JPS63262811A - 電器の密封装置 - Google Patents

電器の密封装置

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JPS63262811A
JPS63262811A JP9622287A JP9622287A JPS63262811A JP S63262811 A JPS63262811 A JP S63262811A JP 9622287 A JP9622287 A JP 9622287A JP 9622287 A JP9622287 A JP 9622287A JP S63262811 A JPS63262811 A JP S63262811A
Authority
JP
Japan
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gasket
flange
sealing
section
zinc
Prior art date
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Pending
Application number
JP9622287A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Maekawa
前川 功一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS63262811A publication Critical patent/JPS63262811A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば変圧器ガスケットシール部に亜鉛3)
を設け、鉄に対する犠牲陽極作用を利用して、ガスケッ
ト締付フランジ間隙間の防錆寿命の向上を図った電器の
密封装置に関する。
(従来の技術) 一般に変圧器の外装を構成する主たる部品には鉄鋼が使
用されている。また、外装を構成する部品間は、油気密
を保つためにガスケットを介してボルト類にて締め付け
られている。これ等、鉄鋼の部品は油気密を保つため防
錆対策を施す必要がある。防錆対策としては一部小物部
品には溶融亜鉛メッキが施されているが、大形部品への
メッキは設備上、経済性の面からも困難でおること、お
よび溶射亜鉛メッキを数百ミクロンの厚さに付着させる
と、ヒビ割れ,剥離を起こすこと等によって、塗装が多
く用いられている。
以下、第4図および第5図により従来の変圧器のガスケ
ットによる密封構造について説明ずる。
第4図は変圧器の側面図で、図示しないが変圧器中身と
絶縁油を収納するタンク20と、そのカバー21で箱体
を構成している。また、放熱器22は取付フランジ23
を介してタンク20に連結し、ブッシング24はカバー
21に取付けている。他にもi′1器および継電器類,
マンホール,ハンドボール等の部品がガスケットを介し
てタンク20,カバー21に取付けている。この他にも
ガスケット密封部は多数あるが、第5図ではタンク20
と、カバー21の締結部“A 11についてその拡大断
面図を引用して詳細に述べる。
タンク20の上部にはトップフランジ11がある。
このトップフランジ11オよびカバー21の表面は塗装
が施されている。このトップフランジ11とカバー21
のフランジ部は両面に接む剤13を塗布したカスケラト
12を介して締付ボルト14にて締付けられている。
(発明が解決しようとりる問題点) 防錆力の面からの塗装X′i命は機器が使用される環境
にもよるが、数年が一応の目途であり、数年に一度補修
塗装によるメントナンスを行っている。
この場合、ガスケット12を介在させた密封部の補修塗
装は機器の運転を停止してカバー21を取り外す必要が
あることから、上記メンテナンス口4には行なわないの
が普通である。しかしこの密封部においても塗装寿命が
経過すると・、錆が発生し始め、進展して密封面をくぐ
り俵け、油洩れ、ガス洩れの原因となるので、適当な時
期に補修塗装を実施する必要がある。この密封部の補修
塗装は従来ガスケットの交換時期より早い時期に行なわ
れることが多いが、密IJ部の塗装寿命がガスケットの
劣化寿命と同等もしくはそれ以上に長くなれば、ガスケ
ツ(・交換の際に同時に密11部の補修塗装ができて都
合がよい。
密封部の塗装寿命を長くするために、従来ガスケツ(へ
外周の隙間にコーキング材を詰める方法が実施されてい
るが、隙間に完全にコーキング材が充填されているか確
認できないため、未充填の部分が残るとその部分に水が
浸入して、かえって錆を促進する不都合があった。
