも半分になることが明らか になった。本発明の大きな目的は、高分子量ポリエステルの解重合によって環状 化合物を製造するプロセスの運転時間を延長したことにより必要になったクリー ンニング時間に対する稼働時間の比率を大幅に高めようとすることである。
発明の詳細な説明 以下の記載に於いては、請求の範囲中および実施例ならびに比較例中、あるいは 逆に明確に記述されている所とを除いて、物質の量または反応や使用の条件を特 定するすべての数値は発明を最も広い範囲で定義する“約”という語によって修 正されると理解されるべきである。しかし、一般には、記載された正確な数字の 限度内での実施が好ましい。
発明の要旨 キャヒルによって教示されたタイプの撹拌付きバッチリアクター中では原料及び 反応の初期生成物の平均滞留時間はコントロールできると信じられている。しか し少なくともりアクタ−の壁面近くの薄い層の部分では、およびしばしば、キャ ヒルが教示しているリアクター中の他の“ポケット”では、ありうる最大の滞留 時間を制御する特定の信頼し得る推進力は存在しないと信じられている。加熱し ているリアクターの実用的な使用条件およびこのようなりアクタ−中での平均滞 留時間では原料物質の一部の反応率を、リアクターの撹拌力によっては幼率的に 動かない例外的に高粘度の生成物へ導くと信じらている。更に、この種のりアク タ−で最も温度が高いのは一般に壁面であり、その部分で撹拌効果がもっとも低 い。したがって生成物は壁に非常に近いところで蓄積しやすく、生成物はりアク タ−の内部にある原料物質の平均滞留時間よりもずっと長い時間滞留する。充分 長い滞留時間の間にこの物質は結果として固体残留物となり、これは加熱された りアクタ−壁面から投入された原料物質への必要な熱伝導を妨害するため、リア クターが実質的に有益な状態で機能しつづけるように除かれねばならない。
、原料物質および/または固体残留物の滞留時間が正の駆動力によって制御でき る装置を用いることにより、先行技術の方法を他の望ましい特性を犠牲にするこ となく、解重合反応中の望ましくない高分子量の形成を避けることができること がわかっている。最も一般的に便利で、安価に利用できる正の駆動力は重力によ るものであり、本発明の大部分の態様で用いられている。しかし、可撓性ブレー ド断続スクレーバーのような他の駆動力も当業界の人々により容易に考えられる ものであり、本発明の範囲に入るものである。
図面の簡単な説明 図1は、本発明の方法を実施するための望ましい装置であり、水平薄膜蒸発器と して知られているタイプの、部分断面側面図である。図2は図1の左側からのA −Aラインに沿った断面図であり、寸法は図1より大きくしである。
望ましい態様 本発明の重要な態様のひとつは、反応剤、反応生成物、分解触媒およびポリレフ インの中で、使用時に反応温度で、固相および液相である物質が20mm以下の 厚さ、またはより望ましくは3.0,2.3.1.9あるいは1.5mm以下の 厚さの反応ゾーンの中に閉じ込められる方法を含んでいることである。ゾーンの 正確な形に関係なく、反応ゾーンの厚さは、反応ゾーン内の任意の選ばれた点か ら、選ばれた点を中心にもち、“t″mmより大きい直径をもつ仮想球が反応ゾ ーンの内部でないある空間を含むという性質をもつ最小の数値tとして定義され る。
反応ゾーンは気密性の囲いで囲まれるべきであり、したがって、反応ゾーンの内 部および周囲の気体圧力は制御することができる。
反応温度は、希望する生成物の蒸気圧が反応ゾーンの周囲で維持される圧よりも 少なくとも1倍、より望ましくは少な(とも4.7. 9.6.19または31 倍であるように十分高くすべきである。この温度はここでは“蒸発限界温度”あ るいは“下限温度“として表示される。他方、反応温度は、必要な生成物の分解 が1時間当たり10%以下、より望ましくは5,2.2または1%以下しか生じ ないように充分に低くすべきである。ここではこの温度は“分解限界温度”また は“上限温度”として表示される。目下の実際に関心のある大部分の生成物に関 しては、反応ゾーンの周辺の圧力は、必要な反応温度を上で定義した上下限の間 に残すために、かなり低く例えば10トール以下に維持しなければならない。し かし、反応は比較的圧力に鈍感であるようである。
