JP2000262023A - 電気子の巻線方法および装置 - Google Patents

電気子の巻線方法および装置

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JP2000262023A
JP2000262023A JP11062284A JP6228499A JP2000262023A JP 2000262023 A JP2000262023 A JP 2000262023A JP 11062284 A JP11062284 A JP 11062284A JP 6228499 A JP6228499 A JP 6228499A JP 2000262023 A JP2000262023 A JP 2000262023A
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armature
coil
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shaft
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馨 小林
Kenichi Kanda
健一 神田
Kazuo Arai
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コアスロットへのコイル巻き数を増加させて
もアーマチュアコアの端面に形成されるコイルエンド部
の突出寸法を抑制し得るようにする。 【解決手段】 複数のコアスロットが放射状に形成され
てシャフト11に設けられたアーマチュアコア12に、
複数のノズル23からワイヤ14を繰り出してコイルを
巻き付けるために、それぞれのノズル23をアーマチュ
アコア12の一端側から他端側に移動させて第1のコア
スロットにワイヤを挿入し、アーマチュアコアの他端側
から一端側に戻し移動させて第2のコアスロットにワイ
ヤを挿入する。アーマチュアコア12の端面の両側に形
成される渡り線の部分を、ノズル23によりシャフト1
1に押し付ける。渡り線の部分で形成される複数のコイ
ルエンド部はシャフト11の径方向外方に向かうにした
がって、アーマチュアコア12の端面に接近するように
成形される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータの回転子に設
けられた電気子にワイヤを巻き付ける電気子の巻線技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】電動モータには、電気子鉄心つまりアー
マチュアコアと整流子つまりコンミテータとがシャフト
に設けられて形成されたロータユニットと、永久磁石が
設けられたステータとを有するものがある。アーマチュ
アは全体的に円柱形状となったアーマチュアコアを有
し、このアーマチュアコアには放射方向に延びる複数の
コアスロットがアーマチュアコアの一端から他端に向け
て貫通して形成され、コアスロット内にワイヤを巻き付
けることによりコイルが形成される。
【0003】コイルを形成するためのワイヤの線径が細
い場合には、特開平2-74141 号公報に示されるようなフ
ライヤ巻線機によって、一対のアームを旋回させること
によりコアスロット内にコイルを巻き付けることが可能
であるが、フライヤ巻線機によってワイヤの線径が太い
アーマチュアコイルを形成しようとすると、ワイヤが捩
れてしまったりワイヤのテンションによりアーマチュア
コアが変形してしまったりするためにフライヤ巻線機に
より線径の太いコイルを巻線することは困難である。
【0004】線径が太いワイヤを用いてコイルを形成す
るには、キャピラリチューブとも言われコアスロットの
数に対応した数のノズルからワイヤを繰り出して、それ
ぞれのノズルをロータリユニットの軸方向に往復動させ
てコアスロット内にコイルを巻き付けるようにした巻線
機が使用されており、この巻線機はキャピラリ式とも言
われ、たとえば、特開昭64-39248号公報に示されるもの
がある。
【0005】一対のコイルは所定数のコアスロットを隔
てた2つのコアスロット内に軸方向に延びるストレート
部と、これらストレート部に連なり渡り線部とも言われ
るコイルエンド部とを有しており、一対のコイルの一端
部はコンミテータの所定の係合溝に取り付けられ、他端
部は一端部が取り付けられる係合溝から所定のピッチず
れた位置の係合溝に取り付けられることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】キャピラリ式巻線機に
