JP2523056B2 - 制御回路 - Google Patents

制御回路

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JP2523056B2 JP2287481A JP28748190A JP2523056B2 JP 2523056 B2 JP2523056 B2 JP 2523056B2 JP 2287481 A JP2287481 A JP 2287481A JP 28748190 A JP28748190 A JP 28748190A JP 2523056 B2 JP2523056 B2 JP 2523056B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、主制御と副制御により被制御回路を制御す
る制御回路に関するもので、特に主制御と副制御とのト
ータルの制御量を制限することが出来る制御回路に関す
る。
(ロ)従来の技術 主制御と副制御の2つで被制御回路を制御するものと
してテレビジョン受像機の輝度レベルの調整がある。第
2図は、そのような制御回路を示すもので視聴者が好み
により手動で輝度信号レベルを調整する主制御と、ABL
(自動輝度制限)回路により、自動的に輝度信号のレベ
ルを調整する副制御との場合である。第2図で、ABL回
路が働かないような通常動作時には、入力端子(1)か
らの映像信号が輝度調整回路(2)で好みのレベルに調
整された後、映像増幅トランジスタ(3)で増幅され、
更にRGB出力回路(4)で3つの色差信号と各々混合さ
れる。その結果、R,G,Bの原色信号がブラウン管(5)
のカソード電極に印加される。この時、ダイオード
(6)を図示の方向に流れるアノード電流IAは、所定値
以下の小さい値である。すると、トラジスタ(7)のエ
ミッタ電圧VEは、高い値となっており、トランジスタ
(7)はオフしている。
この状態から何らかの理由により、輝度が異常に上が
り過ぎたとすると、前記アノード電流IAが増加し、ある
所定値を超えたとする。すると、前記電圧VEが低下し、
トランジスタ(7)がオンし始める。すると、映像増幅
トランジスタ(3)のベース電圧が低下し、RGB出力回
路(4)を介してブラウン管(5)内のカソード電極電
圧を低下させる。
従って、第2図の回路では、手動と自動の2つの制御
系で輝度レベルを制御している。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、第2図の回路では手動と自動の2つの
制御が無関係に独立して行なわれる為、トータルの制御
量が設定されていなかった。その為、過大な制御が行な
われる場合があり、画質上好ましくなかった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、エミッタ
が共通接続された第1及び第2のトランジスタから成
り、該第1及び第2のトランジスタのベース間に主制御
信号を印加し、前記第1のトランジスタのコレクタから
第1の制御信号を発生する第1の差動増幅器と、前記第
2のトランジスタのコレクタ電流と前記第1のトランジ
スタのコレクタ電流との差を検出する検出手段と、該検
出手段の出力電流を動作電流とし、副制御信号に応じて
前記動作電流を分流し、分流したものを第2の制御信号
として発生する第2の差動増幅器と、前記第1及び第2
の制御信号が加算されて供給される被制御回路と、から
成ることを特徴とする。
(ホ)作用 本発明に依れば、主制御を行なう第1の差動増幅器の
2つの出力信号の差を検出し、その検出出力を副制御を
行なう第2の差動増幅器の動作電流源としている。その
為、前記第1の差動増幅器の2つの出力信号の差の値を
設定することで、主制御及び副制御による最大の制御量
が設定できる。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(8)
はエミッタが共通接続された第1及び第2のトランジス
タ(9)及び(10)から成る第1差動増幅器、(11)は
エミッタが共通接続された第3及び第4のトランジスタ
(12)及び(13)から成る第2差動増幅器、(14)は第
1の制御信号が印加される第1の制御端子、(15)は第
1乃至第3電流ミラー回路(16)乃至(18)から成る減
算回路、(19)は前記減算回路(15)の出力電流を反転
する第4電流ミラー回路、(20)は前記第4電流ミラー
回路(19)の出力電流を第2の制御端子(21)からの第
2の制御信号に応じて分流する第3差動増幅器、及び
(22)は被制御回路である。
第1図において、第1の制御信号VCTL1が主制御信号
であり、第2の制御信号VCTL2が副制御信号である。主
制御の第1の制御信号VCTL1は、一旦ある直流電圧に設
定されると、その状態を継続し、この状態で副制御の第
2の制御信号VCTL2が加わるとする。第1の制御信号V
CTL1に応じて第1トランジスタ(9)のコレクタには電
流ICTL1が、第2トランジスタ(10)のコレクタには電
流I1が流れる。同様に第3トランジスタ(12)のコレク
タには電流I1が、第4トランジスタ(13)のコレクタに
は電流ICTL1が流れる。すると、減算回路(15)内のト
ランジスタ(23)のコレクタには電流I1が、トラジスタ
(24)のコレクタには電流ICTL1が流れるので、出力端