上述のように反応ゾーンへ導入された固体および/または液体物質は、導入され た高分子量原料物質の直接の解重合によるか、解重合中に生成した中間体の反応 によって希望する解重合生成物が少な(とも生成され、希望する生成物が蒸気と して反応ゾーンから出て、反応ゾーンとは区別されるがなお反応ゾーンを囲んで いる気密性の囲いの内部にある凝縮ゾーンへ入るに十分な長い時間そこに留まる ようにすべきである。凝縮ゾーンは冷却器を備えており、そこで蒸気が凝縮し、 反応ゾーンに残っている固体および液体とは別々に集められる。
希望する化合物を生成する反応は連続方式で行われるのがより好ましい。例えば 、大部分の反応生成物が環状エチレンブラシル酸エステル、環状エチレンドデカ ンニ酸エステルまたはシクロペンタデカノリドである特に好ましい態様に於いて は、(i)少な(とも解重合触媒を含有する固体および/または液体の原料物質 および分解際して希望する生成物を作り出すであろう直鎖またはより分子量の高 い環状ポリマーを含有する反応原料物質それに任意であるが望ましいポリオレフ ィン、かりアクタ−空間の一方の端に供給され、流れがその供給位置から反応ゾ ーンの他方の端へ導かれ、(ti)滞留時間の間反応ゾーン内で固体または液体 で留まっているフィード混合物は反応ゾーン全体を通って流れていき、流動中に 固体または液体の反応生成物と混合され、原料が入る反応ゾーンの反対側の端で 残留物として除かれ、(ffl)希望する生成物および生成物群は、反応ゾーン から凝縮ゾーンにつながっているガス相へ連続的に流れ、このガス相を凝縮する ことによって利用のために回収される。
すぐ上に記されたように、本発明の連続製造法態様に於いて、反応ゾーンへの反 応混合物の供給速度は本方法によって得られる結果に最も大きい影響を与える変 数のひとつであることがわかっている。結果に及ぼす供給速度の影響は反応ゾー ン中の滞留時間に関係する変化を介する結果と信じられている。この滞留時間は 次にような少なくとも4つの特性によって決定される:それは、時間当たりの重 量についての供給速度、反応ゾーン内の原料物質と反応生成物の混合物の密度、 反応ゾーンの容積および供給原料物質の一部が反応ゾーンを通過中に反応ゾーン から揮発してくる速度と割合であり、供給原料物質の一部が揮発することにより 、反応ゾーンが固体または液体の原料物質をより多く受け入れることができ、原 料物質が反応ゾーンを通過している間濃縮されて留まっている原料の滞留時間を 増加する。
「名目滞留時間」を、反応ゾーンの容積を単位時間当たりの容積供給速度で除し た商として、本明細書の目的のために定義する。これは、もし、(i)反応ゾー ンから揮発のがなく、(it)原料物質が容積供給速度を測定したと同じ密度を 反応ゾーン中で有しているならば、実際の滞留時間となるであろう。実際には密 度は、反応ゾーンの方が温度は高く、揮発成分の割合もかなりのものになるから 容積供給速度を測定した場所でよりも少なくとも少しは低いと予想される。実際 の結果は現実の滞留時間は普通には計算上の名目滞留時間よりも約3倍から7倍 になると信じられる。
連続法での通常の運転条件では、反応ゾーンの容積は工程中変化しないが、反応 ゾーン中での密度および揮発の正確な速度と量は理論的に予測することは困難で あり、時には何らかの簡単な仕方で関与することは困難である。連続性態様で実 際に制御を行う手段は大部分が反応ゾーンの大きさ、供給速度、供給物組成、反 応ゾーン内部の温度、および反応ゾーン中の固体、液体の含有物と接触している 状態あるいは化学平衡に効果的に参与している状態の反応生成物気体を取り出す 移動速度を向上したり制限したりする機械的条件である。これら機械的条件の中 、最も重要なものは普通、反応ゾーンに接している気体の圧力、反応ゾーンに接 している気体を望む方向へ混合と、輸送を促進する機械的運動の性質と程度、反 応ゾーンの境界の大部分を支配している表面での気体透過性またはその少なさ、 および反応ゾーンと環状生成物を集めるための凝縮器との温度差である。
本発明の方法を利用する原料混合物作成のための直鎖ポリエステル、触媒および ポリオレフィンの好適で望ましい相対量としては、ポリエステルに対するポリオ レフィンの割合が本発明の方法ではずっと少ないのが望ましいという点を除いて 、一般には、上記の米国特許第4,709,058号明細書に説明されているも のと同じである。特に、本発明の方法を利用する原料混合物のポリエステルに対 するポリオレフィンの重量比は01から0.003、更に好ましくは0.01か ら0.03である。ポリオレフィンを使用しない運転も可能であるが、リアクタ ーのどの部分にも付着性のある固体残留物を形成しないで得られる最大反応率が 小さくなるために、普通は好ましいものではない。
