JPS6025178Y2 - 画面振幅制御回路 - Google Patents

画面振幅制御回路

Info

Publication number
JPS6025178Y2
JPS6025178Y2 JP9158580U JP9158580U JPS6025178Y2 JP S6025178 Y2 JPS6025178 Y2 JP S6025178Y2 JP 9158580 U JP9158580 U JP 9158580U JP 9158580 U JP9158580 U JP 9158580U JP S6025178 Y2 JPS6025178 Y2 JP S6025178Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
current
transistor
screen
change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9158580U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5714562U (ja
Inventor
清 高橋
Original Assignee
株式会社東芝
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
Priority to JP9158580U priority Critical patent/JPS6025178Y2/ja
Publication of JPS5714562U publication Critical patent/JPS5714562U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6025178Y2 publication Critical patent/JPS6025178Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は画面振幅制御回路に係り、特にテレビジョン受
像機に於ける画面の振幅が電源電圧や受像管陽極電圧の
変化によって変化するのを補正し、常に一定の画面振幅
となるように制御する画面振幅制御回路に関する。
一般に、テレビジョン受像機に於いては受像管の電子銃
から電子ビームを発射し、偏向コイルに鋸歯状波の偏向
電流を流すことによってこれを偏向腰受像管の螢光膜ス
クリーンに画面を得ていることは周知の通りである。
ここで、画面の振幅は偏向コイルに流れる偏向電流の大
きさに比例し受像管陽極電圧の平方根にほぼ逆比例する
こともよく知られている通りである。
なお、この場合偏向コイルに流れる偏向電流は偏向回路
に供給される直流電源電圧に比例する。
そして、この直流電源電圧は商用交流電源電圧を整流し
、安定化電源回路等で安定化して得るのが一般的である
しかしながら、一般のテレビジョン受像機の場合電源の
利用率を極力大きくするために商用交流電源電圧を得る
ことが出来るようにはなっていないのが普通で、例えば
商用交流電源電圧が90V−110Vまでばらついたと
しても、多くお場合95V以下では直流電源電圧を安定
化できず電圧低下を招いてしまう。
このように直流電源電圧が低下すると偏向電流が減少し
、画面の振幅が小さくなってしまう。
また、受像管陽極電圧な一般にフライバックパルスを昇
圧、整流して得ているが、その負荷変動特性は一般的に
は受像管陽極電圧の変化に対して10%程度の変化とな
る。
このため受像管の陽極電流を減らして画面を暗くすると
陽極電圧が上昇するので、その結果画面振幅が小さくな
ってしまう。
以上述べたように、テレビジョン受像機に於いては電源
電圧が画面の明るさによって画面振幅が変化するので、
それによって画面が欠けないようにあらかじめ10%〜
13%程度オーバースキャンしておく。
その結果、画面振幅は必要以上に大きくなるのでスクリ
ーンに映し出される情報量が欠損したり、明るさがスキ
ャン幅に反比例する事から画面が暗くなってしまう等の
不具合を生じてしまつ。
本考案は上述した点にかんがみ、電源電圧が画面の明る
さによって画面振幅が変化するのを補正し、常に画面振
幅が一定となるようにすることによってオーバースキャ
ン量を減らし、画面品位を向上させるようにした画面振
幅制御回路を提供することを目的とする。
以下、本考案を図示の実施例について説明する。
第1図は本考案の一実施例に係る画面振幅制御回路の回
路構成図を示すもので、同図中Q1〜Q4はトランジス
タ、R1−R9は低抗器、T□は可飽和リアクタ、WP
は可飽和リアクタT□の制御巻線、W、は図示しない偏
向コイルに直列に接続される可飽和リアクタT□の被制
御巻線である。
かかる構成に於いて、可飽和リアクタT1は制御巻線W
Pに流れる直流電流を制御することによって被制御巻線
