JPH04196303A - 内周巻線装着装置 - Google Patents

内周巻線装着装置

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JPH04196303A
JPH04196303A JP2323032A JP32303290A JPH04196303A JP H04196303 A JPH04196303 A JP H04196303A JP 2323032 A JP2323032 A JP 2323032A JP 32303290 A JP32303290 A JP 32303290A JP H04196303 A JPH04196303 A JP H04196303A
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JP
Japan
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coil
winding
wire
cylindrical core
core
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JP2323032A
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Hiromichi Hiramatsu
平松 広道
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内周巻線装着装置に係り、とくに、円筒内周
に装着するコイルに2種以上の線材を使用するのに好適
な内周巻線装着装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、ビデオテープレコーダ(VTR)の小型化、多機
能化か進められている、これに対応するため、\’TR
のロータリトラシスは、従来の平板形に代って円筒形の
ものを用いる二とが検討されている。
このコアのコイルは、コアの内周面から内側に出ないよ
うコアの内周面に形成された巻線用溝内に完全に収納さ
れなければならない。このような作業は、手作業でしか
も長い時間をかけてしが行えず、能率よく生産すること
がてきないという課題があった。
このため、円筒形コアの内周に設けられた巻線用溝にコ
イルを自動的に装着する方法として、特開昭64−46
911号公報に記載されている技術か提案されている。
この技術は、放射方向、すなわち外接円径を拡大する方
向に開閉可能なコイル保持手段の外周に線材を巻線した
後、このコイル保持手段を円筒物内に挿入し、このコイ
ル保持手段を放射方向に開いて、外周に巻線されたコイ
ルを、円筒物内周に設けられた巻線用溝に装着するよう
にしたものである6 [発明か解決しようとする課題] 上記従来技術では、同一線種を用い、円筒物内の複数の
巻線溝へのコイル装着を対象としている。
しかし、製品の高機能化に伴い、各ヘッド毎のコイルに
求められる特性か異なる為に、各々のヘッドに適した線
材の線径、巻線が必要になっている。
また、円筒物内のコイル引出溝の数に較べ、コイル数か
多い場合には、コイル引出溝を共用する場合かあり、こ
の時に後工程を考慮して、同一線種を使用した場合でも
線色を変える必要がある。
本発明の目的は、製品設計の自由度を高めたまま、少な
い工程で、短時間に巻線できる生産性の高い内周巻線装
着装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] このため、本発明は、放射方向に開閉可能な、コイル保
持手段の外周に線材を巻線し、該コイル保持手段を円筒
物内に挿入し、該コイル保持手段を放射方向に開いて巻
線されたコイルを、前記円筒物の内周に装着する円筒物
内周への巻線装着方法において、複数の線材に対応でき
る線材供給部または、コイル保持手段上に、複数の巻線
溝を設けたものである。
[作用1 放射方向に開閉可能なコイル保持手段を、外周に線材を
巻線した状態でも円筒形コア内径に接触しない外径まで
閉じる。ついで、前記コイル保持手段の外周に線材を巻
線し、円筒形コア内に挿入する。その後、前記コイル保
持手段を放射方向に開くことにより、コイル保持手段の
外周に形成されたコイルを円筒形コアの内周の巻線用溝
に押圧して、前記コイルを装着する。この時に、線材供
給部、コイル保持手段上の巻線溝を、適宜に切替える。
これらの複合動作により、複数種の線材が使用でき、短
時間での巻線装着が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第2図は、円筒形ロータリトランスをX・’TRシリン
タ1に組み込んだV T Rの、テープ走行系を示すも