おそら(本発明を利用する方法にとって役に立つ最も簡単な装置は気密性の真空 空間内に置かれた加熱傾斜板接触面を含むものであり、その上端に沿って融解し た原料物質が供給される。原料物質は重力によって、傾斜角および凝縮された状 態にある供給物の一部とそれから形成された凝縮相にある反応生成物との混合物 の粘度とによって支配される速度で加熱傾斜板の下端の正の方向へ移動する。
気体状の解重合生成物および/またはこの気体状の解重合生成物が更に反応した 生成物は、熱傾斜板の周辺の気密性の真空空間内に置かれたより低温の一層冷た い表面上で凝縮することによって回収される。本発明を利用する一般的解重合反 応にとって、通常の落下薄膜リアクターを用いてもよい。しかし、最も関心のあ る特定の化学的態様、特に香水用に使われる高分子量環状エステルの合成にとっ て、このような通常の落下薄膜リアクター中の滞留時間は、一般には短か過ぎて 好ましくない。
高分子量環状エステルを生成するため本発明の方法を実際に行うに当たって今日 最も好ましい装置は、「水平薄膜エバポレーター」として知られている商品とし て利用できる装置を含んでおり、これは一般に過去において、その名が意味する ように、圧倒的に物理的分離法において用いられてきた。
本発明を利用するにおいて特に重要なこのような装置の機械的パーツは図面の中 で示されている。示されている如(、円錐台の形をした金属胴3は入り口1と出 口4および6とを有する気密性の囲いを示している。この胴3の部分は本発明で 用いられる反応ゾーンの外側境界を表している。装置の内側の大半は図2に示さ れた断面形を持ち、その最外周のところでブレード11を固定している6個のブ レードホールダーを備えたローターでみたされている。胴3を基準にしたロータ ーの位置は、詳細には示されていないが、調整子5を通じて通常の機械的手段に より調整される。図1でローター3を右に動かすとき、ブレード11と胴3との 間のギャップは狭くなり:その代わりローターを左へ動かせば、ギャップは広く なる。
運転中に、モーター8により駆動されるローターは1分当たり約400−600 回転(“rpm”)で動匂この速度はすべての凝縮相(即ち、固体または液体) 物質をリアクター内の胴3と回転ブレード11の縁によって示される回転の仮想 的表面との狭いゾーン内に閉じ込めるに十分である。他方、気体の反応生成物は ブレードの間の空間を容易に通り抜けて、ありきたりのものであり図には示され ていない本発明の凝縮ゾーンへ引き出されるための出口4へ到達することができ る。
反応ゾーンの境界の大部分をなすこれらの回転表面の回転軸はほぼ水平であり、 上述のごとく反応ゾーンの境界をなす内側回転仮想表面は運転中ブレードを回転 することによって回転する。このような反応ゾーンへの原料物質の供給速度が遅 (なれば、滞留時間は広い範囲で増加する。原料投入口1と残留物出口6の高さ に差によって生じる重力は充分に大きく、投入原料あるいは原料から生成された 液体または固体の残留物のいずれも無制限にリアクター内に留まることのないの は確実であるが、入り口と出口の高さの差は充分に小さく、重力により導入され た正味の流れの方向はりアクタ−内の充分に大きい回転運動と重なって、平均滞 留時間を少なくとも数10分となるように制御することができる。後で示すよう に、この時間は本発明のひとつの態様の中で投入された原料を希望する高分子環 状エステル生成物へ非常に高い反応率で変換するに十分である。それに較べて、 反応ゾーンを意味する回転表面の軸が垂直であるところを除いては水平薄膜エノ くボレーターにずっとよく似ている一般的な垂直即ち落下薄膜リアクターでは、 入り口と出口の間の高さの差がもっと大きいために実際に得られる最大滞留時間 が過度に低い値に制限されて、本発明によって高分子量環状エステルを生成する ことが望まれている反応条件では高い反応率は得られない。
本発明の実施は次の特定の実施例により一層よ(理解することができよう、しか し実施例は本発明がそれに制限されるものとして理解すべきではない。実施例は 一般的に環状エチレンブラシル酸エステルの合成を説明しているが、環状エチレ ンドデカンニ酸エステルまたはシクロペンタデカンニ酸エステルのような同様の 揮発特性を有する他の環状化合物に等しく応用できる。