Wsのインダクタンスを制御するようになっている。
なお、Vlは受像管の陽極電圧またはそれに変化が依存
する電圧であり、V2は偏向回路に供給される直流電源
電圧またはそれに変化が依存する電圧である。
トランジスタQ□及びトランジスタQ2は差動増幅器を
構威し、トランジスタQ□のコレクタに得られる出力信
号をトランジスタQめベースに加え、トランジスタらと
トランジスタQ、で増幅して得られる出力電圧V4をト
ランジスタQ2のベースに低抗R7を介して帰還させて
いる。
このように接続した場合、トランジスタQ1のベース電
EV、とトランジスタQ2のベース電圧はほぼ等しくな
り となる。
また であり、出力電圧■、は となり、 である。
そして第1の場合、電流I3は矢印の方向に流れている
がこれ□は電流がI□>I2の場合であり、電流がI□
くちの場合は電流I3は矢印と逆方向に流れ、電流が1
1=12ならば電流l3=0となり電圧V3′=V4と
なる。
従って初期状態のバイアス状態、つまり電圧V4の値は
(2)〜(5)式かられかるように抵抗R5,R6,R
7の抵抗値を選定することにより任意に設定できる。
ここで振幅制御動作について説明する。
今仮に陽極電圧V□が上昇したとすると、(1)式より
電圧V3′が上昇する。
もの結果(2)式より電流11が減少し、(3)式より
電流I2が増加するから、(5)式より電流I3が減少
し、(4)式より電圧V、が上昇するので制御巻線W、
に流れる電流りが増加し、被制御巻線Wsのインダクタ
ンスが小さくなり偏向電流が増加して陽極電圧上昇に伴
なう画面振幅の減少を補正できる。
次に、電源電圧■2が低下したとすると(2)式より電
流11が減少し、(3)式より電流I2は変化せず、従
って(5)式より電流I3が減少するから(4)式より
電[fV、は上昇することがわかる。
このため、電圧V1上昇時と同様に偏向電流が増加して
電源電圧低下に伴なう画面振幅の減少を補正できる。
次に、電圧V1の変化に伴なう電圧■3′の変化量をΔ
■3′とし、電圧■2の変化量をΔV2とし、これらΔ
V3′、ΔV2の変化に対する電圧V、の変化量ΔV、
がどのようになるか求める。
前述した動作説明より、まずΔV2に対しては電流■1
= ’2t 13の変化は 故に、 となり、 よって となる。
従って、式、(9)式より Δ■2に対する電圧利得GAは(6) となる。
次に、Δv3′に対しては、電流11t I2= I3
の変化は となる。
ところで、Δ11に負符号が付くのは動作説明よりΔI
2と逆方向に増減することを意味するためである。
またであるから(11)〜(14)式より となり、 これを整理すると となる。
従ってΔV3′に対する電圧利得GBはとなり、(10
)式よりR71R6=GAであるからとなる。
以上の(1)〜(16’)式の説明より、抵抗R5,R
6,R7の値を変えることにより回路の初期バイアス状
態と電圧利得GA、GBを変えることができる。
これを換言すれば、GA9 GBを任意に設定しようと
すると、初期バイアス状態も、変化するので必ずしもバ
イアス状態とGA、GBを理想状態に両立し得ない場合
が多分にあり得ることがわかる。
また別の問題点として、(16’)XよりG、は必ずG
Aよりも大きくなることが挙げられる。
まず、後者の問題点については一般的な条件から次のよ
うに解決目安を得る。
一般的に電圧V1の変化も電圧V2の変化も各々10%
程度の変化に対して振幅制御動作がなされればよい。
第1図の回路構成から判断して必ずV2 >Va ’で
あるから、各々の10%の変化量をそれぞれΔV2.Δ
V3′とする必ずΔV2>ΔV3′となる。
従って、ΔV3′に対する利得GBがΔV2に対する利
得GAよりも大きくてもよい可能性を生じる。
一方、前者の問題点に対しては、もし仮にバイアス状態
を変えないでGA、GBを変える手段もしくはGA、G
Bを変えないでバイアス状態を変える手段があれば解決
されることになり、それは後者の問題点を緩和すること
にもなる。
次に、上記した前者の問題点を解決すべく考えられた本
考案の他の実施例について第2図の回路構成図に基づい
てこれを説明する。
第2図の構成が第1図と異なる点は、抵抗R6と直列に
ツェナーダイオードD1が接続されていることである。
ちなみに、第2図ではツェナーダイオードD1を用いる
場合を例示しているが、ダイオードの順方向電圧降下を
利用したものまたは両者を組も合わせた定電素子でもよ
い。
かかる構成に於いて、今ツェナーダイオードD1のカソ
ード電圧をv2とすると、抵aR6に流れる電流はI2
は となる。
ここで、抵抗R6の抵抗値を第1図の構成の場合よりも
小さくして電流I2が第1図と第2図の場合で同一値に
なるようにすればバイアス状態を変化させないで済む。
この時、(1α式よりGAは変化せず、(16’)より
