JPH02190610A - 軸受構造体 - Google Patents

軸受構造体

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Publication number
JPH02190610A
JPH02190610A JP1015389A JP1015389A JPH02190610A JP H02190610 A JPH02190610 A JP H02190610A JP 1015389 A JP1015389 A JP 1015389A JP 1015389 A JP1015389 A JP 1015389A JP H02190610 A JPH02190610 A JP H02190610A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotation
axis
rotating shaft
shaft
thrust force
Prior art date
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Pending
Application number
JP1015389A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Morikawa
森川 文博
Mineyo Endo
遠藤 峰世
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Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は軸受構造体に係り、特にスピンドルモータ等の
精密回転を要する装置に好適な軸受構造体に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕従来のス
ピンドルモータ等の精密回転装置に於いては、回転軸は
複数のベアリングを介して軸受筒に回転可能に支持され
ており、回転時、回転軸を介してベアリングにスラスト
荷重が働くと、ベアリングの内輪と玉と外輪の機械的接
触にて支持するため、騒音・振動等を生じるという問題
を生じていた。また、ロータがベアリングを介して固定
枢支軸に回転可能に支持された回転装置に於いて、ロー
タを介してベアリングにスラスト力が働いた場合も、上
記と同様な問題を生じていた。
本発明は上記問題点を解決した軸受構造体を提供するこ
とを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、請求項1の軸受構造体に於
いては、回転軸の一端部がシール部を介して回転自在に
挿入されると共に液体が密封状に封入されたスラスト力
支承用密封空部を備えたものである。
また、請求項2の軸受構造体に於いては、枢支軸に段差
部を設けて大径軸部と小径軸部を形成すると共に、該大
径軸部と該小径軸部に大径シール部と小径シール部を夫
々対応して設け、且つ、上記段差部を内部に有すると共
に液体が密封状に封入されたスラスト力支承用密封空部
を、形成したものである。
〔作用〕
請求項1の軸受構造体に於いて、回転軸に軸方向の振れ
が生じたとき、回転軸が密封室部の容積を減少させる方
向へ移動するので、密封室部に挿入されている回転軸の
一端部の端面には、振れと反対方向の反力が液体を介し
て働き、又は、回転軸が密封室部の容積を増加させる方
向へ移動するので、密封室部内に生じる負圧によって回
転軸の一端部には、液体を介して、振れと反対方向の抵
抗力が働く。
同様に、請求項2の軸受構造体に於いて、枢支軸に回転
可能に支持されたロータ等の他部材に、軸方向の振れが
生じたとき、密封室部の容積が増加又は減少するため、
振れと反対方向の抵抗力が働く。
〔実施例〕
第1図に於いて、13は本発明に係る軸受構造体が応用
された回転装置を示し、回倒ではスピンドルモータであ
って、円筒部14を有するモータプラケッ1−15と、
該円筒部14に流体動圧ベアリング16を介して回転可
能に枢支される回転軸lと、該回転軸lに固着されたロ
ータ17と、モータブラケット15の円筒部14に嵌着
されたステータ18と、を備えている。19はステータ
18に近接対峙するロータマグネットであり、20はモ
ータブラケット15の円筒部14外周面から外鍔状に突
設されたフランジ部であって、該フランジ部20を図示
省略するビス等を用いて他の部材(図示せず)に取付け
る。上記流体動圧ベアリング16は、モータブラケット
15の軸心孔21の内周面に固着された円筒状の受圧部
材22と、回転軸1の外周面に設けられた溝形成部23
゜23と、からなる、該溝形成部23.23は、受圧部
材22の両開口端側に形成された周状受圧面24,24
に夫々対応する位置に形成され、且つ、周状受圧面24
 、24とは微小間隙を介して対向状に設けられている
。また、溝形成部23.23は、その軸方間中の中心に
位置する中心線Cに対し対称形となるように、相互に平
行な多数の傾斜溝を回転軸1の外周面に沿りて設けたも
のである0回転軸1を矢印A方向へ回転することにより
、周状受圧面24と溝形成部23との間に介在する流体
によって、回転軸l及びロータ17のラジアル荷重が支
持される。なお、流体として空気以外にオイル等を用い
てもよい。
しかして、モータブラケット15の円筒部14の軸心孔
21内部であって、且つ、反ロータ側部分には、回転軸
1の一端部2がシール部3を介して回転自在に挿入され
たスラスト力支承用密封空部5が形成されている。該密
封室部5は、具体的には、磁性流体シール34等からな
る上記シール部3と、軸心孔21の開口端に施蓋状に螺
着された調整ブツシュ25と、によって形成されており
、また、密封室部5内には、グリースやオイルや磁性流
体等の液体4が密封状に封入されている。液体4として
磁性流体を用いた場合、上記磁性流体シール34は、円
筒部14内周面に固着される磁性流体保持部材27と、
該保持部材27と回転軸1外周面との間の間隙部に注入
保持されると共に該間隙部を密封している磁性流体2日
と、を備えている。上記調整ブツシュ25は、軸心孔2
1の端部に設けられた雌ねじ部26に螺着されており、
該雌ねじ部26との間の微小間隙部は接着材等によって
密封している。なお、液体4とは、グリース状のもの等
の粘性体を含む半固体、及び、磁性流体シール34に用
いる磁性流体そのものや、オイル等の液状体をいう。
回転軸lがロータ17と共に矢印入方向に回転する時、
回転軸lに働くラジアル方向の荷重は流体動圧ベアリン
