JPH02189754A

JPH02189754A - 磁気テープ処理装置の制御方式

Info

Publication number: JPH02189754A
Application number: JP1010562A
Authority: JP
Inventors: Yoshitaka Aoki; 青木　義隆
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1989-01-18
Filing date: 1989-01-18
Publication date: 1990-07-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は磁気テープ処理装置の制御方式に関し、特に上
位装置からの命令を処理するデータ書込み方式に関する
。

〔従来の技術〕

交換型の記録媒体である磁気テープを使用する磁気テー
プ装置においては、磁気テープ装置間で磁気テープの互
換性が不可欠である。また、磁気テープは定速走行時に
書込み・読出しを行うため、磁気テープ上のデータが書
込まれる各データ間、すなわち、データ・ブロック間は
磁気テープの起動・停止のための加速・減速及び書込み
ヘッドと読出しヘッドの間隔等のばらつきを吸収する間
隙、すなわち、データ・ブロック間隙（以下インター・
ブロック・ギャップ：　１．Ｂ、Ｇと言う）と称する空
白部分を設ける必要があり、このインター・ブロック・
ギャップ長は国際規格として統一規格（規格幅）が定め
られている。

従来、この種の磁気テープ処理装置の制御方式において
は、実際の磁気テープ装置の場合、このインター・ブロ
ック・ギヤ・ツブの規格幅の中央値の近傍に設定されて
おり、磁気テープ装置のデータ書込み走行時にインター
・ブロック・ギャップ上で上位装置からの命令が送られ
てこない場合は、コマンド・オーバーランとして磁気テ
ープの走行を停止していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述のように従来の磁気テープ処理装置の制御方式では
、インター・ブロック・ギャップ長は規格幅の中央値の
近傍に設定されているので、コマンド・オーバーランに
よる磁気テープの走行停止検出は規格の最大値（最大幅
）の場合よりも小さく、したがって、磁気テープ装置が
コマンド・オーバーランとなる機会が多くなり、その都
度、磁気テープの走行を停止させ、磁気テープ上のデー
タ・ブロックを再度位置決めする必要がある。このため
磁気テープ装置のデータ処理効率が低下するという欠点
がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、磁気テープ処理装置が上位装置からの指令に
よって、磁気テープ装置に対する指令及びデータの授受
を行うインターフェイス部と、磁気テープにデータを書
込むためのライトデータ変調部と、前記磁気テープ装置
が磁気テープにデータ書込み時に、前記磁気テープ上の
インター・ブロック・ギャップ間で前記上位装置からの
データ書込み指令の無い場合を、コマンド・オーバーラ
ンとして検出するコマンド・オーバーラン検出部と、前
記インターフェイス部、前記ライトデータ変調部及び前
記コマンド・オーバーラン検出部を制御する制御部とを
備え、前記磁気テープ装置に対して前記コマンド・オー
バーランを検出した場合前記磁気テープの走行停止を指
令する磁気テープ処理装置の制御方式において、前記コ
マンド・オーバーラン検出部が前記インター・ブロック
・ギャップの予め定めた最大値までに前記データ書込み
指令の無かったとき、コマンド・オーバーランとするこ
とを特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。上
位装置ｌから磁気テープ装置５に対する読出し・書込み
指令はインターフェイス回路２内のレシーバ（図示せず
）を経由してマイクロプロセッサ７八入力される。マイ
クロプロセッサ７では前記読出し・書込み指令により、
インターフェイス回路４内のドライバ（図示せず）を経
由して磁気テープ装置５へ磁気テープの走行指令を出す
、磁気テープへのデータ書込みは、上位装置ｌから送出
されてくるデータをインターフェイス回路２を経由して
ライトデータ変調回路３へ入力する。ライトデータ変調
回路３はデータを所定のテープ・フォーマットに変調し
、インターフェイス回路４を経由して磁気テープ装置５
へ転送される。コマンド・オーバーラン検出回路６では
上位装置！からの書込み命令がテープ・フォーマットの
インター・ブロック・ギャップの規格の最大値までの間
に到達するかどうかを判定する。

