JPH0218906A - ロータリトランス巻線方法 - Google Patents
ロータリトランス巻線方法Info
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- JPH0218906A JPH0218906A JP63167668A JP16766888A JPH0218906A JP H0218906 A JPH0218906 A JP H0218906A JP 63167668 A JP63167668 A JP 63167668A JP 16766888 A JP16766888 A JP 16766888A JP H0218906 A JPH0218906 A JP H0218906A
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- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
・この発明は、ロータリトランスの巻線方法に係り、特
にビデオテープレコーダ(VTR)のシリンダーの信号
を伝達するロータリトランスに好適なロータリトランス
の巻線方法に関する。
にビデオテープレコーダ(VTR)のシリンダーの信号
を伝達するロータリトランスに好適なロータリトランス
の巻線方法に関する。
(従来の技術)
従来、VTRのシリンダーの録画、再生信号を伝達する
ロータリトランスは、第5図に示すように、円板状のコ
ア(1a)の板面に形成された環状溝(2)にコイルを
装着した構造となっている。しかし、このような構造の
ロータリトランスは、多チャンネルの場合、複数個の同
心環状溝(2)を設けなければならず、そのために、コ
ア(1a)の外径が大きくなり、装置のコンパクト化に
適さなくなる。
ロータリトランスは、第5図に示すように、円板状のコ
ア(1a)の板面に形成された環状溝(2)にコイルを
装着した構造となっている。しかし、このような構造の
ロータリトランスは、多チャンネルの場合、複数個の同
心環状溝(2)を設けなければならず、そのために、コ
ア(1a)の外径が大きくなり、装置のコンパクト化に
適さなくなる。
そのため、その多チャンネルに対応して、第6図に示す
ように、筒状コア(1b)の内側面に複数個の環状溝(
2)を並列形成し、その環状溝(2)にコイルを装着し
て小形化したものがある。
ように、筒状コア(1b)の内側面に複数個の環状溝(
2)を並列形成し、その環状溝(2)にコイルを装着し
て小形化したものがある。
従来、この筒状コアのロータリトランスは、手作業によ
り、環状溝(2)と同じ直径に樹脂被覆線材を巻き、そ
れをたとえば融着して一体化コイルとしたのち、変形さ
せてコア(1b)内に挿入し、環状溝(2)内でもとの
状態に復元する方法で製作されていた。しかし、このよ
うな方法で製作すると、変形させたコイルが完全にもと
の状態に復元せず、ロータリトランスの品質に問題を生
ずる。また、手作業のため、作業能率が悪い。
り、環状溝(2)と同じ直径に樹脂被覆線材を巻き、そ
れをたとえば融着して一体化コイルとしたのち、変形さ
せてコア(1b)内に挿入し、環状溝(2)内でもとの
状態に復元する方法で製作されていた。しかし、このよ
うな方法で製作すると、変形させたコイルが完全にもと
の状態に復元せず、ロータリトランスの品質に問題を生
ずる。また、手作業のため、作業能率が悪い。
この筒状コアのロータリトランスの製造上の問題点を解
決するため、特開昭59−149015号公報には、コ
ア内でコイルを形成しながら、その環状溝内に装着する
巻線手段が示されている。
決するため、特開昭59−149015号公報には、コ
ア内でコイルを形成しながら、その環状溝内に装着する
巻線手段が示されている。
すなわら、第7図および第8図に示すように、コア(1
b)を内側から保持するホルダー(4)、コア(1b)
を外側から保持するホルダー(5)、コイルの幅を規1
りするためのテールストック(6)、線材(7)をガイ
ドしながらホルダー(4)に巻付け、巻戻しするノズル
(8)、ホルダー(4)およびノズル(8)を正逆回転
させるとともに、ノズル(8)の回転に同期して線材径
だけ移動するスピンドル(9)などを主構成として巻線
装置を構成している。