よりコイルエンド部の形状としては、山形状ないし角形
状に成形するようにした成形巻線方式と、コイルエンド
部をワイヤの折り返しのみで直接巻き付けるようにした
直巻方式とがある。
【0007】何れのタイプにあっても、キャピラリ式の
巻線機によりそれぞれのコアスロットに対してノズルか
らワイヤを繰り出して同時にワイヤを巻き付けるように
した場合には、コイルエンドの重なり形状が捩れ形状と
なってしまう。このため、コイルエンド部の全体により
形成されるコイル端末部のアーマチュアコアの軸方向両
端面から突出する寸法が大きくなってしまうことにな
り、コイル巻き数を増加させるべく、コアスロットの断
面積を大きくしても、コイル端末部の突出寸法によって
巻き付け数が制限され、コアスロット内に占めるコイル
断面の占有率には余裕があっても、コイル巻き付け数を
増加させることができなくなる。
【0008】また、コイルエンド部が捩れ形状となる
と、コイルエンド部の重なりによって最小の巻き付け径
が決まるので、シャフト径が細い場合には、アーマチュ
アコアの端面の巻き付けスペースを有効に利用すること
ができなくなる。
【0009】本発明の目的は、コアスロットへのコイル
巻き数を増加させてもアーマチュアコアの端面に形成さ
れるコイルエンド部の突出寸法を抑制し得るようにする
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電気子の巻線方
法は、軸方向に沿って延びる複数のコアスロットが放射
状に形成されてシャフトに設けられたアーマチュアコア
に、複数のノズルからワイヤを繰り出してコイルを巻き
付ける電気子の巻線方法であって、それぞれの前記ノズ
ルを前記アーマチュアコアの一端側から他端側に移動さ
せて第1のコアスロットにワイヤを挿入する工程と、そ
れぞれの前記ノズルを前記アーマチュアの他端側から一
端側に戻し移動させて第1のコアスロットとは相違した
第2のコアスロットにワイヤを挿入する工程と、前記ア
ーマチュアコアの端面の両側に形成されて前記第1と第
2のコアスロット内のワイヤを結ぶ渡り線部を折り曲げ
てコイルエンド部を成形する工程と、前記ノズルを前記
シャフトに接近させることにより前記渡り線部を前記シ
ャフトに押し付ける工程とを有することを特徴とする。
【0011】また、本発明の電気子の巻線方法は、軸方
向に沿って延びる複数のコアスロットが放射状に形成さ
れてシャフトに設けられたアーマチュアコアに複数のノ
ズルからワイヤを繰り出してコイルを巻き付ける電気子
の巻線方法であって、それぞれの前記ノズルを前記アー
マチュアコアの一端側から他端側に移動させて第1のコ
アスロットにワイヤを挿入する工程と、それぞれの前記
ノズルを前記アーマチュアの他端側から一端側に戻し移
動させて第1のコアスロットとは相違した第2のコアス
ロットにワイヤを挿入する工程と、前記アーマチュアコ
アの端面の両側に形成されて前記第1と第2のコアスロ
ット内のワイヤを結ぶ渡り線部を折り曲げてコイルエン
ド部を成形する工程とを有し、所定巻き数のコイルが前
記アーマチュアコアに形成されるように前記それぞれの
工程を第1回目から最終回目まで複数回繰り返すことに
より形成される複数のコイルエンド部を第1回目から最
終回目に向かうに従って前記アーマチュアコアの端面に
接近させるようにしたことを特徴とする。
【0012】本発明の電気子の巻線装置は、軸方向に沿
って延びる複数のコアスロットが放射状に形成されてシ
ャフトに設けられたアーマチュアコアに複数のノズルか
らワイヤを繰り出してコイルを巻き付ける電気子の巻線
方法であって、前記シャフトの回転中心軸と同心状に配
置され、前記シャフトの一端部を把持する第1のコレッ
トチャックと、前記第1のコレットチャックと同心状に
配置され、前記シャフトの他端部を把持する第2のコレ
ットチャックと、前記ノズルが前記回転中心軸に向けて
進退移動自在に設けられ、前記回転中心軸に沿う方向に
相対的に往復動自在かつ前記回転中心軸を回転中心とし
て相対回転自在となるノズル支持部材と、前記第1のコ
レットチャックの外側に前記回転中心軸に沿って往復動
自在に設けられ、前記アーマチュアの一端面側にコイル
エンド部を成形する成形爪を有する第1のコイルエンド
成形手段と、前記第2のコレットチャックの外側に前記
回転中心軸に沿って往復動自在に設けられ、前記アーマ
チュアの他端面側にコイルエンド部を成形する成形爪を
有する第2のコイルエンド成形手段とを有し、それぞれ
の前記ノズルを前記アーマチュアコアの一端側から他端