ここの実施例では、本発明による方法にとっての反応ゾーンはルヮ社(アメリカ 合衆国、28297−6348、北カロライナ州、シャーロット)あるいはバス 社(スイス、ブラテルン、CH−4133)から商品として入手できるサコTM モデルKH40水平薄膜エバポレーター(以下“HTFE”と略記)によって得 られる。この装置で作られた反応ゾーンの外側境界の大部分は、長さ約0.9メ ートル、中央部の直径約0.2メートルの円錐台形の胴(図中の項目3)であり 、その入り口から出口までの間で約0.4平方メートル(“m2”)の全表面積 を作り出す。反応ゾーンの外側境界を意味するこの円錐台形表面の軸は事実上水 平である。ここの図に一般的なものとして図示されているような回転し得る金属 枠の上に載っている一組の6個の金属ブレードは運転中回転することによって反 応ゾーンの内側境界を形成する。ブレードの回転軸は事実上外側境界面の軸と事 実上一致している。反応ゾーンの厚さは、外側境界面とブレードの外側先端との 間で、共通軸に沿った直線的な変位によって決定される。この厚さは約20mm から約0.7mmの間で連続的に変化させることができる。
HTFEの運転中、原料物質は流動しやすいように、且つその温度を反応に必要 な温度の完全にではないがかなり近くまで上げるように充分に予熱されていて、 (図には示してないが)通常の計量ポンプにより、HTFEの金属胴3の大きい ほうの末端近(の反応ゾーンへの入口1から供給される。胴3は通常の循環式加 熱オイル加熱系により加熱され、この加熱系はオイル流入ロアを通して、胴3と 加熱流体空間の外側ジャケット12の間の加熱流体空間へ加熱オイル9をポンプ で送り出している。オイルはオイル出口2から出て、通常加熱系へ循環される。
反応混合物は加熱された胴と接触して反応温度まで加熱される。反応混合物およ び気体生成物を含む生成物は円錐形の反応ゾーンの小さいほうの端へ向かって且 つ反応ゾーンの軸を中心にして回りながら流れて行く。反応ゾーンを通る間液体 または固体の状態を維持しながら反応混合物および生成物の一部は出口6を通っ て、図には示していない通常の収集系へ流れ下って行く。
気体生成物は反応ゾーンのこの小さいほうの端から、固化生成物がブロックする のを防止するための通常の加熱手段を備えた口径の大きいパイプを通って、通常 の円錐形の飛沫同伴分離器へ上がって行き、そこから調合されたグリコール熱媒 流体により冷却された通常の一次凝縮器へ、次いで冷グリコール熱媒流体で冷さ れた通常の二次凝縮器へ連続的に流れて行く。−次凝縮器も二次凝縮器もどちら も各々約3m”の凝縮面積を持つ多管型である。入口の温度が一次凝縮器では約 50℃、二次凝縮器では約4℃であるグリコール主体の熱媒流体は、本製造法を 運転中凝縮器を通って連続的に循環される。機械的ポンプや蒸気エジェクターの ような真空発生装置は反応ゾーンとローター10との間の容積からなる気体空間 に接続され、凝縮器は真空発生装置と反応ゾーンの間に置かれる。それぞれの凝 縮器からの凝縮液および飛沫同伴分離器から出てくる非気体相はすべて別々に集 めることができる。
実施例の第1群として、供給混合物組成は、上記米国特許第4. 709.05 8号明細書第6力ラム第53行と第7カラム第10行の間に記載されているよう に調製した、ポリエチレンブラシル酸エステルが重量で(今後“Wlo”と表示 )96%、ASTM D−3104により測定したメトラ ドロップポイントが 102℃、ASTM D−5により測定した硬度が7.Odmm、ASTM D −1505により測定した比重が0.91、ブルックフィールド粘度計で測定し た粘度が140℃で180センチポイズ、且つ340℃で6トール以下の蒸気圧 (商品として入手可能なアライド社にュージャージー州、モリスタウン)製A− CT”による)をもつポリエチレンホモポリマーワックスが2w10;それに米 国特許第4,709,058号明細書の第7カラム第11.−12行に示された 化学式をもつカリウム、アルミニウム混合塩2W10が得られた。実施例の第2 群として、供給混合物の成分は上と同じであったが、ポリエチレンの量およびカ リウム、アルミニウム塩触媒の量は上に記したものよりすこし減らした。第3群 では、供給物質は第1群と同じタイプの物質と、第1群または第2群で示された タイプの供給を続けている間反応ゾーンの末端で固体および/または液体状態で 集められてきた物質(以下、“残留物”または“残留物質”と記す)との混合物 であった:正確な混合比率は決められていなかった。実施例の第4群では供給混 合物はすべて残留物質から成っていた。実施例の重要な特性をいくつか表1に示 した。