b)を内側から保持するホルダー(4)、コア(1b)
を外側から保持するホルダー(5)、コイルの幅を規1
りするためのテールストック(6)、線材(7)をガイ
ドしながらホルダー(4)に巻付け、巻戻しするノズル
(8)、ホルダー(4)およびノズル(8)を正逆回転
させるとともに、ノズル(8)の回転に同期して線材径
だけ移動するスピンドル(9)などを主構成として巻線
装置を構成している。
そして、巻線は、ホルダー(4)、(5)によりコア(
1b)を保持し、スピンドル(9)によりテールストッ
ク(6)およびこのテールストック(6)に保持された
ノズル(8)を前進かつ正回転させて、ノズル(8)に
よりガイドされた線材(7)をテールストック(6)の
端面とホルダー(4)先端部の段付部とをガイドとして
ホルダー(4)に巻付け、コイルを形成したのちに、ス
ピンドル(9)を逆回転させて、その巻付けられたコイ
ルを拡径し、コア(1b)の内側面に形成されている環
状溝内に装着することによりおこなわれる。
1b)を保持し、スピンドル(9)によりテールストッ
ク(6)およびこのテールストック(6)に保持された
ノズル(8)を前進かつ正回転させて、ノズル(8)に
よりガイドされた線材(7)をテールストック(6)の
端面とホルダー(4)先端部の段付部とをガイドとして
ホルダー(4)に巻付け、コイルを形成したのちに、ス
ピンドル(9)を逆回転させて、その巻付けられたコイ
ルを拡径し、コア(1b)の内側面に形成されている環
状溝内に装着することによりおこなわれる。
(発明が解決しようとする課題)
上記のように、筒状コアの内側面に形成された環状溝に
コイルを装着する方法として、手作業により、あらかじ
め形成されたコイルを変形させてコア内に挿入し、環状
溝内でもとの状態に復元させる方法があるが、この方法
は、変形させたコイルが完全にもとの状態に復元せず、
また、手作業のため、作業能率が悪い。これを解決する
方法として、コアを内側から保持するホルダー、テール
ストック、ノズルなどを備える巻線装置を使用して、コ
ア内でコイルを形成しながら環状溝に装着する方法があ
る。しかし、この方法は、第7図および第8図に示した
構成のほか、コイルを巻くとき、コア内で線材の巻きは
じめの一端を保持するエアチャックなどの保持機構を必
要とし、装置構成が複雑かつ大形化している。また、コ
イルを環状溝に装着したのちに、コア内において別途装
着されたコイルを一体化する作業も必要であるなどの問
題がおる。
コイルを装着する方法として、手作業により、あらかじ
め形成されたコイルを変形させてコア内に挿入し、環状
溝内でもとの状態に復元させる方法があるが、この方法
は、変形させたコイルが完全にもとの状態に復元せず、
また、手作業のため、作業能率が悪い。これを解決する
方法として、コアを内側から保持するホルダー、テール
ストック、ノズルなどを備える巻線装置を使用して、コ
ア内でコイルを形成しながら環状溝に装着する方法があ
る。しかし、この方法は、第7図および第8図に示した
構成のほか、コイルを巻くとき、コア内で線材の巻きは
じめの一端を保持するエアチャックなどの保持機構を必
要とし、装置構成が複雑かつ大形化している。また、コ
イルを環状溝に装着したのちに、コア内において別途装
着されたコイルを一体化する作業も必要であるなどの問
題がおる。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
比較的簡単かつ小形の装置を使用して、所要の巻線を能
率よくおこなうことができるようにすることを目的とす
る。
比較的簡単かつ小形の装置を使用して、所要の巻線を能
率よくおこなうことができるようにすることを目的とす
る。
[発明の構成1
(課題を解決するための手段)
筒状コアの内側面に形成された環状溝にコイルを装着す
るロータリトランスの巻線方法において、同心状に縮径
および拡径可能に組合わされた複数個の巻線つめの外周
面により構成される円周を上記コアの環状溝の直径にし
て、この巻線つめの外周面に線材を巻付けてコイルを形
成し、このコイルを巻線つめに巻付けられた状態でコイ
ルを形成する線材同士を一体に固着したのち、複数個の
巻線つめを縮径、かつ一体に固着されたコイルに成形具
を押圧して、コイル外径をコアの内径より小さい直径に