側に移動させて第1のコアスロットに挿入されるワイヤ
と、前記アーマチュアの他端側から一端側に戻し移動さ
せて第1のコアスロットとは相違した第2のコアスロッ
トに挿入されるワイヤとを結ぶ渡り線部を、前記ノズル
を前記シャフトに接近させることにより前記シャフトに
押し付けるようにしたことを特徴とする。さらに、所定
巻き数のコイルが前記アーマチュアコアに形成されるよ
うに前記ノズルの前記回転中心軸に沿う方向の往復動を
複数回繰り返すことにより形成される複数のコイルエン
ド部を、第1回目のコイルエンド部から最終回目のコイ
ルエンド部に向かうに従って前記アーマチュアコアの端
面に接近させるようにしたことを特徴とする。
【0013】本発明にあっては、アーマチュアコアの両
端面の外側におけるシャフトの外周面とコアスロットの
底面との間の段差の部分にコイルエンド部が入り込むこ
とになり、アーマチュア端面のコイル巻き付けスペース
を有効に利用することができる。また、コイルエンド部
はシャフトに近いものから、径方向外方のものになるに
従ってアーマチュアコアの端面からの突出長さが短くな
り、全てのコイルエンド部により形成されるコイル端末
部のサイズを、コイル巻き数を増加させても小型化する
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0015】図1(A) は本発明の巻線装置によって製造
される電動モータのロータユニット10を示す半断面図
であり、このロータユニット10はシャフト11と、こ
れに設けられたアーマチュアコア12と、これから軸方
向に離れてシャフト11に設けられたコンミテータ13
とを有しており、アーマチュアコア12のコアスロット
にワイヤ14を用いてコイルが巻き付けられ、アーマチ
ュアが形成されることになる。尚、本実施の形態ではワ
イヤ14の線径は1〜2mm程度としてある。
【0016】図1(B) は同図(A) のワイヤ14を取り除
いた状態における1B−1B線に沿う断面図であり、全
体的に円筒形状となったアーマチュアコア12は、放射
状に延びて径方向外方が開口された21個のコアスロッ
ト15を有し、それぞれのコアスロット15は軸方向に
延びて形成されアーマチュアコア12の両端面の間を貫
通している。相互に隣接し合うコアスロット15の間
は、歯部つまりコアティース16となっており、それぞ
れのコアティース16の径方向の先端部には円周方向両
側に突出した鍔部分が設けられ、それぞれのコアティー
ス16は断面がT字形状となっている。コアスロット1
5およびコアティース16は、図1(A) の下半分の部分
に示されるように、一端から他端に向けて、僅かに円周
方向に傾斜している。
【0017】コンミテータ13は、図1(B) に示すよう
に、コアスロット15の数に対応させて21個のセグメ
ント13aからなり、それぞれのセグメント13aには
コイル18の両端部を固定するための係合溝17が形成
されている。
【0018】図2はアーマチュアコア12のコアスロッ
ト15にワイヤ14を巻き付けて形成されるコイル18
のうち1回目の巻線により形成されるコイルの2対分の
結線状態を示す展開図であり、たとえば、一対のコイル
18Aはその一端部18a1が番号1のセグメントに接
続され、番号3と番号4のコアティース16の間のコア
スロット15Aから、コンミテータ13に対して反対側
のコイルエンド部18b1 を介して、番号8と番号9の
コアティース16の間のコアスロット15Bを通り、コ
ンミテータ13側のコイルエンド部18c1 を介してコ
アスロット15Aに戻って1つのループを形成する。コ
イルを所定の回数、たとえば、ワイヤ14を7回巻き付
けてその回数のワイヤ14が巻き付けられたコイル18
Aが形成され、そのコイル18Aの他端部18d1 は番
号11のセグメントに接続されることになる。
【0019】コイル18Aが形成されるコアスロット1
5Aには、コイル18Bも巻き付けられることになり、
このコイル18Bの一端部18a2 は番号17のセグメ
ントに接続され、他端部18d2 は番号6のセグメント
に接続され、アーマチュアコア12の両側にはコイルエ
ンド部18b2 ,18c2 が形成される。したがって、
7回巻き付けて1対のコイルを形成するようにした場合
には、各々のコアスロット15には、14本のワイヤが
挿通されることになる。なお、図2にあっては、2対の
コイル18A,18B以外の他のコイルは省略されてい
る。
【0020】図3は図1に示したアーマチュアコア12
にワイヤ14によりコイル18を巻き付ける巻線機の一