Gaのみを大きくすることができることがわかる。
従って、電圧■2の値を変えることにより電流I2が一
定となるように抵抗R6を変えてGBを可変とすること
ができる。
一方、第3図は抵拐B5と直列にツェナーダイオードD
1を接続した本考案の別の実施例を示す回路構成図で、
第3図の場合もツェナーダイオードD1は第2図で説明
したと同様の定電圧素子である。
この場合となり、電流1□が第1図の場合と同じになる
ように抵抗R5を小さくすればバイアス状態は変化せず
(16拭、(16’)式からGA、GBが大きくなるこ
とがわかる。
この時(16’)式から利得の変化率としてはGAの方
が大きいことがわかる。
例えば抵抗R3を1/2にしてGAを2倍にしてもR7
/R6は一定であるからGBは2倍にはならない。
次に、第4図に本考案の別の実施例に係る画面振幅制御
回路の回路構成図を示すが、これはトランジスタQ5、
抵抗R1o、R□1、ダイオードD2、D3からなる回
路が第1図の回路に追加接続された構成となっている。
かかる構成に於いてダイオードD2.D3の順方向電圧
とそれぞれvPとするとトランジスタQ5のベースとダ
イオードD2のアノードには2Vpなる電圧が加わり、
トランジスタQ5のベース・エミッ夕闇電圧VBWと電
圧Vpがほぼ等しいとする可変抵抗器R1oにはVpな
る電圧が加わるから、トランジスタqのエミッタ電流■
はVF ・・・・・・(19)■・=
厄 となり、トランジスタQ5のベース電流をIBとすると
トランジスタqのコレクタ電流は I o” I E I B ””
”(20)となる。
この様に、トランジスタQのコレクタに電流I。
が流れることによって抵抗R2の電流が増加するから電
圧V3が上昇し、■3′も上昇する。
この時、(2)〜(5)式より出力電圧V4が上昇する
ことがわかる。
すなわち、第4図の回路構成によれば電圧利得を変えず
にバイアス状態を変えることができる訳で、この場合抵
抗R5〜R2でGA、GBを任意に設定した結果電圧V
、が低くなってしまった時に抵抗R1oを可変して電圧
V4を上昇させることができる。
なおトランジスタqのコレクタ出力インピーダンスはき
わめて高インピーダンスとなるので、電圧V1の変化を
ΔV3として検出する比率はほぼ左となり、抵抗R1o
、R1□、トR□+R2 ランジスタQ5、ダイオードD2.D3、からなる回路
を追加した影響は無視できる。
次に、第5図はトランジスタQ5、ダイオードD2.D
3、抵抗R1o、R11からなる電流調節回路をトラン
ジスタQ1のベースとアース間に接続して威る本考案の
更に別の実施例を示す回路構成図である。
かかる構成によれば、トランジスタ込のコレクタ電流が
流れると、電圧V3が下がり電圧V3′が下がるため、
電、IEV4が下がることになる。
この場合、抵w5〜R7でGA、GBを任意に設定した
結果、電EEV4が高くなってしまった時にも、抵抗R
IOを可変して電圧■4を下げることができる。
上述の第4図、第5図の実施例は第1図の回路と電流調
節回路を組み合わせたものであるが、第2図、第3図の
回路と電流調節回路を組み合わせることも当然可能であ
り、更に第4図と第5図の回路を組み合わせて電流調節
回路を2つ設ければ電圧V4を任意に調整できることを
勿論である。
以上述べたように本考案によれば、テレビジョン受像機
に於ける画面振幅が電源電圧や明るさによって変化する
のを補正し、常に一定の画面振幅が得られるのでオーバ
ースキャンを減らすことができ、スクリーン上により多
くの情報量を映し出すことができ、また同一の高圧電力
では明るいひきしまった画像を得ることができ、偏向電
力の軽減にも効果的な画面振幅制御回路を得ることが出
来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のづ実施例に係る画面振幅制御回路を示
す回路構成図、第2図、第3図、第4図、第5図はそれ
ぞれ本考案の他の実施例に係る画面振幅制御回路を示す
回路構成図である。 Q1〜Q4・・・・・・トランジスタ、T□・・・・・
・可飽和リアクタ1.WP・・・・・・制御巻線、W、
・・・・・・被制御巻線、Dl・・・・・・ツェナーダ
イオード、D2.D3・・・・・・ダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1、第2のトランジスタのエミッタを共通に接続し、
    第1のトランジスタのベースに受像管陽極電圧に依存す
    る第1の電圧を供給し、第2のトランジスタのベースに
    偏向回路の電源電圧に依存する第2の電圧を供給し、第
    1の電圧と電2の電圧の差に応じた出力電圧を取出す差
    動増幅器と、この差動増幅器の出力電圧の変化によって
    制御巻線を流れる電流が制御され、被制御巻線が偏向コ
    イルに直列に接続された可飽和リアクタと1、前記差動