グ16によって支持される。また、回転軸1に軸心方向
の振れが生じた時、これによるスラスト力は次のように
支持される。つまり、回転軸lが矢印り方向へ移動した
とき、回転軸1の一端部2の端面が液体4を押圧し、密
封室部5の容積が減少して液圧が高まることによって弾
性的に支持される。このとき、磁性流体シール34の磁
性流体28は、密封室部5の外部方向へ押されている、
一方、回転軸1が矢印E方向へ移動したときには、密封
室部5の容積が増加して密封室部5内に負圧が生じ、回
転軸lを矢印Eと反対方向へ引き戻す力が働く、このと
き、磁性流体28は密封室部5の内部方向へ引かれてい
る。このように、回転軸1が軸心方向、つまり、矢印り
、E方向に振れると、密封室部5による復元力が同時に
回転軸1に働く。
第2図に於いて他の実施例を示し、固定の枢支軸6に段
差部7を設けることによって、大径軸部8と小径軸部9
を形成している0図例では、スラスト力支承用密封空部
12は、ロータ17のロータ本体部29内であって且つ
大径シール部10と小径シール部11との間に形成され
ている。該大径シール部10は上記大径軸部8に対応し
て、該小径シール部11は上記小径軸部9に対応して、
夫々形成されており、枢支軸6の段差部7は密封室部1
2に内有されている0図例では、両シール部10.11
は何れも磁性流体シール34の場合を示している0段差
部7については複数設けても差し支えない。
ロータ17の矢印B方向の回転中に、ロータ17に軸心
方向、つまり、矢印り、E方向の振れが生じようとする
と、密封室部12の容積が増減するため、夫々に対して
反力が作用し、従って、ロータ17の軸心方向の振れに
基づくスラスト力は、何れも密封室部12内の液体4を
介して弾性的に支持される。
第3図に於いてさらに他の実施例を示し、第2図の実施
例とは、密封室部12に流体動圧ベアリング16が内有
されている点で異なる0図例では、密封室部12内に於
いて、液体4は受圧部材22と枢支軸6外周面との間の
半径方向間隙部内にも充満している。この場合も、段差
部7が密封室部12内に在るため、ロータ17の矢印り
、E方向の振動は密封室部12の容積の増減を生ずるこ
ととなり、逆方向の力をロータ17が受けて、振動が吸
収される。
第4図に於いて他の実施例を示し、スラスト力支承用密
封空部12は、モータブラケット5の円筒部14の軸心
孔21内に形成されており、また、回倒では、枢支軸6
はロータ17と共に回転可能に、モータブラケット15
に支持されている。
第5図に於いて別の実施例を示し、上記第4図の実施例
の場合と異なり、密封室部12には流体動圧ベアリング
16が内有されている。
第6図に於いてさらに別の実施例を示し、スラスト力支
承用密封空部5は、モータブラケット15の円筒部14
に形成した凹所30内設けられており、該密封室部5に
は液体4がシール部3によって密封状に封入されている
0図例では、回転軸1は、ロータ本体部31に一体状に
突設されていると共に、ロータ本体部31の凹部32に
内有されており、且つ、回転軸1は矢印A方向にロータ
17と共に回転する。
回転軸1の一端部2は、密封室部5内にシール部3を介
して回転自在に挿入されている。なお、流体動圧ベアリ
ング16は、(受圧部材22に代えて、)ロータ本体部
31の凹部32内周面に周状突部33を突設しており、
また、溝形成部23は、モータブラケット15の円筒部
14外周面に形成されている。
上記実施例に於いて、シール部3・大径シール部10・
小径シール部11については、メカニカルシール等の他
のシール材を用いるも好ましい。
上記のように、第1図乃至第6図に示す実施例に於いて
は、モータ回転時における回転軸1の振れによるスラス
ト力は、回転軸lの一端部2又は枢支軸6の段差部7を
介して、密封室部5.12の液体4によって弾性的に受
止められる。つまり、回転部分が非接触状態でそのスラ
スト力を支持されており、これによって軸心方向(矢印
り、 E方向)の振れが減衰し、従って、極めて小さな
振動成分(回転軸1及び枢支軸6の外径寸法が、例えば
、数謹の場合で2〜3KHzである)を防止することが
可能となる。このように、スラスト力はダンピング効果
により減衰するので、モータ回転時の騒音が激減する。
なお、図示の実施例はスピンドルモータについて示した
が、本発明は精密回転を要する装置であれば、これに限
定されないことは勿論である。
(発明の効果〕 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
■ 回転時に働くスラスト力を、密封室部5,12によ
って弾性的に支持することが出来、これによって微小な
振動成分を防止することが出来る。
■ 微小な振動成分を減少させることにより、回転体の
回転時の騒音を激減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部断面正面図、第2
図は他の実施例を示す要部断面正面図、第3図と第4図
と第5図と第6図はさらに他の実施例を夫々示す要部断
面正面図である。 l・・・回転軸、2・・・一端部、3・・・シール部、
4・・・液体、5・・・スラストカ支承用密封室部、6
・・・枢支軸、7・・・段差部、8・・・大径軸部、9
・・・小径軸部、10・・・大径シール部、11・・・
小径シール部、12・・・スラストカ支承用密封室部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、回転軸1の一端部2がシール部3を介して回転自在
    に挿入されると共に液体4が密封状に封入されたスラス
    ト力支承用密封空部5を備えたことを特徴とする軸受構
    造体。 2、枢支軸6に段差部7を設けて大径軸部8と小径軸部
    9を形成すると共に、該大径軸部8と該小径軸部9に大
    径シール部10と小径シール部11を夫々対応して設け
    、且つ、上記段差部7を内部に有すると共に液体4が密
    封状に封入されたスラスト力支承用密封空部12を、形
    成したことを特徴とする軸受構造体。
JP1015389A 1989-01-19 1989-01-19 軸受構造体 Pending JPH02190610A (ja)

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JP1015389A JPH02190610A (ja) 1989-01-19 1989-01-19 軸受構造体

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