部を示す縦断面図であり、図4は図3における4−4線
に沿う断面図である。なお、図3には図4に示された2
1個のノズル23のうちの1つが示されており、他のノ
ズル23も同様の構造となっている。
【0021】図4に示すように、支持台21に水平方向
の回転中心軸を中心に回転自在に取り付けられて円板形
状のノズル支持部材22には、アーマチュアコア12に
形成された21個のコアスロット15に対応させて、円
周方向に等間隔に21個のノズル23が放射状となって
設けられており、それぞれのノズル23からはワイヤ1
4が繰り出されるようになっている。このノズル支持部
材22は図3において左右方向つまり水平方向に往復動
自在となっており、ノズル支持部材22が図において左
側に往動すると、ノズル23は水平方向に往動し、ノズ
ル支持部材22が右側に復動すると、ノズル23は戻る
方向に復動することになる。それぞれのノズル23はノ
ズル支持部材22の回転中心軸に対して進退移動自在と
なっており、前進移動すると回転中心軸に接近し、後退
移動すると回転中心軸から離反することになる。
【0022】ノズル支持部材22の回転中心軸に一致さ
せて、図3に示すように、シャフト11のコンミテータ
13側の端部を把持するために、支持台21と相対移動
可能に設けられた駆動軸24には、コレットチャック2
5が組み込まれている。支持台21に対向して配置され
た図示しない支持台には駆動軸24に対向してこれと同
軸的に駆動軸26が設けられ、この駆動軸26には、シ
ャフト11のアーマチュア側の端部を把持するために、
コレットチャック27が組み込まれている。それぞれの
コレットチャック25,27はそれぞれの駆動軸24,
26とともに相互に軸方向に往復動自在となっており、
これらのコレットチャック25,27を所定の距離だけ
離反させた状態で、図示しない搬送装置によってロータ
ユニット10をコレットチャック25,27の間に配置
した後に、これらを接近させると、ロータユニット10
はシャフト11の両端部で支持されることになる。
【0023】両方の駆動軸24,26はコレットチャッ
ク25,27とともに回転自在となっており、ロータユ
ニット10を回転させることができる。
【0024】一方の駆動軸24の外側には、ワイヤ14
の先端部を支持する環状の凹部28が形成されており、
ワイヤ14の先端部をこの凹部28内に入り込ませた状
態で固定するために、環状の固定リング29が軸方向に
往復動自在に駆動軸24の外側に装着されている。
【0025】駆動軸24の外側には駆動スリーブ31が
軸方向に進退移動自在に装着されており、駆動軸26の
外側にも駆動スリーブ32が軸方向に進退移動自在に装
着されている。それぞれの駆動スリーブ31,32に
は、コイルエンド成形手段としての成形筒体33,34
が取り付けられ、それぞれの成形筒体33,34にはコ
イルエンド成形用の成形爪35,36がノズル23の数
に対応させて21個ずつ径方向外方に突出して設けられ
ている。駆動スリーブ31は成形筒体33がアーマチュ
アコア12の外側となる前進限位置とコレットチャック
25を露出させる後退限位置との間を進退移動し、駆動
スリーブ32は成形筒体34がアーマチュアコア12の
外側となる前進限位置とコレットチャック27を露出さ
せる後退限位置との間を進退移動する。
【0026】それぞれの駆動スリーブ31,32の外側
には、軸方向に往復動自在に往復動スライダ37,38
が装着され、それぞれの往復動スライダ37,38に
は、駆動軸24,26の中心軸に向けて径方向に進退移
動自在に押し付けクランパ41,42が、ノズル23の
数に対応させて21個ずつ設けられている。それぞれの
押し付けクランパ41、42を径方向に進退移動させる
ために、往復動スライダ37,38には、流体圧シリン
ダ43,44が取り付けられている。
【0027】ノズル23がアーマチュアコア12の図に
おける右側のシャフト11の位置となるまで往復動スラ
イダ37を往動させた状態で、押し付けクランパ41を
前進移動させると、シャフト11に向けてワイヤ14を
押し付けることになる。駆動スリーブ31を前進させた
状態で押し付けクランパ41を前進移動させる際には、
駆動スリーブ31と押し付けクランパ41との干渉を避
けるために、駆動スリーブ31には開口部31aが形成
されている。同様に、駆動スリーブ32にも開口部32
aが形成されている。
【0028】次に、図5〜図9を参照してアーマチュア
コア12にワイヤ14を用いてコイル18を巻き付ける
巻線方法について説明する。