    増幅器の出力電圧に比例した電圧を前記第2のトランジ
    スタのベースに帰還するようにした帰還回路とを具備し
    、 前記第1、第2、電圧の変化に応じて被制御巻線のイン
    ダクタンスを制御し画面振幅を補正するようにしたこと
    を特徴とする画面振幅制御回路。
JP9158580U 1980-06-30 1980-06-30 画面振幅制御回路 Expired JPS6025178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9158580U JPS6025178Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30 画面振幅制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9158580U JPS6025178Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30 画面振幅制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5714562U JPS5714562U (ja) 1982-01-25
JPS6025178Y2 true JPS6025178Y2 (ja) 1985-07-29

Family

ID=29453559

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9158580U Expired JPS6025178Y2 (ja) 1980-06-30 1980-06-30 画面振幅制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6025178Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5714562U (ja) 1982-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4956587A (en) Horizontal deflection-high voltage circuit
US5010281A (en) High voltage stabilization circuit for video display apparatus
JPH0473803B2 (ja)
JPS5824067B2 (ja) 偏向回路用電源電圧安定化回路
US5357175A (en) Deflection and high voltage circuit
JPS5927684A (ja) 映像管駆動装置
JPS6025178Y2 (ja) 画面振幅制御回路
EP0083216B1 (en) Stabilizing power supply apparatus
US5420483A (en) Television deflection distortion correcting circuit
US4739228A (en) Electric circuit for S correction of the vertical scanning ramp in a television apparatus
JP3150144B2 (ja) 高圧安定化電源回路
US3965391A (en) Balanced drive horizontal deflection circuitry with centering
US3949270A (en) High voltage regulating circuit
US4209732A (en) Regulated deflection circuit
US4771217A (en) Vertical deflection circuit for a cathode-ray tube having a vertical image-position adjustment circuit
KR0137275B1 (ko) 텔레비젼 편향 장치
JPS6238374Y2 (ja)
JP2865145B2 (ja) 陰極線管のバックラスタ制御装置
US5220252A (en) Focus voltage correction circuit for cathode ray tubes
JP2523056B2 (ja) 制御回路
KR830002172B1 (ko) 자동 키네스코프 바이어스 장치
JPS6141336Y2 (ja)
JPH087538B2 (ja) 水平偏向回路
JPS6119152B2 (ja)
US3813573A (en) Circuit arrangement for generating a variable magnetic field