本発明の目的は、ガスケット蜜月部の防錆力の向上を図
ることにより、この部分の補修塗装による機器停電のイ
ンターバルを拡大できる電器の密封装置を提供すること
におる。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段および作用)本発明の電
器の密封装置は、対向するフランジ間をガスケットを介
して密閉する密封装置において、前記ガスケツ1〜と各
フランジとの間に亜鉛部を導電性接着剤を介して接合し
たことを特徴とするものである。
本発明においては、各フランジの対向する面に錆が発生
し始めてガスケット部分に進行してくると、ガスケット
部分に設けた亜鉛部の犠牲陽極作用により鉄UA製であ
るフランジの腐食が防止され錆の進展はガスケット部分
で止まる。
(実施例) 本発明の詳細な説明する前に、本発明の経緯について説
明する。一般に雨水、海水、土壌は塩類を溶解しており
導電性のよい電解質となっているが、金属がこの電解質
に接触づるとき、その金属と電解質との界面に電位差を
生じる。
この電位差は金属の種類や組織、結晶の方向。
応力2表面の状態、付着皮膜の状態、そして温度などの
金属側の諸因子と、電解質の種類、イオン濃度、溶存ガ
ス′a度、電解質、比抵抗、液温、流速など、電解質側
の諸因子によって左右され、−見回質にみえる同一金属
体であってもその表面が電解質に接すると、これらの諸
因子の差異によって金属表面に無数の電位の責なる場所
を生じることになる。
これがいわゆる局部電池であって、ここでは電位の低い
部分(陽極)から、電位の高い部分、(陰極)へ金属中
を電子が移動し、この結果電子を失った陽極部の金属は
金属イオンとなって、電解質中に溶出する。換言すれば
金属面の陽極部がイオン化して溶解し、陰極部の金属面
は電子を受は溶解が抑えられる。
このように、腐食の根源は表面に生じる局部的な腐食電
池に基づくものであるから、次に述べる防蝕法の原理は
被防蝕体に外部から電流を流入させ、その中の陽極部と
陰極部の電位差を消滅させて゛すべて陰極部としてしま
い、被防蝕体の中で局部的な電気化学的反応をおこさな
いようにすることである。
金属にはその環境下で腐食され易さの序列が個有の乙の
としてあり、これを示したものがガルバニックシリーズ
である。表面の電位のマイナスが大ぎいものく卑な金属
)はどイオン化しやすく腐食されやすい。また電位のプ
ラスの大きいもの(肖な金属)はどイオン化し難く腐食
しにくい。
亜鉛(ま非常にイオン化しやすい金属であるので、鉄鋼
に電気的に接触すると亜鉛が腐食(異種金属接触腐食)
して鉄鋼を防蝕づ゛ることになる。いいかえると鉄に対
し亜鉛は犠牲陽極となる。
次に本発明を第1図ないし第3図に示す実施例を参照し
て説明する。まず第1図は例えば変圧器のような電器の
タンク20の1〜ツブフランジ11にガスケット12を
介してカバー21のフランジ部を締イ4ポル1〜14で
締着したガスケット密封部を示している。本実施例にお
いては、第2図に詳細を示すように亜鉛部1とトップフ
ランジ11およびカバー21のフランジ部とのの各々の
面を導電性の接着剤2で接合する。また、ガスケット1
2と亜鉛部1との面を接着剤3で接合する。ただし、ト
ップフランジ11およびカバー21のフランジ部の亜鉛
部1に接する面には塗装はせず亜!1@1に対向してい
ない部分には塗装をする。なお、亜鉛部1対向面も含め
で塗装を行う場合にはジンクリッチ塗料(亜鉛粉末を含
んだ導電性塗料)で塗装する。
このように構成された本発明の電器の密封装置によれば
、ガスケット12よりも外周に位置するトップフランジ
而11aおよびカバーのフランジ部面21aは塗装によ
り保護されているため、その塗装寿命までは防錆されて
いる。この部分の塗装寿命が過ぎると、この部分から錆
か発生し始めガスケツ1〜12の部分に進行してくる。
しかし、ガスケット12の部分は導電性接着2を介して
亜鉛部1がトップフランジ11およびカバー21のフラ
ンジ部を電気的に接触しているため、亜鉛部1の犠牲陽
極作用により鉄m製であるトップフランジ11およびカ
バー21のフランジ部の面は防蝕され錆の進展はガスケ
ット部分で止まる。
ただし、亜鉛部1が消耗してしまえば効果はなくなるが
、これはガスケット12による密封機能の面からガスケ
ットの劣化寿命に相当する年数(10〜20年)もてば
よい。実験によれば亜鉛部の厚みは数百ミクロン程度あ
ればよいことがわかった。
一方、亜鉛部1はフランジに接着されていることに加え
てガスケット12の復元力により更に長期間強く、安定
して密着されるので、フランジとの電気的接続を長期間