表1の実施例を実施中、反応温度が340℃より高い場合には、固体および/ま たは液体物質が気体出口をふさぐ危険があることが観察された。これらの閉鎖性 物質は、希望の生成物である環状エチレンブラシル酸エステルおよび/または反 応原料として用いられたポリエチレンの分解により生成すると考えられる。した がって340℃以下での反応操作が好ましく、このような温度では不揮発性の固 体が反応ゾーン中に問題になるほど蓄積されることはないことが観察された。
より好ましくはこの反応の温度範囲は320−335℃更に好ましくは330− 335℃である。
表1中の第1群および第2群のデータおよび余り好ましくない条件下で運転が行 われたため示してはいない同様のいくつかのデータによれば希望する環状生成物 への転換度を制御する最も重要な変数は滞留時間であることを示している。反応 温度が最適条件よりも低い実施例6および7を除いて、第1群および第2群のす べての他の実施例では、かなりのばらつきはあるものの、%反応率と約0.6分 から5分の間にある名目滞留時間の間には直線関係が見られる。
表1.環状エチレンブランル酸エステルの製造に関するデータ実施例 圧力 生 成物 反応ゾーン 供給速度 反応ゾーン ローター 名目上の 留出物として No、 沸点 温度 厚さ 回転速度 滞留時間 回収された1 3.5179  33B 55 1.4 500 0.6 122 3.0173 337 2 3 1.2 500 1.2 663 3.5179 339 34 1.2  500 0.8 314 4.5188 349 36 1.2 500 0. 8 295 6.0199 349 39 1.2 498 0.7 28第2 群 6 0.8131 312 15 1.2 495 1.9 457 0.81 31 312 28 1.5 502 1.3 98 0.9134 322  31 1.5 502 1.2 149 1.0137 332 7.6 1. 5 502 4.7 9810 1.5150 321 5.5 1.5 50 2 6.5 9811 1.5150 321 5.7 1.5 502 6. 3 99第3群 12 5.5196 349 27 1.2 501 1.1 1513 5. 5196 349 24 1.1 500 1.1 1714 6.0199  348 25 1.4 501 1.3 1115 6.0199 348 1 8 0.9 500 1.2 2316 6.5203 348 29 0.8  500 0.7 817 6.5203 348 29 0.9 600 0 .7 1018 5.0192 348 30 0.9 400 0.7 8第 4群 19 0.8131 312 1.9 1.2 502 1.5 11表1に対 する注釈 表の第3列に挙げである沸点は第2列にリストされている圧に対するものである 。「名目滞留時間」は立方センチメートルで表した名目反応ゾーン容積(=40 00 tセンチメートルで表した反応ゾーン厚さ1)をkg/min で表した 供給速度で除したものである。これは供給混合物の密度が正確にIg/cm”で あれば、本文で定義された「名目滞留時間」と同じである。実際の原料混合物の 密度は近似的にこの値であると信じられる。表中の他の値は直接測定されたかま たは測定値からよく確定した方程式によって計算された。
上で記されているように、供給速度は現実の滞留時間よりもより信頼を持って測 定し得るものであり、%反応率は供給速度の2.4乗の逆数と近似的に直線関係 があることが見いだされた。温度を上げれば反応率はすこし向上するが、320 ℃より高い温度ではほとんど差がない。圧力および反応ゾーンの厚さは、表1に 記されている範囲内では、原料を希望する生成物に転換する%反応率に何らかの 影響があるかもしれないが、あったとしてもほんのわずかである。第2群で、触 媒およびポリエチレンの量を減らすと、第1群と較べてわずかに負の影響がある が、実施例9−11で示されるごとく、供給速度が十分低ければ、なお非常に高 い反応率が可能である。
