JPS625777Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS625777Y2 JPS625777Y2 JP9473482U JP9473482U JPS625777Y2 JP S625777 Y2 JPS625777 Y2 JP S625777Y2 JP 9473482 U JP9473482 U JP 9473482U JP 9473482 U JP9473482 U JP 9473482U JP S625777 Y2 JPS625777 Y2 JP S625777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- contraction
- radial
- segments
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 12
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は回転体1の外周に複数のラジアル方向拡
縮セグメント2,3を配設してなるテンシヨンリ
ールにおいて、上記1方のセグメント2のラジア
ル方向収縮量が他のセグメント3の同収縮量より
若干小であり、かつ1方のセグメント2がラジア
ル方向の両側に若干回動可能に設けられ、同セグ
メント2の両側部内面4,4′とこれに対面する
ラジアル方向拡縮体5,5とにより挾持部6,6
を形成しかつ同セグメント2が上記回転体1の中
心線a方向に複数個2″,2″に分割されているグ
リツプ装置に関するものである。
縮セグメント2,3を配設してなるテンシヨンリ
ールにおいて、上記1方のセグメント2のラジア
ル方向収縮量が他のセグメント3の同収縮量より
若干小であり、かつ1方のセグメント2がラジア
ル方向の両側に若干回動可能に設けられ、同セグ
メント2の両側部内面4,4′とこれに対面する
ラジアル方向拡縮体5,5とにより挾持部6,6
を形成しかつ同セグメント2が上記回転体1の中
心線a方向に複数個2″,2″に分割されているグ
リツプ装置に関するものである。
回転体1の中心中空部には摺動自在駆動杆7を
嵌合し、回転体1に形成したラジアル方向溝8に
嵌合した摺動杆9と上記駆動杆7とを回転体1の
一端部において接続し、摺動杆9の外面に形成し
たテーパ面9′に接する内面10を有するラジア
ル方向拡縮体5を上記各セグメント2,3の両側
内面に接する。そして上記各セグメント2,3の
内面中央部に設けた案内函11を回転体1に設け
たラジアル方向案内溝12に摺動自在に嵌合し各
セグメント2,3をラジアル方向に摺動させるこ
とができる。案内函11の内部には案内溝12の
底面に螺着したラジアル方向ピン13を設け、ピ
ン頭14と案内函11の底面との間に発条15を
介在させセグメント2,3を発条15の力でラジ
アル方向に収縮する(中心に向つて摺動する)。
上記他のセグメント3の収縮量は同セグメント3
の内面が拡縮体5の先端斜面に当接することによ
つて止められ、上記1方のセグメント2の収縮量
は同セグメント2の中央部厚さを若干大に形成し
てその中央内面16を回転体1に当接させること
によつて他のセグメント3よりもその収縮量を若
干小に形成することができる。その状態において
第1図に示すように同セグメント2の両側部内面
4,4′とこれに対面する上記拡縮体5,5との
間に挾持部(空間)6,6が形成される。そして
この1方のセグメント2の案内函11の両側面1
1′,11′を弧状に形成することによつて同セグ
メント2をラジアル方向ピン13の両側に若干回
動可能に形成することができる。又同セグメント
2は上記中心線a方向に3個2″,2″,2″に分
割するものである。
嵌合し、回転体1に形成したラジアル方向溝8に
嵌合した摺動杆9と上記駆動杆7とを回転体1の
一端部において接続し、摺動杆9の外面に形成し
たテーパ面9′に接する内面10を有するラジア
ル方向拡縮体5を上記各セグメント2,3の両側
内面に接する。そして上記各セグメント2,3の
内面中央部に設けた案内函11を回転体1に設け
たラジアル方向案内溝12に摺動自在に嵌合し各
セグメント2,3をラジアル方向に摺動させるこ
とができる。案内函11の内部には案内溝12の
底面に螺着したラジアル方向ピン13を設け、ピ
ン頭14と案内函11の底面との間に発条15を
介在させセグメント2,3を発条15の力でラジ