にわたって維持できる。。また、ガスケツI・12と亜
鉛部1を接合することにより、ガスケット12の締付け
た時の移動止めとなる。
以上のようにガスケット密封部の防錆力を向上すること
ができ、密封機能の面からみたこの部分の防錆寿命をガ
スケットの劣化寿命以上にすることができる。
第3図は本発明の他の実施例を示す。必要とする防錆寿
命により亜鉛部1の幅をガスケツ1〜12の幅よりも小
さくし、ガスケット12の外周側に部分的に接合して構
成したものである。
なお、上記各実施例はタンクとカバーのガスケット密封
部について説明したが、マンホール、配管など、他の対
向するフランジ間にガスケットを介在させるガスケット
密封部にも同様に適用できる。
[発明の効果コ 以上のように本発明においては、ガスケットとフランジ
との間に亜鉛部を青電性接着剤で接合したことにより、
この部分の防錆寿命を密封面から兄たガスク“ットの劣
化寿命以上に、向上させることができので、補修塗装の
インターバルを拡大することができ、機器運転の安定性
および経済性の向上が図れる。
更に、1d融亜鉛メツキには不向さ′な大形の部品でも
、また、部分的な処置や現地での補修に対しても施行が
容易で経済的2品質的に非常に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電器の密封装置の一実施例を示す断面
図、第2図はそのガスケット密封部を拡大して示す断面
図、第3図は本発明の他の実施例によるガスケット密封
部を拡大して示す断面図、第4図は変圧器を示す側面図
、第5図は従来のガスケット密封部を示す断面図である
。 1・・・亜Kl n@ e      2・・・導電性
接着剤3・・・接着剤、11・・何〜ツブフランジ11
a・・・トップフランジ面 12・・・ガスケット、13・・・接釘剤14・・・締
付ボルト、   20・・・タンク21・・・カバー 21a・・・カバーの7タンク面 (8733)代理人 弁理士 猪 股 祥 晃(はか 
1名) 第1図 第 2r2I 第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)対向するフランジ間にガスケットを介在して密閉
    する密封装置において、前記ガスケットと各フランジと
    の間に亜鉛箔を導電性接着剤を介して接合したことを特
    徴とする電器の密封装置。
  2. (2)ガスケットと亜鉛箔との間を接着剤で接合したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電器の密封
    装置。
JP9622287A 1987-04-21 1987-04-21 電器の密封装置 Pending JPS63262811A (ja)

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JP9622287A JPS63262811A (ja) 1987-04-21 1987-04-21 電器の密封装置

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JP9622287A JPS63262811A (ja) 1987-04-21 1987-04-21 電器の密封装置

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ID=14159208

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JP9622287A Pending JPS63262811A (ja) 1987-04-21 1987-04-21 電器の密封装置

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JP (1) JPS63262811A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011066107A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Daihen Corp 油入電気機器
CN103268805A (zh) * 2013-05-08 2013-08-28 嘉兴电力局 一种消除电力变压器箱沿螺栓异常发热故障的装置
CN105118614A (zh) * 2015-09-11 2015-12-02 江苏宏源电气有限责任公司 一种液浸式配电变压器油箱及其工艺连接方法

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