成形する。ついで、この成形されたコイルを巻線つめと
ともにコア内に挿入し、複数個の巻線つめを拡径してコ
アの溝内に所定形状に復元して装着するようにした。
るロータリトランスの巻線方法において、同心状に縮径
および拡径可能に組合わされた複数個の巻線つめの外周
面により構成される円周を上記コアの環状溝の直径にし
て、この巻線つめの外周面に線材を巻付けてコイルを形
成し、このコイルを巻線つめに巻付けられた状態でコイ
ルを形成する線材同士を一体に固着したのち、複数個の
巻線つめを縮径、かつ一体に固着されたコイルに成形具
を押圧して、コイル外径をコアの内径より小さい直径に
成形する。ついで、この成形されたコイルを巻線つめと
ともにコア内に挿入し、複数個の巻線つめを拡径してコ
アの溝内に所定形状に復元して装着するようにした。
(作 用)
上記のように縮径および拡径可能に組合わされた複数個
の巻線つめを使用すると、簡単かつ小形の巻線装置によ
り能率よく所要の巻線をおこなうことができる。
の巻線つめを使用すると、簡単かつ小形の巻線装置によ
り能率よく所要の巻線をおこなうことができる。
(実施例)
以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
する。
第1図および第2図にそれぞれこの発明の一実施例ロー
タリトランスの巻線方法に使用されるコイル形成装置お
よびコイル成形装置の要部構成を示す。
タリトランスの巻線方法に使用されるコイル形成装置お
よびコイル成形装置の要部構成を示す。
第1図に示すコイル形成装置(A)は、スピンドル(1
0)と、外周面が円弧状の扇形に形成され、スピンドル
(10)の中心軸に対して対称に配置された4個独立の
巻線つめ(Ila)〜(lld)と、スピンドル(10
)に回転可能に支持され、上記4個の巻線つめ(lla
)〜(lld)を同時に放射方向に移動させるカム(1
2)と、スピンドル(10)の軸方向に移動可能に支持
されたカラー(13)とを備える。上記4個の巻線つめ
(lla)〜(lld)の外周面には、後述するコイル
成形装置の成形つめと係合する成形溝(14)が形成さ
れている。また、4個の巻線つめ(lla)〜(lld
)には、カム(12)のカム溝(15)と係合するピン
(16)が設けられ、図示例では、 (B)図に示した
ようにカム(12)を矢印(17a)方向に右回転する
とき放射方向にスライドして縮径し、矢印(17b)方
向に左回転するとき反対方向にスライドして拡径し、常
に4個の巻・線つめ(lla)〜(lld)外周面によ
って所定直径の円周を構成することができるようになっ
ている。
0)と、外周面が円弧状の扇形に形成され、スピンドル
(10)の中心軸に対して対称に配置された4個独立の
巻線つめ(Ila)〜(lld)と、スピンドル(10
)に回転可能に支持され、上記4個の巻線つめ(lla
)〜(lld)を同時に放射方向に移動させるカム(1
2)と、スピンドル(10)の軸方向に移動可能に支持
されたカラー(13)とを備える。上記4個の巻線つめ
(lla)〜(lld)の外周面には、後述するコイル
成形装置の成形つめと係合する成形溝(14)が形成さ
れている。また、4個の巻線つめ(lla)〜(lld
)には、カム(12)のカム溝(15)と係合するピン
(16)が設けられ、図示例では、 (B)図に示した
ようにカム(12)を矢印(17a)方向に右回転する
とき放射方向にスライドして縮径し、矢印(17b)方
向に左回転するとき反対方向にスライドして拡径し、常
に4個の巻・線つめ(lla)〜(lld)外周面によ
って所定直径の円周を構成することができるようになっ
ている。
また、第2図に示すコイル成形装置(B)は、支持体(
18)にスライド可能に支持され、かつ上記多巻線つめ
に設けられた成形溝および各巻線つめ間の間隙部に係合
する8個の成形つめ(19)からなる成形具(20)を
備える。各成形つめ(19)は、支持体(18)に設け
られた支持部に回転自在に支持された8個の押圧具(2
1)およびその各押圧具(21)の基端部に取付けられ
た引張りコイルばね(22)からなる押圧殿構(23)
により放射方向に抑圧されている。
18)にスライド可能に支持され、かつ上記多巻線つめ
に設けられた成形溝および各巻線つめ間の間隙部に係合
する8個の成形つめ(19)からなる成形具(20)を