アル方向に収縮する(中心に向つて摺動する)。
上記他のセグメント3の収縮量は同セグメント3
の内面が拡縮体5の先端斜面に当接することによ
つて止められ、上記1方のセグメント2の収縮量
は同セグメント2の中央部厚さを若干大に形成し
てその中央内面16を回転体1に当接させること
によつて他のセグメント3よりもその収縮量を若
干小に形成することができる。その状態において
第1図に示すように同セグメント2の両側部内面
4,4′とこれに対面する上記拡縮体5,5との
間に挾持部(空間)6,6が形成される。そして
この1方のセグメント2の案内函11の両側面1
1′,11′を弧状に形成することによつて同セグ
メント2をラジアル方向ピン13の両側に若干回
動可能に形成することができる。又同セグメント
2は上記中心線a方向に3個2″,2″,2″に分
割するものである。
従つて第1図に示すように上記他のセグメント
3をラジアル方向に収縮させると上記1方のセグ
メント2はその中央内面16が回転体1に接して
両側内面4,4′と拡縮体5,5との間に挾持部
6,6が開口するから、金属板(ストリツプ)1
7の先端を一方の挾持部6に挿入し、拡縮体5を
第1図に示す位置から第2図に示す位置に拡げる
と、上記他のセグメント3は第2図に示す位置に
移動して外径が拡大すると同時に1方の拡縮体5
は金属板17を挾んで他方のセグメント3の一側
内面4を外側に押すから同セグメント2は第2図
左方に若干傾いて他側内面4′が他側の拡縮体5
に圧接した状態が保持されるものである。この状
態においては金属板17の先端部の挾持部6にお
いて1方のセグメント2の端部外面2′とこれに
隣接する他のセグメント3の端部外面3′との間
には金属板17の板厚tに均しい段差を生じる。
従つてセグメント2,3を1周して巻回された金
属板17は上記段差を補填した金属板17の上層
に巻回されるから上記段差の影響を受けることは
なく順次円滑に巻取られるものである。
3をラジアル方向に収縮させると上記1方のセグ
メント2はその中央内面16が回転体1に接して
両側内面4,4′と拡縮体5,5との間に挾持部
6,6が開口するから、金属板(ストリツプ)1
7の先端を一方の挾持部6に挿入し、拡縮体5を
第1図に示す位置から第2図に示す位置に拡げる
と、上記他のセグメント3は第2図に示す位置に
移動して外径が拡大すると同時に1方の拡縮体5
は金属板17を挾んで他方のセグメント3の一側
内面4を外側に押すから同セグメント2は第2図
左方に若干傾いて他側内面4′が他側の拡縮体5
に圧接した状態が保持されるものである。この状
態においては金属板17の先端部の挾持部6にお
いて1方のセグメント2の端部外面2′とこれに
隣接する他のセグメント3の端部外面3′との間
には金属板17の板厚tに均しい段差を生じる。
従つてセグメント2,3を1周して巻回された金
属板17は上記段差を補填した金属板17の上層
に巻回されるから上記段差の影響を受けることは
なく順次円滑に巻取られるものである。
従来テンシヨンリールにおけるグリツプ装置は
複雑であつて工作上の困難性を免れ得ず、装置を
簡略化し難い欠陥があつた。又金属板17の板厚
tは圧延工程において中央部が厚く両側部が薄く
圧延される傾向を有し、又メツキ板の板厚tは中
央部が薄く両側部が厚く形成される傾向があるた
め金属板17の先端部を均等に挾持し難く挾持力
を低下し易い欠陥があつた。
複雑であつて工作上の困難性を免れ得ず、装置を
簡略化し難い欠陥があつた。又金属板17の板厚
tは圧延工程において中央部が厚く両側部が薄く
圧延される傾向を有し、又メツキ板の板厚tは中
央部が薄く両側部が厚く形成される傾向があるた
め金属板17の先端部を均等に挾持し難く挾持力
を低下し易い欠陥があつた。
本案は上述のように構成したので金属板17の
先端部挾持部6に板厚tによる段差を著しく減少
し得て金属板17の巻取りに際し所謂グリツプマ
ークを軽減し得るばかりでなく各種金属板17の
板厚tの相違に対応して上記段差を減少し、かつ
同金属板17の中央部と両側部との板厚tの誤差
に対し上記分割セグメント2″,2″が適応し、挾
持力の低下を防止し得る。そして構造が簡潔であ
つて使い易くかつ従来のものと比較し加工工数、
組立工数を低減し得る便益がある。
先端部挾持部6に板厚tによる段差を著しく減少
し得て金属板17の巻取りに際し所謂グリツプマ
ークを軽減し得るばかりでなく各種金属板17の
板厚tの相違に対応して上記段差を減少し、かつ