のである。また、V T Rシリンダ1は第3図のよう
に構成され、その内、ロータリトランス7には、第4図
及び第5図のように内周にコイルを巻線した円筒形コア
10が設けられている。
ます、第2図において、■はV T Rのシリンダで、
2はテープ、3はカセットケースである。ここで、VT
Rシリンダ1内のロータリトランス7は、第3図に示す
ように上シリンダ4によって取り出したテープ2の映像
信号に対応した電気信号をV T Rシリンダ1の回転
しない方の下シリンダ5に伝達するためのものである。
なお、第3図において、6はヘッドである。
また、ロークリトランス7のうち、回転する上シリンダ
4側に取り付けられる円筒形コア(ロータ)10には、
第4図及び第5図に示すように、内部円周方向にコイル
】3を装着するための巻線用溝11が形成されており、
更に前記巻線用R11と直交する方向にコイルの端末線
を収納するための引き出し溝12が設けられている。
なお、第4図において、別の円筒形コア(ステータ)9
は下シリンダ5側に取り付けられるもので、コアの外周
にコイルが装着される。また、8は、コイル13の端末
線を春き付けるビンである。
次にコイル保持治具へのせ断力法及び端末線の引出し方
法について、実施例を用いて説明する。
第10図(A)〜(F)は、コイルの巻線から円筒形コ
ア10へのコイルの装着までの概略工程を示したもので
ある。まず、第10図(A)は、巻線前のコイル保持治
具20’ を示す。コイル保持治具20’ は、初期状
態では、ブツシャ2]が開閉機構22により閉じられて
いる。治具20′には、この他に、巻線中に線材24の
一端を掛は止めしておくワイヤフック28と、フォーミ
ングし、スタイル取りした後の巻線の端末線を一時的に
保持するエンドフック29とが設けられている。
また、ブツシャ21の外周上に巻線を装着可能な幅を持
つ溝を形成したコイルカイト25が備えられている。
第10図(B)は、線材24の一端をワイヤフツク28
に掛は止めしてコイルカイト25に巻線する工程を示す
第10図(C)は、コイル13の端末線のスタイル取り
後の状態を示す。すなわち、コイルカイト25に巻線か
施され、端末線が所定の長さに切断された状態から端末
線をエンドフック29に掛は止めし、円筒形コア10の
引き呂し溝12に端末線か入るように整形する。
第10図(D)は、コイル保持治具20′をコア10に
挿入し、位置決めした状態を示す。
第10図(E)は、位置決めした状態からブツシャ21
を放射方向に拡開してブツシャ21の外周上の巻線を円
筒形コア10の巻線用溝11に押圧している状態を示す
第10図(F)は、円筒形コア10の巻線用溝11に巻
線が完了し、コイル保持治具20 + を引き抜き、取
り出した状態を示す。
次にこれらの工程を実施するための装置について第11
図から第16図を用いて説明する。
まず、第1図は、本実施例に適用される装置の1例を示
す斜視図、第11図は第1図に示す装置の正面図である
これらの図に示す実施例における内周巻線装着装置は第
3図及び第11図に示すように1巻線を行い、その巻線
を保持するコイル保持治具20″と、そのコイル保持治
具20’ を開閉させるための拡張機構部30と、前記
コイル保持治具2C1′及び拡張機構部30の回転位置
決めを行っモータ部40と、前記コイル保持治具20’
 に巻かれた巻線の端末線の処理を行うためのフォーミ
ングカイト部50と、巻線のフォーミング部分に溶剤を
塗布しフォーミング形状を固定させるための溶剤塗布部
60と、円筒形コア10を保持固定するためのコア保持
部70と、前記コア保持部70の左右方向の位置決めを
行うコア位置決め部80と、各動作をコントロールする
制御装置(図示巳ない、1とにより構成されている。
前記コイル保持治具20’は、線材24を巻線し、かつ
円筒形コア10に装着するためのブツシャ21と、フォ
ーミングしスタイル取りした後の巻線の端末線を一時的
に保持するエンドフック29と、巻線中に線材24の一
端を掛は止めしておくワイヤフック28とから成ってい
る。
ここで、前記ブツシャ21は、第12図に示すように複
数個(例えば、4個)のブツシャ片21′に分割され、
巻線されたコイルを円筒形コア10の巻線用溝11に直
接押し込むようになっており、巻線を施す部分(コイル
カイト25)は、第19図に示すようにブツシャ21の
外周上に巻線を装着可能な幅を持つ溝251を形成し、
その両脇に線径の1/2程度の高さの巻線ガイド252
を備えている。
前記エンドフック29は、ブツシャ21の端面に設けら
れており、コイル保持治具20’の外周部への巻線を終
了した後の線材24の端末を円筒形コア10の引き出し
溝12に装着できるようにスタイル取りし、−時的に保