備える。各成形つめ(19)は、支持体(18)に設け
られた支持部に回転自在に支持された8個の押圧具(2
1)およびその各押圧具(21)の基端部に取付けられ
た引張りコイルばね(22)からなる押圧殿構(23)
により放射方向に抑圧されている。
また、支持体(18)の中心軸上には、図示しないエア
シリンダーの如きリニアアクチュエータにより進退する
押圧制御棒(24)が配設されている。この押圧制御棒
(24)の先端部は、テーパ状をなし、前進位置にある
とき、成形具(20)の中央部に挿入されて各成形つめ
(19)の接近を規制している。
シリンダーの如きリニアアクチュエータにより進退する
押圧制御棒(24)が配設されている。この押圧制御棒
(24)の先端部は、テーパ状をなし、前進位置にある
とき、成形具(20)の中央部に挿入されて各成形つめ
(19)の接近を規制している。
巻線は、まず、第1図に示したように4個の巻線つめ(
11a)〜(11d)の背面にカラー(13)を密着さ
せ、カム(12)を右回転して4個の巻線つめ(11a
)〜(11d)の外周面によって構成される円周を拡径
してコアの環状溝の外径と等しくする。そして、その巻
線つめ(11a)〜(Ild)の外周面にたとえば樹脂
被覆線材を巻付けてコイル(26)を形成する。ついで
、このコイル(26)にホットエアを吹付けて被覆樹脂
を溶融し、巻線つめ(lla)〜(11d)に巻付けら
れた状態で一体に固着する。
11a)〜(11d)の背面にカラー(13)を密着さ
せ、カム(12)を右回転して4個の巻線つめ(11a
)〜(11d)の外周面によって構成される円周を拡径
してコアの環状溝の外径と等しくする。そして、その巻
線つめ(11a)〜(Ild)の外周面にたとえば樹脂
被覆線材を巻付けてコイル(26)を形成する。ついで
、このコイル(26)にホットエアを吹付けて被覆樹脂
を溶融し、巻線つめ(lla)〜(11d)に巻付けら
れた状態で一体に固着する。
このコイルの一体化は、上記ホットエアの吹付けのほか
、溶剤により被覆樹脂を溶解、あるいはその巻付けられ
たコイルを通電することによりおこなってもよく、また
、通常の絶縁被覆線を巻線つめの外周面に巻付けたのち
、接着剤により一体化してもよく、既知の各種方法が適
用できる。
、溶剤により被覆樹脂を溶解、あるいはその巻付けられ
たコイルを通電することによりおこなってもよく、また
、通常の絶縁被覆線を巻線つめの外周面に巻付けたのち
、接着剤により一体化してもよく、既知の各種方法が適
用できる。
つぎに第2図に示したように、カラー(13)を後退さ
せ、上記一体止されたコイル(26)を巻線つめに巻付
けられたままの状態でコイル成形装置に装着する。この
とき、各押圧具(21)は、押圧機構(23)の引張り
コイルばね(22)の引張り力により各成形つめ(19
)を押圧しており、この押圧機構(23)の押圧により
各成形つめ(19)は、上記巻線つめに巻付けられてい
るコイル(26)を放射方向に押圧している。この状態
から押圧制御棒(24)を後退させ、カム(12)を左
回転して各巻線つめの外周面によって構成される円周を
縮径する。それにより、第3図に示すように、成形つめ
(19)は、上記押圧機構の押圧により各巻線つめ(l
la)〜(11d)の成形溝および各巻線つめ(lla
)〜(11d)間の間隙部に向かって移動し、コイルで
26)を縮径かつ変形させる。
せ、上記一体止されたコイル(26)を巻線つめに巻付
けられたままの状態でコイル成形装置に装着する。この
とき、各押圧具(21)は、押圧機構(23)の引張り
コイルばね(22)の引張り力により各成形つめ(19
)を押圧しており、この押圧機構(23)の押圧により
各成形つめ(19)は、上記巻線つめに巻付けられてい
るコイル(26)を放射方向に押圧している。この状態
から押圧制御棒(24)を後退させ、カム(12)を左
回転して各巻線つめの外周面によって構成される円周を
縮径する。それにより、第3図に示すように、成形つめ
(19)は、上記押圧機構の押圧により各巻線つめ(l
la)〜(11d)の成形溝および各巻線つめ(lla
)〜(11d)間の間隙部に向かって移動し、コイルで
26)を縮径かつ変形させる。
上記カム(12)の左回転によりおこなわれる巻線つめ
