JPH0681358B2 - スピーカ用ボイスコイルの製造法 - Google Patents

スピーカ用ボイスコイルの製造法

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JPH0681358B2
JPH0681358B2 JP26636288A JP26636288A JPH0681358B2 JP H0681358 B2 JPH0681358 B2 JP H0681358B2 JP 26636288 A JP26636288 A JP 26636288A JP 26636288 A JP26636288 A JP 26636288A JP H0681358 B2 JPH0681358 B2 JP H0681358B2
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bobbin
coil
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英敏 樋渡
一美 羽生
明登 山口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は各種音響機器用として利用されるスピーカに用
いるスピーカ用ボイスコイルの製造法に関するものであ
る。
従来の技術 従来におけるスピーカ用ボイスコイルの製造法として
は、第2図に示すように行われていた。
すなわち、第2図aに示すように短冊状のボビン材1を
巻付治具2に巻付けて第2図bに示すように円筒状と
し、これに第2図cに示すように補強紙3を巻付けてコ
イルボビン4をつくり、これを第2図dに示すように巻
付治具2から抜きとってパレット5上に収納し、これを
巻線工程に搬送した後、第2図e,fに示すように巻線治
具6にコイルボビン4を挿入し固定してから第2図gに
示すように巻線装置7によって、コイルボビン4上にコ
イル8を巻付けてボイスコイル9とし、次に第2図hに
示すように巻線治具6からボイスコイル9を抜きとって
パレット10に収納し、これを乾燥工程に搬送し、このボ
イスコイル9を第2図i,jに示すように加熱治具11に数
個挿入し、これを第2図kに示すように加熱炉12に入れ
て加熱乾燥して製造していた。
発明が解決しようとする課題 上記従来の方法では、各工程ごとに治具を変えて手作業
で抜きとったり、挿入したりしているため、生産性に乏
しく、量産性に欠けるものとなっていた。また、手作業
で行うため、変形させて不良品にしてしまったり性能を
劣化させてしまうなどの欠点をもつものであった。
本発明は以上のような従来の欠点を除去し、全ての工程
で自動化の図れるスピーカ用ボイスコイルの製造法を提
供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、短冊状のボビン材
に巻きぐせをつけ、この巻ぐせを利用してスリーブに取
付け、このスリーブ上のボビン材をクランプ機構で位置
決め保持した後、このボビン材の一部の外周に補強紙を
巻付けてコイルボビンとし、このスリーブ上のコイルボ
ビンに線材を巻回してコイルを形成し、上記スリーブご
と加熱してコイルをコイルボビンに結合させる方法とし
たものである。
作 用 上記方法とすることにより、1つのスリーブを利用して
全ての工程を流すため、自動化が図れることになり、生
産性の大幅な向上が図れるとともに、手作業での治具へ
の挿脱着がなくなるため、変形させたりすることもなく
製品歩留りの向上も図れることになる。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付の図面第1図を用いて説
明する。
まず、第1図aに示すようにフープ状に巻回されたボビ
ン材13をカッター14により所定の寸法に切断し、このボ
ビン材13の一端を第1図bに示すようにカーリングチャ
ック15で保持しカーリングガイド16に沿ってカーリング
チャック15を回転させることによりボビン材13をカーリ
ングチャック15の周囲に巻付けて第1図cに示すように
ボビン材13を円筒状になるように巻ぐせをつけ、この状
態で第1図dに示すようにスリーブ17とカーリングチャ
ック15との間に円錐状の挿入ガイド18を介在させてカー
リングチャック15の外周にあるボビン材13をすべらせて
スリーブ17上に移動させる。このようにスリーブ17上に
移動させられたボビン材13は巻ぐせによって第1図eに
示すようにスリーブ17に保持され、次に第1図fに示す
ようにスリーブ17に端面ガイド19を当接させてボビン材
13の一端を位置決めし、他端側にリングガイド20をはめ
こんでボビン材13の他端を位置決めし、ボビン材13の外
周を巻付チャック21で完全な円筒体を形成するように
し、この状態とした後、第1図gに示すようにボビン材
13の一部の全周をマグネットクランパー22で固定する。
そして第1図hに示すようにロール状に巻回されたシー
ト状の補強紙23を貼付ヘッド24に供給し一定の幅にカッ
ター25で切断し、その補強紙23の表面の接着面にアルコ
ールを噴霧して接着面を活性化させ、このような補強紙
23をもった貼付ヘッド24をスリーブ17に保持固定された
ボビン材13の近くに移動させ、補強紙23の一端をボビン
材13の外周に当接させて第1図iに示すようにスリーブ
17を回転させてボビン材13の外周面に補強紙23を貼付
け、第1図jに示すようにスリーブ17上でコイルボビン
25を形成する。次に、このスリーブ17を第1図kに示す
ように巻線装置26に供給し、コイルボビン25の一部の外
周面に巻線を施して第1図lに示すようにコイル27を形
成する。このようにコイル27を形成した状態で巻線装置
26からスリーブ17ごと取出し、パレット29上に複数個並
べて、第1図mに示すように加熱炉28に送りこみ、加熱
してコイルボビン25とコイル27の結合力を高め、加熱炉
28から送り出されたものはスリーブ17から抜きとってス
ピーカ用ボイスコイルを得る。
なお、上記実施例ではボビン材13、補強紙23をフープ材
から切断して短冊状のものを得る方法について説明した
が、短冊状のものを直接供給することであってもよく、
補強紙23としてアルコールを噴霧して接着面を活性化す
るものでなくても、ボビン材13への貼付時に溶剤を塗布
して接着面を活性化してもよく、さらには最初から活性
化された接着面をもつ補強紙23を用いてもよい。
発明の効果 以上のように本発明は、基本的には1つのスリーブを用
いてコイルボビンの製作工程、巻線工程、加熱処理工程
を行うため、その作業の自動化が可能となり、各工程毎
に治具を変える必要がなく、著しく生産性の向上を図る
ことができ、しかもコイルボビンなどを何度も挿脱着す
る必要がないため、変形させて不良品にするといったお
それもなく、製品歩留りの著しく優れたものとなり、コ
スト面でも著しく有利にすることができるなどの利点が
得られ、産業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜mは本発明のスピーカ用ボイスコイルの製造
法の一実施例を示す各工程の斜視図、第2図a〜kは従
来のスピーカ用ボイスコイルの製造法を示す各工程の斜
視図である。 13……ボビン材、15……カーリングチャック、16……カ
ーリングガイド、17……スリーブ、19……端面ガイド、
20……リングガイド、21……巻付チャック、22……マグ
ネットクランパー、23……補強紙、25……コイルボビ
ン、26……巻線装置、27……コイル、28……加熱炉。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】短冊状のボビン材に巻ぐせをつけ、この巻
    ぐせを利用してスリーブに取付け、このスリーブ上のボ
    ビン材をグランプ機構で位置決め保持した後、ボビン材
    の一部の外周に補強紙を巻付けてコイルボビンとし、こ
    のスリーブ上のコイルボビンに線材を巻付けてコイルを
    形成し、このコイルを巻回したコイルボビンを備えたス
    リーブごと加熱してコイルボビンにコイルを結合するス
    ピーカ用ボイスコイルの製造法。
JP26636288A 1988-10-21 1988-10-21 スピーカ用ボイスコイルの製造法 Expired - Fee Related JPH0681358B2 (ja)

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JP4697058B2 (ja) * 2006-06-08 2011-06-08 パナソニック株式会社 弾性体の貼付け方法とそれに用いる貼付け装置

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