持するためのものである。
また、前記ワイヤフック28は、ブツシャ21の根元部
付近に位lし、ブツシャ21に取り付けられているため
、ブツシャ2]の回転と同期する。
更に、ブツシャ21の中心部から外周方向にあり、その
径は、コア保持部70を摺動移動してコイル保持治具2
0′のと二ろ/\位置決めした場合でも干渉しない位置
であり、該ワイヤフック28には線材24の始端を掛は
止めするフック281(第12図)を設けている。
前記拡張機構部30は、ブツシャ21を取り付けるツメ
部3]と、該ツメ@3]に開閉運動を与えるエアーチャ
ック32と、開閉量を調整するストッパ39と、該エア
ーチャック32に駆動用エアーを供給するエアーフィー
トパイプ33と、該エアーチャック32を保持するフラ
ンジ34と、該フランジ34に取り付けてモータ部40
の回転力をタイミングベルト3.8)により受けるため
のタイミングプーリ36と、フランジ34の回転を円滑
にするためのベアリング37と、これらの拡張機構部3
0を保持するためのブラケット38がら成っている。
ここで、前記ツメ部3]は、ブツシャ21の根元を保持
し、エアーチャック32の開閉動作によりブツシャ21
の外周上に巻かれた線材24を円筒形コア10の巻線用
溝11及び引き出し溝12に装着するものである。
前記エアーチャック32は、所定圧のエアーを供給する
二とにより開閉動作を行うもので、チャ、 ツクか回転
してもエアーの供給が継続して行えるロータリ形である
前記ストッパ39は、ツメ部31に当接し、ブツシャ2
1か閉じた時の巻線径と拡開した時の装着径とを調節す
るもので、それぞれを調整することにより円筒形コア1
0の内径の異なるものや巻線用溝11の深さの違うもの
に対応できるようになっている。
前記エアーフィードパイプ33は、ロータリ形エアーチ
ャック32に駆動用のエアーを供給するもので、エアー
チャック32に固定され、その回転に影響されることな
くエアーを供給することか可能である。
前記フランジ34は、ニア−チャック32のツメ部3]
と反対側の端面を保持し、その中心部にはエアーフィー
トパイプ33を通す穴を設けてあり、その外周にはタイ
ミングプーリ36とベアリング37を取り付けるための
軸加工がなされている。
前記モータ部40は、モータ41の回転てタイミングプ
ーリ42を回転させてその動きをタイミングプーリト3
5を介して拡張機構部30のフランジ34を回転させる
ものであり、これらモータ部40を保持するブラケット
43から成っている。
前記フォーミングカイト部50は、ブツシャ21の外周
に巻線された線材24の上から押え込み、スタイル取り
する際に線材24の浮き上がりを防止するためのフォー
ミングガイド51と、該フォーミングガイド5】を保持
するガイド板52と、カイト板52に取り付けられ、フ
ォーミングカイト51の下降を制御するためのストッパ
53と、ストッパ53に当接し下降量を調節するための
アジャスタ54と、フォーミングカイト51の上下動を
行わせるエアーシリンダ55と、上下動する際の案内と
なるリニアカイト56と、フォーミングカイト部50を
保持するブロック57と、該ブロック57を支えるブラ
ケット58とから成っている。
こ二で、前記フォーミングカイト51は、第13図に示
すように線材24の直径とほぼ同じ厚さとすることによ
り、線材24の端末線のスタイル取りの際にその白点て
適度な曲率を持たせることができ、かつ円筒形コア10
の引き出し溝12の幅内に収納できる寸法とすることか
できる。二のフォーミングガイド51の線材24に接触
する部分には、第15図のようなブツシャ21の外周上
に形成された溝251に線材24を巻線した状態でその
両脇にある巻線カイト252か充分大る程のスリットが
切ってあり、その深さは線材24の直径とほぼ同程度に
なっている。このスリットにより、線材24のスタイル
取りを行う場合、充分押えることかできるため、線材2
4の浮き上がりを防止することができる。
前記溶剤塗布部60は、自己融着性を持つ線材の線間を
接着するためのものであり、溶剤を線材24に滴下する
ノズル6]と、収納した溶剤を該ノズル61に供給する
ためのシリンジ62と、該シリンジ62を固定しておく
ための凹形板63と、シリンジ62を凹形板63によっ
て固定するための固定板64と、固定板64に取り付け
られシリンジ62の下降を制限するためのストッパ65
と、ストッパ65に接触し下降量を調節するためのアジ
ャスタ66と、シリンジ62の上下動を行わせるための
エアーシリンダ67と、上下動する際の案内となるリニ
アカイドロ8と、溶剤塗布部60を保持するブロック6
9と、該ブロック69を支えるブラケット691から成
っている。
前記コア保持部70は、円筒形コア10を挿入保持して