(11a)〜(lld)の縮径は、コイル形成装置に装
着されたコイル(26)がコアの内側に挿入可能な大き
さになるようにおこなわれる。
(11a)〜(lld)の縮径は、コイル形成装置に装
着されたコイル(26)がコアの内側に挿入可能な大き
さになるようにおこなわれる。
しかるのち、第4図に示すように、上記縮径されたコイ
ル(26)をコイル形成装置(A)とともにコア(1b
)の内側に挿入し、カム(12)の右回転により各巻線
つめ(11a°)〜(lid)の外周面によって構成さ
れる円周を拡径することにより、縮径かつ変形したコイ
ル(26)を元の状態に復元させながら、コア(1b)
の環状溝(2)内に装着する。
ル(26)をコイル形成装置(A)とともにコア(1b
)の内側に挿入し、カム(12)の右回転により各巻線
つめ(11a°)〜(lid)の外周面によって構成さ
れる円周を拡径することにより、縮径かつ変形したコイ
ル(26)を元の状態に復元させながら、コア(1b)
の環状溝(2)内に装着する。
以上の操作を繰返すことにより、コア(1b)に形成さ
れている複数個の環状溝(2)内に順次コイル8装4り
ることができる。
れている複数個の環状溝(2)内に順次コイル8装4り
ることができる。
ところで、上記方法によれば、任意に縮径および拡径可
能な巻線つめ(lla)〜(11d)に線材を巻イ旧プ
てコイル(26)を形成し、その巻線つめ(lla)〜
(11d)に巻付けられた状態でコイルの一体化、成形
、コア(1b)への装着が可能となり、簡単かつ小形な
装置により能率よくロータリトランスの巻線をおこなう
ことができる。しかも、コイル(26)を縮径かつ変形
させてコア(1b)の内側に挿入可能な大きざにすると
きも、コイル(26)に加える局部的な変形は小さいの
で、コア(1b)の環状溝(2)内に装着するときは、
はぼ完全に元の状態に復元させることができる。
能な巻線つめ(lla)〜(11d)に線材を巻イ旧プ
てコイル(26)を形成し、その巻線つめ(lla)〜
(11d)に巻付けられた状態でコイルの一体化、成形
、コア(1b)への装着が可能となり、簡単かつ小形な
装置により能率よくロータリトランスの巻線をおこなう
ことができる。しかも、コイル(26)を縮径かつ変形
させてコア(1b)の内側に挿入可能な大きざにすると
きも、コイル(26)に加える局部的な変形は小さいの
で、コア(1b)の環状溝(2)内に装着するときは、
はぼ完全に元の状態に復元させることができる。
[発明の効果]
複数個の巻線つめを組合わせて上記複数個の巻線つめの
外周面により縮径および拡径可能な円周を構成し、筒状
コアの内側面に形成された環状溝の外径と同じ直径にし
た上記巻線つめの外周面に線材を巻付けてコイルを形成
し、このコイルを巻線つめに巻付けられた状態で一体に
固着したのち、複数個の巻線つめを縮径かつ一体に固着
されたコイルに成形具を押圧してコイル外径をコアの内
径より小さい直径に成形する。そして、この成形された
コイルを巻線つめとともにコア内に挿入したのち、拡径
してコアの溝内に装着するようにしたので、簡単かつ小
形の装置で容易に自動的にロータリトランスの巻線をお
こなうことができる。しかも、コアの環状溝に装着する
とき、コイルに加える局部的な変形を小さくできるので
、溝に装着されたコイルを完全に元の状態に復元させる
ことが容易にできる。
外周面により縮径および拡径可能な円周を構成し、筒状
コアの内側面に形成された環状溝の外径と同じ直径にし
た上記巻線つめの外周面に線材を巻付けてコイルを形成
し、このコイルを巻線つめに巻付けられた状態で一体に
固着したのち、複数個の巻線つめを縮径かつ一体に固着
されたコイルに成形具を押圧してコイル外径をコアの内
径より小さい直径に成形する。そして、この成形された
コイルを巻線つめとともにコア内に挿入したのち、拡径
してコアの溝内に装着するようにしたので、簡単かつ小
形の装置で容易に自動的にロータリトランスの巻線をお
こなうことができる。しかも、コアの環状溝に装着する
とき、コイルに加える局部的な変形を小さくできるので
、溝に装着されたコイルを完全に元の状態に復元させる
ことが容易にできる。
第1図ないし第4図はこの発明の詳細な説明図で、第1
図(A)および(B)図はそれぞれコイル形成装置の正
面図および側面図、第2図はコイル成形装置の正面図、
