JPH0218958Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218958Y2 JPH0218958Y2 JP11531684U JP11531684U JPH0218958Y2 JP H0218958 Y2 JPH0218958 Y2 JP H0218958Y2 JP 11531684 U JP11531684 U JP 11531684U JP 11531684 U JP11531684 U JP 11531684U JP H0218958 Y2 JPH0218958 Y2 JP H0218958Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ray
- voltage
- correction
- output
- differential amplifier
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- X-Ray Techniques (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はX線制御の分野で利用される。
本考案は、X線検出器の出力を積分した値が、
管電圧補正回路の出力により決まる値に合致した
ときに、X線管装置へX線しや断信号が送られる
ようにしたX線自動露出制御装置に関する。
管電圧補正回路の出力により決まる値に合致した
ときに、X線管装置へX線しや断信号が送られる
ようにしたX線自動露出制御装置に関する。
(ロ) 従来技術
X線自動露出制御回路、とくにその中のX線管
補正回路においては、X線管電圧の高低によつて
制御回路の感度を変えて、適正露出を達成しなけ
ればならないが、この感度の補正が十分かつ適正
に行なわれている従来例は見あたらない。この理
由は、X線透過にかかる検出器の構成部材や特性
が一定でなく、それぞれのシステムに十分対応し
た回路方式及び調整方式が採用されていないこと
が指適される。
補正回路においては、X線管電圧の高低によつて
制御回路の感度を変えて、適正露出を達成しなけ
ればならないが、この感度の補正が十分かつ適正
に行なわれている従来例は見あたらない。この理
由は、X線透過にかかる検出器の構成部材や特性
が一定でなく、それぞれのシステムに十分対応し
た回路方式及び調整方式が採用されていないこと
が指適される。
(ハ) 目的
本考案の目的は、X線透過にかかるX線検出器
の構成部材、例えば、テーブルトツプ、グリツ
ド、ホトピツクアツプ枠、シンチレータ、フイル
ム、スクリーンあるいはイメージ インテンシフ
アイヤ(I.I)など、種類やその特性がどのよう
に組合わされても、X線管電圧の高低によつても
十分な補正が可能で、最適調整も可能な回路方式
を簡単な構成により組込んだ、X線自動露出制御
装置を提供することである。
の構成部材、例えば、テーブルトツプ、グリツ
ド、ホトピツクアツプ枠、シンチレータ、フイル
ム、スクリーンあるいはイメージ インテンシフ
アイヤ(I.I)など、種類やその特性がどのよう
に組合わされても、X線管電圧の高低によつても
十分な補正が可能で、最適調整も可能な回路方式
を簡単な構成により組込んだ、X線自動露出制御
装置を提供することである。
(ニ) 構成
前記の目的は、管電圧補正回路がゲインを十分
大きくした差動増幅器を具有して、その出力に順
方向のダイオードと可変抵抗を介挿して、正の補
正電圧を、他方、逆方向のダイオードと別の可変
抵抗を介挿して、負の補正電圧をそれぞれ調整可
能に検出することにより、達成できる。
大きくした差動増幅器を具有して、その出力に順
方向のダイオードと可変抵抗を介挿して、正の補
正電圧を、他方、逆方向のダイオードと別の可変
抵抗を介挿して、負の補正電圧をそれぞれ調整可
能に検出することにより、達成できる。
(ホ) 実施例
本考案の好適な実施例は、図面に基いて説明さ
れる。
れる。
第3図は、従来例においても共通であるX線自
動露出制御回路の基本回路ブロツク図である。図
において、1はX線検出器、2はその出力電流ip
を積分する積分器、3はバイアス電圧設定回路、
4は管電圧補正回路、5は合成器で、回路3,4
の各出力を合成する。6は比較器であり、その出
力OUT1が、図示しないX線管装置へX線しや
断信号として送られる。
動露出制御回路の基本回路ブロツク図である。図
において、1はX線検出器、2はその出力電流ip
を積分する積分器、3はバイアス電圧設定回路、
4は管電圧補正回路、5は合成器で、回路3,4
の各出力を合成する。6は比較器であり、その出
力OUT1が、図示しないX線管装置へX線しや
断信号として送られる。
第1図が本考案の1実施例要部となる管電圧補
正回路図であり、第2図は本考案による管電圧・
補正電圧の特性例図である。
正回路図であり、第2図は本考案による管電圧・
補正電圧の特性例図である。
第1図において、入力aが、第2図に示すF点
に相当する折れ点を決める信号であり、入力bは
管電圧比例制御電圧である。7は差動増幅器であ
り、第2図に示すG及びHの各点で飽和値(+
S、−S)に達するように、大きなゲインを持た
せてある。8及び9はダイオードであり、前述の
F点を境として正負の補正電圧を発生させる。差
動増幅器7のゲインが大きいので、出力電圧Cの
うち、ダイオードの順方向降下分は、殆んど無視
できる。つまり、補正すべき管電圧に不感部分が
なくなる。ここに、ゲインを大きくして、制御内
で故意に飽和値に達するようにした意図がある。
に相当する折れ点を決める信号であり、入力bは
管電圧比例制御電圧である。7は差動増幅器であ
り、第2図に示すG及びHの各点で飽和値(+
S、−S)に達するように、大きなゲインを持た
せてある。8及び9はダイオードであり、前述の