第3群および第4群を第1群および第2群と比較すると、原料物質が反応ゾーン を通った残留物である場合には、“未使用の”ポリ (エチレンブラシル酸エス テル)原料と較べて%反応率は著しく小さい。残留物は必要とする生成物に変え ることはできるが、実施例9−11で示されているように適当な反応ゾーンをゆ っくりと通る1回通過した場合得られる高い収率を考えれば、原料には“未使用 の”ポリ (エチレンブラシル酸エステル)だけを使用するのが経済的に好まし く、投入ポリ (エステルブラシル酸エステル)を少なくとも90%環状エチレ ンブラシル酸エステルに一回通過で変換する条件で運転し、得られる少量の残留 物を捨てるのが好ましいようにみえる。 本発明によって生成される環状物質は 、上記で引用した米国特許第4,709,058号明細書に記載されたように、 高品質であり、香水や化粧品中で変色を起こしたり匂いに悪影響を及ぼしたりし て環状生成物の好ましい使用を制限するような夾雑物を問題になる捏に含まない 6国際調査報告

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(A)少なくとも原料物質の一部が原料物質よりも低分子量の気体生成物へ の解重合を生じるに充分な時間(第1の接触時間)、液体または固体原料物質を 加熱されている化学的に不活性な固体表面と接触させる工程および(B)(i) 段階(A)で生成された気体状生成物または(ii)段階(A)で生成された気 体状生成物の気相内での反応により生成された生成物 の少なくともひとつを含む気相から、凝縮によって反応生成物を収集する工程を 含み; この原料物質は、第1接触時間の後、第1接触時間より長い時間、加熱されてい る化学的に不活性な固体表面と接触(第2接触時間)し、その間(i)原料物質 および(ii)原料物質の解重合中に原料物質から副生してくる液体または固体 の残留物のうち少なくともひとつが、加熱されている化学的に不活性な固体表面 へ固着性のある固体残留物を形成する工程を含む解重合法において、この解重合 法の一部として、いかなる原料物質も、原料物質の解重合中に副生する液体また は固体のいかなる残留物も、加熱されている化学的に不活性な固体表面に固着性 のある固体残留物を形成するに充分な時間、この加熱されている化学的に不活性 な固体表面と接触した状態で留まらないことを保証するに足る駆動力を備えるこ とを特徴とする改良された解重合法。
  2. 2.(A)原料物質のすべての固体および液体部分および加熱されている化学的 に不活性な固体表面の温度で固体または液体であるすべての反応生成物が工程中 に20mm以下の厚さの反応ゾーンを通り、加熱されている化学的に不活性な固 体表面が該反応ゾーンの境界の一部であり、反応ゾーンが気密性の囲いで囲まれ て、蒸気が自由に通過できる通路を経て、反応ゾーンである同じ気密性の囲いと 区別はされるがその内部にある凝縮ゾーンとつながっており;且つ、(B)固体 および液体の原料物質及び加熱されている化学的に不活性な固体表面の温度で固 体または液体である反応生成物が反応ゾーン内にないときには、原料物質の固体 及び液体部分のいずれもおよび加熱されている化学的に不活性な固体表面の温度 で固体または液体である反応生成物のいずれもが、工程のいかなる時点でも加熱 されている化学的に不活性な固体表面と同様に高い温度にあるいかなる固体表面 とも接触しないことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 3.反応ゾーンを通る物質の全体としての流れ方向が確立され、物質の全体とし ての流れ方向を基準にした入口端で原料物質が制御された速度で連続的に反応ゾ ーンへ導入され、反応ゾーンを通る全体としての物質の流れ方向を基準にした出 口端から蒸気相である生成物が連続的に除かれることを特徴とする請求項2に記 載の方法。
  4. 4.該反応生成物が環状エチレンブラシル酸エステル、環状エチレンドデカン二 酸エステルおよびシクロペンタドデカノリドからなる群から選ばれる物質を含む ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 5.反応ゾーンに於ける名目滞留時間が少なくとも1分である請求項4に記載の 方法。