Aに流れる電流ΔIは、 ΔI=I1−ICTL1 ……(1) となる。ここで、第1の制御信号VCTL1は、基準電源(2
5)の基準電圧Vrefより高く設定し、電流I1の方が電流I
CTL1より大であれば前記電流ΔIは、正の値となる。第
1及び第2定電流源(26)及び(27)の電流値をI0とす
ると、前記電流I1は、 I1=I0−ICTL1 ……(2) と表わされ、第(1)式の電流ΔIは、 ΔI=I0−2ICTL1 ……(3) となる。第4電流ミラー回路(19)の入出力間の電流ミ
ラー比をn:1とすると、第3差動増幅器(20)を構成す
るトランジスタ(28)及び(29)の共通エミッタに流れ
る電流はΔI/nとなる。第2の制御端子(21)からの第
2の制御信号VCTL2に応じてトランジスタ(28)のコレ
クタに流れる電流をICTL2とすると、電流ICTL2は0から
ΔI/nまでの変化範囲を有することになる。ここで、前
記ミラー比nを2とすると電流ICTL2は、 となる。つまり、第2の制御信号VCTL2によって第3差
動増幅器(20)は、最大で第(4)式の値の電流を制御
出来る。その為、被制御回路(22)に流れる電流(I
CTL1+ICTL2)は、 となる。第(5)式から明らかなように被制御回路(2
2)に流れる電流は、主制御と副制御によるトータルで
最大I0/2となり、トータルの制御量を制限することが出
来る。即ち、第1差動増幅器()のバランス状態を限
界とした制御が可能である。
第1図の第1の制御信号VCTL1を手動の輝度調整信
号、第2の制御信号VCTL2をABL回路からの制御信号と
し、被制御経路(22)を輝度調整の被制御回路で抵抗負
荷とすると、輝度調整の特性は、第3図の如くなる。第
3図で、ビーム電流の値が小さく前記信号VCTL2が大き
な値であり、トランジスタ(28)がオフ、トランジスタ
(29)がオンであるとすると、電流ICTL2は0であるの
で、電流ICTL1のみによって定まる輝度レベルで一定の
値となっている。この状態からビーム電流の値が増加
し、前記信号VCTL2が低下すると、前記電流ICTL2が流れ
始め、輝度レベルが徐々に低下する。更にビーム電流が
増加するが、電流ICTL2は所定値以上増加せずトータル
の電流はI0/2で制限され、輝度レベルも一定値で制限さ
れる。
上述の例では電流の最大値がI0/2であったが、これよ
り大きくすることも小さくすることも第4電流ミラー回
路(19)のミラー比を変えることで可能である。例え
ば、ミラー比を3:1にするならば第1図の電流ICTL2の最
大値が低下することになり、第3図での制限値(I0/2)
より高いレベルで制限される。逆にミラー比を1:1にす
るならば、前記電流ICTL2の最大値が増加し、第3図の
制限値より低いレベルでの制限が可能となる。
第3図の制限値を変える方法には減算回路(15)によ
るものでも良い。例えば、トランジスタ(23)及び(2
4)をマルチコレクタ型の構成にして、一部のコレクタ
出力を利用しても良い。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明は依れば主制御側の設定によ
り、主制御と副制御によるトータルの制御量を制限する
ことが出来る。又、本発明に依ればトータルの制御量の
値を電流ミラー回路のミラー比を変えるだけで簡単に変
更することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、第2図は、
従来のテレビジョン受像機を示す回路図、及び第3図は
第1図の説明に供する為の特性図である。 ()……第1差動増幅器、(15)……減算回路、(1
9)……第4電流ミラー回路、(20)……第3差動増幅
器、(22)……被制御回路。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタが共通接続された第1及び第2の
    トランジスタから成り、該第1及び第2のトランジスタ
    のベース間に主制御信号を印加し、前記第1のトランジ
    スタのコレクタから第1の制御信号を発生する第1の差
    動増幅器と、 前記第2のトランジスタのコレクタ電流と前記第1のト
    ランジスタのコレクタ電流との差を検出する検出手段
    と、 該検出手段の出力電流を動作電流とし、副制御信号に応
    じて前記動作電流を分流し、分流したものを第2の制御
    信号として発生する第2の差動増幅器と、 前記第1及び第2の制御信号が加算されて供給される被
    制御回路と、 から成ることを特徴とする制御回路。
  2. 【請求項2】前記検出手段と前記第2の差動増幅器との
    間に電流ミラー回路が接続されていることを特徴とする
    請求項第1項記載の制御回路。
  3. 【請求項3】前記電流ミラー回路のミラー比はn:1(n
    は正の整数)であることを特徴とする請求項第2項記載
    の制御回路。
  4. 【請求項4】前記第1の制御信号は、テレビジョン受像
    機における輝度調整信号であり、前記第2の制御信号は
    テレビジョン受像機における自動輝度制限信号であるこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の制御回路。
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