第3図はコイル成形方法を説明するための図、第4図は
コアにコイルを装着する方法を説明するための図、第5
図はロータリトランスの円板状コアの斜視図、第6図は
ロータリトランスの筒状コアを一部切欠して示した斜視
図、第7図は従来のロータリトランスの巻線装置の要部
構成を示す斜視図、第8図は同じく断面で示した構成図
である。 A・・・コイル形成装置 1b・・・筒状コア Ha〜lid・・・巻線つめ 12・・・カム 15・・・カム溝 19・・・成形つめ 21・・・押圧具 23・・・押圧機構 26・・・コイル B・・・コイル形成置 2・・・環状溝 14・・・成形溝 16・・・ピン 20・・・成形具 22・・・弓張りコイルばね 24・・・押圧制御棒 第2図 代理人 弁理士 大 胡 典 夫 第3図 M 4 図
図(A)および(B)図はそれぞれコイル形成装置の正
面図および側面図、第2図はコイル成形装置の正面図、
第3図はコイル成形方法を説明するための図、第4図は
コアにコイルを装着する方法を説明するための図、第5
図はロータリトランスの円板状コアの斜視図、第6図は
ロータリトランスの筒状コアを一部切欠して示した斜視
図、第7図は従来のロータリトランスの巻線装置の要部
構成を示す斜視図、第8図は同じく断面で示した構成図
である。 A・・・コイル形成装置 1b・・・筒状コア Ha〜lid・・・巻線つめ 12・・・カム 15・・・カム溝 19・・・成形つめ 21・・・押圧具 23・・・押圧機構 26・・・コイル B・・・コイル形成置 2・・・環状溝 14・・・成形溝 16・・・ピン 20・・・成形具 22・・・弓張りコイルばね 24・・・押圧制御棒 第2図 代理人 弁理士 大 胡 典 夫 第3図 M 4 図
Claims (1)
- 筒状コアの内側面に形成された環状溝の外径と同じ直径
の円周を同心状に縮径および拡径可能に組合わされた複
数個の巻線つめの外周面により構成し、この複数個の巻
線つめの外周面に線材を巻付けてコイルを形成する工程
と、上記コイルを上記巻線つめに巻付けられた状態で上
記コイルを形成する線材同士を一体に固着する工程と、
上記複数個の巻線つめを縮径かつ上記一体に固着された
コイルにこのコイルの外周より成形具を押圧してコイル
外径を上記コアの内径より小さい直径に成形する工程と
、このコアの内径より小さい直径に成形されたコイルを
上記巻線つめとともに上記コア内に挿入したのち、上記
複数個の巻線つめを拡径して上記コアの溝内に上記コイ
ルを所定形状に復元して装着する工程とからなることを
特徴とするロータリトランスの巻線方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63167668A JPH0218906A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | ロータリトランス巻線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63167668A JPH0218906A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | ロータリトランス巻線方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0218906A true JPH0218906A (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=15854008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63167668A Pending JPH0218906A (ja) | 1988-07-07 | 1988-07-07 | ロータリトランス巻線方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0218906A (ja) |
-
1988
- 1988-07-07 JP JP63167668A patent/JPH0218906A/ja active Pending
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