  6. 6.反応ゾーンの厚さが約1.5mm以下で、凝縮ゾーン内の圧力および反応ゾ ーン周囲の圧力が約3トール以下で、反応ゾーンの温度が約320℃から約33 5℃の範囲にあることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 7.凝縮ゾーンの圧力および反応ゾーン周囲の圧力が約1.5トール以下で、反 応ゾーン内の温度が約330℃から約335℃の範囲にあることを特徴とする請 求項6に記載の方法。
  8. 8.該反応生成物が、本工程に導入された原料物質全量の少なくとも90%に等 しい環状エチレンブラシル酸エステル、環状エチレンドデカン二酸エステルおよ びシクロペンタドデカノリドからなる群から選ばれる物質全量を含むことを特徴 とする請求項7記載に記載の方法。
  9. 9.該反応生成物が、本工程に導入された原料物質全量の少なくとも90%に等 しい環状エチレンブラシル酸エステル、環状エチレンドデカン二酸エステルおよ びシクロペンタドデカノリドからなる群から選ばれる物質全量を含むことを特徴 とする請求項6に記載の方法。
  10. 10.該反応生成物が、本工程に導入された原料物質全量の少なくとも90%に 等しい環状エチレンブラシル酸エステル、環状エチレンドデカン二酸エステルお よびシクロペンタドデカノリドからなる群から選ばれる物質全量を含むことを特 徴とする請求項5に記載の方法。
  11. 11.該反応生成物が、本工程に導入された原料物質全量の少なくとも90%に 等しい環状エチレンブラシル酸エステル、環状エチレンドデカン二酸エステルお よびシクロペンタドデカノリドからなる群から選ばれる物質全量を含むことを特 徴とする請求項4に記載の方法。
  12. 12.該反応生成物が、本工程に導入された原料物質全量の少なくとも90%に 等しい環状エチレンブラシル酸エステル、環状エチレンドデカン二酸エステルお よびシクロペンタドデカノリドからなる群から選ばれる物質全量を含むことを特 徴とする請求項3に記載の方法。
  13. 13.該反応生成物が、本工程に導入された原料物質全量の少なくとも90%に 等しい環状エチレンブラシル酸エステル、環状エチレンドデカン二酸エステルお よびシクロペンタドデカノリドからなる群から選ばれる物質全量を含むことを特 徴とする請求項2に記載の方法。
  14. 14.該反応生成物が、本工程に導入された原料物質全量の少なくとも90%に 等しい環状エチレンブラシル酸エステル、環状エチレンドデカン二酸エステルお よびシクロペンタドデカノリドからなる群から選ばれる物質全量を含むことを特 徴とする請求項1に記載の方法。
  15. 15.反応ゾーンが水平薄膜エバポレーター中にある同心円状の内部および外部 境界回転面によって囲まれており、反応ゾーン内で混合を行うために境界面の一 方が運転中少なくとも1分間400回転の速度で回転されることを特徴とする請 求項11に記載の方法。
  16. 16.反応ゾーンが水平薄膜エバポレーター中にある同心円状の内部および外部 境界回転面によって囲まれており、反応ゾーン内で混合を行うために境界面の一 方が運転中少なくとも1分間400回転の速度で回転されることを特徴とする請 求項10に記載の方法。
  17. 17.反応ゾーンが水平薄膜エバポレーター中にある同心円状の内部および外部 境界回転面によって囲まれており、反応ゾーン内で混合を行うために境界面の一 方が運転中少なくとも1分間400回転の速度で回転されることを特徴とする請 求項9に記載の方法。
  18. 18.反応ゾーンが水平薄膜エバポレーター中にある同心円状の内部および外部 境界回転面によって囲まれており、反応ゾーン内で混合を行うために境界面の一 方が運転中少なくとも1分間400回転の速度で回転されることを特徴とする請 求項6に記載の方法。
  19. 19.反応ゾーンが水平薄膜エバポレーター中にある同心円状の内部および外部 境界回転面によって囲まれており、反応ゾーン内で混合を行うために境界面の一 方が運転中少なくとも1分間400回転の速度で回転されることを特徴とする請 求項5に記載の方法。
  20. 20.反応ゾーンが水平薄膜エバポレーター中にある同心円状の内部および外部 境界回転面によって囲まれており、反応ゾーン内で混合を行うために境界面の一 方が運転中少なくとも1分間400回転の速度で回転されることを特徴とする請 求項4に記載の方法。
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