【0029】図5〜図9は第1回目の巻線操作を示す工
程図であり、7回巻きによってコイル18を形成する場
合には、同様の工程が7回繰り返されることになるが、
本発明にあっては、巻き数が第1回目から最終回目に進
むに従って、コイルエンド部がアーマチュアコア12の
端面に接近するように、コイルエンド部を成形する際の
成形筒体31,32の前進限位置が相違する。
【0030】まず、駆動軸24およびコレットチャック
25と駆動軸26およびコレットチャック27とが所定
の距離だけ相互に離れた状態のもとで、図示しない搬送
装置によって図1に示すロータユニット10が両方のコ
レットチャック25,27の間に搬送される。この状態
のもとで、両方のコレットチャック25,27によって
ロータユニット10は両端部で把持されて水平状態に支
持される。
【0031】それぞれのノズル23の前方が駆動軸24
の外周面に形成された凹部28の位置となるように、ノ
ズル支持部材22を軸方向に位置決めした状態のもと
で、ノズル23の先端からワイヤ14を繰り出してワイ
ヤ14の先端を凹部28内に入り込ませた後に、固定リ
ング29を移動させることにより、ワイヤ14の先端は
駆動軸24の外周部にクランプされる。
【0032】ワイヤ14の先端のクランプが完了した状
態を示すと、図3の通りであり、この状態のときには、
それぞれのノズル23をロータユニット10の中心軸に
沿う位置にコンミテータ13の各セグメント13aが位
置することになる。したがって、図5(A) に示すよう
に、ノズル支持部材22を図において左側に往動させる
と、ワイヤ14はノズル23から繰り出されながら、セ
グメント13aの係合溝17に入り込んで、ワイヤ14
の先端がコンミテータ13の所定の位置に固定される。
たとえば、図2における番号1のセグメント13aに対
応してコイル18Aを巻き付けるためのノズル23は、
これをノズル支持部材22により往動させることによっ
てそのセグメント13aの係合溝17に固定されること
になる。
【0033】図5(A) に示すように、コンミテータ13
のセグメント13aにワイヤ14の先端を固定した後に
は、各ノズル23がシャフト11に向けて前進移動する
ことにより、ワイヤ14はシャフト11の外周面に押し
付けられるように折り曲げ加工される。その後、図5
(B) に示すように、ノズル23を径方向外方に後退移動
させながら、それぞれのノズル23から繰り出されるワ
イヤ14が巻き付けられる所定のコアスロット15の位
置となるように、ノズル支持部材22が回転駆動され
て、それぞれのノズル23はシャフト11の円周方向に
沿って旋回することになる。たとえば、図2におけるコ
イル18Aを巻き付けるためのノズル23は、番号3と
番号4のコアティース16の間のコアスロット15Aの
位置にまで旋回移動する。
【0034】この状態のもとで、図6(A)に示すよう
に、押し付けクランパ41がシャフト11に向けて前進
移動し、ワイヤ14は押し付けクランパ41とシャフト
11の外周面との間でクランプされる。このようにして
ワイヤ14がクランプされた状態で、それぞれのノズル
23は、ノズル支持部材22を図において左側にさらに
往動させることによって、コアスロット15の径方向外
方の開口部に沿ってワイヤ14を繰り出しながら移動す
ることになる。このときには、コアスロット15は円周
方向に傾斜しているので、ノズル23の移動に同期させ
て、駆動軸24,26によりロータユニット10を回転
させる。
【0035】ノズル23がアーマチュアコア12を通過
すると、図6(A) に示すように、各々のコアスロット1
5内にワイヤ14が挿入されることになる。たとえば、
図2におけるコイル18Aを巻き付けるためのノズル2
3の往動によって、コアスロット15Aにワイヤ14が
挿入されることになる。
【0036】次いで、押し付けクランパ41を径方向外
方に後退移動させ、さらに、駆動スリーブ31をアーマ
チュアコア12に向けて前進移動させた後に、図6(B)
に示すように、再度、押し付けクランパ41を前進移動
させて駆動スリーブ31に形成された開口部31aを貫
通させて押し付けクランパ41により再度ワイヤ14を
クランプする。この動作に対応させて、図7(A) に示す
ように、駆動スリーブ32をアーマチュアコア12に向
けて前進移動させて、成形筒体34の成形爪36をノズ
ル23よりもアーマチュアコア12側に位置させる。
【0037】この状態のもとで、ノズル支持部材22を
回転させることによってノズル23をアーマチュアコア
12の円周方向に移動させると、成形爪36にワイヤ1