おくためのコアホルダ71と、コアホルダ71を保持す
るためのホルダ板72と、ホルダ板72に取り付はコア
ホルダ71の回転方向の位置決めを行う回すドメ73と
、円筒形コア]Oをブツシャ21に合わせ、上下方向に
偏心させる際のカイト上74.カイト下75と、該ガイ
ド上74側に取り付けられたL型金具76と、ガイド下
75側に取り付けられたT型金具77と、T型金具77
へL型金具76を押さえ付けておくための予圧スプリン
グ78と、予圧スプリング78の中にあってT型金具7
7へ取り付けられた予圧ボルト79と、該コア保持部7
0を支持するブラケット721から成っている。
前記コア位置決め部80は、前記コア保持部70を取り
付けるためのプレート81と、該プレート81上に設置
しコア保持部70のT型金具77を介して円筒形コア1
0を上下方向に偏心移動させるためのジグシリンダ82
と、コア保持部70をブツシャ21のところへ移動する
際の案内となるリニアガイド83と、該リニアガイド8
3の側面に取り付は円筒形コア10の巻線用溝11のピ
ッチに合わせて送るためのコアポジショナ84と、該コ
アポジショナ84の溝部に接触、押圧して位置決めを行
うスプリングプランジャ85と、該スプリングプランジ
ャ85を保持するためのホルダ86と、コア位置決め部
80が前進した場合に、最前端での衝突を防止するため
のストッパ87から成っている。
尚、第1図に示すように、前記コイル保持治具20’の
ブツシャ21の外周に線材24を巻線する際、巻線溝2
51の中に線材24を導くための線材予備ガイド91は
、ブツシャ21の巻線溝251の円周方向に位置してお
り、コア保持部70を左方向へ移動させても干渉しない
距離に設置されている。
また、ここでは、2組の線材予備ガイド9]を備え、同
一線種の色違い、または、異なる線種を用意しておき、
必要な線材を所定の予備カイト位置に設定し、線材を切
替える。
次にコイル保持治具上での巻線溝の切替機構について、
他の実施例を用いて説明する。
第6図は、本実施例に使用される装置の1例を示す正面
図、第7図は平面図、第8図は右側面図、第9図は左側
面図である。これらの図に示す実施例における巻線溝の
切替機構の構成は次の通りである。
エアチャック32の外周に位置し、エアチャックの回転
に同期し、巻線溝を切替えた時のワイヤフック28と、
巻線溝の相対位置を確保するためのベアリング284と
、該ベアリング284を前後方向ではさみ込むためのベ
アリングケース283とベアリング押え285、これら
のベアリング部をベースとの位置決めに使用するベアリ
ング支え286がある。また、ベアリングケース283
に取りつけ、エアチャック32の回転位置を出し、その
回転をベアリング部に伝える為の回転ガイド287を備
えている。
このエアチャック32の回転原点を検出する、回転原点
センサ382は、回転原点支え381を介してブラケッ
ト34に取り付けられている。
このエアチャック32の回転は、モータ41の回転を、
モータ軸に取り付けたタイミングプーリ42、タイミン
グベルト35を介して、エアチャック32を取付けてい
るフランジ34に固定されたタイミングプーリ36に伝
える。
このモータ41はモータ板43に取付け、上プレート4
61に固定され、モータ軸のタイミングプーリ側とは反
対方向の軸に、カップリング411を介してエンコーダ
413に接続されている。
二のエンコーダ413はエンコーダ板412に取付け、
上プレート461に固定されている。
これらの各部品は、上プレート461に固定されており
、当接した上スペーサ462に取付けられたガイドビン
466に対応した上プレート461の長大を用い、ブツ
シャ21の軸線方向と直交する水平面内での位置合せを
可能としている。
ブツシャ21の巻線溝の切替の際には、上プレート46
]に取付けられたシリンダ451にエア圧を供給し、ロ
ッド部を前後させ、該ロッド部に位置決めされたシリン
ダプレート454は、下プレート463に取付けられて
いる。また、巻線溝の切替時に、溝位置を調整するには
、シリンダ451とシリンダプレート454を接続させ
ているアジャストナツト452、ナツト453の位置に
より粗調整し、上スペーサ462に固定された後ストツ
パ保持板455の後ストッパ456と、同じく上スペー
サ462に固定された前ストッパ457の位置により微
調整を行う。これらの巻線溝の切替機構は、上スペーサ
462と、下プレート463の間に設けたリニアカイト
465により滑らかな直線運動を実現している。
また、ブツシャ21の開閉状態を検出する開閉センサ3
83はセンサプレート384を介して、上プレート46
1に固定しておき、ブツシャ21の根元部に取付けた開
閉センサドグ385との関係位置は、巻線溝を切替えた
