JP2865145B2 - 陰極線管のバックラスタ制御装置 - Google Patents

陰極線管のバックラスタ制御装置

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JP2865145B2 JP2085571A JP8557190A JP2865145B2 JP 2865145 B2 JP2865145 B2 JP 2865145B2 JP 2085571 A JP2085571 A JP 2085571A JP 8557190 A JP8557190 A JP 8557190A JP 2865145 B2 JP2865145 B2 JP 2865145B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は陰極線管のバックラスタの明るさを制御す
る陰極線管のバックラスタ制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第3図は従来の陰極線管(以下、CRTと言う)を用い
たモニタ等の映像出力回路及びCRT回路部分を示す構成
図であり、図において、1はCRT、2はカソード電極、
3は第1グリッド電極、4は第2グリッド電極、5はア
ノード電極である。6は上記第1及び第2グリッド電極
3,4及びアノード電極5に所定のグリッド電極及びアノ
ード電圧を供給するフライバックパルスを含む高圧発生
回路、7はカスケードアンプで構成された映像出力回路
である。
映像出力回路7において、8,9は互いにカスケード接
続されたトランジスタ、10はトランジスタ8のコレクタ
負荷抵抗、11はトランジスタ9のエミッタ負荷抵抗、12
はトランジスタ8のベースバイアス電源、13はトランジ
スタ9のベース抵抗、14はベース抵抗13の一端に設けら
れた映像信号の入力端子、15は入力映像信号、16は+B
電源電圧が供給される電源端子である。
次に動作について説明する。
入力端子14から入力された入力映像信号15はベース抵
抗13を通じてトランジスタ9を制御することにより、ト
ランジスタ8,9を流れる電流が制御される。これによっ
て、入力映像信号15を負荷抵抗10,11の比で増幅した出
力映像信号がトランジスタ8のコレクタから得られる。
この出力映像信号は図のa点を通ってCRT1のカソード電
極2に供給される。このとき、CRT1の画面上における映
像及びラスタの明るさは、カソード電極2の電圧と第1
及び第2電極,アノード電極5の各電圧との関係で決ま
る。
CRT1の画面のコントラストを調整する場合は、入力映
像信号の利得が調整され、利得を上げるとコントラスト
が上がることになる。第4図はコントラストを絞った時
とコントラストを上げた時のa点の信号波形を示す。同
図(A)のV2はコントラストを絞った時のカソード電極
2と第1グリッド電極3間の電圧を示し、同図(B)の
V3はコントラストを上げたときの上記電圧を示す。
第4図(B)に示すように、コントラストを上げると
高圧発生回路6の負荷が増すため、高圧発生回路6の出
力電圧が下がり、第1グリッド電極,第2グリッド電極
及びアノード電極5の各電圧が下がる。このためバック
ラスタの明るさはコントラストを絞ったときよりも暗く
なる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の映像出力回路及びCRT回路は以上のように構成
されているので、コントラストの調整等により、高圧発
生回路6の負荷が変動すると、バックラスタの明るさが
変化する等の課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされ
たもので、高圧発生回路の負荷変動に拘らずバックラス
タの輝度を略一定に制御することのできる陰極線管のバ
ックラスタ制御装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る陰極線管のバックラスタ制御装置にお
いては、高圧発生回路の出力電圧変化を検出し、この検
出に応じて制御手段の出力電圧を制御し、この出力電圧
を映像出力回路に電源電圧として供給するようにしたも
のである。
〔作用〕
この発明における陰極線管のバックラスタ制御装置
は、高圧発生回路の出力電圧は、高圧発生回路の負荷変
動によって変化するので、この変化に応じて上記制御手
段の出力電圧を制御することにより、上記負荷変動に拘
らずバックラスタを略一定の明るさに保つことができ
る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図においては、第3図と対応する部分には同一符号を