4が引っ掛けられる。その後、ノズル23を後退移動さ
せることにより、図7(B) に示すように、ワイヤ14は
形成爪から外れてコイルエンド部が形成される。
【0038】ワイヤ14が成形爪36から外れた後に、
図8(A) に示すように、駆動スリーブ32を後退移動さ
せ、そして、ノズル支持部材22を回転させることによ
り一対のコイル18を形成するための対応する他のコア
スロット15の位置にノズル23を移動させた後に、ノ
ズル23を前進移動させてワイヤ14をシャフト11の
外周面に押し付けるとともに、押し付けクランパ42を
前進移動させてコイルエンド部をクランプする。これに
より、たとえば、図2におけるコイル18Aを巻き付け
るためのノズル23は、番号8と番号9のコアティース
16の間のコアスロット15Bの位置にまで移動すると
ともに、コイル18Aのコイルエンド部18b1 が成形
されることになる。
【0039】次いで、押し付けクランパ42によりワイ
ヤを固定した状態のまま、図8(B)に示すように、ノズ
ル23を後退移動させた後に、押し付けクランパ41を
後退移動させてノズル23をシャフト11に沿って軸方
向に復動させて、対応するコアスロット内にワイヤ14
を挿入する。次に、押し付けクランパ42を後退させて
これをワイヤから離し、駆動スリーブ32をアーマチュ
アコア12に向けて前進移動させた後に、再度、押し付
けクランパ42を開口部32aを通して前進移動させ
る。これによってワイヤ14はクランプされ、さらに、
駆動スリーブ31を駆動スリーブ32に向けて前進移動
させる。この状態のもとで、成形筒体33の成形爪35
にワイヤ14を引っ掛けてコンミテータ側のワイヤが折
り返された状態を示すと、図9(A) の通りである。
【0040】この状態のもとで、ノズル23を後退移動
させると、ワイヤは成形爪35から外される。外された
後にノズル支持部材22を回転させて、ノズル23の往
動時にワイヤが挿入されたコアスロットの位置までノズ
ル23はノズル支持部材22により旋回移動する。この
状態でノズル23を前進移動させると、ワイヤ14はシ
ャフト11の外周面に接触するように折り曲げ加工さ
れ、コイル18のうちコンミテータ側のコイルエンド部
が形成される。
【0041】このように、ノズル支持部材22を1回往
復動させることによって、相互に所定のピッチだけずれ
た2つのコアスロット15内にワイヤが挿入されて、コ
イル18のうち1回の巻線が形成される。
【0042】1回の巻線が形成された後には、2回目の
巻線を形成するために、ノズル23を後退移動させ、次
いで、押し付けクランパ41を前進させてワイヤ14を
クランブする。この状態を示すと、図9(B) の通りであ
り、この状態のもとで、ノズル支持部材22を再度往動
させると、既に、図6(B) の工程でワイヤ14が挿入さ
れたコアスロット15内に再度ワイヤが挿入されること
になる。たとえば、図2におけるコイル18Aの場合に
は、1回目の巻線によりコアスロット15Aの位置には
ワイヤが入り込んでおり、コイル18Aの2本目のワイ
ヤが入り込むことになるが、このコアスロット15Aに
は、ノズル23の復動によってコイル18Bを構成する
ワイヤが既に挿入されている。
【0043】図5〜図9に示す巻線工程を複数回、たと
えば、ノズル支持部材22を7往復することによって所
定の巻き数のコイル18が形成されることになる。図2
に示すアーマチュアの場合には、21対のコイル18が
同時に形成されることになる。各々のコイル18の他端
部は、ロータユニット10を巻線装置から取り外した後
に所定のセグメント13aに固定された後に、コイル1
8の両端部はセグメント13aに対して電着などの手段
によって接合される。
【0044】図示する巻線装置にあっては、ノズル23
はコアスロット15を通過してこの中にワイヤを挿入さ
せた後に、シャフト11に向けて前進移動してワイヤ1
4をシャフト11に向けて押し付ける動作を行うことに
なる。これにより、図1(A)に示すように、コアスロッ
ト15の底面S1 とシャフト11の外面S2 との段差の
部分にコイル18が占有することになり、コイルエンド
部により形成されるコイル端末部のサイズを小さくする
ことができる。したがって、各々のコアスロット15に
対する巻き付け数を増加させることができる。特に、外
径の小さいシャフト11を有するロータユニット10に
対しては、段差部のスペースを有効に利用することがで
きる。
【0045】図示する巻線装置にあっては、コンミテー
タ13に対して反対側のコイルエンド部は成形爪35に