場合でも、同期して動くため、一定のままである。
次に、第6図から第9図を用い、コイル保持治具上での
巻線溝の切替動作について説明する。
この状態で示しているのは、ブツシャ2]の根元側の巻
線溝への巻線の場合である。この時は、シリンダ451
のロッドを縮めた状態であり、ロッド先端に固定された
シリンダプレート454に後ストッパ456を当接させ
ることで、位置決めを行っている。ワイヤフック28と
ブツシャ21の巻線溝の位置関係は第7図に示すように
、ブツシャ2]を回転させ巻線させる場合でも、その線
材の経路と干渉しない位置となっている。
次に、ブツシャ21の先端側の巻線溝を用いる場合を説
明する。シリンダ451にエア圧を供給し、そのロッド
を伸ばした状態にする。ロッド先端に固定されたシリン
ダプレート454に前ストッパ457を当てることで、
先端側の位置決めを行う、二の時、可動部である上プレ
ート461に取り付けられたブラケット38、フランジ
34、エアチャック32、ブツシャ21は、シリンダ4
51のストローク(二の場合、巻線溝の間隔相当)分だ
け後退する。二の時、下プレート463に取り付けられ
たベアリング支え286は移動しない。
このベアリング支え286に取付けられたベアリング2
83、ベアリングケース283も同じ位置である為、ベ
アリングケース283に固定されたワイヤフック28の
位置は、巻線溝を切替える前と同一である。しかし、ブ
ツシャ21を初めとする巻線部は巻線溝の間隔だけ後退
している為、ブツシャ2コの先端側の巻線溝への巻線を
行うことか可能となる これらの巻線溝の切替機構により、その他の機構を共通
のままに、複数溝への巻線・装着作業か可能となる。
[発明の効果〕 以上説明した本発明によれば、放射方向に開閉可能なコ
イル保持治具の外周に線材を巻線する工程と、該コイル
保持治具を円筒形コア内に挿入しコイル保持治具を放射
方向に開いて、前記巻線されたコイルを、コア内周の巻
線用溝に装着する工程と、線材供給部、またはコイル保
持部の巻#i溝の切替により実現でき、またコイルを装
着する円筒形コアの外部において、コイル保持治具の外
周に所定のターン数およびコイル層数、線種により巻線
することができるので、製品設計の自由度か増し、生産
性の高いまま巻線することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の一実施例を示す斜視図、第
2図はVTRのテープ走行系の概略図、第3図はV T
 Rのシリンダの断面図、第4図はロータリトランスの
構成を説明するための図、第5図は円筒形コアの一部破
断斜視図、第6図は本発明による巻線溝の切替機構を示
した正面図、第7図は第6図に示す機構の平面図、第8
図は右側i図、第9図は左側面図、第10図(A)〜(
F)は本発明による巻線装着方法の説明図、第11図は
第1図に示す装置の正面図、第12図はブツシャへの巻
線状態を説明するための図、第13図、第14図及び第
15図はフォーミングガイドの説明図、第16図はコイ
ルの装着を説明するための図である、 10・・・円筒形コア    11°°°巻線用溝12
・・・引き出し溝    13・・コイル20・・・コ
イル保持治具  21・・ブツシャ22・・開閉機構 第 1 目 第 2 ■ 第4図 筋 50 躬 6 ロ ?84 筋ワ図 第 8図 躬 cl  国 S 閑 11  圀 躬 72 口 躬 730 躬140   ゛ 躬15刀 ′¥!:J /乙口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.放射方向に開閉可能なコイル保持手段の外周に線材
    を巻線し、該コイル保持手段を円筒物内に挿入し、該コ
    イル保持手段を放射方向に開いて巻線されたコイルを、
    前記円筒物の内周に装着する円筒物内周への巻線装着方
    法において、複数の線材に対応できる線材供給部、また
    は、コイル保持手段上に、複数の巻線溝を設けたことを
    特徴とする内周巻線装着装置。
JP2323032A 1990-11-28 1990-11-28 内周巻線装着装置 Pending JPH04196303A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104795235A (zh) * 2015-04-16 2015-07-22 珠海市恒诺科技有限公司 一种t2环绕线机的分线机构
CN110349741A (zh) * 2019-05-20 2019-10-18 湖南俊宇电子科技有限公司 一种电感器生产用的送料装置

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