同金属板17の中央部と両側部との板厚tの誤差
に対し上記分割セグメント2″,2″が適応し、挾
持力の低下を防止し得る。そして構造が簡潔であ
つて使い易くかつ従来のものと比較し加工工数、
組立工数を低減し得る便益がある。
第1図は本案のグリツプ装置を備えたテンシヨ
ンリールを示す平面図、第2図は第1図A−A線
による縦断面図、第3図は巻取状態の縦断面図で
ある。 1……回転体、2,3……ラジアル方向拡縮セ
グメント、4,4′……両側部内面、5……ラジ
アル方向拡縮体、6……挾持部、2″,2″……分
割セグメント。
ンリールを示す平面図、第2図は第1図A−A線
による縦断面図、第3図は巻取状態の縦断面図で
ある。 1……回転体、2,3……ラジアル方向拡縮セ
グメント、4,4′……両側部内面、5……ラジ
アル方向拡縮体、6……挾持部、2″,2″……分
割セグメント。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転体1の外周に複数のラジアル方向拡縮セ
グメント2,3を配設してなるテンシヨンリー
ルにおいて、上記1方のセグメント2のラジア
ル方向収縮量が他のセグメント3の同収縮量よ
り若干小であり、かつ上記1方のセグメント2
がラジアル方向の両側に若干回動可能に設けら
れ、同セグメント2の両側部内面4,4′とこ
れに対面するラジアル方向拡縮体5,5とによ
り挾持部6,6を形成しかつ同セグメント2が
上記回転体1の中心線a方向に複数個2″,
2″に分割されているグリツプ装置。 (2) 他のセグメント3の数が3個である実用新案
登録請求の範囲第1項記載のグリツプ装置。 (3) 上記1方のセグメント2が上記中心線a方向
に3個2″,2″,2″に分割されている実用新
案登録請求の範囲第1項記載のグリツプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9473482U JPS591416U (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | テンシヨンリ−ルにおけるグリツプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9473482U JPS591416U (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | テンシヨンリ−ルにおけるグリツプ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS591416U JPS591416U (ja) | 1984-01-07 |
JPS625777Y2 true JPS625777Y2 (ja) | 1987-02-09 |
Family
ID=30226596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9473482U Granted JPS591416U (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | テンシヨンリ−ルにおけるグリツプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS591416U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100605701B1 (ko) * | 2001-08-23 | 2006-08-01 | 주식회사 포스코 | 박판의 엣지 웨이브 방지용 권취장치 |
DE102005031265A1 (de) * | 2005-07-05 | 2007-01-18 | Sms Demag Ag | Spreizbarer Haspeldorn |
JP5898890B2 (ja) * | 2011-09-08 | 2016-04-06 | 日新製鋼株式会社 | テンションリール |
-
1982
- 1982-06-23 JP JP9473482U patent/JPS591416U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS591416U (ja) | 1984-01-07 |
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