付して説明を省略する。
第1図において、17は高圧発生回路6の出力電圧の変
化を検出する検出手段である。この検出手段17は、高圧
発生回路6内のフライバックトランスの2次側に発生す
るフライバックトランスを整流平滑するためのダイオー
ド18とコンデンサ19とにより構成されている。20は上記
検出手段17の検出信号により制御される制御手段であ
り、この実施例ではシリーズレギュレータ20が用いられ
ている。
このシリーズレギュレータ20はトランジスタ21,22,出
力検出用の抵抗23,24及びバイアス抵抗25等により構成
されている。26は電源電圧+B1をシリーズレジュレータ
20に供給する電源端子である。シリーズレギュレータ20
はそのレギュレータ出力電圧を電源電圧+Bとして映像
出力回路7に供給するように成されている。
次に動作について説明する。
CRT1の画面のコントラストを絞った場合は、フライバ
ックトランスの負荷が軽くなるため、高圧発生回路6か
ら発生されるグリッド電圧,アノード電圧は高くなり、
従って、検出手段17の検出信号(電圧)も高くなる。こ
の結果、シリーズレギュレータ20のトランジスタ22のエ
ミッタ電位(b点)が上がる。これによってレギュレー
タ出力電圧+Bを検出する抵抗23,24からトランジスタ2
2のベースに流れ込む電流が小さくなり、従って、この
トランジスタ22のコレクタ電流ICも小さくなる。この結
果、上記コレクタ電流ICで制御されるトランジスタ21か
ら得られるレギュレータ出力電圧、即ち、電源電圧+B1
を制御した電源電圧+Bが高くなる。この場合のa点に
おける信号波形を第2図(A)に示す。
次に、コントラストを上げると、フライバックトラン
スの負荷が重くなるため、高圧発生回路6の出力電圧が
下がり、検出手段17の検出信号(b点電位)も下がる。
従って、上記電流IBが増大し、電流ICが増大する。この
結果、電源電圧+B1を制御したレギュレータ出力電圧、
即ち電源電圧+Bが低くなる。この場合のa点の信号波
形を第2図(B)に示す。図示のように、第1グリッド
電極3の電圧が低くなっているが、上記のように電源電
圧+Bが下がったことにより、黒レベル電位もV4だけ下
がっている。なお、このとき、第2グリッド電極4及び
アノード電極5の電圧も下っている。この結果、上記黒
レベル電位と第1グリッド電極3間の電圧V3は、コント
ラストを絞った場合の黒レベル電位と第1グリッド電極
3間の電圧V2と略等しくなり、従って、バックラスタの
明るさは、同図(A),(B)で略等しくなる。この場
合、上記電位差V4は、第1グリッド電極3,第2グリッド
電極4及びアノード電極5の各電圧が下った分だけ、バ
ックラスタを明るくするように作用する電位である。
なお、上記実施例では制御手段20としてシリーズレギ
ュレータを用いたが、スイッチング電源を用い、これを
検出手段の検出信号で制御するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、高圧発生回路の出力
変化に応じて電源電圧を制御し、その制御された出力電
圧を映像出力回路の電源電圧と成すように構成したの
で、陰極線管のカソード電極の黒レベル電位を、コント
ラスト調整等に起因する高圧発生回路の負荷変動に追従
させることができ、これによってバックラスタの輝度
を、上記負荷変動に拘らず常に略一定に保持することが
できる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による陰極線管のバックラ
スタ制御装置を示す構成図、第2図は第1図のa点の信
号波形を示す波形図、第3図は従来のモニタの映像出力
回路及びCRT回路部分を示す構成図、第4図は第3図の
a点の信号波形を示す波形図である。 1は陰極線管、2はカソード電極、6は高圧発生回路、
7は映像出力回路、17は検出手段、20はシリーズレギュ
レータ。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号を増幅して陰極線管のカソー
    ド電極に供給する映像出力回路と、陰極線管のグリッド
    電圧及びアノード電圧を発生する高圧発生回路と、この
    高圧発生回路の出力電圧の変化を検出する検出手段と、
    上記映像出力回路に供給する電源電圧を上記検出手段の
    検出信号に応じて制御する制御手段とを備えた陰極線管
    のバックラスタ制御装置。
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