第２図はコマンド・オーバーラン検出回路６を示すブロ
ック図である。

第３図はコマンド・オーバーラン検出回路６の各信号の
タイミングを表わすタイミングチャートである０時刻ｔ
！でフリップ・フロップｌＯの入力端子Ｓにはライトデ
ータ変調回路３から送出されるライト終了信号２２が入
力され、出力端子Ｑよりカウンタゲート信号２４が送出
される。カウンタゲート信号２４と内部のクロック信号
２１とはＡＮＤゲート１１で論理積となって出力されカ
ウンタ１２の入力端子ＣＫのカウント・アップ・クロッ
クの入力となり時刻１１よりカウントを開始する。カウ
ンタ１２でカウントした出力は出力端子Ｑよりデコーグ
１３へ入力される。また、デコーダ！３には予めインタ
ー・ブロック・ギャップ長の規格の最大値に相当する時
間内に、この場合、時刻１１から時刻ｔ３までの時間情
報が組込まれている。ここで、力みンタ１２の出力が予
め設定したインター・ブロック・ギャップ長の最大値に
相当する時間（時刻ｔ１から時刻ｔ３までの時間）内に
、すなわち、上位装置１からの書込み指令がテープ・フ
ォーマットのインター・ブロック・ギャップ間で到達し
た場合は、カウンタ１２はインターフェイス回路２から
のコマンド入力信号２３が時刻ｔ２にカウンタ１２の入
力端子Ｒへ入力されリセットされるので、カウンタゲー
ト信号２４の出力は停止し、デコーダ１３はオーバーフ
ロー信号２５を出力しない、しかしながら、上位袋ｆｌ
からの書込み指令が遅れてなり、または、書込み指令が
来なくて、カウンタ１２の出力が予め設定したインター
・ブロック・ギャップ長の最大値に相当する時間（時刻
ｔ１から時刻ｔ３までの時間）を超え、すなわち・、上
位装置１からの書込み指令がテープ・フォーマットのイ
ンター・ブロック・ギャップ間で到達しない場合は、カ
ウンタ１２の出力が継続してデコーダ１３へ送出される
ので、デコーダ１３はインター・ブロック・ギャップ長
の最大値を超えると、すなわち、時刻ｔ３でオーバーフ
ロー信号２５を出力し、フリップ・フロップ１４の入力
端子りへ入力される。フリップ・フロップ１４ではクロ
ック信号２１が入力端子ＣＫに入力されてサンプルホー
ルドし、時刻ｔ４でコマンド・オーバーラン信号２６を
出力する。このコマンド・オーバーラン信号２６を受け
てマイクロプロセッサ７はインターフェイス回路４を経
由して磁気テープ装置５へ磁気テープの走行停止指令を
出す、その後上位装置１からの書込み指令が遅れて到達
し、インターフェイス回路２からのコマンド入力信号２
３が時刻ｔ５にフリップ・フロップｌＯ，カウンタ１２
のそれぞれの入力端子Ｒへ入力されリセットされ、カウ
ンタゲート信号２４及びオーバーフロー信号２５は出力
は停止する。

第４図は本発明の詳細な説明するための磁気テープ上の
データ・ブロックとインター・ブロック・ギャップとの
配置を示す図である。第４図＜ａ）は通常の場合の磁気
テープ上に書込まれるデータ・ブロック群を示している
。ここで、もし上位装置からの書込み命令の到達するの
が遅くなった場合は、インター・ブロック・ギャップの
規格の最大値までの時刻までに書込み命令があれば第４
図（ｂ）のように書込まれる０丈な、インター・ブロッ
ク・ギャップの規格の最大値までの時刻までに書込み命
令が無ければコマンド・オーバーランとして、第４図（
ｃ）のように次のデータ・ブロックを書込む必要が無い
ものと判断し、磁気テープ走行を停止する。