ワイヤを巻き付けることによって形成され、コンミテー
タ側のコイルエンド部は成形爪36にワイヤを巻きつけ
ることによって形成されるようになっている。各々のコ
イル18を形成する際には、巻線工程によりアーマチュ
アコア12の両側にコイルエンド部が形成されることに
なるが、1回目の巻線工程よりも2回目の巻線工程によ
るコイルエンド部を、アーマチュアコア12の端面に近
づけるように成形する。これを順次、3回目以降の巻線
工程についても、最終回目に近づくに従って、コイルエ
ンド部がアーマチュアコア12の端面に近づくように成
形する。
【0046】これにより、図1(A) に示すように、全て
のコイルエンド部により形成されるコイル端末部の軸方
向の端面形状はドーム形状となり、巻き数を増加させて
もコイル端末部のサイズの大型化を回避でき、コイル端
末部の突出寸法を抑制することができる。
【0047】図1(A) に示すように、第1回目の巻線工
程により成形されたコイルエンド部のアーマチュアコア
12の端面からの突出長さがL1 となっており、最終回
目の突出長さがLn となっており、図示するように、第
1回目の巻線工程により成形されるコイルエンド部から
最終回目の巻線工程に向けてコイルエンド部の突出長さ
が徐々に短くなっている。これは、アーマチュアコア1
2の両端面の外側の部分について同様となっている。
【0048】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0049】たとえば、アーマチュアコア12に形成さ
れるコアスロット15の数は図示する場合には21個と
なっているが、これに限られない。また、一対のコイル
18は5つのピッチ毎のコアスロット15にワイヤを入
り込ませるようにしているが、このピッチ数は図示する
場合に限られない。さらに、アーマチュアコア12にワ
イヤ14を巻き付けて形成されるコイル18の巻き数は
図示する場合に限られず、任意の巻き数とすることがで
きる。
【0050】
【発明の効果】アーマチュアコアの両端面の外方とシャ
フト外面との間のスペースを利用してそこにコイルエン
ド部を設けることができ、コアスロット内に巻き付けら
れるコイルの巻き数を増加させても、コイルエンド部に
より形成されるコイル端末部の突出寸法を抑制すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はロータユニットを示す半断面図であ
り、(B)は同図(A)における1B−1B線に沿う断
面図である。
【図2】図1に示したアーマチュアの結線状態を示す展
開図である。
【図3】図1に示したアーマチュアコアにコイルを巻き
付ける巻線装置の一部を示す縦断面図である。
【図4】図3における4−4線に沿う断面図である。
【図5】巻線状態を示す断面図である。
【図6】巻線状態を示す断面図である。
【図7】巻線状態を示す断面図である。
【図8】巻線状態を示す断面図である。
【図9】巻線状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 ロータユニット 11 シャフト 12 アーマチュアコア 13 コンミテータ 13a セグメント 14 ワイヤ 15 コアスロット 16 コアティース 17 係合溝 18 コイル 22 ノズル支持部材 23 ノズル 24 駆動軸 25 コレットチャック 26 駆動軸 27 コレットチャック 31,32 駆動スリーブ 33,34 成形筒体 35,36 成形爪 41,42 押し付けクランパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新井 和夫 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 Fターム(参考) 5H615 AA01 BB01 BB04 BB14 PP02 PP09 PP13 PP14 QQ02 QQ12 QQ19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に沿って延びる複数のコアスロッ
    トが放射状に形成されてシャフトに設けられたアーマチ
    ュアコアに、複数のノズルからワイヤを繰り出してコイ
    ルを巻き付ける電気子の巻線方法であって、 それぞれの前記ノズルを前記アーマチュアコアの一端側
    から他端側に移動させて第1のコアスロットにワイヤを
    挿入する工程と、 それぞれの前記ノズルを前記アーマチュアの他端側から
    一端側に戻し移動させて前記第1のコアスロットとは相
