JPH02190487A - 金属製品の組立て方法 - Google Patents

金属製品の組立て方法

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Publication number
JPH02190487A
JPH02190487A JP1007627A JP762789A JPH02190487A JP H02190487 A JPH02190487 A JP H02190487A JP 1007627 A JP1007627 A JP 1007627A JP 762789 A JP762789 A JP 762789A JP H02190487 A JPH02190487 A JP H02190487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
bolt
corrosion
product
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP1007627A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ueda
健二 植田
Akio Shibata
昭男 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP1007627A priority Critical patent/JPH02190487A/ja
Publication of JPH02190487A publication Critical patent/JPH02190487A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F13/00Inhibiting corrosion of metals by anodic or cathodic protection

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属製品の組立て方法に関し、特に金属製品本
体よりも電位的に貴なボルト、盲栓などの締め具で組立
てる場合、製作された電気製品の異種金属接触部の防食
を防止することができる金属製品の組立て方法に関する
〔従来の技術〕
海水中又は淡水中で使用される金属製品において、本体
の金属材料よシミ気化学的に責であるボルトや盲栓で組
立られたものが多い。これらの異種金属接触部は海中又
は淡水中で使用されると、本体とボルト又は盲栓の間に
電位差が生じて、電位的罠卑な本体の金属が溶解(ガル
バニックコロ−ジョン)して本体の腐食が起る。
この例として、本体がアルミニウムで、ボルトがステン
レス鋼であるときの腐食の模式図を第2図に示す。この
第2図から、本体のアルミニウム製品04がALs+と
なって溶解(腐食)シ、電流は電気的に責であるステン
レス鋼製ポル)01、ナツト部03から電気的慎卑であ
るアルミニウム製品04本体へ流れる。このとき、アル
ミニウム製品04本体側がアノードとなシ、また、ステ
ンレス鋼製ボルト01、ナツト部03がカソードとなる
このような力μパニックコロ−ジョンを防止するため、
従来の技術は次のようなものであった。
(1)本体及びボルト等の締め具を含めて、防錆塗料を
塗装して防食する。
このときの防錆塗料としては一般的に塩化ゴム系塗料、
エポキシ樹脂系塗料及びター〃エボキV樹脂系塗料など
が用いられる。
(2)電気防食法、例えば流電陽極法によシ防食する。
この方法は電性陽極として防食したいものより電気的に
卑な金属を接続して防食する方法である。例えば、本体
がアルミニウムで、締め具がステンレス鋼の場合、アル
ミニウムより電気的に卑な亜鉛が電気溶接等によシ本体
に接続されて防食される。
(3)接触している液体に防錆剤を添加して防食する。
この方法は清水タンク内の水のように、水の更新が常に
なく、常時、溜まシ水の状態のとき、一定量の防錆剤を
添付して防食する方法である。
〔発明が解決しようとする課題〕
異種金属が接触した近傍部の防食・防錆方法は従来法と
して前記に示すものがあるが、夫々、次に示すような問
題点があった。
(1)  防錆塗料を塗装する方法。
末法では製品の構造上、塗装前処理が十分できなく、又
、隙間の中まで十分に塗料が入らなく、その結果、使用
中に早期に隙間部から腐食が発生し、耐火性に問題があ
った。
(2)流電陽極法による電気防食法。
製品の機能面、美観面、取付は法などの制約上から、−
収約には接触部の防食法として採用されていない。
(3)防錆剤を添加し、防食する方法。
流水中で使用されるように、常に水が更新される場合、
末法での防錆効果及びコスト上、問題があり採用されて
いない。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記の従来法の(1)、+21. f3)の中
で、(2)の流電陽極法について注目し、(2)の問題
点を解消する方法について検討した結果、製品本体と締
め具本体(ボルト、盲栓など)の金属材料よシ、電位的
に卑な金属を埋め込んだ締め具(ボルト、盲栓など)を
使用することによって異種金属接触部が防食されること
を確認し、その知見に基づいて本発明を完成するに至っ
た。
す彦わち、本発明は金属製品本体をそれより電位的に貴
なる締め具で組立るに当って、上記締め具の一部に予め
上記金属製品本体より電位的に卑なる金属を埋め込んだ
締め具によって金属製品本体を組立てることを特徴とす
る金属製品の組立て方法である。
本発明の原理を製品本体がアルミニウム、締め具のポA
/)がステンレス鋼、ボルトの中に埋めた金属(電性陽
極)が亜鉛であるときを第1図によシ説明する。
第1図において、水中ではボルト本体1に埋め込まれた