F点を境として正負の補正電圧を発生させる。差
動増幅器7のゲインが大きいので、出力電圧Cの
うち、ダイオードの順方向降下分は、殆んど無視
できる。つまり、補正すべき管電圧に不感部分が
なくなる。ここに、ゲインを大きくして、制御内
で故意に飽和値に達するようにした意図がある。
この出力Cのうち、正の部分の1部を検出抵抗
11により補正電圧としたのが、第2図のEの勾
配線であり、また負の部分の1部を検出抵抗10
により補正電圧としたのが、第2図のDの線であ
る。D,Eの各補正電圧を最初から出力Cとして
得ようとすると、ダイオードの順方向下降分が含
まれて、肝心の折れ点F近辺で、管電圧を変えて
も、補正電圧が変化しないということになるが、
本考案では、この問題は、前述のように解決され
る。図示のOUT2は、合成回路5の入力端子に
つながる。
11により補正電圧としたのが、第2図のEの勾
配線であり、また負の部分の1部を検出抵抗10
により補正電圧としたのが、第2図のDの線であ
る。D,Eの各補正電圧を最初から出力Cとして
得ようとすると、ダイオードの順方向下降分が含
まれて、肝心の折れ点F近辺で、管電圧を変えて
も、補正電圧が変化しないということになるが、
本考案では、この問題は、前述のように解決され
る。図示のOUT2は、合成回路5の入力端子に
つながる。
なお、D及びEの勾配は、容易に調整でき、さ
らに高い管電圧と低い管電圧の点では、再度、勾
配を補正してあるので、どんな組合わせにでも、
対応できる補正信号を発生出力できる。
らに高い管電圧と低い管電圧の点では、再度、勾
配を補正してあるので、どんな組合わせにでも、
対応できる補正信号を発生出力できる。
また、第1図の実施例において、入a,bを相
互に交換することにより、補正信号の傾斜を逆転
させることができるので、自動露出制御回路内に
おいて、その管電圧特性が逆になつても、最適露
出が達成できる。
互に交換することにより、補正信号の傾斜を逆転
させることができるので、自動露出制御回路内に
おいて、その管電圧特性が逆になつても、最適露
出が達成できる。
(ヘ) 効果
本考案は、X線検出器の構成部材が変わつて、
補正特性に変化が生じても、適切な補正曲線が得
られ、定濃度の自動露出制御が可能であり、また
管電圧の高い点と低い点での補正曲線の傾むき再
補正は、増幅器の飽和点を利用しているので、新
たな調整作業が不要であるという効果を奏する。
補正特性に変化が生じても、適切な補正曲線が得
られ、定濃度の自動露出制御が可能であり、また
管電圧の高い点と低い点での補正曲線の傾むき再
補正は、増幅器の飽和点を利用しているので、新
たな調整作業が不要であるという効果を奏する。
第1図は、本考案の1実施例を示す要部回路
図、第2図は本考案による管電圧・補正電圧特性
例図、第3図は本考案及び従来例に共通な基本回
路ブロツク図である。 7は差動増幅器、8と9はダイオード、10と
11は検出抵抗である。
図、第2図は本考案による管電圧・補正電圧特性
例図、第3図は本考案及び従来例に共通な基本回
路ブロツク図である。 7は差動増幅器、8と9はダイオード、10と
11は検出抵抗である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) X線検出器の出力を積分した値が、管電圧補
正回路の出力により決まる値に達したときに、
X線管装置にX線しや断信号が送られるように
したX線自動露出制御装置において、管電圧補
正回路がゲインを十分大きくした差動増幅器を
具有して、その出力に順方向のダイオードと可
変抵抗とを介挿して正の補正電圧が、他方逆方
向のダイオードと別の可変抵抗とを介挿して、
負の補正電圧がそれぞれ調整可能に検出される
ようにしていることを特徴とする、X線自動露
出制御装置。 (2) 差動増幅器の反転入力と非反転入力を入れ換
えて、補正方向を変えたことを特徴とする、実
用新案登録請求の範囲第1項に記載のX線自動
露出制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11531684U JPS6131000U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | X線自動露出制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11531684U JPS6131000U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | X線自動露出制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6131000U JPS6131000U (ja) | 1986-02-25 |
JPH0218958Y2 true JPH0218958Y2 (ja) | 1990-05-25 |
Family
ID=30674292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11531684U Granted JPS6131000U (ja) | 1984-07-27 | 1984-07-27 | X線自動露出制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6131000U (ja) |
-
1984
- 1984-07-27 JP JP11531684U patent/JPS6131000U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6131000U (ja) | 1986-02-25 |
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