第５図はマイクロプロセッサ７の動作を説明するフロー
チャートである。ステップ５１でマイクロプロセッサ７
は上位装置１から磁気テープ走行中の磁気テープ装置５
への読出し・書込み指令のコマンド入力を受けるか、ま
たは、コマンド入力を受けなければステップ５２でコマ
ンド・オーバーランとなるまでステップ５１．ステップ
５２の処理を繰り返している。ここで、もしもコマンド
・オーバーランとなると、ステップ５３でマイクロプロ
セッサ７が＠ｆＪ＃するハードウェア（この場合インタ
ーフェイス回路２，４及びライトデータ変調回路３を言
う）をリセットしてステップ５４で磁気テープ装Ｍ５に
対し磁気テープの走行停止を指示する。またステップ５
１″ｃ読出し・書込み指令のコマンド入力を受けると、
ステップ５５で磁気テープ走行中でなければ磁気テープ
走行指令を磁気テープ装置５へ出し、磁気テープ走行中
であれば書込み指令か否かを判断して、それが書込み指
令でなければステップ５３へ指示して磁気テープ装置５
へ磁気テープ走行停止指令を出し、書込み指令であれば
ステップ、５６でコマンド・オーバーランか否かを再度
確認し、コマンド・オーバーランであればステップ５３
へ指示し、そうでなければ、次のステップ５７でデータ
・ブロックのライトデータ受信のため、ライトデータ変
調回路３ヘデータの書込み開始を指令する。この後、ス
テップ５８でデータ・ブロックの書込み終了を待ち、更
に、ステップ５９でデータ・エラーか否かを判断して、
もしデータ・エラーしていればステップ５３へ指示し、
磁気テープ走行停止指令を磁気テープ装置５へ出して異
常終了とし、データ・エラーしていなければステップ６
０で前記ハードウェアをリセットして、その次の読出し
・書込み命令を受けるか、コマンド・オーバーランとな
るまで待機している。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の磁気テープ処理装置の制
御方式によれば、インター・ブロック・ギャップ長を所
望の値に定めることができ、規格幅の最大値に設定する
ことによって、上位装置からデータ書込みし指令の到達
するのが遅くなっても、磁気テープ装置がコマンド・オ
ーバーランになる機会は少なくなるため、磁気テープ走
行を停止させて磁気テープ上のデータ・ブロックの再位
置決めを行う回数も減り、磁気テープ装置のデータ処理
効率を上げる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
コマンド・オーバーラン検出回路６のブロック図、第３
図はコマンド・オーバーラン検出回路６のタイミングチ
ャート、第４図は本発明の詳細な説明するための磁気テ
ープ上のデータ・ブロックとインター・ブロック・ギャ
ップとの配置を示す図及び第５図はマイクロプロセッサ
の動作を説明するフローチャートである。 ■・・・上位装置、２．４・・・インターフェイス回路
、３・・・ライトデータ変調回路、５・・・磁気テープ
装置、６・・・コマンド・オーバーラン検出回路、７・
・・マイクロプロセッサ、１０．１４・・・フリップ・
フロップ、１１・・・ＡＮＤゲート、１２・・・カウン
タ、１３・・・デコーダ、２１・・・クロック信号、２
２・・・ライト終了信号、２３・・・コマンド入力信号
、２４・・・カウンタゲート信号、２５・・・オーバー
フロー信号、２６・・・コマンド・オーバーラン信号。

Claims

【特許請求の範囲】

　磁気テープ処理装置が上位装置からの指令によつて、
磁気テープ装置に対する指令及びデータの授受を行うイ
ンターフェイス部と、磁気テープにデータを書込むため
のライトデータ変調部と、前記磁気テープ装置が磁気テ
ープにデータ書込み時に、前記磁気テープ上のインター
・ブロック・ギャップ間で前記上位装置からのデータ書
込み指令の無い場合を、コマンド・オーバーランとして
検出するコマンド・オーバーラン検出部と、前記インタ
ーフェイス部、前記ライトデータ変調部及び前記コマン
ド・オーバーラン検出部を制御する制御部とを備え、前
記磁気テープ装置に対して前記コマンド・オーバーラン
を検出した場合前記磁気テープの走行停止を指令する磁
気テープ処理装置の制御方式において、前記コマンド・
オーバーラン検出部が前記インター・ブロック・ギャッ
プの予め定めた最大値までに前記データ書込み指令の無
かったとき、コマンド・オーバーランとすることを特徴
とする磁気テープ処理装置の制御方式。