    違した第2のコアスロットにワイヤを挿入する工程と、 前記アーマチュアコアの端面の両側に形成されて前記第
    1と第2のコアスロット内のワイヤを結ぶ渡り線部を折
    り曲げてコイルエンド部を成形する工程と、 前記ノズルを前記シャフトに接近させることにより前記
    渡り線部を前記シャフトに押し付ける工程とを有するこ
    とを特徴とする電気子の巻線方法。
  2. 【請求項2】 軸方向に沿って延びる複数のコアスロッ
    トが放射状に形成されてシャフトに設けられたアーマチ
    ュアコアに複数のノズルからワイヤを繰り出してコイル
    を巻き付ける電気子の巻線方法であって、 それぞれの前記ノズルを前記アーマチュアコアの一端側
    から他端側に移動させて第1のコアスロットにワイヤを
    挿入する工程と、 それぞれの前記ノズルを前記アーマチュアの他端側から
    一端側に戻し移動させて前記第1のコアスロットとは相
    違した第2のコアスロットにワイヤを挿入する工程と、 前記アーマチュアコアの端面の両側に形成されて前記第
    1と第2のコアスロット内のワイヤを結ぶ渡り線部を折
    り曲げてコイルエンド部を成形する工程とを有し、 所定巻き数のコイルが前記アーマチュアコアに形成され
    るように前記それぞれの工程を第1回目から最終回目ま
    で複数回繰り返すことにより形成される複数のコイルエ
    ンド部を第1回目から最終回目に向かうに従って前記ア
    ーマチュアコアの端面に接近させるようにしたことを特
    徴とする電気子の巻線方法。
  3. 【請求項3】 軸方向に沿って延びる複数のコアスロッ
    トが放射状に形成されてシャフトに設けられたアーマチ
    ュアコアに複数のノズルからワイヤを繰り出してコイル
    を巻き付ける電気子の巻線装置であって、 前記シャフトの回転中心軸と同心状に配置され、前記シ
    ャフトの一端部を把持する第1のコレットチャックと、 前記第1のコレットチャックと同心状に配置され、前記
    シャフトの他端部を把持する第2のコレットチャック
    と、 前記ノズルが前記回転中心軸に向けて進退移動自在に設
    けられ、前記回転中心軸に沿う方向に相対的に往復動自
    在かつ前記回転中心軸を回転中心として相対回転自在と
    なるノズル支持部材と、 前記第1のコレットチャックの外側に前記回転中心軸に
    沿って往復動自在に設けられ、前記アーマチュアの一端
    面側にコイルエンド部を成形する成形爪を有する第1の
    コイルエンド成形手段と、 前記第2のコレットチャックの外側に前記回転中心軸に
    沿って往復動自在に設けられ、前記アーマチュアの他端
    面側にコイルエンド部を成形する成形爪を有する第2の
    コイルエンド成形手段とを有し、 それぞれの前記ノズルを前記アーマチュアコアの一端側
    から他端側に移動させて第1のコアスロットに挿入され
    るワイヤと、前記アーマチュアの他端側から一端側に戻
    し移動させて前記第1のコアスロットとは相違した第2
    のコアスロットに挿入されるワイヤとを結ぶ渡り線部
    を、前記ノズルを前記シャフトに接近させることにより
    前記シャフトに押し付けるようにしたことを特徴とする
    電気子の巻線装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の電気子の巻線装置におい
    て、所定巻き数のコイルが前記アーマチュアコアに形成
    されるように前記ノズルの前記回転中心軸に沿う方向の
    往復動を複数回繰り返すことにより形成される複数のコ
    イルエンド部を、第1回目のコイルエンド部から最終回
    目のコイルエンド部に向かうに従って前記アーマチュア
    コアの端面に接近させるようにしたことを特徴とする電
    気子の巻線装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011050246A (ja) * 2010-12-09 2011-03-10 Aichi Elec Co 永久磁石型電動機
WO2019065103A1 (ja) * 2017-09-29 2019-04-04 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 ステータおよびステータの製造方法

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