JPH02190468A - 時計用部品及びその製造方法 - Google Patents

時計用部品及びその製造方法

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JPH02190468A
JPH02190468A JP1040489A JP1040489A JPH02190468A JP H02190468 A JPH02190468 A JP H02190468A JP 1040489 A JP1040489 A JP 1040489A JP 1040489 A JP1040489 A JP 1040489A JP H02190468 A JPH02190468 A JP H02190468A
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JP
Japan
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plastic
parts
timepiece
thin
hand
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Pending
Application number
JP1040489A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Inoue
井上 邦弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラスチックで構成される時計用部品に関する
〔従来の技術〕
従来の時計用部品である時針、分針、秒針、文字盤等は
金属材からなっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし前述の従来技術では以下に示すような課題を有し
ている。
(1)金属材を加工することにより得るため低コストに
限界がきている。
(2)金属材を加工した部品は色の自由度がなくデザイ
ンが制約される。
(3)プラスチックムーブメントが使用出来ない。
そこで本発明は上記の課題を鑑みて行なうもので、その
目的とするところは成形された時計用プラスチック部品
に乾式メッキ法で金属及び酸化物を付着させることで上
記課題を容易に解決するところにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の時計用部品及びその製造方法は母材がプラスチ
ックからなる時計用部品において、前記プラスチックの
表面には金属及び酸化物が一層以上設けであることを特
徴とする。
本発明の時計用部品及びその製造方法はプラスチック上
に付着させる金属及び酸化物は乾式メッキ法で行なうこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本発明の上記の構成によればプラスチックの時B1用部
品に乾式メッキ法で金属及び酸化物を付着させることで
、針のような薄く小さな部品でも容易に製造が可能とな
る。
〔実施例−1〕 射出成形されたポリアセタール材のプラスチック針を抵
抗加熱蒸着法により、順次−酸化珪素、アルミニウム、
−酸化珪素を付着させ作製した。
このプラスチック針の断面構造図を第1図に示す。
第1図に於て1はポリアセタールの成形針、2は一酸化
珪素で0.05μm、3はアルミニウムで0.1μm、
4は一酸化珪素で0.1μmである。
この方法により出来たプラスチック針を時言(の本体に
セットし外観を確認したところ、従来の金属針と全く同
様に見え良好であった。更にこの時計を40°(:x9
0%の恒温槽に放置し信頼性を確認したところ20日間
以上何等問題なく信頼性の高いものであった。
〔実施例−2〕 実施例−1と同様の方法でポリアセタール材のプラスチ
ック針を作製した。この時使用した乾式メッキ装置は電
子ビーム蒸着機であり、プラスチック針上へ行なった膜
の構成と外観色イメージの状況を以下の表−1に示す。
表−1 上記の構成で作製したものは変形もなく、外観色も様々
なものが出来た。
〔実施例−3〕 第2図は射出成形後の時計用針の上面図であり21は針
部、5は支持体である。この射出成形後の物を蒸着機に
3段重ねでセットすると、今回用いた蒸着機には針数と
して1回あたり300本処理可能で金属針の単価4円に
比べ、〜3円程度で済みコストメリットが得られた。こ
の出来た針をプラスチックで構成されたムーブメントに
セットした腕時計の上面図を第3図に示す。第3図に於
て6はバンド、7はプラスチックケース、8はプラスチ
ック秒針、9はプラスチック時針、10は分針である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、プラスチック材に乾
式メッキ法により金属及び酸化物を一層以上設けること
で、時計部品の様に薄く小さい物でも容易に安価に作製
することが可能となり、また膜構成をコントロールする
ことで外観色も自在に選択可能という効果を有する。
なお、実施例に於てプラスチックの材質、プラスチック
上への膜構成及び厚みが記載されているが、これらは当
然限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプラスチック針の一実施例を示す主要
断面図。 第3図は本実施例に用いた射出成形後の針の外観図。 第3図は本発明のプラスチック針を腕時計に組み込んだ
上面図。 1・・・ポリアセタール打針 2.4・・・−酸化珪素 3・・・アルミニウム 5・・・支持体 6・・・バンド 7・・・プラスチックケース 8・・・プラスチック秒針 9・・・プラスチック時針 10・・・プラスチック分針 21・・・プラスチック針

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)母材がプラスチックからなる時計用部品において
    、前記プラスチックの表面には金属及び酸化物が一層以
    上設けられたことを特徴とする時計用部品。
  2. (2)プラスチック上に付着させる金属及び酸化物は乾
    式メッキ法により行なうことを特徴とする時計用部品の
    製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2410505A (en) * 2004-02-02 2005-08-03 Seiko Epson Corp Plastics ornament coated with metal and metal oxide

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2410505A (en) * 2004-02-02 2005-08-03 Seiko Epson Corp Plastics ornament coated with metal and metal oxide
GB2410505B (en) * 2004-02-02 2006-03-29 Seiko Epson Corp Ornament ornament manufacturing method and watch

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