電性陽極の亜鉛2が溶解し、ボ/I/)本体(ステンレ
ス鋼)1と接触している金属製品本体(アルミニウム)
4を防食する。このとき、亜鉛2がアノードとなシ、又
、製品本体(アルミニウム)4とボルト本体(ステンレ
ス鋼)1がカソードになる。
この防食は亜鉛2が消耗するまで保持される。
なお、3はナラFである。この防食は一般的に知られて
いる次の海水中での自然電位列(飽和甘木電極照合、流
動海水a、3m/see、平均温度25°C)から容易
に推定される。
亜鉛: −to3 (V)、7A/ミJA3003Hニ
ー(194(V)ステンレス304鋼ニーα53 (V
)〔実施例〕 次に示すような実験を行い、防食効果を確認アルミニウ
ム(3003H)板の中 央部に直径9fiの慣通穴を1個あけ て、試験板とした。
防食ホμト:直径8−のステンレス504W4製ボμト
の山の一部、に、亜鉛を埋め込み、防食ボルトとした。
ナ7):直i8日用のステンレスsoa’l14製ナツ
トをそのまま使用した。
実験方法二上記のアルミニウム試験板の穴に、上記の防
食ボルトさナツトにて締め て試験片とし、さらに、ナツト側の 片面アルミニウム面とナツトはター ルエポキシ系塗料でシールし、乾燥 は室温で7日間行った。次に、天然 海水中に浸せきし、7日間後に引上 げて観察した結果、ボルトに埋め込 まれた亜鉛の表層のみが溶解してい たが、アルミニウム試験板の腐食は見 られなく、防食ボルトの効果が確認 された。
〔実験2〕 試験板:実験1と同じ形状のステンレス304鋼を試験
板とした。
防食ボルト:実験1と同じ形状の黄銅製ボルトを使用し
、ボルトの山の一部にアルミ ニウム(3005H)を埋め込み、 防食ボルトとした。
ナ ッ ト:直径8爛用の黄銅製ナツトをそのまま、使
用した。
実験方法:!I!験1と同様に、上記の試験板の穴に、
上記の防食ボルトとナツトで締 めて、更に実験1と同様にナツト側 は実験1と同じ塗料でシールし、ま た乾燥させた。
次に、天然海水中に浸せきし、7日 間後に引上げて観察した結果、ボル トに埋め込まれたアルミニウムの表 層のみが溶解していたが、ステンレ ス鋼の試験板の腐食は見られなく、 防食ボルトの効果が確認できた。
実験例の1及び2に示すように、締め具の金属の電位が
製品本体の金属の電位より責であるとき、締め具の一部
に、製品本体の電位より更に卑な金属を埋めたボルトを
使用することによシ、接触部附近の防食ができる。
〔発明の効果〕
損性陽極の金属を埋め込んだ締め具(ボルト、盲栓など
)を使用することによシ欠のような効果がある。
(1)製品の材質上、又は構造上、損性陽極の溶接取付
けができなかったものについても、本発明方法は適用で
きる。
(2)本発明方法は市販品の締め具を一部改良したもの
であるため、取扱が容易である。また、締め具の更新も
簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明図、第2図は従来の異種金
属接触部の腐食の一例を示す説明図である。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属製品本体をそれより電位的に貴なる締め具で組立る
    に当つて、上記締め具の一部に予め上記金属製品本体よ
    り電位的に卑なる金属を埋め込んだ締め具によつて金属
    製品本体を組立てることを特徴とする金属製品の組立て
    方法。
JP1007627A 1989-01-18 1989-01-18 金属製品の組立て方法 Pending JPH02190487A (ja)

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JP1007627A JPH02190487A (ja) 1989-01-18 1989-01-18 金属製品の組立て方法

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JP1007627A JPH02190487A (ja) 1989-01-18 1989-01-18 金属製品の組立て方法

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JPH02190487A true JPH02190487A (ja) 1990-07-26

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JP1007627A Pending JPH02190487A (ja) 1989-01-18 1989-01-18 金属製品の組立て方法

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JP (1) JPH02190487A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489550U (ja) * 1990-12-11 1992-08-05
JP2013245356A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Denka Himaku Inc 接合体、金属の防食処理方法及び金属母材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0489550U (ja) * 1990-12-11 1992-08-05
JP2013245356A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Denka Himaku Inc 接合体、金属の防食処理方法及び金属母材

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